1: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:04:30.03 ID:18AVFKgv.net
理事長「いい?私たちが帰るまでに、家じゅうの掃除を済ませておくのですよ」
亜里沙「はい」
ツバサ「もちろん庭も全部よ」
英玲奈「夜食と朝食の支度もしておくんだ」
亜里沙「Хорошо…」
あんじゅ「うふふ。じゃあ、私たちはお城へ行ってくるわ♪」
亜里沙「行ってらっしゃい」
亜里沙(お城の年越しパーティーかあ…亜里沙も行きたかったな…)
亜里沙(オトノキ城の王子様は千代田区一の美人って言われてるの。もし王子様に会えたら、一緒にダンスを…)
亜里沙「らー♪らーらーららーらーらー♪らーらーららーらーらー♪」クルクル
「亜里沙」
亜里沙「あっ、おばあさま!」
祖母「今日はオトノキ城の年越しパーティーよ。早く着替えて出かけましょ」
亜里沙「でも…亜里沙はきれいなドレスも持ってないし、きっとお城に入れてもらえないわ」
祖母「大丈夫よ。私が魔法をかけてあげる」キラキラ
亜里沙(おばあさまの魔法で、私の服が…)
亜里沙「これ、オトノキの制服?」
祖母「そうよ。私の若い頃の制服だけど、亜里沙にぴったりね♪」
亜里沙「Хорошо!これでオトノキ城に入れるわ♪」ピョン
祖母「うふふ。じゃあ、お城へ行ってらっしゃい♪」
希「あかりちゃんはウチの言うことしか聞かないんよ」
馬「ウマー(゚д゚)」ガリゴリ
希「ああっ、馬車を食べちゃったらアカンよ。お城に着いたらもっと美味しい物をあげるから」
亜里沙「カボチャの馬車?」
雪穂「さ、行こう亜里沙。乗って」
亜里沙「うん♪」ギュ
パカッパカッ…
亜里沙「はい」
ツバサ「もちろん庭も全部よ」
英玲奈「夜食と朝食の支度もしておくんだ」
亜里沙「Хорошо…」
あんじゅ「うふふ。じゃあ、私たちはお城へ行ってくるわ♪」
亜里沙「行ってらっしゃい」
亜里沙(お城の年越しパーティーかあ…亜里沙も行きたかったな…)
亜里沙(オトノキ城の王子様は千代田区一の美人って言われてるの。もし王子様に会えたら、一緒にダンスを…)
亜里沙「らー♪らーらーららーらーらー♪らーらーららーらーらー♪」クルクル
「亜里沙」
亜里沙「あっ、おばあさま!」
祖母「今日はオトノキ城の年越しパーティーよ。早く着替えて出かけましょ」
亜里沙「でも…亜里沙はきれいなドレスも持ってないし、きっとお城に入れてもらえないわ」
祖母「大丈夫よ。私が魔法をかけてあげる」キラキラ
亜里沙(おばあさまの魔法で、私の服が…)
亜里沙「これ、オトノキの制服?」
祖母「そうよ。私の若い頃の制服だけど、亜里沙にぴったりね♪」
亜里沙「Хорошо!これでオトノキ城に入れるわ♪」ピョン
祖母「うふふ。じゃあ、お城へ行ってらっしゃい♪」
希「あかりちゃんはウチの言うことしか聞かないんよ」
馬「ウマー(゚д゚)」ガリゴリ
希「ああっ、馬車を食べちゃったらアカンよ。お城に着いたらもっと美味しい物をあげるから」
亜里沙「カボチャの馬車?」
雪穂「さ、行こう亜里沙。乗って」
亜里沙「うん♪」ギュ
パカッパカッ…
2: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:07:44.52 ID:18AVFKgv.net
雪穂「ほら、あの人がオトノキ城の王子様だよ」
亜里沙「えっ。お姉ちゃん?」
絵里「あら、亜里沙。いらっしゃい♪」
亜里沙「そっか。オトノキは女子校だから…王子様ってお姫さまだよね」
絵里「ふふ。亜里沙は可愛いわね…私と踊ってくれる?」
亜里沙「Хорошо♪」
♪デーデッデー
絵里「ゆーめーのーめーいろ♪」
亜里沙「ゆーりーのーめいっろー♪」
チュン(・8・)チュン
「亜里沙…朝よ。起きて」チュ
亜里沙「んっ…王子さま…」ギュ
「王子さま?」ナデナデ
亜里沙「あれっ、お姉ちゃん…」
絵里「ふふ、おはよう亜里沙。夢でも見てたの?」
亜里沙「Хорошо!私の王子様はお姉ちゃんだったのね♪」
絵里「え?」キョトン
亜里沙「食べ残し?」
絵里「じゃなくて、玉の輿。お金持ちの人と結婚すること」
亜里沙「お姉ちゃんはお金持ちの人が好きなの?」
絵里「違うわよ。まだ結婚なんて全然考えてないわ」
亜里沙「そっか」ホッ
絵里「でも、たとえば亜里沙に…同じくらい好きな人が二人いるとするでしょ」
亜里沙「えーと、一人はお姉ちゃんだから…もう一人は…雪穂かなぁ?」
絵里「一人がお金持ちで、もう一人は貧乏だとしたら、お金持ちと結婚したほうが幸せになれるんじゃないかしら?」
亜里沙「ふーん…」
亜里沙(雪穂の家は三百年くらい前からある和菓子屋さんで…有名だけど、特別お金持ちってわけじゃないよね)
亜里沙(あと私の好きな人は…やっぱりμ'sかな?)
亜里沙「えっ。お姉ちゃん?」
絵里「あら、亜里沙。いらっしゃい♪」
亜里沙「そっか。オトノキは女子校だから…王子様ってお姫さまだよね」
絵里「ふふ。亜里沙は可愛いわね…私と踊ってくれる?」
亜里沙「Хорошо♪」
♪デーデッデー
絵里「ゆーめーのーめーいろ♪」
亜里沙「ゆーりーのーめいっろー♪」
チュン(・8・)チュン
「亜里沙…朝よ。起きて」チュ
亜里沙「んっ…王子さま…」ギュ
「王子さま?」ナデナデ
亜里沙「あれっ、お姉ちゃん…」
絵里「ふふ、おはよう亜里沙。夢でも見てたの?」
亜里沙「Хорошо!私の王子様はお姉ちゃんだったのね♪」
絵里「え?」キョトン
亜里沙「食べ残し?」
絵里「じゃなくて、玉の輿。お金持ちの人と結婚すること」
亜里沙「お姉ちゃんはお金持ちの人が好きなの?」
絵里「違うわよ。まだ結婚なんて全然考えてないわ」
亜里沙「そっか」ホッ
絵里「でも、たとえば亜里沙に…同じくらい好きな人が二人いるとするでしょ」
亜里沙「えーと、一人はお姉ちゃんだから…もう一人は…雪穂かなぁ?」
絵里「一人がお金持ちで、もう一人は貧乏だとしたら、お金持ちと結婚したほうが幸せになれるんじゃないかしら?」
亜里沙「ふーん…」
亜里沙(雪穂の家は三百年くらい前からある和菓子屋さんで…有名だけど、特別お金持ちってわけじゃないよね)
亜里沙(あと私の好きな人は…やっぱりμ'sかな?)
3: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:10:02.13 ID:18AVFKgv.net
亜里沙「お姉ちゃんが亜里沙の正妻で」
絵里「正妻です。ハラショー♪」
亜里沙「穂乃果さんが第二夫人で」
穂乃果「二号さんです♪」
亜里沙「海未さんと雪穂が第三、第四夫人♪」
海未「さ、三番目ですか…」
雪穂「私、四番目!?」
亜里沙(…なんてわけにはいかないよね。μ's九人と雪穂、みんな好きだけど…)
カーン
『打った!…しかしこれは上がり過ぎです。中島がつかんでスリーアウト』
にこ「ゲームなんか一人でやんなさいよ…」
絵里「一人でやっても楽しくないでしょ」
にこ「亜里沙ちゃんがいるじゃない」
絵里「視力が落ちるといけないから、亜里沙にはあまりさせたくないの」
にこ「あんたね…私ならいいっていうの!?」プンプン
亜里沙(にこさんは…どうなのかなぁ?)
絵里「にこはゲーム機持ってないの?」
にこ「昔のゲーム機ならあるわよ。新しいのは高いから買わないけど」
絵里「それで渋々ながらも遊びに来てくれるのね」クス
にこ「うっさいわね。別にゲームが目当てってわけじゃ…」
絵里「え?」
にこ「な、なんでもないわよ///」
亜里沙(お金持ちってわけじゃなさそうだね…)
希「お邪魔します。…にこっちも来てたん?」
絵里「いらっしゃい。希」
にこ「希!あんたからも言ってやってよ」
希「お?…カープどうした」
絵里「黒田が良かったのに、無理して継投なんかするから…」
にこ「復帰後の黒田の起用法はだいたいこんな感じでしょ。現実に近いプレーをしたほうが気持ちが入るのよ」
絵里「正妻です。ハラショー♪」
亜里沙「穂乃果さんが第二夫人で」
穂乃果「二号さんです♪」
亜里沙「海未さんと雪穂が第三、第四夫人♪」
海未「さ、三番目ですか…」
雪穂「私、四番目!?」
亜里沙(…なんてわけにはいかないよね。μ's九人と雪穂、みんな好きだけど…)
カーン
『打った!…しかしこれは上がり過ぎです。中島がつかんでスリーアウト』
にこ「ゲームなんか一人でやんなさいよ…」
絵里「一人でやっても楽しくないでしょ」
にこ「亜里沙ちゃんがいるじゃない」
絵里「視力が落ちるといけないから、亜里沙にはあまりさせたくないの」
にこ「あんたね…私ならいいっていうの!?」プンプン
亜里沙(にこさんは…どうなのかなぁ?)
絵里「にこはゲーム機持ってないの?」
にこ「昔のゲーム機ならあるわよ。新しいのは高いから買わないけど」
絵里「それで渋々ながらも遊びに来てくれるのね」クス
にこ「うっさいわね。別にゲームが目当てってわけじゃ…」
絵里「え?」
にこ「な、なんでもないわよ///」
亜里沙(お金持ちってわけじゃなさそうだね…)
希「お邪魔します。…にこっちも来てたん?」
絵里「いらっしゃい。希」
にこ「希!あんたからも言ってやってよ」
希「お?…カープどうした」
絵里「黒田が良かったのに、無理して継投なんかするから…」
にこ「復帰後の黒田の起用法はだいたいこんな感じでしょ。現実に近いプレーをしたほうが気持ちが入るのよ」
4: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:12:22.53 ID:18AVFKgv.net
希「リリーフが打ち込まれて負けたんやね」
絵里「そもそも大谷を全然打てなかったみたいだけど♪」
希「よっしゃ。ウチのバファローズでボコボコにしてあげよう」
絵里「あら、もう交流戦終わりなの?」
にこ「なんか作るわ。台所借りていい?」
亜里沙「はい。亜里沙もお手伝いします♪」
絵里「え?山崎福也(さちや)って…九月のファイターズ戦で4回4失点KOの?」
※山崎はその後ケガで登録抹消
希「そのリベンジをウチがするんよ。結果は引き分けとはいえ悔しい試合やったからね」
絵里「…なるほど。そういう楽しみ方もあるわよね」
希「ウチが観戦に行けてたら、スタンドからスピリチュアルパワーをめっちゃ送ってあげられるのに」
絵里「神戸まで行くの?」
希「遠いしお金かかるから、いまだに一度も行けてないけどね…たまにある東京ドームや、交流戦の神宮が精一杯やな」
亜里沙(希さんもお金持ちってわけじゃないみたい…)
にこ「へ?…好きな人?」
亜里沙「はい。恋愛とか結婚とか…」
にこ「ま、まあ…いるけど///」
亜里沙「その人と結婚しますか!?」
にこ「いや、絵r…そいつ女の子にモテるから。少なくとも七人はライバルがいるんじゃないかしら」
亜里沙「そんなに!?…Хорошо」
にこ「でも、その七人も私にとっては特別だし…あいつがその中の誰かとくっついて幸せになるんだったら…それでもいいかなって」
亜里沙「にこさんはお料理も上手だし、とっても可愛いです♪きっとその人も、にこさんが好きですよ♪」
にこ「そ、そうかな?…そうだといいけど…ふふ。ありがと♪」ナデナデ
亜里沙「えへへ」
にこ「じゃあね」
希「ほなー」
絵里「またね」
亜里沙「また来てください♪」
ジャー カチャカチャ
絵里(…友達が帰っちゃった後って、何とも言えない寂しさがあるわよね)
絵里「そもそも大谷を全然打てなかったみたいだけど♪」
希「よっしゃ。ウチのバファローズでボコボコにしてあげよう」
絵里「あら、もう交流戦終わりなの?」
にこ「なんか作るわ。台所借りていい?」
亜里沙「はい。亜里沙もお手伝いします♪」
絵里「え?山崎福也(さちや)って…九月のファイターズ戦で4回4失点KOの?」
※山崎はその後ケガで登録抹消
希「そのリベンジをウチがするんよ。結果は引き分けとはいえ悔しい試合やったからね」
絵里「…なるほど。そういう楽しみ方もあるわよね」
希「ウチが観戦に行けてたら、スタンドからスピリチュアルパワーをめっちゃ送ってあげられるのに」
絵里「神戸まで行くの?」
希「遠いしお金かかるから、いまだに一度も行けてないけどね…たまにある東京ドームや、交流戦の神宮が精一杯やな」
亜里沙(希さんもお金持ちってわけじゃないみたい…)
にこ「へ?…好きな人?」
亜里沙「はい。恋愛とか結婚とか…」
にこ「ま、まあ…いるけど///」
亜里沙「その人と結婚しますか!?」
にこ「いや、絵r…そいつ女の子にモテるから。少なくとも七人はライバルがいるんじゃないかしら」
亜里沙「そんなに!?…Хорошо」
にこ「でも、その七人も私にとっては特別だし…あいつがその中の誰かとくっついて幸せになるんだったら…それでもいいかなって」
亜里沙「にこさんはお料理も上手だし、とっても可愛いです♪きっとその人も、にこさんが好きですよ♪」
にこ「そ、そうかな?…そうだといいけど…ふふ。ありがと♪」ナデナデ
亜里沙「えへへ」
にこ「じゃあね」
希「ほなー」
絵里「またね」
亜里沙「また来てください♪」
ジャー カチャカチャ
絵里(…友達が帰っちゃった後って、何とも言えない寂しさがあるわよね)
6: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:14:45.74 ID:18AVFKgv.net
絵里「亜里沙?」
亜里沙「お姉ちゃん。なあに?」
絵里「それ、宿題?」
亜里沙「ううん。宿題はもう終わったよ」
絵里「そう。…お風呂、一緒に入る?」
亜里沙「うん♪」
トプン ザバー
えりあり「ふー」
絵里「二人とも家事はひととおりできるし、面倒見もいいわよね」
亜里沙「うん。素敵なお姉さんって感じだね♪」
絵里「亜里沙は、やっぱり年上が好きなの?」
亜里沙「んー。好きな人は年上が多いけど(μ'sは全員そうだし)、別に年上じゃなくても…」
絵里「私は同い年か年下かな♪年上で気になる人ってあまりいないし…」
亜里沙「そっか。お姉ちゃんはμ'sのみんなと仲良しだもんね」
絵里「別に、μ'sの誰かと結婚したいって言ってるわけじゃないのよ?///」
亜里沙「したくないの?」
絵里「そ、そんなことないけど///」
亜里沙(にこさんと希さんはお姉ちゃんと仲がいいから、どっちかがお姉ちゃんの恋人になるかもしれないよね。もうすぐ卒業だし…)
【後日・穂むら】
亜里沙「雪穂は好きな人っていないの?」
雪穂「えっ。…ど、どうしたの?急に…」
亜里沙「雪穂のお嫁さんになるのは、どんな人なのかなって」
雪穂「そんなこと言われても…まだ中学生だし、結婚なんて考えたことないよ」
穂乃果「雪穂、好きな人いるの…?」
雪穂「い、いないよ。お姉ちゃんがいれば充分!」
穂乃果「そっか。…えへへ///」
亜里沙(雪穂と穂乃果さんって、すごく仲いいよね。今は恋愛より家族が大事ってことなのかな)
亜里沙「お姉ちゃん。なあに?」
絵里「それ、宿題?」
亜里沙「ううん。宿題はもう終わったよ」
絵里「そう。…お風呂、一緒に入る?」
亜里沙「うん♪」
トプン ザバー
えりあり「ふー」
絵里「二人とも家事はひととおりできるし、面倒見もいいわよね」
亜里沙「うん。素敵なお姉さんって感じだね♪」
絵里「亜里沙は、やっぱり年上が好きなの?」
亜里沙「んー。好きな人は年上が多いけど(μ'sは全員そうだし)、別に年上じゃなくても…」
絵里「私は同い年か年下かな♪年上で気になる人ってあまりいないし…」
亜里沙「そっか。お姉ちゃんはμ'sのみんなと仲良しだもんね」
絵里「別に、μ'sの誰かと結婚したいって言ってるわけじゃないのよ?///」
亜里沙「したくないの?」
絵里「そ、そんなことないけど///」
亜里沙(にこさんと希さんはお姉ちゃんと仲がいいから、どっちかがお姉ちゃんの恋人になるかもしれないよね。もうすぐ卒業だし…)
【後日・穂むら】
亜里沙「雪穂は好きな人っていないの?」
雪穂「えっ。…ど、どうしたの?急に…」
亜里沙「雪穂のお嫁さんになるのは、どんな人なのかなって」
雪穂「そんなこと言われても…まだ中学生だし、結婚なんて考えたことないよ」
穂乃果「雪穂、好きな人いるの…?」
雪穂「い、いないよ。お姉ちゃんがいれば充分!」
穂乃果「そっか。…えへへ///」
亜里沙(雪穂と穂乃果さんって、すごく仲いいよね。今は恋愛より家族が大事ってことなのかな)
8: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:22:31.93 ID:18AVFKgv.net
穂乃果「雪穂が音ノ木坂受けることになってよかったぁ♪」
雪穂「まだ入ったわけじゃないよ?」
穂乃果「雪穂、ちゃんと勉強してるでしょ。大丈夫だよ♪」
ほの母「そうね。穂乃果と違って…」
穂乃果「お、お母さーん…」
亜里沙(雪穂のほうがしっかりしてる…かな?…穂乃果さんは引っ張ってくれそうな感じはするけど)
ほの母「まあ、UTXより音ノ木坂のほうがお金もかからないし助かるわ♪」
雪穂「そこ!?」
穂乃果「アハハ。あんなこと言ってるけど、お母さんだって音ノ木坂大好きでしょ。雪穂が音ノ木坂入って嬉しくないわけないよ♪」
亜里沙(UTXはすごくお金かかるって噂だから…貧乏ってことはないよね。でも、そんなにお金持ちでもないのかな)
ことうみ「お邪魔します」
穂乃果「いらっしゃい♪」
亜里沙「こんにちは」
ことり「亜里沙ちゃんも来てたんだ?…こんにちは♪」
海未「穂乃果。例の歌詞の件ですけど…」
穂乃果「あ、うん。雪穂ー!お茶!」
雪穂「えー?また私?」
亜里沙「ことりさんは…好きな人いるんですか?」
ことり「え!?…それって、恋愛の話?」
海未「やはり今までの集大成というか…特別なものにしたいんです」
穂乃果「そうだね。もちろん今までの曲もそれぞれ全部特別だけど…」
亜里沙「恋愛っていうか、結婚でもいいんですけど」
ことり「う、うーん。…理想の相手はいる、かな」チラ
穂乃果「曲のほうはどんな感じ?」
亜里沙「その人と結婚しますか!?」
海未「け、結婚?」
穂乃果「海未ちゃん。聞いてる?」
海未「あ、はい。すみません…」
雪穂「まだ入ったわけじゃないよ?」
穂乃果「雪穂、ちゃんと勉強してるでしょ。大丈夫だよ♪」
ほの母「そうね。穂乃果と違って…」
穂乃果「お、お母さーん…」
亜里沙(雪穂のほうがしっかりしてる…かな?…穂乃果さんは引っ張ってくれそうな感じはするけど)
ほの母「まあ、UTXより音ノ木坂のほうがお金もかからないし助かるわ♪」
雪穂「そこ!?」
穂乃果「アハハ。あんなこと言ってるけど、お母さんだって音ノ木坂大好きでしょ。雪穂が音ノ木坂入って嬉しくないわけないよ♪」
亜里沙(UTXはすごくお金かかるって噂だから…貧乏ってことはないよね。でも、そんなにお金持ちでもないのかな)
ことうみ「お邪魔します」
穂乃果「いらっしゃい♪」
亜里沙「こんにちは」
ことり「亜里沙ちゃんも来てたんだ?…こんにちは♪」
海未「穂乃果。例の歌詞の件ですけど…」
穂乃果「あ、うん。雪穂ー!お茶!」
雪穂「えー?また私?」
亜里沙「ことりさんは…好きな人いるんですか?」
ことり「え!?…それって、恋愛の話?」
海未「やはり今までの集大成というか…特別なものにしたいんです」
穂乃果「そうだね。もちろん今までの曲もそれぞれ全部特別だけど…」
亜里沙「恋愛っていうか、結婚でもいいんですけど」
ことり「う、うーん。…理想の相手はいる、かな」チラ
穂乃果「曲のほうはどんな感じ?」
亜里沙「その人と結婚しますか!?」
海未「け、結婚?」
穂乃果「海未ちゃん。聞いてる?」
海未「あ、はい。すみません…」
9: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:24:53.39 ID:18AVFKgv.net
ことり「(まだ恋人ってわけじゃないし…)もし結婚できるとしても、まだしばらく先になると思うよ。どんなに早くても卒業した後かなぁ」
亜里沙「彼女さんのどんなところが好きなんですか?」
ことり「明るくて素直で純粋で優しくて頑張り屋さんで…とっても可愛いところかな♪」
亜里沙(お金持ちとかは関係ないのかな。すぐ結婚するわけじゃないんだよね)
ことり「真姫ちゃんも呼んだほうが早いんじゃないかなぁ?」
穂乃果「そうだね。そうしよっか♪」
亜里沙「海未さんはどうですか?好きな人いますか?」
海未「え!?…好きとは、どういう…」
亜里沙「恋愛とか結婚とか…そういう相手です」
海未「結婚…そ、そんなこと…まだ考えられません…」
亜里沙「恋人になりたい人はいないんですか?」
海未「想い人は…いることはいるのですけど…///」
亜里沙「もしその人と結婚できるとしたら、したいですか?」
海未「そ、そうですね…具体的に考えているわけではありませんが、できれば…」チラ
穂乃果「お菓子持ってくるね♪」
ことり「うん」
雪穂「お茶どうぞ」コト
海未「ありがとうございます」
亜里沙「Хорошо」
ことり「ありがと♪…あ、真姫ちゃん?今、穂乃果ちゃんちにいるんだけど」
亜里沙「真姫さんの家ってすごく大きいんだっけ。お金持ち…だよね?」
雪穂「そうだね。海未ちゃんちも結構すごいけど…」
海未「真姫の家にはかないませんよ。あちらは別荘も幾つもあるようですし…」
亜里沙(海未さんはお金持ちだけど、結婚したい人がもういるから…ことりさんも)
穂乃果「じゃーん♪穂むら特製ぜんざいだよ♪」
ことり「わあ、美味しそう♪」
雪穂「鏡餅を使ったんだけどね」
海未「まだあったのですか?」
穂乃果「廿日正月までに使いきればいいの」
亜里沙「彼女さんのどんなところが好きなんですか?」
ことり「明るくて素直で純粋で優しくて頑張り屋さんで…とっても可愛いところかな♪」
亜里沙(お金持ちとかは関係ないのかな。すぐ結婚するわけじゃないんだよね)
ことり「真姫ちゃんも呼んだほうが早いんじゃないかなぁ?」
穂乃果「そうだね。そうしよっか♪」
亜里沙「海未さんはどうですか?好きな人いますか?」
海未「え!?…好きとは、どういう…」
亜里沙「恋愛とか結婚とか…そういう相手です」
海未「結婚…そ、そんなこと…まだ考えられません…」
亜里沙「恋人になりたい人はいないんですか?」
海未「想い人は…いることはいるのですけど…///」
亜里沙「もしその人と結婚できるとしたら、したいですか?」
海未「そ、そうですね…具体的に考えているわけではありませんが、できれば…」チラ
穂乃果「お菓子持ってくるね♪」
ことり「うん」
雪穂「お茶どうぞ」コト
海未「ありがとうございます」
亜里沙「Хорошо」
ことり「ありがと♪…あ、真姫ちゃん?今、穂乃果ちゃんちにいるんだけど」
亜里沙「真姫さんの家ってすごく大きいんだっけ。お金持ち…だよね?」
雪穂「そうだね。海未ちゃんちも結構すごいけど…」
海未「真姫の家にはかないませんよ。あちらは別荘も幾つもあるようですし…」
亜里沙(海未さんはお金持ちだけど、結婚したい人がもういるから…ことりさんも)
穂乃果「じゃーん♪穂むら特製ぜんざいだよ♪」
ことり「わあ、美味しそう♪」
雪穂「鏡餅を使ったんだけどね」
海未「まだあったのですか?」
穂乃果「廿日正月までに使いきればいいの」
10: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:27:50.39 ID:18AVFKgv.net
ほの母「穂乃果ー!」
穂乃果「あ、真姫ちゃんたち来たみたい♪はーい!」パタパタ
亜里沙「たち?」
まきりんぱな「お邪魔します」
海未「凛と花陽も一緒だったんですか」
凛「真姫ちゃんちは広すぎて落ち着かないにゃ」
真姫「探検とか言って凛があちこち歩き回るからこっちが落ち着かないのよ」
花陽「アハハ…まあ、凛ちゃんらしいけど…」
ことほのゆきありうみまきりんぱな「いただきます♪」
亜里沙「おいしい♪」モグモグ
穂乃果「やっぱりお餅とあんこの相性は抜群だよねー♪」
雪穂「あんこ飽きたんじゃなかったっけ?」
穂乃果「お餅のときは特別なの。一年中食べるわけじゃないんだから」
海未(確かに小さい頃から鏡餅を食べる時は、形や大きさが不揃いで…特別な感じがしてワクワクしましたね)モグモグ
花陽「ごちそうさま♪」カラッ
真姫「早すぎ!?」モグモグ
凛(凛はこっちのかよちんも好きだよ♪)モグモグ
亜里沙「花陽さん」
花陽「亜里沙ちゃん。なに?」
亜里沙「おでん、あれから何度か作ってみたんですよ♪」
花陽「そうなんだ。寒い日のおでんは最高だよね♪」
真姫「どっちが先って決めないでまず自由に作ってみて、そこから合わせていったり、別々に二曲作ったり…」
穂乃果「そっか。うまくいけば曲が先のと詞が先のと両方できるね」
海未「二曲…それはいいかもしれませんね。両方練習しておいてどちらでもできるようにすれば…」
亜里沙「花陽さんは好きな人いるんですか?」
花陽「え!?…す、好きって…恋愛とかそういう…」
亜里沙「はい。結婚でもいいんですけど」
穂乃果「あ、真姫ちゃんたち来たみたい♪はーい!」パタパタ
亜里沙「たち?」
まきりんぱな「お邪魔します」
海未「凛と花陽も一緒だったんですか」
凛「真姫ちゃんちは広すぎて落ち着かないにゃ」
真姫「探検とか言って凛があちこち歩き回るからこっちが落ち着かないのよ」
花陽「アハハ…まあ、凛ちゃんらしいけど…」
ことほのゆきありうみまきりんぱな「いただきます♪」
亜里沙「おいしい♪」モグモグ
穂乃果「やっぱりお餅とあんこの相性は抜群だよねー♪」
雪穂「あんこ飽きたんじゃなかったっけ?」
穂乃果「お餅のときは特別なの。一年中食べるわけじゃないんだから」
海未(確かに小さい頃から鏡餅を食べる時は、形や大きさが不揃いで…特別な感じがしてワクワクしましたね)モグモグ
花陽「ごちそうさま♪」カラッ
真姫「早すぎ!?」モグモグ
凛(凛はこっちのかよちんも好きだよ♪)モグモグ
亜里沙「花陽さん」
花陽「亜里沙ちゃん。なに?」
亜里沙「おでん、あれから何度か作ってみたんですよ♪」
花陽「そうなんだ。寒い日のおでんは最高だよね♪」
真姫「どっちが先って決めないでまず自由に作ってみて、そこから合わせていったり、別々に二曲作ったり…」
穂乃果「そっか。うまくいけば曲が先のと詞が先のと両方できるね」
海未「二曲…それはいいかもしれませんね。両方練習しておいてどちらでもできるようにすれば…」
亜里沙「花陽さんは好きな人いるんですか?」
花陽「え!?…す、好きって…恋愛とかそういう…」
亜里沙「はい。結婚でもいいんですけど」
11: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:31:35.63 ID:18AVFKgv.net
花陽「え、えーと…内緒なんだけど」ヒソヒソ
亜里沙「え!?そんなに」
花陽「しーっ。…だって、決められなくて…みんなホントに可愛くて、いい子だし…」
亜里沙「わかります♪」
花陽「そ、そう?…だから、誰を彼女にしても幸せになれそうだなって…」
凛「かよちんの浮気者ー」ジトー
花陽「ピャァ!?…ち、違うよぉ。ただ願望っていうか、妄想っていうか…」
亜里沙「凛さんはどうですか?」
凛「え?…凛?」
花陽「好きな人がいるかどうか…だって」
穂乃果「ねえ、花陽ちゃんはどう思う?」
花陽「え?…何の話?」
ことり「あのね、二曲作った場合に衣装をどうするかって話なんだけど…」
凛「凛の…好きな人?」
亜里沙「はい♪…その人の彼女になりたいとか、お嫁さんにしたいとか…」
凛「う、うん…いるよ///」
亜里沙「どんなところが好きなんですか?」
凛「えっと…うまく言えないけど…優しいし、可愛くて…なんか、とにかく全部好きなんだー♪」
亜里沙「その人と結婚しますか!?」
真姫「!?」
凛「うん。いつか、できたらいいなって…エヘヘ」
真姫(り、凛が結婚?いつの間にそんな相手が…まさか)チラ
花陽「二種類あってもいいよね。十八着も作るの大変だから絵里ちゃんたちにも手伝ってもらって…」
亜里沙「真姫さんはどうですか?」
真姫「え!?…わ、私はあまり手伝えないわよ。…ほら、曲も作らないといけないし」
亜里沙(じゃなくて、好きな人がいるかどうか聞きたかったんだけど…)
穂乃果「素直に裁縫が苦手だって言っちゃえばいいのに」クス
真姫「そういう穂乃果はどうなのよ!?」
穂乃果「ちょっとはできるよ。…得意じゃないけど」
真姫「それなら私と変わらないでしょ」
穂乃果「えー?」
亜里沙「え!?そんなに」
花陽「しーっ。…だって、決められなくて…みんなホントに可愛くて、いい子だし…」
亜里沙「わかります♪」
花陽「そ、そう?…だから、誰を彼女にしても幸せになれそうだなって…」
凛「かよちんの浮気者ー」ジトー
花陽「ピャァ!?…ち、違うよぉ。ただ願望っていうか、妄想っていうか…」
亜里沙「凛さんはどうですか?」
凛「え?…凛?」
花陽「好きな人がいるかどうか…だって」
穂乃果「ねえ、花陽ちゃんはどう思う?」
花陽「え?…何の話?」
ことり「あのね、二曲作った場合に衣装をどうするかって話なんだけど…」
凛「凛の…好きな人?」
亜里沙「はい♪…その人の彼女になりたいとか、お嫁さんにしたいとか…」
凛「う、うん…いるよ///」
亜里沙「どんなところが好きなんですか?」
凛「えっと…うまく言えないけど…優しいし、可愛くて…なんか、とにかく全部好きなんだー♪」
亜里沙「その人と結婚しますか!?」
真姫「!?」
凛「うん。いつか、できたらいいなって…エヘヘ」
真姫(り、凛が結婚?いつの間にそんな相手が…まさか)チラ
花陽「二種類あってもいいよね。十八着も作るの大変だから絵里ちゃんたちにも手伝ってもらって…」
亜里沙「真姫さんはどうですか?」
真姫「え!?…わ、私はあまり手伝えないわよ。…ほら、曲も作らないといけないし」
亜里沙(じゃなくて、好きな人がいるかどうか聞きたかったんだけど…)
穂乃果「素直に裁縫が苦手だって言っちゃえばいいのに」クス
真姫「そういう穂乃果はどうなのよ!?」
穂乃果「ちょっとはできるよ。…得意じゃないけど」
真姫「それなら私と変わらないでしょ」
穂乃果「えー?」
12: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:34:37.16 ID:18AVFKgv.net
亜里沙(うーん?…真姫さんは穂乃果さんや凛さんと仲がいいのかな?)
穂乃果「お金持ち?」
亜里沙「はい」
穂乃果「んー。お金がないよりは、あったほうがいいと思うけど…それで好きな人が変わるわけじゃないから」
亜里沙「穂乃果さんの好きな人って…」
穂乃果「えっ。えーと…」
『ほのかを、ゆきほのおよめさんにしてください♪』
穂乃果「小さい頃から、ずっと変わってないんだ…結婚できるとかできないとか、まだわからなかった時から」
亜里沙「Хорошо」
穂乃果「まあ、普通にっていうか…もし結婚できる相手を好きになってたとしても、まだ高校生だし。どうせすぐ結婚するわけじゃないんだから…自分の気持ちに正直でいたいかな」
亜里沙(そうだよね…ずっと一緒にいる大切な人は、お金で決まるわけじゃないし)
穂乃果「お金持ち?」
亜里沙「はい」
穂乃果「んー。お金がないよりは、あったほうがいいと思うけど…それで好きな人が変わるわけじゃないから」
亜里沙「穂乃果さんの好きな人って…」
穂乃果「えっ。えーと…」
『ほのかを、ゆきほのおよめさんにしてください♪』
穂乃果「小さい頃から、ずっと変わってないんだ…結婚できるとかできないとか、まだわからなかった時から」
亜里沙「Хорошо」
穂乃果「まあ、普通にっていうか…もし結婚できる相手を好きになってたとしても、まだ高校生だし。どうせすぐ結婚するわけじゃないんだから…自分の気持ちに正直でいたいかな」
亜里沙(そうだよね…ずっと一緒にいる大切な人は、お金で決まるわけじゃないし)
13: 名無しで叶える物語(王都図書館司書室)@\(^o^)/ 2017/01/20(金) 00:35:15.00 ID:18AVFKgv.net
【絢瀬家】
絵里「おかえり亜里沙♪」
亜里沙「お姉ちゃん♪」ギュー
絵里「ふふ…どうしたの?」ナデナデ
亜里沙「タマノコシって、幸せなこと?」
絵里「んー。そうね…お金持ちになれば必ず幸せになれるってわけじゃないと思うけど…」
亜里沙「幸せになりたくて、タマノコシを探すの?」
絵里「最初からそれを期待してる人が幸せになったかどうかは、本人に訊いてみないとわからないけどね」
亜里沙「そっか。…あのね、お姉ちゃん」
絵里「なあに?亜里沙」
亜里沙「亜里沙のタマノコシは…お姉ちゃんだよ♪」
絵里「え?」
亜里沙(きれいで、優しくて…世界一素敵なお姉ちゃんだから。…いつか、お姉ちゃんがお嫁に行っちゃう時までは…このままでいたいな)
絵里「今日も冷えるわね…何か温かい物が食べたいわ」
亜里沙「おでん!亜里沙が作ってあげる♪」
絵里「いいわね♪…じゃあ、買い物に行きましょうか」
亜里沙「うん♪」ギュ
グツグツ…
亜里沙「美味しかったね♪」
絵里「そうね。…あら、卵が一個残ってるわね」
亜里沙「たま…のこし?」
絵里「もうお腹いっぱいなの?」
亜里沙「半分なら食べられるかも…」
絵里「じゃあ、半分こしましょうか♪」
亜里沙(お姉ちゃんと二人で分け合える幸せが、一番幸せ♪)
おわり
絵里「おかえり亜里沙♪」
亜里沙「お姉ちゃん♪」ギュー
絵里「ふふ…どうしたの?」ナデナデ
亜里沙「タマノコシって、幸せなこと?」
絵里「んー。そうね…お金持ちになれば必ず幸せになれるってわけじゃないと思うけど…」
亜里沙「幸せになりたくて、タマノコシを探すの?」
絵里「最初からそれを期待してる人が幸せになったかどうかは、本人に訊いてみないとわからないけどね」
亜里沙「そっか。…あのね、お姉ちゃん」
絵里「なあに?亜里沙」
亜里沙「亜里沙のタマノコシは…お姉ちゃんだよ♪」
絵里「え?」
亜里沙(きれいで、優しくて…世界一素敵なお姉ちゃんだから。…いつか、お姉ちゃんがお嫁に行っちゃう時までは…このままでいたいな)
絵里「今日も冷えるわね…何か温かい物が食べたいわ」
亜里沙「おでん!亜里沙が作ってあげる♪」
絵里「いいわね♪…じゃあ、買い物に行きましょうか」
亜里沙「うん♪」ギュ
グツグツ…
亜里沙「美味しかったね♪」
絵里「そうね。…あら、卵が一個残ってるわね」
亜里沙「たま…のこし?」
絵里「もうお腹いっぱいなの?」
亜里沙「半分なら食べられるかも…」
絵里「じゃあ、半分こしましょうか♪」
亜里沙(お姉ちゃんと二人で分け合える幸せが、一番幸せ♪)
おわり
コメントする
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。