1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:06:17.946 ID:590Wt7GG0.net
バビディ「どうしたの?ダーブラくん、今日の夕飯のステーキ気に入らなかった?」

ダーブラ「いえ…ナイフはスッと入るしにおいも最高です」

バビディ「だよねぇ~やっぱりプイプイの焼いたステーキは最高だよ」ムシャムシャ

プイプイ「バビディ様の秘伝のステーキソースが最高なんですよ!」ムシャムシャ

ダーブラ「…………」ゴリゴリ

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:09:04.791 ID:590Wt7GG0.net
ダーブラ(だめだ…!やはり何を食っても石にしか感じない……!!)

ダーブラ(うまそうだと特に唾液が分泌されて硬い石になってしまう…)

ダーブラ「バビディさま、よろしければ私のステーキもお食べください」

バビディ「えっいいのー?じゃあえんりょなくいただくね」

ダーブラ「ではわたしは散歩に…」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:18:20.370 ID:590Wt7GG0.net
ダーブラ「くそっ!どうすれば私にもステーキが食べられるようになるんだ!生まれてこの方石しか食ったことがない……!」

ヤコン「どうしたの?元気ないじゃん」

ダーブラ「ヤコン…実は………」


ヤコン「へー、ツバに触れたものは石になっちゃうから口に入れたものが全部石になっちゃうんだ」

ダーブラ「そうだ……!おいしそうな匂いは感じても口に入れた途端、食感と味は石だ…!不愉快でしかない」

ヤコン「口の中に入れてもツバにつかないようにしたら?」

ダーブラ「そんなことできるわけ…………」

ヤコン「協力させてよ!」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:24:41.658 ID:590Wt7GG0.net
ヤコン「まず口の中をパッサパサに乾燥させるのはどう?」

ダーブラ「なるほど……でもどうやって……」

ヤコン「寝起きにメロンパンを食べよう!」

ダーブラ「なるほど……たしかにそれならパッサパサになるな…………今まで考えたこともなかった」

ダーブラ「しかしこうも昼間から寝る気にはなれないな…こんなに明るいと寝れないし」

ヤコン「大丈夫!ぼくが光を食べちゃうから」ゴォォォォ

ダーブラ「たすかる…」zzZ

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:27:57.468 ID:590Wt7GG0.net
「…きて」
「おきて…」
「起きて!ダーブラくん」

ダーブラ「ん………?あ……?」

ヤコン「ほらこれメロンパンだよ!食べて!」

ダーブラ「ん………水…飲ませてくれ……」

ヤコン「はい!」っコップ

ダーブラ「ん…」ゴクッゴクッゴクッ

ヤコン「じゃあはい!」っメロンパン

ダーブラ「ん……」ゴリゴリ…

ダーブラ「だめだ!石になってる!」

ヤコン「あああ!水飲んじゃったからだ!」

ダーブラ「ちょっとー!お前優しすぎるんだよー!」

ヤコン「ごめんよ…」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:31:23.431 ID:590Wt7GG0.net
ダーブラ「この作戦は失敗だな…口がカラカラなのにものを食べる気にはなれない」

ヤコン「じゃあ食べ物と口の間に布を挟むってのは?それなら食べ物にツバがつかないでしょ?」

ダーブラ「おお!それはいいな!」

ヤコン「はい、あーん」

ダーブラ「あーー……」
ぱさっ

ダーブラ「………………あっだめだ布が石になっちゃう」

ヤコン「あっそうかぁ…」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:38:24.932 ID:590Wt7GG0.net
ダーブラ「ってヤコン!?お前指先が石に…!」

ヤコン「あっいまダーブラくんの口の中に布置いた時にちょっと触れちゃったのかも…」

ダーブラ「ど、どうしよう……!」

ヤコン「いいよ、どうせ爪だし」

ダーブラ「だめだよ!じゃあ俺死ぬよ!」

ヤコン「そんな!本当に大丈夫だよ!」

ダーブラ「ちょっ、待って、おーいバビディ様ー!大変ですバビディ様ー!」
ダダダッ

バビディ「どうしたの?騒々しいなぁぼくは忙しいんだよ」

ダーブラ「ヤコンの指先がたいへんな事に……!痛みは無いらしいんですが…」

バビディ「んー?そんなのツバでもつけときゃ治るんじゃなーい?」

ダダダッ
ダーブラ「おいヤコン、ツバつけりゃ治るって!」

ヤコン「ほんと!?よかったーー!」

ヤコン「あ、長さ的に僕の口に指がとどかないや…」

ダーブラ「しょうがないな…俺がつけてやるよ」ペロリ

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:43:29.521 ID:590Wt7GG0.net
ダーブラ「うわぁぁぁぁ!!!」

ヤコン「どうしたの!?ってうわぁぁぁ!!」

ダーブラ「より石化してしまったぁぁぁ!!」

ヤコン「やっぱもういいよ…それよりも今はダーブラくんが食べ物を食べれるようになる方法を考えよう」

ダーブラ「ううう…ほんとにごめんなヤコン…ほんとに……」

ヤコン「いいって!いいって!」

ヤコン「そうだなぁ、バビディ様の魔術でなんとかしてもらうってのはどう?」

ダーブラ「!!その手があったか!」

ヤコン「行こう!」
ダダダッ

ダーブラ、ヤコン「バビディ様ー!!」

バビディ「なんだよまたうるさいなぁ」

ダーブラ「実はかくかくしかじか…」

バビディ「ふぅん…それでさっきも様子がおかしかったのか」

ダーブラ「はい……なんとか石以外のものを食べたいのです…!魔術でなんとか…」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:48:11.908 ID:590Wt7GG0.net
バビディ「無理だね」

ダーブラ「えっ!?」

バビディ「『ツバが触れたものを石に帰る人が食べ物を食べれるようにする魔術』なんてあるわけないだろ」

ダーブラ「そ…そんな………」

ヤコン「なんとかなりませんか?」

バビディ「じゃあ水晶玉で解決策を覗いてみるよ」

ダーブラ「!!ありがとうございます!」

ヤコン「やったねダーブラくん!」

バビディ「タッタラリラポルリラ!」

パアァ…

バビディ「ん…?カエルが見えるよ」

ダーブラ「………?このカエルが解決する鍵を握っていると言うのですか?」

バビディ「そうらしいね、場所はxx-xxxだから行ってみたら?」

ダーブラ「ありがとうございます!行ってみます!」

ヤコン「ぼくも一緒に行くよ!ダーブラくん」

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 16:59:32.716 ID:590Wt7GG0.net
ギニューカエル「ゲロゲロッ」

ダーブラ「このへんか…」

ヤコン「あっ!いた!あのカエルだよ!」

ギニューカエル「ゲロッ!?」

ダーブラ「こ……こいつがなんの役に立つというのだ………?」

《ダーブラくん、ヤコンくん、わかったよ》

ヤコン「この声は…」

ダーブラ「バビディ様!」

《そのカエルは『ボディーチェンジ』という技を覚えているらしいよ
互いの体を入れ替えちゃうんだ》

ダーブラ「そ……それは……!」

《カエルにボディーチェンジしてもらって、カエルとして"食"を楽しんで生きるか、やっぱりダーブラくんとして帰ってくるか、選ぶんだね》

ダーブラ「く………!」

ヤコン「ダーブラくん…」

ダーブラ「オレは………オレは…………」

ギニューカエル「ゲロッ?」

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 17:06:27.131 ID:590Wt7GG0.net
ギニューカエル(これは…油断している………オレが人型の体に戻る絶好のチャンスじゃないか………?)

ダーブラ「くっ……………!」

ヤコン「…………………」

ダーブラ「や………やはり……俺は………ぐぅっ……」

ヤコン「ダーブラくん」

ヤコン「まず……ぼくがこのカエルとボディーチェンジしてもらって…それからぼくの体とダーブラくんの体をチェンジしてもらえば……」

ダーブラ「ヤコン…!!それは………」

ヤコン「そうすればギニューくんは僕の体で生きることができるよ!もちろん、こんな姿じゃ不服かもしれないけど…」

ダーブラ「し、しかしそれではお前がカエルの姿で生きることに……」

ヤコン「いいんだ…………友達じゃないか」

ダーブラ「ヤコン…」

ギニューカエル「ゲロ~ゲロロ!!(ボディーチェンジ!!)」

カッ

ダーブラ「!!」

ヤコン「!!」

ヤコン「ていっ!!」

ズバッ!!

ダーブラ「ヤコーーーーン!!」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 17:15:18.799 ID:590Wt7GG0.net
ギニューヤコン「なんだ…こんな化け物の姿になってしまった………だがまあ、カエルの姿よりはマシか…」

ダーブラ「くっ………」

ヤコンカエル「ゲロロッゲロゲロッ(さあギニューくん、早く入れ替えてもらって!)」

ダーブラ「…………………!!」

ギニューヤコン「む?なんだ貴様は?貴様もボディーチェンジしてもらいたいのか?」

ダーブラ「ぐぅぅ……」

ギニューヤコン「いいだろう!貴様のカラダ、もらった!ボディ────」

ヤコンカエル「ゲロロッ!(やった!)」

ダーブラ「待てぇ!!!!」

ギニューヤコン「………?」

ヤコンカエル「………!?」

ダーブラ「戻れ……その姿をヤコンに返せ…」

ギニューヤコン「はっはっは!なにを…自らカエルの姿に戻るわけないだろう!」

ダーブラ「戻れーーーー!!!!!」

ギニューヤコン「せ…………戦闘力600億!?」ピピピピピ-ッ(←なぜかスカウター持っている)

ギニューヤコン「もっ戻ります戻ります!殺さないで!ボディーチェンジ!」

カッ

ヤコン「ダーブラくん…どうして………」

ダーブラ「なにを言っているんだ…友達だろ?」

39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 17:22:15.284 ID:590Wt7GG0.net
ダーブラ「俺はいいさ…どうせ今まで石しか食ったことがないんだ…それよりも友達がカエルになってしまう方がイヤだ」

ヤコン「ダーブラくん…」

ダーブラ「さ……帰ろう」


 
バビディ「なーんだ結局入れ替えてもらわなかったのかー」

ダーブラ「はい…そんなことよりもっと大切なことに気付けたのでいいんです!」

バビディ「もしカエルの姿で戻ってきたら、魔術で元の姿形にしてあげようと思ってたけど…
それならそれでよかったねぇ」

ダーブラ「…………………!」


ダーブラ「ヤコーーーン!!さっきのとこに戻るぞーー!!急げーーー!」
ギュ----ン

ヤコン「なんで気付かなかったんだろう……」
ギュ-----ン
 

 
その頃、ギニューカエルは車に轢かれて死にました

おしまい

引用元: ダーブラ「やっぱり不味い………」ゴリゴリ