1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:38:24.867 ID:+OeCOsbs0.net
ガヴ「さーて、休日だしネトゲ三昧の一日を送るとしますかね」
プルルルルル
ガヴ「ん?電話?…ヴィーネからか、遊びの誘いかな?」ポチッ
ガヴ「はいもしもし」
ヴィーネ「ごめんガヴ!!ちょっと私の家まで来てくれる!?お願い!!」
ガヴ「そんなに慌ててどうした?」
ヴィーネ「その…私の身体がおかしいの!!」
ガヴ「は?」
………
ガヴ「と言われて来たけど…」
ガヴ「ヴィーネ、入るぞ」ガチャ
パアアアアアアアアアアアアァァァァァ
ガヴ「うおっ眩しっ!?なんだ!?」
ヴィーネ「ガヴ!!助けて!!」パアアアアアア
ガヴ(ヴィーネから…ヴィーネから光が!?)
プルルルルル
ガヴ「ん?電話?…ヴィーネからか、遊びの誘いかな?」ポチッ
ガヴ「はいもしもし」
ヴィーネ「ごめんガヴ!!ちょっと私の家まで来てくれる!?お願い!!」
ガヴ「そんなに慌ててどうした?」
ヴィーネ「その…私の身体がおかしいの!!」
ガヴ「は?」
………
ガヴ「と言われて来たけど…」
ガヴ「ヴィーネ、入るぞ」ガチャ
パアアアアアアアアアアアアァァァァァ
ガヴ「うおっ眩しっ!?なんだ!?」
ヴィーネ「ガヴ!!助けて!!」パアアアアアア
ガヴ(ヴィーネから…ヴィーネから光が!?)
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:38:56.401 ID:+OeCOsbs0.net
ガヴ「なんだよこれ!?うちの校長より眩しいぞ!?」
ヴィーネ「朝起きたらこうなってたの…」パアアアアアア
ガヴ「多分聖なる光の類だな…お前どんな善行したらこんなになるんだよ」
ヴィーネ「私善行なんて…」
ガヴ「…参考までに昨日の行動教えて、全部な」
ヴィーネ「朝起きたらこうなってたの…」パアアアアアア
ガヴ「多分聖なる光の類だな…お前どんな善行したらこんなになるんだよ」
ヴィーネ「私善行なんて…」
ガヴ「…参考までに昨日の行動教えて、全部な」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:39:49.344 ID:+OeCOsbs0.net
チュンチュン
ヴィーネ「んー、気持ちのいい朝ね」
ヴィーネ「小鳥さんたちー、今日のごはんですよー」
………
ヴィーネ「おばあさん、荷物持ちましょうか?」
おばあさん「すまないねぇ…じゃあこの階段の上まで頼めるかい?」
………
ヴィーネ「よし、もう少しで…取れた!」
ヴィーネ「はい、風船、今度は飛ばさないようにね」
女の子「わぁい!お姉さんありがとう!」
………
男の子「うわぁーん!お母さんどこー!?」
ヴィーネ「どうしたの僕?迷子?」
………
母親「息子がご迷惑をおかけしました…」ペコペコ
ヴィーネ「お母さん見つかってよかったね!」
男の子「ありがとうおねーさん!」
母親「あの、何かお礼でも…」
ヴィーネ「いえいえ、お礼なんて…」
____________________________________
ヴィーネ「こんな感じね」パアアアアア
ガヴ「お前はもう少し自分の種族と向き合うべきだと思う」
ヴィーネ「んー、気持ちのいい朝ね」
ヴィーネ「小鳥さんたちー、今日のごはんですよー」
………
ヴィーネ「おばあさん、荷物持ちましょうか?」
おばあさん「すまないねぇ…じゃあこの階段の上まで頼めるかい?」
………
ヴィーネ「よし、もう少しで…取れた!」
ヴィーネ「はい、風船、今度は飛ばさないようにね」
女の子「わぁい!お姉さんありがとう!」
………
男の子「うわぁーん!お母さんどこー!?」
ヴィーネ「どうしたの僕?迷子?」
………
母親「息子がご迷惑をおかけしました…」ペコペコ
ヴィーネ「お母さん見つかってよかったね!」
男の子「ありがとうおねーさん!」
母親「あの、何かお礼でも…」
ヴィーネ「いえいえ、お礼なんて…」
____________________________________
ヴィーネ「こんな感じね」パアアアアア
ガヴ「お前はもう少し自分の種族と向き合うべきだと思う」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:40:43.373 ID:+OeCOsbs0.net
ガヴ「というわけで」
サターニャ「第一回!ヴィネットに悪魔的行為(デビルズアクション)をさせる会!始めるわよ!!」
ラフィ「はーい!」パチパチパチ
ガヴ「悪魔らしいことをすればこの光もなくなるだろ」
ヴィーネ「みんな…!」パアアアアア
サターニャ「任せなさいヴィネット!!私があなたに悪魔とは何たるやを教えてあげるわ!!」ポムッ
ジュッ!!
サターニャ「いっ!?熱つ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
ガヴ・ヴィーネ「サターニャ!?」
ラフィ「サターニャさん!?」
………
ガヴ「まさか触れるだけで浄化されかけるとはな…」
ラフィ「天使でも最上位クラスの力ですよねこれ」
サターニャ「あーびっくりした」
ヴィーネ「うう…ごめん…」パアアアアア
サターニャ「第一回!ヴィネットに悪魔的行為(デビルズアクション)をさせる会!始めるわよ!!」
ラフィ「はーい!」パチパチパチ
ガヴ「悪魔らしいことをすればこの光もなくなるだろ」
ヴィーネ「みんな…!」パアアアアア
サターニャ「任せなさいヴィネット!!私があなたに悪魔とは何たるやを教えてあげるわ!!」ポムッ
ジュッ!!
サターニャ「いっ!?熱つ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
ガヴ・ヴィーネ「サターニャ!?」
ラフィ「サターニャさん!?」
………
ガヴ「まさか触れるだけで浄化されかけるとはな…」
ラフィ「天使でも最上位クラスの力ですよねこれ」
サターニャ「あーびっくりした」
ヴィーネ「うう…ごめん…」パアアアアア
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:41:40.452 ID:+OeCOsbs0.net
サターニャ「さて気を取り直して…会議を始めるわよ!!」
サターニャ「まずは私の案からよ!!この紙に私が行ってきた悪魔的行為をまとめておいたわ!!これを真似すればいいはずよ!!」
ガヴ「へぇ、どれどれ…」
ガヴ「…サターニャ、お前やることが小さすぎ」
サターニャ「んなっ!?」ガーン
ラフィ「ですがヴィーネさんにやらせるのでしたら小さいことからの方がいいのでは?」
ヴィーネ「そうね…小さいことからこつこつやってみるわ」パアアアアア
サターニャ「あなたたち小さい小さい言いすぎよ!!」
………
ガヴ「駄目だ…全然光が収まる気配がない…」
ヴィーネ「うう…頑張って宿題を適当な回答で埋めたり教科書に落書きしたのに…」パアアアアア
ラフィ「やっぱりこの程度では意味がありませんね…」
サターニャ「この程度とは何よこの程度とは!!」プンスカ
サターニャ「まずは私の案からよ!!この紙に私が行ってきた悪魔的行為をまとめておいたわ!!これを真似すればいいはずよ!!」
ガヴ「へぇ、どれどれ…」
ガヴ「…サターニャ、お前やることが小さすぎ」
サターニャ「んなっ!?」ガーン
ラフィ「ですがヴィーネさんにやらせるのでしたら小さいことからの方がいいのでは?」
ヴィーネ「そうね…小さいことからこつこつやってみるわ」パアアアアア
サターニャ「あなたたち小さい小さい言いすぎよ!!」
………
ガヴ「駄目だ…全然光が収まる気配がない…」
ヴィーネ「うう…頑張って宿題を適当な回答で埋めたり教科書に落書きしたのに…」パアアアアア
ラフィ「やっぱりこの程度では意味がありませんね…」
サターニャ「この程度とは何よこの程度とは!!」プンスカ
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:43:03.014 ID:+OeCOsbs0.net
サターニャ「でも、私の悪魔的行為集でもなんともならないとなると…」
ラフィ「はいっ!私に考えがあります!」
ガヴ「考え?」
ラフィ「ヴィーネさんは他人に迷惑をかけることに大きな罪悪感を抱えてしまいますよね」
ヴィーネ「まあ…そうね」
ガヴ(こいつは本当に悪魔なんだろうか)
ラフィ「だから悪いことをしても反省の意があるとして許されてしまうのではないでしょうか」
サターニャ「そうね…悪いことをしてもそれを詫びる様じゃあ悪魔的行為とは言えないわね」
ヴィーネ「じゃあ罪悪感を抱えないように…」
ガヴ「出来んの?」
ヴィーネ「…きついかも」
ラフィ「はいっ!私に考えがあります!」
ガヴ「考え?」
ラフィ「ヴィーネさんは他人に迷惑をかけることに大きな罪悪感を抱えてしまいますよね」
ヴィーネ「まあ…そうね」
ガヴ(こいつは本当に悪魔なんだろうか)
ラフィ「だから悪いことをしても反省の意があるとして許されてしまうのではないでしょうか」
サターニャ「そうね…悪いことをしてもそれを詫びる様じゃあ悪魔的行為とは言えないわね」
ヴィーネ「じゃあ罪悪感を抱えないように…」
ガヴ「出来んの?」
ヴィーネ「…きついかも」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:43:57.879 ID:+OeCOsbs0.net
ラフィ「だから他人に迷惑をかけないように悪いことをすればいいんですよ」
ヴィーネ「そんなこと出来るの?」
ラフィ「みなさん、七つの大罪はご存知ですよね」
ガヴ「ああ」
サターニャ「私も聞いたことある!!」
ラフィ「その中に色欲があることは知ってますよね?」
ガヴ「…お前まさか」
ラフィ「というわけでヴィーネさん!これを着てみましょう!」
EDの悪魔衣装(露出度マシマシver)
ヴィーネ「」
ヴィーネ「む、無理無理無理!!だってこれ露出度が…///」
ガヴ「EDでいつも着てたじゃん」
ヴィーネ「あれより露出激しいじゃないこれ!!スカートとかほぼ腰紐だし!!」
サターニャ「うわぁ…/// 胸もほとんど隠せてないわよこれ…///」
ラフィ「あ、それはヴィーネさんに合わせてあるからですね。本当はもう少し隠せます」
ヴィーネ「哀しくなるから言わないで」
ヴィーネ「そんなこと出来るの?」
ラフィ「みなさん、七つの大罪はご存知ですよね」
ガヴ「ああ」
サターニャ「私も聞いたことある!!」
ラフィ「その中に色欲があることは知ってますよね?」
ガヴ「…お前まさか」
ラフィ「というわけでヴィーネさん!これを着てみましょう!」
EDの悪魔衣装(露出度マシマシver)
ヴィーネ「」
ヴィーネ「む、無理無理無理!!だってこれ露出度が…///」
ガヴ「EDでいつも着てたじゃん」
ヴィーネ「あれより露出激しいじゃないこれ!!スカートとかほぼ腰紐だし!!」
サターニャ「うわぁ…/// 胸もほとんど隠せてないわよこれ…///」
ラフィ「あ、それはヴィーネさんに合わせてあるからですね。本当はもう少し隠せます」
ヴィーネ「哀しくなるから言わないで」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:45:25.262 ID:+OeCOsbs0.net
ラフィ「さあヴィーネさん♡」
ヴィーネ「いや…さすがにこれはちょっと…」
ガヴ「……」
ヴィーネ「ガヴ?」
ガヴ「そういえばヴィーネ、ハロウィンの時私に無理やり着せてたよな」
ヴィーネ「あ、あれは…その…」ダラダラ
ガヴ「 今 度 は 私 の 番 だ な 」ニコッ
ヴィーネ「ひぃ!?」
ガヴ「さあ大人しくしろ」ドンッ
ヴィーネ(そう言ってガヴは私を捕まえ、パジャマを脱がし始めた…)
ガヴ「さあ覚悟しろよ!」プチプチ
ヴィーネ「あ…/// あうう…///」
ガヴ「そらっ!」ガバァ
ガヴ「え?」
ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ガヴ「眩しっ!!」
ヴィーネ「いや…さすがにこれはちょっと…」
ガヴ「……」
ヴィーネ「ガヴ?」
ガヴ「そういえばヴィーネ、ハロウィンの時私に無理やり着せてたよな」
ヴィーネ「あ、あれは…その…」ダラダラ
ガヴ「 今 度 は 私 の 番 だ な 」ニコッ
ヴィーネ「ひぃ!?」
ガヴ「さあ大人しくしろ」ドンッ
ヴィーネ(そう言ってガヴは私を捕まえ、パジャマを脱がし始めた…)
ガヴ「さあ覚悟しろよ!」プチプチ
ヴィーネ「あ…/// あうう…///」
ガヴ「そらっ!」ガバァ
ガヴ「え?」
ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ガヴ「眩しっ!!」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:46:17.295 ID:+OeCOsbs0.net
ヴィーネ「なにこれ!?何も見えない!?」
ラフィ「あ、通常でも光が漏れているのに脱いだらこうなりますよね……とりあえずこれを」ファサァ
ヴィーネ(着衣)「光が収まった…」
ラフィ「これでは着替えさせるのは無理そうですねガヴちゃん」
ガヴ「……」
ラフィ「ガヴちゃん?」
ヴィーネ「ガヴ?」
ガヴ「…ああ、私は」
聖ガヴ「私はなんてことを!!」
ラフィ・ヴィーネ「!?」
ラフィ「あ、通常でも光が漏れているのに脱いだらこうなりますよね……とりあえずこれを」ファサァ
ヴィーネ(着衣)「光が収まった…」
ラフィ「これでは着替えさせるのは無理そうですねガヴちゃん」
ガヴ「……」
ラフィ「ガヴちゃん?」
ヴィーネ「ガヴ?」
ガヴ「…ああ、私は」
聖ガヴ「私はなんてことを!!」
ラフィ・ヴィーネ「!?」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:47:27.748 ID:+OeCOsbs0.net
聖ガヴ「ヴィーネさんの嫌がることをするなんて…私は天使失格です…」
聖ガヴ「堕落した私を見捨てずにいてくれた親友に…いえ!堕落した生活を送っている時点で私は…私は…!」
聖ガヴ「ああ…天にまします我らの父なる神よ…この罪深き私をお許しください…」
聖ガヴ「ヴィーネさん!私の服を脱がして下さい!!」
ヴィーネ「なんで!?」
聖ガヴ「罰は行った罪と同じだけのものを受けるべきだと思うんです!!」
聖ガヴ「さあ!!さあ!!」
ラフィ「ガヴちゃん落ち着いてください!!」バチコーン
聖ガヴ「へぶん!!」
聖ガヴ「堕落した私を見捨てずにいてくれた親友に…いえ!堕落した生活を送っている時点で私は…私は…!」
聖ガヴ「ああ…天にまします我らの父なる神よ…この罪深き私をお許しください…」
聖ガヴ「ヴィーネさん!私の服を脱がして下さい!!」
ヴィーネ「なんで!?」
聖ガヴ「罰は行った罪と同じだけのものを受けるべきだと思うんです!!」
聖ガヴ「さあ!!さあ!!」
ラフィ「ガヴちゃん落ち着いてください!!」バチコーン
聖ガヴ「へぶん!!」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:49:10.864 ID:+OeCOsbs0.net
ガヴ「あー、危うく浄化されるところだった…」
ヴィーネ(悪魔に浄化される天使って…)
サターニャ「……」
ガヴ「サターニャ?お前さっきから喋ってないけどどうした」ポスッ
サターニャ「」グラッ ドザァ
サターニャだった灰「」
ガヴ・ヴィーネ「」
ラフィ「サターニャさああああああああああああああああああん!?」
ガヴ「やばい!!さっきの光で完全に浄化されてる!!」
ヴィーネ(悪魔に浄化される天使って…)
サターニャ「……」
ガヴ「サターニャ?お前さっきから喋ってないけどどうした」ポスッ
サターニャ「」グラッ ドザァ
サターニャだった灰「」
ガヴ・ヴィーネ「」
ラフィ「サターニャさああああああああああああああああああん!?」
ガヴ「やばい!!さっきの光で完全に浄化されてる!!」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:50:47.204 ID:+OeCOsbs0.net
ヴィーネ「そんな…私のせいでサターニャが…」ポロポロ
ピチョン
ガヴ(ん?サターニャ(灰)に涙が…)
………
サターニャ「…あれ?なんで私寝てるの?」
ヴィーネ「サターニャ!!良かった!!」ギュウウウウ
サターニャ「どうしたのよヴィネッ…熱つ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
サターニャ「浄化される!!浄化されるから離れてヴィネット!!」
ヴィーネ「あっ、ごめん…」
ラフィ「サターニャさんが生き返ってくれてよかったです…」
ガヴ「ああ、どうなるかと思ったけど…」
ガヴ「…あれ?死んだやつを生き返らせるとか最早神の業の域なんじゃ」
ラフィ「ガヴちゃん、考えてはいけませんよ」
ピチョン
ガヴ(ん?サターニャ(灰)に涙が…)
………
サターニャ「…あれ?なんで私寝てるの?」
ヴィーネ「サターニャ!!良かった!!」ギュウウウウ
サターニャ「どうしたのよヴィネッ…熱つ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
サターニャ「浄化される!!浄化されるから離れてヴィネット!!」
ヴィーネ「あっ、ごめん…」
ラフィ「サターニャさんが生き返ってくれてよかったです…」
ガヴ「ああ、どうなるかと思ったけど…」
ガヴ「…あれ?死んだやつを生き返らせるとか最早神の業の域なんじゃ」
ラフィ「ガヴちゃん、考えてはいけませんよ」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:52:10.997 ID:+OeCOsbs0.net
サターニャ「結局消えないわね…」
ガヴ「他に何か方法が…」
ラフィ「あと考えられるのは…」
ヴィーネ「ごめんねみんな…」パアアアアアア
たす…けて…
ヴィーネ「!?」
ラフィ「どうしましたヴィーネさん?」
ヴィーネ「今…何か声が…」
ガヴ「声?そんなものしないぞ?」
誰か…助けて!!
ヴィーネ「やっぱり聞こえる!!私…行かなくちゃ!!」シュン
サターニャ「ヴィネットが消えた!?」
ガヴ「今のは神足通!?なんでヴィーネが!?」
ラフィ「追いましょうガヴちゃん!!サターニャさん掴まってください!!」
サターニャ「分かったわ!!」
シュン!
ガヴ「私も!!」
シュン!
ガヴ(スカートなし)「……」
ガヴ「もう一回!!」
シュン!
ガヴ「他に何か方法が…」
ラフィ「あと考えられるのは…」
ヴィーネ「ごめんねみんな…」パアアアアアア
たす…けて…
ヴィーネ「!?」
ラフィ「どうしましたヴィーネさん?」
ヴィーネ「今…何か声が…」
ガヴ「声?そんなものしないぞ?」
誰か…助けて!!
ヴィーネ「やっぱり聞こえる!!私…行かなくちゃ!!」シュン
サターニャ「ヴィネットが消えた!?」
ガヴ「今のは神足通!?なんでヴィーネが!?」
ラフィ「追いましょうガヴちゃん!!サターニャさん掴まってください!!」
サターニャ「分かったわ!!」
シュン!
ガヴ「私も!!」
シュン!
ガヴ(スカートなし)「……」
ガヴ「もう一回!!」
シュン!
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:53:35.854 ID:+OeCOsbs0.net
どこかの河
子供「助けて!!流され…僕はまだ…死にたく…」
パアアアアアアアアアアアアアアアアア
子供(この…光は…?)
ヴィーネ「掴まって!!」
子供「っ!!」ガシィ
………
子供「助かった…」
ヴィーネ「もう危険な場所に入っちゃダメよ?」
子供「ありがとう天使のおねーさん!!」
ヴィーネ「えっ?天使?」
子供「だってすごい輝いてるから…」
ヴィーネ「あの、私は…」
ラフィ「そうですよ、この人は天使ですよ」
ヴィーネ「ラフィ!?」
ラフィ「まあまあ、そういうことにしておきましょうよ」
子供「助けて!!流され…僕はまだ…死にたく…」
パアアアアアアアアアアアアアアアアア
子供(この…光は…?)
ヴィーネ「掴まって!!」
子供「っ!!」ガシィ
………
子供「助かった…」
ヴィーネ「もう危険な場所に入っちゃダメよ?」
子供「ありがとう天使のおねーさん!!」
ヴィーネ「えっ?天使?」
子供「だってすごい輝いてるから…」
ヴィーネ「あの、私は…」
ラフィ「そうですよ、この人は天使ですよ」
ヴィーネ「ラフィ!?」
ラフィ「まあまあ、そういうことにしておきましょうよ」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:54:31.728 ID:+OeCOsbs0.net
子供「じゃあね天使さん!助けてくれてありがとう!!」
ヴィーネ「じゃあね!」
ラフィ「まさか助けを求める人の声が聞けるなんて…」
ヴィーネ「私もびっくりよ…なんか神足通まで使えるようになってるし」
ガヴ(神足通まで…どんどん悪魔から遠ざかっていくな…)
サターニャ「ガヴリール、スカートどうしたのよ?」
ガヴ「…聞くな」
ヴィーネ「じゃあね!」
ラフィ「まさか助けを求める人の声が聞けるなんて…」
ヴィーネ「私もびっくりよ…なんか神足通まで使えるようになってるし」
ガヴ(神足通まで…どんどん悪魔から遠ざかっていくな…)
サターニャ「ガヴリール、スカートどうしたのよ?」
ガヴ「…聞くな」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:55:23.570 ID:+OeCOsbs0.net
ヴィーネ「でも、助けることが出来てよかったわ」パアアアアアアアアアアアアア
サターニャ「…ヴィネット、光強くなってない?」
ヴィーネ「えっ!?」パアアアアアアアアアアアアアア
ラフィ「さっき人助けをしたからでしょうね」
ガヴ「これ以上強くなったら本当に悪魔じゃなくなるんじゃないか?」
ヴィーネ「でも…」
助けて…
ヴィーネ「はっ!?また!!」シュン
ガヴ「あ!おいヴィーネ!!」
ラフィ「追いましょうガヴちゃん!!サターニャさん掴まってください!!」
サターニャ「分かったわ!!」
シュン!
ガヴ「私も!!」
シュン!
ガヴ(スカート・パンツなし)「……」
ガヴ「流石にこのままはまずいな…」イソイソ
サターニャ「…ヴィネット、光強くなってない?」
ヴィーネ「えっ!?」パアアアアアアアアアアアアアア
ラフィ「さっき人助けをしたからでしょうね」
ガヴ「これ以上強くなったら本当に悪魔じゃなくなるんじゃないか?」
ヴィーネ「でも…」
助けて…
ヴィーネ「はっ!?また!!」シュン
ガヴ「あ!おいヴィーネ!!」
ラフィ「追いましょうガヴちゃん!!サターニャさん掴まってください!!」
サターニャ「分かったわ!!」
シュン!
ガヴ「私も!!」
シュン!
ガヴ(スカート・パンツなし)「……」
ガヴ「流石にこのままはまずいな…」イソイソ
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:56:22.154 ID:+OeCOsbs0.net
男「助けてくれええええ!!熊に襲われるうううう!!」
熊「がおー」
ヴィーネ「今助けるわ!!」
熊「がおっ!?(これは…山の神…いやそれ以上!?)」
熊「がおおー(平服)」
ヴィーネ「よしよし、いい子ね」
………
崖
女「助けて…! 落ちちゃう…!!」
バキィ!!
女(!! 掴んでた部分が…!!)
女「きゃあああああああ!!」
パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
女(これは…光!?)
ヴィーネ「大丈夫ですか?」
………
ヴィーネ「ううう…」ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ラフィ「もはや熾天使クラスですね…」
サターニャ「浄化されちゃうから近づけない…」
ガヴ「そろそろやめないと後戻りできなくなるぞこれ」
ヴィーネ「でも…助けないと…誰か…が…」
ヴィーネ「あれ…なんかフラフラする…」グラッ
ヴィーネ「」バタン
ガヴ「ヴィーネ!?」
熊「がおー」
ヴィーネ「今助けるわ!!」
熊「がおっ!?(これは…山の神…いやそれ以上!?)」
熊「がおおー(平服)」
ヴィーネ「よしよし、いい子ね」
………
崖
女「助けて…! 落ちちゃう…!!」
バキィ!!
女(!! 掴んでた部分が…!!)
女「きゃあああああああ!!」
パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
女(これは…光!?)
ヴィーネ「大丈夫ですか?」
………
ヴィーネ「ううう…」ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ラフィ「もはや熾天使クラスですね…」
サターニャ「浄化されちゃうから近づけない…」
ガヴ「そろそろやめないと後戻りできなくなるぞこれ」
ヴィーネ「でも…助けないと…誰か…が…」
ヴィーネ「あれ…なんかフラフラする…」グラッ
ヴィーネ「」バタン
ガヴ「ヴィーネ!?」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:58:45.179 ID:+OeCOsbs0.net
ヴィーネ宅
ヴィーネ「はぁ…はぁ…」
サターニャ「ヴィネット…」
ラフィ「ヴィーネさん…」
ガヴ(考えてみれば当たり前だ…どれだけお人よしでもこいつは悪魔だ)
ガヴ(自分で放ってるものとはいえ、サターニャが浄化されるレベルの光の中心にいて苦しまないはずがない…)
たす…けて…
ヴィーネ「はっ!?また声が…」
ガヴ「やめとけ、これ以上は命に係わるぞ」
ヴィーネ「でも…誰かが助けを…」
ガヴ「はぁ…わかったよ、じゃあ私が代わりに行くから休んどけ」
ヴィーネ「ガヴ…」
ガヴ「私だって天使だぞ、気まぐれでも人助けくらいするさ」
ガヴ「で、場所は分かる?」
ヴィーネ「うん…なんとなくだけど…多分このあたり」
ラフィ「ヴィーネさん、他に声は聞こえませんか?」
サターニャ「私たちも手伝うわよ!」
ヴィーネ「サターニャ…ラフィ…」
ヴィーネ「はぁ…はぁ…」
サターニャ「ヴィネット…」
ラフィ「ヴィーネさん…」
ガヴ(考えてみれば当たり前だ…どれだけお人よしでもこいつは悪魔だ)
ガヴ(自分で放ってるものとはいえ、サターニャが浄化されるレベルの光の中心にいて苦しまないはずがない…)
たす…けて…
ヴィーネ「はっ!?また声が…」
ガヴ「やめとけ、これ以上は命に係わるぞ」
ヴィーネ「でも…誰かが助けを…」
ガヴ「はぁ…わかったよ、じゃあ私が代わりに行くから休んどけ」
ヴィーネ「ガヴ…」
ガヴ「私だって天使だぞ、気まぐれでも人助けくらいするさ」
ガヴ「で、場所は分かる?」
ヴィーネ「うん…なんとなくだけど…多分このあたり」
ラフィ「ヴィーネさん、他に声は聞こえませんか?」
サターニャ「私たちも手伝うわよ!」
ヴィーネ「サターニャ…ラフィ…」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 22:59:36.438 ID:+OeCOsbs0.net
サターニャ「安心しておきなさい!この大悪魔サタニキア様が代わりに人助けしてあげるから!!」
ガヴ「大悪魔なのに人助けしていいのか?」
サターニャ「…いいのよ!大悪魔は義理堅いんだから!!私だけヴィネットの助けになれないのは嫌なの!!」
ラフィ「…ふふっ」
ガヴ「あはは…」
サターニャ「何で笑ってるのよ!?」
ラフィ「いえ、サターニャさんらしいと思いまして」
ガヴ「同じく」
ラフィ「では、行きましょうか、サターニャさんは私に掴まって下さい」
ガヴ「じゃあ、終わったらここに戻ってくるってことで」
ラフィ「ええ、ガヴちゃんもお気をつけて」
ガヴ「ああ、さっくり終わらせて仕送りアップ目指すわ」
ラフィ(ふふっ、ガヴちゃんも素直じゃないですね)
シュン!
ガヴ「大悪魔なのに人助けしていいのか?」
サターニャ「…いいのよ!大悪魔は義理堅いんだから!!私だけヴィネットの助けになれないのは嫌なの!!」
ラフィ「…ふふっ」
ガヴ「あはは…」
サターニャ「何で笑ってるのよ!?」
ラフィ「いえ、サターニャさんらしいと思いまして」
ガヴ「同じく」
ラフィ「では、行きましょうか、サターニャさんは私に掴まって下さい」
ガヴ「じゃあ、終わったらここに戻ってくるってことで」
ラフィ「ええ、ガヴちゃんもお気をつけて」
ガヴ「ああ、さっくり終わらせて仕送りアップ目指すわ」
ラフィ(ふふっ、ガヴちゃんも素直じゃないですね)
シュン!
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:00:34.586 ID:+OeCOsbs0.net
………
女の子「うう…洞窟の中怖かったよぉ…」
ラフィ「もう大丈夫ですよ」
サターニャ「そうよ!この大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェルに救われたことを覚えておきなさい!!」
女の子「悪魔…?お姉ちゃん悪魔なのに私を助けてくれたの?」
ラフィ「この悪魔さんはとっても良い子な悪魔さんなんですよー」
サターニャ「ちょっとラフィエル!!大悪魔がいい子なわけ…」
女の子「そうなんだ!!いい悪魔さんありがとう!!」
サターニャ「うっ…まあ礼は受け取っておくわ」テレテレ
ラフィ(照れてるサターニャさんもいいですねー)ポワポワ
ラフィ(さて、ガヴちゃんの方はうまくいったでしょうか…?)
女の子「うう…洞窟の中怖かったよぉ…」
ラフィ「もう大丈夫ですよ」
サターニャ「そうよ!この大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェルに救われたことを覚えておきなさい!!」
女の子「悪魔…?お姉ちゃん悪魔なのに私を助けてくれたの?」
ラフィ「この悪魔さんはとっても良い子な悪魔さんなんですよー」
サターニャ「ちょっとラフィエル!!大悪魔がいい子なわけ…」
女の子「そうなんだ!!いい悪魔さんありがとう!!」
サターニャ「うっ…まあ礼は受け取っておくわ」テレテレ
ラフィ(照れてるサターニャさんもいいですねー)ポワポワ
ラフィ(さて、ガヴちゃんの方はうまくいったでしょうか…?)
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:01:45.418 ID:+OeCOsbs0.net
駅前
老婆「すみませんねぇ…駅まで案内してもらって…」
ガヴ「いえいえ、たいしたことじゃないんで」
ガヴ(ヴィーネのやつ…こんなレベルまで助ける気か…?いつか身体壊すぞ…?)
老婆「ふふ…あなたみたいな優しい子に会えてよかったわ」
ガヴ(…別に私は優しくなんてない、今回のだってヴィーネの代わりに来ただけだし)
ガヴ(本当に優しいのは…悪魔のくせに人の役に立ちたいとか言って、どこまでもおせっかい焼きの…)
ガヴ「じゃあ、私はこれで…」
キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ガヴ「!? 何だ!?駅の方から」
………
悪魔「……」
ガヴ(あれは…悪魔!?)
子供「ひぃ…やだ…助けて…」
ガヴ(まさか…助けを求めてたのはこっちか!?)
多くの人間が逃げ惑う中…一目で異質な存在であると分かる図体と風貌を持つ悪魔
そして悪魔は、その風貌に相応しき禍々しい槍を…子供に向けた
悪魔「ふんっ!」
ガヴ「っ!? やめろ!!」ビュン
老婆「すみませんねぇ…駅まで案内してもらって…」
ガヴ「いえいえ、たいしたことじゃないんで」
ガヴ(ヴィーネのやつ…こんなレベルまで助ける気か…?いつか身体壊すぞ…?)
老婆「ふふ…あなたみたいな優しい子に会えてよかったわ」
ガヴ(…別に私は優しくなんてない、今回のだってヴィーネの代わりに来ただけだし)
ガヴ(本当に優しいのは…悪魔のくせに人の役に立ちたいとか言って、どこまでもおせっかい焼きの…)
ガヴ「じゃあ、私はこれで…」
キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ガヴ「!? 何だ!?駅の方から」
………
悪魔「……」
ガヴ(あれは…悪魔!?)
子供「ひぃ…やだ…助けて…」
ガヴ(まさか…助けを求めてたのはこっちか!?)
多くの人間が逃げ惑う中…一目で異質な存在であると分かる図体と風貌を持つ悪魔
そして悪魔は、その風貌に相応しき禍々しい槍を…子供に向けた
悪魔「ふんっ!」
ガヴ「っ!? やめろ!!」ビュン
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:02:46.664 ID:+OeCOsbs0.net
ヴィーネ宅
ラフィ「ガヴちゃん遅いですね…」
サターニャ「ガヴリール…どうしたのかしら…」
ヴィーネ「……」
ラフィ「ヴィーネさん…?」
ヴィーネ「ガヴが…ガヴが危ない…!!」
ヴィーネ「行か…なくちゃ…」
シュン!!
サターニャ「ヴィネット!?」
ラフィ「サターニャさん!追いましょう!」
ラフィ「ガヴちゃん遅いですね…」
サターニャ「ガヴリール…どうしたのかしら…」
ヴィーネ「……」
ラフィ「ヴィーネさん…?」
ヴィーネ「ガヴが…ガヴが危ない…!!」
ヴィーネ「行か…なくちゃ…」
シュン!!
サターニャ「ヴィネット!?」
ラフィ「サターニャさん!追いましょう!」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:03:36.495 ID:+OeCOsbs0.net
ガヴ「ぐっ…うう…」ギリギリ
ガヴ(身体を掴まれて…身動きが…)
子供「お姉ちゃん!!」
ガヴ「いいから…逃げろ…」
悪魔「お前、天使だな…務めでも果たしに来たか」
ガヴ「お前…何が目的だ…」
悪魔「イライラしてたからなぁ…暴れたかったんだ」
ガヴ「なっ…!?それだけ…?」
悪魔「俺は悪魔だぞ…欲望のままに暴れて何が悪い…」
悪魔「今は天使っていう良い暇つぶし道具が手に入って上機嫌だがな…」
ガヴ「そうかよ…ブッ!!」ピュン
悪魔「!?」ブスッ
悪魔「てめぇ…含み針とか天使のくせに卑怯なことを…」
ガヴ「悪いが私は駄天使なんでな」
悪魔「イラッとしたぞ…殺してやる…」
ガヴ(あ、やべぇ…身体動かないや…)
ギラッ!!
ガヴ(槍が目の前まで…ああ、私ここで…)
パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
悪魔「!? なんだこの光は!?」
ヴィーネ「ガヴ!!大丈夫!?」
ガヴ「ヴィー…ネ…」
ガヴ(身体を掴まれて…身動きが…)
子供「お姉ちゃん!!」
ガヴ「いいから…逃げろ…」
悪魔「お前、天使だな…務めでも果たしに来たか」
ガヴ「お前…何が目的だ…」
悪魔「イライラしてたからなぁ…暴れたかったんだ」
ガヴ「なっ…!?それだけ…?」
悪魔「俺は悪魔だぞ…欲望のままに暴れて何が悪い…」
悪魔「今は天使っていう良い暇つぶし道具が手に入って上機嫌だがな…」
ガヴ「そうかよ…ブッ!!」ピュン
悪魔「!?」ブスッ
悪魔「てめぇ…含み針とか天使のくせに卑怯なことを…」
ガヴ「悪いが私は駄天使なんでな」
悪魔「イラッとしたぞ…殺してやる…」
ガヴ(あ、やべぇ…身体動かないや…)
ギラッ!!
ガヴ(槍が目の前まで…ああ、私ここで…)
パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
悪魔「!? なんだこの光は!?」
ヴィーネ「ガヴ!!大丈夫!?」
ガヴ「ヴィー…ネ…」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:09:23.752 ID:+OeCOsbs0.net
ラフィ「追いつきました!!あれは…悪魔!?」
サターニャ「まさか…」
ラフィ「サターニャさん!何か知ってるんですか!?」
サターニャ「最近魔界でニュースになったの…魔界で封印してた凶悪な悪魔が逃げ出したって…」
………
悪魔「お前…悪魔だろ…何故天使を助ける」
ヴィーネ「…決まってるじゃない、この子が私の大切な友達だからよ」
ガヴ「ヴィーネ…無理だ…早く逃げて…」
悪魔「はんっ!笑わせる…悪魔とは!自らの欲望のままに!悪逆の限りを尽くすのが本来の姿だ!それを甘っちょろい友情ごっこなどに…」
ヴィーネ「…欲望なら…私にもある…」
悪魔「あ?」
ヴィーネ「私は…ガヴと…みんなに出会えたこの世界が好き…」
ヴィーネ「だからこの世界のために…私は生きたい」
ヴィーネ「悪魔とか天使とか関係ない…これが…私の…欲望よ!」
ガヴ「ヴィーネ…」
悪魔「ふん、戯言を…ならばその大切な友達とやらと一緒に死ねぇ!」
悪魔はヴィーネを貫こうと、槍を放つ
その一閃は、ヴィーネの細腕では受け止められるものでも、ましてや回避できるものでも…
ガヴ「ヴィーネ!危ない!!」
サターニャ「ヴィネット!」
ラフィ「ヴィーネさん!!」
サターニャ「まさか…」
ラフィ「サターニャさん!何か知ってるんですか!?」
サターニャ「最近魔界でニュースになったの…魔界で封印してた凶悪な悪魔が逃げ出したって…」
………
悪魔「お前…悪魔だろ…何故天使を助ける」
ヴィーネ「…決まってるじゃない、この子が私の大切な友達だからよ」
ガヴ「ヴィーネ…無理だ…早く逃げて…」
悪魔「はんっ!笑わせる…悪魔とは!自らの欲望のままに!悪逆の限りを尽くすのが本来の姿だ!それを甘っちょろい友情ごっこなどに…」
ヴィーネ「…欲望なら…私にもある…」
悪魔「あ?」
ヴィーネ「私は…ガヴと…みんなに出会えたこの世界が好き…」
ヴィーネ「だからこの世界のために…私は生きたい」
ヴィーネ「悪魔とか天使とか関係ない…これが…私の…欲望よ!」
ガヴ「ヴィーネ…」
悪魔「ふん、戯言を…ならばその大切な友達とやらと一緒に死ねぇ!」
悪魔はヴィーネを貫こうと、槍を放つ
その一閃は、ヴィーネの細腕では受け止められるものでも、ましてや回避できるものでも…
ガヴ「ヴィーネ!危ない!!」
サターニャ「ヴィネット!」
ラフィ「ヴィーネさん!!」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:10:27.916 ID:+OeCOsbs0.net
ヴィーネ「だから…この世界を…私の友達を壊そうとするあなたを…許すわけにはいかない!!」
ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
悪魔「!? なんだこの光の量は!? 身体が…熱い!?」
光が段々収まっていく…そして、そこにいたのは…
シャイニングヴィーネ「ハァ…ハァ…」
光の戦乙女、そう呼ぶのが相応しいヴィーネの姿だった
ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
悪魔「!? なんだこの光の量は!? 身体が…熱い!?」
光が段々収まっていく…そして、そこにいたのは…
シャイニングヴィーネ「ハァ…ハァ…」
光の戦乙女、そう呼ぶのが相応しいヴィーネの姿だった
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:11:54.906 ID:+OeCOsbs0.net
ガヴ「ヴィーネ…?その姿は…」
Sヴィーネ「ガヴ…任せて…絶対守るから」
サターニャ「何あれ!?めちゃくちゃかっこいいじゃない!!」
ラフィ「ヴィーネさんの光と(申し訳程度の)闇が合わさり最強に見えます!」
悪魔「ふざけた真似を!!」ビュン
Sヴィーネ「はぁ!!」
バキィ!!
悪魔「なっ!俺の槍を…素手で…!」
Sヴィーネ「ガヴ…任せて…絶対守るから」
サターニャ「何あれ!?めちゃくちゃかっこいいじゃない!!」
ラフィ「ヴィーネさんの光と(申し訳程度の)闇が合わさり最強に見えます!」
悪魔「ふざけた真似を!!」ビュン
Sヴィーネ「はぁ!!」
バキィ!!
悪魔「なっ!俺の槍を…素手で…!」
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:13:14.832 ID:+OeCOsbs0.net
Sヴィーネ「今度はこっちの番よ!」
シュン!
悪魔「消えた…? ぐはぁ!?」
Sヴィーネ「はああああああ!」
バシュン! バシュン! バシュ! バシュン! バシュン! バシュ! バシュン! バシュン! バシュ!
ヴィーネは高速で神足通を繰り返し、悪魔に連続で攻撃を加えていく。
悪魔も応戦するが、神速の域に達したヴィーネにはにはかすりもしない。
悪魔「ぐわあああああああ!!」
ガヴ「すごい…完全に圧倒してる…」
Sヴィーネ「これでとどめよ!」
ヴィーネは槍を取り出す
…いつもの槍に、白銀と黄金の装飾が付き、眩いまでの聖なる光を纏った槍を
Sヴィーネ「シャイニング・ホーリー・スピアァァァァ!!」
ガヴ「悪魔要素どこいった!?」
シュン!
悪魔「消えた…? ぐはぁ!?」
Sヴィーネ「はああああああ!」
バシュン! バシュン! バシュ! バシュン! バシュン! バシュ! バシュン! バシュン! バシュ!
ヴィーネは高速で神足通を繰り返し、悪魔に連続で攻撃を加えていく。
悪魔も応戦するが、神速の域に達したヴィーネにはにはかすりもしない。
悪魔「ぐわあああああああ!!」
ガヴ「すごい…完全に圧倒してる…」
Sヴィーネ「これでとどめよ!」
ヴィーネは槍を取り出す
…いつもの槍に、白銀と黄金の装飾が付き、眩いまでの聖なる光を纏った槍を
Sヴィーネ「シャイニング・ホーリー・スピアァァァァ!!」
ガヴ「悪魔要素どこいった!?」
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:14:21.865 ID:+OeCOsbs0.net
悪魔「ぐああああああああああああああああああああああああ!!」
聖槍の一撃を受けると、悪魔は爆散した。ヴィーネの完全勝利である。
Sヴィーネ「はぁはぁ…やったわ!やったわガヴ!」
Sヴィーネ「私!ガヴを守れた!」
ガヴ「ああ…ヴィーネ、ありがとう」
タタタッ
ラフィ「ヴィーネさん!大丈夫でしたか!?」
サターニャ「ヴィネット!!すごいじゃない!!何あれ!?」
Sヴィーネ「なんか…ガヴを守らなきゃと思ったらこの姿に…」
ラフィ「おそらく、自分自身の存在と向き合ったことでヴィーネさんの光と悪魔としての闇が完全に同化したのではないでしょうか?」
ラフィ「これでもう自分の光で苦しむこともないでしょう」
聖槍の一撃を受けると、悪魔は爆散した。ヴィーネの完全勝利である。
Sヴィーネ「はぁはぁ…やったわ!やったわガヴ!」
Sヴィーネ「私!ガヴを守れた!」
ガヴ「ああ…ヴィーネ、ありがとう」
タタタッ
ラフィ「ヴィーネさん!大丈夫でしたか!?」
サターニャ「ヴィネット!!すごいじゃない!!何あれ!?」
Sヴィーネ「なんか…ガヴを守らなきゃと思ったらこの姿に…」
ラフィ「おそらく、自分自身の存在と向き合ったことでヴィーネさんの光と悪魔としての闇が完全に同化したのではないでしょうか?」
ラフィ「これでもう自分の光で苦しむこともないでしょう」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:15:37.499 ID:+OeCOsbs0.net
ガヴ「でも、さすがに悪魔要素少なすぎない?てかあるの?」
Sヴィーネ「ええと…多分このあたりの黒い線とか…」
サターニャ「必殺技も完全に光方面だったわね…」
Sヴィーネ「あ…あれは多分相手が悪魔だったから光の方が効いたとかで…」
ガヴ「何はともあれこれで一軒落着…」
シュン!
ゼルエル「ではないぞ」
ガヴ「ゼルエル姉さん!?なんで今更ここに?」
ゼルエル「その件は済まなかった…少し妨害を喰らってな、遅くなってしまった」
ラフィ「妨害…ですか?」
ゼルエル「ああ、実は…封印から逃げ出した悪魔は一人ではなくてな…」
ゼルエル「確認できるだけでもまだ72体ほど残っている」
サターニャ「なんですって!?」
ゼルエル「そいつらを再度封印、もしくは殲滅する必要があってな」
ゼルエル「天界だけならまだましだが、人間界に押し寄せる可能性もある…」
ゼルエル「そこでだ、この舞天市のエリアを…月乃瀬君、君に協力してもらいたい」
Sヴィーネ「ええと…多分このあたりの黒い線とか…」
サターニャ「必殺技も完全に光方面だったわね…」
Sヴィーネ「あ…あれは多分相手が悪魔だったから光の方が効いたとかで…」
ガヴ「何はともあれこれで一軒落着…」
シュン!
ゼルエル「ではないぞ」
ガヴ「ゼルエル姉さん!?なんで今更ここに?」
ゼルエル「その件は済まなかった…少し妨害を喰らってな、遅くなってしまった」
ラフィ「妨害…ですか?」
ゼルエル「ああ、実は…封印から逃げ出した悪魔は一人ではなくてな…」
ゼルエル「確認できるだけでもまだ72体ほど残っている」
サターニャ「なんですって!?」
ゼルエル「そいつらを再度封印、もしくは殲滅する必要があってな」
ゼルエル「天界だけならまだましだが、人間界に押し寄せる可能性もある…」
ゼルエル「そこでだ、この舞天市のエリアを…月乃瀬君、君に協力してもらいたい」
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:16:42.846 ID:+OeCOsbs0.net
………
ガヴ「よかったのかヴィーネ? あんな簡単に返事して」
ヴィーネ「ガヴ、心配してくれてありがとう…でもね、これは私がやりたいことなの」
ヴィーネ「ガヴと、サターニャと、ラフィと、タプちゃんと…ここに住むみんなと一緒に平和に過ごしたい…それが私の願いだから」
ガヴ「…そっか」
ギュム
ヴィーネ「…ガヴ?」
ガヴ「…私、あのときすごく怖かったんだ」
ガヴ「自分が死ぬのもだけど…それ以上にヴィーネが死んじゃうんじゃないかって…」
ガヴ「だから…無理だけはするなよ」
ヴィーネ「ガヴ…」
ガヴ「よかったのかヴィーネ? あんな簡単に返事して」
ヴィーネ「ガヴ、心配してくれてありがとう…でもね、これは私がやりたいことなの」
ヴィーネ「ガヴと、サターニャと、ラフィと、タプちゃんと…ここに住むみんなと一緒に平和に過ごしたい…それが私の願いだから」
ガヴ「…そっか」
ギュム
ヴィーネ「…ガヴ?」
ガヴ「…私、あのときすごく怖かったんだ」
ガヴ「自分が死ぬのもだけど…それ以上にヴィーネが死んじゃうんじゃないかって…」
ガヴ「だから…無理だけはするなよ」
ヴィーネ「ガヴ…」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:17:27.213 ID:+OeCOsbs0.net
ギュム
ガヴ「あ…///」
ヴィーネ「約束するわ…ガヴを悲しませることはしないって」
ヴィーネ「何があっても…ここでガヴ達と一緒に過ごすって」
ヴィーネ「だから…私にあなたを守らせて」ニコッ
ガヴ「え…///」
ヴィーネ「ちょっとかっこつけすぎちゃったかな…///」
ガヴ「いや、かっこよかったよ…///」
ガヴ「わかった、約束だからな…///」
ガヴ(ずっと一緒にいてくれよ…… 私の……ヒーローさん)
END
ガヴ「あ…///」
ヴィーネ「約束するわ…ガヴを悲しませることはしないって」
ヴィーネ「何があっても…ここでガヴ達と一緒に過ごすって」
ヴィーネ「だから…私にあなたを守らせて」ニコッ
ガヴ「え…///」
ヴィーネ「ちょっとかっこつけすぎちゃったかな…///」
ガヴ「いや、かっこよかったよ…///」
ガヴ「わかった、約束だからな…///」
ガヴ(ずっと一緒にいてくれよ…… 私の……ヒーローさん)
END
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/08/26(土) 23:53:45.373 ID:+OeCOsbs0.net
ラフィ「サターニャさんにも…光が⁉」
サターニャ「私は大悪魔よ⁉光の力なんて…」
ゼルエル「今の君では力不足だ」
サターニャ「ヴィネットだけに戦わせるなんて出来ないわ‼」
ラフィ「行っては駄目ですサターニャさん‼」
次回 ダークネスサターニャ誕生
サターニャ「手に入れたわ…大悪魔に相応しい力を‼」
※特に予定はありません
サターニャ「私は大悪魔よ⁉光の力なんて…」
ゼルエル「今の君では力不足だ」
サターニャ「ヴィネットだけに戦わせるなんて出来ないわ‼」
ラフィ「行っては駄目ですサターニャさん‼」
次回 ダークネスサターニャ誕生
サターニャ「手に入れたわ…大悪魔に相応しい力を‼」
※特に予定はありません
引用元: ・ガヴリール「シャイニングヴィーネ」
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