徐々にヤンデレに見えてくるわ

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友人「あーこんなとこにいた！ごめんね委員長っ、ちょっとこいつ借りてくねーっ♪」



友人「で、なんですかあれは。」

友人「ちーがーいーまーすー。宿題忘れたとかそんなこと聞いてんじゃないのー。……え、つか宿題忘れて怒られてたのか。」

友人「だったらあたしも忘れたんだけど？え？なんでお前だけ委員長から説教食らってるわけ？え？私は？は？」

友人「あーちがう。いや違わないけど。その話もおいおい委員長に問いただすけど！今はそんな話じゃなーいーの！」

友人「お前さ、なーんか、委員長と距離感近くない？確かにかわいいけどさー、デッレデレしちゃってさー…。」

友人「はーい、お前の彼女は誰ですかー。名前をやさしく、やさーしく答えてみてくーださい。」

友人「……ん。結構。じゃ、次の質問。そんな大事なとびっきりキュートな彼女ほったらかしにして、他の女にデレデレしちゃっていーんですかー。」

友人「シャラップ！言い訳無用！さっさと答える！！……ん、そうよねーデレデレしたらいかんよねー。分かってんじゃん。」

友人「……だったらさ……もっとあたしに、構えよっ…。お前が他の女の子と話してるとかさ、なんか見てるのつらいし…。」

友人「それに……委員長、お前だけ呼び出したりして……お前に気があるんじなない？」

友人「あたし……あの子、嫌い…。」

友人「……っつーわけだから！もうデレデレするの禁止！っつーか宿題忘れんな！ばーか！あたしも忘れたけど！ふーんだっ！」

友人「ぷはーっ！ひゃー食った食ったー！○○っ、ごっそさんでーす！」

友人「やー悪いねぇ今回のテストぼろ勝ちしちゃって♪これに懲りたらもう無謀な賭けはしないことだね！くっくっく～♪」

友人「ねっ、このあとどーしよっか！せっかくテストも終わったことだしさ、ぱーっと羽を伸ばそーじゃないか！ねっ！」

友人「えーゲーセンはこの前行ったじゃーん。こっちでもスコアあたしの圧勝だったし。……あれ、もしかしてあれっすか？○○くんって勝負事弱い感じっすか？ぷぷぷー♪」

友人「あーダーツかぁ。ダーツねー……んー…………。やだ！気分じゃない！却下！次！」

友人「……カラオケ…！そーいやしばらくカラオケ行ってないねー！えーっといつ以来だー？二人でカラオケ行ったのは、たしか二ヶ月くらい前だからー……」

友人「あ、あたしたちが……付き合う、前……くらい？」

友人「ち、ちょっ！照れんなよ！なんかあたしまで赤くなってくんじゃんか…！うぅーっ…！」

友人「でも、そーだなぁ…。……せっかく？こうして、無事にカップルになれた……わけだし？なんかこう、恋人同士～みたいな、なんかそんな曲……歌いたくない？」

友人「具体的にどんな曲って言われても……えーそうだなぁ。ヒ○シ&キー○ーとか？」

友人「えﾞ！？歌えないのっ！？じ、じゃあ堀○孝雄とケイ・ウ○スクとか……いやいやいや！！ぇえーっ！！しっかりしてよもー！！」



放課後の何気ない風景