1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 22:50:25.277 ID:8T1xGfZr0.net
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 22:51:45.829 ID:8T1xGfZr0.net
―昼休み 学校の屋上―
ラフィエル「……」ボー
ヴィーネ「ガヴ。はい、あーん……」
ガヴリール「あーん」パクッ モグモグ
ガウリール「……うん! やっぱり、ヴィーネの料理は世界一だな!」ゴクン
ヴィーネ「ふふ……それは良かったわ♪」
ガヴリール「私もヴィーネにするよ。あーん……」
ヴィーネ「……あーん///」パクッ
ヴィーネ「……」モグモグ
ヴィーネ「ガヴにやってもらえると美味しくなるわね///」
ガヴリール「……そうか///」テレテレ
ラフィエル「……」ボー
ヴィーネ「ガヴ。はい、あーん……」
ガヴリール「あーん」パクッ モグモグ
ガウリール「……うん! やっぱり、ヴィーネの料理は世界一だな!」ゴクン
ヴィーネ「ふふ……それは良かったわ♪」
ガヴリール「私もヴィーネにするよ。あーん……」
ヴィーネ「……あーん///」パクッ
ヴィーネ「……」モグモグ
ヴィーネ「ガヴにやってもらえると美味しくなるわね///」
ガヴリール「……そうか///」テレテレ
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 22:53:07.815 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「……」
サターニャ「どうしたのよ、ラフィエル。ぼーとして」
ラフィエル「あ、サターニャさん……売店で何を買ってきました?」
サターニャ「メロンパンを買ってきたわ」
ラフィエル「……そうですか」
サターニャ「元気ないわね。ほんとにどうしたのよ?」
サターニャ「どうしたのよ、ラフィエル。ぼーとして」
ラフィエル「あ、サターニャさん……売店で何を買ってきました?」
サターニャ「メロンパンを買ってきたわ」
ラフィエル「……そうですか」
サターニャ「元気ないわね。ほんとにどうしたのよ?」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 22:55:24.669 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「……」
ラフィエル「ガヴちゃん達が羨ましいなと思いまして……」
サターニャ「ラフィエルもこういうことしたいの?」
ラフィエル「……」チラッ
ガヴリール「ヴィーネ///」イチャイチャ
ヴィーネ「ガヴ///」イチャイチャ
ラフィエル「……」
ラフィエル「……ここまでしなくていいですね」
サターニャ「確かに」
ラフィエル「ガヴちゃん達が羨ましいなと思いまして……」
サターニャ「ラフィエルもこういうことしたいの?」
ラフィエル「……」チラッ
ガヴリール「ヴィーネ///」イチャイチャ
ヴィーネ「ガヴ///」イチャイチャ
ラフィエル「……」
ラフィエル「……ここまでしなくていいですね」
サターニャ「確かに」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 22:56:49.998 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「まあ、誰かさんは鈍感で、こういうのに興味ないと思いますけど」チラッ
サターニャ「(こっち見た!)そうね///」
サターニャ(やっぱり、ラフィエルは私のことを///)
ラフィエル「……?」
サターニャ「そういえばさ……この空間に入れずに、一人でいるような気分を味わった感想はどう?」
ラフィエル「……サターニャさんの気持ちがよく分かりました」
サターニャ「(こっち見た!)そうね///」
サターニャ(やっぱり、ラフィエルは私のことを///)
ラフィエル「……?」
サターニャ「そういえばさ……この空間に入れずに、一人でいるような気分を味わった感想はどう?」
ラフィエル「……サターニャさんの気持ちがよく分かりました」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 22:57:42.214 ID:8T1xGfZr0.net
―放課後―
ヴィーネ「それじゃあ、私達はこっちだから……またね!」
ガヴリール「じゃあな。サターニャ、ラフィ」テクテク
ラフィエル「ガヴちゃん、ヴィーネさん。また明日」ペコリ
サターニャ「バイバイ! ガヴリール! ヴィネット!」ノシ
ヴィーネ「それじゃあ、私達はこっちだから……またね!」
ガヴリール「じゃあな。サターニャ、ラフィ」テクテク
ラフィエル「ガヴちゃん、ヴィーネさん。また明日」ペコリ
サターニャ「バイバイ! ガヴリール! ヴィネット!」ノシ
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:00:44.298 ID:8T1xGfZr0.net
サターニャ「……」スタスタ
ラフィエル「……」スタスタ
サターニャ(気まずいわね……)
サターニャ(魔法のランプを拾ってから、今日で3日目が経った)
サターニャ(何も願いは叶えなかったけど、ランプが消えるときに、ラフィエルの弱点を聞いた)
サターニャ(ラフィエルの弱点は私だった。察するに、ラフィエルは私のことを好き……っていうことよね///)
サターニャ「……」
サターニャ(ああもう! これから先、どう接すればいいのよ!)
ラフィエル「……」スタスタ
サターニャ(気まずいわね……)
サターニャ(魔法のランプを拾ってから、今日で3日目が経った)
サターニャ(何も願いは叶えなかったけど、ランプが消えるときに、ラフィエルの弱点を聞いた)
サターニャ(ラフィエルの弱点は私だった。察するに、ラフィエルは私のことを好き……っていうことよね///)
サターニャ「……」
サターニャ(ああもう! これから先、どう接すればいいのよ!)
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:02:27.420 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ「!!」ビクッ
サターニャ「な、何よ!」
ラフィエル「私の家はこっちですから、ここでお別れです」
サターニャ「あ……ああ、そうね」
サターニャ(か、考え事してたら、分かれ道まで来ちゃった)
ラフィエル「では……また明日、お会いしましょう」ニコッ
サターニャ「うん……またね!」
サターニャ「!!」ビクッ
サターニャ「な、何よ!」
ラフィエル「私の家はこっちですから、ここでお別れです」
サターニャ「あ……ああ、そうね」
サターニャ(か、考え事してたら、分かれ道まで来ちゃった)
ラフィエル「では……また明日、お会いしましょう」ニコッ
サターニャ「うん……またね!」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:04:11.595 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「はあ……」スタスタ
ラフィエル(最近、サターニャさんとあまり話せてませんね……)
ラフィエル(避けられている……? いえ、そんなことはありません)
ラフィエル(……)
ラフィエル(私もサターニャさんと、ガヴちゃん達のような関係になりたいな……)
ラフィエル「……」スタスタ
ラフィエル「あっ、もう家に着きましたか」
ラフィエル(最近、サターニャさんとあまり話せてませんね……)
ラフィエル(避けられている……? いえ、そんなことはありません)
ラフィエル(……)
ラフィエル(私もサターニャさんと、ガヴちゃん達のような関係になりたいな……)
ラフィエル「……」スタスタ
ラフィエル「あっ、もう家に着きましたか」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:06:53.804 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「ただいまー」ガチャッ
ラフィエル「さて、明日の予習でもしますか。その後に毎日の日課である、千里眼でサターニャさん家を覗いて……」スタスタ ピタッ
ラフィエル「…………?」
ラフィエル「なんですかこのランプは……」ヒョイッ
ラフィエル「今朝、家を出るとき、机の上にこんなものなかったはず……マルティエルが持ってきたのでしょうか?」
ラフィエル「しかし……綺麗なランプですね」
ラフィエル「おとぎ話のように擦ったら、なにか起きたりして……!」サワサワ
ラフィエル「さて、明日の予習でもしますか。その後に毎日の日課である、千里眼でサターニャさん家を覗いて……」スタスタ ピタッ
ラフィエル「…………?」
ラフィエル「なんですかこのランプは……」ヒョイッ
ラフィエル「今朝、家を出るとき、机の上にこんなものなかったはず……マルティエルが持ってきたのでしょうか?」
ラフィエル「しかし……綺麗なランプですね」
ラフィエル「おとぎ話のように擦ったら、なにか起きたりして……!」サワサワ
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:08:23.813 ID:8T1xGfZr0.net
ランプ「」ガタガタガタ
ラフィエル「……? 今、動きましたか?」
ランプ「」 ボン!
ラフィエル「きゃっ!?」
ランプの精霊「……」
ラフィエル「……」
ラフィエル「……? 今、動きましたか?」
ランプ「」 ボン!
ラフィエル「きゃっ!?」
ランプの精霊「……」
ラフィエル「……」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:19:22.772 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「こんにちは」ニコッ
ランプの精霊「ああ、こんにちは。君が私を呼び出したのか?」
ラフィエル「ええ、そうですが……どちら様でしょうか?」
ランプの精霊「私はランプの精霊。なんでも願いを叶えられる存在だ」
ランプの精霊「それでお嬢さんの願いはなんだ?」
ランプの精霊「ああ、こんにちは。君が私を呼び出したのか?」
ラフィエル「ええ、そうですが……どちら様でしょうか?」
ランプの精霊「私はランプの精霊。なんでも願いを叶えられる存在だ」
ランプの精霊「それでお嬢さんの願いはなんだ?」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:21:19.399 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル(……驚きました。昔、絵本で読んだ出来事が、目の前で起こっています)
ラフィエル「なんでも……ですか?」
ランプの精霊「ああ、なんでもだ。大金持ちになりたいとか」
ラフィエル「私の家は、お金をたくさん持っているので結構です」
ランプの精霊「……世界を我が物にしたいとか」
ラフィエル「そんなことしたら、神様に怒られてしまいます」
ラフィエル「なんでも……ですか?」
ランプの精霊「ああ、なんでもだ。大金持ちになりたいとか」
ラフィエル「私の家は、お金をたくさん持っているので結構です」
ランプの精霊「……世界を我が物にしたいとか」
ラフィエル「そんなことしたら、神様に怒られてしまいます」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:26:03.772 ID:8T1xGfZr0.net
ランプの精霊「そういえば、君は天使だったな」
ラフィエル「!! 分かるんですか!?」
ランプの精霊「まあな」
ランプの精霊「それで……なにか叶えたい願いはあるか?」
ラフィエル「………………ないですね」ニコッ
ランプの精霊「本当か?」
ラフィエル「はい」
ラフィエル「!! 分かるんですか!?」
ランプの精霊「まあな」
ランプの精霊「それで……なにか叶えたい願いはあるか?」
ラフィエル「………………ないですね」ニコッ
ランプの精霊「本当か?」
ラフィエル「はい」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:38:14.481 ID:8T1xGfZr0.net
ランプの精霊「言っておくが、私は人の心を読めるぞ。それは天使も例外ではない」
ラフィエル「!!」
ランプの精霊「……」
ラフィエル「……」
ランプの精霊「……まあ、無理に願いを言う必要はない。前に、自分の願いは自分で叶えると言っていた少女もいるしな」
ラフィエル(まるで……サターニャさんのような方ですね)
ランプの精霊「では、願いがないなら私は帰るぞ」
ラフィエル「!!」
ランプの精霊「……」
ラフィエル「……」
ランプの精霊「……まあ、無理に願いを言う必要はない。前に、自分の願いは自分で叶えると言っていた少女もいるしな」
ラフィエル(まるで……サターニャさんのような方ですね)
ランプの精霊「では、願いがないなら私は帰るぞ」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:41:10.175 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「ま、待ってください!」
ランプの精霊「どうした?」
ラフィエル「なぜ……私の前に現れたのですか?」
ランプの精霊「それは気まぐれ……というよりも、気づいたらここにいた」
ランプの精霊「理由はないな」
ラフィエル「そうですか……」
ランプの精霊「それだけか?」
ラフィエル「えーと……あの……その……」
ランプの精霊「…………好きな人がいるが、その子が自分をどう思っているかが、気になるのか」
ランプの精霊「どうした?」
ラフィエル「なぜ……私の前に現れたのですか?」
ランプの精霊「それは気まぐれ……というよりも、気づいたらここにいた」
ランプの精霊「理由はないな」
ラフィエル「そうですか……」
ランプの精霊「それだけか?」
ラフィエル「えーと……あの……その……」
ランプの精霊「…………好きな人がいるが、その子が自分をどう思っているかが、気になるのか」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:42:22.805 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「!!」
ラフィエル「……はい」
ランプの精霊(……好きな相手はサターニャか)
ランプの精霊「別に教えてもいいが……どうする?」
ランプの精霊「それとも、願いでその子の気持ちをラフィエルに向けることもできる」
ラフィエル「そ、そんなことができるんですか!?」
ランプの精霊「ああ、できる。その子の感情を君に向けるだけだ」
ラフィエル「……はい」
ランプの精霊(……好きな相手はサターニャか)
ランプの精霊「別に教えてもいいが……どうする?」
ランプの精霊「それとも、願いでその子の気持ちをラフィエルに向けることもできる」
ラフィエル「そ、そんなことができるんですか!?」
ランプの精霊「ああ、できる。その子の感情を君に向けるだけだ」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:44:12.005 ID:8T1xGfZr0.net
ランプの精霊「誰でもラフィエルを好きになる可能性がある。だから、その気持ちは偽りではない」
ラフィエル(なんて……なんて魅力的な提案……)
ラフィエル(一刻も早くサターニャさんと付き合いたい! けど……)
ラフィエル(本当にそれでいいのでしょうか……)
ランプの精霊「……」
ラフィエル(私は……)
ランプの精霊「……叶えたいものがないなら、これで失礼する」
ラフィエル(なんて……なんて魅力的な提案……)
ラフィエル(一刻も早くサターニャさんと付き合いたい! けど……)
ラフィエル(本当にそれでいいのでしょうか……)
ランプの精霊「……」
ラフィエル(私は……)
ランプの精霊「……叶えたいものがないなら、これで失礼する」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:45:17.499 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「わ、私は……!」
ランプの精霊「……なんだ?」
ラフィエル「私は自分の力で欲しいものを、手に入れないと駄目なんですよ!」
ラフィエル「あなたに頼って、サターニャさんと付き合えても……なぜ、私を好きになったのか分かりません! そんなのは嫌です!」
ラフィエル「だから……ランプさんに叶えて欲しい願いはありません!」
ランプの精霊「……そうか。分かった」
ランプの精霊(サターニャと似た者同士だな)
ランプの精霊「……なんだ?」
ラフィエル「私は自分の力で欲しいものを、手に入れないと駄目なんですよ!」
ラフィエル「あなたに頼って、サターニャさんと付き合えても……なぜ、私を好きになったのか分かりません! そんなのは嫌です!」
ラフィエル「だから……ランプさんに叶えて欲しい願いはありません!」
ランプの精霊「……そうか。分かった」
ランプの精霊(サターニャと似た者同士だな)
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:46:10.741 ID:8T1xGfZr0.net
ランプの精霊「では、私は帰るとしよう」
ランプの精霊「……」
ランプの精霊「告白、成功するといいな」ボソッ
ラフィエル「……!」
ランプの精霊「さらばだ」シュン
ランプの精霊「……」
ランプの精霊「告白、成功するといいな」ボソッ
ラフィエル「……!」
ランプの精霊「さらばだ」シュン
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:47:50.512 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「……消えた」
ラフィエル(ランプさん……ありがとうございます)
ラフィエル「では、サターニャさんに会いに行きましょう」
ラフィエル「私の一世一代の大勝負! 見ていてください!」
ラフィエル「神足通!」シュン
ラフィエル(ランプさん……ありがとうございます)
ラフィエル「では、サターニャさんに会いに行きましょう」
ラフィエル「私の一世一代の大勝負! 見ていてください!」
ラフィエル「神足通!」シュン
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:48:44.857 ID:8T1xGfZr0.net
―サタニキア邸―
サターニャ「……」
サターニャ「なんか最近つまらないわね。ラフィエルも導いて(いじって)こないし……」
サターニャ「……ラフィエル」ボソッ
ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ「ら、ラフィエル!? 勝手に入ってこないでよ!」
ラフィエル「あっ、すみません」
サターニャ「で、今日は何の用なのよ。そういえば久々じゃない? 私に家に来るのは」
サターニャ「……」
サターニャ「なんか最近つまらないわね。ラフィエルも導いて(いじって)こないし……」
サターニャ「……ラフィエル」ボソッ
ラフィエル「サターニャさん」
サターニャ「ら、ラフィエル!? 勝手に入ってこないでよ!」
ラフィエル「あっ、すみません」
サターニャ「で、今日は何の用なのよ。そういえば久々じゃない? 私に家に来るのは」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:49:43.566 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「そうですね……ねえ、サターニャさん」
サターニャ「何?」
ラフィエル「……」スーハー グッ
ラフィエル「私……サターニャさんのことが」
「好きです」
サターニャ「何?」
ラフィエル「……」スーハー グッ
ラフィエル「私……サターニャさんのことが」
「好きです」
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:51:09.001 ID:8T1xGfZr0.net
サターニャ「……」
ラフィエル「……」
サターニャ「……」
ラフィエル「……」
サターニャ「……」
ラフィエル「……すみません。失礼しました」ダッ
サターニャ「ちょ、ちょっと!? 待ちなさいよ!」ガシッ
ラフィエル「は、離してください! もう分かりましたから!」ジタバタ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
ラフィエル「……」
サターニャ「……」
ラフィエル「……」
サターニャ「……」
ラフィエル「……すみません。失礼しました」ダッ
サターニャ「ちょ、ちょっと!? 待ちなさいよ!」ガシッ
ラフィエル「は、離してください! もう分かりましたから!」ジタバタ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:52:26.364 ID:8T1xGfZr0.net
サターニャ「私の気持ちを勝手に決めてんじゃないわよ!」
ラフィエル「いいんです……さっきの反応で分かりました」
サターニャ「……ああ、もう!」スッ
ラフィエル「な、なんです―――」チュッ
ラフィエル「……」
ラフィエル(さ、サターニャさんに……き、キスされ……///)カアア
ラフィエル「いいんです……さっきの反応で分かりました」
サターニャ「……ああ、もう!」スッ
ラフィエル「な、なんです―――」チュッ
ラフィエル「……」
ラフィエル(さ、サターニャさんに……き、キスされ……///)カアア
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:53:23.402 ID:8T1xGfZr0.net
サターニャ「私は、誰かを好きになったことないから、分からないけど……」
サターニャ「あんたとのキスは嫌じゃなかった。ほんとよ?」
ラフィエル「サターニャさん……」ツー
サターニャ「泣かないでよ! だからね……」
サターニャ「私があんたのことを好きって気づいたら、その時私から告白するから―――」
「それまで待っていなさい! ラフィエル!」
サターニャ「あんたとのキスは嫌じゃなかった。ほんとよ?」
ラフィエル「サターニャさん……」ツー
サターニャ「泣かないでよ! だからね……」
サターニャ「私があんたのことを好きって気づいたら、その時私から告白するから―――」
「それまで待っていなさい! ラフィエル!」
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/04(月) 23:55:39.760 ID:8T1xGfZr0.net
ラフィエル「……」
ラフィエル「はい……待っています」
ラフィエル「いつまでも……待っています」ポロポロ
サターニャ「うん、よろしい!」ニコッ
ラフィエル「サターニャさん、大好きです」ギュッ
サターニャ「ええ……必ず答えるから……待ってなさい」ギュッ
ランプの精霊「……」
ランプの精霊「あの二人は大丈夫そうだな」
ランプの精霊「良かったな、ラフィエル。サターニャならきっと、ラフィエルの思いに答えてくれるだろう」
ランプの精霊「……幸せにな」
―完―
ラフィエル「はい……待っています」
ラフィエル「いつまでも……待っています」ポロポロ
サターニャ「うん、よろしい!」ニコッ
ラフィエル「サターニャさん、大好きです」ギュッ
サターニャ「ええ……必ず答えるから……待ってなさい」ギュッ
ランプの精霊「……」
ランプの精霊「あの二人は大丈夫そうだな」
ランプの精霊「良かったな、ラフィエル。サターニャならきっと、ラフィエルの思いに答えてくれるだろう」
ランプの精霊「……幸せにな」
―完―
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