2: きななつ (ｵｯﾍﾟｹ 61c2-501c) 2024/05/28(火) 21:31:46 ID:A/568qL2Sr
きな子「そうっすか？」
夏美「そうですの。お外で配信も出来ないし、それにそもそも傘を持ち歩くのも面倒くさいですの！きな子もそう思わない？」
きな子「きな子は雨の日結構好きっすよ」
夏美「どこが好きですの？」
きな子「静かに降りしきる雨音を聞いていると心が洗われるっす。なんというか、街の汚れが流されていくようで…」
夏美「へぇ…」
きな子「雨の日にこうして窓の外をぼ～っと眺めるのも良し、また部屋で静かに一人読書をするのもいいっすね」
夏美「私にはよく分からないですの。」
夏美「そうですの。お外で配信も出来ないし、それにそもそも傘を持ち歩くのも面倒くさいですの！きな子もそう思わない？」
きな子「きな子は雨の日結構好きっすよ」
夏美「どこが好きですの？」
きな子「静かに降りしきる雨音を聞いていると心が洗われるっす。なんというか、街の汚れが流されていくようで…」
夏美「へぇ…」
きな子「雨の日にこうして窓の外をぼ～っと眺めるのも良し、また部屋で静かに一人読書をするのもいいっすね」
夏美「私にはよく分からないですの。」
3: きななつ (ｵｯﾍﾟｹ 61c2-501c) 2024/05/28(火) 21:32:37 ID:A/568qL2Sr
きな子「夏美ちゃんは、雨は嫌いっすか？」
夏美「当然ですの！さっきも言ったように配信も出来ないからマニーにもならないですの。それに…」
きな子「それに？」
夏美「濡れるのも嫌だし… 今日なんて朝降ってなかったのに急に降ってくるから傘も持ってきてなくて最悪ですの！」
きな子「ふふっ」
夏美「何を笑っているんですの！」
夏美「当然ですの！さっきも言ったように配信も出来ないからマニーにもならないですの。それに…」
きな子「それに？」
夏美「濡れるのも嫌だし… 今日なんて朝降ってなかったのに急に降ってくるから傘も持ってきてなくて最悪ですの！」
きな子「ふふっ」
夏美「何を笑っているんですの！」
4: きななつ (ｵｯﾍﾟｹ 61c2-501c) 2024/05/28(火) 21:33:48 ID:A/568qL2Sr
きな子「ごめんっす。夏美ちゃんのことだからもっと違うことを言うのかと思ったらあまりに普通のことを言うのでおかしくて」
夏美「私一体何なんですの！」
きな子「きな子だって濡れるのは嫌っすよ？」
夏美「じゃあ何で…？」
きな子「夏美ちゃん、雨の降る音をよく聞いてほしいっす」
夏美「雨の音？」
きな子「不思議と静かな感じがしないっすか？」
夏美「…」
夏美「私一体何なんですの！」
きな子「きな子だって濡れるのは嫌っすよ？」
夏美「じゃあ何で…？」
きな子「夏美ちゃん、雨の降る音をよく聞いてほしいっす」
夏美「雨の音？」
きな子「不思議と静かな感じがしないっすか？」
夏美「…」
5: きななつ (ｵｯﾍﾟｹ 61c2-501c) 2024/05/28(火) 21:34:59 ID:A/568qL2Sr
きな子「普段の街の喧騒とか、そういったものも吸収してくれる…そんな雰囲気がきな子は大好きっす。嫌なことも全部忘れられる…」
夏美「そう、なのかな？」
きな子「そうっすよ」
夏美「きな子は昔から雨が好きでしたの？」
きな子「どうっすかね～。きな子の地元の北海道は農家が多いから雨がいいものとして扱われてきたことも影響してるかもっすね。」
夏美「なるほど…」
きな子「それに雨は古来より神聖なものとされてきたらしいっすよ。」
夏美「知らなかった…」
夏美「そう、なのかな？」
きな子「そうっすよ」
夏美「きな子は昔から雨が好きでしたの？」
きな子「どうっすかね～。きな子の地元の北海道は農家が多いから雨がいいものとして扱われてきたことも影響してるかもっすね。」
夏美「なるほど…」
きな子「それに雨は古来より神聖なものとされてきたらしいっすよ。」
夏美「知らなかった…」
6: きななつ (ｵｯﾍﾟｹ 61c2-501c) 2024/05/28(火) 21:36:07 ID:A/568qL2Sr
きな子「あっ、でもっ！」
夏美「いきなり大きな声を出してどうしたんですの？」
きな子「夏美ちゃんも理由の一つっすよ」
夏美「私が理由？きな子の言っていることが分からないんですの」
きな子「普段配信配信マニーマニー騒いでいる夏美ちゃんが大人しくなるの、可愛くって好きっす」
夏美「きな子？人聞きが悪いですの！」
きな子「いつもと違う夏美ちゃんを見るのもそれはいいものっすね～」ｳﾝｳﾝ
夏美「いきなり大きな声を出してどうしたんですの？」
きな子「夏美ちゃんも理由の一つっすよ」
夏美「私が理由？きな子の言っていることが分からないんですの」
きな子「普段配信配信マニーマニー騒いでいる夏美ちゃんが大人しくなるの、可愛くって好きっす」
夏美「きな子？人聞きが悪いですの！」
きな子「いつもと違う夏美ちゃんを見るのもそれはいいものっすね～」ｳﾝｳﾝ
7: きななつ (ｵｯﾍﾟｹ 61c2-501c) 2024/05/28(火) 21:40:25 ID:A/568qL2Sr
夏美「ちょっと//」
きな子「赤面する夏美ちゃん可愛いっす～」
夏美「いい加減にしてほしいですの！」
きな子「ちょっとからかい過ぎちゃったかも…」ｱﾊﾊ
夏美「あははじゃないんですの。全くっ」
きな子「ごめんっす。」
夏美「許して欲しかったら今から私の言うことを聞くんですの～」
きな子「きな子、何をすればいいっすか？」ｱｾｱｾ
夏美「原宿の駅の方でこないだお洒落なスイーツ店を見つけてきたんですの。
これから食レポ配信に行くんですの！きな子の奢りで」
きな子「楽しそうっすね～」
きな子「赤面する夏美ちゃん可愛いっす～」
夏美「いい加減にしてほしいですの！」
きな子「ちょっとからかい過ぎちゃったかも…」ｱﾊﾊ
夏美「あははじゃないんですの。全くっ」
きな子「ごめんっす。」
夏美「許して欲しかったら今から私の言うことを聞くんですの～」
きな子「きな子、何をすればいいっすか？」ｱｾｱｾ
夏美「原宿の駅の方でこないだお洒落なスイーツ店を見つけてきたんですの。
これから食レポ配信に行くんですの！きな子の奢りで」
きな子「楽しそうっすね～」
8: きななつ (ｵｯﾍﾟｹ 61c2-501c) 2024/05/28(火) 21:44:52 ID:A/568qL2Sr
夏美「でしょ？」
きな子「きな子も連れて行ってくれるなら、今日は奢るっすよ～」
夏美「え、本当にいいの？」
きな子「もちろんっす～。あ、傘、夏美ちゃん持ってないんすよね？」
夏美「このくらいの雨、へっちゃらですの」
きな子「いやいや、結構降ってるっすよ。さっき濡れるの嫌だって言ってたじゃないっすか」
夏美「むぅ…」
きな子「夏美ちゃん、きな子の傘入っていいっすよ～」
きな子「きな子も連れて行ってくれるなら、今日は奢るっすよ～」
夏美「え、本当にいいの？」
きな子「もちろんっす～。あ、傘、夏美ちゃん持ってないんすよね？」
夏美「このくらいの雨、へっちゃらですの」
きな子「いやいや、結構降ってるっすよ。さっき濡れるの嫌だって言ってたじゃないっすか」
夏美「むぅ…」
きな子「夏美ちゃん、きな子の傘入っていいっすよ～」
9: きななつ (ｵｯﾍﾟｹ 61c2-501c) 2024/05/28(火) 21:46:52 ID:A/568qL2Sr
夏美「…////」
きな子「夏美ちゃん？」
夏美「分かりましたの…これも、マニーのため…お邪魔しますの！」
きな子「ふふっ。夏美ちゃん、相合傘っすね～」
夏美「//// もう、分かったから早く行きますの！」
ﾜｲﾜｲｷｬｯｷｬ
きな子（夏美ちゃんの色んな一面が見ることが出来る雨の日はきな子大好きっす）
夏美（きな子とこうして相合傘出来るなら、雨の日も悪いことばかりではないかもしれない…ですの！）
おしまい
きな子「夏美ちゃん？」
夏美「分かりましたの…これも、マニーのため…お邪魔しますの！」
きな子「ふふっ。夏美ちゃん、相合傘っすね～」
夏美「//// もう、分かったから早く行きますの！」
ﾜｲﾜｲｷｬｯｷｬ
きな子（夏美ちゃんの色んな一面が見ることが出来る雨の日はきな子大好きっす）
夏美（きな子とこうして相合傘出来るなら、雨の日も悪いことばかりではないかもしれない…ですの！）
おしまい
引用元: ・SS 夏美「雨の日って退屈ですの」
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