真姫「凛は小盛りじゃ足りないんじゃない？」

凛（真姫ちゃんまで凛のことdisって…、もう聞きたくないにゃ！）ﾐﾐﾌｻｷﾞ

花陽「えへへ、凛ちゃんは特別にラーメン付きだから、ご飯は小盛りじゃないと炭水化物取り過ぎちゃうかなぁって」

真姫「そりゃ凛は喜ぶでしょうけど、あんまり特別扱いはどうかと思うわよ、ねえ凛？ちょっと！聞いてるの！？」

凛「ふぇっ？！ご、ごめん、考え事してて聞いてなかった！」

真姫「今週末のμ'sの合宿の話よ、夜の当番は私達なんだから凛もちゃんと参加しなさい！」

凛（夜当番？なんで　　　　の話、、、まさか　　　なことにゃ？！///）

花陽「あとね、実はことりちゃんが腕によりをかけて用意してくれるみたいだから、みんな小さめサイズでも大丈夫かなぁって」

真姫「まぁそういうことなら大丈夫そうね」

凛（小さめサイズでも大丈夫…、ことりちゃん特製衣装なら凛のもおっきく見えるかにゃ///）

花陽「それじゃあにこちゃん、穂乃果ちゃん、凛ちゃんが小盛りで、他は並盛り」ﾒﾓﾒﾓ

真姫「私も小盛りでいいわ」

花陽「じゃあ真姫ちゃんも小盛りで、花陽が特盛りっと♪」ﾒﾓﾒﾓ

真姫「花陽、あなたねぇ、小盛りとは言わないけどせめて並盛りにしなさいよ」

凛「め、メチャクチャにゃ！！」

凛「どう考えても希ちゃん、絵里ちゃん、かよちんは大盛り以上にゃ！それを並盛りや小盛りって、凛に対するイヤミにゃ…」

花陽「！？　希ちゃんと絵里ちゃん、そんなに食べるかなぁ？」

花陽「それにね、凛ちゃんにはラーメン付けるし、ことりちゃん特製の食後のデザートもいっぱいあるんだよ？」

真姫「というより献立より先にご飯サイズ決めるなんてやっぱおかしいでしょ、こんなの当日でいいんじゃない？」

花陽「それは違うよ！！適切なお米の量を把握してきっちり炊き上げることは何より重要なんです！！」ﾌｰﾌｰ

凛「あっ…///ご、ごめん、かよちんの言う通りでいいにゃ！」

真姫「まぁいいけど…、さっさとお夕飯のメニュー決めちゃいましょ」

凛（思いっきり勘違いしてたにゃ///）

真姫「9人分だし主菜は簡単に量も作れる方が。。。」

花陽「やっぱりカレーやシチュー、豚汁とか。。。」

凛（凛だけこんな恥ずかしい思いして納得いかないよっ！）

凛（ちょうどいい具合にターゲットがいるから、からかうにゃ♪）

凛「にこちゃ～ん♪」

にこ「何よ？」

凛「かよちんがね、凛とにこちゃんは小盛りだって…」ﾁﾗｯ

にこ「！？」

にこ（あの花陽が貧　disするなんて考えられないわ、どうせ凛の悪ふざけでしょうけど…）

にこ「花陽、にこが小盛りってどういう意味なの？」

花陽（にこちゃん最近炭水化物ダイエット始めたって言ってたから小盛りにしたけど…）

花陽「（ダイエットなんて）必要ないと思うけど、にこちゃんは極小盛りにした方がいいですか？」ｶﾗﾀﾞｼﾞﾛｼﾞﾛ

にこ「なっ！？」

凛（かよちんナイス！これはとんでもないちっ　　disされた、って勘違いするはずにゃ！）

真姫「にこちゃんはいつもスタイル気にしてるじゃない、極小盛りでもいいんじゃないかしら？」

にこ「ま、真姫ちゃんまで！？」

凛「うんうん、にこちゃんは極小盛りで決定にゃ！」

凛（にゃはははは♪）ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ!!

にこ「あ、あんた達ねぇ！いくらμ'sの仲間とはいえ言っていい事と悪い事があるわよ！！」

花陽「ご、ごめんなさい、炭水化物ダイエットしてるって聞いたから少なめにしようと思ったんだけど足りないかな…？」

にこ「へっ？！」

真姫「まぁ合宿でみっちり練習するんだし、そんな時くらいたっぷり食べてもいいかもしれないわね」

にこ「あっ！！///」

凛「あれあれ～、にこちゃん顔赤くしてどうしたにゃあ？？」ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ

にこ（くっ、まんまと凛にハメられたってわけね）

にこ「ま、まぁ足りなければお代わりするから、とりあえず小盛りでいいわよ///」

にこ「（凛！！あんたねぇ、覚えてなさいよ！！）」ｷﾞﾛｯ

凛「（にこちゃんごめんごめん、からかい甲斐のある人がもう一人いるから許してほしいにゃ♪）」ﾆﾔﾘ

にこ「（あんたはホントにこういう悪巧みが好きね…、にこも嫌いじゃないけど）」ﾆﾔｯ

にこ「海未！花陽があんたが並盛りか小盛りかで悩んでるみたいよ」

海未「！？」

海未（私の胸囲が普通か控えめか、自分で判断しろというのですか？！）

海未「は、花陽、私が並盛りか小盛りかというのは…」

真姫「確か海未は並盛りよ、筋肉量が一番多いから消費も激しいんだし並でいいんじゃないの？それとも大盛りにする？」

凛「さすがに海未ちゃんが大盛りはないんじゃないかにゃぁ？」ﾆﾔﾆﾔ

海未（いくら筋肉質とはいえ、自分が大盛りではないことくらい分かっていますっ！）

花陽「ことりちゃんの別腹も出るから、むしろ小盛りでもいいかもですよ？」

海未（失礼な！お腹なんて出ていません！確かにことりや花陽に比べたら小盛りに違いありませんが…）

にこ「ちなみに小盛りはにこと凛、真姫ちゃんに穂乃果ね、ひょっとしたらことりも小盛りじゃない？」

海未「こ、ことりまで？！」

凛「念のため全員直接確認した方がいいにゃ、ことりちゃ～ん、ちょっと聞きたいんだけど…」

ことり「花陽ちゃん、ことりも小盛りでお願いします♪」

穂乃果「本当は大盛り、せめて並盛りがいいけど…、ことりちゃんのために穂乃果も小盛りで我慢するよ」

海未（穂乃果はともかく、ことりが小盛りなら私は確実に小盛り未満じゃないですか…）ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

にこ「極小盛り…」ﾎﾞｿｯ

海未「！！」ﾋﾞｸｯ

にこ「（不本意だけど、海未の思考が手に取るように分かるわね）」ﾊﾊﾊ

凛「（やっぱり普段から気にしてると、どうしてもそっち方面を意識しちゃうものにゃ）」

凛「あとね、希ちゃんと絵里ちゃんは小盛りと迷ってたけど並盛りでいいってさ」

海未「はぁっっ！？！？」

にこ「どうしたのよ？」ｸｯ!

海未「い、いえ、なんでもありません」

海未（あんなモノをぶら提げながら小盛りと迷って並盛りだなんて、あの2人は何を考えているのですかっ！！）

にこりん（ま、まだ笑っちゃダメよ！／にゃ！）

ことり「そういえば真姫ちゃんに確認したいことあったの、合宿する別荘には大きなバットあるかな？」

海未（パッド？！優しいことりのことです、私に気を使って次の衣装ではパッド入りのセクシーアローな胸元に…///）

真姫「確認してみるけど、どれくらいのサイズが必要なの？」

ことり「う～ん、60cmは欲しいかなぁ」

海未「バ、バカにしているのですか！？素でも70cmは超えています！！」

ことり「えっ？？」

真姫「なんで海未が家の別荘の調理器具のこと知ってるのよ？」

海未「はっ！！///」

にこりん「ぷ～～、くすくす♪」

凛「お料理に使うバットと　　　　のパッド勘違いするなんて海未ちゃんどうしちゃったにゃあ？」ﾆｬﾊﾊﾊ

にこ「よっぽど気にしてるのかしらねぇ？」ﾆｺﾆｺ

穂乃果「ほ、穂乃果は海未ちゃんて引き締まっててスタイルいいなって思ってるよ！」

ことり「そ、そうだよ～、モデルさんみたいだなって！」

海未（にこ、凛、謀りましたね！穂乃果やことりのフォローも追い討ちにしかなりません…///）ﾜﾅﾜﾅ

海未「わ、私は自分の胸囲など、全く気にしていません！！」

海未「そもそも穂乃果や真姫とは2cmしか違わないのですよ！なのになぜ私はいつもにこや凛側なのですか！？」

にこりん「！！」ｶﾁｰﾝ!!

凛「それを言うなら凛と海未ちゃんは1cmしか違わないにゃ！」

にこ「海未、あんたに良い物を見せてあげるわ」ﾋﾟﾗｯ




海未「こ、これはなんですか？」

にこ「BPH(Bust per Height)、身長に対する胸囲の割合を表したにこ独自の単位よ！」

凛「凛、海未ちゃんより上で、3番目に順位上がってるよっ！」

にこ「そう、BPHを計算すると胸囲76cm÷身長159cmで0.4780...、μ's最下位は海未なのよ」ﾆﾔﾆﾔ

海未「そ、そんな…」

にこ「分かったかしら？海未はこっち側の人間どころか、にこ以下なのよ！」

にこ「それだけじゃないわ、BPH0.5を切っている穂乃果や真姫ちゃんだってこっち側よ！！」

ほのまき「！？」

凛「確かに凛と真姫ちゃんのBPHはほとんど一緒だ！にこちゃんすごいにゃ！！」

海未（私がにこ以下などありえません！何か落とし穴が…）

海未「はっ！！ふふふ、この私としたことが危うく騙されるところでしたよ」ｶｷｶｷ

にこ「な、なによ？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

海未「にこの表では公式数値の74cmとなっていますが、にこの実測値は71cmのはずです！！」ﾊﾞｰﾝ!!




にこ「ちっ！」ｷﾞｸｯ!

凛「71÷154＝0.4610...、にこちゃん断トツで最下位にゃ」

希「うちと0.1以上違うんやね」

海未「それにどこかの2人がバカみたいに平均を引き上げているせいもありますが、ことりも平均より下なのです」

ことり「う、海未ちゃん？」

のぞえり（バカみたいって…）

海未「私が凛より下であったり、ことりが平均以下であったり、このBPHなどと言う単位は信頼できるのでしょうか？」

海未「まぁ最下位は正確に表せているようですがね」

にこ「くっ！」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

凛「海未ちゃんBPHじゃ凛より下だからって…、じゃあ凛も！」ｶｷｶｷ

真姫「凛、そこの計算間違ってるわよ」

花陽「凛ちゃん頑張って！」

　　：

凛「ふ～、出来たにゃ！！」ﾍﾟﾗﾘ




凛「平均から±5%を計算したよ！これによれば凛はBUSTもBPHも平均±5%の中だから、かよちんと一緒で普通ってことにゃ！」

希（何を計算していたかと思えば…、さすがに凛ちゃんが花陽ちゃんと一緒で普　ってのは図々し過ぎいひん？）

凛「海未ちゃんはBPHが平均-5%より下、残念だったにゃあ」

海未「ま、待ちなさい！BUST平均-5%が75.79なのに、75の凛が入っているのはおかしいではありませんか！」

凛「しょ、少数点以下ゴニョゴニョすれば凛も入ってるにゃ…」

海未「それに平均ではなく中央値を基準にすれば、私だってどちらも±5%誤差範囲内です！」ｶｷｶｷｶｷｶｷ




海未「N=9と母集団が小さく、さらには異常なデータが2つも含まれているのですから、平均値より中央値で語る方が適切です！」

のぞえり（異常なデータが2つ…、遠まわしにdisられてへん？／ない？）

凛「まぁこれなら凛のBUSTも正々堂々と普通に入るからこれでもいっか」

凛「でもこっちだとかよちんは規格外　　　　ってことに…、信じてたのに裏切られたにゃ！」

花陽（花陽何もしてないよぉ！）

海未「どちらにせよ、にこは全ての尺度で±5%の標準胸範囲よりも遥か下、花陽とは逆の意味で規格外ですね」

凛「にこちゃんがせっかく自分で考えたBPHでもダメダメだったにゃあ」

にこ「あ、あんた達ねぇ…」ﾜﾅﾜﾅ

にこ「あ、アイドルの世界は虚構の世界…、実測がいくつだろうと公式数値の74が全てよ！」

海未「この期に及んで負け惜しみですか？」ﾌﾌﾝ

にこ「くっ…、ここでいくら普通だって言い張っても、もう世間では海未は貧　キャラとして認識されてんだから終わりよ」

にこ「ラブアローシュートの海未？違うわ、あんたなんてブラ不要バストの海未よ！！」

海未「なっ！？」

凛「にこちゃん上手いこと言ったつもりかにゃ？」

希（無いやろーバストの方が語呂よくない？）

にこ「そういう凛だって、μ'sの絶壁フラット3の一員としてイメージはもう定着しちゃってんのよ！」

凛「んにゃ！？」

にこうみりん（確かに大きくないことは認めざるを得ない…、でも他の2人よりは…）

にこうみりん（にこの方がマシよ！／私の方がマシです！／凛の方がマシにゃ！）

にこうみりん「にこはねぇ…！／私だって…！／凛なんか…！」ﾐｸﾞﾙｼｲﾉﾉｼﾘｱｲ

　　：

絵里「ちょっと！あなた達いい加減にしなさい」

希「そうや、そんなんでマウント取り合ってもしゃーないやろ」

海未「希と絵里には発言権はありません！！」

にこりん「そうよそうよ！／そうにゃそうにゃ！」

のぞえり「あ、はい…」

のぞえり（完全に逆ギレの八つ当たりやん／よね）

海未「ただ、確かに私達で争いあうのは不毛ではありませんか…」

にこ「そうね、ブーメランが刺さりまくって自分までキツくなるわ…」

凛「うん、諦めて凛達は仲良くするにゃ…」

希「やっと仲直り出来たようやな♪」

絵里「ええ、一時はどうなることかと思ったわ」

にこ「無駄　コンビは黙ってなさい！！」

のぞえり「………」

花陽（花陽も余計なことは言わないほうが良さそうです…）

凛「こんなことになったのは、かよちんが紛らわしい話してたからにゃ…」

花陽（と思ったら、とんだとばっちりです！）

花陽「真姫ちゃん、花陽達は普通に合宿で準備するご飯の話してただけだよね…？」

真姫「そうよ、誰も胸の大きさの話なんてしてなかったじゃない、凛達が勝手に誤解して」

海未「お黙りなさい！そういった配慮のない発言が、知らぬ間にどれだけ人の心を深く傷付けることか…」ｳﾙｯ

凛「そうにゃ！不用意に『盛る』とか『サイズ』とか言わないで欲しいにゃ！」

6人（貧　コンプ拗らせ過ぎです…／でしょ…／やん…）

にこ「そういうわけだから、今からμ'sに『先輩後輩敬語禁止』に続く新しいルールを追加するわ」

海未「胸の話題に触れてはいけません！」

凛「勘違いしそうな言葉を使うのもやめるにゃ！」

にこ「ステータスとか希少価値なんて言葉も当然ダメよ！」

にこうみりん「要するにみんなもっと…」



にこうみりん「貧　には気を使いなさい！／控えめ胸囲には気を使うべきです！／ちっ　　には気を使うにゃ！」



こうして醜い争いが起こることは無くなり、μ'sは幸せに過ごしましたとさ、おちっ　　♡