1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:36:10.539 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「いつまで経ってもガヴリールに勝てない……」
サターニャ「ていうか最近勝負すらしてくれない」
サターニャ「なんで私に構ってくれないのよぅ!」
サターニャ「こうなったらガヴリールの弱みを徹底的に握ってやるんだから!!」
サターニャ「くくく、ガヴリールが泣いてひざまずく所を想像するとゾクゾクするわね」
サターニャ「ていうか最近勝負すらしてくれない」
サターニャ「なんで私に構ってくれないのよぅ!」
サターニャ「こうなったらガヴリールの弱みを徹底的に握ってやるんだから!!」
サターニャ「くくく、ガヴリールが泣いてひざまずく所を想像するとゾクゾクするわね」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:38:03.927 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「まずは恥ずかしい写真を撮ってガヴリールをゆするわ」
ガヴリール「身体動かすのだる……」
サターニャ「体育中のガヴリール!」パシャパシャ
ガヴリール「ひゃぁぁぁ!?だ、誰も見てないよな!?」キョロキョロ
サターニャ「風にスカートをまくられてびっくりしてるガヴリール!」パシャパシャ
ガヴリール「ゔぃーねぇー……」グスッ
サターニャ「ヴィネットに叱られてちょっとヘコんでるガヴリール!」パシャパシャ
サターニャ「ふふふ、私のガヴリールアルバムが充実して行くわ……!」
ガヴリール「身体動かすのだる……」
サターニャ「体育中のガヴリール!」パシャパシャ
ガヴリール「ひゃぁぁぁ!?だ、誰も見てないよな!?」キョロキョロ
サターニャ「風にスカートをまくられてびっくりしてるガヴリール!」パシャパシャ
ガヴリール「ゔぃーねぇー……」グスッ
サターニャ「ヴィネットに叱られてちょっとヘコんでるガヴリール!」パシャパシャ
サターニャ「ふふふ、私のガヴリールアルバムが充実して行くわ……!」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:40:06.606 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「おい、お前さっきからなにパシャパシャ撮ってんだよ」
サターニャ「んぁ!? 」ビクッ
サターニャ「な、なんのこと?」
ガヴリール「とぼけるな。ずーっとシャッター音聞こえてたぞ。見せろ」グイ
サターニャ「や、やめっ、なんでもないから!」
ガヴリール「また何か企んでるんだろ!」グイグイ
サターニャ「は、はなして!」バッ
バラバラ
サターニャ「んあーーーー!?」
ガヴリール「お、写真が……」ペラ
サターニャ「んぁ!? 」ビクッ
サターニャ「な、なんのこと?」
ガヴリール「とぼけるな。ずーっとシャッター音聞こえてたぞ。見せろ」グイ
サターニャ「や、やめっ、なんでもないから!」
ガヴリール「また何か企んでるんだろ!」グイグイ
サターニャ「は、はなして!」バッ
バラバラ
サターニャ「んあーーーー!?」
ガヴリール「お、写真が……」ペラ
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:42:05.519 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「え、なにこれ」ビク
ガヴリール「ネコの私、ウェイトレスの私、半裸の……私!?」
ガヴリール「……全部私の写真ばかり」
サターニャ「いやっ、これはそのっ」
ガヴリール「お前、盗撮魔?しかも変態?」ドンビキ
ガヴリール「サターニャもラフィと同類だったんだな……」ビクビク
サターニャ「一緒にしないで!」
ガヴリール「ネコの私、ウェイトレスの私、半裸の……私!?」
ガヴリール「……全部私の写真ばかり」
サターニャ「いやっ、これはそのっ」
ガヴリール「お前、盗撮魔?しかも変態?」ドンビキ
ガヴリール「サターニャもラフィと同類だったんだな……」ビクビク
サターニャ「一緒にしないで!」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:44:11.632 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「ガヴリールにドン引かれた……」
サターニャ「私の、お気に入りの、ガヴリール写真集も、没収されちゃった……」グスッ
サターニャ「こんな事でくじけないんだから」
サターニャ「今日はガヴリールのバイトの日……!」
サターニャ「私の、お気に入りの、ガヴリール写真集も、没収されちゃった……」グスッ
サターニャ「こんな事でくじけないんだから」
サターニャ「今日はガヴリールのバイトの日……!」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:46:05.322 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「さあ帰るわよガヴリール」
ガヴリール「帰らないよバイトだよ」
サターニャ「知ってるわ、だから一緒に行くの!」
ガヴリール「オープンなストーカーだな」
サターニャ「ストーカーじゃないって!」
サターニャ「私はあんたに命令するために行くのよ!」
ガヴリール「お前もうほんとふざけんなよ」
サターニャ「これは私の週に一度の楽しみだもの。譲れないわ」
ガヴリール「週に一度の楽しみって、他にやることないの?」
サターニャ「無いわね!ガヴリールにちょっかい出すのが一番楽しいもの!」
ガヴリール「そ、そう……」
ガヴリール「帰らないよバイトだよ」
サターニャ「知ってるわ、だから一緒に行くの!」
ガヴリール「オープンなストーカーだな」
サターニャ「ストーカーじゃないって!」
サターニャ「私はあんたに命令するために行くのよ!」
ガヴリール「お前もうほんとふざけんなよ」
サターニャ「これは私の週に一度の楽しみだもの。譲れないわ」
ガヴリール「週に一度の楽しみって、他にやることないの?」
サターニャ「無いわね!ガヴリールにちょっかい出すのが一番楽しいもの!」
ガヴリール「そ、そう……」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:48:04.891 ID:9Chly0Uv0.net
【エンジェル珈琲】
サターニャ(さて、どうやってガヴリールの弱みを握ろうかしら)
ガヴリール「へいらっしゃい」
サターニャ(ウェイトレスガヴリール可愛い!写真……!)サッ
ガヴリール(撮るな!)キッ
サターニャ(あううう、もう撮らせてくれなそう……)
タプリス「あれ?胡桃沢先輩じゃないですか」
サターニャ「あ、後輩天使」
サターニャ(さて、どうやってガヴリールの弱みを握ろうかしら)
ガヴリール「へいらっしゃい」
サターニャ(ウェイトレスガヴリール可愛い!写真……!)サッ
ガヴリール(撮るな!)キッ
サターニャ(あううう、もう撮らせてくれなそう……)
タプリス「あれ?胡桃沢先輩じゃないですか」
サターニャ「あ、後輩天使」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:50:03.053 ID:9Chly0Uv0.net
タプリス「奇遇ですね。先輩が喫茶店にいるイメージとかあまりなかったです」
サターニャ「あんたこそ、なんでこんな所にいるのよ」
タプリス「それは天真先輩に会いに……よいしょっと」
サターニャ「なにその大きいノート」
タプリス「ふふふふ、これに働いてる天真先輩を描くんです!」
タプリス「ウェイトレス姿の天真先輩はレアですからね!しっかり手元に残しておこうと思って!」
サターニャ「写真撮ればいいじゃない」
タプリス「それが、以前きわどいアングルで撮影してたことがバレてしまって……」
タプリス「カメラを没収されたので、せめてスケッチをと……」グスッ
サターニャ「その執念が怖いわ」
タプリス「天真先輩にめちゃめちゃ怒られました」メソメソ
サターニャ「あんたこそ、なんでこんな所にいるのよ」
タプリス「それは天真先輩に会いに……よいしょっと」
サターニャ「なにその大きいノート」
タプリス「ふふふふ、これに働いてる天真先輩を描くんです!」
タプリス「ウェイトレス姿の天真先輩はレアですからね!しっかり手元に残しておこうと思って!」
サターニャ「写真撮ればいいじゃない」
タプリス「それが、以前きわどいアングルで撮影してたことがバレてしまって……」
タプリス「カメラを没収されたので、せめてスケッチをと……」グスッ
サターニャ「その執念が怖いわ」
タプリス「天真先輩にめちゃめちゃ怒られました」メソメソ
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:51:33.107 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「あんたってガヴリールと仲良いの?」
タプリス「もちろんです!天使学校の時はとっても可愛がってもらってました!」
タプリス「今はちょっとなおざりですが……」
サターニャ「じゃあガヴリールにとってあんたは大切な存在なのよね?」
タプリス「当然です!」フンス
サターニャ「ふぅーーん……」
タプリス「もちろんです!天使学校の時はとっても可愛がってもらってました!」
タプリス「今はちょっとなおざりですが……」
サターニャ「じゃあガヴリールにとってあんたは大切な存在なのよね?」
タプリス「当然です!」フンス
サターニャ「ふぅーーん……」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:53:02.547 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ(そうだわ!こいつを人質にとればガヴリールも言うこと聞くんじゃ!)
サターニャ「ガヴリール見なさい!」グイ
タプリス「ふぇ?」
ガヴリール「んあ?」
サターニャ「あんたが私に忠誠を誓わないなら、この天使の鼻にタバスコを突っ込むわ!」
タプリス「ひぃぃぃ!?やっぱりこの人恐ろしい悪魔じゃないですか!!」
サターニャ「さあ!後輩天使をかけて勝負よ!」
タプリス「私をかけないでください!!」
ガヴリール「とりあえず鼻に突っ込むのは汚いからやめろ」
サターニャ「ガヴリール見なさい!」グイ
タプリス「ふぇ?」
ガヴリール「んあ?」
サターニャ「あんたが私に忠誠を誓わないなら、この天使の鼻にタバスコを突っ込むわ!」
タプリス「ひぃぃぃ!?やっぱりこの人恐ろしい悪魔じゃないですか!!」
サターニャ「さあ!後輩天使をかけて勝負よ!」
タプリス「私をかけないでください!!」
ガヴリール「とりあえず鼻に突っ込むのは汚いからやめろ」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:54:05.916 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「なんでタプリスを巻き込むんだよ」
サターニャ「後輩が可愛いなら勝負を受けなさい!」
タプリス「ん?天真先輩が私をかけて悪魔と戦う……」
タプリス「天真先輩が私を……」ぽわー
タプリス「天真先輩が……」ぽわー
タプリス「先輩……」ぽわー
タプリス「天真せんぱぁい、助けてくださぁい。うへへへへ」デレデレ
サターニャ「なにこいつ、いきなり締まりのない顔つきになったわね……」
サターニャ「後輩が可愛いなら勝負を受けなさい!」
タプリス「ん?天真先輩が私をかけて悪魔と戦う……」
タプリス「天真先輩が私を……」ぽわー
タプリス「天真先輩が……」ぽわー
タプリス「先輩……」ぽわー
タプリス「天真せんぱぁい、助けてくださぁい。うへへへへ」デレデレ
サターニャ「なにこいつ、いきなり締まりのない顔つきになったわね……」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:55:02.739 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「良かったなタプリス。サターニャに遊んでもらえて」
ガヴリール「じゃ、私、接客とかまだあるから」スタスタ
タプリス「えっ……」
サターニャ「なによあんた全然大事にされてないじゃない」ポイ
タプリス「そんなぁ!?」ガーン
タプリス「もっと私に構ってくださいよ!!」
ガヴリール「じゃ、私、接客とかまだあるから」スタスタ
タプリス「えっ……」
サターニャ「なによあんた全然大事にされてないじゃない」ポイ
タプリス「そんなぁ!?」ガーン
タプリス「もっと私に構ってくださいよ!!」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:56:01.953 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「ガヴリール!アイスココアを持ってきなさい!」
ガヴリール「マスターお願いします」
マスター「ええっ……私かい?」
マスター「あの子は天真くんに持ってきて欲しいんじゃないかな」
ガヴリール「私がイヤなんで」
マスター「そ、そうなんだね」
マスター(やっぱり仲悪いのかなぁ)
ガヴリール「マスターお願いします」
マスター「ええっ……私かい?」
マスター「あの子は天真くんに持ってきて欲しいんじゃないかな」
ガヴリール「私がイヤなんで」
マスター「そ、そうなんだね」
マスター(やっぱり仲悪いのかなぁ)
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:57:01.970 ID:9Chly0Uv0.net
マスター「お待たせ致しました。アイスココアです」
サターニャ「あんたはお呼びじゃない!」
マスター「お呼びでない……!」ガーン
サターニャ「ガヴリールが持ってきなさいよ!」
ガヴリール「なんで私なんだよ。これでも忙しいんだけど」
タプリス「私達のほかにお客さんいないのにですか?」
マスター「うっ……!」ガーン
ガヴリール「暇をつぶすのに忙しいんだよ」
マスター「暇……!」ガーン
サターニャ「あんたはお呼びじゃない!」
マスター「お呼びでない……!」ガーン
サターニャ「ガヴリールが持ってきなさいよ!」
ガヴリール「なんで私なんだよ。これでも忙しいんだけど」
タプリス「私達のほかにお客さんいないのにですか?」
マスター「うっ……!」ガーン
ガヴリール「暇をつぶすのに忙しいんだよ」
マスター「暇……!」ガーン
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:58:04.079 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「いいからさっさと飲めよそれ。氷溶けるぞ」
サターニャ「ガヴリールが出したものじゃなきゃ飲まないわ」
ガヴリール「意味がわからん」
サターニャ「あんたが持ってきた方が美味しいもの」
ガヴリール「…………っ、なんだよそれ」
ガヴリール「ほら、アイスココアお持ちしました!」
サターニャ「よろしい」
サターニャ「ん~、美味しいわ!やっぱりガヴリールが運んだ飲み物は最高ね」
ガヴリール「アホかほんと」
タプリス「あのぉ、目の前でいちゃいちゃするのやめてもらえませんか」
マスター「」
サターニャ「ガヴリールが出したものじゃなきゃ飲まないわ」
ガヴリール「意味がわからん」
サターニャ「あんたが持ってきた方が美味しいもの」
ガヴリール「…………っ、なんだよそれ」
ガヴリール「ほら、アイスココアお持ちしました!」
サターニャ「よろしい」
サターニャ「ん~、美味しいわ!やっぱりガヴリールが運んだ飲み物は最高ね」
ガヴリール「アホかほんと」
タプリス「あのぉ、目の前でいちゃいちゃするのやめてもらえませんか」
マスター「」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 22:59:06.894 ID:9Chly0Uv0.net
タプリス「はわぁ!?」
サターニャ「どうしたのよ?」
タプリス「あ、あわわわわ……!てんましぇんぱい……」
ガヴリール「どうした。そんな青くなって」
タプリス「おサイフ忘れましたぁ~~」グスグス
ガヴリール「はぁ?」
タプリス「うぇぇぇん、取りにいっでぎまず!ごめんなざい~!」
ガヴリール「あー」
サターニャ「どうしたのよ?」
タプリス「あ、あわわわわ……!てんましぇんぱい……」
ガヴリール「どうした。そんな青くなって」
タプリス「おサイフ忘れましたぁ~~」グスグス
ガヴリール「はぁ?」
タプリス「うぇぇぇん、取りにいっでぎまず!ごめんなざい~!」
ガヴリール「あー」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:00:13.761 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「いや……いいよタプリス。今日の分は私がごちそうしてやるから」
タプリス「ふ、ふぇぇぇ?」グス
ガヴリール「たまにはいいだろ。今度は忘れんなよ」
タプリス「せ、せんぱぁい……!」ギュッ
サターニャ「…………」
サターニャ「あんた、意外と後輩には優しいのね」
ガヴリール「私はいつだって分け隔てなく優しいんだが」
サターニャ「ふーーん」
サターニャ「ふーーーーーーん」
ガヴリール「なんだよ……」
タプリス「ふ、ふぇぇぇ?」グス
ガヴリール「たまにはいいだろ。今度は忘れんなよ」
タプリス「せ、せんぱぁい……!」ギュッ
サターニャ「…………」
サターニャ「あんた、意外と後輩には優しいのね」
ガヴリール「私はいつだって分け隔てなく優しいんだが」
サターニャ「ふーーん」
サターニャ「ふーーーーーーん」
ガヴリール「なんだよ……」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:03:06.409 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「いい作戦を思いついたわ」
サターニャ「眠ってるガヴリールに恥ずかしい事を言わせて弱みを握るのよ!」
サターニャ「そうとなればさっそくガヴリールの家に忍び込むわ!」
サターニャ「眠ってるガヴリールに恥ずかしい事を言わせて弱みを握るのよ!」
サターニャ「そうとなればさっそくガヴリールの家に忍び込むわ!」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:05:10.727 ID:9Chly0Uv0.net
【ガヴリール宅】
魔方陣「」シュワワワワ
ガヴリール「ZZZ」
サターニャ「くくくく、熟睡してるわね」
ガヴリール「うぅん」
サターニャ「可愛い寝顔だわ」パシャパシャ
サターニャ「よし、さっそく……」コソコソ
サターニャ「私は、ガヴリール、です」ボソ
ガヴリール「私は、ZZZ……ガヴリール、です」
サターニャ「よし!」
ガヴリール「よし……」
魔方陣「」シュワワワワ
ガヴリール「ZZZ」
サターニャ「くくくく、熟睡してるわね」
ガヴリール「うぅん」
サターニャ「可愛い寝顔だわ」パシャパシャ
サターニャ「よし、さっそく……」コソコソ
サターニャ「私は、ガヴリール、です」ボソ
ガヴリール「私は、ZZZ……ガヴリール、です」
サターニャ「よし!」
ガヴリール「よし……」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:07:05.202 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「ラフィエルのばーか」
ガヴリール「ラフィエルの、ばーか」
サターニャ「おお」
サターニャ「ヴィネットのばーか」
ガヴリール「ZZZ……ヴィーネの、ばか」
サターニャ「面白いわね」
サターニャ「サターニャ」
ガヴリール「サターニャの、ばーか……ZZZ」
サターニャ「ばーかまでは言ってないでしょ!」イラッ
ガヴリール「ラフィエルの、ばーか」
サターニャ「おお」
サターニャ「ヴィネットのばーか」
ガヴリール「ZZZ……ヴィーネの、ばか」
サターニャ「面白いわね」
サターニャ「サターニャ」
ガヴリール「サターニャの、ばーか……ZZZ」
サターニャ「ばーかまでは言ってないでしょ!」イラッ
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:08:05.280 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「……なんでも言うのかしら」
サターニャ「サターニャ」
ガヴリール「サターニャ……」
サターニャ「大好き」
ガヴリール「だいすけ」
サターニャ「誰よ」
サターニャ「だ・い・す・き!」
ガヴリール「だいすき、ZZZ」
サターニャ「お、おお……!」
サターニャ「サターニャ」
ガヴリール「サターニャ……」
サターニャ「大好き」
ガヴリール「だいすけ」
サターニャ「誰よ」
サターニャ「だ・い・す・き!」
ガヴリール「だいすき、ZZZ」
サターニャ「お、おお……!」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:09:05.664 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「サターニャ、大好き」
ガヴリール「サターニャ……大好き……」
サターニャ「サターニャ、愛してる」
ガヴリール「サターニャ……愛してる……」
サターニャ「あ、愛してるって……!」
サターニャ「でへへへへへへ。ガヴリールが私のこと愛してるって~。でへへへ」
サターニャ「サターニャ、一生離さない」
ガヴリール「さたーにゃぁ……ZZZ」
サターニャ「でへへへへへ」
ガヴリール「サターニャ……大好き……」
サターニャ「サターニャ、愛してる」
ガヴリール「サターニャ……愛してる……」
サターニャ「あ、愛してるって……!」
サターニャ「でへへへへへへ。ガヴリールが私のこと愛してるって~。でへへへ」
サターニャ「サターニャ、一生離さない」
ガヴリール「さたーにゃぁ……ZZZ」
サターニャ「でへへへへへ」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:10:07.457 ID:9Chly0Uv0.net
【翌朝・教室】
サターニャ「ガヴリール!あんたの弱みを握ったわ!」
ガヴリール「んあ?」
サターニャ「これを聞きなさい!」
ガヴリール『サターニャ……好き』
ガヴリール「!?」
ガヴリール『サターニャ、愛してる』
サターニャ「くくくく、早朝に忍び込んであんたに恥ずかしい寝言を言わせる」
サターニャ「最高に知的な悪魔的行為ね!」
ガヴリール『さたーにゃぁ、好きぃ、大好きぃ……ZZZ』
サターニャ「どう!?恥ずかしいでしょ!羞恥に悶えなさい!」
サターニャ「ガヴリール!あんたの弱みを握ったわ!」
ガヴリール「んあ?」
サターニャ「これを聞きなさい!」
ガヴリール『サターニャ……好き』
ガヴリール「!?」
ガヴリール『サターニャ、愛してる』
サターニャ「くくくく、早朝に忍び込んであんたに恥ずかしい寝言を言わせる」
サターニャ「最高に知的な悪魔的行為ね!」
ガヴリール『さたーにゃぁ、好きぃ、大好きぃ……ZZZ』
サターニャ「どう!?恥ずかしいでしょ!羞恥に悶えなさい!」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:11:22.159 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「…………」
サターニャ「なに固まってんのよ」
ガヴリール「いや、恥ずかしいよ……すごく」
サターニャ「そうでしょ!」
ガヴリール「言わされてる私もだけど、そんなセリフを言わせるお前も恥ずかしい」
サターニャ「はわぁ!?」
ガヴリール「え、なにこれ、もしかして私、遠回しに告白されてんの?」
ガヴリール「私にこんな言葉言われたいってこと?」
サターニャ「言われたくないわよ!気持ち悪いじゃない!」
ガヴリール「そう?ならいいけど」
サターニャ「ぐ、ぐうううううう」
サターニャ「今日は勘弁してやるわ!覚えてなさいガヴリール!!」
サターニャ「じゃなかった、この事は忘れなさい!ガヴリール!」
ガヴリール「しばらく忘れられないだろこんなん」
サターニャ「なに固まってんのよ」
ガヴリール「いや、恥ずかしいよ……すごく」
サターニャ「そうでしょ!」
ガヴリール「言わされてる私もだけど、そんなセリフを言わせるお前も恥ずかしい」
サターニャ「はわぁ!?」
ガヴリール「え、なにこれ、もしかして私、遠回しに告白されてんの?」
ガヴリール「私にこんな言葉言われたいってこと?」
サターニャ「言われたくないわよ!気持ち悪いじゃない!」
ガヴリール「そう?ならいいけど」
サターニャ「ぐ、ぐうううううう」
サターニャ「今日は勘弁してやるわ!覚えてなさいガヴリール!!」
サターニャ「じゃなかった、この事は忘れなさい!ガヴリール!」
ガヴリール「しばらく忘れられないだろこんなん」
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:13:22.480 ID:9Chly0Uv0.net
【サタニキア邸】
サターニャ「否定しなきゃよかった」ズーン
サターニャ「いやもう自覚してるわよ流石に」
サターニャ「好きよ。ガヴリールのこと大好きに決まってんじゃない」
サターニャ「いつだって構ってほしいわよ」
サターニャ「でも本人に言えるわけないでしょ!?」
サターニャ「あああああああああのまま好きってことにしておけばよかったああああ」
サターニャ「否定しなきゃよかった」ズーン
サターニャ「いやもう自覚してるわよ流石に」
サターニャ「好きよ。ガヴリールのこと大好きに決まってんじゃない」
サターニャ「いつだって構ってほしいわよ」
サターニャ「でも本人に言えるわけないでしょ!?」
サターニャ「あああああああああのまま好きってことにしておけばよかったああああ」
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:15:22.837 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「すーはー、すーはー」
サターニャ「ガヴリール、私あなたのことが」
サターニャ「すすすすすす」
サターニャ「すす、すぅ、すぅ……」
サターニャ「すううううううう」
サターニャ「い、言えない!」
サターニャ「んあー!!胸がモヤモヤするううううう」
サターニャ「練習ですらこんな状態じゃ告白なんて無理じゃない……」
サターニャ「ガヴリール、私あなたのことが」
サターニャ「すすすすすす」
サターニャ「すす、すぅ、すぅ……」
サターニャ「すううううううう」
サターニャ「い、言えない!」
サターニャ「んあー!!胸がモヤモヤするううううう」
サターニャ「練習ですらこんな状態じゃ告白なんて無理じゃない……」
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:16:40.480 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「……」チラッ
サターニャの携帯「」
サターニャ「もしかして、文章だったら平常でいられるのかしら……」ピッピッ
サターニャ「ガヴリール、す、き」ピコピコ
ピッ
サターニャ「あっ」
サターニャ「ああああ送っちゃった!?」
サターニャ「がががガヴリールに送っちゃった」ダラダラダラ
サターニャの携帯「」ヴヴヴヴ
サターニャ「」ビクッ
サターニャの携帯「」
サターニャ「もしかして、文章だったら平常でいられるのかしら……」ピッピッ
サターニャ「ガヴリール、す、き」ピコピコ
ピッ
サターニャ「あっ」
サターニャ「ああああ送っちゃった!?」
サターニャ「がががガヴリールに送っちゃった」ダラダラダラ
サターニャの携帯「」ヴヴヴヴ
サターニャ「」ビクッ
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:18:48.134 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール『サターニャ』
ガヴリール『どういうこと?これ』
サターニャ『すき焼きと間違えたのよ!!』
ガヴリール『なにすき焼きって』
サターニャ『急に食べたくなったの!』
ガヴリール『ふーん』
ガヴリール『じゃあ、とりあえずおまえんちいくわ。肉持って』
ガヴリール『ワリカンな』
ガヴリール『どういうこと?これ』
サターニャ『すき焼きと間違えたのよ!!』
ガヴリール『なにすき焼きって』
サターニャ『急に食べたくなったの!』
ガヴリール『ふーん』
ガヴリール『じゃあ、とりあえずおまえんちいくわ。肉持って』
ガヴリール『ワリカンな』
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:20:02.104 ID:9Chly0Uv0.net
ジュー
ジュー
サターニャ(なにこの状況)モグモグ
ガヴリール「美味いな」
サターニャ「うん」
サターニャ(ガヴリールと二人で、すき焼き食べてるわ)モグモグ
ガヴリール「あのさあ」
サターニャ「なに?」
ガヴリール「お前私のこと好きなの?」
サターニャ「ぶっ!!」
ガヴリール「おい!?噴き出すなよ!!」
サターニャ「そんなわけないじゃない!」
ガヴリール「そこらへんの具材全部お前が食えよ」
ジュー
サターニャ(なにこの状況)モグモグ
ガヴリール「美味いな」
サターニャ「うん」
サターニャ(ガヴリールと二人で、すき焼き食べてるわ)モグモグ
ガヴリール「あのさあ」
サターニャ「なに?」
ガヴリール「お前私のこと好きなの?」
サターニャ「ぶっ!!」
ガヴリール「おい!?噴き出すなよ!!」
サターニャ「そんなわけないじゃない!」
ガヴリール「そこらへんの具材全部お前が食えよ」
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:21:02.828 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「わわわわ私はすき焼きを食べたかっただけで!」
サターニャ「ででででも食材買ってくるの面倒だし?ガヴリールをパシリに使ってやろうと思っただけよ!」
サターニャ「決してガヴリールを好きとかじゃないんだから!」
サターニャ「私の策にまんまと引っかかったわねガヴリール!思い通りパシリにしてやったわ!」
ガヴリール「あっそう」モグモグ
ガヴリール「まあ別にいいけど」モグモグ
サターニャ「ででででも食材買ってくるの面倒だし?ガヴリールをパシリに使ってやろうと思っただけよ!」
サターニャ「決してガヴリールを好きとかじゃないんだから!」
サターニャ「私の策にまんまと引っかかったわねガヴリール!思い通りパシリにしてやったわ!」
ガヴリール「あっそう」モグモグ
ガヴリール「まあ別にいいけど」モグモグ
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:22:05.786 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「?」
サターニャ「あれ?」
サターニャ「なんかあんたの肉と私の肉の色違くない?」
ガヴリール「ん?これ?」
ガヴリール「これね、和牛なんだ」
サターニャ「はぁ!?」
ガヴリール「ワリカンな」
サターニャ「ふざけんじゃないわよ!」ムキー
サターニャ「よこしなさいガヴリール!」
ガヴリール「こっち来んな!和牛のダシ出てるんだからお前もいい思いしてるだろ!」ギャーギャー
サターニャ「確かにいつもより美味しいわよ!でもそんな事で納得できる訳ないでしょ!!」ギャーギャー
サターニャ「あれ?」
サターニャ「なんかあんたの肉と私の肉の色違くない?」
ガヴリール「ん?これ?」
ガヴリール「これね、和牛なんだ」
サターニャ「はぁ!?」
ガヴリール「ワリカンな」
サターニャ「ふざけんじゃないわよ!」ムキー
サターニャ「よこしなさいガヴリール!」
ガヴリール「こっち来んな!和牛のダシ出てるんだからお前もいい思いしてるだろ!」ギャーギャー
サターニャ「確かにいつもより美味しいわよ!でもそんな事で納得できる訳ないでしょ!!」ギャーギャー
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:23:10.749 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「全くガヴリールの食い意地はどうしようもないわね」
サターニャ「それを逆手にとって、今度はお弁当を作ったわ!」
サターニャ「これに魔界通販の商品を入れて、ガヴリールに食べさせれば……くくく!」
サターニャ「明日が楽しみね!」
サターニャ「それを逆手にとって、今度はお弁当を作ったわ!」
サターニャ「これに魔界通販の商品を入れて、ガヴリールに食べさせれば……くくく!」
サターニャ「明日が楽しみね!」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:25:03.026 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「ガヴリール、お弁当を作ったわ。食べなさい!」
ガヴリール「……………」
ガヴリール「…………サターニャ」
サターニャ「な、なによ?」
ガヴリール「そんな怪しいもん私が食べると思うか?」
サターニャ「あ、あああやしくないわよ!」
ガヴリール「どもるな」
ガヴリール「……………」
ガヴリール「…………サターニャ」
サターニャ「な、なによ?」
ガヴリール「そんな怪しいもん私が食べると思うか?」
サターニャ「あ、あああやしくないわよ!」
ガヴリール「どもるな」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:26:05.001 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「食べなさい」
ガヴリール「いらない」
サターニャ「食べてよ」
ガヴリール「結構です」
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴリール「学食でも行くか……」
サターニャ「がゔりぃるぅ~~」グスグス
ガヴリール「……あー、もー」
ガヴリール「いらない」
サターニャ「食べてよ」
ガヴリール「結構です」
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴリール「学食でも行くか……」
サターニャ「がゔりぃるぅ~~」グスグス
ガヴリール「……あー、もー」
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:27:07.658 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「じゃあとりあえず見るだけ見るわ」パカッ
ガヴリール「意外と綺麗だな」
サターニャ「おいしそうでしょっ!ちゃんと海苔もコウモリ型に切ったんだから」
ガヴリール「ふーん」
ガヴリール「サターニャ、あーん」
サターニャ「!?」ビクッ
ガヴリール「あーん」
サターニャ「あ、あんたが食べなさいよ」
ガヴリール「私からあーんなんて、この先たぶん無いぞ?この機を逃していいのか?」
サターニャ「う、ううう」
ガヴリール「あーん」
サターニャ(ガヴリールのあーん……!)
サターニャ「でへへへへ」パクッ
ガヴリール「意外と綺麗だな」
サターニャ「おいしそうでしょっ!ちゃんと海苔もコウモリ型に切ったんだから」
ガヴリール「ふーん」
ガヴリール「サターニャ、あーん」
サターニャ「!?」ビクッ
ガヴリール「あーん」
サターニャ「あ、あんたが食べなさいよ」
ガヴリール「私からあーんなんて、この先たぶん無いぞ?この機を逃していいのか?」
サターニャ「う、ううう」
ガヴリール「あーん」
サターニャ(ガヴリールのあーん……!)
サターニャ「でへへへへ」パクッ
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:28:09.089 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「し、しまったああああ!」
ガヴリール「ばかめ」
サターニャ「あわわわわ、ガヴリールからあーんされて舞い上がっちゃったわ」
サターニャ「いや、舞い上がってなんかっ」
サターニャ「うへへへ、毒味役にされたとは言えうれしいー」
サターニャ「嬉しくないわよ!!」
ガヴリール「どうしたんだお前……」
ガヴリール「ばかめ」
サターニャ「あわわわわ、ガヴリールからあーんされて舞い上がっちゃったわ」
サターニャ「いや、舞い上がってなんかっ」
サターニャ「うへへへ、毒味役にされたとは言えうれしいー」
サターニャ「嬉しくないわよ!!」
ガヴリール「どうしたんだお前……」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:29:11.486 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「何を入れたんだ。正直に言え」
サターニャ「あうあう、ホンネデシャベールって薬で、効果は」
ガヴリール「あ、商品名でわかったからもういいよ」
サターニャ「最後まで喋らせなさいよ!」
ガヴリール「それで、こんなものを食べさせてどうするつもりだったんだ?私の弱みでも喋らせようと?」
サターニャ「ち、違うわよ!!私が作ったお弁当が美味しいかどうか本音で聞きたかっただけで……」
ガヴリール「……」
サターニャ「ぐわばっ!?いや、これはちがっ!違わないわよ!!」
サターニャ「あうあう、ホンネデシャベールって薬で、効果は」
ガヴリール「あ、商品名でわかったからもういいよ」
サターニャ「最後まで喋らせなさいよ!」
ガヴリール「それで、こんなものを食べさせてどうするつもりだったんだ?私の弱みでも喋らせようと?」
サターニャ「ち、違うわよ!!私が作ったお弁当が美味しいかどうか本音で聞きたかっただけで……」
ガヴリール「……」
サターニャ「ぐわばっ!?いや、これはちがっ!違わないわよ!!」
45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:30:10.332 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「」パク
サターニャ「へぁ?」
ガヴリール「もぐもぐもぐ」
ガヴリール「」ゴクン
ガヴリール「……うまいよ」
サターニャ「……あ、ふああああああ」
サターニャ「ほんとっ?本当に美味しい?」
ガヴリール「うん。美味しい」
サターニャ「やった、やったやった!」
サターニャ「嬉しいわガヴリール!」
サターニャ「へぁ?」
ガヴリール「もぐもぐもぐ」
ガヴリール「」ゴクン
ガヴリール「……うまいよ」
サターニャ「……あ、ふああああああ」
サターニャ「ほんとっ?本当に美味しい?」
ガヴリール「うん。美味しい」
サターニャ「やった、やったやった!」
サターニャ「嬉しいわガヴリール!」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:31:11.550 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「もっと食べて!」
ガヴリール「うん」モグモグ
サターニャ「美味しい?」
ガヴリール「…………」モグモグ
サターニャ「また作ってほしい?」
ガヴリール「…………」モグモグ
サターニャ「ガヴリール?ねえ」
ガヴリール「…………」モグモグ
サターニャ「なんで喋らないのよ、寂しいじゃない!」
ガヴリール「本音で喋りたくなければ黙っていればいいかなって」
サターニャ「ガヴリール!!!!」イラッ
ガヴリール「うん」モグモグ
サターニャ「美味しい?」
ガヴリール「…………」モグモグ
サターニャ「また作ってほしい?」
ガヴリール「…………」モグモグ
サターニャ「ガヴリール?ねえ」
ガヴリール「…………」モグモグ
サターニャ「なんで喋らないのよ、寂しいじゃない!」
ガヴリール「本音で喋りたくなければ黙っていればいいかなって」
サターニャ「ガヴリール!!!!」イラッ
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:32:02.615 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「ガヴリール達と遊ぶわ!」
サターニャ「ガヴリールはどうせゲームばっかりやっているだろうから、夢中になっているところを邪魔してやる!」
サターニャ「イラつかせて心を揺さぶる。なんて恐ろしい作戦なのかしら!」
サターニャ「ガヴリールはどうせゲームばっかりやっているだろうから、夢中になっているところを邪魔してやる!」
サターニャ「イラつかせて心を揺さぶる。なんて恐ろしい作戦なのかしら!」
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:33:03.524 ID:9Chly0Uv0.net
ヴィーネ「そろそろ晩御飯作るわね」
ガヴリール「よろ~」
ラフィエル「お手伝いしますよ」
サターニャ「あ、私も手伝う」
ヴィーネ「サターニャは…………台所3人だと狭いから今回は座っててね」
サターニャ「なんか違う理由で断られた気がするんだけど」
ヴィーネ「ラフィとあなたが合わさると調理実習の二の舞になりそうだから」
ラフィエル「私その場にいなかったので、再現してくださるとありがたいのですが……」
ヴィーネ「もうたくさんよ……」
ガヴリール「よろ~」
ラフィエル「お手伝いしますよ」
サターニャ「あ、私も手伝う」
ヴィーネ「サターニャは…………台所3人だと狭いから今回は座っててね」
サターニャ「なんか違う理由で断られた気がするんだけど」
ヴィーネ「ラフィとあなたが合わさると調理実習の二の舞になりそうだから」
ラフィエル「私その場にいなかったので、再現してくださるとありがたいのですが……」
ヴィーネ「もうたくさんよ……」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:34:09.031 ID:9Chly0Uv0.net
ラフィエル『今日は何を作るんですかー?』キャッキャ
ヴィーネ『今日はね~』ウフフ
サターニャ「…………」
ガヴリール「あーくっそこいつ硬いな」ピコピコ
サターニャ(あれ、今ならラフィエルもヴィネットもいない)
サターニャ(邪魔するチャンスだわ)
ヴィーネ『今日はね~』ウフフ
サターニャ「…………」
ガヴリール「あーくっそこいつ硬いな」ピコピコ
サターニャ(あれ、今ならラフィエルもヴィネットもいない)
サターニャ(邪魔するチャンスだわ)
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:35:20.806 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「ガヴリールぅ~!ゲームしてないで構いなさいよぅ」ギュ
ガヴリール「あっこらサターニャ抱きつくな」ピコピコ
サターニャ「ガヴリールが構ってくれるまで離さないもーん」
サターニャ「ガヴリールの太ももに頭乗せちゃおっ」ゴロゴロ
ガヴリール「もー、サターニャうっとおしい」
サターニャ「でへへへへへ」デレデレ
ラフィエル「……」
ヴィーネ「……」
サターニャ「!?」
サターニャ「あ、あんた達いつの間に戻ってきたのよ!?」
ヴィーネ「サターニャってガヴと2人の時はそんな感じなんだ……」
ラフィエル「別人じゃないですか」
ガヴリール「ちょっと引くよな」
サターニャ「引かないでよ!?」ガーン
ガヴリール「あっこらサターニャ抱きつくな」ピコピコ
サターニャ「ガヴリールが構ってくれるまで離さないもーん」
サターニャ「ガヴリールの太ももに頭乗せちゃおっ」ゴロゴロ
ガヴリール「もー、サターニャうっとおしい」
サターニャ「でへへへへへ」デレデレ
ラフィエル「……」
ヴィーネ「……」
サターニャ「!?」
サターニャ「あ、あんた達いつの間に戻ってきたのよ!?」
ヴィーネ「サターニャってガヴと2人の時はそんな感じなんだ……」
ラフィエル「別人じゃないですか」
ガヴリール「ちょっと引くよな」
サターニャ「引かないでよ!?」ガーン
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:37:02.954 ID:9Chly0Uv0.net
ヴィーネ『サターニャはこれの盛り付けをお願いね』
サターニャ『悪魔的センスで完璧な仕上がりにしてやるわ!』
ヴィーネ『悪魔的センスってなんなのかしら……私も参考にした方がいいのかな』
ラフィエル「あのー、ガヴちゃん」
ガヴリール「ん?」
ラフィエル「最近のサターニャさん、ガヴちゃんに接する態度が変わってきてませんか?」
ラフィエル「もしかしてサターニャさんって……」
ガヴリール「ああ、多分私の事が好きなんだろうな」
ラフィエル「ですよね」
ガヴリール「悪魔が天使に惚れるとかほんとバカだよな」
ラフィエル「それってガヴちゃんも、ですよね?」
ガヴリール「さぁ?」プイ
ラフィエル「天使が悪魔に惚れるのはいいんでしょうか」ニコニコ
ガヴリール「別にいいんじゃないの」
サターニャ『悪魔的センスで完璧な仕上がりにしてやるわ!』
ヴィーネ『悪魔的センスってなんなのかしら……私も参考にした方がいいのかな』
ラフィエル「あのー、ガヴちゃん」
ガヴリール「ん?」
ラフィエル「最近のサターニャさん、ガヴちゃんに接する態度が変わってきてませんか?」
ラフィエル「もしかしてサターニャさんって……」
ガヴリール「ああ、多分私の事が好きなんだろうな」
ラフィエル「ですよね」
ガヴリール「悪魔が天使に惚れるとかほんとバカだよな」
ラフィエル「それってガヴちゃんも、ですよね?」
ガヴリール「さぁ?」プイ
ラフィエル「天使が悪魔に惚れるのはいいんでしょうか」ニコニコ
ガヴリール「別にいいんじゃないの」
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:38:03.505 ID:9Chly0Uv0.net
ラフィエル「好きって言ってあげないんですか?」
ガヴリール「はぁ?なんで?言わない」
ラフィエル「どうして?」
ガヴリール「だって……」
ガヴリール「あいつがちゃんと私に好きって言ってないんだから、私が言うわけないじゃん」
ガヴリール「先に言うと、なんか、負けた気がするじゃん」
ラフィエル「ガヴちゃんもサターニャさんと同じぐらい負けず嫌いですからねー」
ガヴリール「ちがうし」
ガヴリール「はぁ?なんで?言わない」
ラフィエル「どうして?」
ガヴリール「だって……」
ガヴリール「あいつがちゃんと私に好きって言ってないんだから、私が言うわけないじゃん」
ガヴリール「先に言うと、なんか、負けた気がするじゃん」
ラフィエル「ガヴちゃんもサターニャさんと同じぐらい負けず嫌いですからねー」
ガヴリール「ちがうし」
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:39:06.471 ID:9Chly0Uv0.net
ラフィエル「大好きなくせに、そうやって受け身のままだとサターニャさんを取られちゃいますよ?」
ガヴリール「誰にだよ」
ラフィエル「誰かにですよ。サターニャさん可愛いじゃないですか」
ガヴリール「なんでそんな焚き付けてくんの……」
ラフィエル「私の大好きな親友が恋を知って寂しくなっちゃって?」
ガヴリール「こ、恋って……!」
ラフィエル「まだ誰のものでもないガヴちゃんぎゅーーーー」ムギュ
ガヴリール「んああ、柔らか」
ガヴリール「誰にだよ」
ラフィエル「誰かにですよ。サターニャさん可愛いじゃないですか」
ガヴリール「なんでそんな焚き付けてくんの……」
ラフィエル「私の大好きな親友が恋を知って寂しくなっちゃって?」
ガヴリール「こ、恋って……!」
ラフィエル「まだ誰のものでもないガヴちゃんぎゅーーーー」ムギュ
ガヴリール「んああ、柔らか」
55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:40:08.376 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「!?」
サターニャ「ちょっとラフィエル!」
サターニャ「ガヴリールにセクハラしてんじゃないわよ!」バッ
ラフィエル「あらら、ガヴちゃん取られちゃいました」
サターニャ「全くもう」ギュ
ガヴリール「うわ……こっちも柔らか」
サターニャ「無い コンプレックスのガヴリールがあんたに胸を押し付けられたら、ショックで泣いちゃうでしょ!」
ガヴリール「お前 引きちぎるぞ」
サターニャ「ちょっとラフィエル!」
サターニャ「ガヴリールにセクハラしてんじゃないわよ!」バッ
ラフィエル「あらら、ガヴちゃん取られちゃいました」
サターニャ「全くもう」ギュ
ガヴリール「うわ……こっちも柔らか」
サターニャ「無い コンプレックスのガヴリールがあんたに胸を押し付けられたら、ショックで泣いちゃうでしょ!」
ガヴリール「お前 引きちぎるぞ」
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:41:07.368 ID:9Chly0Uv0.net
ラフィエル「もー、お二人のイチャイチャうざいです」
サターニャ「な、なに言ってんのよ!」
ラフィエル「仕方ないのでヴィーネさんで遊んできます!」プイ
ラフィエル『ヴィーネさーん』
ヴィーネ『おいこら、胸を押し付けるな』
サターニャ「な、なに言ってんのよ!」
ラフィエル「仕方ないのでヴィーネさんで遊んできます!」プイ
ラフィエル『ヴィーネさーん』
ヴィーネ『おいこら、胸を押し付けるな』
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:42:04.253 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「全くもう、ラフィエルは……イチャイチャなんて」
ガヴリール「してるだろ。こんな密着してんだし」
サターニャ「へぁあ!?」バッ
ガヴリール「……別に離れなくてもいいじゃん」
サターニャ「え?そ、そう?」
ガヴリール「さっきのさ、ラフィに対しての態度って」
サターニャ「うん?」
ガヴリール「嫉妬?」
サターニャ「は、はぁ!?そんなわけないでしょ!」
ガヴリール「してるだろ。こんな密着してんだし」
サターニャ「へぁあ!?」バッ
ガヴリール「……別に離れなくてもいいじゃん」
サターニャ「え?そ、そう?」
ガヴリール「さっきのさ、ラフィに対しての態度って」
サターニャ「うん?」
ガヴリール「嫉妬?」
サターニャ「は、はぁ!?そんなわけないでしょ!」
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:43:09.170 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「サターニャ。何度か聞いてるけど、もう一度聞くよ」
サターニャ「な、なに」
ガヴリール「私のこと、好きなの?」
サターニャ「な、ななななな!?」
ガヴリール「私からは絶対言わない。言うなら、お前から言え」
サターニャ「えっ、えっ?」
ガヴリール「わたし、これでも待ってるんだぞ……」
サターニャ「う、うそ……だってそんなそぶり……」
ガヴリール「お前が言わないなら、私も知らない」プイ
サターニャ「そんなのずるい……」
サターニャ「な、なに」
ガヴリール「私のこと、好きなの?」
サターニャ「な、ななななな!?」
ガヴリール「私からは絶対言わない。言うなら、お前から言え」
サターニャ「えっ、えっ?」
ガヴリール「わたし、これでも待ってるんだぞ……」
サターニャ「う、うそ……だってそんなそぶり……」
ガヴリール「お前が言わないなら、私も知らない」プイ
サターニャ「そんなのずるい……」
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:44:15.260 ID:9Chly0Uv0.net
サターニャ「うう~~~~~~~~」
サターニャ「……………………」カァァ
ガヴリール「サターニャ顔真っ赤」
サターニャ「うるさいわね!」
サターニャ「あんただって、真っ赤じゃない……」
ガヴリール「そんなことないし」プイ
サターニャ「なんで、なんでそんなに可愛いのよ……」
サターニャ「好き。大好き」
サターニャ「どうしようもなく、好き」
ガヴリール「私もだよ、サターニャ」
サターニャ「~~~~~~~!!」
サターニャ「…………ずるい」
ガヴリール「あはは、やった。私の勝ち」
サターニャ「もー!いつになったらガヴリールに勝てるのよー!」
サターニャ「……………………」カァァ
ガヴリール「サターニャ顔真っ赤」
サターニャ「うるさいわね!」
サターニャ「あんただって、真っ赤じゃない……」
ガヴリール「そんなことないし」プイ
サターニャ「なんで、なんでそんなに可愛いのよ……」
サターニャ「好き。大好き」
サターニャ「どうしようもなく、好き」
ガヴリール「私もだよ、サターニャ」
サターニャ「~~~~~~~!!」
サターニャ「…………ずるい」
ガヴリール「あはは、やった。私の勝ち」
サターニャ「もー!いつになったらガヴリールに勝てるのよー!」
61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/27(木) 23:45:16.596 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「サターニャ、これ返す」
サターニャ「私のガヴリール写真集!」
ガヴリール「今後はあまり変なの撮るなよ」
ガヴリール「半裸のは捨てたから」
サターニャ「ええ!?」ガーン
サターニャ「なんで捨てちゃうのよー!」
ガヴリール「当たり前だろこの変態!」
サターニャ「その変態を受け入れたのはあんたよ!!」
サターニャ「うう、いいアングルで撮れたのに……」
ガヴリール「アホか」
ガヴリール「……そんなの、しゃ、写真じゃなくて、本物を見れば、いいだろ……」
サターニャ「ぶほぁっっ!!!!」
完
サターニャ「私のガヴリール写真集!」
ガヴリール「今後はあまり変なの撮るなよ」
ガヴリール「半裸のは捨てたから」
サターニャ「ええ!?」ガーン
サターニャ「なんで捨てちゃうのよー!」
ガヴリール「当たり前だろこの変態!」
サターニャ「その変態を受け入れたのはあんたよ!!」
サターニャ「うう、いいアングルで撮れたのに……」
ガヴリール「アホか」
ガヴリール「……そんなの、しゃ、写真じゃなくて、本物を見れば、いいだろ……」
サターニャ「ぶほぁっっ!!!!」
完
引用元: ・ガヴリール「サターニャの勝手な勝負」
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