1: ノベルドーパント 2024/07/04(木) 22:04:09.95 ID:XHH6pvky0


~~~風の街・風都~~~


──風の街……『風都』この街では小さな幸せも大きな不幸も、全て風が運んでくると言われている。

俺こと『左 翔太郎(ひだりしょうたろう)』の仕事はその風の声に耳を傾け、大きな不幸から街の皆を守ってやることだ。……要するに、私立探偵って奴をやってる。

……そんな俺だが、ここんところ一つ大きな問題を抱えていた。……待てども待てどもサッパリ「依頼」が来やしねぇんだ。それだけ風都が平和だって事だから良い事ではあるんだが、このままだと探偵を続けていくのも危ういと判断した俺達『鳴海探偵事務所』のメンバーは、一つの一大決心をした。





──『出張依頼、始めました』──




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1720098249

3: ノベルドーパント 2024/07/04(木) 22:10:49.89 ID:XHH6pvky0

ムスカ大佐「はっはっは! やぁ、ご機嫌よう諸君、私はムスカ大佐だ。緊急事態により、>>1からこのスレの運用を任されることになった」

ムスカ大佐「このスレは『仮面ライダーW』並びに『風都探偵』の登場人物達が、様々な作品のキャラクターの『依頼』を請け負うことになるスレだ。誰が依頼者かは勿論、安価で決める。この後やる『チュートリアル』は別だがね」

ムスカ大佐「依頼内容は安価で決めたり、コンマで決めたり、>>1の独壇場で決めたりと様々だが……まぁそこはご愛敬と言うことで勘弁してくれたまへ」

ムスカ大佐「……さて、では諸注意の続きをしようか。基本的に『どんな作品のどんなキャラクターでも登場させて構わない』が、>>1が全く知らない知らない作品だったりすると下調べに時間が掛かる。そこは了承しておいてくれ」

ムスカ大佐「また『あまりにも過ぎたグロ描写安価』は禁止だ。……まぁだが本編の『風都探偵』の被害者達の末路や、平成初期の残酷な描写を鑑みるに、R17、9位までは許可しようじゃないか。  描写も『To Loveる』に出てくるぐらいの物ならOKとしよう」

ムスカ大佐「再度言うが、本当にどんな作品のどんなキャラクターでも構わない。「自分が好きなキャラクター」「依頼者として面白そうなキャラクター」「あからさまな悪役」でも良いぞ。ただし、何事にも例外はある。『他の仮面ライダーシリーズのキャラクター』だけは出演禁止だ。ここはあくまで『仮面ライダーW』のスレなのでね」

ムスカ大佐「そして、登場させるキャラクターにも『弱体補正』や『適正補正』を掛ける場合がある。例えば『ボボボーボ・ボーボボ』の『ボーボボ』が依頼者として選ばれた場合『数々の伝説を残したお笑い劇団のリーダー』という立ち位置になり『ワンパンマン』の『サイタマ』が選ばれた場合『ドーパントを含め、どんな怪物も一撃で倒す謎の超人』という設定になる」

ムスカ大佐「更に『依頼内容』についてだが、これも基本的にどんな物でも構わない。それこそ彼らが日常的にやっている様な猫探しや人捜しから、風都探偵で実際にあった『自分の右手を探して欲しい』や『夕日泥棒を捕まえてくれ』などという、一見訳の分からない物でもOKだ。この際言ってしまうが、どうしてそういう依頼をしたのかの詳細まで書いてくれると>>1の仕事の手間が省けて大変助かる」

ムスカ大佐「だが、やはりこれにも例外がある『あからさまな犯罪依頼』は禁止だ。彼らが引き受ける訳が無いからね、それを隠して依頼するのなら話は別だが。他にも『自分の恋人を探して欲しい』という依頼の場合『失踪してしまった自分の恋人』という意味合いなら彼らは引き受けるだろうが『自分に相応しい恋人を探して欲しい』という依頼なら『結婚相談所や出会い系サイトをご活用下さい』で門前払いされてしまう」

ムスカ大佐「そして、話の内容や展開次第では当然ドーパントと戦う事もあるだろう。その時だが『即座にエクストリームに変身する』のも禁止だ。常にそれで戦えよという話になるし、何より面白みがないだろう?」

ムスカ大佐「……さて、諸注意はこの辺りで構わないかな? ではまずチュートリアルとして『絶対に繋がりがあるだろこの二つの作品』と言われている『ウマ娘』のキャラクターの誰かから依頼者を選んでくれたまへ。あ、先に言っておくが『ウマ娘は』何をどう足掻いても犯人役にはならないぞ? 規約違反で>>1がゴミのようにされてしまうからね」

ムスカ大佐「では諸君、楽しいスレになるように協力して貰おうじゃないか! はっはっは!!」


>>4 誰が来た?

①マヤノトップガン
②トウカイテイオー
③ヤマニンゼファー

(ヒントとして言ってしまいますが、どのウマ娘でも犯人役は決まっています)

5: ノベルドーパント 2024/07/04(木) 22:23:12.54 ID:XHH6pvky0

この『出張依頼』を初めて最初のお客さんは何とウマ娘……それも、今のDTリーグで大活躍しているマヤノトップガンだった。亜樹子なんか大ファンだったらしく、サインをねだってやがったぜ。……お嬢ちゃんの様子が、なんとも言えないくらい雰囲気を纏っていると感じ取るまではな。


マヤノトップガン「……ここの探偵事務所は、どんな仕事でも引き受けてくれるって本当?」

翔太郎「ああ、本当だぜ? キュートなガール。そのソファーに座って、リラックスして、どれだけ時間が掛かっても良いから俺達に相談したいことを教えて欲しい」

マヤノトップガン……以降マヤノと呼ぶが、彼女は苦悩に塗れた表情をすると『ある依頼』をしてきた。その依頼とは……>>6 高コンマ程分かりやすくて直球。低コンマ程、分かりにくくて難解。(ちゃんと難解な物にする理由があります)

7: ノベルドーパント 2024/07/04(木) 22:34:15.57 ID:XHH6pvky0
ムスカ大佐「>>6その通りだ。分かりづらかったかね?」


マヤノ「いなくなったトレーナーちゃんを探して欲しいんだ……」

彼女はそう言って、一枚の写真をテーブルの上に出してきた。一目見た印象は、強面だが気の良さそうなおっちゃんって感じだったんだが……ん? このおっさんって……>>8>>9>>10

それぞれ翔太郎、亜樹子、フィリップの知識(コンマ)判定。翔太郎は難易度85 亜樹子は難易度60 フィリップは難易度30。

11: ノベルドーパント 2024/07/04(木) 23:02:14.38 ID:XHH6pvky0
ムスか大佐「いいや? チュ-トリアルだからまともな物を用意しているだけさ」



んー、どっかで見たことあるような無いような……「あーっ!」んだよ亜樹子声デッケぇぞ!!


亜樹子「私、このおじさん知ってる! 数年前にガイアメモリに手を出して捕まったタハラトレーナーだよ!!」

フィリップ「ビンゴだ。彼はまだ僕達がダブ……探偵になる前に翔太郎の師匠……鳴海宗吉によって捕縛、逮捕されている」

翔太郎「んな──!?」

おやっさんが捕まえたメモリ犯罪者!? つーか俺、んな事一言も聞いてねぇぞ!?


マヤノ「……トレーナーちゃんはね! とってもとってもウマ娘思いだったんだよ!! いつでも私達のことを第一に考えて、私達を支配しようとする人間さんや、勝手で非常識な真似をする人に対して真っ正面から本気で怒ってくれて……!! ガイアメモリに手を出したのも、そういう人達の会社を一つ残らず潰す為だったって聞いてるんだ……」

翔太郎「だがよ……んな真似したら普通はもう少し刑務所に……」

マヤノ「『司法取引』って奴だよ。URAもタハラちゃんの犯した罪の理由をよく知ってたから最高レベルの弁護士を何人も用意して、酌量の余地有りって数年速く出てこられることになったんだ。……マヤ、トレーナーちゃんを迎えに行くつもりだった。どんなに罪を犯したとしても、マヤにとっては色んな事を……大切な事を教えてくれたトレーナーちゃんだったから……でも……」

翔太郎「刑務所に迎えに行った時には既に姿を消していたって事か……」

マヤノ「それでね。その……この風都で「釈放されたばかりのタハラトレーナーを見た」ってウマッターで呟かれてて……マヤ、もうどうしたら良いのか分からなくて……!!」

ポロポロと、小さなレディが涙をこぼす。……釈放されたばかりの元メモリ犯罪者が、もう一度この街に戻ってきた、か……嫌な予感しかしねぇな。


マヤノ「報酬ならマヤのレースの賞金で幾らでも用意するから!! お願い! 何か悪いことがある前にトレーナーちゃんを……!!」

翔太郎「オーケー、その依頼。受けたぜ、リトルレディ」

最悪なケースを想定しながらも、俺はマヤノに笑顔を向けた。……この子ならきっと、どんな真実にも立ち向かえる強さを持っていると確信したからだ。じゃなきゃあこんな怪しげな探偵事務所なんかに頼りに来るもんかよ。


翔太郎「そのタハラトレーナーは俺達が必ず見つけ出す。約束するぜ」

マヤノ「あ、ありがとう探偵ちゃん!!」

た、探偵ちゃん!? んー……悪気は当然ないだろうし、親しみを込めて呼んでくれてるのは分かるんだが……ちゃん……ちゃんかぁ……。



第一話 消えたT/Jに気を付けろ。



12: ノベルドーパント 2024/07/04(木) 23:08:12.26 ID:XHH6pvky0

さっそくだが俺達は調査を開始した。俺は当然足で。フィリップはタハラトレーナーの過去についてだ。4時間ぐらい経った所で成果は俺が>>13 フィリップが>>14だ。

(コンマ判定。高コンマ程手がかりを見つける)



ムスカ大佐「さて、今日はここまでだ。一体タハラTは何を目的として風都に来たのか……それは今後の君達の調査次第だ。頑張ってくれたまへ、ハッハッハッハ!!」

16: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 07:22:38.15 ID:ISilpIWk0
ムスカ大佐「さて、では朝のストレッチと行こうではないか諸君!!」

17: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 07:23:06.35 ID:ISilpIWk0
翔太郎 72 フィリップ83


俺は『イレギュラーズ』の皆を頼って、タハラトレーナーの目撃情報が無いかどうかを聞いて回った。そしたら出るわ出るわ……流石に元天才トレーナーってだけあって顔が知られている有名人らしい。

だけど……事情を知っているのか、みんな同情的な視線を向けてやがったな。ウォッチャマンなんか凄かったぜ『あの人は間が悪かった、ただそれだけなんだよ……』ってな。それだけ皆から愛されていたトレーナーって事なんだろうが……。


フィリップ『違うよ翔太郎。『皆から愛されていた』という表現は正確じゃない。『皆から同情されるようになった』が正しい言い方だ』

翔太郎「フィリップ」

スタッグフォンから掛かってきた電話に出ると、星の本棚で事の詳細の8割を掴んだというフィリップが情報を教えてくれた。


フィリップ『翔太郎。トゥインクル・シリーズやURAがここまでの権力と力を持つまでに至ったのはどの位の年代だと思う?』

翔太郎「さぁ……? でもウマ娘と人間は古くから共存してたし、最低でも50年位前には──」

フィリップ『正解は、約25年……それ以前まではウマ娘には『基本的人権』さえ認められていなかったんだ。『オグリキャップ事件』と言えば君にも伝わるかな?』

ああ、あのクソ胸くそ悪い事件か……思い出すだけで腹が立ってくるぜ。オグリキャップつー超スターウマ娘を無許可でトレセン学園に侵入して取材するわ写真を撮りまくるわ勝手に食い物をやりまくるわ……。最終的にはオグリキャップはノイローゼになってしまって本来の実力が全く出せなくなり、大敗続き。民衆は『オグリキャップは終わった』と彼女を一時期勝手に見捨てた……本当に人間の悪癖がモロに出た事件だと俺は思う。


フィリップ『それに真っ向から立ち向かったトレーナーの一人がタハラトレーナーだ。マヤノちゃんの言うとおり、タハラさんは無礼な取材陣や報道陣に真っ向から対立した。『ウマ娘になんて事しやがるんだテメェら!!』ってね。それが原因で報道陣との中は最悪になり、当然世の中の人達からの印象も悪くなり、そして鬱病とノイローゼを発症して最後には……』

翔太郎『ガイアメモリに手を出して、報道陣や質の悪いパパラッチ記者の会社を潰しまくったって事か』

フィリップ『その通り。彼がその時使っていたメモリが『ラース』……『怒り』の感情を記憶したメモリだね。彼はそれだけ、大切なウマ娘がこれ以上傷付けられるのを見ていられなかったんだろう』

『間が悪かった』か……確かにウォッチャマンの言う通りだ。ウマ娘の基本的人権とその他様々な権利が認められた今となっては確実にタハラトレーナーの味方をしてくれた人が多いだろう。


翔太郎「だがよ、俺も調べたけど風都はタハラトレーナーの故郷だ。帰って来ても不思議じゃあ──」

フィリップ『マヤノトップガンという自分のウマ娘に何も告げずにかい? ……まぁ彼はURAに所属しているウマ娘や職員との接触を一切禁じられているからね。マヤノちゃんの為を思うなら何も告げずに風都に戻って来ても不思議じゃないんだけど……』

──どうにも嫌な予感が消えねぇ……。タハラトレーナーはただ『風都に戻って来た』ってだけじゃあ無い気がするんだよな。何かをやり遂げに来た……そんな事を直感で感じた。俺が一旦事務所に戻ろうとしたその時だった。一つの小さなビルの建物が、まるで爆発するかのように燃え上がったんだ。なんだ!? 一体何が起きやがった!!?


>>17 安価判定。 翔太郎の前に現われたドーパントの特徴。容姿など。

18: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 08:03:47.83 ID:ISilpIWk0
ムスカ大佐「……この>>1を牢屋にぶち込んでおけ! 再安価>>19だ!!」

20: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 10:09:06.83 ID:ISilpIWk0

???「…………」

なんだ、あのドーパントは……アルパカやラクダに近い見た目をしてるけど、見た目からじゃあ何のドーパントなのか想像も付かねぇ。……いや、ある! 見たことが!! あれは確かチェスの……!!

そのドーパントは俺に気づくと「ギロリ」と睨み付けてくる。やべぇ、考察なんかしてる場合じゃなかった!!


翔太郎「相棒! 半分力貸してくれ!!」カシャン! ジョーカー!

フィリップ「……緊急事態みたいだね、亜樹子ちゃん」ヒュィイイイイイイン サイクロン!

亜樹子「はいよー!」

翔太郎/フィリップ「『変身!』」サイクロン!/ジョーカー! ~♪~

仮面ライダーW『翔太郎、状況は?』「俺にもよく分からねぇ、けどあのビルを炎上させた犯人はあのドーパントで間違いなさそうだ!!」

???「…………仮面ライダー」

その───みてぇなドーパントは、勢いを付けるように後ろ足で地面を蹴ると、次の瞬間───


ゴウッ!!


仮面ライダーW「はやっ……!」

俺達のほぼ目の前にいて、手に持っていた剣を振り下ろして来やがった。ドゴン! という轟音と共に、アスファルトの地面が悠々と陥没する。


仮面ライダー『翔太郎! このパワーとスピードを持つ相手に接近戦は不利だ!!』「んなことわーってる! けど隙を作らねぇとそもそも距離を離してくれそうにねぇだろ!!」

ブォンブォン!! と剣が空を切り裂く音が連続する。クッソ、ならコイツでどうだ! メタルゥ! サイクロン!/メタルゥ! ~♪~

ガギィン!ガギィン! とメタルシャフトと剣がぶつかり合う音が連続する。……けど、やっぱこいつ強ぇ!! 明らかにこっちが押されてる……ファング/ジョーカーで戦った方が良いかもしれねぇが、フィリップの身体は都合よくここにあったりしねぇ……。どうする?


①このまま粘り続ける。
②マキシマムドライブで一発逆転を狙う。
③何とか距離を離せないか試行錯誤してみる。
④その他面白そうな安価。

>>21






22: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 10:44:55.25 ID:ISilpIWk0
>>21


仮面ライダーW「……フィリップ、賭けになるが一つ方法を思い付いた。試してみても良いか!?」『……分かった、君に任せる』

俺達は相手の大ぶりで隙だらけの剣をメタルシャフトであえて真っ向から受け止めた。相応のダメージはあった物の、一時的に相手の動きが止まった、チャンスだ!! トリガー! サイクロン!/トリガー! ~♪~ トリガー! マキシマムドライブ!!


仮面ライダーW『「『「トリガーストームボム」』!!」』


ビュォオオオオオオオオオオオオオッ! という風の爆弾が相手のドーパントを空中へと弾き飛ばす。……ぶっちゃけあんま効いてねぇみてぇだが、距離さえ離れればこっちのもんだ!! ルナ! ルナ!/トリガー! ~♪~

俺達は一定以上の距離を常に保つ様にしながら、ルナ/トリガーで一方的に相手を狙撃していく……よしよし、こっちはそこそこ効いて……!?


???「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!」

そのドーパントはまるで何かを溜めるように、剣を天高く握りしめると、思いっきり振りかぶって──>>23 コンマ判定。


01~30 上手く相手の攻撃を避けた。
31~60 掠ったが、やはり相手の攻撃を避けることは出来た。
61~90 直撃こそしなかったが、大ダメージを負ってしまった。
91~00 直撃して、思いっきり吹き飛ばされた。


24: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 11:02:25.95 ID:ISilpIWk0
>>23 51


仮面ライダーW「あっっっぶねぇ!! 掠っただけでこれとかまともに食らってたらシャレになんなかったぞ!!」『……今のが奴の必殺技みたいな物だろう。後ろを見てごらん』

後ろを振り向くと。そこにはまるで巨大なドリルで風穴を開けられたような風都ドームの壁があった。……マジかよおい!?


仮面ライダーW『恐らく、あのドーパントは風の力を自由自在に操っている。奴の攻撃一発一発が重かったのも、走るのが驚くほど速いのもその為だろう。あの炎上したビルも、粉塵爆発かガス爆発で炎上したところに奴の風の力をモロに喰らったからに違いない。……仮にハイドープ(詳しくは風都探偵をご覧ください)にでもなったのなら、遠距離攻撃も自由自在に出来る様になるかもしれないよ』

クソッ……! だが上手い事距離が離れてることは事実なんだ、このままトリガーのマキシマムで……!!


???「…………」ドドドドドドドドドッ!

仮面ライダーW「ってあっ! おいコラ待て!!」

そのドーパントは形勢不利と思ったのか、それとも最初からあの大ぶりの必殺技は逃げる為の物だったのか、その場から全力で逃げ出した。当然、俺達の足じゃあ追いつく事なんて出来るわけがねぇ。


仮面ライダーW『……お互い、調べることが増えたみたいだね。翔太郎は炎上したビルの職員の避難を。僕は相手のメモリがなんなのかと、引き続きタハラトレーナーについて探ってみる』「分かった、そっちは頼む」


>>25 どっち視点を見る? ①翔太郎②フィリップ


26: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 11:32:28.31 ID:ISilpIWk0
>>25 ①翔太郎

俺はすぐに駆けつけた消防隊員と、連絡したらすぐに来てくれた仁さん&マッキーに今回起きた事の事情を説明。その代りとして、ここのビルがなんなのかを教えて貰えることになったんだが……。どうやら>>27のビルだったみたいだ。


1~30 対ウマ娘人権剥奪強行派のビル。
31~60 対ウマ娘用の民間警備会社ビル。
61~90 対ウマ娘用の非合法嬢バクラブのビル。
91~00 先代URAの重鎮達がいるビル。

28: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 12:36:25.46 ID:ISilpIWk0

翔太郎「先代URAの重鎮達がいるビルぅ!?」

刃野「ああ……。今のURAとは正反対の……ウマ娘レースを賭け事に使う事を許可して大儲けしてやがった連中がいたビルさ」

真倉「今じゃあ考えられないことだが、昔はウマ娘に人権なんてもんは無かったからな……。正真正銘人の道具……中にはGⅠを勝ったってのに『ウマ娘の肉は人間の肉と違ってかなり美味いらしい』って噂で、命を奪われて文字通りの意味で『食われちまった』ウマ娘もいるらしいぞ」

ゆ、許せねぇ……!! 極端な話し「切り捨て御免」があった江戸時代や、奴隷商売が当り前だった昔と同じで、時代の違いって一言で済まされる物なのかもしれねぇが、それにしたってそいつらに人の心があるとは思えねぇ!! なんでなんな……人々に夢や希望を届ける為に走ってるようなウマ娘がそんな酷ぇ扱いを受けなくちゃいけねぇんだ!! そりゃあタハラトレーナーも文字通り『怒る』ってもんだぜ!!


刃野「俺達はこれから現場検証に当たるが……。お前はどうする?」

翔太郎「……そっちは刃さん達に任せます。いつも通り、互いに何か分かったら連絡を取り合うって事で」

それにしても昔の……クソみてぇな事を許容してたURAの重鎮達がいるビルがドーパントに襲撃された、か……クソッ! 嫌な予感がますます自分の中で広がってきやがる……!! 一刻も早くタハラトレーナーを見つけねぇと大変な事になる……そんな予感さえしたんだ。

さて、何処を調べるべきか……。>>29


①やはりイレギュラーズの情報網を頼る。
②風都で一番有名なウマ娘レース場に行ってみる。
③一度フィリップ視点に移る。
④お腹が減ったので風麺を食べに行く。
⑤刃野の伝手で警察に行って事情を説明。罪を償い終えた人の行方と住所をさぐってもらう。
⑥その他面白そうな安価。


30: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 13:17:23.06 ID:ISilpIWk0
>>29 ⑤


~~~風都警察署~~~


刃野「お前なぁ……よりによって課長がいない時の超常犯罪調査課で一番の権力を持つ俺を現場から離れさせるなよ!?」

翔太郎「ほんっと申し訳無い刃さん! 今度飯奢るから!!」

刃野「たっく……。おい警察官A! あれがこれでこういう訳だから、今すぐタハラトレーナーの現住所と行方を調べてくれ!!」

俺は刃野刑事に願って、罪を償い終えた人の行方と住所……正確に言うとタハラトレーナーの現住所と行方を探って貰った。その結果──>>31


01~50 あの現場の近くの安アパートに住んでいることが分かった。
51~00 住所不明、行方も不明。(なんで?)

32: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 13:51:55.51 ID:ISilpIWk0

刃野「はぁ!? おいそりゃ一体どういう事だ!!?」

警察官A「わ、分かりません!! 資料では『監視期間中に行方知れずになった』とあります。……それでも刑期をちゃんと終えているので、ごく普通の一般人に戻っているわけですから詳しい調査をしないと行方も住所も分からず……」

行方をくらまして、その上でこの風都に戻って来た……。しかもそのタイミングで元URAの重鎮達が拠点としているビルがドーパントに襲われたってそりゃあ……!!


刃野「……おい翔太郎、お前。何か隠してるだろ」

……やっべぇ、顔に出てたか!? どうする……どうするんだ俺!? >>33


①全力で誤魔化してタハラトレーナーの捜索に戻る。
②ちょうどフィリップからの連絡が来てくれた。(その隙に警察署を抜け出す)
③幼い頃からお世話になっている刃さんの眼は誤魔化せない。現実は非情である。
④その他面白そうな安価。


34: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 14:32:41.08 ID:ISilpIWk0
99 スーパークリティカルの②


スタッグフォン「PIPIPIPIPIPIPIPIPI!!」

翔太郎「!? あー、ちょっと相棒からの緊急の連絡だぁ! いやぁごめんな刃さん!! ちゃんと後で事情話すから!!」

刃野「あ、おいっ! ……たっく……あいつめ」

警察官A「あ、あはは……課長と刃さんの言っていた通りの探偵ですね……」

警察官B「──あのー、どうかしたんですか? さっきから超常犯罪捜査課が騒がしいですけど」

刃野「あー、それがだな……」


~~~~~~


翔太郎「ヒュー、ナイスタイミングの連絡だぜ、相棒!!」

フィリップ『その言葉を鑑みるに、どうやら刃野刑事の尋問に合う寸前だったみたいだね。……敵のメモリが判明したよ。君の予想通り、チェスの『ナイト』で間違い無い』

だろうなぁ……四つ足で、二本の腕が生えたアルパカっぽい生き物って言えば世界で一番有名なUMAで、英国の騎士王が愛したという『ドゥンスタリオン』をモデルに作られたチェスの駒の一つである『ナイト』に違いねぇ。


フィリップ『より正確に言えば『ドゥンスタリオン』を核とした『UMAと騎士の融合体』と言うべきだろうけどね。かのUMAは自由自在に空を駆け、大いなる風の加護を騎士王に与えたという』

翔太郎「伝説上の生き物のメモリか……そりゃあ手強い筈だぜ」

フィリップ『そして、タハラトレーナーの詳しい過去も判明した。少し長くなるけど、良いかい?』

翔太郎「ああ、構わねぇ。どんな些細なことでも情報が欲しい」

相棒による話を掻い摘まんで話すと、こういう事らしい。


ウマ娘の母親によって育てられ、兄妹であるウマ娘と共に生き、沢山のウマ娘と共に育ってきたタハラトレーナーは、ウマ娘が人間によって酷い扱いを受けることに耐えられなくなった。幾度の抗議も、ウマ娘人権運動も、何もかもが上手く行かず、絶望しかけていたところに現われたのが財団Xのガイアメモリのバイヤーだ。

当然の様にタハラトレーナーはメモリを購入し『ラース』というメモリの名前の通り鬼神の如き怒りで、悪質な報道陣や、ウマ娘を意図的に迫害するような記事を書く週刊誌を売りさばく会社を次々と襲っていった。──だが


フィリップ『最後は君の師匠……鳴海荘吉によって諭され、自らメモリを手放して警察に逮捕された……とある。刑期が短いのも、現URAの後ろ盾もあるだろうけど「殺人は一切犯してなかったから」というのも一助になっているだろう』

そうか……流石はおやっさんだぜ。犯人の心の闇だけを殴り飛ばして、罪を止めちまうなんてよ。そして──


翔太郎「ウマ娘を心の底から愛して、おやっさんに諭されて罪を償い終えて、今のURAやウマ娘達の現状を見たタハラトレーナーがもう一度ガイアメモリ犯罪に手を出すとはとてもじゃないけど思えねぇ!」

フィリップ『ああ、僕もそう思う。この事件の犯人……元URAの重鎮襲撃班は、恐らく別にいるだろう』

翔太郎「それを明らかにする為にも、あのリトルレディの涙を拭う為にも、一刻も早くタハラトレーナーを見つけねぇと……!!」

ああっクソッ! 風都にいることは確実っぽいのに居場所が分からねぇ!! ウマ娘を愛する人が行く場所……ウマ娘を愛する人が行く場所……。ひょっとして>>35か!?


①やっぱりウマ娘レース場。
②ウマ娘レースが大画面で見られるスポーツバー。
③ウマ娘が休日になると行きたくなるという牧場。
④その他ウマ娘に関する安価。

37: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 15:04:56.88 ID:ISilpIWk0
>>35 ③


~~~風都牧場~~~


翔太郎「だーっ!! こんなに遠くまで来たのに目撃情報の一つもねぇえええええええええええええええええっっっ!!」

やっべぇ……このタイミングで『ナイト』ドーパントにまたどこかの建物や何かを襲撃されでもしたら、本格的にタハラトレーナーが犯人なんじゃねぇかと思われかねねぇ……! 相棒に連絡して、俺が風都の中心部に戻るまで街中で待機……(クイクイ)……ん? >>38

話しかけて来たウマ娘は誰?(三名までOkとします)


40: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 20:18:37.95 ID:ISilpIWk0
ムスカ大佐「>>38 ここでマヤノくんが出てくるのは想定外だったのだが、話しが思い付いたのでこれで進めようじゃないか」


マヤノトップガン「探偵ちゃん! 探偵ちゃんもここに来てたんだ!!」

翔太郎「マヤノちゃん?」

思わぬ所での依頼人との会合に、俺は驚愕する。なんだってこんな所にいるんだ?


マヤノトップガン「あのね、ここは昔トレーナーちゃんに連れて来て貰った事がある牧場なんだ。風都クリーム(ソフトクリームのこと)がとっても美味しいんだって」

ああ、それで一人でタハラトレーナーを探しに来たのか。マヤノちゃんは「調査の方はどう?」と聞いてくるが、俺は何も答えられない。あのナイトドーパントがタハラトレーナーじゃないという自信はあるが、それを話したところでこの子を不安にさせるだけだろうし、最悪……。


翔太郎「あー……。それがまだ何の手がかりも見つけられなくてよ……! そうだ! どうして俺はこんな単純な事に今の今まで気がつかなかったんだ!?」

マヤノトップガン「へ?」

翔太郎「マヤノちゃん! タハラトレーナーとの思い出の場所……みたいなのはここの牧場以外に無いか? 何でも良い、少しでも手がかりが欲しいんだ」

マヤノトップガン「えーっと……>>41」

マヤノのコンマ難易度判定。30以上。

42: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 20:35:53.45 ID:ISilpIWk0

マヤノトップガン「そういえば、イブクロ横町(詳しくは風都探偵をry)の隅っこにあるスポーツ観戦バーに連れて行って貰った事がある! 隅っこの席でタバコを吸いながらバーボンを飲んで、ウマ娘のレースやウイニングライブを見るのが最高の休日なんだって!!」

でかした! これは大きいぞ!! 早速イブクロ横町にあるスポーツ観戦バーに……!!


>>43 コンマ判定。30以上でナイトドーパントによる事件発生。自分の事を「タハラだ」と言って、URAの元重鎮を殺す。

44: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 20:50:56.07 ID:ISilpIWk0
>>43 73 事件発生。警察が目撃者の証言を元に、タハラを極秘で指名手配しに掛かる。


~~~とある裏路地~~~


人相の悪い老人「はあっ……はあっ……!」

その人相の悪い老人は、あの怪物から必死に逃げる。警護の為に連れていたSPは、文字通り全員一蹴された。逃げなければ……! 少しでも遠くへ、奴が自分を見失う可能性がある所へと逃げなければ!! なぜなら、なぜなら奴の目的は──!!

ズバァアアアアン!! と風の刃が老人の片足を腿の部分から切断する、一瞬の後に来た激痛に、老人は「うぎゃぁああああああああああああっっっ!!」という悲鳴を上げた。そのままゴロゴロと転がって、大路地へと出る。人が沢山いる場所だ、ここでなら奴が殺しを躊躇う可能性も──!!

老人がそんな事を考えた直後。ズバァアアアアン!! という風の刃が、今度は老人の左手を斬り取る。再び悲鳴を上げる老人に、周囲の人間がなんだなんだと集まってくるが、裏路地から出て来た怪物を見た途端、全員が血相を変えて逃げ出した。


人相の悪い老人「ひ、ひぃいいいいいいっ!! お、お前……お前はまだ我々の事が憎いのか! もう何年も前の──」

ナイト・ドーパント「黙れ……俺は……タハラはウマ娘に害をなした者を絶対に許さない。地獄の底でも忘れるな」

ザシュウッ! という音と共に、今度は老人の同体が縦に真っ二つになる。誰も彼もが消えたその場から、ナイト・ドーパントは静かに粛正を再開した。




45: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 20:58:30.32 ID:ISilpIWk0

翔太郎「んだと!? ナイト・ドーパントが自分の事を──!!」

フィリップ『タハラだ、と言ってURAの元重鎮を殺したらしい。ウマ娘を愛しすぎたトレーナーの狂気の復讐劇だって、警察じゃあタハラ元トレーナーを秘密裏に全国指名手配する予定だそうだ』

クソッ、どこの誰だか知らねーけど冗談じゃねぇぞ!! 自分の犯行を、罪を償い終えた人に勝手に押しつけやがって……!!


マヤノトップガン「ねぇ、探偵ちゃん。何かあったの? 何かあったんだよね!? トレーナーちゃんに関係することが!!」

翔太郎「いや、それは……!」

マヤノトップガン「ねぇ、教えてよ!! 私は依頼人だよ!? 探偵なら何か少しでも手がかりがあったら報告する義務があるでしょ!!?」

>>46 どうする?


①マヤノとタハラ元トレーナーを信じて起きている事を伝える。
②何も伝えない。事務所で報告結果を待つよう説得する。
③その他面白そうな安価。

47: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 21:14:58.78 ID:ISilpIWk0
>>96 99スーパークリティカルの①


その目付きを見て、俺はある人物を思い出した。……他ならぬ、俺自身だ。まだおやっさんの弟子として認めて貰いたくて無我夢中に頑張っていた子供の時の俺……。その眼にそっくりだった。

……あーっくっそ! あの世に行った時におやっさんに『依頼人が暴走しかねねぇことを伝えやがって』って怒られるんだろうなぁ!!


翔太郎「……分かった。マヤノちゃん、落ち着いて聞いてくれ。今風都ではあるドーパントっつー怪物が……」


~~~~~~


翔太郎「──っつーのが事の経緯だ」

マヤノトップガン「…………」

マヤノちゃんは俺からの報告を聞くと、何かを考え込むように俯いて、ブツブツと呟き始めた。……なんなんだこの子は、今度はまるで相棒みてぇに冷静に……!!


マヤノトップガン「──マヤ、分かっちゃった」


俺と相棒以上に早く、事件の詳細を『理解しちまった』んだから……!!

48: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 21:46:30.77 ID:ISilpIWk0


~~~風都ウマ娘レース場~~~


杖を突いた老人「…………」

その老人は、自分が狙われていることを知ってなお、SPも付けずにウマ娘がレースをするターフの上に立っていた。数分もしない内に、ドスン!! という何かが落下してきた大きな音が響く。……ああ、分かっているとも。次は必ず、自分の元へ来ると理解していた。


ナイト・ドーパント「タハラは許さない……! ウマ娘に害する者を、ウマ娘を害してきた者を……!! 一人残らず粛正──」

杖を突いた老人「……あのお人好しは、今はもうそんな事はせんよ。精々が事の事実を広めて我々の地位を地に貶めるぐらいじゃろう。それとて、やらんと思うがな」

ナイト・ドーパント「……俺はタハラだ……! タハラなんだ……!!」

???「「それは違うよ」」

その場に現われた人物を見て、ナイト・ドーパントは驚愕した。そこにいたのは──


マヤノトップガン「トレーナーちゃんは、人殺しなんて絶対にしない」

タハラ元トレーナー「俺はもう、復讐なんて事はしない。……他ならぬウマ娘達の為にもだ」

ナイト・ドーパント「……!!?」

バカな、マヤノトップガンは兎も角、タハラ元トレーナー本人がこの場所に来られる訳が……!!


翔太郎「超法的特別措置って奴さ。URAの定めた『タハラ元トレーナーはURAの職員及び関係者。そして中央トレセン学園に在籍している全てのウマ娘との接触を禁ずる』って奴は、今この時間、この場所では意味を成さねぇ」

フィリップ「……まさか、事件の詳細を聞くだけで僕達よりも先に真実に到達するとは思わなかったよ。君は本物の天才だね、マヤノちゃん」

ナイト・ドーパント「…………」

マヤノトップガン「マヤもトレーナーちゃんも、貴方の気持ちがよーく分かるよ。分かるからこそ、もうこんな事は止めて? ──警察官Bさん」

ナイト・ドーパント「…………!!!???」

翔太郎「タハラ元トレーナーを犯人……復讐者に仕立て上げるには、タハラさん本人に普通に街中を歩かれて貰っちゃあ困る。普通に自宅にいられちゃあ困る」

フィリップ「だから貴方は自分の内にタハラさんを誘拐、監禁していたんだろう? そして、警察の前科人表からタハラさんの現住所と行方が綺麗さっぱり消えていたのも『警察官の中に犯人がいた』なら納得がいく。……風都署の警察官全員に協力して貰って、他の人達のアリバイは全て取ってある。……消去法的に、犯人はあなたしかいなくなるんだ」

ナイト・ドーパント「…………何が悪い」

ナイト・ドーパントは……いや、警察官Bは地獄の底から響くような声で叫んだ。


ナイト・ドーパント「俺は十数年前に娘を……! 努力して努力してGⅠの栄光勝ちを取ったウマ娘をその腐れ老人達に殺された!! 『久々にウマ娘の肉が食いたい。それも極上の物がいい』って最低の理由でな!! ……だから、タハラさんには期待してた。出所してもその怨念は消えていないはずだと。ウマ娘を愛する心は無くしてない筈だって!! だが──」


~~~~~~


タハラ「……悪いが断わる。俺はもう、報道陣にも記者達にも恨みは無い」

警察官B「!!? 何故だ!? 貴方なら分る筈だろう!! 大切なウマ娘を殺された、それがどれだけ悲しくて──」

タハラ「……辛く、悲しいからこそ、他の幸せなウマ娘に迷惑を掛けるわけにはいかない。現に、俺がガイアメモリに手を出してて暴れ回らなければ、ウマ娘人権運動はもっと早く上手くいっていたと思うしね」

警察官B「貴方はウマ娘が大事じゃ無いのか!!?」

タハラ「『大事だからこそ、愛する者に関わる事だからこそ、拳を振り上げてはいけない時がある』……俺を諭した真の男が、そう言っていたよ」


~~~~~~


49: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 21:53:18.88 ID:ISilpIWk0

ナイト・ドーパント「だから俺は自分に誓ったんだ……! タハラさんが頼りにならないなら、俺が第二のタハラになると!! ウマ娘を害する者達に天誅を与える、正義の使者となるってなぁ!!」

正義……? 人を殺して、他人に罪をなすりつけて、小さなレディを泣かせて、罪を犯した人間に償う機会も与えねぇ警察官が正義だと……!?


翔太郎「>>50~∞」

翔太郎の台詞。なお、この安価は30分後まで待ち、良い台詞だと思った物を全て融合させます。翔太郎になった気持ちで思いっきり叫んでやってください。

55: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 22:33:20.52 ID:ISilpIWk0

翔太郎「今ウマ娘達を害して貶めてるのは他の誰でもねえ…テメェだ!」

ナイト・ドーパント「なんだと……!!」

翔太郎「お前は自分の罪を数えたタハラさんを見て何とも思わなかったのか? タハラさんが何を思って今に至ったのかよく考えなかったのか? だったらやっぱりお前はタハラさんじゃねえよ。お前がやったことはタハラさんがやったことと全く違う……タハラさんは始めは真っ当なやり方でウマ娘達の助けになろうとしていた…結局ガイアメモリに手を出しちまったけど、それでも最後の一線は越えなかった!! それに比べてお前がやったことはなんだよ? どっちも罪を犯したって点では紙一重かもしれねえけど……その紙1枚越えるのと越えないのじゃ大違いだぞ!」

ナイト・ドーパント「だ、黙れ黙れ黙れぇ!! 娘を奪われた事の無い奴に、文字通りの意味で食い物にされた事も無い奴に、俺の気持ちが理解できて堪るかぁああああああああああああああああああああ!!」

>>56 ナイト・ドーパントの狙い。

01~70 タハラ
71~90 翔太郎
91~00 タハラ……を狙おうとしたら間に割り込んで来たマヤノ。

57: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 22:38:33.45 ID:ISilpIWk0

ナイト・ドーパント「そうだ……元はと言えばタハラが暴れた所為でウマ娘の印象が一気に地に堕ちた時期があったな……。じゃあコイツも……粛正するに相応しい罪人だ!!」

杖を突いた老人「!? いかん!!」

ナイト・ドーパントは大きく跳躍すると、観客席にいるタハラさんを目掛けて剣を振り下ろし──>>58


01~90 翔太郎達の変身&救助が間に合う。
91~00 代わりにマヤノトップガンが攻撃を受ける。ナイト・ドーパントが大きく動揺する。

59: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 22:49:56.47 ID:ISilpIWk0

──そして『俺達』の剣で、その斬撃は受け止められた。


ナイト・ドーパント「!? ま、まさか貴様が──」

仮面ライダーW・SJX『「…………仮面ライダーW。さぁ、お前の罪を数えろ!!」』

タハラ「なんと…………!!」

マヤノトップガン「え、えええええええええええええええええっっっ!? マヤ、聞いてない!!」

仮面ライダーW・SJX「亜樹子! マヤノちゃんとタハラさんをここから逃がせ!! あの爺さんは俺達で何とかする!!」

亜樹子「了解! さぁ、二人ともこっちへ!!」

亜樹子が二人をレース場の外へ逃がしたのを確認すると、俺達はプリズムビッカーを使って勢いよくナイト・ドーパントの剣戟を弾き飛ばす。


仮面ライダーW・SJX「俺はおやっさんみたいに言葉でアンタを止めることはできねえ……けど、アンタの罪が増えるのをここで止めることはできる!」『その通りだ、翔太郎。ここで負の連鎖を断ち切ろう!!』

ナイト・ドーパント「う、うぉおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!」


>>60 戦況確認、高コンマ程Wが有利。低コンマ程ナイト・ドーパントが有利。(最低保障60)


61: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 23:02:02.47 ID:ISilpIWk0
68 7割方Wが有利だが、あと一歩押し切れない。


仮面ライダーW・SJX「オラッ!」『ハアッ!』

ナイト・ドーパント「ぐ、ぐぅうううううううっ!!」

ギィンギィンギィンギィン!とプリズムビッカーとナイト・ドーパントの剣がぶつかり合う音が連続する。エクストリームの効果で星の本棚に直結しているフィリップは、相手の能力の全てを閲覧できている筈だが、あと3歩が押し切れねぇ!!


仮面ライダーW・SJX『翔太郎、逆に考えるんだ。ナイト・ドーパントの根源たる能力……力の源を『使えなくしてしまえば良い』と考えるんだ」

ナイト・ドーパントの根源たる力の源を破壊する……? ああ、そっか! あれがあったな!!

>>62 ある必殺技でナイト・ドーパントの能力を破壊しろ!!(ヒント・プリズムのメモリを使います)

63: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 23:26:44.76 ID:ISilpIWk0
>>62 正解


プリズム!

仮面ライダーW・SJX『「プリズムブレイク!!」』

ナイト・ドーパント「ぐっ……それがどうした!!」

俺達はナイト・ドーパントの一瞬の隙を突くと、その身体に思いっきりプリズムビッカーを叩き付けてやった。……どうやら警官Bは肝心のチェスが苦手な部類の人間だったらしい。前にも言った気がするが、ヘボ将棋を指す奴は何処で自分が負けてたかが分からねぇ。文字通りの『チェックメイト』って奴はもう差された後だったっつーのにな。


ナイト・ドーパント「な、何だ……!? 急に力が……!!」

仮面ライダーW・SJX『エクストリームは相手のメモリ全てを閲覧できる究極のW。そしてプリズムソードはそのメモリのプログラムを破壊出来る剣だ。変身した瞬間に僕達は全てを知り、そして今のソードの一撃で、風を自由自在に操るお前の能力は断ち切られていた!』

ナイト・ドーパント「ば、バカな……!! 私は……私はウマ娘を、娘の敵をぉおおおおおお……!!」

俺達は大きく跳躍し、ナイト・ドーパントに最後の一撃をお見舞いする。エクストリーム! マキシマムドライブ!!



仮面ライダーW・SJX『「ダブル・エクストリーム!!」』

ナイト・ドーパント「ぐ、ぐぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!」

ナイト・ドーパントの身体が大きく吹き飛び、その身体からメモリが飛び出てきていつものようにぶっ壊れる。……犠牲者は出ちまったが、負の連鎖。ここに断ち切られり……ってな。


>>64>>65>>66 その後の警察とURAと元URAの対応。(高コンマ程、誠実で清く正しい。低コンマ程、黒くて闇の部分が垣間見える。警察とURAに関してのみ、照井と理事長の母がいるので補正+50)

67: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 23:39:57.81 ID:ISilpIWk0
警察 95 URA 82 元URA 81


さて、いつも通り報告書……事の顛末って奴を書こうと思う。警察の上層部は今回の事件を揉み消したがっていたらしいが、あの照井がそんな事を許すはずも無く──


照井『警察関係者からガイアメモリ犯罪者が出てしまった事を深くお詫びいたします。大変申し訳ありませんでした』

と、テレビで記者会見を開いて謝罪した。URAはタハラさんへの同情者が増えていたものの、結局一番最初の措置……『URAとその関係者、並びにトレセン学園に在籍する全てのウマ娘との接触禁止』は解かれる事は無かった。そして意外にも誠実な対応を取ったのが元URAだ。過去の自分達の罪を詳らかに明らかにし『法で罰せないのであれば自分達がウマ娘と人間の仲を取り持つ事で罪を清算する』と会見を開いた。……タハラさんが罪を償い終えて新たな人生を始めたように、あの爺さん達も罪を償いながら新しい人生って奴を生きていくだろう。


そして、今回の依頼者のマヤノちゃんの事だが……>>68(高コンマ程シッカリとした大人の対応。低コンマ程子供のように大泣きする)

69: ノベルドーパント 2024/07/05(金) 23:57:42.74 ID:ISilpIWk0
85 もうシッカリとした大人のレディ。


マヤノトップガン「……トレーナーちゃん。本当にもう行っちゃうの?」

タハラ「ああ、俺にはやらなくちゃ行けない事がまだまだ沢山あるからね。罪を償い終えたところで、全てが終わるわけじゃ無い……そうだろう?」

マヤノトップガン「……うん、分かった。けど、あの時の『約束』マヤはまだシッカリ覚えてるからね! DTリーグも引退して、トレセン学園も卒業して、URAと何の関係もなくなったら必ず──!!」

タハラ「ああ、その時は俺が責任を持って君を迎えに行く。……それが君への罪の償いにもなるし、なにより俺はトレーナーの頃から君の事が──」

マヤノトップガン「その先は、その時になったら聞かせてほしいな。……それじゃあまたね! トレーナーちゃん!!」


そう言って、優しい笑顔でタハラを警察の事情聴取へと送り出した。……俺には確信出来る。普通の人間と普通のウマ娘になった、二人の明るい未来が──



タハラ『それでね、その時仮面ライダーが格好良く駆けつけてくれた訳ですよ! いやぁ、やっぱりいるもんですねぇ『正義の味方』って奴は!!』

翔太郎「…………おい、なんだよこれ」

フィリップ「あのタハラという人間は、案外図太くて調子の良い性格をしていたらしい。『URA並びにその関係者とトレセン学園の人間とウマ娘は関与出来ない』って事を逆手にとって、レース予想誌やウマ娘考察テレビなんかで引っ張りだこになっているみたいだ。流石は元天才トレーナー。レース予想が当たりに当たるもんだから、今じゃTHRって愛称で大人気だそうだよ」

ちょ、調子の良いおっさんだぜ……! しかも俺達の事まで脚色して話してやがるし!! だーっクソっ!! マヤノちゃんから大量の金は振り込まれたけど、こんなんで上手く行くのかなぁ!? 『出張依頼』!!



第一話 Tの行方/J(ジャスティス)に気を付けろ。完



70: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 00:01:38.69 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「これにて、第一話終了だ! ご満足頂けたかな? 今日の更新はここまでだが、早速次のお話しに移ろう!! 依頼者は>>71(キャラクターの出自まで書いてください)で、依頼は>>72だ!! なお、6時間以上経っても>>72の安価が無かった場合、>>71の者が続けて安価を取って良い物とする。それでは諸君明日もよろしく頼むよ? ハッハッハ!!」

74: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 07:08:55.18 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「やぁ、おはよう諸君! さっそく話の続きを……と言いたかった所だが>>73その通りだ……まぁ>>72が勘違いしたのも>>1の責任だから気にしなくて良いぞ。改めて再安価>>75だ。安価が埋まるまで、>>1にはR-18版の方の小太郎くんの話を書かせる事にしよう」

76: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 09:26:26.80 ID:tfQRhupw0
ムスカ「様子を見に来たが、それはジャイアン、スネ夫、しずかちゃんの誰かの事かな? それとも、やはり未来から来た猫型ロボットくんの事だろうか。それによって話の内容が全然変わってくるのだが……一応、後者で話しの導入を書き進めてはいる」

78: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 10:40:26.57 ID:tfQRhupw0

その依頼者は、まさに『中学生になったばかり』という印象を受けた。何というか、新入生によくある「制服に着られてる」って感じだ。それでもその思い詰めたような表情からも、彼に『何か途轍もない事が起ったのだ』と言う事が分かる。

俺はその依頼者──「野比のび太」くんを事務所の奥へと案内し、彼から詳しい事情を聞く。彼は最後の最後まで話す事を躊躇っていたが、やがて勇気を出すように言葉を絞り出すように、依頼を俺達に告げてくれた。


のび太「親友を……行方不明になった僕の親友を探して欲しいんです!!」

それを聞いて、(探偵失格かもしれないが)俺はちょっとだけ拍子抜けした。なんだ、よくある人捜しの依頼じゃないか。出張依頼になりそうだっていうのがあれだが……まぁ何とかなるだろうと、その時の俺は軽く考えていた。「未来からやって来た、僕の親友を」という言葉を聞くまでは。



第二話 Dの運命(さだめ)/さようならを君に



翔太郎「未来から、やって来た……!?」

のび太「はい!」

最初は冗談か何かかと思ったが、彼の目は真剣その物だった。第一印象ではあるが、とてもじゃねぇけど嘘を言っているようには見えねぇ。けど未来……未来かぁ……いきなり話しがSF染みて来たな。


フィリップ「一応聞いておくけど、イタズラや何かの冗談……そうでなかったとしても「君がその親友に騙されている」という線は無いのかい?」

のび太「絶対にありません!! 探偵さんならちょっと調べれば分かってくれるでしょ!? お金ならパパとママが『出来うる限り出す』って言ってくれてます! どうかお願いします!!」

のび太くんは必死になって頭を下げる。……うーん、依頼を受ける事は確定なんだが……さて、どうしようか。>>79


①取りあえずのび太くんの住んでいる街へ向かってみる。
②取りあえずのび太くんの話をもっと詳しく聞いてみる。
③取りあえずフィリップに星の本棚で検索してもらう。(このパターンのみ、この話はほぼフィリップの回になります)
④その他面白そうな安価。

81: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 11:00:49.68 ID:tfQRhupw0
77 ラッキーゾロ目。

幸いというか何というか、のび太くんの住んでいる街は風都のすぐ隣街だった。俺も何度か来た事がある……住宅街が多めの、ごく普通の街って感じだ。俺が付いてきてくれる事を知った途端、のび太くんはスマートフォンで他の友達に連絡を取り『いつもの空き地』とやらにその『未来から来た親友を知る仲間』を集めてくれていた。


~~~いつもの空き地~~~


翔太郎「俺は、左翔太郎。それで、君達が──」

ジャイアン「はい! 俺はジャイア……剛田たけしって言います」

スネ夫「骨川スネ夫です」

しずか「源しずかです……。あの、ドラちゃん……ドラえもんを探してくれるって、本当なんですか!?」

ジャイアン「……ドラえもんの道具の効果を疑うわけじゃねぇけどよ、本当にただの探偵が俺達の事情を全部理解して協力してくれるのかよ」

のび太「それでも、ドラえもんが残した唯一の道具が「ここの探偵事務所に行け」って示したんだ。僕はそれを信じるよ」

翔太郎「……どうやら、本当にただならぬ事情があるみてぇだな。その「ドラえもん」っつー奴の事をもっと詳しく話してくれねぇか?」

のび太「はい! 実はドラえもんは──」


~~~~~数時間後~~~~~


のび太「それで、天空(そら)の彼方にユートピアを見つけた時は──」

翔太郎「ちょ、ちょっと待って、マジで待ってくれ……!!」

あ、頭が混乱して何が何だか分からねぇ……!! 未来から来た猫型ロボット!? 未来の道具を閉まっておける四次元ポケット!!? 数えきれねぇほどの大冒険の数々!!!??? それでいて、この五人はそれを全部真実だと言いやがる……これ、俺がこのイタズラ中学生4人に騙されてるって可能性の方がよっぽど高ぇんじゃねぇのか!? 第一、なんでそんな不思議なロボットが街にいて今の今まで誰にも騒がれてねぇんだ!!?


①本格的に怪しくなってきたのでフィリップに星の本棚で検索して貰う。
②のび太くんの家に行ってみる。
③街の人達に「ドラえもん」という猫型ロボットを知っているかどうか聞いて回る。
④その他面白そうな安価。

82: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 11:01:45.84 ID:tfQRhupw0
ムスカ「この相変わらず無能な>>1を飛行船から放り出せ! 再安価>>83だ!!」

84: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 11:11:25.08 ID:tfQRhupw0

その数時間後、俺は街の人達に「ドラえもん」という不思議なロボットについて知っているかどうか聞いて回った。成果としては>>85ってとこだったがな。

ゾロ目以外で、誰もドラえもんの事を覚えていない。77、99、00のゾロ目の場合……?

88: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 11:35:49.90 ID:tfQRhupw0
3のトリプルゾロ目……流石は漫画、アニメ界の超重鎮……


翔太郎「えっ!? 知ってる!!?」

どら焼き屋のおばちゃん「ええ、よくウチのどら焼きを「美味しい美味しい」って食べに来てくれるんだよ! その顔が愛嬌タップリでついサービスしちゃうの!! ……そういえば最近は見ないねぇ。私も心配だよ……探偵さん、ドラちゃんを探してるんだろう? なんとか探しだしておくれよ。私も、商店街のみんなも心配しててさぁ……」

どら焼き屋のおばちゃんだけじゃなかった。街の殆どの住人……老若男女に至るまでの全員が『ドラえもん』という不思議なロボットの事を知ってやがったんだ……どうなってる? 未来から来た猫型ロボット(見せて貰った写真を見る限り猫と言うより狸に見えたけど)なんて、それこそ国中……いや、世界中で大騒ぎになっていてもおかしく無い大事件だ。

……そう言えば、そもそも『ドラえもん』はのび太くん及びその子孫の悲惨な未来を変えるために未来からやって来たって言ってたよな……? うーん、話しの信憑性が高まったのは良い事だけど、ますます謎が深まっちまったような感じだ。……俺はこれからどうするべきなんだ? >>89


①いい加減のび太の家に行ってみる。
②行動範囲を風都に戻して『ドラえもん』の事を聞いてみる。
③もう嫌だ助けてくれフィリップ。
④その他面白そうな安価。


90: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 11:54:46.01 ID:tfQRhupw0
これ、藤子不二雄・F大先生(神)がコンマ神にお願いして目を操っているのでは???


~~~のび太の家~~~


野比のび助(以下のび太のパパ)「これはこれは、貴方がドラえもんを探してくれている探偵さんですね。この家の主人の野比のび助です」

野比たま子(以下のび太のママ)「妻の野比たま子です。私達にとって息子同然の子がご迷惑をお掛けします……」

翔太郎「ああいえ、仕事ですので……それに、大切な家族が突然消えたとなれば必死になるのも分かります。俺の出来る限りの事ですが、全力で協力させて貰います」

俺は丁寧にお辞儀をすると、野比家の家の中へと入れて貰った。……随分古い木造建築の二階建ての家だ。築何年経っているんだろうか……。


~~~のび太の部屋~~~


のび太「ここが、僕とドラえもんが一緒に暮らしてた部屋です。前に話した通り、ドラえもんは物置で寝てました」

翔太郎「向こうにも部屋があったけど、あそこは?」

のび太「あそこは、亡くなった僕のお婆ちゃんの部屋です。……3年前の僕は我が儘で、どうしようもなく子供……下手な幼稚園児よりもずっと子供で、勉強も運動も何も出来ないダメな人間で……。それで、大切なお婆ちゃんの部屋を使われるのが嫌で物置で寝て貰ってたんです」

物置には、確かに布団が二枚敷いてあった。ここで眠ってたてのは嘘じゃなさそうだ。……そして、この机が時空の狭間に繋がってたっていう──>>91

00ゾロ目か3桁ゾロ目以上で事件進展。

92: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 12:12:03.83 ID:tfQRhupw0

翔太郎「ここが時空の狭間に繋がってて『タイムマシン』って奴が置かれてた机の中……か」

机の一番大きな引き出しの中には、何も入っていなかった。ただガランとした空洞が、なんとも言えないもの悲しさを漂わせている。


のび太「……ドラえもんは、何かあるといつも僕を助けてくれたんです。『それぐらい自分で解決しなさい!』とか『そんな物あるわけ無いだろ!』とか良いながら、いつもいつも僕の我が儘に付き合ってくれて……。世界の危機になるような大事件も、宇宙の危機になるような大災害も、いつもいつも僕とドラえもんとみんなで解決してきたんです。……なのに、僕達に何も言わずに急にいなくなるなんて……!!」

のび太くんは、今にも泣きそうな顔をしながら手と歯を食いしばっている。無力な自分が、相当悔しいに違いない。……さて、そろそろかな。なぁ相棒、いつも通り検索を──

01~30 ドラえもんの記述を読むのに夢中(要はアニドラ、漫画ドラ、映画ドラを全部見ているような感じ)で応答が無い。
31~60 一応応答はあったが、↑1後で、何を言っているのか支離滅裂で分からない。
61~90 応答有り。だけどどうしても読めない部分があって今どこにいるのかは分からない。
91~00 ?????

94: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 12:59:22.22 ID:tfQRhupw0

フィリップ『ああもうなんだい翔太郎! 今やっとドラえもんとのび太くんの最新の大冒険まで読み進めた所なんだ!! それも超急ぎ足でね!! この事件が解決したら、この本は最低三ヶ月は読むつもりだよ! どの話しもどの道具も興味深いしゾクゾクするし、なにより楽しくて痛快だ!! こんな物語が風都のすぐ隣町で起きていたなんて信じられないよ!!』

あー、完全にトリップしちまってるなぁ……その『ドラえもんと仲間達の大冒険』ってがよっぽど面白いんだろう。でも、今は何よりもドラえもんの行方だ。星の本棚に記録されてるんなら当然最後の行き先も──『読めない』は?


フィリップ『だから読めないんだ。僕も当然、一番最後のページを開いてみたけど『のび太くんをいつも通り学校に送り出した』事を最後に一切の記述が亡くなってる』

翔太郎「……最悪も最悪の可能性だが、裏風都に迷い込んじまってるって可能性は?」

フィリップ『完全に0とは言わないが、まず無い。裏風都はそこまで街を拡大できていないだろうし、なによりこの先のページが文字通り『無い』んだ』

翔太郎「文字通り無いってお前それ、まさか──!!」

フィリップ『ここまで彼らの物語を超特急で読み進めた僕の結論を言うよ、翔太郎。22世紀の未来から来たドラえもんという猫型ロボットは──』



~~~いつもの空き地~~~


翔太郎「はぁ……」

もう事件は解決したも同然だ。フィリップが『星の本棚』で確認したんだから間違い無い。……でもそれって……それって……! そんな悲しい結末ってあるかよ!! そんな残酷な事ってあるかよ!! 確かにいつか必ず訪れる結末なのかもしれねぇけど、それでもやりようってのがあっただろうド畜生!!

俺は──俺は──!! >>95 高コンマ程、のび太達にハードボイルドに事件の詳細を伝える。(最低保障50(ハーフボイルドなので))

96: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 13:35:13.42 ID:tfQRhupw0
>>95 65 いつもより少しだけハードボイルド。


俺はのび太くんとその友人達。それからドラえもんと仲が良かったという街中の人達を『いつもの空き地』とやらに呼び出した。……出来うる限り、おやっさんが『覚悟』を決めた時の表情を真似しながら、土管の一番上に座って。


しずか「あの、調査結果を伝えるって聞きましたけど……」

ジャイアン「結局ドラえもんはどこにいんだよ! 何でも良いから早く教えてくれよ!! 心配掛けさせやがってって一発ぶん殴ってやらねぇと気がすまねぇんだからよ!!」

スネ夫「ちょ、ちょっとジャイアン落ち着いてよ!!」

のび太「……教えて下さい、翔太郎さん。ドラえもんが、今どこにいるのか……」

翔太郎「……その前に、話しておきたい事がある。なんで今までみんながドラえもんの正体を知りながら、それが国中や世界中で騒ぎにならなかったかだ。……それも、ドラえもんの仕業だ」

のび太の父「どういう事ですか?」

翔太郎「ドラえもんの目的は『のび太くんが立派な人間になって、独り立ちできるまで面倒を見る事』を目的として未来から送られてきた、子供のお世話係り用の猫型ロボットだ。当然、未来から来たロボットなんて情報が街に広がれば、一瞬で大騒ぎになる。……だから最初にこの世界に来た時に『違和感消失装置』を使って『この街の住人からドラえもんっていう不思議なロボットがいる』って違和感を消失させた」

のび太の母「……確かに、よくよく考えてみれば……」

のび太の元先生「変ですな。私達も『ドラえもん』という存在をごく自然と受け入れてしまっていた」

翔太郎「それだけじゃない。……これは、のび太くんにとっては凄く残酷な事かもしれねぇが、時が経つのも秘密道具を使って止めていたんだ」

のび太「……えっ?」

翔太郎「気づかねぇか? のび太が初めてドラえもんと出会ってからしてきた、数え切れないぐらいの思い出や大冒険……それをたった三年で過ごせると思うか? ……『SAZAESAN時空装置』って言うらしいが、ドラえもんはそいつを使ってこの街の時間を何十回も何百回もループさせてたんだよ。それこそ、のび太が立派な大人になってくれると確信出来るようになるまで、繰り返すつもりだったんだろうな」

カミナリさん「……なるほど、しかし肝心のドラえもんの行方は? 役目を終えたから未来へ帰ったと言う事ですかな?」

……それだったら、相棒の出した結論の100万倍マシだっただろうにな。





翔太郎「ドラえもんは……星よりも遠い場所に行っちまった…………直球に言わせて貰うと『死んだ』」

のび太「────────────────────────────────────────え?」






97: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 13:54:18.15 ID:tfQRhupw0

その場がシーンと静まり返る。暫くの間を置いて、一番最初に声を張り上げたのは、のび太くんだった。


のび太「嘘だ……嘘だ嘘だ嘘だ! ドラえもんが死んだりするもんか!! ドラえもんはロボットだ! 壊れたって直せば何度でも蘇れるし、実際に壊れた状態から蘇った事だってあった!! だから──」

翔太郎「ロボット大三原則。その①人間に危害を加えない事」

しずか「……えっと、一体何を……」

翔太郎「ロボット大原則その②人の役にたち、人と共存して生きる事」

ジャイアン「こんにゃろう! さっきから何を難しい話しを──!!」

翔太郎「ロボット大原則、その③決められた寿命に従い、その命を終える事」

出来杉「…………そういう事でしたか。未来ではロボットにも『寿命』が決まっているんですね。人間の気持ちを少しでも理解する為に。人間と共存して、生きていく為に」

翔太郎「そうらしい。……そしてその命を終えたドラえもんは、未来パトロールっていうのび太が話してくれた機関に回収、未来の墓地に埋葬された──これが、俺達の導き出した真実だ」

のび太の元先生「…………」

スネ夫「…………そ、それじゃあ……ドラえもんがいなくなった原因は……! 死んだ原因は…………!!」

翔太郎「……………………」

のび太「…………僕のせいだ」

のび太くんの絶望したような呟きが、口から漏れる。


のび太「僕がその違和感に気づいていれば!! 僕がドラえもんの事をもっと気遣っていれば!! 僕がもっと早く立派な人間になっていたら!! ドラえもんは死ななかった!! ドラえもんは生きて未来に帰れた!! 僕が……僕がドラえもんを殺した犯人だったんだ……」

全てに絶望したようなのび太くんに、俺は声を掛ける。


翔太郎「……のび太くん、君は確かに罪を背負ってるけど、君がドラえもんを殺した犯人だっていうなら、それだけは違うぞ」

のび太「……え?」

翔太郎「>>98~∞」

翔太郎の台詞。なお、この安価は2時間後まで待ち、良い台詞だと思った物を全て融合させます。翔太郎になった気持ちで思いっきり叫んでやってください。

101: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 14:51:00.18 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「すまん、ちょっと4時から6時まで>>1に緊急の予定が入ってしまったため、ここまでの台詞で物語を続ける。4時になったらどんな状況だろうと>>1は緊急脱出するから覚えておいて欲しい」

103: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 15:27:32.05 ID:tfQRhupw0

翔太郎「仮に君がもっと早く立派になっていてもドラえもんはきっと、死ぬまで一緒にいた筈だ。ウソ800って奴で約束したんだろ?」

のび太「あ……」

翔太郎「君が殺したんじゃない…ドラえもん自身が生きることを選んだんだ! この時代で、この町で、大好きな君やみんなと最後までずっと一緒にいようって!! じゃなきゃあロボットでも気が狂うような長い時間をこんな場所で過ごすもんかよ!! 君を自動学習装置に閉じ込めて、人生において大切な事を無理矢理学ばせるって事だって出来たんだぞ!?」

のび太「……でも、僕は……」

しずか「のび太さん……」

翔太郎「自分の罪を、悪いところを数えることができる。なんてことの無いように思えるかも知れねえけど、普通に大人になっていっても中々できることじゃねえしそれはとても立派ですげえことなんだ。君が君のペースで十分立派になったところを見届けることが出来たから、ドラえもんは思い残すことなく安らかに眠れたんだよ……だからドラえもんは君に道具を残したんだ。自分の死を、君が受け入れて、それでも起ち上がってくれる事を信じてな」

のび太「…………でも、僕はもっとドラえもんと一緒にいたかったです」

翔太郎「…………ああ、そうだな。その気持ちは、俺も痛い程理解できる。だからこそ、胸を張れ! 前を向け!! 『君はこれから何度もつまずくと思う。でも、その度に立ち直る強さも持っている』んだろ」

のび太「…………!!」

俺の言葉じゃねぇ。かつてドラえもんが、のび太くんに掛けてやった言葉だ。フィリップ曰く、自分でも訳が分からないけど思わず泣いてしまうような名台詞が、この子達の間では何度も交わされていたという。……それだけこの子が……ドラえもんって奴がのび太を好きだった証拠だ。強く、逞ましく、立派で、何度失敗しても起き上がる強さをもって、人生って奴を謳歌して欲しい。……だからこそ、自分に残された全ての時間をのび太や友人達の為に使ったんだろう。


ジャイアン「たっくよぉ……じ、自分一人だけで無茶苦茶なこと勝手に決めて、勝手にやり遂げて、勝手に死にやがってよぉ!! あの世に行ったら思いっきりぶん殴ってやるぜ!!」

スネ夫「僕は自慢話を沢山聞かせてやるよ。……ど、どれだけ裕福で人に羨ましがられる人生を送ったのか聞かせてやるんだ!!」

しずか「……ねぇ、ドラちゃん……見てる? 私達、全員立派に大人になって、結婚して、それぞれの人生を歩んで、いつかあなたの所に行くからね……」

ボロボロと涙をこぼす街の人達に思わず呆れて、俺は空を仰いだ。……たっく、晴れだってのに雨が降って来たがったぜ……。


のび太「ドラえもん……少しずつだけど、僕はきっと君の望んだ、素敵な人生を手に入れられる人生を送ってみせる。だから…………心配するなよ、ドラえもん」





~~~一ヶ月後~~~


翔太郎「おいフィリップ! 次は俺の番だったはずだろ!! 早く本を貸せよ!!」

フィリップ「もうちょっと! もうちょっとだけで良いから読ませてくれ!! 今もの凄く良い所なんだ!!」

亜樹子「ちょっとちょっとー!! 次の次は私の番なんだから早くしてよねー!!」

ときめ「私も……読んでみたい」

俺達の事務所の秘密のガレージは、てんやわんやの大騒ぎだった。あのフィリップが『この本レベルに素晴らしい物語なんて、人類史でも数える程しか存在しないだろう』と言うもんだから試しに借りて見たらこれがマジで面白いのなんの!! 笑えるわ泣けるわ楽しいわ感動するわ為になるわで今や俺達の探偵事務所は『ドラえもん』の本の取り合いになっている。


ああ、事の顛末だけど『報酬』とやらは受け取らなかった。結局ドラえもんは見つけられなかったし、なにかメッセージを発見できた訳でも無かったからな。代わりにのび太くん……のび太に『自分らしく、いい人生を送る事』を約束させて、事件は──あっこら亜樹子! テメェ順番無視してんじゃねぇぞ!! 次は俺の番だっつーの!!


第二話 Dの運命/君にさようならを~ 完

104: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 15:33:49.71 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「そんな訳で第二話は終了だ! いきなりエンタメ界の超重鎮が出て来た時はヒヤリとした(色んな意味で)だが、なんとか物語を上手く纏められたようだ。出目や展開によっては、ドラえもんの能力を模した『ドラえもんドーパント』が現われて、ブチ切れたのび太が弱点の赤くて丸い尻尾に3発銃弾をぶち込んで倒す~~~なんて事も考えていたぞ。さて、次の物語の主役を決めようじゃないか! 依頼者は>>105で、依頼内容は>>106だ!!」

107: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 15:58:54.94 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「さて、宣言通り>>1は6時か8時までドロンさせて貰うが……。>>105 すまん、To LOVEるは本当に初期しか詳しくないんだ……。Wiki先生やpixiv先生にも協力して貰って情報を集めているが、どんな娘なのか(喋り方、性癖、隠してる事など)を書いてくれると助かる」

109: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 19:26:38.69 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「今すぐには無理だが、一旦戻って来た>>1だ。そして>>108大尉の意見は>>1も勿論考えた。考えた上で、却下したのだ」

ムスカ大佐「確かにそのようなシステムにすれば、円滑にスレは進むだろう。だが……そうだな。>>1は『妖逆門(ばけぎゃもん)』という作品の『きみどり』というヒロインがとても大好きなのだが、大抵の人からしてみれば『なにそれ?』と呼べる作品だろう。これでも、夕方(何曜日だったかは忘れた)に一年程アニメをやっていた作品なのだがね……」

ムスカ大佐「つまりだ。そのシステムにすると、安価を取った人が大好きかつ仮面ライダーWに登場して欲しいと願ったキャラが『>>1と趣味が合わないから採用されないないし、調べるのが面倒だから採用されない』という事態が発生してしまう」

ムスカ大佐「……>>1は、他にも他人からしてみれば『誰だよそれ』と言える様な大好きなゲームやアニメ、漫画の作品のキャラクターが沢山ある。……それらを全部大切にしたいし、皆の好きなキャラクターと作品を大切にして貰いたいから、茨の道を行く事を選んだのだ」

ムスカ大佐「無論、それによってスレが滞ってしまう事は承知している。しているが、>>1はそれでもこのスレの安価を取った人に『安価が取れてよかった!!』と心の底から思って欲しい。……様々な意見があるだろうが、そこは承知しておいて貰いたい。では諸君、また30分後ぐらいに会おう! ハッハッハッハッハ!!」

112: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 19:53:02.64 ID:tfQRhupw0
>>110 ムスカ大佐「…………なるほど、そういう考えもあるのだな。ふむ、どうするべきか……一応導入だけはもう書いてしまっているのだが……。①>>108大尉の意見を採用する。②自分で始めた物語だろ。どっちが良いだろうか」

113: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 19:54:52.70 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「>>111大尉もその意見か……。よし、ではそうしよう。まずはキャラ安価を>>114~116までだ」

117: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 20:09:08.39 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「……>>115大尉に聞く。出演キャラはペルソナ5主人公『のみ』で構わないだろうか!? ペルソナ5はやった事が無いのだ……3ならばやった事があるのだかね。俄知識ではあるのだが、ペルソナ5のOPと(凄く魅力的なOPだったな)どんな話しの展開になっているかと『例のネタバレ』については知っているから書く自信はあるのだが……」

119: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 20:20:53.62 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「>>118 承知した! では依頼内容を>>119~121でよろしく頼む」

120: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 20:22:07.30 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「やはりこの>>1は囚人としてベルベットルームに放り込め!! 安価>>121~>>123だ!!」

123: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 20:53:32.82 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「よかった……! 30分経ったら強制的に締め切りというルールは最初のスレの頃から変わっていないが、このままでは>>121大尉の「帰れ」としか言えない依頼を受ける事になってしまう所だった……では>>122で依頼を進める」

124: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 21:03:40.31 ID:tfQRhupw0

その高校生を見た時、なんというかその……運命って奴を感じたんだよな。なんつーかその『小さい頃におやっさんに出会ってなかった俺』みてぇな……そんな運命を。

自分の事を『雨宮蓮』と名乗るその少年が持ちかけてきた依頼っつーのが……。


雨宮「複数の女の子から本気で迫られているんですが、どうすれば良いですか?」


ギャグみてぇな、でも本気で頭を抱えるような爆弾を持って来やがったんだ……!!


第三話 Jの同士/Jの恋心


125: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 21:12:26.97 ID:tfQRhupw0

話しによると雨宮連くんは性的暴力を受けそうになっている女の子を助けるためにある男子生徒をぶっ飛ばしたのだが、その男子生徒が嘘を付いて雨宮を悪者に仕立て上げ、護観察処分の身となってしまったことから地元の高校を退学処分にされてしまったらしい。

ほとぼりが冷めるまで郷里を離れるしかなくなり、追われるように上風(風都に引っ越す事)し「私立秀尽学園高校」へ転入。風都の四軒茶屋にある両親の知人の知り合いの佐倉惣治郎が経営する喫茶店「ルブラン」の屋根裏に居候しながら学生生活を送ることになった。

しかし転入先でも何故か前歴の話が知れ渡っており、周囲から孤立してしまっていた……らしいのだが……。


翔太郎「その転入先でも前みたいな人助けや心の闇を晴らしていった結果、複数の女の子にガチ惚れされちまったと……」

雨宮「はい……。もう本気でどうしたら良いか分からなくて……これを見てください」

雨宮くんはスマホの予定帳を俺達に見せてきた。そこに書かれていたのは>>126

01~30 週3でデート。
31~60 週4でデート。
61~90 週5でデート。
91~00 週7でデート。(コイツ……)

127: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 21:17:56.11 ID:tfQRhupw0
>>126 週3でデート。(一番マシ)


翔太郎「毎週週3でデートってお前……」

亜樹子「うわぁ……本当にいるんだ、こういうプレイボーイって男の子……」

フィリップ「『モテる男は辛い』って奴かな? 君自身にも興味があるけれど、君が惚れさせた女の子にも興味があるね。一体どんな子に惚れられたんだい」

雨宮「えっと、名前まで出しちゃうと>>128です」


P5のヒロインキャラと『明確に断言できるキャラ』を3名書いてください。

131: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 21:31:11.01 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「……3名書けと書いたはずだよな? 流石にこれは>>1をタナトスで切り刻まなくても良い案件だよな? 追加安価>>131だ。(川上と双葉は出演確定)」

132: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 21:33:30.84 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「何故こうもこの>>1はタイミングが悪いのだ!!!」

134: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 21:50:14.69 ID:tfQRhupw0
俺は思わず天上を仰いだ。……佐倉双葉って子と、新島真って子はまだ良い。双葉ちゃんは『大切な家族のような存在、とても可愛らしい』と言うし、真ちゃんは『品行方正な優等生だが、時々見せる女の子っぽさが堪らない』という。だが……だがよ……!


翔太郎「お前学校の、それも担任の先生と秘密裏に付き合って、しかもメイド服で家事代行サービスをやって貰ってるって……」

フィリップ「どう考えても倫理的にアウトだね、色んな意味で。……その先生の方が、だけど」

亜樹子「学校側に黙って復職してるんだもんねー。確か法律で教師って副業が出来ないって決まってるんだっけ?」

雨宮「面目次第もありません……でも」

雨宮は俺の方をジッと真剣な眼で見つめると


雨宮「俺、友達に聞いたんです。ここの探偵事務所にいる探偵さんは、超が付くハードボイルドな親父さんで、子供の悩みや相談事にも乗ってくれるって」

翔太郎「!!?」

超が付くハードボイルドな親父さんと、子供の相手をしてくれる……明らかにおやっさんとガキだった頃の俺の事だが……。ハードボイルド、ハードボイルドな探偵かぁ! そりゃあ相談に乗らないわけにはいかねぇよなぁ!! 子供の必死の頼みだもんなぁ!!


亜樹子「あ、それ多分私のお父さんのこt「良いぜ『超ハードボイルドな探偵』として、その依頼受けた。けど最終的に決めるのは蓮で、俺はその手助けをするだけだ。……それで良いか?」……」

雨宮「はい、構いません! お願いします!!」

翔太郎「よし、まずは川上貞代って先生の事から言うぞ。ズバリ、>>134だ」

(本当は以前のように複数安価を取って、翔太郎の台詞を統合させたいのですが、全員分やってるとかなりの時間が掛かると思ったので)

135: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 21:51:27.37 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「>>133大尉は無罪! >>1はもう一度ベルベットルームの囚人部屋行きだ!! 再安価>>136!!」

137: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 21:59:40.16 ID:tfQRhupw0
>>136 なんか凄まじいコンマが出たので、翔太郎のアドバイスが無ければガチで刺されていた事にします。


翔太郎「とりあえずだな、刺される前に三股してる事を言っとけ。俺の直感だが、この先生はお前との秘密の関係を後ろめたさを感じながらもガチで重く思ってる女だ。最悪、マジで刺されるかもしんねぇぞ……何人もの人間を見てきた『超ハードボイルドな探偵』である俺が言うんだ、間違いねぇ」

雨宮「あ、あはは……そんなまさか……」

そう言いながら、蓮の顔はドンドン真っ青になっていく。多分だが、思い当たる節があるんだろう。……これ、俺が告白の場に付いて行った方が良いかもな。


翔太郎「そして佐倉双葉ちゃんの事だが>>138だ」

139: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 22:11:37.20 ID:tfQRhupw0

翔太郎「でだな、双葉ちゃんと真ちゃんにも三股してることを言っとけ。一人にバレりゃ遅かれ早かれ連鎖的にみんなにバレる」

雨宮「……分かりました。三人からボコボコにされて、見放される覚悟で言います」

翔太郎「んで、新島真ちゃんは話しを聞いた限りじゃ>>140だな」

141: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 22:34:14.53 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「……30分経ってしまったな。>>1の所感で新島真ちゃんの印象と、あとは残りの二人もこういう事を書いて欲しかったというのを書くが、それでも構わないか? 明日も休みだから今日も0時までやる事が出来るから「ちょっと待ってくれ」という意見があれば待とう」

142: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 22:34:56.69 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「…………この>>1は呪われている(確信)」

143: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 22:42:08.72 ID:tfQRhupw0

翔太郎「生真面目過ぎて3股されるのは自分が悪いって考えるかもしれねえから、そうじゃないってことをキチンと伝えて彼女の良いところ挙げまくれ。他の二人もそうだぞ。貞代先生には倫理や法を踏み倒す覚悟がある事を、双葉ちゃんには家族としてずっと側にいる事をちゃんと伝えろ。誰を選ぶにせよな、それが男の責任って奴だ。……さぁ、お前の罪を数える覚悟は決まったか? 償う決意はついたか? 彼女達の内二人を傷付ける事実を受け止められるか?」

雨宮「……はい、決めました」

……へぇ、良い眼をするじゃねぇか。この歳でそこまで良い女にモテるだけはあるな。


翔太郎「──で、誰にするんだ?」

雨宮「……>>144です!!」

01~30 貞代
31~60 双葉
61~90 真
91~00 全員に許してもらって三股を続ける。(これは屋根裏のゴミ)

145: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 22:52:55.28 ID:tfQRhupw0
ムスカ大佐「>>144 まぁ基本的に彼らの主な仕事は、猫探しや人捜しみたいだからね」


雨宮「双葉が……佐倉双葉が良いです」

翔太郎「そうか……それが蓮の導き出した、心の真実って奴なんだな」

亜樹子「へぇ……やっぱり家族の絆って奴が強いの?」

雨宮「それもありますけど、一番の決め手は>>146~30分後まで∞」


148: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 23:35:58.27 ID:tfQRhupw0

雨宮「合法的に妹とそういう関係になれると思ったらなんかグッと来ました!!」

亜樹子「ねぇフィリップくん、本当に大丈夫この子。双葉ちゃんって子とはガチの兄妹じゃないんだよね???」

フィリップ「……一応、そうらしいね。最初は仲が険悪だった佐倉惣治郎とも家族のような関係になれたみたいだし、疑似家族だから法的問題は無いよ」

雨宮「それと、天才少女なんですけどつい最近まで引き籠もりで体力が無くて、社会復帰する為にも俺や仲間達の力が必要な子で……放っておけないんです。あとガードが緩いから悪い虫に寄りつかれないか不安で……。もし以前の学校みたいな事が双葉にあれば今度こそ、言い訳できないぐらいに相手の男をボコボコにしてしまうと思いますから」

翔太郎「そうか……んじゃ、お前の罪を償ってこい。そして、大切な人と一緒に新しい人生を始めていけ。お前はまだまだ若いんだから、何度だってやり直せるさ」

雨宮「……はい! どうもありがとうございました!!」


こうして、事件は一端の解決を見せた……。後日、報酬と事後報告をしにきた蓮から聞いた話しじゃ>>149


01~30 当然、全員にボコボコにされた。
31~60 当然、振った二人に大泣きされた。
61~90 女は強い。三人ともビンタ1発で許してくれた。
91~00 「二番目でも三番目でも良いから私を愛して!!」と迫られて困っているという依頼が来た(いい加減にしろ)

150: ノベルドーパント 2024/07/06(土) 23:47:08.07 ID:tfQRhupw0

当然の様に、全員にボッコボコにされたらしい。まぁ当然だよな、幾ら良い男だからって三股なんて真似してやがったんだから……。でも、最後には全員に許してもらて、貞代さんとは教師と生徒として、真ちゃんとは大切な友達として付き合っていく事が決まったらしい。

蓮に選ばれた双葉ちゃんも、最初は口も聞いてくれなかったそうだが、今では今まで以上に自分にべったりだそうだ。……これにて、事件は無事解決。仕事をしたって感じがまるでしねぇが、偶には良いもんだよな。こういう悩める少年の相談に乗るってのもさ。





因みにこの時の俺は想像もしなかったんだが、蓮の奴が子供の時の俺のようにハードボイルドに憧れて、仲間達と一緒に『心の探偵事務所』つーのを始めたのは、また別の話だ。


第三話 Jの同士/Jの恋心 完

151: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 00:02:51.41 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「これにて、第三話は終了だ。そして諸君。>>1はこれまで以上にスレを円滑にする素晴らしい方法を思い付いた!! ズバリ『一レスに何人ものキャラクターを書いてもらう』だ!!」

ムスカ大佐「これならば採用確率がグッと高まるし、出来る限り順番に皆の安価を全て採用することが出来る(かもしれない)……素晴らしいアイデアだとは思わんかね!?」

ムスカ大佐「それと、>>1が内容を詳しく知っている作品も公開する事にした。『あ、この作品自分も好きだ』という人がいるかもしれんからな。>>1が好きな作品はズバリ……」


俺妹・とあ魔(新約まで)・ボーボボ・ワンパンマン・ウマ娘・ペルソナ3・セブンスドラゴン2020&2021・遊戯王(初代から5Dsまで)・ゼルダの伝説、時のオカリナ・キングダムハーツ・妖逆門・でんじゃらすじーさん・コロッケ・銀魂・ワンピース・鬼滅の刃・食戟のソーマ・異世界オルガ・ダンガンロンパシリーズ・史上最強の弟子ケンイチ・ポケットモンスター(アニメ)・ポケットモンスターSPECIAL(ルビー&サファイア編まで)・無邪気の楽園・東方・ネウロ・フリーレン・変な家・バンジョーとカズーイの大冒険・マリオ及びその仲間達・星のカービィ……まだまだあるのだが、取りあえずこの位だな。


ムスカ大佐「そういう訳で、時間も丁度良いことだし今回はここまでだ。明日の9時までに安価を無限に取り続けるから、好きな作品のキャラクターを好きなだけ書いてくれたまへ!! ……ただし、前にも言ったことがあるがロボット系アニメは鉄血のオルフェンズ以外本気で分からんから注意するように」

ムスカ大佐「では諸君。明日もよろしく頼むよ! ハッハッハッハ!!」

156: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 06:16:07.62 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「やぁ、おはよう諸君! 一旦様子を見に来た>>1だが……すまん、全員の願いを叶えるつもりではあるのだが、順番だけ前後しても良いだろうか? と、言うのもそろそろドーパントが暴れる話しをしたいのだが、仮にカービィが本物(コンマで本物かどうか決める)だった場合、昭和から令和までの仮面ライダー全員(ジオウを除く)が揃っても瞬殺される(ゲーム番の設定の場合)程強いので、ただのギャグにしかならんのだ……。無論いずれ必ず出演してもらうがね。それではまた9時に会おう! ハッハッハッハ!!」

158: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 09:10:36.15 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「やぁ、約束の時間になったね諸君。それでは>>153大尉のリクエストから……と、言いたい所なのだがすまん! 765プロの社長か961プロの社長ではダメだろうか!!? デレマスは全く知らんのだ!! 初代と2ならば二次創作SSを呆れるほど見たし、プレイ動画も見たから描く自信があるのだが……」

ムスカ大佐「そんなわけで>>154大尉のリクエストを優先させてもらう。>>154大尉のキャラは全て把握しているからどれも書く自信があるのでね。ではその中でも最も二人に頼りそうな明日香くんからいこう!! 依頼の内容は>>159~>>161のどれかだ!!」

161: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 09:42:05.04 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「ふむ、30分経ってしまったな。>>160大尉の意見を採用すると、最悪の場合超々編が始まりかねんから、>>159大尉の意見を採用する事とする」

162: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 09:52:37.44 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「>>160今更だが、勿論そうだ。」


明日香「あの……風都(この街)の事を一番知っている探偵さんっていうのは貴方でしょうか?」

その依頼者は、ときめがこの事務所に来る前なら確実に口説いていたであろうトンでもない美女だった。名前を『天上院明日香』さん。デュエルアカデミアって場所で、少年少女達にデュエルを教えている先生をしているらしい。


ところでこの世界のデュエル・モンスターズの知名度ってどの位よ? >>163(高コンマ程知名度が高く、ウマ娘レースに並ぶ大人気エンタメゲーム(最低保障50)(現実でもギネスに載っている為))

164: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 10:07:13.44 ID:48YPTrwf0
60 まぁeスポーツとしては知名度がある方。


翔太郎「へぇ……凄いじゃないですか。俺も子供の頃は夢中になって遊んでた時期がありましたよ。「デーモンの召喚」とか「ブラックマジシャン」とか、好きだったなぁ……」

フィリップ「僕も興味があるよ。やった事はないけれど、ギネスブックにも載っている世界一のカードゲームだからね」

明日香「あはは……でも、まだまだこのゲームは知名度や規模を広げられると思うんです。それこそ、ウマ娘レースに負けない位に」

明日香さんはそれを確信しているような良い眼をしている。そんな彼女が俺達に頼みたい依頼って──やっぱりデュエル・モンスターズ関連の事か?


明日香「……実は、ある人を探しているんです。名前を『遊城十代』……「E・HERO」使いの凄腕デュエリスト……デュエル・アカデミアの生徒だった頃の私の同期で、みんなにまるで連絡を取らない彼の行方を追っていったら「ヒーロー」がいるって噂の風都に辿り着いて……」

あっ(察し)



第四話 Tの行方/新たなるH



165: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 10:15:09.39 ID:48YPTrwf0

やっべぇ、超気まずい……風都にいる「ヒーロー」っつたらほぼ間違い無く……。俺は相棒と亜樹子、ときめに目配せするが、三人ともそっぽを向きやがった。コイツら……!!


翔太郎「あー……その……えっとですね。明日香さん? ひょっとしてだけどその「ヒーロー」って『仮面ライダー』って呼ばれてませんでしたか?」

明日香「>>166」

01~90 いいえ、ただ「ヒーローがいる」としか……。
91~00 はい、そうですけど……。

167: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 10:39:43.54 ID:48YPTrwf0

明日香「いいえ、ただ「ヒーローがいる」としか……」

ん、ん~? 仮面ライダー(俺達と照井)以外にこの街にヒーローがいる。なんて話聞いた事もねぇけどなぁ……? まぁ、兎に角その『遊城十代』って奴を探せば良いんだな。結局はいつもの人捜しだ。見せてもらった当時の写真からして、まだ幼さを残した高校を卒業したばかりの少年……に見える。けど明日香さんの同級生だってんなら、今頃はちゃんとした大人の男になってるに違いない。最悪、風貌や容姿も違うかも──


明日香「……信じて貰えるか分かりませんけど、それは無いと思います。むしろ、この当時のままなんじゃないかと」

フィリップ「……? それはどういう? 彼のスタンス的な意味かな?」

明日香「実は……~~~アニメ遊戯王GXの事を掻い摘まんで説明中~~~と、いう訳で、彼は半人半精霊になってしまったんです。私達の恩人で、彼の守護霊でもある先生の考察だと、最低でもあと>>168年はそのままの姿で生きるんじゃないかなって……」

01~30 500年
31~60 1000年
61~90 3000年
91~50 10000年

169: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 10:50:05.08 ID:48YPTrwf0

翔太郎「は、はぁ!?」

俺は思わず相棒の方を見るが、相棒も相棒で心底驚いたような顔をしてブンブンと首を縦に振っている。マジかよ……ガイアメモリやドーパント、星の本棚も大概だけど『カードの精霊』なんて物がこの世界にあったのかよ!! つーか凄いなその遊城十代って奴は! 明日香さんの言ってる事が全部真実なら誰も知らないうちに世界の危機を何度も救っていたガチのヒーローじゃねぇか!!


明日香「でも、だからこそ、学生の時以上に無茶をしてるんじゃないかって心配で……。私達の中で『ヒーロー』と言えば間違い無く彼のことなんです。例え空振りでも報酬はお支払いします。どうか、彼がこの街にいるかどうかだけでも調べて貰えないでしょうか!!」

翔太郎「…………分かりました。その依頼、お受けします」

俺がそう言うと、明日香さんはホッとしたようにため息をついて頭を下げ、俺達の探偵事務所を出ていった。さて、やっぱり最優先で調べるべきは>>170


①カードショップに決まってるでしょ。
②デュエルモンスターズの公式大会が行なわれる事がある会場。
③精霊なら森の中とか泉の側とかそういう所にいるんじゃね?
④その他面白そうな安価。

171: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 11:03:41.51 ID:48YPTrwf0

ヒーローで、精霊で、凄腕のデュエリスト……。本当に俺のイメージ通りの人物なら『ユベル』って第二の相棒の為にも人知れずにひっそりと暮らしているんじゃないか? よし、まずは精霊がいそうな……神秘的なイメージがある場所をときめと一緒に探してみるか!!


>>172 捜査結果。

01~30でいた。
31~00でいないが、そこで遊んでいた子供達から十代の情報を得る。

173: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 11:25:46.42 ID:48YPTrwf0


~~~風都森林公園~~~


子供A「うん、十代兄ちゃんならこの間までこの公園でホームレス? してたよー」

翔太郎「マジか! 今どこにいるか分かるか!? 分かるなら教えてくれ、そこの自販機でジュース奢るからさ!!」

子供B「んーん。俺達と何度かデュエルした後『俺は1ヶ所には留まれないんだ』って言ってどこかに行っちゃった」

くっそマジか!! 依頼が来るのがあと数日早ければ……!!


子供C「でも『やらなくちゃいけない事があるから』って言ってたから多分まだ風都にいるんじゃないかなぁ?」

ときめ「へぇ……。じゃあまだ間に合うかもしれないね、翔太郎!!」

翔太郎「おう! 情報提供、サンキューな!! ほれ、これで好きなジュースでも買って飲んでくれ」

子供A「わーい! ありがとう探偵の兄ちゃん!!」

さてと、遊城十代はまだ『風都の中にいる』ってのがこれで分かったぞ! これはデカイ収穫だ……。さて、1ヶ所に留まってられない+やる事があるっつったらこっちは>>174で探しだしてやるまでだ!!


①イレギュラーズを頼って風都の色んな場所を探索する。
②デュエルモンスターズに関連する場所を徹底的に探りまくる。
③そう言えば俺達も一応ヒーローなんだしカードの精霊ぐらい見えるんじゃね?
④その他面白そうな安価。

175: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 11:39:43.57 ID:48YPTrwf0

俺はイレギュラーズを頼って街のあちこちを捜索する事にした。元々イレギュラーズというのは、シャーロック・ホームズに協力する街の少年達から名付けられている。まあこれもおやっさんが協力者をそう呼んでいた事の受け売りなんだが……。

ウオッチャマンにペットショップの店長。クイーン&エリザベスに喫茶店白銀のマスターにリリィ白銀に青山晶……中学生から70目前の爺さんまで、様々な頼もしい協力者が俺達にはいるんだ。他にも色んな知り合いがいるんだが、まぁここでは割愛する事にする。

彼らに事情を(十代が精霊だという事は隠して)話し、最近この街に来た凄腕の高校生みたいな容姿のデュエリストの行方を探ってもらった。その結果……。>>176


01~50 この人数で探しても目撃情報が無い、だと!?
51~00 流石に目撃情報があったよ。

177: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 12:00:22.45 ID:48YPTrwf0

ウオッチャマン『こっちもダメだったよー。デュエリストだって言うから、デュエルモンスターズ関連の施設を全部回ってみたけど手がかり何にもなーし!!』

マジかよ……一体どうなってるんだ!? イレギュラーズの仲間以外にも協力してもらって十代がいそうな場所を徹底的に探ってるんだぞ!? もう一つぐらい目撃情報があったって……


フィリップ『……僕達に会うのを避けている、のかもしれないね』

翔太郎「フィリップ」

突如として掛かってきた相棒からの電話に、俺はバイクを止めて詳しい話しを聞く。


フィリップ『遊城十代は精霊と会話する事が出来る『元』人間だ。仮に風都……風の精霊とも会話出来るのなら、僕達が自分を探しているって事を既に知られているのかもしれない』

翔太郎「だけどよ、それなら何で向こうから会いに来ねぇんだよ。同級生や当時の仲間達が会いたがってるってだけだぞ?」

フィリップ『……並々ならぬ事情があるのかもしれないね。それこそ、鳴海宗二が家族の為に家を出て風都で探偵業を始めた様に。……『やるべき事がある』って言ってたけど、それがもし危険な事だったら僕達や明日香さんを巻き込むのを避けるのも理解できるだろう?』

翔太郎「……なるほどな。その可能性はありそうだ」

俺がそう言って、電話を切った直後だった。PIPIPIPIPIPIPIとスタッグフォンが再び鳴り響く。電話を掛けてきたのは>>178だった。


①晶。
②クイーン&エリザベス。
③ウォッチャマン。
④店長。

179: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 12:31:25.67 ID:48YPTrwf0

翔太郎「店長? 一体どうした? もしかして十代の目撃情報でも──!」

店長『それどころじゃないんだよぉ翔ちゃん! 俺が前に働いてたおもちゃ屋にもデュエルモンスターズのカードが置いてあったから久々に行ってみたんだけど、そこに変なドーパントが現われて、小規模大会をやってたデュエリストを全員結界みたいな場所に閉じ込めちゃったんだ!!』

翔太郎「んだとぉ!?」

くそっ! 明日香さんには悪いが、人捜しどころじゃなくなっちまった……!! 今すぐに店長が働いてたおもちゃ屋さんに行かねぇと!!



~~~店長が働いていたおもちゃ屋~~~



謎のドーパント「くくくっ……さぁ、足掻け足掻けぇ! 底なしの闇に飲まれない様に気を付けながらなぁ!!」

デュエリストA「クソッ……いけっ! 『マジックエクスキューショナー』!!」

デュエリストB「『ホルスの黒炎神』!!」

デュエリストC「頼む! 『閃刀姫カガリ』!!」

謎のドーパント「効かないね効かないね効かないねぇ! そんなフィールじゃあどんなに足掻こうが俺に勝つ事は出来ねぇよ!! いけ! カタパルトタートル!! No.100 ヌメロンドラゴンを射出! 全員8500ダメージを喰らいなぁ!!」

デュエリストABC「「「う、うわぁああああああああああああああああああああああっっっ!!!」」」

店長「あ、あああ……! デュエルに負けた三人が闇に……闇に消えていく……!! どのデュエリストも風都じゃあ屈指のデュエリストだったのに……!!」

謎のドーパント「ふん……デュエリストがいないならもうここに用はな『「ジョーカーエクストリーム!!」』あん? ……なるほど、テメェが噂の仮面ライダーって奴か……」

仮面ライダーW「嘘だろ……!? 奇襲、それもマキシマムでの攻撃が全く効いてねぇだと!!?」『翔太郎、落ち着いてくれ。まずは相手のメモリがなんなのかを調べなければ──>>180」

その後の展開。


①色んなフォームで戦ってみる。
②早速究極になってみる。
③とりあえず店長及び見せに残っている人達を逃がす。
④その他面白そうな安価。

181: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 12:45:44.99 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「>>180大尉、すまん。可能か否かで言えば可能だと思うのだが、そもそもこのドーパントの能力的に『仮面ライダーWでは絶望的に相性が悪い』&ヒントとして上げるが、そもそも『闘いの前提条件が満たせていない』のだ。自由安価を有りにした私の責任だな、すまない。再安価>>182。なお、自由安価でも良いが予備として必ず①~③の選択肢を書いてくれ」

183: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 12:54:07.87 ID:48YPTrwf0

仮面ライダーW「おい、みんな何魅入ってるんだ! 速く逃げろ!!」

店長「そ、それが……」

お客さんA「逃げられないんだ……! ま、まるで頭と心が『奴のデュエルをもっと見ていたい』と願っているような……兎に角、身体が動かないんだよぉ!!」

仮面ライダーW『何だって……!?』

謎のドーパント「ふん……仮面ライダーか……気が変わった。お前はデュエリストじゃねぇが、俺の養分としては申し分なさそうだ。闇への生け贄にしてやるよぉ!!」

仮面ライダーW「くそっ……兎に角、みんなが逃げられねぇってんなら戦いあるのみだ!!」

改めて安価>>184

①色んなフォームで戦ってみる。
②早速究極になってみる。
③翔太郎メインで戦って、フィリップの考察の時間を稼ぐ。
④その他面白そうな安価。(なお、予備として必ず①~③の選択肢を書いてください)

185: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 13:56:56.67 ID:48YPTrwf0
44のゾロ目……なんですが、いつもいつもゾロ目=良い事があるじゃあ面白くないですよね?(ニッコリ)


仮面ライダーW『翔太郎! 僕は今からこの状況を何とか出来ないか考察に入る! 兎に角何でも良いから時間を稼いでくれ!!』「分かった! 取りあえず遠距離線を試してみるぜ!!」ルナ!/トリガ-! ~♪~ ドドドドドドドドドン!!

謎のドーパント「クックック……足掻け足掻けぇ! 闇へ沈む恐怖をヒーローにジックリと味わわせてやるよぉ!! 俺のターン! 俺は手札から『王の棺』を発動! 手札一枚をコストに、デッキから「ホルス」モンスター一体を墓地へ送る!! 俺はこの効果を二回使い、デッキから「ホルス」モンスター2体を墓地へ送る!!」

仮面ライダーW「クソがっ……だったらこれはどうだ!!」ヒート!/メタルゥ! ~♪~ ガキィイイイイイン! 「んなっ……!!?」

謎のドーパント「クックック……自分のターンでもねぇくせに攻撃を、それもプレイヤーにダイレクトアタックを仕掛けてくるんじゃねぇよぉ!! 俺は『王の棺』の効果で墓地から『ホルスの祝福─ドゥアムテラ』と『ホルスの加護─ケベンセヌフ』更に『ホルスの先導バービ』を特殊召喚!! そして──」

仮面ライダーW『ま、まさか奴のメモリは……!! まずい、翔太郎!! エクストリームを呼ぶんだ!! そして奴にプリズムブレイクを!!』「お、おう!! 来い、エクストリーム!!」キュォオオオオオオオオオオオオオン!!

仮面ライダーW・SJX『「プリズムブレイク!!」』 ガギィイイイイイイイイン!! 「なん……だと……!?」

謎のドーパント「ハーッハッハッハッハッハ! ダメだダメだダメなんだよぉ、決められたルールを勝手に破っちゃあなぁ!! 『ホルスの祝福─ドゥアムテラ』と『ホルスの加護─ケベンセヌフ』でオーバーレイユニットを構築! エクシーズ召喚!! 現われろ『真血公ヴァンパイア』!! そしてさっき墓地に送った『ホルスの栄光─イセムティ』を特殊召喚!! 『ホルスの栄光─イセムティ』と『ホルスの先導バービ』でオーバーレイユニットを構築! エクシーズ召喚!! 現われろ、No.97『龍影神ドラッグラビオン』!!」

仮面ライダーW・SJX『翔太郎ここから逃げるんだ!! 今の僕達では、奴に敵う手段が全く無い!!』「お、おう……ってなんだこりゃぁ!! まるで結界が張られてるみてぇに……あ、これが店長が言ってた『謎の結界』か!!」

謎のドーパント「No.97『龍影神ドラッグラビオン』の効果発動!! このカードのX素材を一枚取り除く事で、自分のEXデッキ、墓地からNo.97『龍影神ドラッグラビオン』以外の『No.』モンスター2体を選び、その内の一体を特殊召喚し、その内の一体を特殊召喚したモンスターのX素材とする!!」

仮面ライダーW・SJX「『プリズムブレイク!!』」「……クソッ! 結界にやってみてもまるで効果無しか!!」『……最悪だ……! 今までの僕達の闘いの中でも一番最悪の展開かもしれない…………!!』

謎のドーパント「現われろ! No.100『ヌメロン・ドラゴン』!! ヌメロンドラゴンのX素材を取り除いて効果発動!! ヌメロンドラゴンの攻撃力は、相手ターン終了時までフィールドのXモンスターのランクの合計×1000ポイントアップする! よって攻撃力は17000!! ただし、先行は攻撃できない……攻撃は、な(ニヤァ)」

仮面ライダーW・SJX『……奴のメモリの正体は『決闘者』……その能力はありとあらゆる全ての勝敗をOCGのデュエルモンスターズで決める事! それ以外の能力を全く持たない代わりに、この星が崩壊するクラスの攻撃をしなければメモリブレイク出来ない程の強制力を持っている!!』「何だよ……何なんだよそのメモリは!!」

決闘者ドーパント「ハーッハッハッハ! 俺は墓地にあるトラップカード『氷結界』をゲームから除外し、効果発動!! デッキからレベル5以上の水属性モンスターを墓地へ送り、その後墓地から水属性モンスター一体を手札に回収する!! 俺が墓地へ送るのは『カタパルト・タートル』!! そして当然、墓地から回収するのも『カタパルト・タートル』だ!! No.97『龍影神ドラッグラビオン』を生け贄に捧げ、出よ『カタパルト・タートル』! そして『カタパルト・タートル』の効果発動!! 自分のモンスター一体を生け贄に捧げる事で、その攻撃力の半分のダメージを与える!! 俺が選ぶのは当然、No.100『ヌメロン・ドラゴン』!! これで終わりだ。このチンケな店ごと吹き飛びな、仮面ライダー!! 8500ダメージを受けろぉおおおおおおおおおおおおお!!」

仮面ライダーW・SJX『「う、うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!」』

>>186

01~90 十代が助けてくれる。
91~00 十代と明日香が助けてくれる。


187: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 14:25:38.03 ID:48YPTrwf0
決闘者ドーパント「>>186 うるせぇな! 俺のメモリはそういうメモリ(カードを持ってない相手にもデュエルを仕掛ける事が出来る)なんだよ!!」



???「乱入ペナルティ、2000ポイント! 俺は手札からハネワタを墓地に送り、効果発動!! このターン、自分が受ける効果ダメージを全て0にする!!」

決闘者ドーパント「な、なにぃ!!?」

???「同じく乱入ペナルティ、2000ポイント! カードすら持ってない相手にデュエルを無理矢理仕掛けるなんて、ルールとマナー守らない奴にデュエリストを名乗る資格は無いわ!! ここは私達に任せて頂戴、仮面ライダーさん!!」

仮面ライダーW・SJX「あ、アンタ達は……」

十代「……アンタ達と明日香が俺を探してくれてた事、知ってるぜ、探偵さん達。……素直に顔を出せなくて悪かった。でもコイツが現われる場所を絞りだすのに、こっちも手一杯だったんだ」

明日香「全く……外見だけじゃなくて一人で無茶しようとする所、本当に変わって無いんだから……。そういう事なら最初っから素直に私を頼りなさいよ」

十代「へへっ、悪い悪い……。つー訳で、コイツは俺達に任せてくれ。コイツの蛮行は、ここで必ず止めてみせる!!」

十代&明日香「「さぁ、お前の罪を数えろ!!」」

決闘者ドーパント「ちぃいいいいいいいいいっ!! 乱入ペナルティが二回行なわれた事で、俺は8000ポイントのライフを回復する……。何処の誰だかしらねぇが、お前達も闇行きにしてやるよぉ!!」

十代&明日香vs決闘者ドーパント「「「デュエル!!!」」」

>>188 決着を付けたモンスターは?

①そりゃあフレイムウイングマンでしょ。
②そりゃあE・HRRO ネオスでしょ。
③意外にもエトワールサイバー。
④以外にもサイバーチュチュ。
⑤M・HERO W・SJX(何でモンスター化されてんだよ)

189: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 14:50:56.22 ID:48YPTrwf0

十代「俺のターン! へへっ……丁度この風都限定のパックで当てた新しいヒーローの力、披露してやるぜ!! 俺は速攻魔法『マスクド・チェンジ』を発動!! 融合HEROモンスター、フレイムウイングマンを墓地に送り、現われろ『M・HERO W』さらに手札一枚をコストに、進化しろW!『M・HERO W・SJX』!!」

決闘者ドーパント「な、なにぃ!?」

仮面ライダーW・SJX「あれは……俺達をモデルにしたカード!?」『……いつの間にそんな物を創りだしていたんだ、ペガサス・J・クロフォードは……』

決闘者ドーパント『と、トラップカード発動!『神の宣告!!』そのモンスターの特殊召喚を無効にする!!」

十代「『M・HERO W・SJX』の効果!! このカードの召喚は無効化出来ない!! そしてこのカードの召喚に成功した時、相手フィールド、手札、墓地、デッキ、除外ゾーン、エクストラモンスターゾーンを全て確認し、合計24枚まで選んだカードの効果とその発動、さらに召喚を無効にし、それがモンスターだった場合、そのモンスターの攻撃力は0になる!!」

決闘者ドーパント「な、なにぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいっっっ!!?」

十代『いけ! 『M・HERO W・SJX』で『ホルスの栄光─イセムティ』を攻撃!! 『ダブル・プリズム・エクストリーム』!!」

決闘者ドーパント「ぐ、ぐぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!」LP0 カシャン!

仮面ライダーW・SJX「…………おい見ろよ、相棒!!」『闇に飲まれた人達が、浮き出てきた……。メモリブレイクが完了したからか』

明日香「……ふぅ、一件落着って所かしら……十代?」


>>190


01~70 十代の身体が透け掛けている。
71~90 悪い、もう行かなくちゃいけないんだとその場を立ち去ろうとする十代。
91~00 ↑1に明日香、渾身の告白。

191: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 15:17:02.56 ID:48YPTrwf0
決闘者ドーパント「>>190(スパクリ) な、なんだとぉ!? これじゃあ俺様が完全に二人の愛の為の踏み台じゃねぇか!!」


十代「……悪い、俺はもう行かなくちゃいけないんだ」

明日香「十代……?」

十代「前にも言ったような気がするけど、俺はこの世界と精霊世界を繋ぐ架け橋のような存在になっちまったからさ。あちこちから聞こえるんだよ。カードの精霊達の「助けてくれ」って声が」

ユベル「……それに、十代はもう1ヶ所には長く留まれない。……十代自身が特異点のような存在になってしまったから、一つの場所に居続けると世界に歪みが発生してしまう。……最悪の場合、デュエルアカデミアで起こった様な事件の数々が拠点で起きるかもしれない」

そうか……だから旧友との再会を避けて……でも、でもそれは──!!


明日香「十代!! ……私、貴方の事が好きよ。大好き。十年たった今でも、その想いはずっとずっと変わらなかった」

十代「!!? 明日香…………お前……」

明日香「……でも、私には私の居場所がある。だから貴方の旅には付いて行かない。……でもお願い。時々で良いから私の元に……皆の元に帰ってきて。貴方は私達の、青春と希望の象徴なんだから」

十代「…………俺以外と恋愛や、結婚する気は無いのか?」

明日香「ええ、勿論」

十代「…………分かった。今度からは時折明日香にもみんなにも顔を見せるようにする。お前の告白も受けるよ。……だから」

明日香「うん。私、待ってるから。いつまでもいつまでも、貴方が帰ってくる日を待ってるから……」

そう言って、明日香さんは十代に熱烈なキスをした。……そして次の瞬間、十代の身体は透けるようにその場から消えていった──




報告書? んなもんこの依頼には無粋だろ? 本物のヒーローが、ようやくヒロインと結ばれた……これ以上に幸せなオチなんて、あるわけ無いんだからさ。


第四話 Tの行方/新たなるH 完


192: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 15:24:58.39 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「これにて第四話終了だ!! ……ドーパントは出たけど謎解きも何も無かっただろうって? 仕方が無いだろう!! SJXでもどうにもならない敵を書いてみたかったんだから!!」

ムスカ大佐「コホン。さて、次はポケモンのアルセウスだな。ただし、>>1の独断でモンスターハンターの始祖龍の様に人間の幼女になれるという設定を追加させてもらう。(じゃないといきなり変な生物が尋ねてきた事になりかねないからね)

ムスカ大佐「さて、ポケモン世界の創造神たるアルセウスだが、正真正銘の神たる彼が翔太郎達に依頼する事とは一体何だ? 依頼内容安価>>193~>>195」

195: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 15:54:47.05 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「……30分経ってしまったな。>>194で行かせてもらおう」

196: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 15:59:31.79 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「その前にアルセウスの設定決めだ。ポケモンLEGENDでは主人公に対して相当理不尽な真似をしていた彼女だが、果たしてこの世界ではどうかな?」

>>197 (高コンマ程尊大。低コンマ程(表面上は)ロリロリしい)
>>198 (高コンマ程暴君。低コンマ程賢王)
>>199 (高コンマ程神に人の心は分からない。低コンマ程、神でも人の心は分かった)

201: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 16:09:34.64 ID:48YPTrwf0
ムスカ「なるほどなるほど……では設定が決まった所で……仮眠時間をもらいたい(懇願)。実は昨日から徹夜で一睡も出来ていなくてね……ようやく眠気が出て来た所なのだ。8時には起きると思うから、それまでさらばだ諸君……」

202: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 20:04:36.63 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「やぁ、おはよう諸君! それでは続きを始めようじゃないか!!」

203: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 20:07:35.57 ID:48YPTrwf0

その日、俺達の探偵事務所に現われた依頼人はまさしく『異常』と言えた。見た目は10歳前後の白いゴスロリ服を着た少女にしか見えないのに、放っているプレッシャーがマジで半端じゃねぇ……!! 万灯や大道、井坂なんて目じゃねぇぐらいに……何というか、下手すりゃ自然と最敬礼を取っちまいそうな……そんな女の子に見える『何か』だったんだ。


少女A「……郷に入っては郷に従え、ね。この世界(ワールド)を創りだした真なる神々に敬意を表し、私の名を明かしましょう。私の名前は『アルセウス』かつてこことは全く別の世界を創造する為に生み出された……唯一にして無二なる『神』よ」





Aの招来/Pを取り戻せ





翔太郎「……………………か、神!?」

アルセウス「……そうね。これだけプレッシャーを放っても信じて貰えないのなら『本来の姿を見せる』か『事情を全て貴方達の頭に刷り込む』しかないかしら」

その少女は、亜樹子の出したコーヒーを一口だけ飲むとカッと目を見開いて俺達に『何か』をした。


ポケモン ポケットモンスター トレーナー 四天王 チャンピオン 地方 伝説のポケモン──


翔太郎「はあっ……はあっ……はあっ……!!」

フィリップ「い、今のは……!!」

亜樹子「な、何!? なんなの!!? 何か知らないはずの知識が頭の中にドッと流れ込んで来たんですけど!!」

ときめ「別世界の……基礎知識……!?」

アルセウス「そういう事。一々説明するのも面倒臭いから直接貴方達に私がどんな存在か分かるようにしたの。口で説明するよりも何倍も手っ取り早いでしょう?」

俺は出来るだけ強がるふりをして、挑発的な笑みを浮かべてアルセウスに語り掛ける。


翔太郎「それはそれは……とうとう神様にまで頼られるようになったのか、ウチの事務所は! そりゃあ光栄だなぁ!! ……で、何の用だいお嬢ちゃん?」

アルセウス「『依頼だ』と言ったはずよ。当然、報酬も用意しているわ。……私達の世界の伝説と呼ばれしポケモンが、人々の悪意のある信仰によって穢れ『ダークポケモン』と化して、この世界に来てしまったの。それらを全て捕まえて欲しい。『モンスターボール』ならここに無限にあるわ」

アルセウスは何の変哲もないようなバッグを取り出すと、それを俺に手渡してくる。……先ほど植え付けられた知識の通り、中にはポケモンを捕まえられるモンスターボールがあった。


翔太郎「人間が神様に意見するけどな、あんたの世界で起きた不祥事なんだからあんたが解決するべきじゃないのか?」

アルセウス「あなたは仮面ライダーアギトを……ああ、この世界線の貴方達は「まだ」知らないんだったわね。兎に角、神代はとうの昔に終わり、人の時代になったのよ。神が直接世界や人間に干渉する事は、もう無いわ。……ちょとした嫌がらせや加護なら適当にやったりやらなかったりするけどね。それに、人の世を認めずに世の中を自分の思い通りにしようとする神の末路は、大抵が悲惨な物よ。人の反逆の意思が生み出した悪魔の王の弾丸で、その頭部をぶち破られたりね」

フィリップ「……兎に角、貴女が直接動くと貴女にも僕達にも不都合が起きる……と言う事かな?」

アルセウス「正解よ。兎に角、この依頼を受けて頂戴、仮面ライダーW。……彼らが実態を持ってこの風都で暴れ出す前にね。ああ、仮面ライダーアクセル……照井竜に協力してもらっても良いわ。因みにダーク化したポケモンは>>204」

01~30 三鳥
31~60 三犬
61~90 三巨人
91~00 時の神と空間の神(それお前の分身体じゃねぇか……)

205: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 20:20:30.61 ID:48YPTrwf0

アルセウス「三鳥……カントー地方を守護する筈だった、伝説のポケモン達よ。それぞれが「炎」「氷」「雷」の属性を得ているわ。……ああ、アクセルはブースターメモリで空中戦が出来ても貴方達はそこまで得意じゃなかったんだったわね。……はい、これで私の依頼を終えるまで、貴方達二人がWに変身している間は、空を飛べるようになったわ」

翔太郎「そりゃあどうも……」

クソッ! 見た目が10代の少女なだけに怒りを覚えるに覚えられねぇ……!! これもコイツの計算のウチって事か?


アルセウス「兎に角、早くお願いするわね。最悪の場合、この風都に未曾有の大災害が訪れる事になるでしょうから」

そう言うが早いか、アルセウスと名乗る神はソファーから姿を消していた。……だーっ畜生!! 災害に巻き込まれたとでも思ってやるしかねぇか!!


>>206 どうする?


①取りあえずありったけのガジェットを飛ばして、三鳥を捜索する。
②照井に連絡、事情を説明して手伝ってもらう。(最悪の場合、信じてもらえない可能性があります)
③兎に角自由にそらを飛べるようになったのなら、足で捜索してみる。
④その他面白そうな安価。

207: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 20:28:44.97 ID:48YPTrwf0

翔太郎「相棒! 兎に角急ぐぞ!!」

フィリップ「ああ……アルセウスが植え付けてきた知識を鑑みるに、一匹だけでも最上級のドーパントに匹敵する強敵だろう。そんなのが三匹も街中で暴れられたら、文字通り風都は終わりだ」

翔太郎・フィリップ「「変身!!」」サイクロン!/ジョーカー! ~♪~

仮面ライダーW「うぉおおおおおおおっ!? ほ、本当に空が飛べるようになってやがる!!」『これが神の加護って奴かな? 興味深いが、今は考察している時間も惜しい。さっそく三鳥を探しに行こう!』


俺達は探偵事務所を飛び出すと、空に舞い上がって出来るだけ早くその足で空を駆け回る。……数時間後>>208


01~30 ファイヤーを見つけた。
31~60 フリーザーを見つけた。
61~90 サンダーを見つけた。
91~00 三鳥全部を見つけた(ある意味一番やべぇ)

209: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 20:37:24.45 ID:48YPTrwf0

仮面ライダーW「いた! あの禍々しい炎見てぇなオーラを纏ってる火の鳥みてぇな奴が……!!」『伝説のポケモン・ファイヤーだろうね。今はダーク・ファイヤーと呼ぶべきだろうけど。……岩タイプの攻撃が一番効果的だそうだが……そんなメモリは持ってないし、いつもだったら有効なヒート/メタルは逆に大ダメージを負う法則にあるみたいだ』

ファイヤーはまだこっちに気づいていねぇみてぇだ。奇襲を仕掛けるなら今が最大のチャンスなんだが……あいつには一体何の攻撃が有効なんだ? いや待てよ? 可能な限り弱らせれば捕まえられるんだから、そもそも倒す必要は無いんじゃねぇのか? んー、どうする?>>210


①ルナトリガーで距離を取りながら戦う。
②ルナジョーカーで動きを止められないか試してみる。
③ルナメタルで遠距離から打撃攻撃を仕掛ける。
④一か八かでモンスターボールを投げてみる。
⑤その他面白そうな安価。

211: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 20:54:39.01 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「>>210大尉 面白そうなのでボーナスをあげようじゃないか!!」



仮面ライダーW「なぁ相棒。風都にある採石場にあいつを誘導出来ねぇか?」『……なるほどね、君の考えが分かったよ。やってみよう』ルナ!/トリガー! ~♪~

仮面ライダーW「おら、喰らいな! 伝説のポケモンさんよ!!」ドンドンドドン!

ファイヤー「フィィイイイイイアァアアアアアアアアアアア!!」

仮面ライダーW『よし、上手い事挑発に乗った!! 翔太郎、絶対に距離を詰められるんじゃないぞ!!』「わーってる! このまま採石場までコイツを誘導する!!」ドドドドドン!!


~~~風都採石場~~~


仮面ライダーW「うっし、タイミングよく作業してる奴は誰もいねぇな……!」『仮にいたとしてもファイヤーはまだ『実態』を持っていないから一般人にはその姿は見えないだろうけどね……兎に角、タイミングを見極めるんだ!! ……奴を生き埋めに出来る、そのタイミングを造り出す!!』

>>212 具体的にどうやって造り出すの?

①自分も生き埋めになる事覚悟で、岩版の真下へ行く。
②ルナメタルで弾き飛ばす。
③何とか誘導を繰り返す。
④その他面白そうな安価。

213: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 21:15:22.73 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「>>212 面白い! これだから自由安価は止められない!!(ウマ娘の時も君がいて欲しかったよ>>212大尉……)」


仮面ライダーW「……おいおい、これも神の加護って奴か? 今日の俺は一段と冴えてるぜ!! 相棒──ってのは出来ると思うか!?」『翔太郎、まさかアルセウスの力で知能まで高くなってしまったんじゃないだろうね? マキシマムの力を使えば可能だと思うよ』「よっしゃあ、やってやるぜ!!」サイクロン! マキシマムドライブ!!

仮面ライダーW『「トリガーエアロバスター!!」』 ビュォオオオオオオオオオオオオオッッッ!!

ファイヤー「!!!???」

01~10 岩雪崩がファイヤーのだいもんじで相殺されちゃった……。
01~50 岩雪崩がファイヤーに命中!! 効果は抜群だ!!
51~90 岩雪崩がファイヤーに命中!! 効果は抜群だ!! ファイヤーは怯んで動けない!!
91~00 岩雪崩がファイヤーに命中!! 急所に当たった!! 効果は抜群だ!! ファイヤーを倒した!!

214: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 21:16:05.40 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「やはりこの>>1を独房に叩き込め!! 再コンマ>>215だ!!」

216: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 21:21:04.41 ID:48YPTrwf0

ダーク・ファイヤー「ギャォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!」

仮面ライダーW「いよっしゃあ! 確か岩タイプの攻撃だと4倍のダメージを与えられるんだったよな!!」『ああ、今のでかなり弱ったはずだ、チャンスだぞ、翔太郎!!』「うっしゃあ! いけ、モンスターボール!!」


>>217


01~30 おしい! あともうちょっとの所だったのに!!
31~00 やったぁ! ファイヤーをを捕まえたぞ!!

218: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 21:31:50.22 ID:48YPTrwf0

仮面ライダーW「やったぁ! ファイヤーを捕まえたぞ!!」『……翔太郎、本当にアルセウスに脳内を弄られてないだろうね?』「いや、アルセウスの世界じゃあポケモントレーナーって奴はみんなポケモンを捕まえた後にこうして喜ぶもんだって聞いたからつい「ご苦労様。どうやって伝説の三鳥の一羽を倒すのか見させて貰ったけど……見事だったわ」……いつからそこに?」

アルセウス「神はどこにでもいて、どこにもいない物よ。人間が信仰が集まりやすい家っぽい物(神社や神殿など)を創ってくれるから、そこに居座ってる事が比較的多いってだけ。さて、残りの二匹もこの戦法が有効でしょうけど……早々上手くいくかしら? それに時間も無いわよ。具体的に言うと、あと>>219(コンマ判定)位の猶予しかないわ「はぁ!!?」」

220: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 21:41:10.85 ID:48YPTrwf0
46×2=92


アルセウス「あと92分ほどの猶予しかないわ」

仮面ライダーW「92分!!? 無茶言うな! 一匹探し出すだけでスゲー大変だったんだぞ!!?」『……もう一度言うけど、貴女は力を貸してくれないんだよね?』

アルセウス「この風都が更地になっても良いなら力を貸してあげるけど?」

仮面ライダーW「はい却下ぁ!! クソッ! こうなったら>>221しかねぇ!!」


①照井に連絡して手伝ってもらう。(もう一度言いますが、信じてもらえない可能性があります)
②頼むぜ俺達のガジェット!!
③警察に『超危険なドーパントが出現したから街の皆を避難させてくれ』とお願いしておく。
④万灯「ふむ、面白そうじゃないか」
⑤その他面白そうな安価。


222: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 21:52:32.04 ID:48YPTrwf0


~~~超常犯罪捜査課~~~


刃野「あー、最近はドーパントの目撃情報もめっきり減って「ドンドンドン」んあ? か、仮面ライダー!? そ、空まで飛べたのかアンタ!!」

仮面ライダーW「刃さ……刃野刑事! 風都を滅亡させられる可能性のあるドーパントが三体も出現しやがった!! 俺達もぶっ飛ばす事を優先するが、もしも間に合わなかった時の為に緊急警戒アラートを発動させて街の皆を避難させてくれ!!」

刃野「は、はぁ!? 急にんな事言われても──「じゃあ頼んだぜ!!」あ、お、おいちょっと!! クッソ、課長がいねぇ時にどうすりゃ良いんだよぉ!!>>223」


①叩き上げの刑事である刃野は突如として良いアイデアを思い付く。
②真倉が俺の独断でやったって事で良いですから! と言ってくれる。
③何も思い付かない。現実は非情である。(暫くの間減給確定)
④その他面白そうな安価。

225: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 22:06:41.49 ID:48YPTrwf0

刃野「いや、待てよ……? この街の住人は100人中100人が仮面ライダーの事を知ってやがる。……丁度そこにある監視カメラの映像を証拠にして、仮面ライダーがそう警告してきたって上層部に連絡すれば──!! 真倉! 急いで監視カメラの映像を保存して上層部に連絡を取れ!! 仮面ライダーが警察に頼るような緊急事態が発生したってな!!」

真倉「は、はい!!」


~~~数十分後~~~


スピーカー『緊急警戒アラートを発令します。緊急警戒アラートを発令します。災害レベルSクラスのドーパントが複数現われました。住民のみなさんは、大至急風都から避難してください。繰り返します──』

仮面ライダーW「よし、これで最悪も最悪の事態が発生する事だけは避けられたな……流石に一時間以上ありゃあ、みんな風都からは出られるだろ」『だが、根本的な問題は何一つ解決していない……!! 一刻も早く残りの二羽を探さなければ!!』

>>225 どうする?


①アルセウスに、神ならもっと加護をくれないかと頼んでみる。
②やっぱり照井の力を借りる。(何度も言いますがry)
③ガジェット大作戦。
④鳥なんだし、風都タワーに留まってるんじゃね?
⑤やっぱり接触してきた万灯。
⑥その他面白そうな安価。


226: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 22:08:02.69 ID:48YPTrwf0
ムスカ大佐「この>>1を(ry)再安価>>227だ!!」

228: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 22:16:11.55 ID:48YPTrwf0

仮面ライダーW「畜生! 最悪使い物にならないぐれぇにぶっ壊れるかもしれねぇが、この際しょうがねぇ!! いけっ! 俺達の相棒達!!」

スタッグフォン・バットショット・スパイダーショック・フロッグポッド・デンデンセンサー バババババババババババババ!!

で、どうなったの? >>229


01~10 全員サンダーの電撃でぶっ壊されました()
11~40 サンダーを見つけた。
41~70 フリーザーを見つけた。
71~90 何の成果も得られませんでした。
91~00 サンダーとフリーザーを見つけた(やったぜ)


230: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 22:24:19.00 ID:48YPTrwf0

仮面ライダーW『!! 翔太郎、バットショットがサンダーを見つけたらしい!』「なにっ! どこだ……こ、ここは>>231じゃねぇか!!」


01~10 風都発電所(最悪だぁ……)
11~40 風都タワーの屋上。
41~70 警察署の屋上。
71~90 ここ俺達の事務所じゃねぇか!!!
91~00 風都の採石場(なんで???)

232: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 22:34:46.92 ID:48YPTrwf0

仮面ライダーW「さっきまでいた警察署の屋上じゃねぇか! 二度手間かよ!!」『だが手がかりが見つかっただけマシだ! 急いで警察署の屋上へ行こう!! 最悪、残っている警官達が危ない!!』「おうよ!!」


~~~風都警察署・屋上~~~


ダーク・サンダー「ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!」

仮面ライダーW「うぉおおおおおおおっ!? ここからでも分かるぐれぇに電撃がバチバチ飛び散ってやがるぞ!!」『奴には岩タイプか電気タイプの攻撃しか対して効果が無い! その上、三鳥の中で一番素早いと言われている!! オウル・ドーパントと同等か、最悪それ以上かもしれないよ!!』


野生のダーク・サンダーが襲い掛かってきた!!


アルセウス「さて、どうするのかしら? 仮面ライダーさん」>>233 どんな展開になる?(偶には完全に自由安価でも良いよね?)


234: ノベルドーパント 2024/07/07(日) 22:55:18.91 ID:48YPTrwf0

仮面ライダーW『……そうだ、翔太郎! ポケモンには『避雷針』という特性を持つポケモンがいるらしい!!』「ああ? それがどうし……あ、そうかそういう事か!!」メタルゥ! サイクロン!/メタルゥ! ~♪~

ダークサンダーのかみなり!! かみなりはメタルシャフトに引き寄せられた!!


ダークサンダー「!!!???」

仮面ライダーW『今だ!』「おう!」ジョーカー! サイクロン!/ジョーカー! エクストリーム!! プリズム! マキシマムドライブ! エクストリーム! マキシマムドライブ!

仮面ライダーW・SJX『「ダブル・プリズム・エクストリーム!!」』ドッガァアアアアアアアアアアン!!

ダークサンダー「ギャォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!」

>>235

01~30 結構効いた。
31~60 かなり効いた。
61~90 瀕死目前。
91~00 瀕死。

 

 

242: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 07:20:09.29 ID:FdeLrcpQ0
ムスカ大佐「>>241 『この依頼は長編になる』と前置きすれば皆も考えてくれるだろうと信じたい……」



仮面ライダーW・SJX『よし、読み通りサンダーはその体内に相当な電気エネルギーを溜め込んでいたみたいだ。プリズムのエクストリームがかなり効いた!!』「よっしゃあ! いけ、モンスターボール!! >>243」

01~30 おしい! あとちょっとの所だったのに!!
31~00 やったぁ! サンダーを捕まえたぞ!!

244: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 07:27:06.97 ID:FdeLrcpQ0

おしい! あとちょっとの所だったのに!!


ダーク・サンダー「ギャォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!」

仮面ライダーW・SJX『まずい、むこうの反撃が来る!!』「くっそ、避けるか、それとも受け止めて捕獲率を上げるか……>>245」


ダーク・サンダーのドリルくちばし!! 仮面ライダーW・SJXはどうする?

①ダメージ覚悟でプリズムビッカーを使って真正面から受け止める。
②避けるに決まってるでしょ。
③警察官達が援護してくれる。
④その他面白そうな安価。

246: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 08:29:42.64 ID:FdeLrcpQ0
>>245 凄く面白いけど不可能だと思うのでヒント。流石にモンスターボールがぶっ壊れます。再安価>>247

ムスカ大佐「それでは重要な作戦会議(仕事)があるのでこれにて失礼。ハッハッハッハ!」

249: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 19:59:02.47 ID:FdeLrcpQ0
ムスカ大佐「ハッハッハ! では諸君、夜の探索といこうではないか!!」

ムスカ大佐「>>248 その発想は無かったな。ではTo LOVEるの安価を取った大尉は『どんな依頼か』まで書いてくれたまへ。……君の熱意(トンでもないゾロ目)に負けて、途中までではあるがTo LOVEるを購入してしまったのでね」

250: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 19:59:41.24 ID:FdeLrcpQ0
55のゾロ目


仮面ライダーW・SJX『翔太郎! ひこうタイプには──』「はがねタイプだろ!!」メタルゥ! マキシマムドライブ!!

ダーク・サンダーのドリルくちばし!! 仮面ライダーW・SJXはプリズムビッカーの鉄壁で受け止めた!!(詳細は風都探偵をry)


仮面ライダーW・SJX「今だ!! 0距離なら流石に──!! >>251」


01~90 やったぁ! サンダーを捕まえたぞ!!
91~00 おしい! あともう少しの所だったのに!!

252: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 20:05:30.43 ID:FdeLrcpQ0

仮面ライダーW・SJX「やったぁ! サンダーを捕まえたぞ!」『よし、これで後は……!』

アルセウス「はいご苦労様。でももう本当に時間が無いわよ? 具体的に言うと、あと>>253分ね」


01~30 残り40分
31~60 残り30分
61~90 残り20分
01~00 残り10分(もうダメだぁ……)

254: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 20:12:49.95 ID:FdeLrcpQ0

仮面ライダーW・SJX「残り30分!? もうそんなに時間が経ってたのか!!?」『まずいぞ翔太郎! このままでは風都が風の街ではなく氷の街に変貌しかねない!!』

アルセウス「そうね。実態を持ったダーク・ポケモンは相当手強いわよ? 何か策はあるの?」

仮面ライダーW・SJX『んなもんヒートメタルの合計8倍マキシマムで何とか出来る!! 場所さえ分かれば……ええい、こうなりゃ>>255」


①報酬無しで良いから場所だけでも教えてくれとアルセウスに頼み込む。
②アルセウスの像を建てることで、風都の守り神として信仰するから①をしてくれと頼む。
③やっぱり人海戦術(ガジェット大作戦)
④ここで万灯が接触してくる。
⑤その他面白そうな安価。

256: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 20:21:46.37 ID:FdeLrcpQ0
>>255 亜樹子とときめはアルセウスの加護を受けていないのでそもそも実態を持っていないダーク・ポケモンが見えません。


仮面ライダーW・SJX『クソッ!! 翔太郎! ありったけのガジェットを放つんだ!! 氷漬けにさせられようが跡形も無く壊されようが必ず僕が全部直す!!』「分かった!! 頼んだぜ、お前ら!!」

スタッグフォン・バットショット・スパイダーショック・フロッグポッド・デンデンセンサー バババババババババババババ!!

アルセウス「……意外ね。報酬を無しにする代わりに私に助けを媚うと思ってたのに」

仮面ライダーW・SJX『はぁ!? んな選択肢ハナからねぇよ>>257~>>259!!」


身勝手なアルセウス(神)に対して、人としての言葉をぶつけてやってください。

260: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 21:06:48.65 ID:FdeLrcpQ0

仮面ライダーW・SJX「アンタが先に言ったことだぜ。「神代はとうの昔に終わり、人の時代になった」ってな。あんま人間を見くびんなよ? アンタから見りゃ俺達はちっぽけなんだろうけどさ、そのちっぽけな力でこの世界を作ってきて今を生きてきたんだ。それに……」

アルセウス「……それに?」

仮面ライダーW・SJX「ポケモンだろうが神様だろうがアンタは依頼人だ、俺達を頼って来てくれたんだ。……なら、それに応えるのが探偵だ。何でもかんでも依頼人に頼って大事な所で丸投げなんて探偵失格だ。だから最後の最後まで諦めねえ、出来ることは全部やってやる!!」『素直じゃないね。『俺達の町は俺達で護る』』で事足りるだろうに』「うるっせぇな! こういう啖呵はデッカく行くもんなんだよ!!」

アルセウス「……そう、なら、足掻いてみなさい。私の加護は『ただ空を飛べるようになるだけ』じゃないはずよ。その啖呵に免じて、ヒントだけあげる。フリーザーは『何処を拠点としているポケモン』だったかしら?」

仮面ライダーW・SJX『……!! そうか、翔太郎! あそこだ!! 僕達が以前遭難しかけた……!!』「!! ああ、あそこがあった!」


>>261~>>263 ダーク・フリーザーはどこにいる?(正解者が出た時点で続きを書き始めます。


262: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 21:21:21.69 ID:FdeLrcpQ0
>>261 正解。


~~~風都山~~~


仮面ライダーW『いた!! ダーク・フリーザーだ!!』「冬でもねぇのにこの異常気象……やっぱコイツの仕業か!!」『翔太郎、時間がもう本当に無い!! 一撃で決めよう!!』「ああ、分かってる……!!」ヒート!/メタルゥ!~♪~ メタルゥ! マキシマムドライブ!

仮面ライダーW「はぁああああああああああああああああああああっっっ!!」「『メタルブランディング!!』」

ダーク・フリーザー「!!?」

01~10 残念! メタルブランディングは外れてしまった!
1~40 メタルブランディングが掠った。
41~70 メタルブランディングが当たった。効果は抜群だ!!
71~90 メタルブランディングがまともに当たった! 効果は超抜群だ!!
91~00 メタルブランディングが急所に当たった!! フリーザーは倒れた。

263: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 21:22:11.75 ID:FdeLrcpQ0
ムスカ大佐「やはりこの>>1を(ry)再安価>>264だ!!」

265: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 21:29:24.82 ID:FdeLrcpQ0

仮面ライダーW「だーっ、くそっ! 掠っただけか!! これじゃあ流石に捕まるまでは弱らねぇよなぁ」『どうする!? 伝説の三鳥は全員知能が高い事でも知られている……。接近戦は絶対に受け付け無いだろうし……』「らしくねぇな、相棒。あるじゃねぇか……たった一つだけ「遠距離から鋼タイプの技をぶつけられる奴がよ!!」『そうか!! >>266なら……!!」

フリーザーの心の目! フリーザーは仮面ライダーWに狙いを定めた!!


(もうお分かりでしょうが、ここで失敗するとフリーザーの『例の技』を喰らってしまいます。風都がガチで氷の街になり、アクセルや万灯も強制介入してくるので気を付けましょう』

267: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 21:38:33.87 ID:FdeLrcpQ0
>>266 正解


ルナ!/メタルゥ! ~♪~ メタルゥ! マキシマムドライブ!

仮面ライダーW「『決まれぇええええええええええええええええええええええええっっっ!!』」「『メタルイリュージョン!!』」

ダーク・フリーザー「!!!???」


>>268

01~5 残念! メタルイリュージョンは外れてしまった!(現実は非情である)
06~30 メタルイリュージョンがダーク・フリーザーに命中! 効果は抜群だ!!
31~80 メタルイリュージョンがダーク・フリーザーにまともに命中! 効果は抜群だ!!
81~00 メタルイリュージョンがダーク・フリーザーの急所に命中!! 効果は抜群だ!! ダーク・フリーザーは倒れた。

269: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 21:44:32.49 ID:FdeLrcpQ0

ダーク・フリーザー「キュォオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!?」

仮面ライダーW「これで決まりだ! 「『いけ! モンスターボール!!」』


>>270

01~20 惜しい! あとちょっとの所だったのに!!
21~00 やったぁ! フリーザーを捕まえたぞ!!


(今までの依頼全部成功してるし、二割くらいは失敗の可能性があっても良いよね???)

271: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 21:59:09.50 ID:FdeLrcpQ0
>>270 いえ、一応(のび太の依頼を除き)全部もらってます。


仮面ライダーW「『やったぁ! フリーザーを捕まえたぞ!!』」『……あ』「お前も相当こっちにハマってきてるんじゃねぇか? 相棒」

アルセウス「はい、ご苦労様。よく実体を持つ前に全員捕獲してくれたわね。……さて、報酬の話しだけど……私達の世界の便利な道具を一つだけ、貴方達にあげる。さ、どれがいい?」


>>272

①金の玉の大玉。
②鉄壁の技マシン(フィリップの改良でメタルシャフトが強化されます)
③マッハ自転車。
④元気のたま。
⑤その他面白そうな安価。

273: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 22:06:17.05 ID:FdeLrcpQ0

仮面ライダーW『それじゃあ、鉄壁の『技マシン』って奴が欲しい。メタルシャフトをより硬度で頑丈な物に出来そうだ』

アルセウス「ふーん……。貴方達の世界の技術力で何とかなるとは思えないけど……まぁ精々頑張りなさいな。それじゃ、二度と会わないことを祈っているわ。仮面ライダーW」

そう言うと、アルセウスは姿を消した。……あー、滅茶苦茶貴重な異世界の不思議な道具が貰えるってのは確かに相棒に取っちゃあ目が眩むような報酬だろうが、その結果が……>>274


01~30 メタルシャフトの硬度がホンの少しだけ上がった。
31~60 メタルシャフトの硬度が少しだけ上がった。
61~90 メタルシャフトの硬度が上がった。
91~00 メタルシャフトの硬度がグーンと上がった!!

275: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 22:15:59.00 ID:FdeLrcpQ0
>>274 マジですか……。


~~~鳴海探偵事務所~~~


フィリップ「聞いてくれ、翔太郎! メタルシャフトの硬度を以前より数段上げることに成功したんだ!! 名付けて『スーパーメタルシャフト』とでも呼ぶべきかもしてない!! ああ、出来る事ならアルセウスのいた世界にボクも行ってみたい……! きっと毎日がゾクゾクするような日々が待っているに違いないからね!!」

翔太郎「3日もガレージに籠もって、出て来た途端にぶっ倒れて、飯食った直後にそれかよ……。つーかあの神様少女は二度とこっちの世界にゃ来ねぇと思うぞ? 最後にあんな捨て台詞吐いてたし『向こうに呼ばれる可能性は残っているだろう!?」……いやまぁそうなんだけど」

……金欠が原因で出張依頼を始めたんだし、素直に金の大玉をもらっといた方が良かった気もするんだけどなぁ……。ま、Wになった時の強さが増しただけ、そして風都が未曾有の大災害に見舞われなかっただけ、今回の依頼を受けてよかったって事にしておくか。


第五話 Aの招来/Pを取り戻せ 完


276: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 22:19:58.91 ID:FdeLrcpQ0
ムスカ大佐「これにて、第五話終了だ!! さて、では行くか。もしも、仮に、本物だった場合、地球どころか宇宙の危機案件かもしれない『彼』の依頼を……」


このカービィは本物? >>277

01~90 本物な訳ねぇだろいい加減にしろ。
91~00 嘘だろ本物かよ……(ギャグ回確定)

278: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 22:25:32.91 ID:FdeLrcpQ0
>>277 そもそも765プロ社長or961プロ社長で良いかの了承が取れていないので……。


ではこのカービィは何者?

>>279

01~70 舞園(ダンガンロンパ)が声を当てているごく普通のキャラクターのカービィ。
71~00 世界初のハイパーコンピューター搭載ロボットとして生み出された、任○堂のカービィロボ。

281: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 22:32:49.02 ID:FdeLrcpQ0
>>279 了解しました。次回のメインにします。


カービィ『ぽよぉ! 僕カービィ、よろしくね!!』

翔太郎&亜樹子「「カービィだぁあああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!」」眼ぇキラッキラ

その日、俺達の探偵事務所は俺と亜樹子の大絶叫に包まれた。あの任○堂さんの超お偉い様が、まさかロボットになったカービィを連れて来てくれるなんて!! クソッ……!! 風都住民としては風都くんを推してぇが、今回ばかりは相手が悪すぎるぜ……悪ぃな、風都くん!!

目一杯一緒に写真を取らせまくって貰った後、お偉いさんとカービィはこんな依頼をしてきた。


依頼安価>>281~284で出来そうな安価。


285: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 22:41:20.70 ID:FdeLrcpQ0
何か色々とタイミングが悪かったな……>>284を採用する。大まかな内容を考えてくるからちょっと待っていてくれ。

286: ノベルドーパント 2024/07/08(月) 22:55:34.16 ID:FdeLrcpQ0

お偉いさん「既に察しているかもしれないが、データ収集のための試験運用期間中護衛してほしいのだ。二週間後に迫ったふうとくんとのコラボイベントに参加させる予定なんだが……」

ときめ「予定なんだが?」

お偉いさん「なにせ、世界初のスーパーコンピュータ内蔵の超ハイテクロボだ。普段は本社の秘密倉庫に厳重に保管してあるのだが、そのままではAIが学習機能を発揮してくれない。君達にしたい依頼は『カービィと一緒に遊んで色んな事を教えながら、カービィを護って欲しい』だ。……このカービィロボを欲しがっている闇の組織など、数え切れない程いるからね」

亜樹子「それって二週間もカービィと過ごせるって事ですよね!? 最っ高じゃん! 受けようよ、翔太郎くん!!」

翔太郎「おう! 遊びも学びも護衛も、この左翔太郎にお任せあれです!!」


そうして、俺達はカービィロボの護衛を引き受けたのだが──やはり、今回も事件は──



第六話 Kの灯火/Nの煌めき



294: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 11:22:32.98 ID:8Q8CuHHJ0
ムスカ大佐「仕事の合間を縫って更新(投稿するとは言って無い)だ!!」

ムスカ大佐「>>289 「全てが終わった後」というのなら考えても良いぞ。(流石に五次サーヴァント相手(特にアルトリアとギル)ではWではどうしようも無いだろうからね) >>290 可能だ。だがほぼギャグにしかならん&ボーボが弱体化する(それでもカオスな事になるだろうが)がそれでも鎌わんかね?」

ムスカ大佐「>>291 すまん。リリなのは二次創作品なら沢山読んだからどんな話しなのかは大体知っているのだが詳細を知らん(調べろ? だよな)+ロストドライバーは現在フィリップによって隠されてしまっている(詳しくは風都探偵をry)ので不可能に近い。フィリップも加えるなら出来うる限り努力しよう。>>292 可能だが、銀魂は例の三人(銀さん・神楽・新八)以外ほぼ知らん+確実にギャグになる+「まともな」女性を別作品から安価で選ぶことになりそうなのだが……。それを他の大尉が許可するなら許可しよう。>>293 デジモンは「フロンティア」までなら知っているから、その中でなら可能だ。事件も起こせそうだしね」

ムスカ大佐「まぁ大体そんな具合だ。では、引き続き依頼を募集する。私は仕事に戻らせてもらう」

298: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 16:46:25.47 ID:8Q8CuHHJ0
ムスカ大佐「ハッハッハッハ! 最近はここで投稿すること以外の楽しみが薄れてしまっている>>1だ!! 取りあえずTo LOVEるの無印の全巻購入に成功した」

ムスカ大佐「リリなのに関しても、アニメは兎も角漫画は見る事を約束しよう。……するんだが、ちょっと困った事になっていてな。最近皆と話す以外の楽しみや意欲が薄れてしまっていると言ったな?」

ムスカ大佐「心配なので仕事を途中で切り上げて(元々その予定だった)心療内科に行ったら「いや、普通に鬱病です。それも、質が悪くなる可能性がある奴」と判断された(最悪である)睡眠時間も「最低11時には寝ろ。そしてその一時間前までにはCPやスマホを弄るのを止めろ」とまで言われたしな()……どうすれば良いんだ……」

ムスカ大佐「皆と話すことが楽しいのだ……。だが折角のアイデアや「これこれこうすれば良いんじゃないか!?」という発想はあっても書く意欲が(そこまで)湧いてこない……。「何をしていてもツマラナイ」とはこういう事を言うんだろうな」

ムスカ大佐「そんなわけで、ラピュタ捜索時間を暫くの間「8時から10時+ゲリラ投稿」に変更する。……理想のラピュタを見つけ出す為だ。皆には迷惑を掛けるが、了承してもらいたい。だが投稿は続ける。小説専門学校に通っていた経歴がある>>1だが『1日でもサボったら文章力はドンドン落ちていくぞ』と警告されたのでね。例え1レスでも投稿はする」

ムスカ大佐「こんな頼りのない>>1だが、どうかこれからもよろしく頼む。書きたい作品も(ウマ娘やR版でやっている小太郎など)もまだまだあるしね。>>1は滅びん! 何度でも(強制的に)蘇らせるさ!!」

300: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 19:52:19.51 ID:8Q8CuHHJ0
ムスカ大佐「>>299 給料に不満はあるが、それ以外には特に思い当たることが無いらしいのだがね……。それでは、少々早いが今日の更新を始めようじゃないか」

301: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 19:58:20.97 ID:8Q8CuHHJ0

俺達がカービィとふうとくんとのコラボイベントに協力するに当たって、まず教えようと思ったのが>>302だ。これを欠かしちゃあカービィとは言えねぇからな!!

①ぽよぽよぉ! 含む、その他擬音や魂胆な言葉だけでコミュニケーションを取れるようにする。
②風船みたいに浮く練習。
③レースマシンに乗れるようにする。(いや実際そういうGCでゲームあったけど)
④ファイナルカッターを習得してもらう。(何教えてんだよ)
⑤その他面白そうな安価。

303: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 20:11:01.14 ID:8Q8CuHHJ0

翔太郎「いいか、カービィ。あくまでお前の場合、だけど「ぽよぉ!」が挨拶で「ぽよぽよぉ!」が喜びの感情で……」

亜樹子「「ぽよぉ……」が悲しみ。「ぷーっ!」が怒りで「ぽーよよぉ!」が楽しいって意味ね!!」

カービィ「ぽよぉ?」

フィリップ「二人とも、アニメとゲームに影響されすぎだ。僕は喋らない設定のふうとくんとコラボさせるんなら、そもそも言葉を教える必要は無いと思うけどね」

翔太郎「馬鹿野郎! このコラボがもし失敗でもしてみろ!? カービィは兎も角ふうとくんと風都っー街にイメージ的な意味で大打撃を与えかねねぇぞ!!」

亜樹子「そうだよ! この国は首相が任天堂の大看板のマリオの格好をしてオリンピックの挨拶をする国なんだよ!?」

カービィ「!! マリオ! カービィ、友達!!」

翔太郎「おー、そうかそうかぁ! カービィはマリオとも友達なのかぁ!! すげぇなぁ!!」

ときめ「……それで、その言動を完璧に覚えさせる習得時間は?」

翔太郎「アニメやゲーム通りの喋り方や言動をしてくれるだけで良いから、俺の予想だと>>304ぐれぇじゃねぇかな?」

01~30 3日
31~60 1週間
61~90 1週間半
91~00 2週間ギリギリ。

305: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 20:15:45.29 ID:8Q8CuHHJ0

翔太郎「そもそも任天堂さんが基礎基本のプログラムは全部組んでくれてるみたいだし、3日も掛かんねぇと思うぞ」

カービィ「ぽーよよぉ!」

フィリップ「流石に『世界の任天堂』と言われるだけはあるね。……その技術には大いに興味があるが、そのロボットは一体どれぐらい「カービィ」というキャラを再現出来ているんだい?」

ときめ「えっと、依頼人さんがくれた説明書によると>>306(高コンマ程再現が高い。最低保障50)みたい」

307: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 20:20:13.67 ID:8Q8CuHHJ0
>>306 66%(ゾロ目)


ときめ「えっと、66%は出来てるみたい。人間の言葉で喋るのは、あくまでカービィを知らない人に対しての措置なんだって。……って嘘でしょ!? このロボット>>308が出来るの!?」

①飛べる。
②ファイナルカッター。
③吸い込み&空気弾。
④ストーン(どうやってんだよ)
⑤スマッシュ技。
⑥その他面白そうな安価。


309: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 20:30:58.10 ID:8Q8CuHHJ0

翔太郎「オイオイマジかよ!!? なぁ、ちょっとやってみてくんねぇかな?」

カービィ「ぽよ! ふーっ……(プカプカプカプカ)」

亜樹子「うぉおおおおおおおおおおっ! すっごい!! 小っちゃい頃にアニメで見たカービィそのまんまだ!!」

フィリップ「この小ささで、風船のように身体を浮かべさせられる、か……。原理としては想像がつくけど、凄い技術な事に変わりはないね」

ときめ「今回の護衛依頼、絶対成功させなくちゃね!!」

翔太郎「おう! 大量の前金も貰っちまったし、二週間で俺達で教えられることを教えられるだけ教えようぜ!!」

全員『おーっ!!』

そうして、俺達とカービィの秘密の生活が始まったんだが──


最初の一週間で、四人は一体何を教え込んだ?


翔太郎>>310
フィリップ>>311
亜樹子>>312
ときめ>>313

高コンマ程常識的でカービィっぽいこと。低コンマ程カービィっぽくない余計な事。

314: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 20:41:48.53 ID:8Q8CuHHJ0
結果

翔太郎75→まぁカービィと言えばこれだよねという事(食べ物を美味しく食べる)
フィリップ33(ゾロ目)→カ-ビィらしくはないが、逆にそれがお客さんにウケそうな物。(将棋や囲碁やチェスといったボードゲームやカードゲーム)
亜樹子24→カービィっぽくない余計な事(浪速のツッコミ魂)
ときめ7→全くカービィぽくない余計な事。(一体何を教え込んだ? >>315)

316: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 20:59:54.58 ID:8Q8CuHHJ0


~~~一週間後~~~


翔太郎「……おいお前らぁ!! 揃いも揃ってカービィに何教え込んでんだ!!」

フィリップ「何って当然ボードゲームやカードゲームだよ。カービィと一緒に遊びたいって人に需要があるだろうし、スパコン内蔵の彼がどれほどのスピードで「遊び」を学習していくのか興味があってね」

亜樹子「当然、私の浪速のツッコミ魂だよ! スマブラでもアイテムに「ハリセン」があったでしょ? いずれ相方が出来ればツッコミ役が出来る様になるかもしんないじゃん!!」

翔太郎「ざけんな! カービィが漫才をやってたまるかぁ!! そしてときめぇ!! お前何カービィに裁縫技術を教え込んでんだよ! しかも傷の縫い方まで教えてんじゃねぇよ!! カービィは基本食いもんで体力を回復するんだよ!!」

ときめ「……きゅ、救急ロボとして使えるかなぁって…………」

カービィ「ぽよっ!」

翔太郎(……これ、後で任天堂さんに損害賠償請求されたらどう言い訳しよう……)


そして、そもそも事件っていつ起るの? >>317


01~30 翔太郎とフィリップがいない時。
31~60 真夜中にコッソリと。
61~90 外に興味を持ったカービィがうっかり外に出てしまった瞬間。
91~00 最悪なことに、ふうとくんとのコラボイベントの最中。

318: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 21:07:15.75 ID:8Q8CuHHJ0

それは、まるで狙ったかのように起った出来事だった。俺とフィリップがカービィとふうとくんとのコラボイベントの会場で、「もし敵(ドーパント想定)」がカービィを狙ってくるならどこからか、そして何処に警察の警備を配置して貰うかを検討しにときめと一緒にコラボ会場へ赴いていた時……つまり、亜樹子が一人で留守番をしていた時だ。


亜樹子大ピンチだけどどうなるの? >>319


01~30 流石は修羅場を何度も経験しているだけあって上手く逃げられました。(カービィは捕まった)
31~60 上手く逃げられましたが、スタッグフォンもスマホも忘れました。
61~90 カービィと一緒に捕まってしまいました。
91~00 カービィを守る為にドーパントにぶっ飛ばされて大怪我を負いました。(照井ブチ切れ案件)

320: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 21:11:08.76 ID:8Q8CuHHJ0

どちらから見る? >>321

①翔太郎&フィリップ視点。
②亜樹子&カービィ視点。
③照井視点(ようやく登場のチャンス&嫁の危機だぞ)

322: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 21:22:12.64 ID:8Q8CuHHJ0


~~~超常犯罪捜査課~~~


照井「なんだと!!?」

その怒鳴り声は、事務仕事をしている刃野と真倉を驚かせるには十分な声だった。……あの普段は冷静な照井課長があそこまで取り乱すことなど滅多に無いからだ。


翔太郎『ほんっっっとすまねぇ! 俺かフィリップのどっちかが事務所に残っとくべきだった……!!』

フィリップ『既にこちらで捜査を始めている……一刻も早くこの誘拐事件を解決する為、仮面ライダーとしての君に力を貸して欲しい。どうにもドーパント犯罪の臭いがするからね』

照井「……分かった。すぐに行く(ガチャン)おい、刃野刑事! 真倉刑事!! メモリ犯罪の可能性が高い事件発生だ!! 現場に急ぐぞ!!」

刃野・真倉「は、はい!/う、うす!!」

照井「…………(所長……無事でいてくれよ……!!)


~~~鳴海探偵事務所~~~


照井「こ、この現場は──!! >>323」

高コンマ程荒らされまくり。低コンマ程異常な所は何もない様に見える。

324: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 21:38:28.40 ID:8Q8CuHHJ0
68 結構荒れている。


刃野「うっげ、結構荒らされてんなぁ……。最低でもマスコット泥棒が入ったっつーのは間違いなさそうだ」

真倉「で、でもこれだけじゃメモリ犯罪の可能性よりは複数の誘拐犯の可能性方が……照井警視!?」

照井「左! フィリップ!!」

翔太郎「照井、来てくれたか!!」

フィリップ「……一応、ここまでの事件のあらましを説明しておく~~~~~~と言うわけだ」

照井「……なぜ最初から俺にも連絡を……いや、俺が風都に帰ってきたのはつい昨日、それも深夜だったな……」

翔太郎「この事務所が襲撃を喰らう可能性がある時点でお前にも伝えておくべきだったと後悔してるぜ。そして、犯人は少なくとも『俺達にカービィが匿われていることを知っている誰か』に間違いねぇ」

フィリップ「その上で『僕達が仮面ライダーだと知っている可能性も高い』じゃないと僕達が留守の間に襲撃する必要性が薄いし、そもそも亜樹子ちゃんをカービィと一緒に誘拐する理由が無い」

照井「……だからメモリ犯罪の可能性も相応に高くなる、と言うことか……何か手がかりは?」

フィリップ「>>325だね」


(高コンマ程詳細を掴んでいる。低コンマ程何も分からない)

326: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 21:53:09.74 ID:8Q8CuHHJ0

フィリップ「部屋の荒れ方やひっかき傷なんかを見るに、動物系ドーパントの可能性が高いとは思うんだけど……それ以外はさっぱりだ」

照井「ちぃっ! 刃野刑事! 真倉刑事!! お前達は捜査二課及び任天堂会社に連絡を!! 俺達は犯人の手がかりになるような物が少しでも残っていないか探──「ジリリリリリリリリン! ジリリリリリリリリン!!」こんな時に電話……? ──まさか」

翔太郎「……はい、こちら鳴海探偵事務所『ふっふっふ……大切な存在を二人纏めて奪われた気分はどうかな? 仮面ライダーくん』!!? 相棒、照井! 犯人からの連絡だ!!」

犯人?『そう焦らないでくれよ……こっちの要求はただ一つ『今回の……いや、今後一切ふうとくんとカービィのコラボイベントを中止すること』ただそれだけだ。そうすればこの喧しい女だけは無事に帰してやる【むがーっ! むががががー!!】『亜樹子の声!!』そうそう、時間はもう2日しかないんだ。迅速かつ的確な判断をお願いするよ、仮面ライダーくん?』ガチャン!

翔太郎「フィリップ! 逆探知は!?」

フィリップ「もうやっている!! ……けど、相手もこっちの手を知っているのか全然上手く行かない……!!」

照井「ちぃいっ! こうなれば>>326だ!!」


①刃野と真倉にだけガレージに入らせず、事務所から犯人の手がかりを探し出す。
②翔太郎と一緒に足で聞き込み調査。
③一度警察署に戻って、街中の監視カメラを見てみる。
④その他面白そうな安価。

328: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 21:53:54.96 ID:8Q8CuHHJ0
ムスカ「この>>1は本当に……! 再安価>>328だ!!」

329: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 21:54:26.33 ID:8Q8CuHHJ0
ムスカ「この>>1を(以下略)」

331: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 22:01:05.00 ID:8Q8CuHHJ0

照井「左! お前は得意の足で調査を開始しろ!! 俺は一度警察署に戻って街中の……より正確にはここの事務所近辺の監視カメラを見てくる!!」

翔太郎「了解! 相棒は事務所でもっと詳しい調査を頼む!!」

フィリップ「分かってる。……二人とも、人質が実質二人居るって事を忘れないでくれよ?」


~~~警察署~~~


照井「超常犯罪捜査課の照井だ!! 警視権限により~~~町から~~~~までの監視カメラを全て見させて貰う!!」

警察官A「えっ、あのちょっと!!?」


~~~数十分後~~~


照井「こ、これは>>331」

低コンマ程手がかり無し。高コンマ程手がかり有り。





ムスカ「それでは今回のラピュタ探索はここまでだ。なるべく早く鬱が治るように>>1に努力させるから、皆も見守っていてくれたまへ!! ハッハッハッハ!」

333: ノベルドーパント 2024/07/09(火) 22:07:30.50 ID:8Q8CuHHJ0
ムスカ大佐「………X更新後に最終確認に来たがこの>>1は本当に……! そして怖いことを言わないでくれ>>332大尉!! ①安価を取った>>1に責任を取らせてハイパークリティカルという事にする。②>>332を採用して良い、どっちが良い?」

335: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 06:20:56.24 ID:mPP36vuF0
ムスカ大佐「やぁ、おはよう諸君! やはり早寝早起きというのは気持ちが良いな!! 睡眠薬のお陰かどうかは知らんが、いつもよりグッスリと眠れて気分の良い>>1だ。医者の言う事は今後も護るが、早速朝の更新と行こうではないか!!」

336: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 06:26:14.01 ID:mPP36vuF0

照井「これは……こいつは>>336じゃないか!! しかも動物系ドーパントに変身するところまでバッチリ映っている……! ほぼ間違い無い! こいつが今回の誘拐事件の犯人だ!!」


>>336 誰が犯人だった?

1~30 そりゃあ任天堂に恨みがある他のゲーム会社の職員でしょ。
31~60 ふうとくんを愛するあまり犯罪に走ってしまった風都住民。
61~90 ふうとくんなんかとコラボしたらカービィの格が落ちると考えた任天堂社員。
91~00 裏風都関係者(やべぇよやべぇよ)

>>337 で、何のメモリ?(動物系限定。猛獣系でお願いします)

337: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 06:27:35.04 ID:mPP36vuF0
ムスカ「やはりこの>>1は独房にry再コンマ>>338&再安価>>339!!」

341: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 15:32:34.88 ID:mPP36vuF0
ムスカ大佐「いやぁ、最近の抗鬱薬というのは凄いな……元気満タンとまでは行かないが、かなり>>1の気分が戻っている。やはり医者というのは偉大だな。それではゲリラ投稿……と、行きたかったところだが『敵が』ゾロ目を踏んでいる為、この敵は強制的にハイドープとなる。(詳しくは風都探偵(ry))どんな能力を持っている?」

>>342

①仮面ライダーインペラーやブラキオサウルスドーパントのように部下を何体でも出せる。
②相手の大事な物を強制的に奪うことが出来る。(ハイエナはライオンやチーターなどの動物が狩った獲物を横取りできるぐらい強いので)
③ハイエナらしく、潜み隠れるのが得意。
④その他面白そうな安価。


ムスカ大佐「では、次は(出来れば)6時か、いつもの8時頃に会おう! ハッハッハッハ!」

343: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 20:37:15.43 ID:mPP36vuF0
ムスカ大佐「すまん!! >>1が「薬を飲んだら暫く横になっていて」と医者から言われた通りにしたら普通に寝過ごした!! 今すぐ更新を開始する!!」

344: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 20:37:50.71 ID:mPP36vuF0


~~~鳴海探偵事務所~~~


翔太郎「えっ!? 犯人が分かったぁ!!?」

照井『ああ、今さっきそっちに送った映像の通りだ』

フィリップ「……監視カメラに映っていたとなると、単なる間抜けか、あるいは僕達に対する挑発か……いずれにせよ犯人と何のドーパントか判明したのは良い事だ。僕はこれから星の本棚で「ハイエナ」ドーパントの詳しい能力の詳細を探る。照井竜は……」

照井『任天堂に既に連絡はしてあるし、犯人の住所や詳細も確認済みだ。……急ぎ警官を駆けつけさせたが自宅はもぬけの殻……。恐らくではあるが、風都のどこかに潜んでいるに違いない』

翔太郎「……『異常なまでにカービィを神聖視する犯人』か……何だか出張依頼を始めたばっかりの犯人に似てるな」

フィリップ「……こういう輩はどういう思考をして、どういう手を打ってくるか分からない。翔太郎、君の意見を聞こう」

翔太郎「んー、状況を整理すると『亜樹子とカービィが人質に取られてて』犯人の要求が『今後一切ふうとくんとカービィのコラボイベントを開催しない事』だろ? 前にときめがふうとくんになった通り、コラボイベントを開催しない=犯人に負けたって事になるし、第一俺自身がふうとくんとカービィのコラボイベントを見てぇ。要求は呑まねぇで、犯人を捜し出して奇襲するしかねぇな。だから>>」


①イレギュラーズの情報網に頼る。
②犯人は現場に帰ると言うことで、風都タワーの周辺&この事務所の付近を徹底的に洗う。
③警察官達とガジェット達による人海戦術。
④もう一度手がかりが無いか事務所を探ってみる。
⑤その他安価。


345: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 20:38:41.04 ID:mPP36vuF0
ムスカ大佐「ええい! 安価>>346だ!!」

347: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 20:48:04.00 ID:mPP36vuF0

翔太郎「俺はもう一度手がかりが無いか事務所の中を探すぞ相棒!!」

フィリップ「現場百回の君らしいね……。分かった、そっちは任せる」

翔太郎「うぉおおおおおおおおおおおっっっ! 手がかり手がかり……あの亜樹子が何もしねぇで誘拐されたとは思えねぇ!! 何が犯人に繋がる手がかりを残しているはずだ!!」


~~~数十分後~~~


翔太郎「!!? こ、これは>>347じゃねぇか!!」

01~30 ドーパント化した犯人の写真。(もう分かってるんだよなぁ……)
31~00 スパイダーの発信器が一つ無くなってる(でかした亜樹子!!)

349: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 20:49:12.72 ID:mPP36vuF0
ムスカ「……寝起きで、しかも慌ててやると何もかもをミスるな。再安価>>349だ」

350: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 20:50:00.97 ID:mPP36vuF0
ムスカ大佐「……>>348大尉のコンマを採用する。そしてこの>>1は精神病棟送りだ!!」

352: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 20:56:00.35 ID:mPP36vuF0

翔太郎「1,2,3,4,5,6,………間違いねぇ! スパイダーの発信器が一つだけ無くなってる!! 多分だが、亜樹子が自分で持ってるんだ!!」

フィリップ「……敵のメモリの閲覧に成功した。だが翔太郎。肝心のスパイダーは何の反応も示していない。これがどういう事か分かるかい? ヒントはスマホが「圏外」になる理由と同じさ」

翔太郎「……! >>352に潜んでいるって事か!! それなら少し調べりゃあすぐに割り出せそうだな!!」


犯人がどこにいるか推理しろ!!(ちなみに山奥にいる、は不正解です。(風都探偵で、スパイダーの発信機能は山奥にまで届くと分かっている為))


353: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 20:57:30.33 ID:mPP36vuF0
ムスカ大佐「>>351大尉……もう小説纏め閲覧サイト様にはご迷惑をお掛けする事を承知で一番最初のスタイルに戻すか……再安価↓1だ」

355: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 21:07:02.81 ID:mPP36vuF0
>>354 正解


翔太郎「地下に潜んでるって事か!!」

フィリップ「ビンゴだ。さぁ、この風都でスパイダーの発信器でも届かない地下施設は一体幾つあるんだろうね? それも、任天堂と関係のあるばしょなら……」

翔太郎「すぐに照井に確認を取って奪還作戦開始だな!!」


で、実際亜樹子&カービィはどこにいるの? ↓1

01~70 フィリップの推理通り、任天堂を親会社に持つ会社の地下施設。
71~00 風都探偵のネタバレになりますが、あるドーパントがときめを誘拐した時に使っていた場所を再利用してました。


357: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 21:12:58.60 ID:mPP36vuF0


~~~カービィ&亜樹子サイド~~~


カービィ「ぽよ! ぽよぽよよぉ!!(解放してくれというジェスチャー)」

犯人「ああ、カービィ……ゴメンよ。僕だって本当はこんな事はしたくないんだ……。けど、君がふうとくんなんていうクソキャラとコラボした日には、君の星の如き輝きが穢れてしまいかねない……。どうか、許してくれ」

亜樹子『むがががががーっ!!』

犯人「ちっ、ウルセぇ女だな……オラッ、少しぐらいなら喋らせてやるよ。その傷でまだ威勢が張れるならなぁ!!(亜樹子の負傷具合(コンマ)↓1亜樹子の啖呵(安価、最低保障30)↓2」

359: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 21:14:47.70 ID:mPP36vuF0
……↓1にしてもこのクソ>>1のポカは治らんようだ……。コンマが最低保障30で、啖呵がただの安価だ。再コンマ&安価↓1&↓2」

361: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 21:15:39.91 ID:mPP36vuF0
ムスカ大佐「ええい! 亜樹子の啖呵を安価で↓1!!」

364: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 21:37:09.95 ID:mPP36vuF0
>>358 96 最低でも数時間以内に病院に行って手術しないと死ぬレベル。
>>362 良い啖呵だ、感動的だな。


亜樹子「はぁっ……はあっ……さ、さっさと解放しろ! このカービィにわか! エアプ! カービィが何考えてるかも分かってないくせに知ったかのドヤ顔で見てるこっちが恥ずかしい!!」

犯人「なんだと……!?」

亜樹子「カービィはねぇ! ただ友人達と平和な日常を送りたがってるだけなの!! だから星の危機宇宙の危機だとかにも平気で立ち向かえるんだよ!! 暢気でちょっと間抜けな性格をしてるけど、そこには大人達が忘れちゃう「純粋な正義」があるの!! アンタみたいな奴が理解者であって堪る……ぐふうっ!?」

カービィ「ぽよよぉ(亜樹子ぉ!)!!」

犯人「黙れ……! お前にカービィの何が「少なくともお前さんよりは数倍分かってると思うぜ、犯人さんよ」……!? か、仮面ライダーの片割れだと!? もうここに気づいたのか……!!?」

翔太郎「ウチの所長は最低でも何もしないでやられる程、儚げで可愛げのある女じゃないんでね……。所長も、カービィも、全部纏めて変えして貰うぜ。相棒!!」ジョ-カー!

フィリップ「ああ!」サイクロン!

翔太郎&フィリップ「「変身!!」」サイクロン!/ジョーカー! ~♪~「『さぁ、お前の罪を数えろ!!』」

犯人「なめるなぁ! 裏風都から誘いを受けた経歴もある俺の力を見せてやる!! ハイエナ!」

ハイエナ・ドーパント「見せてやる……ハイエナが何故ライオンやチーター、ジャガーなどの猛獣から餌を奪えるのか、その真髄をなぁ!!」

ハイエナ・ドーパント・シャドウ「「「「「うがぁあああああああああああああああああっっっ!!」」」」」

仮面ライダーW「うっげ、なんじゃこりゃあ!!? ハイエナドーパントが大量に地面から出て来たぞ!!?」『ハイエナのガイアメモリにこの様な能力は記されていない……恐らく、これが奴のハイドープ能力なんだろう』

ハイエナドーパント「ハッハッハッハ! やれ、俺の……カービィの守護者達!! 言っておくが人質がこっちにいる事を忘れるなよ!!」

仮面ライダーW「……ああ、分かってるさ。だから──速攻でケリを付ける!!」『ああ、このシャドウ達を『一瞬で』蹴散らそう!!』


↓1 大量の敵を一撃で殲滅出来るフォームになって、シャドウを纏めて蹴散らせ!!(ヒント・片方はメタルのメモリを使います)


366: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 21:52:36.39 ID:mPP36vuF0
正解+ゾロ目の為……?


メタルゥ! サイクロン!/メタルゥ! ~♪~ メタルゥ! マキシマムドライブ!


仮面ライダーW「『はぁああああああああああああああああああああっっっ!!』」「『メタルツイスター』」!!

ハイエナ・ドーパント・シャドウ「「「「「うぎぁあああああああああああああああああっっっ!!」」」」」

ハイエナ・ドーパント「んなっ……!? だ、だが分身体は幾らでも……!!「一瞬の隙があれば十分なのさ……照井!!」なにぃ!?」

トライアル! ポッポッポッポーッ!!

仮面ライダーA・T「たぁっ!!「ぐはぁあああああっ!!」……大丈夫か、所長!?」

亜樹子「ご、ゴメン……割と大丈夫じゃ無い……かも(ガクッ)」

仮面ライダーA・T「所長!? 所長!!…………う、うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!! ↓1」


01~50 そりゃ嫁を死の寸前まで傷付けられたらキレるでしょ。
51~00 既に「復讐者」では無くなっている照井。亜樹子とカービィを連れて病院へ急ぐ。

368: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 22:02:44.50 ID:mPP36vuF0

仮面ライダーA・T「……俺が今からする行動は、間違っている事だと自分でも分かっている。……だがそれを承知の上で頼む! ここは俺に譲ってくれ、左、フィリップ!!」

仮面ライダーW「……分かった。後は任せるぜ」『さぁ亜樹子ちゃん、カービィ、こっちだ。すぐに病院に連れて行くから安心して』

カービィ「ぽよよぉ!!」

ハイエナドーパント「お、おのれぇえええええええええええええええええええええええええええっっっ!!」

ハイエナ・ドーパント・シャドウ「「「「「うがぁあああああああああああああああああっっっ!!」」」」」

仮面ライダーA・T「悪いが、俺はWの様に貴様に説教をして改心を促す気など、微塵も無い……! 絶望を味あわせてやる!!」トライアル! マキシマムドライブ!!

コンマ判定↓1。アクセルがハイエナ・ドーパント達に喰らわせたマシンガンスパイクの数(補正+100)

370: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 22:16:00.94 ID:mPP36vuF0
33666とか殺意がMAX過ぎて草。あ、寝過ごした分今日は11時までやります。なぁに、ちゃんと貰った薬も飲んでるし、1日ぐらい平気平気!(フラグ)


──これは後日談になるが、やはり怒りという物は制御さえ出来ればもの凄い武器になり得る感情なんだろう。アクセル・トライアルのマキシマムドライブを発動した照井の動きは、後ろ目で見てても普段のトライアルの動きを遙かに超えていた。


仮面ライダーA・T「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっ!!」ドガガガガガガガガガガガガガガガがガガガガガガガガガガガガ!!!!!

ハイエナ・ドーパント・シャドウ「「「「「うぎぁあああああああああああああああああっっっ!!」」」」」

ハイエナ・ドーパント「ば、ば、かな……!!? ぐぁあああああああああああああああああっっっ!!」パリーン!

仮面ライダーA・T「9.8秒、それがお前の絶望までのタイムだ」


~~~で、これ責任はどうなるの? カービィを奪われちゃったのは事実だけど亜樹子死ぬ寸前だったし、犯人任天堂を親会社に持つ会社の社員だったんだけど? ↓1

01~30 任天堂の依頼者と直接関係がある訳ではないので、前金と報酬を没収される。
31~60 ここは痛み分けと行きましょうと言うことで「依頼を無かった事にする」代わりに報酬は前金のみ。
61~90 流石は天下の任天堂様。お偉いさんが謝罪に来てくれたし、報酬もちゃんと貰えた。
91~00 ↑1+ご迷惑をお掛けしましたと言うことで報酬が倍になった(やったぜ)

372: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 22:26:42.16 ID:mPP36vuF0
>>371 またかよぉ!!(ゾロ目)


~~~鳴海探偵事務所~~~


カービィの生みの親「本当に申し訳ございませんでした!!」

翔太郎「ああいえ、そんな……貴方に罪があるわけじゃ無いですし……」

フィリップ「そうですよ。それに、僕達は結果的に依頼に失敗しかけた。……僕はむしろ貴方達に損害賠償を要求される可能性すら考えていたぐらいだ」

カービィの生みの親「……カービィを生み出すときに願ったことは「平和な日常を守る為には、こんなに不思議で無邪気で子供のように純粋な英雄が必要だ」と言うことです。……それが人々に伝わったのか、カービィは任天堂を代表する看板の一つとして育ってくれました……。なので、地方巡業……というのもなんなんですが、各地のゆるキャラやご当地キャラとのコラボを定期開催していくことにしたんです。……ですが、今回の様な出来事が起きてはそれも……」

翔太郎「あの……これは会社の経営とか全くの素人の、完全に感情的な意見なんですが、その企画は今後もやっていくべきだと思います。どれだけ否定する人間が現われてもです」

カービィの生みの親「それは、何故ですか?」

翔太郎「……↓1~3(台詞安価)と思うからです」

376: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 22:58:01.12 ID:mPP36vuF0

翔太郎「今止めちまったら、今回の事件の犯人の言ったことを肯定することになっちまうってのが一つ。カービィだって、色んなところに冒険したりたくさん友達を作ったり遊んだりしたいと思ってる筈……ってのが一つ。相棒は「彼はあくまでただの超高性能ロボットだ」って主張してますけど、俺はそうは思いません。誰かを大切に思う気持ちがあるなら、ロボットだろうが人間だろうが関係無いと思います。それと……俺自身がそうだったんですけど、カービィに会いたい人が沢山いるからです」

カービィの生みの親「…………」

翔太郎「子供の頃からの憧れで、宇宙一強くて可愛らしい、純粋な心を持つ星の戦士……。ほら、これ事務所の見んなと一緒に撮らせて貰った写真何すけど全員良い笑顔してるでしょ? 俺と亜樹子なんかカービィの詳細を子供の頃から知ってるからもう満面の笑みで……俺達が責任を持って護らなくちゃならねぇって強く決意させる異常に、カービィにあえて最高に嬉しかったんです」

フィリップ「……カービィが行く事で地域の活性化を計ることの出来る場所や、救える人もいるでしょう。聞いた話しによると、亜樹子ちゃんが助かったのは、カービィがときめ……翔太郎の助手なんですけど、が裁縫の技術を教えたからなんです。カービィが亜樹子ちゃんの傷を縫ってくれていたからこそ、亜樹子ちゃんは助かったと聞いています。……だからカービィは僕達にとって、仲間の命の恩人とも言い換えられる」

翔太郎「だから、諦めないでください……。そして! どうか! 明日に迫ったふうとくんとのコラボイベントを開催してやってください!! お願いします!!!」

カービィの生みの親「…………仮面ライダーさん……」

俺は頭を下げて頼み込んだ。……あのクソ犯人の言うことを肯定するわけじゃねぇが、確かに風都のマスコットに過ぎないふうとくんと、任天堂のカービィじゃあ人気は正しく桁が違う物だろう。……でも、だからこそコラボして欲しい。色んな場所に行って欲しい。カービィに会いたがっている人は、それこそ世界中にいる筈なんだから。


そして──翌日、風都タワーにて──


カービィ「ぽよ! ぽよぽよぉ!!」

ふうとくん「──(ニコニコ)」

風都住民A「うわぁ! カービィー!!」

風都住民B「マジモンのカービィが風都に来てくれるなんて、まるで夢みてぇだぜ!!」

風都住民C「また一つ、風都タワーに新たな伝説が出来るね!! カービィ日本全国一周の旅始まりの地ってさ!!」


当初の予定通り、カービィとふうとくんとのコラボイベントは開催された。そりゃもう入場制限をしなくちゃならねぇほどの大賑わいで、風都タワーは一時期大混乱と化した程だった。イレギュラーズの皆も、全員キッチリ居やがったしな……そして。


翔太郎「まさかお前が来るとは思って無かったぜ、照井」

照井「……入院中の所長の頼みでな。私の代わりにカービィにお礼と、お別れの挨拶をしてきてくれと頼まれたんだ。俺の意思じゃない」

翔太郎「そんな事言って、お前もカービィのファンなんじゃねぇのかぁ?」

照井「↓1(高コンマ程実はカービィの隠れファン)」


378: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 23:08:06.80 ID:mPP36vuF0
>>377 ハイクリで草草草の草


照井「何の事か分からないな。確かに多少の知識はあるが、精々初代星のカービィを知っているぐらいで「あー、でもそういやぁ最新のスマブラでカービィって最弱キャラに認定されてたような」貴様ぁ! あとで俺の赤カービィと勝負しろ!! 絶望を味あわせてやる!!」

いや知ってたよ……お前が実は大のカービィファンだって事ぐらい……。だって亜樹子とゲームの話題になると絶対カービィの話しし出すんだもん……俺もカービィは大好きだけど、流石にファングッズを買い漁るほどじゃねぇよ……。
ま、共通の趣味がある夫婦なんだ。円満な関係って奴だろうさ。

……その後、カービィと握手する番になった照井の抑えきれないニヤケ顔をコッソリバットで撮って、亜樹子の奴に送ってやった結果、照井がブチ切れて事務所に怒鳴り込んで来たのはまた別の話だ。


第六話 Kの灯火/Nの煌めき 完


379: ノベルドーパント 2024/07/10(水) 23:11:01.02 ID:mPP36vuF0
ムスカ大佐「さて、第七話の765プロ社長の依頼安価を取って、今日の探索はお終いだ。諸君、寝坊してしまって本当にすまなかった!! だが>>1が着々と回復して言っている証拠だと思ってどうか許して欲しい。それでは、また明日会おう! ハッハッハッハ!(765プロ社長の依頼安価↓1~3)」

381: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 10:54:44.32 ID:5lwQkuru0
ムスカ大佐「仕事の合間を縫って投稿する>>1だ。鬱病のことを上司に告げたら土曜は半休(午後は休み)で、日月火と連続して休みを取ることを強制させられた。……逆に、スレを進めるチャンスと考えよう」

ムスカ大佐「さて、765プロ社長の依頼だが>>380で構わないかね? 「安価を取った本人に依頼を書いて欲しい」という願望が出来てしまったのでね。765プロ社長の安価を取った本人がそれで良いというのならこれで話を進めよう」

ムスカ大佐「その上で、だ。出演するアイドルを最大5人までに絞らせて貰う。(小鳥や本来のPを含めて考えると、出演キャラが多すぎてキリが無いからね)」

ムスカ大佐「そんな訳で、6時まで765プロの安価を取った本人かどうかの確認まで待つ。連絡がなければ>>380で進め、出演するアイドルを絞る。これで行こうと思う」

ムスカ大佐「では諸君もラピュタ探索(仕事)を頑張ってくれたまへ! ハッハッハッハ!!」

383: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 12:32:35.86 ID:5lwQkuru0
ムスカ大佐「765プロ社長を(恐らく)安価で取ったと思われる大尉からOKサインが出た。では出演するアイドルを安価で……統一性が無くなっても困るな。>>382大尉が6時までに書き込めばその五人で、6時までに間に合わなければ↓1が765プロ所属のアイドル五名を書いてくれ」

385: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 15:10:47.86 ID:5lwQkuru0
ムスカ大佐「仕事の合間を縫って投稿する>>1だが、今後の方針が決まった。「>>1(これ更新時間を7時にして10時に終わりにすれば、無理せず11時に寝られるんじゃね?)」と言うわけでゲリラ投稿だ。早速だが物語の導入を投下しようではないか!!」

386: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 15:12:28.98 ID:5lwQkuru0



~~~765プロアイドル事務所~~~


高木社長「──そんな訳で、今度風都で開催されるライブに加わることになったご当地アイドルの──」

ときめ「な「鳴海ときめ」です。よろしく……・」

翔太郎「……そしてそのPをしている「右野翔太郎」だ、よろしく頼むぜ」

春香「おー! 貴方が1ヶ月前に突如として風都に現われたという謎の美少女アイドルで……!!」

千早「数々の難関試験をあっさりと突破して、あっという間に風都のご当地アイドルとして有名になったっていうときめさんね。初めまして、如月千早です」

美樹「星井美樹だよー! うーん、ときめさんからは大人の美貌と魅惑と抜群の運動神経があるのをビンビン感じるの……(でもPを取り合うライバルにはならなさそうで助かったの)」

雪歩「は、萩原雪歩ですぅ……。し、暫くの間ですがよろしくお願いしますぅ!!」

貴音「四条貴音と申します。……なるほど、そういう事も有るのでしょうね。……ところで風都には風麺と呼ばれるご当地ラーメンがあると聞いたのですが本当でしょうか(ジュルリ)」

小鳥「はいはい、ときめさんはもうちゃんとした成人で、私以外の誰よりも年上なんだから敬意を払う事」

ときめ「い、いえ……、最近話題の765プロさんと御共演出来るだなんて、こっちこそ光栄です。改めて、よろしくお願いします」

P「いえいえ。分からない事があったり、聞きたい事があれば何でも聞いてください。俺達に出来る事なら全力でサポートしますから」

翔太郎「あ、あはは……ありがとうございます……」

な、な、慣れねぇぇええええええええええええええええ!! 周りはときめを含めて全員美少女アイドルだらけ。男としての仲間は高木社長とPさんだけと来た……。もっと男が、気楽に喋れる男の社員さんがいて欲しかった!! Pさん、形見とか狭くなんねぇのかなぁ……?



~~~二ヶ月前~~~



翔太郎「脅迫状?」

高木「ああ……いつもならこんな物、日常茶飯事で気にすることも特にないんだが……。ライブをする場所が『風都』となれば、ね」

いつものある日、鳴海探偵事務所に尋ねてきたのは『高木順二郎』と名乗る人物だった。芸能界にトコトン疎い俺でも、765プロのことは知っていた。なにせ、クイーン&エリザベスがここんとこずっと話してやがったからな……。倒産寸前のアイドル事務所を完全復活させた、凄腕の社長とPがいるって。


フィリップ「……脅迫者がドーパントの可能性を考えていると言う事ですか?」

高木「その通り。……君の師匠……鳴海宗二さんの時は、兄さんとその時兄さんが担当していたアイドル達が世話になったんだよ。仮面ライダーくん」

亜樹子「お父さんが!?」

高木「ああ。765プロの事をよく思わないアンチが変身したドーパントに襲われそうになった所を、宗二さんはとても格好良く助けてくれたんだ。……当時は大した依頼料も払えなかったのにね」

翔太郎「なるほど……それで、俺達が仮面ライダーだって知ってると」

高木「うむ。君達には『いつ襲撃に遭うか分からない』アイドル達の護衛をして貰いたい。……その上で、だ。ときめくんと言ったね? 君を私のアイドル事務所にスカウトしたいんだよ!!」

ときめ「……………………へ?」

は、はぁ!!? こ、このおっさん本気(マジ)で……言ってんだろうなぁ……。だって俺がそういう職業に就いていても絶対スカウトするもん、ときめクラスの美女なら。


翔太郎「わりぃが高木さん、ときめは俺の大切な助手なんだ。そっちにくれてやる訳にはいかな……「あ、それと君はときめくんのPとしてスカウトしたい!!」ぶぅううううううううううううううううっっっ!!」

フィリップ「……独特で、だけど非常に効率的かつ効果的な判断だ。流石は765プロの社長なだけはある」

翔太郎「はぁ!? 相棒お前マジで言ってんのか!? 俺に探偵を止めてアイドルのPになれってか!!?」

フィリップ「結論を焦りすぎるのは君のよくない癖だよ翔太郎。高木さん、それは要するに『風都でのライブが無事に終わるまでは』の話しですよね?」

高木「うむ、その通りだ。恩人の弟子とその助手を慣れない無理矢理世界に引きずり込む気は無いよ。無論、この一か月で本人達が乗り気になってくれたのなら別だがね」

ときめ「で、でも私ルックスとスタイルは兎も角、歌は↓1(最低保障80の補正+50)ダンスは↓2(最低保障100の、補正+70)笑顔は(最低保障30の、補正+10)ぐらいしか自信が……」

高木「いや、大丈夫だ!! 私の勘にティンときた君ならば、一週間の訓練でどうとでもなれてしまうだろうからね!! 前金も勿論払うし、成功報酬も当然用意している。どうだろう、引き受けて貰えないだろうか?」

翔太郎「……・分かりました、引き受けます」

おやっさんの依頼人の弟さんかぁ……。まぁ前回の任天堂さんの依頼の通り、ライブを成功させてアイドル達やそのファンを守りきれりゃあそれで良いだろう。なるべくなら、メガネウラの時みたいにライブ開始後に襲ってきてくれねぇと良いんだがな。あの時は襲撃者の目標が決まってたから守り切れたが、今回は5人……ときめを含めりゃ6人は守り切らねぇといけねぇ訳だしよ。


390: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 19:09:29.05 ID:5lwQkuru0
ムスカ大佐「少々遅れてしまったが、本日の探索を開始する」

391: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 19:11:49.32 ID:5lwQkuru0
歌133 ダンス188(ゾロ目なので効果倍増) 笑顔33


~~~風都にあるアイドル事務所のトレーニングルーム~~~


ときめ「~~~♪~~~」←歌って踊るときめ

高木「こ、これは……! 素晴らしいっ!! やはり私の勘は間違っていなかった!! 歌は如月くんにまともな勝負を挑めるレベル。(千早は150とする)ダンスは我那覇くんや菊池くん(真を140・響を150とする)を完全に上回っている!! 問題は笑顔か……左くん。彼女はどんな時に笑顔になったりするんだね? それと、どんな訓練をすれば彼女の素敵な笑みを風都のみなさんに見える事が出来るようになると思う?」

翔太郎「え!? ええっと……↓1の時とか、よく自然に笑ってます。だから↓2のトレーニングをすれば良いんじゃないかと……」


394: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 19:25:42.09 ID:5lwQkuru0

高木「ほほう? 彼女は美味しい物を食べるのが好きなのかい」

翔太郎「ええ、そりゃもう……1日最高5食(三食+おやつ二回)は食べるくせして、大した運動もせずに全く太らないであのスタイルを維持してるちょっと不思議な奴で……」

高木「あー、ウチにもいるよ。ラーメンが大好きで、暇さえあればラーメンの見聞を広める為に色んなお店に行っている娘が……それでいて、何故か太らないんだよねぇ……。本当、不思議だよ」

翔太郎「だからそうだなー……。んー、ときめー! 高木さんが『笑顔が硬いから、好きな事を想像しながら踊ってみてくれ』ってさ! 一度、歌うのは止めても良いから!!」

ときめ(す、好きな事……? ↓1とか?)

(低コンマ程食べも物の事。高コンマ程翔太郎の事)

397: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 20:00:24.71 ID:5lwQkuru0
>>395これは風都探偵のメインヒロイン コンマ91 やっぱり翔太郎のことだよね!!


翔太郎(妄想)『ときめ……』

ときめ(妄想)『な、なぁに……?』

翔太郎(妄想)『約束してくれ。例えアイドルになっても──お前は俺だけの──』


~~~~~~~~~~~~


ときめ「──////////////(カァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!)」

翔太郎「お、おいどうした顔を真っ赤にさせて! まさか熱でもあるんじゃ(ドガァッ)ぐおはぁっ!! な、なんで急に鳩尾に蹴りを…………(ガクッ)」

高木(色々と察した)「あー……少し休憩でもしたらどうかねときめくん。今日の昼ご飯は私の奢りだ、何でも好きな物を頼みたまえ」

ときめ「…………そ、それだったらカレーとか辛い物がいいです! こう……辛さで何もかもを忘れられるような!!」

今思いだしても、何であの時ときめが急に俺に蹴りを入れたのかわっかんねぇんだよなぁ……。高木さんは「まぁ女の子には色々とやむを得ない事情があるんだよ」って何か掴んでたみたいだけど結局教えてくんなかったし……。まぁ、高木さんのトレーニングのお陰かときめも↓1(コンマ、最低保障75)位には自分らしく自然に笑えるようになったし、良いんだけどさ……。その後の俺はどうしてたんだって? そりゃあ↓2(安価)さ。


①送られてきた脅迫状の内容を見てみる。
②アイドル達一人一人の素性を調べる。
③イレギュラーズに事情を話してときめが一時的にアイドルになる事と依頼の詳細を明かし、会場付近で怪しい人物を見かけたことが無いか聞いてみる。
④こういう時の犯人は身内にいるか、それとも完全なる逆恨み野郎かだという直感で、今まで露骨に恨みを買った経験がないかどうか聞いてみる。そしてさり気なくスタッフにも探りを入れる。
⑤その他面白そうな安価。


400: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 20:11:46.76 ID:5lwQkuru0
>>398 トリプルゾロ目なので、そのまま111として扱います。ときめらしい、クールで魅力的で蠱惑的で、それでもどこか子供っぽい笑み。
>>399 2了解。


翔太郎「えっと……今回の護衛対象が「天海春香」ちゃん「如月千早」ちゃん「星井美希」ちゃん「萩原雪歩」ちゃん、そして「四条貴音」ちゃんだよな? んー、考えたくねぇけど内部犯の犯行ってのも否定出来ねぇし、アイドル一人一人についても探っとくか」

調査結果。

↓1春香
↓2千早
↓3美希
↓4雪歩
↓5貴音

コンマ90以上で以前ガイアメモリ関連の事件に巻き込まれていたことが分かる。それ以外で何も無し。(ゾロ目は別とする)

406: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 20:24:37.83 ID:5lwQkuru0
>>401 調べた結果とんでもない厄ネタが見つかったんだけどどうすんのよ?↓1

01~30 春香の方から接触してくる。
31~60 フィリップに春香の事を調べて貰う・
61~90 事務所にドライバーを置いて(またかよハーフボイルド)春香の所に行って事情を聞く。
91~00 風都でドーパント事件発生。調査どころでは無くなる。

408: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 20:36:40.16 ID:5lwQkuru0

それは、俺がときめと765プロの事務所に通うようになって数日後の事だった。


春香「……あの、右野さん。ちょっとお伺いしたいんですけど……」

翔太郎「ん? 俺に何か用か? 自己紹介の時も言ったと思うけど、俺Pとしてはまだまだだからアイドルとして何か役にたつアドバイスは出来ねーと思うぞ?」

春香「いや、そうじゃなくて……。風都にご住在なら『鳴海探偵事務所』って知ってます?」

翔太郎(ドッキーン!)「も、ももも勿論知ってるけど!? あれだろ? 超ハードボイルドな探偵がいて、依頼者の身と安全を守りながら、受けた依頼は必ず依頼をこなしてくれるっていう……」

春香「そ、そこに連れて行って欲しいんです! 噂じゃあそこの探偵さんって『仮面ライダー』さんとも友達だって聞きました!!」

翔太郎「え、仮面ライダーに用があるのか? ……もしかしてファンとか?」

春香「ああいえ、その……そういう訳じゃないんですけど……」

春香ちゃんは大きく息を吸うと、勇気を振り絞って『自分の身に起きていること』を話してくれた。




春香「実は私……自分でも知らない間にドーパントって怪人になっちゃってるかもしれないんです!!!」

翔太郎「んだと…………!!?」


409: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 20:47:37.89 ID:5lwQkuru0



~~~鳴海探偵事務所~~~



春香「え、えぇええええええええええええええっっっ!? 右野さん……じゃなくて、左さんがその探偵さんだったんですか!!? そしてときめさんも社長に頼まれてわざわざアイドルを!? ……あの、何かごめんなさい……うちの社長が……」

ときめ「き、気にする事ないわよ! それに、高木さんの話ってどれも面白くてためになる物ばかりだもの。アイドルの仕事も……新鮮で楽しかったし」

翔太郎「だな。俺は経営者じゃねぇけど、それでもあの人がスゲぇ人だってのはこの一か月でよーく分かった。……それで春香ちゃん。詳しい詳細を話してくれるかな?」

春香「はい……あれは約↓1(コンマ判定)前のことでした……。最初はちょっとずつだったんですけど、最近はその……記憶を失っている時間が多くなっていて……その間は夢を見てるんです。闇が具現化したみたいな怪人になって、人を襲う夢を……そして、その……次の日になると私の記憶通りに……」

フィリップ「ドーパントによる犠牲者が、悪夢通りの末路を迎えているわけだね? と言うことはなんだけど、もしかして脅迫状を書いたのも君かい↓2」

↓1の判定。(高コンマ程ずっと前から。低コンマ程最近。最低保障30)
↓2の判定。

01~70 はい、そうです。
71~00 いいえ、違います。

412: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 21:11:36.38 ID:5lwQkuru0

翔太郎「三ヶ月ぐらい前から原因不明の睡魔に襲われて記憶を失うことがあったと」

フィリップ「それで、何故脅迫状を?」

春香「その……もし私が自分の知らないうちにドーパントになっちゃってるとしたら風都に行ったら不味いかなって……その……が、ガイアメモリ? という奴に手を出した覚えは少しもないんですけど、最悪逮捕か殺されされちゃうかもって……」

ときこ「だから脅迫状を書いて風都に来させるのを止めさせるように仕向けて、自分一人でここの事務所を訪ねるつもりだったと……」

春香「……ど、どうなんでしょう!? 私、もしかして本当に無自覚にドーパントになって街のみなさんを襲っちゃってるんでしょうか!? ガイアメモリの事も、都合が悪いから脳が思い出さないようにしてるとか……!!」

翔太郎「落ち着いてくれ、春香ちゃん。……勇気を出して喋ってくれて、本当にありがとう。君の身体のことについては俺と相棒……フィリップっつーんだけど、で調べてみる。必要だったら仮面ライダーにも連絡する。だから、暫くの間はここで寝泊まりしてくんねぇか?」

春香「わ、分かりました……」


~~~秘密のガレージ~~~


翔太郎「どう見る? 相棒。俺は春香ちゃんが嘘を付いているとは思えねぇんだが」

フィリップ「……何者かに無理矢理メモリスロットとメモリを打ち込まれてドーパントになってしまっているという可能性はあると思う。彼女の事を検索して調べてみたけど、確かに三ヶ月前ぐらいから謎の空白がある部分があるんだ」

ときめ「……無理矢理春香ちゃんをドーパントにしてる誰かがいるってこと?」

フィリップ「そこまでは分からない。本人の言う通り、都合の悪い記憶を消すことが出来るメモリだってあるわけだしね。さて、仮にそんなメモリがあるとしたらどんな検索ワードを入れればメモリが絞れると思う? ヒントは『今までの春香ちゃんの証言』さ」

翔太郎「……↓1とかか?(3つまで、それっぽい言葉を書いてみてください)」

416: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 21:29:26.30 ID:5lwQkuru0

翔太郎「夢、だよな?」

フィリップ「それだけじゃあまだまだ全然足りないんだけど、まぁ良いか。正解は『夢』『闇』『記憶』さ。──多分、春香ちゃんを脅かしているメモリはこれで間違い無いと思う」

ときめ「『ナイトメア(悪夢)』……?」

フィリップ「もし春香ちゃん自身が犯人じゃないのだとすれば、これはあまりにも恐ろしいメモリだ。メモリ本体を攻撃しない限り、何をやっても、どんな攻撃をしても意味がないメモリだからね。以前ボクらが戦った「ラーフ」のメモリにも似てるかな。しかもこのメモリ「ディーバ」メモリみたいに誰かを自分の身代わりとして操ることも出来るんだよ」

翔太郎「!? ドーパントを造っちまうドーパントって事か!!?」

ときめ「な、なにそれ怖すぎるんだけど……!!」

フィリップ「……この事件、以外と根が深いのかも知れないよ翔太郎。とりあえず、春香ちゃんがメモリに犯されてないかどうか調べてみよう。もしメモリが春香ちゃんの体内に埋まっているなら「一時的に」事件は解決だ。次の仕事は「春香ちゃんにメモリを刺した犯人」を探すことだね」

そうして相棒は春香ちゃんの了承を得て、寝ている彼女の身体を詳しく調べてみることにした。その結果↓1


01~90 本人の体内にはメモリ無し。
91~00 本人の体内にメモリがあった。


418: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 21:41:02.85 ID:5lwQkuru0

フィリップ「……うん、少なくとも本人の体内にはメモリが埋まってないみたいだね。メモリスロットが確認出来ないから完全に彼女が白と決まった訳じゃあないけど、それでも彼女が犯人の可能性は限り無く0に近そうだ。こうしてワザワザ僕達を頼って、しかも仮面ライダーを探してまで自分の犯した過ちを償おうとする理由が少なすぎる。まぁその代わり、彼女がドーパントに操られて街の人達を襲ってしまったっていうのも事実っぽいけどね」

翔太郎「……なぁ。この事、春香ちゃんには……」

春香「……ごめんなさい、実はさっきから起きてました」

ときめ「は、春香ちゃん!?」

春香「わ、私……私、本当に街の人達を、お、襲って……! あ、あ、あああああああああああああああああああああああああっっっ!!」

フィリップ「不味い! 錯乱状態になってる!! ときめ、戸棚から鎮静剤を!!」

春香「うわぁああああああああああああああああああああああああああっっっ!!」

翔太郎「違ぇよ春香ちゃん、君が罪を数える必要はねぇ!! ↓1~3台詞安価」

422: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 22:13:35.14 ID:5lwQkuru0

翔太郎「春香ちゃんのせいじゃない! 春香ちゃんのおかげで手遅れになる前に事件を解決できるんだ!! 春香ちゃんがの勇気を振り絞って俺達を頼ってくれたおかげなんだ!」

春香「で、でも……私……」

翔太郎「すぐに元気出せってのは無理かもしれねえ。けど約束する、君を絶対笑顔にするって……。君の落ち込んでる姿より、満面の笑みの方が俺は綺麗で好きだぜ? 大丈夫だ。君も君の仲間達も街の人達も絶対に守ってみせるからよ」

春香「……分かり、ました……」

フィリップ「ふぅ……打った鎮静剤が効いてきたようだ……翔太郎。こうなった以上、僕も765の事務所に行く。被害者が春香ちゃん一人とは限らないし、なにより内部犯の犯行の可能性が高まったんだからね」

翔太郎「……ああ……分かってるよ……」

そうして俺達は相棒とときめ、落ち着いた春香ちゃんを連れて765の事務所に戻った。相棒を「最新医学の天才少年」っつー設定にして、765のアイドル達全員の身体を調べて貰った。

……高木さんにも、理由は話してない。こんな可能性考えたくもねぇが、高木さん自身が犯人の可能性だってあるからだ。そしてなんと驚いた事に、765プロの↓1名がナイトメア・ドーパントの影響下にある……もしくはナイトメア・ドーパント自身である可能性が浮上したんだ。

↓1

01~30 春香含め3名。
31~60 春香含め5名(つまり今回の選出メンバー全員)
61~90 春香含め8名
91~00 小鳥さんやP、律子に高木社長を含めて全員……だと!!?

424: ノベルドーパント 2024/07/11(木) 22:19:34.54 ID:5lwQkuru0
ムスカ大佐「>>423うーむ、これは今まで以上の超大作になりそうだな……。取りあえず、今日はここまで……あ、それと今から聞いておきたいことがある。アイマスメンバーないし彼ら彼女らの味方から「犯人」を出す事に「賛成」か「反対」かだ。今まではキャラや作品のことを考慮して犯人を完全部外者にし続けてきたが、それではマンネリしてしまうのではないかという自分もいてね」

ムスカ大佐「だが、私だったら自分の好きなキャラが犯人にされたら普通に嫌だ。だから今まで避けて来たが、それはあくまで「私個人の意見に過ぎない」と気づいたのでね。皆の意見を聞かせて貰いたい。それではまた明日、朝の準備体操の時に(出来れば)会おう! ハッハッハッハ!」

428: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 13:14:30.51 ID:NF1L3plH0
ムスカ大佐「仕事の合間に>>1に更新させるムスカ大佐だ。……なるほど『どちらでも構わない』が皆の総意か。ではこうしようじゃあないか」

429: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 13:15:14.14 ID:NF1L3plH0

翔太郎「おい、相棒……それマジなのかよ……!!」

フィリップ「ああ、残念だが間違い無い。春香ちゃんも、そして事務員さんやPさん、高木さんを含めた765プロの全員が『ナイトメア』の影響下にある事が判明した」

ときめ「……と、言うことはこの辺りの街で起っていた人の昏睡状態事件って……」

フィリップ「『ナイトメア』に操られて『デミ・ナイトメア』となってしまった765プロの人達の犯行だろうね。いや、彼女達は完全に被害者なんだけど……。翔太郎。僕はここで君に『とても重要な判断』を仰ぎたい。『君は765プロの人達の中に犯人がいると思う』かい? それとも『いない』と思うかい?」

翔太郎「そ、それは…………」

フィリップ「ハッキリ言って、彼女達に接触の機会が一番あるのはやはり同じ事務所に所属している彼女達だ。だが全員が『ナイトメア』の影響下にあると考えると『765プロを潰したがっている外部犯』の犯行の可能性も当然出てくる。……君の直感を頼りに第一捜査を進めたい」

翔太郎「俺は……↓1だと思う」


①765プロの人達の中に犯人がいる。
②やっぱり彼女達が……765の人達が犯人だとは思えねぇ。
③その他の可能性(安価)

この判断をメインに、物語が進んでいくとても重要な安価です。よく考えて取って下さい。

431: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 18:59:21.35 ID:NF1L3plH0
ムスカ大佐「やぁ諸君! それでは本日もラピュタ探索を始めようじゃないか!!」

432: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 18:59:53.43 ID:NF1L3plH0

翔太郎「俺はやっぱり彼女達が……765の人達が犯人だとは思えねぇ!」

フィリップ「その根拠は? 別になくても構わない、君の所感を言って欲しい」

翔太郎「俺が今までときめのPとしてここで仕事をしてきたからだ! たった数週間だけだけど、俺はこの765プロで働く人達にの間に凄く強い絆を感じた。たった一人の仲間のために、全員が正しいやり方でそれを一所懸命にサポートする様な……そんな、輝かしい物を、美しい物を感じたんだ。だから、彼女達の中に犯人がいるとは俺は思えねぇ!!」

フィリップ「なるほど……。僕はここに来るのが初めてだから、あくまで第一捜査の間だけだけど君の所感を頼りに調査を進めよう、翔太郎。今の所一番白い存在である春香ちゃんに、全ての事を話そうと思う。構わないかい?」

翔太郎「……分かった、今呼んでくる」


~~~~~~


春香「嘘……わ、私だけじゃなくて765プロの全員が!?」

翔太郎「ああ『ナイトメア』ドーパントの影響下にある事が判明した……。春香ちゃん、765プロに恨みを持っている企業や人物に心当たりは無いか?」

春香「それなら勿論961プロの社長……って、言いたい所だけどあの人は『絶対に自分の手を汚すようなやり方をする人じゃない』って高木社長が言ってたし、そもそも高木社長の旧友らしいし、自分の事務所にいるアイドルには凄く厳しい+自分のやり方を押しつける代わりに、それなりの愛情を持って接している人みたいだし……」

ときめ「高木社長がそういうなら、961プロの社長が直接の犯人って線は無さそうだね。他に心当たりは?」

春香「ええっと……↓1」


高コンマ程心当たりがある。

434: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 19:22:21.27 ID:NF1L3plH0
>>433 86 かなり心当たりがある。


春香「な、765プロ全員……社長やPさんや律子さんに小鳥さんを含めて765の全員と接触しているっていう前提条件を充たした上で、私達に恨みを持っているかもしれないって人が3人います!」

フィリップ「へぇ……。それは誰かな?」

春香「一人は、私達へのセクハラ行為で働いていたトレーニングジムを辞めさせられたAさん。……765にお金が十分入って来るまでは、この人が働いているジムでトレーニングをするしか無くて……」

ときめ「まだいるの?」

春香「はい! 同じく、私達765プロが貧乏事務所だった頃にお世話になっていた監督さん……。もっと良い環境でレッスンやトレーニングを出来る様になった途端に手を切っちゃったから一度社長と揉めに揉めてた記憶があります」

翔太郎「最後の一人は?」

春香「私達の悪質な記事を書いていた記者さんです。枕営業をしているだの、961プロのアイドルと真っ向勝負をする時も嫌がらせ染みた記事や報道をしてきて……」

うわぁ……どいつもこいつも犯人の可能性が高そうな奴ばっかりだなぁ……。うーん、どいつから調べに行くか……↓1

①Aさん
②監督
③記者
④その他面白そうな安価。

436: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 19:33:37.87 ID:NF1L3plH0

翔太郎「取りあえず、俺がときめと一緒に悪質記者の所に行って事情聴取をして──「君じゃダメだ。話しを聞いた限り、その悪質記者は今回の騒動を逆手にとって765プロの評判を更に落しに掛かる可能性がある。ボクに任せてくれ。君はときめと春香ちゃんと一緒に何事も無かったかのようにアイドルとPとして働いていて欲しい。護衛や不測の事態にも対応出来るしね」……分かった。そっちこそ、気を付けろよ相棒」


~~~悪質記者のいる会社~~~


フィリップ「──そんな訳で、貴方には超常犯罪捜査課から任意同行願いが出ているんです。(嘘っぱち)もし貴女が本当に無実なら、同じ記者として貴方を助けたいので、ここ最近あった事……アリバイを話してくれませんか?」

悪徳記者「↓1」

高コンマ程動揺する。

438: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 19:44:14.56 ID:NF1L3plH0
>>437 全く動揺せず。


悪徳記者「はぁ!? んなもん俺は知らないね。あくまで『任意同行』って事は別に警察に赴かなくても良いんだろ? ついでに言うなら最近のアリバイっつっても『いつも通りに仕事をしていた』って答えるしかねぇよ」

フィリップ「……なるほど、ではもし貴方の身に何かがあったら教えて下さい。すぐに駆けつけますので」


~~~~~~


フィリップ『多分だけど外れだね。彼はあくまで小悪党……姑息な手を使う卑怯者というイメージの域を出なかった。961プロの使いっ走りっていう春香ちゃんの証言とも一致すると思う』

翔太郎「つー事は残りは二人……相棒、どっちから行くつもりだ?」

フィリップ『そうだね……↓1の方から尋ねてみようと思う。そっちこそ、気を付けてくれ。いつ『デミ・ドーパント』化して君やときめちゃんを害するか分からない』

翔太郎「おう、一人残らず……ってのは無理だが、出来うる限り全員に目を光らせてるよ」

↓1

①Aさん
②監督

↓2

コンマ80以上でデミ・ドーパント化した765メンバーが暴れ出す。

441: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 19:52:36.13 ID:NF1L3plH0


~~~Aさんの働いているトレーニングジム~~~


フィリップ「いやぁ、本当に突然すみません。○○会社の記者ですが、今絶賛活躍中の765プロの初期を知っている貴方に聞きたい事がありまして──ズバリお聞きしますが、765プロのことをどう思ってますか?」

トレーナーA「↓1」


低コンマ程好感情。高コンマ程嫌悪(補正+30)

↓2 コンマ50以上で事件発生。誰かがデミ・ドーパント化した765プロメンバーに襲われる。

444: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 20:03:16.61 ID:NF1L3plH0
>>442 60 そりゃ嫌悪感は持ってるよねってぐらい。
>>443 事件発生せず。


トレーナーA「ああん? ……こんなに有名になって人気が出るならセクハラなんて真似しなきゃよかったって思ってるよ。──クソッ!! どいつもこいつも本当に良い身体をした女ばっかだったのに……」

フィリップ「…………なるほど」


~~~~~~


フィリップ「可能性が消えるわけじゃないけど、ほぼほぼ収穫無しだ。彼も多分『ナイトメア・ドーパント』自身じゃないと思う。ゲス男な事に変わりはなかったけど」

翔太郎『つー事は残る監督さんが……』

フィリップ「……そう簡単に事が運べば良いんだけど……さて、どうなるかな……」

↓1 コンマ30以上で事件
発生。誰かがデミ・ドーパント化した765プロメンバーに襲われる。

446: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 20:08:14.99 ID:NF1L3plH0

~~~監督の働く事務所~~~


フィリップ「……突然お邪魔してしまってすみません。○○会社の者ですが、今大絶賛活躍中の765プロのアイドル達の初期作品を手がけた監督として、幾つか取材と質問をさせていただけませんか?」

監督「……ああ、別に構わないよ」

フィリップ「それじゃあ早速……↓1~3」


安価です。質問したいことを質問してみて下さい。

450: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 20:29:31.00 ID:NF1L3plH0

>>447 監督「そうだね……。最初は演技も笑顔もぎこちないわ、マイペースな子が多くて勝手に下手なアドリブを入れるわで本当に大変だったよ……。まぁだからこそ、指導のしがいもあったがね」

>>448 監督「違うよ、こういう時は『楽しかった』と言うんじゃない『嬉しかった』と言うんだ。彼女達がアイドルとして一人前になっていく過程を間近で見られたのは本当に嬉しかった……。娘が成長していくのを間近で見ていた感じに近いかな」

>>449 監督「素晴らしい事務所に成長してくれたと思っているよ。961プロからの嫌がらせにも負けず、彼女達は本当によくやっている。……だからこそ、今も彼女達に演技指導をしていたかったというのが本音だがね」


フィリップ「なるほど……お忙しい中、本当にどうもありがとうございました」

監督「なに、初期の765プロ同様、ここは小さな事務所だ。また何かあったら聞きに来てくれ」


~~~~~~


フィリップ「翔太郎かい? いま三人目の調査が終った所で──」

翔太郎『相棒! 悪いがそれどころじゃねぇ!! ↓1で765プロのPさんと春香ちゃん……風都でライブをする事になっているメンバーが『デミ・ドーパント』になって暴れ始めたんだ!!』

フィリップ「なんだって!?」

01~30 レッスンスタジオ。
31~60 テレビスタジオ。
61~90 765プロ事務所。
91~00 街中。(最悪である)

452: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 20:41:10.27 ID:NF1L3plH0


~~~都内某所のレッスンスタジオ~~~


春香『がぁあああああああああああああっっっ!!』

美希『うきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃっっっ!!』

雪歩『あっはははははははははははははっっっ!!』

千早『うふふふふふふふふふふふふふふっっっ!!』

貴音『………………………………………………!!』

P『うわぁああああああああああああああっっっ!!』

翔太郎「あっぶね! ──クソッ! みんな、頼むから正気に戻ってくれ……!!」

ときめ「どうするの翔太郎!? これがドーパントの仕業だとしたら……!!」

翔太郎「能力を解除するか、物理的に気絶させるまで暴れ続けるだろうな……!! しかも全員ドーパントみてぇな怪物になっちまってるし……! このまま暴れ続けられたら……!! ↓1どうする?」


①仕方が無いのでWに変身して、ルナトリガーのマキシマムで一人残らず気絶させる。
②ドーパントと言えど、所詮はデミなので、肉弾戦で時間を稼いでみる。
③何事かと他のアイドル達が駆けつけてくれる。
④その他面白そうな安価。

454: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 20:46:08.62 ID:NF1L3plH0
↓1 駆けつけてくれたアイドルは誰? (5人書いてください。なお、所属事務所こそ違いますがジュピターの三人でも良しとします)

456: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 21:01:40.36 ID:NF1L3plH0

真「ちょ、ちょっと一体何があったんですか右野さん、ときめさん!!」

響「みんながいきなり怪物になって暴れ出したってマストレさんから連絡を受けて、急いで駆けつけてみたら……!!」

伊織「ほ、本当に悪魔みたいな怪物が丁度6人いるじゃないの!! 何がどうなってるの!!?」

真美「な、何か役に立てばと思って来てみたけどもしかしなくても真美達……」

亜美「……ただの足手纏い?」

翔太郎「いや、んなこたぁねぇ! 俺がPさんと春香を押さえる!! ときめは千早と雪歩を!! 運動神経抜群な響と真はそれぞれ美希と貴音を!! それ以外の皆は風都にある風都警察署の『超常犯罪捜査課』ってとこに連絡して応援を寄越して貰ってくれ!! こうなっちまった以上、事情は後で全部纏めて話すから!! ある程度なら本気で戦っても大丈夫だから6人のことは心配すんな!!」

伊織「……なんか怪しいと思ってたけど、やっぱりアンタ達、なにか事情があって765プロに潜入してきたのね……。まぁ良いわ。今は緊急事態だし、アンタの言うとおりにしてあげる!! 亜美、真美、急ぐわよ!!」

真美・亜美「う、うん!/わ、分かった!!」

↓1それで、結果どうなったの?


01~60 皆の活躍と、伊織の家の権力で事件は揉み潰されたよ。
61~90 何者かが765プロの弁当に未知の薬を入れたと警察が発表したよ。
91~00 765プロ=怪物の住処なのではないかという噂が世間に蔓延しちゃいました。


458: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 21:27:45.22 ID:NF1L3plH0

それから必死になって6人を押さえた俺達は、駆けつけてくれた照井と刃野刑事、そしてマッキーのお陰で6人を無事に取り押さえることに成功した。今はドーパント化も解けて、それぞれグッスリと眠っている状態だ。……伊織ちゃんの家の権力で、事件は事前に揉み消された。……レッスンスタジオは滅茶苦茶になっちまったがな……。


~~~~~~


翔太郎「──つー訳なんだ。今まで黙ってて本当にすまなかった!!」

ときめ「……ごめんね、みんな……」

やよい「う、ううう……わ、私達がそのドーパントっていう怪物に怪物にさせられて……」

あずさ「一般人を襲っていた……という事ですか……」

高木「……まさか、私や小鳥くん、律子くんまで敵の術中に嵌っていたとはね……。気がつかなくて本当にすまない」

小鳥「あ、あの……765プロはこれからどうなってしまうんですか?」

照井「貴方達の間に犯人がいないのであれば、765プロは純然たる被害者だ。何も気にする事は無いですよ。……本当に悪いのは……」

刃野「アンタ達を強制的にドーパントにしやがった奴だ。気に病まないで良いんだぜ、嬢ちゃん達よ」

律子「…………ですが……」

フィリップ(……翔太郎、ちょっとこっちに来て欲しい)

翔太郎(な、なんだよこんな時に……)

フィリップ(良いから早く)

翔太郎「(わ、分かったよ……)あー、ちょっと相棒が話したいことがあるって言うんでちょっと外行ってきます」


~~~~765プロの外~~~


翔太郎「で、なんだよ話しって」

フィリップ「『ナイトメア』ドーパントについて更に詳しい情報が分かった。一度に操れるのは合計6人までで、ナイトメア・ドーパントがその力を破棄するにはメモリ使用者本人は眠っていないといけないと言うことだ」

翔太郎「……要するにまともに戦っても意味ねぇって事だろ? プリズムブレイクも『本体に当たってるわけじゃねぇ』から効かねぇと」

フィリップ「そういう事になる。……さて、これ以上犯人の好き勝手にさせるわけにはいかない。一刻も早く事件を解決させる必要があるわけだが……。翔太郎、君は誰が犯人だと思う? ヒントは『今までに襲われた人物の共通点』……『全員765プロのアンチだった』と言うことと『いつもだったら犯行時刻は夜だった=犯人は自然と『ナイトメア』の力を使う事が出来ていた』と言うこと。そして今回の襲撃事件……君と一緒にいたアイドルを……正確には『アイドル達の情報を自然と握れている外部の人物』が犯人さ」

翔太郎「……!! そうか! ↓1か!!」


怪しい人物を指名せよ!!

460: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 21:38:25.15 ID:NF1L3plH0

フィリップ「ハズレだよ。監督は現在の765プロと完全に縁を切られている……流石に細かいスケジュールまで的確に把握しているとは思えない。もう一度言うよ? 765プロのメンバー以外で『アイドル』の情報を一番握れているのは誰だい?」

翔太郎「あ、↓1の方か!!」

462: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 21:58:51.58 ID:NF1L3plH0
>>461 正解+ゾロ目なので……。

それから俺と相棒は『自害』を命じられた時に備えてときめと照井達を765事務所に残し、記者のいる事務所へと向かった。そして、なんとも間抜けなことに、あの悪徳記者はドーパントの姿でそのまま仮眠室で本当に眠っていやがったんだ。……なんだか今までの焦燥感がアホらしくなってきた……。俺達、こんなアホに765プロのアイドル達を人質に取られてやがったのか……。

取りあえず、暴れられる場所までコイツをお米様抱っこで連行してっと……


仮面ライダーW・SJX『「プリズムブレイク!!」』

ナイトメア・ドーパント「ぎゃぁあああああああああああっっっ!!」

仮面ライダーW・SJX『「ダブル・エクストリーム!!」』

ナイトメア・ドーパント「ぐぁああああああああああああっっっ!!」パリーン!!

こうして、事件はバカみたいに呆気なく終わりを告げた……。これでこの記者が書きたかった『765プロメンバー全員による暴行事件』の記事は完全におしゃかになるだろう。追記になるが、このクソ記者は『961プロに言われて、いつも通りのやり方じゃあ今度こそ見捨てられると思ってこうしたんだ!! 凄く間接的に抱けど961の奴が命じたんだ!! 俺は悪くねぇ!!』なんていうイライラとしかしねぇ言葉を吐いて照井にぶん殴られたらしい。

そして、肝心のライブのことだが……。↓1


01~30 流石に765プロにも責任の一端があると言うことで、961プロのジュピターにとって変わられた。
31~60 ウマ娘達が取って代わってくれた。
61~90 これぐらいじゃあめげない765プロ。ライブは予定通りやります。
91~00 ウマ娘×765プロの夢のコラボだってよ!!


464: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 22:19:38.34 ID:NF1L3plH0

警察による事情説明の後、765プロのメンバーは全員で誠意ある謝罪会見を開いた。『彼女達は何も悪く無い!!』というファンが大多数を秘めていたし、俺も実際そう思うのだが、これは一種の『ケジメ』だそうだ。風都でのライブのあと約1年の間、765プロは自主規制をしてトレーニングに励むことにしたらしい。


──そして、風都で行なわれる765プロのライブの日──


春香『風都のみなさーん! こんにちは、天海春香です!!』

千早『如月千早です。今日はどうぞ、よろしくお願いします』

美希『星井美希だよー☆!! 最高のライブにするから、最後まで楽しんでいってね!!』

雪歩『せ、精一杯頑張るので、応援よろしくお願いします!!』

貴音『……このライブで、一端の〆です。これから心機一転して頑張っていく765プロを、よろしくお願いいたします』

ワーワーと響く大歓声。一年も彼女達のライブが見られなくなると言うことで、風都ドームには大勢のお客さんが詰めかけてきていた。ネットで転売されていたチケットなんて、50万を超える値段がついたらしい。


監督「…………」

翔太郎「おーおートンデモねぇ賑わい……ってん? あそこにいるのは……」

高木「……監督さん、いらしてらっしゃったんですか」

監督「……高木さん。まぁ……彼女達のライブが1年も見られなくなるとなれば、流石に寂しくてね……」

高木「……無茶を承知でお願いします。どうか、765の専属監督に戻って来てくれないでしょうか!!」

フィリップ「? あれ? 春香ちゃんの話じゃ監督さんの方が辞めさせられたって…………」

監督「……そういう風にして貰えるよう、私が高木さんに頼んだんだよ。私のやり方は前時代的で、アイドルにも酷い言葉を投げ掛けてその性根から叩き直し、アイドルという文字通りの『偶像崇拝』にする物だ。……765プロの絆は、既に私のやり方を上回っている。教えることなど、もう何も無いんだよ」

翔太郎「……それでも、貴方は765プロに戻るべきだと思います。彼女達のためにも……自分のやり方があっていないと感じるなら、貴方の方が変われば良い」

監督「…………だが、今更どの面下げて……」

あー、もう面倒臭ぇ親父監督だな!! ↓1~3だ!!


(台詞安価です。監督を説得してください)

468: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 22:38:06.28 ID:NF1L3plH0
>>465
>>466 なんだこのゾロ目ラッシュは!!?


翔太郎「アンタがみんなとまた一緒に仕事したいって気持ちがあるなら後はみんなの気持ちだろ? それに、相棒の話を聞くに、あんたまだまだ765プロに未練があんだろ?」

監督「……ああ、そうだな。だが……」

翔太郎「ならその気持ちを思いっきり出せ!それをパワーに変えろ!! 今の765プロに似合う監督になれ! アンタを待っている人達が、すぐ側にいるんだぞ!!」

そうだ、今のやり方が前時代的で、彼女達に合っていないというのなら、自分の方が変われば良い。……おやっさんが、最期に俺にそう言ってくれたように。


監督「……高木さん」

高木「……はい」

監督「……トレーニングの調整をして貰っても良いですか? スグには無理かもしれないが、彼女達が大きく頼もしく成長したように、私だって成長する余地がある筈だ」

高木「…………はい!!」

嬉しそうに笑う高木さんの横顔を横目で見ながら、俺は春香ちゃん達の方を向いた。……その歌は、踊りは、笑顔はとても綺麗に輝いていて──どんな星よりも、眩しく見えたんだ。この事件解決の発端になってくれた春香ちゃんの勇気に、心からの感謝をしなくちゃな。


第7話 7の危機/Hに感謝を 完


469: ノベルドーパント 2024/07/12(金) 22:48:58.76 ID:NF1L3plH0
ムスカ大佐「さて、これにて第7話は終了だ。……ところで、だな? To LOVEるを必死に読み進めている>>1だが、やはり完全に物語や設定を把握するには時間が掛かりそう&リリなのの事まで調べなくてはならなくなったので精一杯なのだ……なので、次のボーボボの「毛刈り隊の撃退に協力して欲しい」という依頼と、デジモンの「元の世界に帰りたい」という依頼を引き受けたら>>154大尉のセレナかBJの依頼を受けて(こっちはどっちも知っている&「相棒」は右京さんがドチート&>>1の頭でそれを書ける気がしないので却下)次の依頼人と依頼安価を募集……というか常時募集中なので協力してくれたまへ。それではまた明日会おう! ハーッハッハッハ!」

476: ノベルドーパント 2024/07/13(土) 07:08:15.20 ID:nFKkdkIg0
ムスカ大佐「やぁ、おはよう諸君! 早速ではあるのだが、皆に謝罪しなくてはならない事がある。完全に>>1の説明不足の所為なのだが『一度出演したアニメ・漫画・ゲーム・ラノベのキャラの参加者は原則皆が『もうこれ以上思い付かない』となるまで禁止』だ」

ムスカ大佐「……そうだな、分かりやすくアルセウスで例えてみよう。『アルセウス』事態は『ポケモン』のキャラだがこれは完全に『ポケモン(という名の神)』なので、あくまで『ポケモントレーナー』である『セレナ』及び『サトシ』の依頼を受けることは出来るが>>474の『トウカイテイオー』は『ウマ娘』の『ウマ娘』なので、皆の依頼を完全に書き切るまでは参加することが出来ない。(これがトレーナーや理事長ならば話しは別なのだがね)既にチュートリアルで『マヤノトップガン』が依頼者として出演してる訳だしね」

ムスカ大佐「更に視点を広げてみようか。『遊戯王GXのキャラ』は『明日香』が出ているが>>472の『ジャック・アトラス』は『遊戯王5Ds』のキャラなので依頼を受ける事が出来る。>>475に関してはそもそも依頼者が完全に被っている(のび太)ので無効だ」

ムスカ大佐「『色んな作品のキャラを書く』事がこのスレの目的なので、すまんが>>1が『被っている』と判断した依頼人安価は無効にさせて貰う。今の今まで説明が遅れてしまって本当にすまなかった。お詫びに朝の探索を進めるからそれで許して欲しい」