1: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:02:40.48 ID:IyzsA49/.net
【四月十三日・音ノ木坂一年教室】
穂乃果「スクールアイドルの高坂穂乃果です!」
りんぱな「?」
凛(二年の先輩たちが来て西木野さんを連れて行っちゃったにゃ)
凛「スクールアイドル…だって。この間見たUTXの人たちみたいなこと、音ノ木坂でもやるのかにゃ?」
花陽「う、うん。そう…なのかな」
凛「あの子、ちょっと可愛かったねー♪」
花陽「まあ、アイドルやるような人たちだし…」
【放課後】
穂乃果「うわぁ、誰もいない…」
凛「にゃ?」ヒョコッ
穂乃果「わ」ドキ
穂乃果(…今、“にゃ”って言った?…か、かわいい)
凛「あの子、あまりみんなと話さないんです。休み時間はいつも図書館だし、放課後は音楽室だし…」
穂乃果「そうなんだ…えっと、あなたは…」
凛「凛は星空凛っていいます」
穂乃果「ほしぞら?」
凛「お星さまの空って書くんです」
穂乃果「へー。(変わった苗字…)私、高坂穂乃果」
凛「さっきも聞きましたよ」
穂乃果「そうだね(…覚えてくれてたのかな?)」
花陽「頑張ってください…アイドル」
穂乃果「うん。頑張る♪」
穂乃果(星空さんは…どうなのかな。興味をもってくれたら嬉しいな)
穂乃果「スクールアイドルの高坂穂乃果です!」
りんぱな「?」
凛(二年の先輩たちが来て西木野さんを連れて行っちゃったにゃ)
凛「スクールアイドル…だって。この間見たUTXの人たちみたいなこと、音ノ木坂でもやるのかにゃ?」
花陽「う、うん。そう…なのかな」
凛「あの子、ちょっと可愛かったねー♪」
花陽「まあ、アイドルやるような人たちだし…」
【放課後】
穂乃果「うわぁ、誰もいない…」
凛「にゃ?」ヒョコッ
穂乃果「わ」ドキ
穂乃果(…今、“にゃ”って言った?…か、かわいい)
凛「あの子、あまりみんなと話さないんです。休み時間はいつも図書館だし、放課後は音楽室だし…」
穂乃果「そうなんだ…えっと、あなたは…」
凛「凛は星空凛っていいます」
穂乃果「ほしぞら?」
凛「お星さまの空って書くんです」
穂乃果「へー。(変わった苗字…)私、高坂穂乃果」
凛「さっきも聞きましたよ」
穂乃果「そうだね(…覚えてくれてたのかな?)」
花陽「頑張ってください…アイドル」
穂乃果「うん。頑張る♪」
穂乃果(星空さんは…どうなのかな。興味をもってくれたら嬉しいな)
2: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:06:39.99 ID:IyzsA49/.net
【高坂家】
穂乃果「疲れたぁー」ドサ
穂乃果「うぅ…毎日こんな練習するのかなぁ」グッタリ
雪穂「おかえり。…お疲れさま」
穂乃果「ただいま。ホントに疲れたよ…このまま寝ちゃいたい感じ」
雪穂「汗かいてるでしょ?先にお風呂入る?」
穂乃果「あ、うん。一緒に入ろ」
トプン ザバー
ほのゆき「ふー」
『にゃ?』
穂乃果(星空…りんさん。自分のこと“りん”って言ってたよね)
穂乃果(可愛かったなぁ…“りん”ってどういう字?って聞きそびれたけど)
雪穂「お姉ちゃん。ボーッとしちゃってどうしたの?起きてる?」
穂乃果「う、うん。練習で疲れてるだけだよ。アハハ…」
穂乃果(髪は短くて…ちょっと雪穂に似てるかなぁ?)ジーッ
雪穂「な、なに?///」
穂乃果「ううん。なんでもないよ…エヘヘ」
雪穂「?(変なお姉ちゃん…まあ、いつも変だけど)」
チュン(・8・)チュン
雪穂「お姉ちゃん。今日も練習あるんでしょ?起きなくていいの?」
穂乃果「りんちゃーん…エヘヘ」ギュ
雪穂「は、はぁ?…りんちゃんって誰よ!?」バシッ
穂乃果「いたっ><…ゆ、雪穂…もっと優しく起こしてよ」ヒリヒリ
雪穂「お姉ちゃんが寝ぼけてるから悪いのよ。りんちゃーん♪とか言っちゃって…」
穂乃果「え。…わ、私そんなこと言ってた!?」
雪穂「言ってた。…まったく、どんな夢見てたんだか」ジトー
穂乃果「あ、アハハ…夢なんて見てないよ?」
穂乃果(寝る前に星空さんのこと考えてたから、かなぁ…名前の字を聞きそびれたのが気になってたし)
穂乃果「疲れたぁー」ドサ
穂乃果「うぅ…毎日こんな練習するのかなぁ」グッタリ
雪穂「おかえり。…お疲れさま」
穂乃果「ただいま。ホントに疲れたよ…このまま寝ちゃいたい感じ」
雪穂「汗かいてるでしょ?先にお風呂入る?」
穂乃果「あ、うん。一緒に入ろ」
トプン ザバー
ほのゆき「ふー」
『にゃ?』
穂乃果(星空…りんさん。自分のこと“りん”って言ってたよね)
穂乃果(可愛かったなぁ…“りん”ってどういう字?って聞きそびれたけど)
雪穂「お姉ちゃん。ボーッとしちゃってどうしたの?起きてる?」
穂乃果「う、うん。練習で疲れてるだけだよ。アハハ…」
穂乃果(髪は短くて…ちょっと雪穂に似てるかなぁ?)ジーッ
雪穂「な、なに?///」
穂乃果「ううん。なんでもないよ…エヘヘ」
雪穂「?(変なお姉ちゃん…まあ、いつも変だけど)」
チュン(・8・)チュン
雪穂「お姉ちゃん。今日も練習あるんでしょ?起きなくていいの?」
穂乃果「りんちゃーん…エヘヘ」ギュ
雪穂「は、はぁ?…りんちゃんって誰よ!?」バシッ
穂乃果「いたっ><…ゆ、雪穂…もっと優しく起こしてよ」ヒリヒリ
雪穂「お姉ちゃんが寝ぼけてるから悪いのよ。りんちゃーん♪とか言っちゃって…」
穂乃果「え。…わ、私そんなこと言ってた!?」
雪穂「言ってた。…まったく、どんな夢見てたんだか」ジトー
穂乃果「あ、アハハ…夢なんて見てないよ?」
穂乃果(寝る前に星空さんのこと考えてたから、かなぁ…名前の字を聞きそびれたのが気になってたし)
3: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:08:43.13 ID:IyzsA49/.net
※絵里「四月十九日は」亜里沙「地図の日♪」の続き
【四月十九日・音ノ木坂】
凛「凛の紙飛行機が木に引っかかっちゃったの。…ほら、見えるでしょ?」
雪穂(…りん?)
『りんちゃーん…エヘヘ』
雪穂(この間、お姉ちゃんが言ってた“りんちゃん”って…もしかして)
【穂むら】
穂乃果(あ…星空さんも来てくれたんだ)
穂乃果「どう?五平もち」
凛「おいしい♪高坂先輩が作ったんですよね?」
穂乃果「うん。お母さんに教わったんだ」
凛「お料理上手なんですねー♪」
穂乃果「そうでもないけど…星空さんはお料理するの?」
凛「んー。凛はあんまり…ラーメンくらいかにゃ」
穂乃果「家で麺を打つの?」
凛「ううん。普通に買ってきたラーメン」
穂乃果「あ、アハハ…そっか。…ところで、星空さん」
凛「にゃ?」
穂乃果「星空さんの名前…“りん”さんって、どういう字?」
凛「えっと、こういう字です」
穂乃果「へー。なんかカッコいいね♪」
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1481537229/
凛「昔は、書きにくくてあんまり好きじゃなかったんです。今は結構気に入ってます♪」
穂乃果「わかるなぁ。私も自分の名前書こうとすると、どうしても“穂”だけ大きくなっちゃってさあ…」
凛「お店の名前と同じですよね?」
穂乃果「そうそう。穂むらの穂!」
凛「ほのかちゃんって可愛い名前ですよね♪」
穂乃果「そ、そうかな?…エヘヘ。ありがと♪」
花陽(コシヒカリ…)モグモグ
【四月十九日・音ノ木坂】
凛「凛の紙飛行機が木に引っかかっちゃったの。…ほら、見えるでしょ?」
雪穂(…りん?)
『りんちゃーん…エヘヘ』
雪穂(この間、お姉ちゃんが言ってた“りんちゃん”って…もしかして)
【穂むら】
穂乃果(あ…星空さんも来てくれたんだ)
穂乃果「どう?五平もち」
凛「おいしい♪高坂先輩が作ったんですよね?」
穂乃果「うん。お母さんに教わったんだ」
凛「お料理上手なんですねー♪」
穂乃果「そうでもないけど…星空さんはお料理するの?」
凛「んー。凛はあんまり…ラーメンくらいかにゃ」
穂乃果「家で麺を打つの?」
凛「ううん。普通に買ってきたラーメン」
穂乃果「あ、アハハ…そっか。…ところで、星空さん」
凛「にゃ?」
穂乃果「星空さんの名前…“りん”さんって、どういう字?」
凛「えっと、こういう字です」
穂乃果「へー。なんかカッコいいね♪」
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1481537229/
凛「昔は、書きにくくてあんまり好きじゃなかったんです。今は結構気に入ってます♪」
穂乃果「わかるなぁ。私も自分の名前書こうとすると、どうしても“穂”だけ大きくなっちゃってさあ…」
凛「お店の名前と同じですよね?」
穂乃果「そうそう。穂むらの穂!」
凛「ほのかちゃんって可愛い名前ですよね♪」
穂乃果「そ、そうかな?…エヘヘ。ありがと♪」
花陽(コシヒカリ…)モグモグ
4: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:12:02.23 ID:IyzsA49/.net
【翌日】
穂乃果「…」ジーッ
ことり「ここの木陰で食べると、お弁当が特別おいしく感じるね♪」
海未「穂乃果は相変わらずパンですか?もう少し栄養バランスを──」
穂乃果「…ねえ、あれ何だと思う?」
ことうみ「えっ」
穂乃果「ほら、木の枝に何か…紙みたいなのが引っかかってるでしょ?」
ことり「あ…ホントだ。何かあるね」
海未「あんなところに…風で飛ばされたんでしょうか?」
キーンコーンカーン…
ことり「穂乃果ちゃん。行こう」
穂乃果「うん。先に行ってて!」タタッ
【グラウンド】
陸上部員「やっぱり速いね、星空さん…ホントに入部してみない?」
凛「エヘヘ。考えておきます♪」
穂乃果「これ、ちょっと借りてくね!」ドタバタ
凛(あ。高坂先輩だ…高跳びの棒なんか持って、どこ行くのかにゃ?)
【再び中庭】
穂乃果「も、もうちょっと…」ガサッ
凛「高坂せんぱーい!」
穂乃果「わぁ!?」ツルッ
凛「あっ、危ないにゃ!」ダッ
ガシッ
穂乃果「…び、びっくりしたぁ…」
凛「急に手を離したら危ないですよ。こんなの持って何してたんですかー?」
穂乃果「う、うん。木に何か引っかかってるの、取ろうと思って…」
ヒラリ
穂乃果「あ…ほら、これじゃない?」
穂乃果「…」ジーッ
ことり「ここの木陰で食べると、お弁当が特別おいしく感じるね♪」
海未「穂乃果は相変わらずパンですか?もう少し栄養バランスを──」
穂乃果「…ねえ、あれ何だと思う?」
ことうみ「えっ」
穂乃果「ほら、木の枝に何か…紙みたいなのが引っかかってるでしょ?」
ことり「あ…ホントだ。何かあるね」
海未「あんなところに…風で飛ばされたんでしょうか?」
キーンコーンカーン…
ことり「穂乃果ちゃん。行こう」
穂乃果「うん。先に行ってて!」タタッ
【グラウンド】
陸上部員「やっぱり速いね、星空さん…ホントに入部してみない?」
凛「エヘヘ。考えておきます♪」
穂乃果「これ、ちょっと借りてくね!」ドタバタ
凛(あ。高坂先輩だ…高跳びの棒なんか持って、どこ行くのかにゃ?)
【再び中庭】
穂乃果「も、もうちょっと…」ガサッ
凛「高坂せんぱーい!」
穂乃果「わぁ!?」ツルッ
凛「あっ、危ないにゃ!」ダッ
ガシッ
穂乃果「…び、びっくりしたぁ…」
凛「急に手を離したら危ないですよ。こんなの持って何してたんですかー?」
穂乃果「う、うん。木に何か引っかかってるの、取ろうと思って…」
ヒラリ
穂乃果「あ…ほら、これじゃない?」
5: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:14:39.87 ID:IyzsA49/.net
凛「これ…凛の紙飛行機」
穂乃果「え。星空さんの?」
凛「う、うん。たぶん間違いないにゃ」カサ
穂乃果「それ…μ'sの」
凛「えっ。…あ、アハハ…」
穂乃果「紙飛行機にしちゃったの?」
凛「ご、ごめんなさいにゃ。つい…」
穂乃果「私の顔に折り目が…」クスン
凛「まあ、真ん中だからにゃ…で、でも可愛いイラストですねっ」
穂乃果「ことりちゃんが描いてくれたんだ。イラストとか上手なんだよー」
凛「へー」
穂乃果「折っちゃうなんてひどいよー><…星空さんは応援してくれないの?」
凛「そんなことないですよ。…ほら、本物のほうが可愛いし!」
穂乃果「え」ドキ
凛「みんな可愛いけど、凛は断然、高坂先輩推しにゃ♪」
穂乃果「あ、ありがと///」
穂乃果「あ…棒、返してこなくちゃ」
凛「一緒に行こっ。高坂先輩♪」ギュ
穂乃果「…うん///」ドキドキ
穂乃果「ねえ、星空さん。…さっき」
凛「何ですかー?」
穂乃果「守ってくれたよね。…ありがと」
『わぁ!?』
『あっ、危ないにゃ!』
凛「エヘヘ。凛、運動神経にはちょっと自信あるんですよ♪」
穂乃果「そっか。おかげで助かったよ…星空さん、部活は?」
凛「まだ何も。いろいろ見てから決めようかにゃーって」
穂乃果「へー。まだなんだ…じゃ、じゃあさ」
凛「?」
穂乃果「え。星空さんの?」
凛「う、うん。たぶん間違いないにゃ」カサ
穂乃果「それ…μ'sの」
凛「えっ。…あ、アハハ…」
穂乃果「紙飛行機にしちゃったの?」
凛「ご、ごめんなさいにゃ。つい…」
穂乃果「私の顔に折り目が…」クスン
凛「まあ、真ん中だからにゃ…で、でも可愛いイラストですねっ」
穂乃果「ことりちゃんが描いてくれたんだ。イラストとか上手なんだよー」
凛「へー」
穂乃果「折っちゃうなんてひどいよー><…星空さんは応援してくれないの?」
凛「そんなことないですよ。…ほら、本物のほうが可愛いし!」
穂乃果「え」ドキ
凛「みんな可愛いけど、凛は断然、高坂先輩推しにゃ♪」
穂乃果「あ、ありがと///」
穂乃果「あ…棒、返してこなくちゃ」
凛「一緒に行こっ。高坂先輩♪」ギュ
穂乃果「…うん///」ドキドキ
穂乃果「ねえ、星空さん。…さっき」
凛「何ですかー?」
穂乃果「守ってくれたよね。…ありがと」
『わぁ!?』
『あっ、危ないにゃ!』
凛「エヘヘ。凛、運動神経にはちょっと自信あるんですよ♪」
穂乃果「そっか。おかげで助かったよ…星空さん、部活は?」
凛「まだ何も。いろいろ見てから決めようかにゃーって」
穂乃果「へー。まだなんだ…じゃ、じゃあさ」
凛「?」
6: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:21:08.04 ID:IyzsA49/.net
穂乃果「一緒にやらない?…スクールアイドル」
凛「え!?…り、凛が?」
穂乃果「うん。μ'sに──」
凛「む、無理無理無理!凛はほら、先輩みたいに可愛くないし…」
穂乃果「そんなことないよ。星空さん可愛いよ。私は好きだよ!」
凛「えっ」
穂乃果「あ…い、いや///…歌とかダンスって私は好きだなって…星空さんは?」
凛「んー。まあ好き…かな」
穂乃果「そ、そうでしょ。一緒にやったら、きっと楽しいよ♪」
凛「でも…アイドルなんて、凛には絶対無理だよ…」
穂乃果(…思わず言っちゃった。まだドキドキしてる…これって、やっぱり…あれだよね///)
凛「…高坂先輩?」
穂乃果「は、はいっ!?」
凛「大丈夫ー?…やっぱり頭でも打ったんじゃ…?」ペタ
穂乃果「わ」ドキ
凛「どこも痛くないですかー?」ナデナデ
穂乃果「だ、大丈夫っ!…だから///」ドキドキ
凛「ふふふ。やっぱり高坂先輩って可愛いにゃ♪」ギュ
穂乃果「…星空さん///」
キーンコーンカーン…
『穂乃果!今どこにいるのですか!?』
穂乃果「ご、ゴメン海未ちゃん。明日はちゃんと練習するから…」
『ライブまで日数も少ないのですから、休んでいる暇などないのですよ!』
穂乃果「わかってるって。明日からは頑張るよ」
穂乃果(えーと、あとは…これも買っておこう。お金足りるかな?)
凛「え!?…り、凛が?」
穂乃果「うん。μ'sに──」
凛「む、無理無理無理!凛はほら、先輩みたいに可愛くないし…」
穂乃果「そんなことないよ。星空さん可愛いよ。私は好きだよ!」
凛「えっ」
穂乃果「あ…い、いや///…歌とかダンスって私は好きだなって…星空さんは?」
凛「んー。まあ好き…かな」
穂乃果「そ、そうでしょ。一緒にやったら、きっと楽しいよ♪」
凛「でも…アイドルなんて、凛には絶対無理だよ…」
穂乃果(…思わず言っちゃった。まだドキドキしてる…これって、やっぱり…あれだよね///)
凛「…高坂先輩?」
穂乃果「は、はいっ!?」
凛「大丈夫ー?…やっぱり頭でも打ったんじゃ…?」ペタ
穂乃果「わ」ドキ
凛「どこも痛くないですかー?」ナデナデ
穂乃果「だ、大丈夫っ!…だから///」ドキドキ
凛「ふふふ。やっぱり高坂先輩って可愛いにゃ♪」ギュ
穂乃果「…星空さん///」
キーンコーンカーン…
『穂乃果!今どこにいるのですか!?』
穂乃果「ご、ゴメン海未ちゃん。明日はちゃんと練習するから…」
『ライブまで日数も少ないのですから、休んでいる暇などないのですよ!』
穂乃果「わかってるって。明日からは頑張るよ」
穂乃果(えーと、あとは…これも買っておこう。お金足りるかな?)
7: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:23:49.54 ID:IyzsA49/.net
【高坂家】
雪穂「急にどうしたの?買い物行って晩ごはんまでお姉ちゃんが作るって…」
穂乃果「うん…まあ、たまにはね」
『お料理上手なんですねー♪』
『相変わらずパンですか?もう少し栄養バランスを──』
穂乃果(もっとお料理、練習して…いつかは星空さんに、私の作ったごはん食べてもらいたいし)
穂乃果(いつか…で、でもそれって、なんか…///)
チュン(・8・)チュン
穂乃果「…よし。できた♪」
雪穂「あれ?…お姉ちゃん、もう起きてたんだ。おはよ」ファー
穂乃果「雪穂!見て見て、今日のお弁当!どうかなぁ?」
雪穂「どうって…私が食べちゃっていいの?」
穂乃果「これはダメだよ。食べたいなら余ったおかずがあるから…で、どう?」
雪穂「見た目はまあまあじゃない?お姉ちゃんにしては」
穂乃果「女子力高そうに見える!?」
雪穂「女子力って…まあ、ランチパックだけとかよりは遥かにマシでしょ」
穂乃果「アハハ…だよね…」
雪穂「なあに、アピールしたい相手でもいるの?」
穂乃果「えっ。…な、なに言ってるの雪穂///」
雪穂「…りんちゃん」
穂乃果「」ギクッ
雪穂「ふーん。なるほど…そういうこと」
穂乃果「あ…れ、練習!行かなくちゃ」アタフタ
雪穂「お弁当、忘れないでよ」
穂乃果「わかってるよー」ドタバタ
雪穂「急にどうしたの?買い物行って晩ごはんまでお姉ちゃんが作るって…」
穂乃果「うん…まあ、たまにはね」
『お料理上手なんですねー♪』
『相変わらずパンですか?もう少し栄養バランスを──』
穂乃果(もっとお料理、練習して…いつかは星空さんに、私の作ったごはん食べてもらいたいし)
穂乃果(いつか…で、でもそれって、なんか…///)
チュン(・8・)チュン
穂乃果「…よし。できた♪」
雪穂「あれ?…お姉ちゃん、もう起きてたんだ。おはよ」ファー
穂乃果「雪穂!見て見て、今日のお弁当!どうかなぁ?」
雪穂「どうって…私が食べちゃっていいの?」
穂乃果「これはダメだよ。食べたいなら余ったおかずがあるから…で、どう?」
雪穂「見た目はまあまあじゃない?お姉ちゃんにしては」
穂乃果「女子力高そうに見える!?」
雪穂「女子力って…まあ、ランチパックだけとかよりは遥かにマシでしょ」
穂乃果「アハハ…だよね…」
雪穂「なあに、アピールしたい相手でもいるの?」
穂乃果「えっ。…な、なに言ってるの雪穂///」
雪穂「…りんちゃん」
穂乃果「」ギクッ
雪穂「ふーん。なるほど…そういうこと」
穂乃果「あ…れ、練習!行かなくちゃ」アタフタ
雪穂「お弁当、忘れないでよ」
穂乃果「わかってるよー」ドタバタ
8: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:26:46.31 ID:IyzsA49/.net
(・8・)
9: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:27:45.31 ID:IyzsA49/.net
【昼・中庭】
穂乃果(星空さん、いるかな…?)
凛「あ。高坂先輩!」
穂乃果「」ドキ
花陽「こ、こんにちは…」ペコ
凛「お昼、凛たちと一緒に食べませんかー?」
穂乃果「うん。いいよ(小泉さんも一緒か)」
凛「ここの花壇って、かよちんがお世話してるんだよねー」
花陽「う、うん。…お花、植えてくれたのは先輩だけど…」
穂乃果「そうなんだ?…とってもきれいだね♪」
花陽「…先輩も…」
穂乃果「え?」
花陽「μ'sの皆さん…それぞれ違う種類のお花みたいだなって…」
穂乃果「そ、そうかな?…ことりちゃんや海未ちゃんは確かにキレイだけど…」
凛「高坂先輩も可愛いにゃ♪」
穂乃果「星空さん…ありがと///」
花陽「お弁当も…」
穂乃果「え?」
凛「わあ、可愛いお弁当だね♪」
穂乃果「そ、そう?…実は、今日は私が作ったんだけど」
凛「へー。美味しそう♪…それ、ひとつ凛にもくれませんかー?」
穂乃果「うん。いいよ♪」
凛「やった♪…じゃあ、凛のもあげるねっ」
穂乃果「いいの?ありがと♪」
凛「えへへ。いただきまーす♪」パク
穂乃果(すごくきれいなチキンロールだ…星空さんが作ったのかな?)
凛「おいしい♪」モグモグ
穂乃果(味も、すごく美味しい…勝ち目ないかも)ガクッ
穂乃果(星空さん、いるかな…?)
凛「あ。高坂先輩!」
穂乃果「」ドキ
花陽「こ、こんにちは…」ペコ
凛「お昼、凛たちと一緒に食べませんかー?」
穂乃果「うん。いいよ(小泉さんも一緒か)」
凛「ここの花壇って、かよちんがお世話してるんだよねー」
花陽「う、うん。…お花、植えてくれたのは先輩だけど…」
穂乃果「そうなんだ?…とってもきれいだね♪」
花陽「…先輩も…」
穂乃果「え?」
花陽「μ'sの皆さん…それぞれ違う種類のお花みたいだなって…」
穂乃果「そ、そうかな?…ことりちゃんや海未ちゃんは確かにキレイだけど…」
凛「高坂先輩も可愛いにゃ♪」
穂乃果「星空さん…ありがと///」
花陽「お弁当も…」
穂乃果「え?」
凛「わあ、可愛いお弁当だね♪」
穂乃果「そ、そう?…実は、今日は私が作ったんだけど」
凛「へー。美味しそう♪…それ、ひとつ凛にもくれませんかー?」
穂乃果「うん。いいよ♪」
凛「やった♪…じゃあ、凛のもあげるねっ」
穂乃果「いいの?ありがと♪」
凛「えへへ。いただきまーす♪」パク
穂乃果(すごくきれいなチキンロールだ…星空さんが作ったのかな?)
凛「おいしい♪」モグモグ
穂乃果(味も、すごく美味しい…勝ち目ないかも)ガクッ
10: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:30:11.83 ID:IyzsA49/.net
穂乃果「あ、あの…星空さんもお弁当、自分で作ったの?」
凛「ううん。凛のはいつもお母さんが作ってくれるんです」
穂乃果「そっか(…お料理しないって言ってたもんね)」
穂乃果「小泉さんのは…す、すごいね」
花陽「え?」モグモグ
穂乃果(あんな大きいおむすび、どうやって作ってるんだろう…?)
凛「ごちそうさまでした♪…行こ、かよちん」
花陽「うん。…じゃあ、失礼します」ペコ
穂乃果「あ、うん。またね」
穂乃果(星空さんって小泉さんと仲良しだよね…いつも一緒にいるし)
穂乃果(私は学年も違うし、毎日μ'sの練習で精一杯だから…なかなか星空さんと一緒に居られないよね)
穂乃果「…」ハァ
真姫「…高坂先輩?」
穂乃果「えっ。…あ、西木野さん」
真姫「珍しいですね。ため息なんかついて…どうしたんですか?」
穂乃果「えーと…」
【音楽室】
真姫「…ふーん」
穂乃果「あ、あの…まだ誰にも…」
真姫「言わないわよ。そんな話、する相手もいないし」
穂乃果「どうすればいいのかなぁ…このままだと全然うまくいきそうな気がしないよ」トホホ
真姫「どうするも何も…告白しちゃえば?」
穂乃果「えぇ!?…いや、でも星空さんは小泉さんと仲いいし、私のことなんて…」
真姫「先輩のこと…何も言ってなかったんですか?」
穂乃果「星空さんが?…えーと」
『…ほら、本物のほうが可愛いし!』
『やっぱり高坂先輩って可愛いにゃ♪』
『高坂先輩も可愛いにゃ♪』
穂乃果「可愛いって言ってくれたりするけど///」
真姫「じゃあ、いいんじゃない?…少なくとも、全然好きじゃない相手には言わないでしょ。そんなこと…」
凛「ううん。凛のはいつもお母さんが作ってくれるんです」
穂乃果「そっか(…お料理しないって言ってたもんね)」
穂乃果「小泉さんのは…す、すごいね」
花陽「え?」モグモグ
穂乃果(あんな大きいおむすび、どうやって作ってるんだろう…?)
凛「ごちそうさまでした♪…行こ、かよちん」
花陽「うん。…じゃあ、失礼します」ペコ
穂乃果「あ、うん。またね」
穂乃果(星空さんって小泉さんと仲良しだよね…いつも一緒にいるし)
穂乃果(私は学年も違うし、毎日μ'sの練習で精一杯だから…なかなか星空さんと一緒に居られないよね)
穂乃果「…」ハァ
真姫「…高坂先輩?」
穂乃果「えっ。…あ、西木野さん」
真姫「珍しいですね。ため息なんかついて…どうしたんですか?」
穂乃果「えーと…」
【音楽室】
真姫「…ふーん」
穂乃果「あ、あの…まだ誰にも…」
真姫「言わないわよ。そんな話、する相手もいないし」
穂乃果「どうすればいいのかなぁ…このままだと全然うまくいきそうな気がしないよ」トホホ
真姫「どうするも何も…告白しちゃえば?」
穂乃果「えぇ!?…いや、でも星空さんは小泉さんと仲いいし、私のことなんて…」
真姫「先輩のこと…何も言ってなかったんですか?」
穂乃果「星空さんが?…えーと」
『…ほら、本物のほうが可愛いし!』
『やっぱり高坂先輩って可愛いにゃ♪』
『高坂先輩も可愛いにゃ♪』
穂乃果「可愛いって言ってくれたりするけど///」
真姫「じゃあ、いいんじゃない?…少なくとも、全然好きじゃない相手には言わないでしょ。そんなこと…」
11: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:35:59.89 ID:IyzsA49/.net
穂乃果「もし西木野さんが同じ立場でも…告白しちゃう?」
真姫「私は…いや、そういう経験ないし」
穂乃果「うーん。そっかぁ…」
真姫「先輩にでも訊いてみたら?」
【三年教室】
にこ「…いや、なんで私にそんな話振ってくんのよ」
穂乃果「だって、あと私が知ってる先輩っていったら…」
『思いつきで行動したところで、状況は変えられないわ』
穂乃果「そんな理由で生徒会室に行くのは、さすがに…」
にこ「…まあ、あいつがまともに聞くわけないか。そんな話…」
「そんな話って、何の話?」
穂乃果「だから、私が星空さん…に?」
にこ「あ、絢瀬…あんた、いたの」
絵里「どうぞ。続けて」
穂乃果「は、はあ」
絵里「…なるほどね」
穂乃果「やっぱりダメですかね…?」
にこ「なに言ってんの。迷う理由なんかないでしょ?」
絵里「そうね…タイミングはともかく、行動を起こさないと何も始まらないのは確かね」
穂乃果「思いつきで行動したところで、状況は変えられない…って言ってませんでした?」
絵里「それは音ノ木坂の廃校問題の話でしょう。今回の件はあなた自身の個人的なことなんだから、あなたの行動で決まるのよ」
にこ「そーよ。思いきって正面からぶつかってみなさいよ」
穂乃果(西木野さんに、矢澤先輩…生徒会長さんも、みんな応援してくれてる)
穂乃果(まずはμ'sのファーストライブを成功させて…そのあと、星空さんに…)
真姫「私は…いや、そういう経験ないし」
穂乃果「うーん。そっかぁ…」
真姫「先輩にでも訊いてみたら?」
【三年教室】
にこ「…いや、なんで私にそんな話振ってくんのよ」
穂乃果「だって、あと私が知ってる先輩っていったら…」
『思いつきで行動したところで、状況は変えられないわ』
穂乃果「そんな理由で生徒会室に行くのは、さすがに…」
にこ「…まあ、あいつがまともに聞くわけないか。そんな話…」
「そんな話って、何の話?」
穂乃果「だから、私が星空さん…に?」
にこ「あ、絢瀬…あんた、いたの」
絵里「どうぞ。続けて」
穂乃果「は、はあ」
絵里「…なるほどね」
穂乃果「やっぱりダメですかね…?」
にこ「なに言ってんの。迷う理由なんかないでしょ?」
絵里「そうね…タイミングはともかく、行動を起こさないと何も始まらないのは確かね」
穂乃果「思いつきで行動したところで、状況は変えられない…って言ってませんでした?」
絵里「それは音ノ木坂の廃校問題の話でしょう。今回の件はあなた自身の個人的なことなんだから、あなたの行動で決まるのよ」
にこ「そーよ。思いきって正面からぶつかってみなさいよ」
穂乃果(西木野さんに、矢澤先輩…生徒会長さんも、みんな応援してくれてる)
穂乃果(まずはμ'sのファーストライブを成功させて…そのあと、星空さんに…)
12: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:40:08.80 ID:IyzsA49/.net
【四月三十日・図書館】
凛(この間の地図…結局、宝物は見つからなかったけど)
凛(まだ何かあるかもしれないよねー。…というわけで、宝探しに来たよ♪)
凛(ラーメンの本とか、ないかにゃー?…確か、このへんが食べ物の…)
ほのりん「あ」
穂乃果「星空さん!?…ど、どうしたの?学校にいるなんて」
凛「高坂先輩こそ…練習しなくていいんですかー?」
穂乃果「うん…明日ライブだから、体調を万全にして備えようって海未ちゃんが…だから、今日はお休み」
凛「せっかくお休みなのに、勉強ですかー?」
穂乃果「…スクールアイドルを始めようって決める前にね」
凛「?」
穂乃果「ことりちゃんと海未ちゃんと、ここで話し合ったんだ。それで、私たちで何とか廃校を阻止しようって」
『歴史がある!』
『…ほかには?』
『ほかに?…えっと、伝統がある!』
『それは同じです』
穂乃果「それから…ずっと練習してきたけど、やっぱりちょっと不安で…だから、ここに来れば…廃校を阻止するぞって決めた日の気持ちを思い出せるかなって」
凛「そっかぁ…」
穂乃果「でもね…やっぱり違うんだ」
凛「にゃ?」
穂乃果「あの日と、今では…決定的に違うことがあるの」
凛「それって…今はμ'sだからってこと?」
穂乃果「それもあるけど…そうじゃなくて」
凛「何が違うのー?」
穂乃果「…星空さんだよ」
凛「えっ。…凛?」
穂乃果「うん。…あのときは星空さんのこと、まだ全然知らなかったでしょ」
凛「そういえば…高坂先輩が凛たちの教室に来たのは」
『スクールアイドルの高坂穂乃果です!』
凛「もうスクールアイドル始めた後だったにゃ」
穂乃果「うん。…あのときは、とにかく廃校を阻止しなくちゃって、それだけで…でも今は」
凛「高坂先輩…?」
凛(この間の地図…結局、宝物は見つからなかったけど)
凛(まだ何かあるかもしれないよねー。…というわけで、宝探しに来たよ♪)
凛(ラーメンの本とか、ないかにゃー?…確か、このへんが食べ物の…)
ほのりん「あ」
穂乃果「星空さん!?…ど、どうしたの?学校にいるなんて」
凛「高坂先輩こそ…練習しなくていいんですかー?」
穂乃果「うん…明日ライブだから、体調を万全にして備えようって海未ちゃんが…だから、今日はお休み」
凛「せっかくお休みなのに、勉強ですかー?」
穂乃果「…スクールアイドルを始めようって決める前にね」
凛「?」
穂乃果「ことりちゃんと海未ちゃんと、ここで話し合ったんだ。それで、私たちで何とか廃校を阻止しようって」
『歴史がある!』
『…ほかには?』
『ほかに?…えっと、伝統がある!』
『それは同じです』
穂乃果「それから…ずっと練習してきたけど、やっぱりちょっと不安で…だから、ここに来れば…廃校を阻止するぞって決めた日の気持ちを思い出せるかなって」
凛「そっかぁ…」
穂乃果「でもね…やっぱり違うんだ」
凛「にゃ?」
穂乃果「あの日と、今では…決定的に違うことがあるの」
凛「それって…今はμ'sだからってこと?」
穂乃果「それもあるけど…そうじゃなくて」
凛「何が違うのー?」
穂乃果「…星空さんだよ」
凛「えっ。…凛?」
穂乃果「うん。…あのときは星空さんのこと、まだ全然知らなかったでしょ」
凛「そういえば…高坂先輩が凛たちの教室に来たのは」
『スクールアイドルの高坂穂乃果です!』
凛「もうスクールアイドル始めた後だったにゃ」
穂乃果「うん。…あのときは、とにかく廃校を阻止しなくちゃって、それだけで…でも今は」
凛「高坂先輩…?」
13: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:44:16.54 ID:IyzsA49/.net
穂乃果「穂乃果って…呼んでほしいな」
凛「えっと…じゃあ、穂乃果先輩?」
穂乃果「うん。…私も、凛ちゃんって…呼んでいいかな?」
凛「いいですよー♪」
穂乃果「ありがと。凛ちゃん…えへへ。でも私、もう呼んでたみたいで」
凛「えー?」
穂乃果「雪穂に言われたの…寝ぼけて、りんちゃん…って呼んでたんだって。私」
凛「そ、そうなんだ…」
穂乃果「まだ名前の字も知らなかったのに…ずっと気になってたんだ。凛ちゃんのこと」
凛「…穂乃果先輩///」
穂乃果「だから…正直、練習してるとき以外は凛ちゃんのことで頭がいっぱいなの///」
凛「そ、それって…つまり///」
穂乃果「…ホントは、ちゃんとファーストライブを成功させてからって思ってたんだけど…」
凛「えーと…じゃあ、それでいいんじゃないかにゃ」
穂乃果「え?」
凛「穂乃果先輩は、そのままで。…凛から言うよ」ギュ
穂乃果「り、凛ちゃん…?」ドキドキ
凛「凛もね…ずっと、穂乃果先輩のこと…」
穂乃果「…凛ちゃん///」
凛「穂乃果先輩…」
ほのりん「…///」ドキドキ
海未「…音ノ木坂の図書館は」
真姫「とても静かで」
ことり「蔵書も充実♪」
絵里「勉強するには理想的な環境」
花陽「だから…」
希「日曜日でも結構生徒が集まるん」
ほのりん「」
凛「えっと…じゃあ、穂乃果先輩?」
穂乃果「うん。…私も、凛ちゃんって…呼んでいいかな?」
凛「いいですよー♪」
穂乃果「ありがと。凛ちゃん…えへへ。でも私、もう呼んでたみたいで」
凛「えー?」
穂乃果「雪穂に言われたの…寝ぼけて、りんちゃん…って呼んでたんだって。私」
凛「そ、そうなんだ…」
穂乃果「まだ名前の字も知らなかったのに…ずっと気になってたんだ。凛ちゃんのこと」
凛「…穂乃果先輩///」
穂乃果「だから…正直、練習してるとき以外は凛ちゃんのことで頭がいっぱいなの///」
凛「そ、それって…つまり///」
穂乃果「…ホントは、ちゃんとファーストライブを成功させてからって思ってたんだけど…」
凛「えーと…じゃあ、それでいいんじゃないかにゃ」
穂乃果「え?」
凛「穂乃果先輩は、そのままで。…凛から言うよ」ギュ
穂乃果「り、凛ちゃん…?」ドキドキ
凛「凛もね…ずっと、穂乃果先輩のこと…」
穂乃果「…凛ちゃん///」
凛「穂乃果先輩…」
ほのりん「…///」ドキドキ
海未「…音ノ木坂の図書館は」
真姫「とても静かで」
ことり「蔵書も充実♪」
絵里「勉強するには理想的な環境」
花陽「だから…」
希「日曜日でも結構生徒が集まるん」
ほのりん「」
14: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:45:20.96 ID:IyzsA49/.net
(・8・)
15: 名無しで叶える物語 2017/04/30(日) 00:45:49.54 ID:IyzsA49/.net
【五月二日】
にこ「…ま、ファーストライブは成功とは言い難い結果だったけど」
穂乃果「アハハ…ありがとうございました。見に来てくれて…」
希「でも、あれやろ?ファーストキスのほうは、大成功やったんやない?」ニヤニヤ
にこ「…そうなの?」
穂乃果「ご、ご想像にお任せします!///」
キーンコーンカーン…
凛「穂乃果せんぱーい!」フリフリ
穂乃果「凛ちゃん♪」タタタ…
凛「えへへ。一緒に帰るにゃー♪」
穂乃果「うん♪」ギュ
おわり
にこ「…ま、ファーストライブは成功とは言い難い結果だったけど」
穂乃果「アハハ…ありがとうございました。見に来てくれて…」
希「でも、あれやろ?ファーストキスのほうは、大成功やったんやない?」ニヤニヤ
にこ「…そうなの?」
穂乃果「ご、ご想像にお任せします!///」
キーンコーンカーン…
凛「穂乃果せんぱーい!」フリフリ
穂乃果「凛ちゃん♪」タタタ…
凛「えへへ。一緒に帰るにゃー♪」
穂乃果「うん♪」ギュ
おわり
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