1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:49:42.384 ID:389zkkqK0.net
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:50:49.470 ID:389zkkqK0.net
―エンジェル喫茶―
ガヴリール「もうすぐでバイトも終わりか……早く、家に帰りたいな」
ガヴリール「しかし……今日は誰も来なかったな。大丈夫かこの店?」
マスター「天真君、そろそろ上がっていいよ」
ガヴリール「へい、分かりました」
マスター「あ、それとこの落とし物は誰のか分かるかい?」
ガヴリール「……なんですか、そのランプは?」
ガヴリール「もうすぐでバイトも終わりか……早く、家に帰りたいな」
ガヴリール「しかし……今日は誰も来なかったな。大丈夫かこの店?」
マスター「天真君、そろそろ上がっていいよ」
ガヴリール「へい、分かりました」
マスター「あ、それとこの落とし物は誰のか分かるかい?」
ガヴリール「……なんですか、そのランプは?」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:52:30.682 ID:389zkkqK0.net
マスター「うーん、気付いたらカウンター席に置いてあったんだよね……お客さんの物かな?」
ガヴリール「今日は客来なかったっすよ」
マスター「そうだよねえ! どうみてもお客さんの物ではないよね!」
ガヴリール「……マスター、誰の物でもないなら、それ貰っていっすか?」
マスター「そうだね……捨てるのも勿体ないしねえ……いいよ、持って帰って」
ガヴリール「あざーす。では、先に上がりますね」ガチャッ
マスター「次は明後日に来てね」
ガヴリール「へーい、お疲れさまでしたー」 バタン
ガヴリール「今日は客来なかったっすよ」
マスター「そうだよねえ! どうみてもお客さんの物ではないよね!」
ガヴリール「……マスター、誰の物でもないなら、それ貰っていっすか?」
マスター「そうだね……捨てるのも勿体ないしねえ……いいよ、持って帰って」
ガヴリール「あざーす。では、先に上がりますね」ガチャッ
マスター「次は明後日に来てね」
ガヴリール「へーい、お疲れさまでしたー」 バタン
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:54:10.754 ID:389zkkqK0.net
―ガヴリール家―
ガヴリール「……」
ガヴリール「……」ニヤッ
ガヴリール「よっしゃあ! さっそく、このランプをメル〇リに出品しよう!」PC起動
ガヴリール「デザインもいいし、汚れてないからきっと高く売れるぞ!」カチカチ
ランプの精霊「売ってどうするんだ?」
ガヴリール「そりゃ、現金に換えてヴィーネへのプレゼント代に使うんだ……よ……?」クルッ
ガヴリール「……」
ガヴリール「……」ニヤッ
ガヴリール「よっしゃあ! さっそく、このランプをメル〇リに出品しよう!」PC起動
ガヴリール「デザインもいいし、汚れてないからきっと高く売れるぞ!」カチカチ
ランプの精霊「売ってどうするんだ?」
ガヴリール「そりゃ、現金に換えてヴィーネへのプレゼント代に使うんだ……よ……?」クルッ
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:56:32.018 ID:389zkkqK0.net
ランプの精霊「……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「なんだ、このおっさん!?」
ランプの精霊「初めましてお嬢さん。私はランプの精霊だ」
ガヴリール「……くそっ! こんな変な物は出品できない……」
ランプの精霊「気にするところはそこなのか」
ガヴリール「ん? ランプの精霊? そういえば……」
ガヴリール「……」
ガヴリール「なんだ、このおっさん!?」
ランプの精霊「初めましてお嬢さん。私はランプの精霊だ」
ガヴリール「……くそっ! こんな変な物は出品できない……」
ランプの精霊「気にするところはそこなのか」
ガヴリール「ん? ランプの精霊? そういえば……」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:57:23.801 ID:389zkkqK0.net
―回想―
ガヴリール『そういえばさ。ヴィーネはなぜ、告白しようと思ったんだ? 私が脈ありだとよく気付いたな』
ヴィーネ『それがね……ガヴも私のこと好きだってことを、教えてくれた人がいたの』
ガヴリール『えっ!? 誰だよそれは! ラフィエルでさえ知らなかったのに……!』
ヴィーネ『……言ってもいいけど笑わないでね?』
ガヴリール『大丈夫。ヴィーネのこと絶対笑わない』
ヴィーネ『えーとね…………ランプの精霊さん』
ガヴリール『……なんだそれ?』
ヴィーネ『願いを叶えてくれる存在だって』
ガヴリール『ふーん……』
ガヴリール『そういえばさ。ヴィーネはなぜ、告白しようと思ったんだ? 私が脈ありだとよく気付いたな』
ヴィーネ『それがね……ガヴも私のこと好きだってことを、教えてくれた人がいたの』
ガヴリール『えっ!? 誰だよそれは! ラフィエルでさえ知らなかったのに……!』
ヴィーネ『……言ってもいいけど笑わないでね?』
ガヴリール『大丈夫。ヴィーネのこと絶対笑わない』
ヴィーネ『えーとね…………ランプの精霊さん』
ガヴリール『……なんだそれ?』
ヴィーネ『願いを叶えてくれる存在だって』
ガヴリール『ふーん……』
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 00:59:36.505 ID:389zkkqK0.net
ガヴリール「あんただったのか!?」
ランプの精霊「如何にも。ヴィネットにガヴリールのことを教えたのは私だ」
ガヴリール「そうか……ありがとな! お陰でヴィーネと付き合うことができた」ニコッ
ランプの精霊「そうか。それは良かったな」
ガヴリール「それでさ! 私の願いも叶えてくれるのか?」
ランプの精霊「あー……うん……まあ……いいだろう」
ガヴリール「なんで言い淀んだ。ちなみに、願いの範囲はどこまでだ?」
ランプの精霊「如何にも。ヴィネットにガヴリールのことを教えたのは私だ」
ガヴリール「そうか……ありがとな! お陰でヴィーネと付き合うことができた」ニコッ
ランプの精霊「そうか。それは良かったな」
ガヴリール「それでさ! 私の願いも叶えてくれるのか?」
ランプの精霊「あー……うん……まあ……いいだろう」
ガヴリール「なんで言い淀んだ。ちなみに、願いの範囲はどこまでだ?」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:00:21.514 ID:389zkkqK0.net
ランプの精霊「なんでもだ。大金持ちになりたいとか」
ガヴリール「大金持ち!」
ランプの精霊「世界を自分の物にしたいとか」
ガヴリール「私の思うまま!!」
ランプの精霊「……君は天使なのに強欲だな」
ガヴリール「まあ、私は駄天使だからな」
ランプの精霊「理由になってないぞ。しかし、いいのか?」
ガヴリール「大金持ち!」
ランプの精霊「世界を自分の物にしたいとか」
ガヴリール「私の思うまま!!」
ランプの精霊「……君は天使なのに強欲だな」
ガヴリール「まあ、私は駄天使だからな」
ランプの精霊「理由になってないぞ。しかし、いいのか?」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:02:04.482 ID:389zkkqK0.net
ガヴリール「なにがだ?」
ランプの精霊「その願いを叶えたらガウリールの生活が大きく変わるだろう」
ガヴリール「? 何か問題があるのか?」
ランプの精霊「今より堕落した生活を送り続けたら、ヴィネットが愛想を付かし、離れていくとは考えないのか?」
ガヴリール「それは絶対ない!」
ランプの精霊「絶対ないとどうして言い切れる? 大昔に、願いで大金持ちになった人間は、傲慢になっていき、やがて大切なものを全て失ったものもいる」
ガヴリール「……」
ランプの精霊「ヴィネットを悲しませていいのか?」
ランプの精霊「その願いを叶えたらガウリールの生活が大きく変わるだろう」
ガヴリール「? 何か問題があるのか?」
ランプの精霊「今より堕落した生活を送り続けたら、ヴィネットが愛想を付かし、離れていくとは考えないのか?」
ガヴリール「それは絶対ない!」
ランプの精霊「絶対ないとどうして言い切れる? 大昔に、願いで大金持ちになった人間は、傲慢になっていき、やがて大切なものを全て失ったものもいる」
ガヴリール「……」
ランプの精霊「ヴィネットを悲しませていいのか?」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:05:11.351 ID:389zkkqK0.net
ー同時刻より少し前 ヴィーネハウスー
ヴィーネ「……あっ! もうこんな時間ね」
ヴィーネ「そろそろガヴの家に行きましょうか」スクッ
ヴィーネ「ガヴはアルバイトから帰って来てるだろうし、晩御飯を作りに行きましょう」スタスタ ガチャッ
―――バタン
ヴィーネ「今日は何を作りましょうか……昨日はカレーだったから、今日は和食かな?」スタスタ
タプリス「……」テクテク
ヴィーネ「……ん? あの後ろ姿は……タプちゃんね!」
ヴィーネ「……あっ! もうこんな時間ね」
ヴィーネ「そろそろガヴの家に行きましょうか」スクッ
ヴィーネ「ガヴはアルバイトから帰って来てるだろうし、晩御飯を作りに行きましょう」スタスタ ガチャッ
―――バタン
ヴィーネ「今日は何を作りましょうか……昨日はカレーだったから、今日は和食かな?」スタスタ
タプリス「……」テクテク
ヴィーネ「……ん? あの後ろ姿は……タプちゃんね!」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:10:09.568 ID:QkAon6cOa.net
ヴィーネ「おーい! タプちゃーん!」ノシ
タプリス「……?」クルッ
タプリス「………………月乃瀬先輩ですか」
ヴィーネ「こんばんは。タプちゃんは今からどこに行くの?」
タプリス「晩御飯の買い出しです。月乃瀬先輩はどこに行くのですか?」
ヴィーネ「ガヴの家よ。晩御飯を作りに行くの!」
タプリス「…………そうですか」
タプリス「……?」クルッ
タプリス「………………月乃瀬先輩ですか」
ヴィーネ「こんばんは。タプちゃんは今からどこに行くの?」
タプリス「晩御飯の買い出しです。月乃瀬先輩はどこに行くのですか?」
ヴィーネ「ガヴの家よ。晩御飯を作りに行くの!」
タプリス「…………そうですか」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:11:28.641 ID:QkAon6cOa.net
ヴィーネ「あっ! 折角だから一緒にご飯食べない? 皆で作りましょう!」
タプリス「いえ、お二人の時間を邪魔するのは悪いので、ご遠慮させていただきます」ニコッ
ヴィーネ「そう。別に気を遣わなくていいのに……それなら!」
ヴィーネ「今度の休みに皆でまた、タコパしない?」
タプリス「……」
タプリス「そうですね……いいですよ」
ヴィーネ「じゃあ、決まりね! サターニャ達に連絡入れとくわね!」
タプリス「お願いします」
ヴィーネ「そろそろ行くわ。またね、タプちゃん」タッタッタッ
タプリス「………………」
タプリス「いえ、お二人の時間を邪魔するのは悪いので、ご遠慮させていただきます」ニコッ
ヴィーネ「そう。別に気を遣わなくていいのに……それなら!」
ヴィーネ「今度の休みに皆でまた、タコパしない?」
タプリス「……」
タプリス「そうですね……いいですよ」
ヴィーネ「じゃあ、決まりね! サターニャ達に連絡入れとくわね!」
タプリス「お願いします」
ヴィーネ「そろそろ行くわ。またね、タプちゃん」タッタッタッ
タプリス「………………」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:12:12.559 ID:QkAon6cOa.net
ID変わっていますが>>1です
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:13:39.010 ID:QkAon6cOa.net
―現在―
ガヴリール「それでもだ……」
ランプの精霊「なんだ?」
ガヴリール「それでも、ヴィーネは私を見捨てない!」
ガヴリール「見捨てないし、私を正しい道に導いてくれる!」
ランプの精霊「それは本来、天使の仕事ではないのか? 悪魔の子が天使を導くのか」
ガヴリール「うるさい! 私のヴィーネはよくできた天使なんですー!」
ランプの精霊「そ、そうか……しかし、ヴィネットを強く信頼しているんだな」
ガヴリール「駄天使になってもヴィーネは相変わらず接してくれて……」
ガヴリール「それでもだ……」
ランプの精霊「なんだ?」
ガヴリール「それでも、ヴィーネは私を見捨てない!」
ガヴリール「見捨てないし、私を正しい道に導いてくれる!」
ランプの精霊「それは本来、天使の仕事ではないのか? 悪魔の子が天使を導くのか」
ガヴリール「うるさい! 私のヴィーネはよくできた天使なんですー!」
ランプの精霊「そ、そうか……しかし、ヴィネットを強く信頼しているんだな」
ガヴリール「駄天使になってもヴィーネは相変わらず接してくれて……」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:15:00.236 ID:QkAon6cOa.net
ガヴリール「私の姉さんといざこざがあった時に、ヴィーネは今のままでもいいって言ってくれたから……」
ランプの精霊「それは嬉しいだろうな」
ガヴリール「とても嬉しかったよ。それと同時に……」
ランプの精霊「好きになったのか?」
ガヴリール「!? なんで私の考えを読めるんだよ!」
ランプの精霊「願いを叶えられるなら、これくらいはできないとな」
ガヴリール(本当にそんな力があるのか……)
ランプの精霊「では、ガヴリール。君の願いはなんだ?」
ガヴリール「……私の願いは」
ランプの精霊「それは嬉しいだろうな」
ガヴリール「とても嬉しかったよ。それと同時に……」
ランプの精霊「好きになったのか?」
ガヴリール「!? なんで私の考えを読めるんだよ!」
ランプの精霊「願いを叶えられるなら、これくらいはできないとな」
ガヴリール(本当にそんな力があるのか……)
ランプの精霊「では、ガヴリール。君の願いはなんだ?」
ガヴリール「……私の願いは」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:16:28.951 ID:QkAon6cOa.net
スタスタスタスタ ガチャッ
ヴィーネ「ガヴー。晩御飯を作りに来たわよー」
ガヴリール「!! ヴィーネが来た!」
ヴィーネ「今、何している…………ランプの精霊さん!?」
ランプの精霊「久しぶりだな、ヴィネットよ」
ガヴリール「よう、ヴィーネ」
ヴィーネ「が、ガヴの所にも精霊さん来たの!?…………願いはもう叶えた?」
ガヴリール「いや、まだだ……これから願いを言うところだ」
ヴィーネ「!!……何をお願いするつもり?」
ヴィーネ「ガヴー。晩御飯を作りに来たわよー」
ガヴリール「!! ヴィーネが来た!」
ヴィーネ「今、何している…………ランプの精霊さん!?」
ランプの精霊「久しぶりだな、ヴィネットよ」
ガヴリール「よう、ヴィーネ」
ヴィーネ「が、ガヴの所にも精霊さん来たの!?…………願いはもう叶えた?」
ガヴリール「いや、まだだ……これから願いを言うところだ」
ヴィーネ「!!……何をお願いするつもり?」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:17:35.589 ID:QkAon6cOa.net
ガヴリール「そうだな…………」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「……ところでヴィーネは何をお願いしたの?」
ヴィーネ「わ、私!? えーとっ……私は……その……///」モジモジ
ガヴリール「ヴィーネはあんたに何を言ったんだ?」クルッ
ランプの精霊「……言ってもいいか? ヴィネット」
ヴィーネ「だ、ダメです! 言わないでください!」
ガヴリール「じゃあ、願いでヴィーネがこのおっさんに何を言ったのかを聞こうかな」
ヴィーネ「もうっ……! そんなことに願いを使わないの!」
ガヴリール「なら、言ってくれるか」ニヤニヤ
ヴィーネ「……」
ガヴリール「……ところでヴィーネは何をお願いしたの?」
ヴィーネ「わ、私!? えーとっ……私は……その……///」モジモジ
ガヴリール「ヴィーネはあんたに何を言ったんだ?」クルッ
ランプの精霊「……言ってもいいか? ヴィネット」
ヴィーネ「だ、ダメです! 言わないでください!」
ガヴリール「じゃあ、願いでヴィーネがこのおっさんに何を言ったのかを聞こうかな」
ヴィーネ「もうっ……! そんなことに願いを使わないの!」
ガヴリール「なら、言ってくれるか」ニヤニヤ
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:18:46.525 ID:QkAon6cOa.net
ヴィーネ「……分かったわよ」
ヴィーネ「ガヴと……ナリタイ……シタノ」ボソッ
ガヴリール「えっ? なんだって?」
ヴィーネ「ガヴと恋人同士になりたいってお願いしたの!」
ガヴリール「……///」
ガヴリール「おう/// ありがとう///」
ヴィーネ「これでいいでしょ///」
ランプの精霊「……」
ランプの精霊(なんだこのイチャイチャ空間は)
ヴィーネ「ガヴと……ナリタイ……シタノ」ボソッ
ガヴリール「えっ? なんだって?」
ヴィーネ「ガヴと恋人同士になりたいってお願いしたの!」
ガヴリール「……///」
ガヴリール「おう/// ありがとう///」
ヴィーネ「これでいいでしょ///」
ランプの精霊「……」
ランプの精霊(なんだこのイチャイチャ空間は)
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:20:51.882 ID:QkAon6cOa.net
ヴィーネ「その願いはすでに叶えられてたわ……お互い好きだったから///」
ガヴリール「まあな///」
ランプの精霊「話が長くなりそうだから失礼するが……ガヴリール、願いはどうするんだ?」
ガヴリール「もうちょっと待って。ヴィーネは他の願いを言ったのか?」
ヴィーネ「ううん、それだけよ」
ガヴリール「そうか……分かった」
ガヴリール「ランプのおっさん、私の願いはもう叶えなくていい」
ランプの精霊「ほう……いいのか? さっきまで何にするか悩んでいたのに」
ガヴリール「いいさ。あんたの話を聞いた時、これ以上高望みして、大事な物を失うわけにはいかないと思ったんだ」チラッ
ガヴリール「今、私は幸せだからな」
ガヴリール「まあな///」
ランプの精霊「話が長くなりそうだから失礼するが……ガヴリール、願いはどうするんだ?」
ガヴリール「もうちょっと待って。ヴィーネは他の願いを言ったのか?」
ヴィーネ「ううん、それだけよ」
ガヴリール「そうか……分かった」
ガヴリール「ランプのおっさん、私の願いはもう叶えなくていい」
ランプの精霊「ほう……いいのか? さっきまで何にするか悩んでいたのに」
ガヴリール「いいさ。あんたの話を聞いた時、これ以上高望みして、大事な物を失うわけにはいかないと思ったんだ」チラッ
ガヴリール「今、私は幸せだからな」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:21:53.234 ID:QkAon6cOa.net
ヴィーネ「ガヴ……」ウルウル
ランプの精霊「そうか……私の本体を、オークションに売り飛ばそうとした者の発言ではないな」
ガヴリール「台無しだよ。なんだ? 根に持ってんのか?」
ランプの精霊「別にもってない」
ヴィーネ「ガヴー! そんなことしたら駄目でしょ!」
ガヴリール「ち、違うんだヴィーネ! おっさんがいるとは知らなかったんだよ!」
ランプの精霊「まあ、お金が必要な理由もわかる気がするけどな」
ランプの精霊「そうか……私の本体を、オークションに売り飛ばそうとした者の発言ではないな」
ガヴリール「台無しだよ。なんだ? 根に持ってんのか?」
ランプの精霊「別にもってない」
ヴィーネ「ガヴー! そんなことしたら駄目でしょ!」
ガヴリール「ち、違うんだヴィーネ! おっさんがいるとは知らなかったんだよ!」
ランプの精霊「まあ、お金が必要な理由もわかる気がするけどな」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/12(火) 01:22:55.219 ID:QkAon6cOa.net
ガヴリール「!! おい、絶対に言うなよ!」
ランプの精霊「言わないさ。では、私は戻るぞ」
ガヴリール「あっ! ランプのおっさん!」
ランプの精霊「どうした?」
ガヴリール「本当にありがとう!」ニコッ
ランプの精霊「!! ふふ……さらばだ!」シュン
ガヴリール「ランプごと消えた……」
ヴィーネ「ねー、ガヴは何をお願いしようとしたの?」
ガヴリール「うーん……」
ガヴリール「もうちょっとで分かるだろうから、その時だな」
ヴィーネ「……分かったわ! 待っているわね、ガヴ!」
おわり
ランプの精霊「言わないさ。では、私は戻るぞ」
ガヴリール「あっ! ランプのおっさん!」
ランプの精霊「どうした?」
ガヴリール「本当にありがとう!」ニコッ
ランプの精霊「!! ふふ……さらばだ!」シュン
ガヴリール「ランプごと消えた……」
ヴィーネ「ねー、ガヴは何をお願いしようとしたの?」
ガヴリール「うーん……」
ガヴリール「もうちょっとで分かるだろうから、その時だな」
ヴィーネ「……分かったわ! 待っているわね、ガヴ!」
おわり
引用元: ・ガヴリール「魔法のランプ?」
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