1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:19:13.026 ID:W9gS2CJkd.net
ちせ「一晩中なにをしておったのだ?」

ベアト「な、なっ……なっ…」///

ドロシー「あの二人…結構やることやってるんだな」

ちせ「…?」



ベアト「アンジェさん許せません!姫様も姫様です!私というものがありながら…!」///

ちせ「二人には何をしておったかわかるのか…?」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:21:42.149 ID:W9gS2CJkd.net
ドロシー「何ってそりゃあ…なぁ?ベアト」

ベアト「わっ…私に振らないでくださいよ!?」

ちせ「なんじゃ、私だけ仲間はずれか?知っているなら教えてくれてもよかろう」

ベアト「それは…」///


ドロシー(うぶだなぁ)

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:26:47.245 ID:W9gS2CJkd.net
ガチャ
アンジェ「おはよう」

プリンセス「あら、私達が一番最後ね…ねぇアンジェ?」クス

アンジェ「っ!?」///

バッ

アンジェ「どういうつもりなのプリンセス…変なマネしないで」ヒソヒソ

プリンセス「うふふ、アンジェったら顔が真っ赤よ?」ヒソヒソ

アンジェ「~っ!」///

プリンセス「ごめんなさい、少しからかっただけよ。…何もそんなに慌てなくても」クスッ

ドロシー(盛ってんなぁ)




ちせ「…?」

ベアト「姫様が……姫様が…」ガクガク

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:34:05.160 ID:W9gS2CJkd.net
ちせ「…なぁベアトリス、やはり私が東洋人だから教えてくれぬのか?」

ベアト「…う~……そういうわけじゃ…」

ちせ「どうやらドロシーも知っているようじゃが…」チラ

ドロシー「…」ニヤニヤ



ちせ「……?」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:36:59.194 ID:W9gS2CJkd.net
ちせ「やはり、私だけ…」シュン

ベアト「わかりました、わかりましたから!落ち込むのやめてください!」

ちせ「おぉ、教えてくれるのか!?」キラキラ

ベアト「…その……寝室を共にするというのは…///」ヒソ

ちせ「! どういう意味があるのじゃ?」

ベアト「その…つまり……」///


ちせ「なんじゃ、歯切れが悪いな。はっきりと言いにくいことなのか?」




ベアト「……やっぱり無理です!アンジェさんに直接聞いてください~~!」ダッ

ちせ「な、ベアト!?…行ってしまった……」

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:52:04.840 ID:W9gS2CJkd.net
ちせ「…のう、ドロシー」

ドロシー「まぁまてちせ、もう少し二人を見てたい」ニヤニヤ


プリンセス「あら?アンジェ、首の所が赤くなってるわよ?」

アンジェ「!?」バッ

プリンセス「うふ、虫さされかしら?もう夏も終わりだけれど」クスクス

アンジェ「…プリンセス……!」

プリンセス「そんな顔しないで、アンジェ?…昨日は」


プリンセス「あんなに可愛い声で呼んでくれたのに」ボソッ

アンジェ「!?!?」///


ドロシー(見せつけに来てんなアレ)

ちせ「???」

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:55:26.602 ID:W9gS2CJkd.net
ちせ「……」

アンジェ「やめて、プリンセス。…ドロシーは勘がいいから気づかれてしまう」ボソ

プリンセス「まぁ…アンジェは気づかれたら困るのかしら?」

アンジェ「!?……そんなことは…」



ドロシー(あまあまだな)

ちせ「ドロシー…ドロシー?」ユサユサ

ちせ「…もうよい、直接アンジェに」ダッ

ドロシー「あっしまった!?ちょっと待てちせ、それはーー」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 21:58:37.442 ID:W9gS2CJkd.net
ちせ「アンジェ!」ダッ

アンジェ「!?」ガバッ


ちせ「お主、先程からプリンセスとなんの話をしておるのじゃ?」

アンジェ「ちせ……あなたには関係のないことよ」


ちせ「…?」

ちせ(なんじゃ? アンジェから…この匂い…)

ちせ「…プリンセスの?」


アンジェ「!?!?!?」ビクッ

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 22:06:45.025 ID:W9gS2CJkd.net
ちせ「お主、プリンセスの匂いがするぞ」

アンジェ「なっ…なん…なにを……」

ちせ「ほら、この匂い…プリンセスのシャンプーであろう?」クンクン


アンジェ(…プリンセス……!)キッ



プリンセス「…」ニコニコ

ドロシー「おいおい、プリンセス…あんまりアンジェをからかうなよ?」ニヤ

プリンセス「ごめんなさい、でもアンジェったら可愛くて」ニコニコ

28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 22:11:36.717 ID:W9gS2CJkd.net
ちせ「のう、アンジェ。私達は仲間ではなかったのか?」

ちせ「私以外みなわかっておるのに私だけわからないというのは…やはり、私が東洋人だからか?」

アンジェ「…」


アンジェ「ちせ。それは違うわ」

アンジェ「私達はチーム…だったらお互いを信頼すべきでしょう?私はちせを信じているわ」

ちせ「それは…私もそうじゃが」

アンジェ「なら、そんな分かりきったこと聞かないで頂戴。あなたは私達チームの一員よ」



ちせ「…アンジェ……!」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 22:13:06.378 ID:W9gS2CJkd.net
アンジェ(…誤魔化せたか…?)

ちせ「そうじゃ!私達はチームだからな」ニコニコ

アンジェ「そうよ。私達はチーム」



ちせ「だったら」

ちせ「隠し事は無しではないのか?」


アンジェ「……」ダラダラ

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 22:17:28.133 ID:W9gS2CJkd.net
アンジェ(まずい…このままでは……)

アンジェ(私とプリンセスの関係が…関係が…!)

アンジェ(バレてしまう……!)ダラダラ


ちせ「今朝方お主がプリンセスの寝室から出てくるのを見かけてな」

ちせ「ベアトリスもドロシーも知っているようなのじゃが教えてくれないのだ」

ちせ「私だけ仲間はずれかと思って直接お主に聞きに来たが…」

ちせ「お主も私を仲間だと思っていてくれたか!」ニコニコ

アンジェ(…まずい……)ダラ

ちせ「アンジェ、教えてくれ!お主とプリンセスは昨夜」

アンジェ(まずい…まずい…)ダラダラ

ちせ「何 を し て お っ た の じ ゃ ?」

アンジェ(まずいまずいまずいまずい)ダラダラダラ

32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 22:18:01.507 ID:W9gS2CJkd.net
なにをしておったのじゃ?

36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 22:43:56.584 ID:WZCkeQLl0.net
プリンセス「うふふ…ちせさん!」

ちせ「なんじゃ、プリンセス?今アンジェにーー」

プリンセス「昨夜なにをしていたのか、でしょう? 私が説明しますよ」

ちせ「何!?本当か!?」バッ

プリンセス「はい。と言っても…大したことでは無いのですが」



プリンセス「最近、アンジェは任務で授業に出ていなかったでしょう?」

ちせ「あぁ、張り込みをしておったからな」

プリンセス「それで、遅れてる分の勉強をアンジェに教えていたの。スパイとはいえ、学生のカバーを疎かにしてはいけないでしょう?」

ちせ「なんじゃ、それだけか?」

プリンセス「えぇ。アンジェったら、『勉強を教わっているのがバレたら恥ずかしい』って聞かなくて」ニコ

ちせ「…それで、あんなにヒソヒソとしておったのか?」

プリンセス「仲間はずれみたいにしてごめんなさいね、ちせさん。ほら、アンジェも」

アンジェ「……えぇ。 別に話すこともないかと思って」

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 22:48:23.141 ID:WZCkeQLl0.net
ちせ「そうだったのか…。 私だけ除け者かと、要らぬ気を回してしまった」


ちせ「……うむ、納得した!疑ってすまなかったな、ドロシー」ペコ

ドロシー「いや? まぁ気にするなよ、ちせ」ヒラヒラ

プリンセス「そうだわちせさん、クラウス先生が『後で来るように』っておっしゃっていたわよ」

ちせ「む、そうか? では今から行って参る」

プリンセス「行ってらっしゃいちせさん」ニコニコ

アンジェ「…」

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 22:54:24.690 ID:WZCkeQLl0.net
ちせ「…」トコトコ

ちせ(それにしても…)

ちせ(勉強を教えてもらうだけであんなにシャンプーの香りが移るものか…?)

ちせ「……?」

その後


アンジェ「…」

プリンセス「危ないところだったわね、シャーロット」

アンジェ「…プリンセス、さっきのは少しおふざけが過ぎるわ」

プリンセス「そんなこと言わないでよシャーロット、今日も…」


プリンセス「『お勉強』、するんでしょう?」コソッ

アンジェ「っ!?!?///」ボッ

プリンセス「うふふ、シャーロットったら…一体何を想像したのかしら」

アンジェ「プリンセスの馬鹿…もう知らない」プイッ

プリンセス「拗ねてても可愛いんだから、アンジェったら♪」ニコニコ




ドロシー「…」

ドロシー「…///」カ-ッ

48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 23:29:10.842 ID:WZCkeQLl0.net
ベアト「ドロシーさん…ドロシーさん…///」ハァハァ

ドロシー「待てベアト、ちょっと休憩を…」///



ベアト「ドロシーさぁん…///」ウルウル

ドロシー「…っ!」///

49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/09/15(金) 23:29:37.582 ID:WZCkeQLl0.net
夜の♡プリプリ

引用元: ちせ「アンジェがプリンセスの寝室から出て来た」