1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/23(金) 02:07:07.930 ID:OXSddRYa0.net
4年生「ねぇ……フフフッ……○○くん、どこに住んでるの、かなぁ…?も、もしかしてご近所……だったり……」

4年生「…へぇっ…?………あ……そう、なんだ……だ、大学からだと……うちとは真逆、だ…ね……。」

4年生「……………。」

4年生「……ねぇっ…。……どっ…どうしてこのサークル、入ろうと…おお、思ったっ…?」

4年生「ゎ、若いのに珍しいよねっ……今の若い子って、あんまり……映画とか、興味なさそう…だし……。」

4年生「そっ、それも、撮影する側だなんてっ……よほどの映画好きじゃないとっ、その……こういうとこ、こ、来ないかなぁって……」

4年生「……す、好きな映画、とか………ある……?」

4年生「ゎ、わたしはねっ、あの、知ってるかなあの「ソドムの市」っていう映画があってね、あの聞いたことあるかもしれないけど、その、マルキ・ド・サドっていうフランスの小説家の書いた『ソドム百二十日あるいは淫蕩学校』っていう小説がもとになってて」

4年生「サドの作品は暴力的っていうか性的というかいやああでもべべ別にわたしはそういう   な子じゃないんだけどでもサドの作品ってなんかとってもこうなにかに縛られることなくただ自由を求める姿に尊敬の念を覚えるというかああそうだ映画の話だったよねごめんね」

4年生「そのソドムの市って映画は監督であったパゾリーニの嘆きや考えとかそういったものをとにかく醜悪で性的で目も覆いたくなるような変態的でとにかく残酷な作品群なんだけどそれのなにがいいかっていうと」


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8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/23(金) 02:15:26.738 ID:OXSddRYa0.net
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4年生「……と、言うわけでね!わたしはねっ!そういうクセのある作品を蔑ろにして白い目で見ているような人が許せなくってなんで理解できないその頭を恨むのではなくどうしてそれを軽蔑するための指標に……し…て…………ぁ…あれ……?」

4年生「……だ……誰も、なんで……いない、のかなぁ…?……みんな、帰っちゃっ……た…の、かな……?」

4年生「……○○くん…ぃ、いつのまにみんな……いなく、なっちゃったの、かなぁ…。」

4年生「へぇっ?に、2時間も…!………ぁぁあ……また、やっちゃった…。ぅぁあもうどうしてこうなるのぉぉぉっ……。」

4年生「終電もなくなっちゃった……か、帰れないよぅ……。……ぁあぁぁあぁもうもうもうもうっっ……!!ぐ、ぅ……ううぅぅう……!!」

4年生「……ぇ………ぁ、そ、そうだねっ……と、とりあえずお店からで、出ないとっ……。」

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/23(金) 02:22:07.862 ID:OXSddRYa0.net
4年生「……ご、ご、ごめんねっ…。ぁあの、その……わたしの話に付き合わせちゃって………みんなに、帰られちゃって……ご、ごめんなさいっ…ごめんなさいぃぃっ…!」

4年生「わたし……いっつも、こうなんだ……。……熱中すると、周りが見えなくなるって…いうか……どうでもよくなっちゃうっていうか………」

4年生「それで、周りから……っ、だんだんっ、人がいなくなってぇぇ…!ぐすっ…ひ、ひどりぼっぢでぇえ……!ぃぐっ、ッヒ……ヒッ……」

4年生「○○くん、も……つっ…つまらなかったよね……!わたしなんかの、長い話で……聞かされて……ど、どうでもいい話を……ゔぅ゙……!」

4年生「ぎ、ぎらい゙にならな゙ぃでえ!!もうっ!○○くんまでわたじのごどぉっ、ぎらいに゙っ……なら……ッヒ……な゙ぃで…ぉぉ………。」

4年生「……………ぇ……?」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/23(金) 02:30:21.229 ID:OXSddRYa0.net
4年生「ぇ、えっ、えっ?えっ?……ぁり、が……と……?」

4年生「ど、どうしてっ…!?わたしっ、○○くんの気分を損ね……ぇえ……?」

4年生「……熱、意……?情熱……?」

4年生「…………ぁ……あぁ…あああっ……!!!」

4年生「っ!○○ぐぅ゙ん゙っ!!○○ぐんっ、しゅぎぃ!!しゅぎぃいい!!ぃぎっ!すぎぃい!!しゅっ、しゅううっ!しゅっ、し!しぎぃいいい!!」

4年生「○○くんに会えて良かったよお゙お゙ぉ゙ぉ゙!!しゅきっ!好きだよぉ!!優しいよおおお!!えぐっ……ギィィィ…ッッ♪」

4年生「ごべんん゙っ!!ぎぼぢわるいぃぃぃっ!!?ごっ!ごべんなじゃあああいぃい!!でもしゅぎ!!しゅぅうぎぃいいい!!!げっごんじだあああああ♡♡♡」

4年生「ぅ゙あ゙あ゙あ゙!!あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙~~ッッ♡♡♡」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/23(金) 03:05:11.053 ID:OXSddRYa0.net
3年生「○○くん、ヨネンさんにずいぶん気に入られてるみたいじゃん。」

3年生「それに○○くんも満更じゃないみたいだし………もしかして、結構年増好き?」

3年生「あれ、知らなかった?あの人、あたしが入学したときから4年生だよ?」

3年生「……いや、卒業した先輩も敬語だったから……」

3年生「……ま、深く考えるのはよそっか。それじゃ年増好きの○○くん、ヨネンさんの介護頼んだよ~。」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/23(金) 03:06:42.520 ID:r5Q5Bkqq0.net
>>17
続けて

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/23(金) 03:27:09.156 ID:OXSddRYa0.net
>>18
3年生「あれー、まだ部室に残ってたんだぁ。ずいぶん熱心だねぇー。」

3年生「撮影した映像の編集?……へー、案外よく撮れてるじゃん。キミ、監督の才能あっかもねぇ。」

3年生「あ、あたし?あたしは今度の撮影で使う小道具を作ろうと思ってさ。ちょちょっと、ね。」

3年生「そうだよー小道具はあたしがぜーんぶ作ってんだからさ。大事に使ってくれよー?……なーんてね、ごめんごめん。好きに使ってくれていーよ。」

3年生「それより……さっき表で、ヨネンさんが誰かを探してるみたいだったよー?あの人友達いないし、きっとキミのことじゃないかなぁー。」

3年生「はやく行ってあげたらー?放っておくとまた面倒だよー?キミにとっても、うちらにとってもさ。」

3年生「ま、そんなことよりあたしと一緒にここにいたいって言うなら、別にそれでも構わないけどー?」

3年生「……正直、ヨネンさんの気持ちも分かんだよねー。だってキミ、結構かわいいし。」

3年生「…………ヨネンさんのお気に入りのキミが……あたしの彼氏になったら、あの人どんな反応すんのかなぁ…。」

3年生「ね………試してみよっか…?」

3年生「……ふふっ…。……なぁーんてね。冗談冗談っ、あんまり言うとこのご時世セクハラだーとか言われても面倒だしこの辺にしとくか。」

3年生「まあでも、さっき言ったことはあんまり冗談でもないんだけどさー。……え?……あー、ふふっ。」

3年生「キミがヨネンさんのお気に入りであると同時に……あたしのお気に入りでもあるってこと。」

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/23(金) 03:48:58.902 ID:OXSddRYa0.net
2年生「よう後輩っ!お前って監督志望なんだってな!いやぁうちのサークル映画撮りたいって人少なくて困ってたんだよ!」

2年生「アタシはニネン!お前の1個上の先輩だな!とはいえあんまり畏まらなくてもいいぞっ?かえってやりずらいからな!」

2年生「それよりさっ!お前今度映画を撮る予定ないかっ!もしよかったらアタシのこと出してくれよ!いい演技すっからさ!」

2年生「アタシもともと役者志望でさ!最初は演劇サークルに入ってたんだけど……なーんかあいつらキモくってさ!ソッコー辞めてやったよ!」

2年生「そいで今度はこっちに来てみたんだけどさ、いやぁ人はいいんだけど肝心の撮影に興味ある人少なくってさー!ずーっと困ってたんだ!」

2年生「だから監督志望の新入生が入ってきたって聞いて嬉しかったんだー!これでやっとそれっぽいこと出来るってさ!」

2年生「だからこの際ジャンルは気にしないでおくからさっ、なんか撮るときにはアタシに声かけてくれよな!頼むぜ!こーはいっ!」

2年生「あはははっ!仲良くしよーぜっ!」



こう見えてわりと実力派だったり

引用元: 大学4年の先輩(♀)「ウフフフフッ……○○くんかぁ……い、いいなぁ……。」