男「ちょっと待った！今日はニコニコで仮面ライダーオーズの一話配信がある！」

女「オーズ？私は昔のライダー知らないけど...面白いの？」

男「当たり前だとも！オーズはぜひとも最後まで見続けて欲しいライダーだ！」

女「最後まで...それって序盤がつまらなかったりするんじゃない？」

男「そんなことはない！オーズ一話は名言を連発する素晴らしい出来なんだ」

男「敵や味方サイドほぼ全員のキャラ見せをしつつ、適度に内面も描写！」

男「主人公のキャラ性もしっかりと見えて伏線も散りばめている」

男「『欲望』というテーマも確実に入れてきている」

男「オーズという作品には理想の一話と言えよう」

女「なんて熱量...わかったわ」

女「でも、中だるみしちゃってるんじゃない？」

男「確かに中だるみ...と言えなくはない部分もある。2話解決の相談形式の弊害だな」

男「だがオーズは変身アイテムであるメダルの行き来が激しい」

男「メダルに関してはリアルで争奪戦が行われたっていう話もあったり...」

男「まあ、とにかく停滞感はそこまで無いと思うぞ！」

女「ふーん、まぁそれなら楽しめそうね」

女「じゃあフォームはどうなの？好きなフォームはたくさん見たいんだけど」

男「フォームチェンジ...オーズのそれは中々に複雑なんだ」

男「まず、オーズは頭、胴体、足をそれぞれチェンジして戦うんだ」

男「その３つを同じ種類にすればコンボとなる」

男「コンボはとても強くて、これが他で言うフォームに当たる」

女「うーん、それならコンボだけで良くない？」

男「ところがどっこい、そうはいかないんだ」

男「さっきも言ったようにメダルが行き来するから、使いたいメダルがあってもそれが無い場合がある」　

男「なので状況に応じた亜種フォームの使い分けも見所なんだ」

男「またコンボは性質上あまり使いすぎるのは良くないんだよ」

男「そこらへんは本編で見てね」

男「まぁそういったわけで、あるフォームばっかりーってことは無いから安心してくれ」

男「あとコンボ同士はほぼ対等だから、どのコンボも出番はしっかりあるぞ」

女「そうなのね、安心したわ」

女「キャラとかはどんな感じなのかしら？」

男「そうだね、欲望をテーマにしてるだけあって各人アクが強いキャラをしている」
　
男「敵も味方も印象に残る言動にあふれてるんだ」

男「主人公だけは欲と程遠いから、周りのキャラに主人公が埋没することもない」

男「ゲストキャラが伝説を残すのもオーズならではかもな」

男「どのキャラにも情が入ること間違いなしだ！」

女「なるほど...ところで最後まで見て欲しいってのはどんな意図があるの？」

男「オーズの最終話は感涙ものだよ！」

男「今までの積み重ねがあるからこその台詞や演出がたまらないんだ」

男「まさに終わりよければ全て良しを体現してるぞ！」

女「...これは見るしかないわね」

男「オーズは映画も良作ぞろいだから、気に入ったら是非見てくれ！」

女「わかったわ！それじゃあ早速見てくるわね！」

男「おう！オーズが君の感性に響くことを願うよ！」

男「エグゼイド難民のみんなも、キュウレン難民のみんなも、なんならケーキ出てるしプリアラ難民のみんなも、仮面ライダーオーズをよろしく！」