1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:41:30.98 ID:a0r3VtTaO
北上「ん、お帰りー」
北上「もーやっと帰って来たよ~」
北上「え、飲み会で遅くなるから、先に寝てて良かったのにって?」
北上「いやぁ、何か寝付けなくてさぁ……あはは」
北上「というかいつもより遅いよー、どんだけ飲んでんのさー」
北上「……いつもとそんな変わらない?」
北上「いやいや、遅いよぅ」
北上「………」
北上「……遅いったら遅いよ」
北上「……うん、遅い」
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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:42:20.23 ID:a0r3VtTaO
北上「……」
北上「……楽しかった?」
北上「………」
北上「楽しいのは……いい事だよね……」
北上「そっか……楽しかったんだ……」
北上「………」
北上「え? ど、どうもしないよぅ。そ、そうだ……夜ご飯の残り、ラップしてあるから!」
北上「あ、明日食べれば……いいよ……うん」
北上「………」
北上「……楽しかった?」
北上「………」
北上「楽しいのは……いい事だよね……」
北上「そっか……楽しかったんだ……」
北上「………」
北上「え? ど、どうもしないよぅ。そ、そうだ……夜ご飯の残り、ラップしてあるから!」
北上「あ、明日食べれば……いいよ……うん」
北上「………」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:43:12.50 ID:a0r3VtTaO
北上「…………」
北上「……べ、別に不機嫌じゃないよぅ」
北上「………」
北上「…………」
北上「……そりゃあ。一緒に夜ご飯食べれなかっのは………寂しかった………けどさ…………」
北上「そんなんで………不機嫌なんかに………ならないよ」
北上「……べ、別に不機嫌じゃないよぅ」
北上「………」
北上「…………」
北上「……そりゃあ。一緒に夜ご飯食べれなかっのは………寂しかった………けどさ…………」
北上「そんなんで………不機嫌なんかに………ならないよ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:43:58.38 ID:a0r3VtTaO
北上「…………」
北上「…………」
北上「き、今日の飲み会………女の子も、沢山いたんだよね…」
北上「…………」
北上「………」
北上「い、いやーなんかさ。………ほ、ほら、提督は……モテるじゃん?」
北上「…………」
北上「き、今日の飲み会………女の子も、沢山いたんだよね…」
北上「…………」
北上「………」
北上「い、いやーなんかさ。………ほ、ほら、提督は……モテるじゃん?」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:44:33.99 ID:a0r3VtTaO
北上「い、いや。もてるよぅ……うん」
北上「………」
北上「だから………その………」
北上「………」
北上「……不安になっちゃってさ……」
北上「えへへ……あたしとした事が柄にでもないよねぇ」
北上「………」
北上「だから………その………」
北上「………」
北上「……不安になっちゃってさ……」
北上「えへへ……あたしとした事が柄にでもないよねぇ」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:45:09.90 ID:a0r3VtTaO
北上「やっぱまだ妻としての心構えがあたしには足りないというか……」
北上「べ、別に提督の事。信じてないわけじゃないよぅ」
北上「………」
北上「で、でも……何だか不安になっちゃってさ……」
北上「あはは……何だか変なんだあたし……」
北上「べ、別に提督の事。信じてないわけじゃないよぅ」
北上「………」
北上「で、でも……何だか不安になっちゃってさ……」
北上「あはは……何だか変なんだあたし……」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:46:01.61 ID:a0r3VtTaO
北上「………」
北上「……うん、やきもちだねぇ」
北上「提督が……飲み会で他の女の子と仲良くしてるかもって考えたら……もやもやしちゃうんだ」
北上「…………ごめんね。めんどくさい奴で」
北上「でもさ………やっぱり好きだからさ……提督の事」
北上「こんなくだらないことで涙を流せるくらいにはね」
北上「……うん、やきもちだねぇ」
北上「提督が……飲み会で他の女の子と仲良くしてるかもって考えたら……もやもやしちゃうんだ」
北上「…………ごめんね。めんどくさい奴で」
北上「でもさ………やっぱり好きだからさ……提督の事」
北上「こんなくだらないことで涙を流せるくらいにはね」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:46:33.38 ID:a0r3VtTaO
北上「あ、いや………。……うん。1人で泣いてた」
北上「……なんか色々想像しちゃってさ」
北上「………」
北上「あはは……天下無敵の北上さまが情けないねぇ……」
北上「……なんか色々想像しちゃってさ」
北上「………」
北上「あはは……天下無敵の北上さまが情けないねぇ……」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:47:44.58 ID:a0r3VtTaO
北上「い、いや。いいよ。別に提督は悪くないし……これはあたしのワガママだしさ」
北上「……うん、何だかすっきりした。ごめんね……変な事言って」
北上「……え? も、もう泣かないよ」
北上「来週も飲み会あるかもしれない? べ、別に大丈夫だよぅ。もう平気だって!」
北上「………」
北上「………」
北上「……あー、じゃあさ……」
北上「おまじない…してくれたら安心するかも……よ?」
北上「……うん、何だかすっきりした。ごめんね……変な事言って」
北上「……え? も、もう泣かないよ」
北上「来週も飲み会あるかもしれない? べ、別に大丈夫だよぅ。もう平気だって!」
北上「………」
北上「………」
北上「……あー、じゃあさ……」
北上「おまじない…してくれたら安心するかも……よ?」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:48:15.86 ID:a0r3VtTaO
北上「おまじないって何って?」
北上「お、おまじないはおまじないだよぅ」
北上「……」
北上「……本当に分からないの?」
北上「提督は……鈍感だよね…」
北上「……えい」チュッ
北上「………えへへ」
北上「これで、大丈夫だねぇ」
北上「お、おまじないはおまじないだよぅ」
北上「……」
北上「……本当に分からないの?」
北上「提督は……鈍感だよね…」
北上「……えい」チュッ
北上「………えへへ」
北上「これで、大丈夫だねぇ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:49:22.79 ID:a0r3VtTaO
北上「……ずっと一緒に戦ってきたからさ……」
北上「こうやってあたしが退役して家にいるようになると………提督がいない時間が増えるじゃん」
北上「……それが、何だか慣れなくてさ」
北上「…………」
北上「うん、実は初めてじゃないんだ」
北上「この前も、その前も、そのまた前も……泣いちゃった……あはは」
北上「こうやってあたしが退役して家にいるようになると………提督がいない時間が増えるじゃん」
北上「……それが、何だか慣れなくてさ」
北上「…………」
北上「うん、実は初めてじゃないんだ」
北上「この前も、その前も、そのまた前も……泣いちゃった……あはは」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/04(日) 22:50:19.07 ID:a0r3VtTaO
北上「…………」
北上「男はさ、結婚して強くなるっていうけどさ……女は逆だねぇ」
北上「……好き過ぎて、こんなに弱くなっちゃったよぅ」
北上「……だから、これからもよろしくね」
北上「……あなた」チュッ
ーー完ーー
北上「男はさ、結婚して強くなるっていうけどさ……女は逆だねぇ」
北上「……好き過ぎて、こんなに弱くなっちゃったよぅ」
北上「……だから、これからもよろしくね」
北上「……あなた」チュッ
ーー完ーー
引用元: ・提督「新婚北上さんの嫉妬」
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