1: 名無しで叶える物語 2017/09/15(金) 00:03:44.58 ID:zpzG3ehH.net
穂乃果「どうも~」

ことり「どうもどうも~、どう猛禽類~♪」

穂乃果「……穂乃果で~す」

ことり「ことりで~す」

穂乃果「ふたりあわせて」

ことり「ザ・ことりで~す」

穂乃果「えぇっ!? 我が強いよ! 穂乃果成分が『ザ』しか無いよ~!」

ことり「穂乃果ちゃん、『ザ』もことり成分だよ~」

穂乃果「『ザ』も!? もうっ、それなら一人でやってよ!」

ことり「でも、そもそも穂乃果ちゃんに『ザ』成分は無いと思うなぁ」

穂乃果「それを言ったら、ことりちゃんにも無いような……こうざかほの」

ことり「そろそろ夏が近付いてきましたが」

穂乃果「スルー……って、ちょうど夏が終わったところだけど!?」

ことり「えへへ~」

穂乃果「笑って誤魔化しちゃったね……夏かぁ~」

ことり「穂乃果ちゃんは、ことりを置いてどこか行くの?」

穂乃果「夫に構ってもらえない奥さんみたいなこと言われても……えっとね~、海?」

ことり「海未は私ですが♪」

穂乃果「言うと思った~。あなたは海未ちゃんじゃないけど。ことりちゃんだけど」

ことり「海未ちゃんの推しギャグは、なるべく使っていこうと思ってるの」

穂乃果「それギャグじゃないからね!? わりと海未ちゃん真面目に言ってたヤツだから。イジっちゃダメだよ?」

ことり「指摘されると顔真っ赤にしちゃうヤツだね」

穂乃果「あ~後で怒られる。海未ちゃん目の前で見てるし」

2: 名無しで叶える物語 2017/09/15(金) 00:04:37.17 ID:zpzG3ehH.net
ことり「花火も良いよね~」

穂乃果「花火良いね! ことりちゃんはどんな花火が好き?」

ことり「光る花火!」

穂乃果「ほとんど光ると思うけど……その中では?」

ことり「う~ん…………」

穂乃果「……」

ことり「……」

穂乃果「黙っちゃった!! ことりちゃんが言い出したのに黙っちゃったよ!!」

ことり「あっ、へび花火!」

穂乃果「光んないヤツ! 中でも光んないヤツ! もくもく煙出るだけの薄気味悪いヤツ!!」

ことり「かわいいと思うよ?」

穂乃果「え~、何でもかわいいって言う現役JKの穂乃果でもさすがに……」

ことり「あとは、ねずみ花火とか?」

穂乃果「さっきから全然光んないね! 花火の中盤に時間つぶしでやるようなチョイスだもん!」

ことり「絵里ちゃんの足元に置いたら慌てふためきそうだよね」

穂乃果「あ~、でも結構楽しそうにしてると思う」

ことり「なんで? 冷えショーだから?」

穂乃果「そんなハラショーみたいなアクセントで言われても」

ことり「冷えショーだから、火花が温かくて楽しくなっちゃうの?」

穂乃果「そんなんで楽しそうにしないよ! ほら、日本の文化に触れて楽しくなったりとか」

ことり「絵里ちゃん、そんなロシアロシアしてないよ? 思い出したようにロシアってるもん」

穂乃果「ロシアってるって……まぁ、他に夏といえば」

ことり「プール!」

穂乃果「ネタないの!? 海と被っちゃってるけど!」

ことり「プールは私ですが」

穂乃果「そんな人いない!! ……いや、外国にいる!!」

ことり「プールはアレやりたいよね~。日向ぼっこ」

穂乃果「いつでもできる! もういいよ! ありがとうございましたー」

ことり「ありがとうございましたー」

引用元: ほのこと漫才」