1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:43:24.933 ID:J0FBvUyVa.net
ガヴリール「もうすぐだ… あともうちょっとの我慢だぞ!!俺…」

俺「うん… ガヴ、俺頑張るよ… そこでみていてくれ… んっ/// ふぅぅっ…」

ガヴリール「おう…!私たちの子供なら絶対可愛い子が産まれるに決まってる… 頑張ってくれ!!」ギュッ

俺「ガヴ…/// ああっ、ぐぅぅ… 頑張るっ!」

ガヴリール「よし… その意気だ。私もずっとそばにいて見守ってるからな…」

ヴィーネ「俺!子供産まれそうって本当!?」ガチャッ

俺「!?!」ビクッ

2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:44:13.889 ID:J0FBvUyVa.net
ガヴリール「お、おう。ヴィーネか… そうなんだ…!だいぶ前から痛がってて… たぶんもうすぐ産まれるって!!」

ヴィーネ「よかった… 自分の子供の産まれる瞬間も見れないなんて親としてどうかしてるものね…!!」ホッ

俺「ーー?!!」ギクッ

ガヴリール「……? おい、ヴィーネ。どういうことだよ。俺のお腹の中の子は私との…」

俺「~~ぃ、痛だ!!痛いっ/// 痛いよぅぅ…っ!!!誰かっ、手を!!手を握ってくれぇ!!!」ジタバタ

ガヴリール「お、おう!これでいいか…?」ギュッ

俺「~っ…う、うん… ちょっとだけだけど楽になった…」ハァハァ

ヴィーネ「ち、ちょっとドキドキするわね… どんな子が産まれるのかしら… でも私と俺の子なんだからきっと私たちによく似たいい子が産まれるに決まってるわよね!」

ガヴリール「………はぁ?」

俺「~~~~っ?!!」ドッキ--ンッ

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:44:36.662 ID:J0FBvUyVa.net
ガヴリール「なぁヴィーネ。お前さっきから産まれる子がヴィーネと俺の子とか言ってるけど…?」

ヴィーネ「あら、当然でしょう?だって私と俺は付き合ってるんだから…/// なんで今さらそんなこと聞くのよ?」

ガヴリール「はぁ?! 俺と付き合ってるのは私…」

ヴィーネ「え…?なにその冗談…」

俺「~~っお゛お゛…/// も、もうすぐ産まれるかも!!!あ゛~~ッ…痛いぃぃ!!!」

ガヴリール「だ、大丈夫か!? 俺!!」

ヴィーネ「え、えぇ…?」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:45:49.524 ID:J0FBvUyVa.net
俺「はぁ…はぁ… だ、大丈夫っ…!!お腹の子のために頑張るからっ…」

ヴィーネ「ちょっと待って…?ガヴ、 俺と付き合ってるのって、私…よね?」

ガヴリール「はぁ?なに言ってるんだよヴィーネ… 俺と付き合ってるのは私だろ?産まれる子も私と俺の子供だ」

俺「…………」ダラダラ

ヴィーネ「え…じゃ、じゃあ俺は……俺は私とガヴに二股かけてたってこと?!!」

ガヴリール「二股…? お、おい…!!どういうことだ…よ俺……」

空のベット「」

ヴィーネ「き、消えた?!」

ガヴリール「な……ちくしょう!!どこ行きやがった俺!!」ドンッ

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:46:13.179 ID:J0FBvUyVa.net
ラフィエル「俺さん… 今の話、じっくりお家で聞かせてくださいね♪ あ、子供のことなら心配しないでください♡」

マルティエル「私がしっかり抱き上げて差し上げます」

俺「ひ、ひぃぃ?!!」ガクガク

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:46:37.996 ID:J0FBvUyVa.net
ラフィエル「で、どういうことなんですか?俺さん♡」ニコニコ

俺「え、えーと… その、お腹の子はラフィエルとの子供だよ?もちろん愛してるのはラフィエル1人だから!」

ラフィエル「………そんな当たり前のことを聞いているんではありません♪ あの2人とはどういう関係か聞いているんですよ♡」ホウチョウドンッ

俺「ひあっ?!は、はい!!隠れて浮気していました!!申し訳ありませんっっ!!!」ビクゥッ

ラフィエル「………うふふ♪素直でよろしい。私は少しゴミ掃除しなくちゃならないので、ちょっとだけ待っていてくださいね♡ もちろん産まれる瞬間には立ち会いますのでご心配なく♪」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:47:06.469 ID:J0FBvUyVa.net
ー玄関ー

ゼルエル「おい…!俺!!ここにいるんだろう!此度の裏切りによる屈辱… けっして許さんぞ!!」ピンポ-ンピンポ-ン

ガヴリール「まさかゼルエル姉さんにまで手をかけていたなんて… 早く出てこい!俺!!」ドンドンッ

ヴィーネ「早く出てきてよ… 俺… 出ないと私、私…」ガチャガチャ

ハニエル「お兄ちゃん… 私とのこと、遊びだったんだ…」ユラァ

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:47:58.816 ID:J0FBvUyVa.net
ラフィエル「あらあら♡あの2人以外にも…まぁでも全員殺せばきっと俺さんも私のことしか目に入らなくなりますよね…!マルティエル!俺さんをしっかり見張っておいて下さい♪」バサァッ

マルティエル「はっ…」

俺「う、うぅ…… どこに…」

マルティエル「………行かれましたか。さて、俺?どういうことか説明願おうか?」ギロッ

俺「や、やっぱり怒ってる?」ガクガク

マルティエル「もちろんだ。やはりお嬢様以外に心を許したのが間違いだった…」ナイフスッ

俺「ひ、ぁ……助け…」

タプリス「待って下さいっ!!!」ガッシャァアン

委員長「ふぇあぁ?!危な…」ズシャァアアン

バリーーンッッ

マルティエル「!?」バッ

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:48:47.756 ID:J0FBvUyVa.net
タプリス「ここにいたんですね俺先輩っ!!聞いてください!この人が俺さんの彼女は自分だって言い張るんです!!」

委員長「お、俺くん!!俺くんの彼女は私だよね……?」

俺「あ、あっ……」ガクガク

マルティエル「俺……?」ギロッ

ゼルエル「俺ーーーーッッッ!!どういうことだァア!!!!!」バリ--ンッ

ヴィーネ「き、きゃあああああ!!!!!」

ガヴリール「俺!どうなってんだよこれは!」

ラフィエル「くっ、全員天界に送り返してあげます!」ズサササ-ッ

ハニエル「俺……?許さないんだからね……」ゴゴゴゴ

俺「あぅ………あっ、あっ………ああ!」

ああああああああああああ!!!!!

「いい加減にしなさいっ!!」

全員「!?」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/14(日) 15:51:29.781 ID:J0FBvUyVa.net
サターニャ「あんたたち!天使として恥ずかしくないの?俺のお腹の子が可哀想じゃない!!」

ガヴリール「さ、サターニャ……」

サターニャ「お腹の子に罪はないのよ? 全員頭を冷やして反省しなさい!」ビシィッ

ゼルエル「くっ……た、確かに頭に血が上りすぎていたかもしれん……」

ヴィーネ「そ、そうね……(私は悪魔だけど)」

ラフィエル「……サターニャさんがそういうなら仕方ありませんね」スゴスゴ

サターニャ「さ、全員散った散った!家に帰ってしばらく頭冷やしなさい!」

「ちっ!」「今日のところはこれで」「お、覚えてなさいよ!」スタスタスタ

俺「サターニャぁ……/// あ、ありがとう……」

サターニャ「いいのよ……俺と私の子どものためだから」

俺「サターニャ……♡ 愛してるよ…」

サターニャ「私もよ……俺…!」チュッ♡

こうして俺とサターニャは永遠の愛を誓い合い、幸せに一生を共にした

♡~THE END~♡

引用元: 俺「う、産まれる…産まれるよぉ!!」ガヴリール「頑張れ!!」