1: 名無しさん@おーぷん 2017/05/10(水)23:31:50 ID:wU3
サーバル「どうしたのヒグマ!早く行こうよ!」
ヒグマ「えー、その、サーバル?アイツを助けに行くんだよな」
サーバル「アイツじゃないよ、やきうちゃんだよ!」
ヒグマ「…別に助けなくてもいいんじゃないか…?」
サーバル「!?」
ヒグマ「えー、その、サーバル?アイツを助けに行くんだよな」
サーバル「アイツじゃないよ、やきうちゃんだよ!」
ヒグマ「…別に助けなくてもいいんじゃないか…?」
サーバル「!?」
5: 名無しさん@おーぷん 2017/05/10(水)23:34:48 ID:wU3
サーバル「な、なんでそんなひどいこと言うの!?」
ヒグマ「いや、アイツと会ってから少ししか経ってないが…正直助ける気が起きない」
サーバル「困ってる子がいたら助けるのが普通でしょ!」
ヒグマ「うーん…」
サーバル「のけものはいないんでしょ!?」
ヒグマ「いや、アイツと会ってから少ししか経ってないが…正直助ける気が起きない」
サーバル「困ってる子がいたら助けるのが普通でしょ!」
ヒグマ「うーん…」
サーバル「のけものはいないんでしょ!?」
7: 名無しさん@おーぷん 2017/05/10(水)23:39:11 ID:wU3
ヒグマ「サーバル…アイツと初めて会ったのは?」
サーバル「さばんなちほーだよ?」
ヒグマ「どんな出会いだった?」
サーバル「えーっと…私が狩りごっこだと思って追いかけたら
やきうちゃんが「牽制で挟まれた練習やな?負けへんで!」とか言って」
サーバル「で、捕まえたとたん「タダでは食べられへんぞ」って私の毛皮の中に」
ヒグマ「おいちょっと待て」
サーバル「さばんなちほーだよ?」
ヒグマ「どんな出会いだった?」
サーバル「えーっと…私が狩りごっこだと思って追いかけたら
やきうちゃんが「牽制で挟まれた練習やな?負けへんで!」とか言って」
サーバル「で、捕まえたとたん「タダでは食べられへんぞ」って私の毛皮の中に」
ヒグマ「おいちょっと待て」
9: 名無しさん@おーぷん 2017/05/10(水)23:42:50 ID:wU3
ヒグマ「今毛皮の中にって…」
サーバル「うん、すっごい手をワキワキしてこの中に手を突っ込んで」ヒラヒラ
ヒグマ「…」
サーバル「で、なんだかすごく恥ずかしくなって思わずサバンナクローをやきうちゃんの頭にバキッって」
ヒグマ「あ、頭に!?」
サーバル「うん、どこからともなくち~んって音が聞こえたの」
サーバル「うん、すっごい手をワキワキしてこの中に手を突っ込んで」ヒラヒラ
ヒグマ「…」
サーバル「で、なんだかすごく恥ずかしくなって思わずサバンナクローをやきうちゃんの頭にバキッって」
ヒグマ「あ、頭に!?」
サーバル「うん、どこからともなくち~んって音が聞こえたの」
11: 名無しさん@おーぷん 2017/05/10(水)23:45:57 ID:wU3
ヒグマ「セルリアン以外に使ったのかよ…」
サーバル「でもしばらくしたらやきうちゃんが起き上がって
「今のはなかなか利いたで」って何事もなく平気そうだったよ」
ヒグマ「フレンズの技をまともに食らって生きてるのかよ…人間か…?いやフレンズ?」
サーバル「でもしばらくしたらやきうちゃんが起き上がって
「今のはなかなか利いたで」って何事もなく平気そうだったよ」
ヒグマ「フレンズの技をまともに食らって生きてるのかよ…人間か…?いやフレンズ?」
12: 名無しさん@おーぷん 2017/05/10(水)23:51:01 ID:wU3
ヒグマ「あんな全身真っ黄色な生き物なんて…他のどのフレンズにも似ていないし…なにもんだ?」
サーバル「で、とりあえず案内してあげることにして水飲み場に着いて
すごく美味しそうに水を飲んでたんだけど急にお腹壊しちゃったみたいで」
ヒグマ「水がまずかったんじゃないか?」
サーバル「そしたら「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
って漏らしたの」
ヒグマ「いやそこは再現しなくていいから」
サーバル「で、とりあえず案内してあげることにして水飲み場に着いて
すごく美味しそうに水を飲んでたんだけど急にお腹壊しちゃったみたいで」
ヒグマ「水がまずかったんじゃないか?」
サーバル「そしたら「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!
って漏らしたの」
ヒグマ「いやそこは再現しなくていいから」
16: 名無しさん@おーぷん 2017/05/10(水)23:56:05 ID:wU3
サーバル「出したらスッキリしたみたいだから大丈夫!」
ヒグマ「そんな笑顔で汚い話するなよ…」
サーバル「うーんと、サバンナを出てからはじゃんぐるちほーに行ってー」
ヒグマ「今までのこと全部話すつもりかよ…まあ付き合ってやるが」
サーバル「なんやかんやあってバスが手に入って」
ヒグマ「いやそこの過程省略するのかよ!?苦労したんじゃないのか!?」
サーバル「えー?でも口じゃ説明できないし」
ヒグマ「そんな笑顔で汚い話するなよ…」
サーバル「うーんと、サバンナを出てからはじゃんぐるちほーに行ってー」
ヒグマ「今までのこと全部話すつもりかよ…まあ付き合ってやるが」
サーバル「なんやかんやあってバスが手に入って」
ヒグマ「いやそこの過程省略するのかよ!?苦労したんじゃないのか!?」
サーバル「えー?でも口じゃ説明できないし」
20: 名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木)00:01:00 ID:h30
ヒグマ「ま、まあいい…」
サーバル「すっごい高い山の上に登って、そこにカフェっていうのがあったの」
サーバル「お客さんが全然来ないってアルパカが悩んでて」
サーバル「で、お腹がすきすぎておかしくなったやきうちゃんが草をむしゃむしゃ食べ始めたの」
ヒグマ「すごくシュールだな」
サーバル「でね、その姿見て「これだ!」って私ひらめいたの」
サーバル「空から見たらカップの形になるように草を抜いてね」
ヒグマ「お前が解決するのかよ!」
サーバル「すっごい高い山の上に登って、そこにカフェっていうのがあったの」
サーバル「お客さんが全然来ないってアルパカが悩んでて」
サーバル「で、お腹がすきすぎておかしくなったやきうちゃんが草をむしゃむしゃ食べ始めたの」
ヒグマ「すごくシュールだな」
サーバル「でね、その姿見て「これだ!」って私ひらめいたの」
サーバル「空から見たらカップの形になるように草を抜いてね」
ヒグマ「お前が解決するのかよ!」
28: 名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木)00:06:33 ID:h30
サーバル「?」
ヒグマ「いや、気にするな」
サーバル「やきうちゃんが正気に戻ってトキの歌を聴いたら」
サーバル「「やめろやめろこんな下手糞な歌い方しとったら
応援歌もまともに歌えるか!!」って怒って」
サーバル「トキが「じゃあ私の歌の素晴らしさをみっちり教えてあげる」って
店の奥に引きずっていったんだー」
ヒグマ「応援歌ってなんだよ…」
サーバル「やきうちゃんは時々よく分からない言葉を言うんだよ」
ヒグマ「いや、気にするな」
サーバル「やきうちゃんが正気に戻ってトキの歌を聴いたら」
サーバル「「やめろやめろこんな下手糞な歌い方しとったら
応援歌もまともに歌えるか!!」って怒って」
サーバル「トキが「じゃあ私の歌の素晴らしさをみっちり教えてあげる」って
店の奥に引きずっていったんだー」
ヒグマ「応援歌ってなんだよ…」
サーバル「やきうちゃんは時々よく分からない言葉を言うんだよ」
31: 名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木)00:15:26 ID:h30
サーバル「博士のところで料理を作ることになって」
サーバル「カレーならワイに任せろとか言って突然テーブルの上に乗って
お尻出して踏ん張り始めちゃって」
ヒグマ「淡々と喋ってるがえげつない光景が想像できて吐き気が…」
サーバル「私もやきうちゃんお行儀悪いよって言ったんだけど聞かなくて」
ヒグマ「行儀の問題か…?」
サーバル「博士達も涙目で無言でやきうちゃんを切り付けてたなー」
サーバル「カレーならワイに任せろとか言って突然テーブルの上に乗って
お尻出して踏ん張り始めちゃって」
ヒグマ「淡々と喋ってるがえげつない光景が想像できて吐き気が…」
サーバル「私もやきうちゃんお行儀悪いよって言ったんだけど聞かなくて」
ヒグマ「行儀の問題か…?」
サーバル「博士達も涙目で無言でやきうちゃんを切り付けてたなー」
33: 名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木)00:19:15 ID:h30
サーバル「最初は料理で満足させないとやきうちゃんがなんの動物か教えてくれないって
博士たちは言ってたんだけど」
サーバル「「も、もう料理はいいです!お前はヒトです」って追い出されちゃって」
ヒグマ「そりゃあそんな気持ち悪いことやってたらな…」
サーバル「だからやきうちゃんを助けようよ!」
ヒグマ「いや脈絡なさすぎだろ!?」
博士たちは言ってたんだけど」
サーバル「「も、もう料理はいいです!お前はヒトです」って追い出されちゃって」
ヒグマ「そりゃあそんな気持ち悪いことやってたらな…」
サーバル「だからやきうちゃんを助けようよ!」
ヒグマ「いや脈絡なさすぎだろ!?」
38: 名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木)00:24:49 ID:h30
サーバル「やきうちゃんはほんとはすごく繊細なんだよ!
博士達から絶滅したかもしれないって言われてショック受けて…」
サーバル「仲間がいるかも分からない、不安で一杯でしょうがないんだよ」
サーバル「普段はあんなふうに周りに迷惑かけてるけどそうやって寂しさを紛らわしてるんだよ」
ヒグマ「…」
サーバル「やきうちゃんだけじゃない、パークの危機なんだよ!」
サーバル「ねえヒグマ…もう一度聞くよ?やきうちゃんを…助けに行こうよ」
ヒグマ「…」
サーバル「…」
ヒグマ「…分かった…行こう」
博士達から絶滅したかもしれないって言われてショック受けて…」
サーバル「仲間がいるかも分からない、不安で一杯でしょうがないんだよ」
サーバル「普段はあんなふうに周りに迷惑かけてるけどそうやって寂しさを紛らわしてるんだよ」
ヒグマ「…」
サーバル「やきうちゃんだけじゃない、パークの危機なんだよ!」
サーバル「ねえヒグマ…もう一度聞くよ?やきうちゃんを…助けに行こうよ」
ヒグマ「…」
サーバル「…」
ヒグマ「…分かった…行こう」
43: 名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木)00:30:22 ID:h30
サーバル「やきうちゃ…!?」
ヒグマ「な!?」
やきう「おう、サーバルやないか」
ヒグマ「ど、どうやって…」
やきう「なんや知らん内にパーク中からフレンズが集まって助けてくれたんや」
博士「お前たち、遅いのです」
助手「もう我々だけで片付けてしまいましたよ」
サーバル「…」
ヒグマ「…私達が喋ってる間に終わってたみたいだな」
ヒグマ「な!?」
やきう「おう、サーバルやないか」
ヒグマ「ど、どうやって…」
やきう「なんや知らん内にパーク中からフレンズが集まって助けてくれたんや」
博士「お前たち、遅いのです」
助手「もう我々だけで片付けてしまいましたよ」
サーバル「…」
ヒグマ「…私達が喋ってる間に終わってたみたいだな」
51: 名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木)00:34:33 ID:h30
やきう「いやー土壇場で助けに来てくれるとはな、やっぱ持つべきものはフレンズやで」
博士「勘違いするなです」
助手「「パークの危機」だから駆けつけたのですよ、そこを間違っては困るのです」
やきう「お、ツンデレか?」
博士「」イラッ
フルル「ツンデレってなにー?」
ツチノコ「や、やきう…」
やきう「ん?」
ツチノコ「ぶ、無事で…良かったな///」
ヒグマ(一体砂漠で何があった!?)
博士「勘違いするなです」
助手「「パークの危機」だから駆けつけたのですよ、そこを間違っては困るのです」
やきう「お、ツンデレか?」
博士「」イラッ
フルル「ツンデレってなにー?」
ツチノコ「や、やきう…」
やきう「ん?」
ツチノコ「ぶ、無事で…良かったな///」
ヒグマ(一体砂漠で何があった!?)
54: 名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木)00:39:09 ID:h30
1ヶ月後
やきう「じゃ、行ってくるで」
助手「とっとと行くのです」
博士「二度と帰ってくるな、ですよ」
やきう「最後まで冷たいなぁ」
サーバル「元気でね…というか」
ツチノコ「やきう~♪」スリスリ
サーバル「何でツチノコが一緒に乗ってるの!?」
ツチノコ「どうしたサーバル、お前はここでお別れだろ?」フフン
サーバル…!」プクー
サーバル「やっぱり私も付いて行くよ!!」
おわり
やきう「じゃ、行ってくるで」
助手「とっとと行くのです」
博士「二度と帰ってくるな、ですよ」
やきう「最後まで冷たいなぁ」
サーバル「元気でね…というか」
ツチノコ「やきう~♪」スリスリ
サーバル「何でツチノコが一緒に乗ってるの!?」
ツチノコ「どうしたサーバル、お前はここでお別れだろ?」フフン
サーバル…!」プクー
サーバル「やっぱり私も付いて行くよ!!」
おわり
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