1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 02:25:52.293 ID:koPXd7gY0.net
先輩「あんまりそういうタイプに見えなかったからなんかビックリだよ。誘ったはいいけどてっきり断られるかと思った。」

先輩「あははっ、嬉しいこと言ってくれるじゃんっ。そんなに言うんなら、今度からバイト上がる度に誘っちゃうぞ?」

先輩「まあ今日はさ、日頃の鬱憤を晴らすってことでじゃんじゃん飲もうよ!今日はお姉さんの奢りっ♪」

先輩「ふふーん。○○くんにはいつも不甲斐ない姿しか見せられてないからねー。たまには歳上っぽいことさせてよ。ね?」

先輩「うんうんっ。歳下くんはお姉さんに甘えてればいいのだ!ささっ、次は何頼もっかなー♪」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 02:27:54.547 ID:koPXd7gY0.net
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先輩「……○○くん?……おーい、○○くんってばー。」

先輩「まったく、あれだけ偉そうなこと言ってたくせにもう潰れちゃったのー?……かわいいなぁもう…。」

先輩「かわいい……あー、ほんっとかわいいよ…。……ふふふ……髪もサラッサラ……意外とまつ毛も長いんだねー…。」

先輩「……あぁぁぁぁっっ……ほんっと、○○くん最高っ……すきすきっ……○○くんだーいすきっ……んーっ、ちゅっ♡」

先輩「無防備だなぁ……こんな姿晒しちゃって…。私がどんな想いでいつも○○くんを見つめているかも知らないで…。」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 02:37:12.163 ID:koPXd7gY0.net
先輩「○○くぅん…………最近さぁ、なんだか私物がなくなったりすること、なぁい…?」

先輩「たとえば、ハンカチとかタオルとか、替えの靴下とか……冬場にはマフラーが失くなったこともあったよねぇ…。」

先輩「あれさぁ……今どこにあるか知ってる…?ふふっ……○○くんはバイト先で失くしたと思ってるんだろうけど……違うんだよぉ…?」

先輩「あれね……ぜーんぶ、私の家にあるのっ…。ひとつ残らず全部、私の家の冷蔵庫に、ポリ袋にちゃーんと日付書いて残してあるんだよぉ…♪」

先輩「バイト先で○○くんの顔見て家に帰ったあと……その日の○○くんの顔を思い出しながら……私の体温で温めてから……いぃぃーーーっぱいっ、使ってるんだー…?」

先輩「……使ってるって、意味は分かるよね…?…………ふふふっ…!もう、○○くんの匂いを嗅ぐだけで……全身がむずむずして、たまらなくなるんだよぉ…!」

先輩「聞こえてるかなぁ……ねぇ、聞こえてる…!?……そんなわけないよね……これだけぐっすり眠ってるんだもんね……聞こえるはずないよね…。」

先輩「○○くんが夢を見ているあいだ……私はキミの耳元で、すっごいシリアスな現実の話してるよぉ…?聞かなくていいのかなぁ…?」

先輩「……せっかく私が自供してあげてるのに……こんなな近くで囁いてあげてるのに…ふふふ……聞いてない○○くんが悪いんだよ…?」

先輩「……うふ……ふふふふっ……あはははっ……あはぁっ…♡」

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 02:43:50.916 ID:koPXd7gY0.net
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先輩「……あ、やっと起きた。」

先輩「もうお店閉まるってさ。まったく、ぐっすりネムってくれちゃってさー?話し相手がいなくて寂しかったなー?」

先輩「うん、そりゃあもうぐっすり。ヨダレ垂らして寝言言いながらスヤスヤ気持ちよさそうに眠ってた。」

先輩「あははっ、いいよいいよ!私も寝ている○○くんっていうレアな光景も見れたしっ。」

先輩「それにしてもあれだけ言ってたくせにあんまりお酒強くないんだぁ。……無防備だから、あんまり人の前で眠らないほうがいいよー?」

先輩「私だったからいいけど……他の人だったら、なにされちゃってもおかしくないんだから、さ…。」

先輩「………ふふふっ…。」

先輩「さてとー、そんじゃあぼちぼち出ますかねー。ほら、立てる?……あーもう仕方ないなぁ、ほらっ、肩貸してあげるからっ。」

先輩「……んぅ……ぁぁはあああっっ…♡……すんすんっ……ふふ………ふふふぅ……っっ♡」

先輩「んー?……ふふふ、なんでもないなんでもない……ほーんと、なんでもないから…♡」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 02:57:58.818 ID:koPXd7gY0.net
先輩「はい、どうもーご馳走さまでしたー。あーあと、タクシー呼んでもらえます?……1台。」

先輩「ええ、いいです1台で。そういう余計なこといいからはやく呼んでくれません?」



先輩「……おまたせー、今タクシー呼んだからね。もうちょっとの辛抱だよー。」

先輩「うーん、それがさぁ。なんか今どこも書入れ時みたいでさぁ、タクシー1台しか呼べなかったんだよねー。ごめんね?」

先輩「んーでもどうしよっかぁ、○○くんの家こっからだと私の家と方向真逆だしなぁー。かといってそっちまで行かせられるほどこっちも持ち合わせないし…。」

先輩「…………どうしよっか……ねぇ、どうしたい…?」

先輩「……ふぅん……まだ酔っ払ってるみたいだねぇ。……なーんてっ。別にいいよーうち来ても。どうせ寝るだけでしょ?」

先輩「流石に誘った手前、こんな寒空の下で夜明かせなんて言えないしね。いいよいいよ、招待してあげるっ。」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/05(月) 03:05:17.572 ID:koPXd7gY0.net
先輩「あーれー?どしたどしたぁ?もしかして照れてるの?やぁーだーもぉーっ♪私の部屋なんてなんでもないよー。」

先輩「でもそんな反応をしてくれるなんて……ふふふっ。○○くんも、ちゃんと私のこと女だって思ってくれてるんだ…。……嬉しいなぁ…♪」

先輩「………もうこれ、あと少しで堕ちるじゃん……。」

先輩「……言っとくけど、私の部屋あんまり片付けてないから汚いよ?一応確認だけど、それでもいい?それでも私の部屋に来たい?ねぇ?」

先輩「…っ♪……あぁーそう……それなら、もう……ふふっ……仕方ないなぁ…。言質取っちゃったら、もう駄目だ……あぁぁ……♡」

先輩「……私の部屋……私が部屋の主……そこは本来、私だけの空間……私のためだけの空間……だから……」

先輩「たとえなにをされても……どんな目に遭っても…………なぁーんにも文句を言う資格はないんだよ……当たり前だよね……?」

先輩「…………はぁーあ、ほんっとうに無防備…。また眠って大事なこと聞きそびれちゃってさぁ…………うぅぅぅんんんっっ……かあっわいいぃぃぃぃなぁぁぁぁもおぉぉおぉおおおおっっ……♡♡♡」

先輩「……駄目だ……もー駄目だ、我慢できない……我慢しない…。○○くんが悪いんだ……っていうか、実は○○くんも誘ってるでしょ……じゃなきゃおかしいよ…。」

先輩「○○くんはもう、逃げられないよ……逃げる気なんてハナからなかったのかな……まあいいや、とにかくもう、○○くんは私のものだから……。」

先輩「匂いだけじゃなくて……その体温も、声も……心だってもう、ぜーんぶ私のものだぁっ……♪」

先輩「はぁ……○○くーん……。……愛してるよー……だいすきだよー…………絶対にブチ  てやるからねー……もう少しだからねー……逃げられないからねー…………ふふふっ……あーっはははっ……!!」

引用元: バイトの先輩(♀)「でも意外だったなー。○○くんって結構お酒好きなんだね。」