1: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:34:55.22 ID:UEWw3ZAa.net
カラスダイヤ「…それで?ゴミのほうに集中したせいで電柱にぶつかってしまったと?」
カラスルビィ「…はい…ごめんねお姉ちゃん…」
カラスダイヤ「あなたの鳥頭っぷりは昔からよく知っていますわ今更どんなお間抜けなことがあっても驚きません」
カラスルビィ「ルビィたちは鳥なんだから鳥頭でもいいんじゃ…」
カラスダイヤ「私たちはカラス!頭もよく目もいいクールでかしこい鳥の中の鳥なのですわよ!」
カラスルビィ「…はい…ごめんねお姉ちゃん…」
カラスダイヤ「あなたの鳥頭っぷりは昔からよく知っていますわ今更どんなお間抜けなことがあっても驚きません」
カラスルビィ「ルビィたちは鳥なんだから鳥頭でもいいんじゃ…」
カラスダイヤ「私たちはカラス!頭もよく目もいいクールでかしこい鳥の中の鳥なのですわよ!」
2: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:35:50.00 ID:UEWw3ZAa.net
カラスダイヤ「まあそれは置いておいて、ケガの具合はどうなんですの?ちゃんと飛べそう?」
カラスルビィ「うん、上手くは飛べないけどゆっくりなら飛べるよ」
カラスダイヤ「そう良かったですわ最近この近くで魔女を見かけるそうですから用心しておかないと」
カラスルビィ「魔女?」
カラスダイヤ「ええ…なんでも私たちの仲間から無理矢理羽根をむしり取ったあげく、その力を鼓舞するように頭に刺しているそうですわ」
カラスルビィ「うん、上手くは飛べないけどゆっくりなら飛べるよ」
カラスダイヤ「そう良かったですわ最近この近くで魔女を見かけるそうですから用心しておかないと」
カラスルビィ「魔女?」
カラスダイヤ「ええ…なんでも私たちの仲間から無理矢理羽根をむしり取ったあげく、その力を鼓舞するように頭に刺しているそうですわ」
5: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:37:27.34 ID:UEWw3ZAa.net
カラスルビィ「ぅゅ…ルビィこわいよぉ…」
カラスダイヤ「大丈夫…お姉ちゃんがしっかり守ってあげますわ」
カラスルビィ「えへへ…ありがとうお姉ちゃん♪」
カラスダイヤ「それにそんな恐ろしい魔女がこんな人間のゴミ捨て場に来るわけが…」
善子「暗黒より生まれし漆黒の腐乱物たちよ(生ゴミ)この堕天使ヨハネが地中深くに封印してあげるわ…新たな命の糧となりその身を浄化するがいい…」
カラスルビィ「」
カラスダイヤ「」
カラスダイヤ「大丈夫…お姉ちゃんがしっかり守ってあげますわ」
カラスルビィ「えへへ…ありがとうお姉ちゃん♪」
カラスダイヤ「それにそんな恐ろしい魔女がこんな人間のゴミ捨て場に来るわけが…」
善子「暗黒より生まれし漆黒の腐乱物たちよ(生ゴミ)この堕天使ヨハネが地中深くに封印してあげるわ…新たな命の糧となりその身を浄化するがいい…」
カラスルビィ「」
カラスダイヤ「」
7: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:39:15.00 ID:UEWw3ZAa.net
カラスルビィ「お、お、お姉ちゃあ…ま、魔女が…!」
カラスダイヤ「ほ、本当に羽根を刺していますわ…い、いったい何匹の仲間があの魔女の犠牲に…!」
善子「おや?そこにいるのは神の遣いの鳥…神の命令でヨハネの浄化の儀式を邪魔しに来た…ってところかしら…?」
カラスルビィ「あの人間変なこと言ってるよぉ!」
カラスダイヤ「ほ、本当に羽根を刺していますわ…い、いったい何匹の仲間があの魔女の犠牲に…!」
善子「おや?そこにいるのは神の遣いの鳥…神の命令でヨハネの浄化の儀式を邪魔しに来た…ってところかしら…?」
カラスルビィ「あの人間変なこと言ってるよぉ!」
9: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:40:40.13 ID:UEWw3ZAa.net
カラスダイヤ「魔女というだけのことはありますわね…でもルビィに手出しはさせません!くらいなさい!」バサッバサッ!
善子「いたっ!ちょ、ちょっと!何するのよぉ!まだ何もしてないじゃない!」
カラスダイヤ「仲間の恨みですわ!」バサッバサッ!
善子「ちょっとぉ!なんなのよぉ…ぐすん…こ、こうなったら…ヨハネの最大魔法で追っ払ってやるんだから!」
カラスダイヤ「」ビクッ
善子「いたっ!ちょ、ちょっと!何するのよぉ!まだ何もしてないじゃない!」
カラスダイヤ「仲間の恨みですわ!」バサッバサッ!
善子「ちょっとぉ!なんなのよぉ…ぐすん…こ、こうなったら…ヨハネの最大魔法で追っ払ってやるんだから!」
カラスダイヤ「」ビクッ
10: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:42:03.45 ID:UEWw3ZAa.net
カラスルビィ「お姉ちゃん!あの魔女なにかするつもりだよ!」
カラスダイヤ「わ、分かってますわ…」
カラスダイヤ(なにを怖がっているんですの…!私はルビィの姉として妹を守りきらなくては…!)
ゴミ回収「よいしょっと、はーい出してー!」ブロロロ…
カラスルビィ「お姉ちゃん…もういいよ…」
カラスダイヤ「!何を言っているんですの!?」
カラスルビィ「あんな強そうな魔女に勝てるわけないよ…お姉ちゃんだけでも逃げて…」
善子「…あっ!ゴミ収集の人!ちょっと待って!まだゴミがぁ!」
カラスダイヤ「わ、分かってますわ…」
カラスダイヤ(なにを怖がっているんですの…!私はルビィの姉として妹を守りきらなくては…!)
ゴミ回収「よいしょっと、はーい出してー!」ブロロロ…
カラスルビィ「お姉ちゃん…もういいよ…」
カラスダイヤ「!何を言っているんですの!?」
カラスルビィ「あんな強そうな魔女に勝てるわけないよ…お姉ちゃんだけでも逃げて…」
善子「…あっ!ゴミ収集の人!ちょっと待って!まだゴミがぁ!」
11: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:43:46.76 ID:UEWw3ZAa.net
カラスダイヤ「馬鹿なことを言わないで!あなたは私が…!」
カラスルビィ「ううん…今までずっとお姉ちゃんに助けられてばっかりだったから、今度はルビィがお姉ちゃんを助けるよ!」バサッ!
カラスルビィ「こい!魔女め!お姉ちゃんはルビィが守るんだ!」
カラスダイヤ「ルビィ…!」
カラスダイヤ(あの子の犠牲を無駄にしちゃいけない…)
カラスダイヤ「ルビィ…ルビィ!!」バサッバサッ!バサッ…
カラスルビィ「ううん…今までずっとお姉ちゃんに助けられてばっかりだったから、今度はルビィがお姉ちゃんを助けるよ!」バサッ!
カラスルビィ「こい!魔女め!お姉ちゃんはルビィが守るんだ!」
カラスダイヤ「ルビィ…!」
カラスダイヤ(あの子の犠牲を無駄にしちゃいけない…)
カラスダイヤ「ルビィ…ルビィ!!」バサッバサッ!バサッ…
12: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:45:40.86 ID:UEWw3ZAa.net
善子「うう…行っちゃったぁ…」
善子「もう!あんた達のせいだからね!」
カラスルビィ「お姉ちゃん…逃げて…」ガクッ
善子「あら?あなたケガしてるの?」
カラスルビィ「ピギィ!く、来るなぁ!」バサッバサッ
善子「こら!暴れないの!」
善子「…骨が折れてるみたいね大丈夫よ私が手当てしてあげるから」
カラスルビィ「うぅ…もうダメだぁ…お姉ちゃん…今までありがとう…」
善子「もう!あんた達のせいだからね!」
カラスルビィ「お姉ちゃん…逃げて…」ガクッ
善子「あら?あなたケガしてるの?」
カラスルビィ「ピギィ!く、来るなぁ!」バサッバサッ
善子「こら!暴れないの!」
善子「…骨が折れてるみたいね大丈夫よ私が手当てしてあげるから」
カラスルビィ「うぅ…もうダメだぁ…お姉ちゃん…今までありがとう…」
13: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:47:17.33 ID:UEWw3ZAa.net
善子の家
善子「うん、これでなんとか応急措置はできたと思うんだけど」
カラスルビィ「…」バサッ
善子「無理に動かしちゃ駄目よ治るまではじっとしてなさい」
カラスルビィ「…」
善子「ふふっいい子いい子♪」
善子「あなた他のカラスと比べてちょっと羽根が赤みがかってるわね、お洒落で素敵よ」
カラスルビィ「///」
善子「うん、これでなんとか応急措置はできたと思うんだけど」
カラスルビィ「…」バサッ
善子「無理に動かしちゃ駄目よ治るまではじっとしてなさい」
カラスルビィ「…」
善子「ふふっいい子いい子♪」
善子「あなた他のカラスと比べてちょっと羽根が赤みがかってるわね、お洒落で素敵よ」
カラスルビィ「///」
14: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:48:51.01 ID:UEWw3ZAa.net
善子「せっかくだから名前を付けよっと!そうね…赤みがかった羽根だから…」
カラスルビィ「…」
善子「…ルビィ…なんてどうかしら?」
カラスルビィ「…!」バサッバサッ
善子「こら!動かないの!…気に入ってくれたみたいね」
善子「ふふっ…ゆっくり治してねルビィ」
カラスルビィ「…」
善子「…ルビィ…なんてどうかしら?」
カラスルビィ「…!」バサッバサッ
善子「こら!動かないの!…気に入ってくれたみたいね」
善子「ふふっ…ゆっくり治してねルビィ」
15: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:50:37.72 ID:UEWw3ZAa.net
カラスダイヤ「魔女にルビィを殺されてから一週間が経ちました…」
カラスダイヤ「今でもまだ人間の捨てたアイスの棒を見るたびにあの子のことを思い出します…」
カラスダイヤ「あれから私は涙を枯らす(カラス)毎日…」
カラスダイヤ「もう一度…あなたの声を聞くことができたら…」
カラスルビィ「…ねえ…ーん」
カラスダイヤ「今でもまだ人間の捨てたアイスの棒を見るたびにあの子のことを思い出します…」
カラスダイヤ「あれから私は涙を枯らす(カラス)毎日…」
カラスダイヤ「もう一度…あなたの声を聞くことができたら…」
カラスルビィ「…ねえ…ーん」
17: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:52:41.44 ID:UEWw3ZAa.net
カラスダイヤ「ああ…ついに幻聴が聞こえてきました…ルビィ」
カラスルビィ「お姉ちゃーん」
カラスダイヤ「ありがとうルビィ…私もすぐそっちにいきます…」
カラスルビィ「勝手に殺さないでよぉ!」
カラスダイヤ「えっ…ルビィ…?」
カラスルビィ「お姉ちゃん…ただいま!」
カラスルビィ「お姉ちゃーん」
カラスダイヤ「ありがとうルビィ…私もすぐそっちにいきます…」
カラスルビィ「勝手に殺さないでよぉ!」
カラスダイヤ「えっ…ルビィ…?」
カラスルビィ「お姉ちゃん…ただいま!」
18: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:53:37.23 ID:UEWw3ZAa.net
カラスダイヤ「ルビィ…ルビィ!!よく生きて…ルビィ!」
カラスルビィ「おねえちゃあ…会いたかったよぉ…」
カラスダイヤ「そうだ!あの魔女は!?何もされなかったんですの!?」
カラスルビィ「魔女じゃなくて善子ちゃんだよ ルビィの傷を治してくれたの」
カラスルビィ「おねえちゃあ…会いたかったよぉ…」
カラスダイヤ「そうだ!あの魔女は!?何もされなかったんですの!?」
カラスルビィ「魔女じゃなくて善子ちゃんだよ ルビィの傷を治してくれたの」
19: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:55:23.50 ID:UEWw3ZAa.net
少し前
善子「さあルビィ、もう傷は治ったはずよ 飛んでみて?」
カラスルビィ「…」バサッバサッ!
善子「うん!これなら大丈夫ね!」
カラスルビィ「…」スリスリ…
善子「…私もあなたと別れるのは辛いわ…でもあなたはカラスなんだから、もっとかっこよく飛べる場所にいるべきよ」
善子「さあルビィ、もう傷は治ったはずよ 飛んでみて?」
カラスルビィ「…」バサッバサッ!
善子「うん!これなら大丈夫ね!」
カラスルビィ「…」スリスリ…
善子「…私もあなたと別れるのは辛いわ…でもあなたはカラスなんだから、もっとかっこよく飛べる場所にいるべきよ」
20: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:57:09.99 ID:UEWw3ZAa.net
カラスルビィ「…」
善子「それに!あなたの羽根の色だったら他のカラスとすぐに見分けがつくわ!また会いに来てね」
カラスルビィ「…」バサッバサッ!バサッ!
善子「じゃあねー!また会おうねー!ルビィ!」
善子「それに!あなたの羽根の色だったら他のカラスとすぐに見分けがつくわ!また会いに来てね」
カラスルビィ「…」バサッバサッ!バサッ!
善子「じゃあねー!また会おうねー!ルビィ!」
21: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 20:58:53.11 ID:UEWw3ZAa.net
カラスダイヤ「そんな!信じられませんわ!人間が私たちを助けるなんて!」
カラスルビィ「ルビィも最初は怖かったけど…善子ちゃんのおかげでこうやって飛べるようになったんだよ!」
カラスダイヤ「そうだったんですの…私にはまだ信じられませんが…ルビィがこうやってここにいることがなによりの証拠ですわね」
カラスルビィ「それでね…ルビィ…ひとつだけやり残しちゃったことがあるんだけど…いい?」
カラスダイヤ「?」
カラスルビィ「ルビィも最初は怖かったけど…善子ちゃんのおかげでこうやって飛べるようになったんだよ!」
カラスダイヤ「そうだったんですの…私にはまだ信じられませんが…ルビィがこうやってここにいることがなによりの証拠ですわね」
カラスルビィ「それでね…ルビィ…ひとつだけやり残しちゃったことがあるんだけど…いい?」
カラスダイヤ「?」
22: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 21:00:34.38 ID:UEWw3ZAa.net
善子「あー!もう!なんで堕天使ヨハネが毎週毎週ゴミ捨て場に生ゴミを捨てにいかなきゃいけないのよ!」
善子「こんなことしてたら今度はヨハネが浄化されて本当の天使になっちゃうわ!」
善子「よいしょっと…」
善子「こんなことしてたら今度はヨハネが浄化されて本当の天使になっちゃうわ!」
善子「よいしょっと…」
23: 名無しで叶える物語 2017/08/07(月) 21:02:06.72 ID:UEWw3ZAa.net
善子「そういえば最初にルビィと会ったのはこのゴミ捨て場だったわね…」
善子「ルビィ…元気かな…」
バサッバサッ!
フワリ
善子「あっ!」
善子「この羽根…赤みがかってる…」
善子「…ふふっ…ありがとうルビィ…大切にするね♪」
おわり
善子「ルビィ…元気かな…」
バサッバサッ!
フワリ
善子「あっ!」
善子「この羽根…赤みがかってる…」
善子「…ふふっ…ありがとうルビィ…大切にするね♪」
おわり
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