1: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 19:47:50.33 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「そうだ!>>2ちゃんにルビィの宿題を手伝ってもらおうっと♪」

2: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 19:48:10.69 ID:hWY1b6IX.net
梨子

7: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 19:57:18.35 ID:YtZi3AiP.net
ピンポンピンポンピンポーン!!!


梨子「あれ、ルビィちゃん。どうかしたの?」

ルビィ「梨子さんー。宿題手伝ってください~」

梨子「宿題…って、夏休みのだよね?明日はもう始業式なのに、まだ終わってないの?」

ルビィ「うゅ…。スプラトゥーンに浸ってたら、もう夏休み最終日になってたんです…」

梨子「ダイヤさんはルビィちゃんに何も言わなかったの…?」

ルビィ「お姉ちゃんはスプラトゥーン2に浸ってるんです」

梨子「なるほど、姉妹揃って…」

ルビィ「ルビィの宿題、手伝ってくれますか?」

梨子「>>8

8: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 19:58:40.56 ID:SDv7v2V4.net
勿論

9: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:00:49.84 ID:YtZi3AiP.net
梨子「もちのろん」

ルビィ「やったー!」

梨子「さ、上がって?私の部屋で一緒にしましょう」

ルビィ「うん~!」

11: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:04:31.21 ID:YtZi3AiP.net
梨子「ここが私の部屋。さ、入って」

ルビィ(わ、梨子さんの部屋だ…。梨子さんの匂いがする…)

梨子「飲み物淹れてくるからちょっと待っててね」

ルビィ「あ、はい!」

梨子「ルビィちゃんは何飲む?」

ルビィ「えっと…、飲み物は何がありますか?」

梨子「麦茶と紅茶とジュースと…、あとコーヒーがあるけど、どれにする?」

ルビィ「じゃあ…>>12で!」

12: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:04:46.87 ID:Kfv3NRYw.net
アイスティー

15: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:09:52.98 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「アイスティーで!」

梨子「分かった。すぐに淹れてくるね」

バタン


ルビィ(あ…。ルビィ、梨子さんの部屋の中に一人になっちゃった…)

ルビィ(うーん、他人の家ってなんだか落ち着かないなぁ…)

ルビィ(そうだ!何かして気を紛らわそう)


ルビィの行動>>17
1,先に宿題を始める
2,梨子の部屋を物色する
3,帰る

17: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:10:25.29 ID:O95kIzsX.net
3

21: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:16:31.06 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ(梨子さん、遅いなぁ…)

ルビィ(ん…?窓の外…、向こうの家の窓に、千歌ちゃんが…)

ルビィ(ボディランゲージでこっちに何かを訴えてくる…。なんだろう?)


千歌『に』

千歌『げ』

千歌『て』


ルビィ(!?そ、それって…)

23: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:22:48.83 ID:YtZi3AiP.net
ガチャ


梨子「ルビィちゃん~♪お紅茶淹れてきたよ~♡」

梨子「………いない」

梨子「窓が開いてる…。ちっ、逃げられたのね…」

梨子(私の目論見がバレた…?いや、私の演技は完璧だったはず)

梨子(あ、千歌ちゃんの部屋のカーテンが閉まってる…。なるほど、千歌ちゃんの手引きね)

梨子(いつもは開けているカーテンを閉めてるなんて、不自然よ…?千歌ちゃん♡)

26: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:25:02.36 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「うゅ、よく分からないまま千歌ちゃんの言う通り逃げたけど…」

ルビィ「宿題、早く終わらせたいなぁ…」

ルビィ(梨子ちゃんはダメみたいだし、他に誰か、手伝ってくれそうな人は………)


ルビィ「そうだ!>>27ちゃんに手伝ってもらおう!」

27: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:25:19.70 ID:O88O180W.net
曜ちゃん

28: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:30:08.98 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「曜さんに手伝ってもらおうっと!」

ルビィ(曜さんは健全だし、コワイコトに巻き込まれたりしないよね?)

ルビィ「でも、曜さんの家まで遠いなぁ…」

ルビィ「どうしよう…」


>>30
1,曜の家まで行く
2,曜に電話を掛ける

30: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:31:18.96 ID:eQ3CZdXa.net
2

32: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:37:44.22 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ(あ、でもよくよく考えたら曜さんが家に居る保証はないよね)

ルビィ「電話を掛けてどこに居るか聞こう!」

ルビィ「お姉ちゃんから貰ったピンクの携帯で…」

ルビィ(あ…。よくよく考えたら、曜さんの電話番号知らない…)

ルビィ(どうしよう…)


>>33
1,千歌の家に戻って番号を聞く
2,家に帰ってゲームにお熱な姉に番号を聞く
3,曜は諦める

33: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:38:34.79 ID:alxkpVlz.net
1

37: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:46:58.30 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「仕方ないね…。千歌さんの家に行って聞こう」

ルビィ(そういえばさっき、どうして千歌さんは逃げるように言ってきたのかな…?)

ルビィ(梨子さんの家…、何かあるのかな…)

ルビィ(まあいっか。今は曜さんに電話することが先決!)



ルビィ「お邪魔します~。千歌さ………ぴぎっ!?」

ルビィ(な、何これ…!?十千万が…っ、千歌ちゃんの家の中が、ズタボロに…!)

千歌「る、ルビィちゃん…。どうして、戻ってきた、の…!?」ズルズル

ルビィ(うわっ!千歌さん、血まみれだよ…!?)


ルビィのセリフ>>39
1,「大丈夫ですか!?」
2,「何があったんですか!?」
3,「曜さんの電話番号教えてください」

39: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:48:21.72 ID:SDv7v2V4.net
3

45: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:56:39.83 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「曜さんの電話番号教えてください」

千歌「え…」

ルビィ「ルビィ、今すぐ曜さんに連絡を取りたいんですけど、電話番号が分からないんです…」

ルビィ「だから、教えてもらえますか?」

千歌「え、え…?うん…、いいけど…」



ルビィ「………4036…。はい、ありがとうございます!」

千歌「あ、うん…」


プルルルルル..

ガチャ!!

『……もしもし?』

ルビィ「あ、曜さんですか?ルビィです!」

『ルビィちゃん!どうかしたの、私に何か用?』

ルビィ「えっと、曜さんに私の宿題を手伝ってもらいたいんです。手伝ってくれますか…?」

『うん、いいよ!私もまだ宿題やってないけど…、仕方ない!可愛い後輩のために内申点は捨てよう!』

ルビィ「ありがとうございます!あの、曜さんは今どこに居ますか?」

>>46だよ』

46: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 20:58:08.85 ID:2i69R0ur.net
ルビィちゃんの後ろ

51: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:08:08.73 ID:YtZi3AiP.net
『後ろだよ』

ルビィ「ぴぎぃ!?よ、曜さん…!」

曜「あはは!驚いたね!」

ルビィ「ああ、心臓がバクバクしてます…。びっくりした…」

千歌「よ、曜、ちゃん…」ドバドバ

曜「千歌ちゃん!?ど、どうしたの、その血は!」

千歌「梨子ちゃんが…、梨子ちゃんが…」

ルビィ「梨子さんが、どうしたんですか?」

千歌「それは…」

ルビィ「あ、千歌さん!大丈夫ですか!?何があったんですか!?」

千歌「今更!?」


ギシ..ギシ…

曜「なっ…!梨子ちゃん…!?」

梨子「あらぁ?ルビィちゃあんに、曜ちゃあんまでぇ揃ってるわぁ…♡」

ルビィ「ぴぎぃ!?り、梨子さんが、化け物に…!」

千歌「ふ、二人とも…!逃げて…」

ルビィ(ひぃぃぃぃ!十千万をズタボロにしたのも、千歌さんを半殺しにしたのも、梨子さんが…!)

ルビィ(どうしよう…!このままじゃ、みんな死んじゃうよ…!)


ルビィの行動>>53
1,梨子と戦う
2,千歌と曜を連れて逃げる
3,曜だけ連れて逃げる
4,一人で逃げる

53: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:08:35.42 ID:G2ThUq/S.net
いち

56: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:16:04.23 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「………」ザッ!ザッ!

曜「る、ルビィちゃん…?」

千歌「ダメ!逃げないと、ルビィちゃん達までやられちゃうよ…!」

ルビィ「……いやなの、私。誰かを置いて逃げるなんて…」

ルビィ「誰かを犠牲にして、自分だけ逃げたくないよ!」

梨子「うふふふふ…♡」

ルビィ「梨子さん…。それは、あなたもです」

ルビィ「私は、変わり果ててしまった姿の梨子さんを見捨てない!梨子さんも助ける!!」

梨子「あらぁ…、それは素敵ねぇ…」


梨子「うふふふふふふふふふふふふ!!!いいわぁ!まずはルビィちゃん、あなたから食ってあげる…!!!」

ルビィ(来るっ…!!)


ルビィの行動、下2
1,突っ込む
2,相手の動きを見る

58: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:18:42.53 ID:K3cVuFcA.net
1

59: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:25:42.87 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「先手必勝!とりゃー!」ダダダッ!

ルビィ(今の梨子さんは胴が肥大化し、細い四肢でなんとか自重を支えている状態…)

ルビィ(足を崩せれば、もう動けなくなるはず…!だからまず、足を攻撃して無力化させるよ!)

梨子「うふふふふふふふ…!」

千歌「ルビィちゃん!」

ルビィ「!」

ルビィ(こっちに走って来た!)


ルビィの行動、下2
1,跳び箱の要領で飛び越える
2,顔にドロップキック
3,「あ、UFO!」

61: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:29:39.51 ID:LzY/SkCA.net
3

64: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:37:39.10 ID:YtZi3AiP.net
ルビィ「あ、UFO!」

梨子「あらぁ、ほんとね♡」ドドドド!

ルビィ「ピギャア!!」ドサッ

梨子「お胸に、UFOが2つあるわぁ♡」

ルビィ「ひぃぃぃぃ!!」


曜「る、ルビィちゃん!」

ルビィ「うぅ、うぅ…!」

曜(ルビィちゃん…。今にも泣き出しそうな顔で、必死に戦ってるんだ…)

曜(それなのに、何を突っ立って傍観してるのさ、私は!)

曜(助けなきゃ…!私がルビィちゃんを、守るんだ!)


曜「う、うわあああああああ!!ルビィちゃんから離れろおおお!!!」

ルビィ「曜さん!」

曜「うわあああああ!!もうどうにでもなれえええ!!!」


曜の行動、下2
1,叩く
2,蹴る
3,逃げる

66: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:39:32.10 ID:2i69R0ur.net
2

69: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:45:37.91 ID:YtZi3AiP.net
曜(正直、私にはこんな状況下でも割と理性が残ってる…)

曜(今の梨子には、なんか触れたくない!だから蹴る!)

曜(走った勢いそのまま………)

曜「蹴っ!」

梨子「!?」


蹴る場所、下2
1,梨子の顔(コンマゾロ目で外れ、梨子に捕まる)
2,梨子の前脚(コンマ偶数で成功、奇数で梨子に捕まる)
3,ルビィの頭(絶対成功、ルビィが悲鳴をあげる)

71: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:47:01.92 ID:9GwRf0vW.net
3

81: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:50:49.45 ID:YtZi3AiP.net
曜「ああああああああああああああああ!!!!」ゲシッ!

ルビィ「ぴぎゃあああああああああ!!?」


梨子「うふふ…♡蹴りの反動で隙だらけよ、曜ちゃん♡」

曜「!?し、しまった!ふざけてる場合じゃなかった…!」


下2
コンマ00~69で回避成功、それ以外で梨子に捕縛される

83: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 21:51:54.75 ID:b4wktYyR.net
がんばえー

88: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 22:03:09.07 ID:YtZi3AiP.net
ガシッ!

曜「う、うわあああああ!!?」

梨子「うふふふふ………ツ・カ・マ・エ・タ・♡」

曜「いやあああああ!!た、助けて…!身体に取り込まないでえ…!」

ルビィ「千歌、さ…ん……」


梨子「さぁ…、残るは千歌ちゃんだけねぇ?」

千歌「っ…」

ルビィ「逃げて…!千歌、さん…!」

梨子「逃げられないわ。私は今、ルビィちゃんと曜ちゃんを抱えている…」

梨子「もし千歌ちゃんが逃げようものなら、すぐに二人を消化(意味深)するわぁ」

曜「私たちのことはいいから、逃げて…!」

千歌「っ…」

梨子「さあぁ、大人しく投降しなさい?千歌ちゃん…♡」


千歌の行動、下2
1,投降する
2,逃げる

90: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 22:04:39.11 ID:uLzBw7CS.net
抵抗する

94: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 22:11:28.04 ID:YtZi3AiP.net
千歌「………やだ」

梨子「早くこちらに来なさい…?」

千歌「やだやだ!」

梨子「早く…こっちに!早く!」

千歌「やだよ!やだやだやだ!」

梨子「………いいわ。千歌ちゃん、そのままそこを動かないでねぇ?すぐに食べてあげるわ…♡」

千歌「…!」


梨子「うぅ…。二人も抱えていると、身体が重たいわ…」

ルビィ(……曜さん)

曜(うん。分かってる)

ルビィ曜(私達で、千歌ちゃんを守る!)

ルビィ(梨子さんの…)

曜(腹を…)

ルビィ曜(えぐる!!!)


梨子「!?」


下2
コンマゾロ目で脱出成功

96: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 22:12:29.57 ID:Kfv3NRYw.net
確率ひっく

99: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 22:24:19.98 ID:YtZi3AiP.net
梨子「残念♡私は現在進行形で二人の力を吸い取ってるわぁ」

梨子「もう二人が何をしようと、どうしようもないのよ。あなた達の戦いは終わったの」

ルビィ「…!」

曜「くそっ!私は、なんて無力なんだ…!」

ルビィ「千歌さん…」


梨子「さあ、すぐに千歌ちゃんも、ルビィちゃんや曜ちゃんと一緒に消化してあげるわぁ…♡」

千歌「………」

ルビィ「ち、千歌さん!どうして…、どうして逃げないんですか!?」

曜「そうだよ!千歌ちゃんが誰か、助けを呼びに行けば…。まだ私たちも助かるかもしれないよ!」

曜「むしろ、そうしないと私たちも千歌ちゃんも助からないんだよ!?」

千歌「………」

ルビィ「千歌さん!」

曜「千歌ちゃん!」



千歌「………私、知ってるんだ。ビーストモード梨子ちゃんの、弱点」

曜「なんだって!?」

梨子「……ハッタリね…?」

千歌「いや、本当だよ」

千歌「梨子ちゃんが化け物になって襲ってきてから、私はただ、逃げ回ってただけじゃないんだよ!」

千歌「私は観察してたんだ!梨子ちゃんが、何を嫌がるかをね…!」

梨子「っ!?」

ルビィ「その、弱点って…?」

千歌「それは………」


千歌のセリフ、下3
1,「ダジャレだよ!」
2,「キス…だよ///」
3,「歌、だよ」

102: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 22:26:37.42 ID:cW0v1Zkb.net
1

106: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 22:33:18.77 ID:YtZi3AiP.net
千歌「ダジャレだよ!」

ルビィ「え…」

曜「まさか…いやいや…」

千歌「私、見たんだ!梨子ちゃんが十千万で暴れてる時、テレビでお笑い番組が流れてる客室の前で立ち止まっていたのを…!」

梨子「!!!」

曜「本当なの、それ…?」

ルビィ「笑いが弱点って…」

曜(というより、ダジャレで笑わせることなんてできるの、千歌ちゃん…!?)


梨子「ふふ、ふふふ…」

千歌「動揺してるね…。やっぱり、笑いが弱点なんだ!」

千歌「いくよ!梨子ちゃん!私の超超超面白いダジャレ攻撃っ…!喰らえ!」


千歌のダジャレ、下7まで
面白いダジャレがあったら攻撃成功

118: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 22:57:43.57 ID:YtZi3AiP.net
千歌「鼻くその話をそっとはなくそう! 布団が吹っ飛んだ! ゴキブリの動きぶり!」

梨子「………」

千歌「みかんがみっかんないなー…。あっ、あった!アルミ缶の上にあるみかん!!」

梨子「………うん」

千歌「ご機嫌いかがかなん? ダイブいーかんじ!」

梨子「………ああ、そういうこと」

千歌「野口英世の愚痴ひでーよ! 豚が吹っ飛んだ!」

梨子「……?」

千歌「どう?千歌のダジャレ7連発!爆笑必至だよね!」

ルビィ「さ、寒いよぉ…!」

曜「身体が冷えて、私たちの体力が…」

千歌「そ、そんな!?梨子ちゃんの弱点は、面白いギャグのはずなのに…!」

梨子「可愛いわねぇ、千歌ちゃん♡頑張って寒いダジャレを考えたんでしょうけど、無駄よぉ」

梨子「私の弱点は、笑いなんかじゃないわぁ♡」

千歌「うそぉ!?」


梨子「ふふふ…♡絶望した千歌ちゃんの顔、そそるわねぇ…♡」

千歌「………梨子ちゃん」

梨子「何かしらぁ?辞世の句でも詠むつもり?」

千歌「梨子ちゃん、あのね。シャロンのみんなは、梨子ちゃんに感謝してる。だからね…2人を放してあげて…3人でシャローンしたいの。
あっ、今のはシャロンと謝恩をかけた…」

曜「説明しなくていいよ!だから早く逃げて!!」

梨子「千歌ちゃああああああああんん!!!」ドドドドッ

千歌「ひぃっ!?」

121: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 23:07:40.55 ID:YtZi3AiP.net
千歌(梨子ちゃん、二人を抱えてるから動きが遅い…。これなら怪我をしてる私でも追いつかれずに済む…)

千歌(だけど、なんとかしないと…!梨子ちゃんを倒す方法…)


梨子「待てぇぇぇぇぇぇぇ♡」ドドドドッ


千歌(……梨子ちゃん)

千歌(今では異形の化け物だけど…、でも、まだ梨子ちゃんの面影はある…)

千歌(まだ、梨子ちゃんの理性は、どこかに残ってるはず…)



ルビィ『私は、変わり果ててしまった姿の梨子さんを見捨てない!梨子さんも助ける!!』


千歌(そうだ…。ルビィちゃんは梨子ちゃんを、『助ける』って言ったんだ…)

千歌(それに比べ、私はずっと、梨子ちゃんを倒すことしか考えてなかった…)

千歌「………ありがとう、ルビィちゃん」

千歌「おかげで…、梨子ちゃんを『助ける方法』が分かったよ!!」

ルビィ「千歌さん…!」

曜「ち、千歌ちゃん。今度こそ、大丈夫なんだよね…?」

千歌「任せて!」



千歌「………歌うよ!」

>>123

123: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 23:11:01.80 ID:K3cVuFcA.net
君が代

126: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 23:22:40.01 ID:YtZi3AiP.net
千歌「きぃ~みぃ~がぁ~あ~よぉ~お~はぁ~~~…」

梨子「ぐっ!!」


千歌(まだ、梨子ちゃんの理性が残ってるならば…)

千歌)私たちを繋いでくれた、『歌』を聴けば、きっと正気に戻ってくれるよ!)


千歌「曜ちゃんルビィちゃん!一緒に!」

曜ルビィ「え?」

千歌「ちぃ~よぉ~にぃ~ぃぃい!」

曜ルビィ「や、やぁ~ちぃ~よぉ~にぃ~…」

CYaRon!「さぁ~ざぁ~れぇ~………いぃ~しぃ~のぉ~おおおぉ~~~…」

梨子「ぐっ…!やめ、てぇ…!」

CYaRon!「いぃ~わぁ~おぉ~とぉ~なぁぁ~りぃてぇ~~~…」

梨子「やめてって…」

CYaRon!「こぉ~けぇ~のぉ~~~…」



梨子「やめてって、言ってるのっ!!!」ゴボン

曜ルビィ「ぐわぁ!?」

千歌「二人共!!」

128: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 23:28:43.72 ID:YtZi3AiP.net
曜「い、いいから…、歌、続けよう…!」

千歌「………うんっ」


ルビィ(呑み込まれていく…!このままじゃ、完全に梨子さんの体内に取り込まれちゃうよ…!)

曜(大丈夫…。むしろ、その方がいい…)

ルビィ(え…?)

曜(……そうでしょ?千歌ちゃん)


千歌「………むぅ~すぅ~うぅ~ぅぅう~…」

梨子「ふふふ…。たった一人の歌の力じゃ、大した効果はないわねぇ…!」


「ぅぅう~~~…」

梨子「!?」

梨子「な、なっ…!!体内から、歌声が…!?」

曜(内側から…、歌を響かせる!)

ルビィ(響け!マイメロディ!!)


CYaRon!「まぁ~ああ~でぇぇぇ~~~~~!!!」

梨子「ぐっ…ぐわああああああああああああああ!!?」

130: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 23:39:16.36 ID:YtZi3AiP.net
ジュポン

曜「ごほっ!ごほっ!……や、やった…。外に、出られた…!」

ルビィ「よ、よかった…。なんとか、助かったんだ…」

千歌「曜ちゃん!ルビィちゃん!!」

ルビィ「あ…。り、梨子さんは!?」


梨子「うっ…」

千歌「………」

ルビィ「千歌さん!不用意に近づいちゃダメ!まだ化け物が剥がれてないかも…」

千歌「大丈夫だよ。梨子ちゃんはちゃんと、戻ってる」


梨子「うっ…。あれ…?ここは…」

千歌「梨子ちゃん」

梨子「千歌、ちゃん…?もしかしてここ、千歌ちゃんの家…」

千歌「そうだよ。随分と荒らされちゃったけどね」

梨子「ほ、ほんと…!誰が、こんなことを…!?」

曜「梨子ちゃん、覚えてないの…?」

梨子「え…、うん…。さっきまでずっと意識がなくて…」

梨子「でも…。どこからか、日本の国家が聴こえてきたんだ…。それで、気づいたらここに…」

ルビィ(化け物になっていた記憶が、すっぽり抜けてるんだ…)

梨子「ねえ、ここで何があったの…?」


ルビィの行動、下2
1,正直に話す
2,優しい嘘をつく

132: 名無しで叶える物語 2017/08/15(火) 23:45:19.48 ID:Z1mtRmAc.net
2

133: 名無しで叶える物語 2017/08/16(水) 00:03:47.86 ID:rHbBsG/a.net
ルビィ「地震です」

梨子「地震?」

ルビィ「はい!静岡沿岸で大地震があってみんなで避難してたら梨子さんの頭にトーキックが打ち込まれて気絶して安全な所まで運んでる途中だったんです」

梨子「そ、そうなの…?地震発生時の記憶がないから、いまいちピンとこないけど…」

梨子「建物は崩れてないみたいだけど、地震の規模はどれ位だったの?」

ルビィ「マグニチュード…15です」

曜(どこの絶体絶命都市だろう…)

梨子「た、大変…!それなら早く避難しないと!家族は大丈夫かな?避難場所は…」オロオロ

千歌「ああ、地震の話はルビィちゃんの嘘だよ。そんな大地震があったら、この家なんてすぐに潰れてるもん!」

梨子「やっぱり嘘だったのね。………それじゃあ、旅館がボロボロに荒らされてる理由は…」

曜「まあ、一件落着ってことで!帰ろっか!」

ルビィ「はい!」

梨子「ちょ、ちょっと待って!みんな服もボロボロで、怪我もしてるみたいだし…。本当に何があったか教えてよ!!」

千歌「………闘いだよ。女の子の、ね」

134: 名無しで叶える物語 2017/08/16(水) 00:07:12.51 ID:rHbBsG/a.net
ルビィ(結局、梨子さんが何故あんな化け物になったのかは分かりませんでした)

ルビィ(曜さんは『アイスティーで化け物に変身したんだ!』なんて適当な推理をしてましたが、あながち間違っていない気もします)

ルビィ(もし私があのアイスティーを飲んでいたら…)

ルビィ(もし、飲んでいたとしても…、私が化け物になっていたとしても…。たぶん、Aqoursのみんなは、私を見捨てずに戦ってくれたと思います)

ルビィ(確証はないけど…、でも、千歌さんや曜さん、お姉ちゃんは絶対に助けようとしてくれるはずです)

ルビィ(私は、そんなグループの一員であることを誇りに思います)

ルビィ(そして翌日、迎えた登校日)

ルビィ(今日からまた、いつもの日常が始まります)

ルビィ(いつも通り学校に行き、いつも通り授業を受け、いつも通り放課後には、みんなに会える…)

ルビィ(そんな幸せな日々が、また、始まりますっ…!)



ルビィ「あ、夏休みの宿題やってない…!!」

引用元: ルビィ「夏休みの宿題終わらないよぉ…」