1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:12:37.083 ID:yjzXszLKd.net
月「僕は痴漢なんてしない!なぜなら…僕は女性なんか興味ないからだ!」 

女「嘘いわないで!」 

月「証拠ならある!これだ!」  雑誌  ビデオ取りだし 

女「!?」 

月「これでも僕が女性に欲情するとでも?」 

女「…なんで…じゃあ一体誰が…」 

月「そもそも痴漢なんて嘘なんじゃないですか?」 

女「はぁ!?」 

月「あなた、痴漢をでっち上げて示談金をもらうのが目当てだったのでは?」 

女「ちょっとなにふざけたこと!ひどい…」 

月「じゃあこの状況をどう説明するんですか?あなたが痴漢と言った男は同性愛者で女性を痴漢する理由がない…これを示談金目的じゃないならなんです?」

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:13:36.694 ID:yjzXszLKd.net
女「…」 

月「まぁ今回は多目に見て見逃してあげますけど、今後はこのようなことをしないように」 

月(ふっ、痴漢冤罪?まさか!冤罪なんかじゃなく本当さ!  雑誌や  ビデオは万が一捕まったときのためのカモフラージュ!) 

月(まさかこうも簡単に女が引き下がるとは…この手なら痴漢やり放題だな…計画通りだ!)

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:14:27.006 ID:yjzXszLKd.net
登校後 

友人「ライトお前  なの?」 

月「なんだよ朝から」 

友人「今朝他のクラスのやつが電車でライト見たんだって。そしたら痴漢に間違われたけど  雑誌取り出して冤罪を証明したんだってな」 

月「ああ、それか。  雑誌は痴漢に間違われた時のために念のため持ち歩いてたのさ。僕が痴漢なんかするわけないけど、冤罪で捕まることはあるかもしれないからね」 

友人「なるほど」 

月「どんなに無実と言ってもやってない証拠なんかないからね。だったら  のフリをして僕が痴漢をするはずかがないと思わせればいいんだ」 

友人「お前やっぱ頭いいなー」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:16:04.107 ID:yjzXszLKd.net
月「おかげて普段から持ち歩いてる  雑誌が役にたったよ」 

友人「痴漢冤罪にあわないように  雑誌とか持ち歩いてるのか。俺はてっきりライトが  なのかと思っちゃったよ」 

月「ははは、そんなわけないだろ」 

月(馬鹿め、カモフラージュ?そんなの嘘だ!たしかに痴漢冤罪にも役立ったか  雑誌は僕の趣味だ!) 

月(なにを隠そう、僕はバイセクシャルだ!つまり女も男も性的対象…さらに言えば電車で痴漢することも趣味だ!) 

月(  雑誌を持ち歩けば痴漢で捕まったときの冤罪証明になる。さらにその現場を学校の誰かに見せておけばその噂は広がる) 

月(現に友人がお前は  なのかと訊いてきた。当然僕は否定する。そして  雑誌や  ビデオも痴漢冤罪対策のために持ち歩いてると言う)

月(そうすれば堂々と  雑誌を持ち歩ける!そしてそれを道具に痴漢もやり放題!まさに一石二鳥だ!)

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:27:44.588 ID:yjzXszLKd.net
帰宅中


ガタンゴトン…

月「しかし最近は置換冤罪の事件も多いなぁ…」

女「ち…痴漢!」

月「!?」

乗客「なんだなんだ」「痴漢だって」「やだ~こわーい」

男「な、なにを言ってるんだ!俺は痴漢なんかしてないぞ!」

月(僕以外にも痴漢が同じ車両に乗ってたのか…)

女「嘘!さっきからずっと私の…お…お尻触ってたじゃないですかっ!」

男「言いがかりだ!だいたい俺は片手はつり革持ってたし片手は鞄持ってたんだ!どうやって痴漢するんだ!」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:33:30.936 ID:yjzXszLKd.net
月(…なにかおかしいな)

女「とにかく!次の駅で降りてください!」

男「なんでだよ!痴漢してないのに降りる必要ないだろ!」

月「ちょっといいですか?」

女「な、なによあんた」

月「その人は痴漢じゃないですよ」

女「!?」

男「ほら見ろ!ちゃんと目撃者もいるじゃないか!俺は痴漢なんかじゃない!」

月「僕ずっと見てましたから。その人は確かに片手はつり革、もう片方は鞄を持ってました。どうやっても痴漢は無理です」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:38:36.934 ID:yjzXszLKd.net
女「そ、そんなこと言ったって、私本当に痴漢されたのよ!?」

男「だから俺はしてないって言ってんだろ!」

月「その人は無実です。僕が証明します」

女「…!わかった…あんたたちグルね」

男「は?」

女「そうよ…こいつが痴漢してもし捕まってもあんたが目撃者になれば私の勘違いってこたになるものね!」

月「なにを根拠にそんなことを」

女「だってそうよ!それしか考えられないわ!」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:48:11.960 ID:yjzXszLKd.net
男「いい加減にしろよ!」

女「それはこっちのセリフよ!とにかく次の駅で降りなさいよ!」

月「ちょっと落ち着いてください」

次は~○○駅~○○駅~

月「とにかくこのまま降りる降りないで揉めてたら電車が遅延して他の乗客の迷惑になりかねません。僕も着いていくので一旦降りましょう」

男「ちっ…」

女「ふんっ!」

ドア開きます、ご注意ください

プシュー

男「今だっ!」ダダッ

月「!?」

女「あ!ちょっと待ちなさいよ!」

アナウンス「2番ホームを列車が通過します」

女「待てー!」

月「ちょっと!どこ行くんですか!」

男「…」ダダダ…

アナウンス「危険ですので白線の内側に…」

男「…」ダダダ…ズルッ

アナウンス「下がってお待ちください…」

月「あ…」

プァァァァァァァン

ドンッ

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 20:58:27.178 ID:yjzXszLKd.net
グシャッ

キキー

「きゃあああああああ!!」「うわー!うわぁー!」「人落ちた!轢かれた!うげぇ! 」


女「え…嘘…」

月「な…なんで…」

女「い、いやぁああああああああ!!」

月「…あなたのせいですよ」

女「!?」

月「あなたがあの男性を痴漢呼ばわりしたがために」

女「ち、違う!違うの!本当に痴漢されてたの!」

月「百歩譲って本当に痴漢されてたとしましょう。しかしあの男性が犯人だったと証拠があったんですか?」

女「!?」

月「あの男性が犯人だと確証があってあんな行動に?」

女「そ、それは…」

月「僕はずっと見てたのであの男性が痴漢ではないのを知ってます。しかしそれでもあなたはあの男性を痴漢呼ばわりしました」

女「だ、だって…」

月「あなたがなんの証拠もないのにあの男性を痴漢に仕立てあげたためあの男性は死んだんです」

女「違う…違うの…違うのぉおおおおお!!」

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 21:06:08.087 ID:yjzXszLKd.net
月(ふぅ…上手くいった…)

デスノート
『○田○男 事故死
○月○日○○駅○時○分発の○○線の電車の前から3両目に乗車
○○駅到着前に痴漢に間違われるが目撃者の男性が無実を証明すると言い○○駅で降車
その後突然走りだし反対側のホームで足を滑らせて線路に転落
直後に通過列車に轢かれて死亡』

33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 21:12:55.905 ID:yjzXszLKd.net
月(最近はなんでもかんでも痴漢にしようとする女が多すぎだ…なかには示談金目当ての輩もいるぐらいだからな。一度こんな事件を起こしとけば少しは抑止力になるだろう…)

警察「あ、電車に轢かれた男性と一緒だったというのは君かな?少し話できる?」

月「ええ大丈夫ですよ」

警察「事故当時の状況覚えてる?」

月「はい…電車に轢かれた男性は…あそこにいる女性に痴漢に間違われてました」

女「…」

月「僕はずっと見てたので男性が痴漢ではないのを分かってたので証言したんですけど…どうしても痴漢だと言って聞かなくて…さらにはお前らグルなんだろって言ってきて…」

警察「うんうん…」

月「この駅で降りろって言って聞かなくて…それで僕も目撃者として一緒に降りましょうって言って降りたんですけど…男性が急に走り出して…」

警察「そしたらホームから落ちちゃったと…」

月「はい…」

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/19(月) 21:20:42.891 ID:yjzXszLKd.net
月「痴漢冤罪にあわなければ…あの女性が同じ車両に乗ってたなければ…あの男性は死なずにすんだのに…!」

警察「うんうん…」

月「僕のせいです…僕が男性の無実をもっとちゃんと証言していれば…」

警察「君が悔やむことはないよ…貴重な証言ありがとう」

月「はい…あの…男性の家族にもちゃんと説明してあげてください。それから警察発表でも…男性は痴漢冤罪のせいで死んだと」

警察「ああ」

月「亡くなった男性の無念を晴らしてあげてください。痴漢冤罪も立派な悪ですから…ね」


END

引用元: 女「この人痴漢です!」夜神月「違う!僕はそんなことしていない!」