4: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 19:11:23.80 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「じゃあまずは練習ね!マリーって呼んでみて♡」
曜「ええっ!?」
こういうパターンかと
曜「ええっ!?」
こういうパターンかと
5: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 19:29:25.43 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「この程度で挫けるようでは、千歌っち呼びは夢のまた夢」
鞠莉「特訓よ、曜!」
曜「はい、師匠!!」
千歌「せめて私の居ないところで話せばいいのにね」モグモグ
果南「まあ、部室狭いから」モグモグ
善子「このクッキー美味しいわね」モグモグ
鞠莉「特訓よ、曜!」
曜「はい、師匠!!」
千歌「せめて私の居ないところで話せばいいのにね」モグモグ
果南「まあ、部室狭いから」モグモグ
善子「このクッキー美味しいわね」モグモグ
6: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 19:58:42.07 ID:3l3n7S1P.net
果南「あ、そうだ。おーい曜」
曜「ん、なーに果南ちゃん」
果南「このクッキーはなんて名前?」
曜「マリーだね」
果南「あそこの生徒兼理事長は?」
鞠莉「はぁい♡」
曜「マリー…はっ!?」
千歌「言えちゃったね」モグモグ
善子「師匠超えるの早かったわね」モグモグ
曜「ん、なーに果南ちゃん」
果南「このクッキーはなんて名前?」
曜「マリーだね」
果南「あそこの生徒兼理事長は?」
鞠莉「はぁい♡」
曜「マリー…はっ!?」
千歌「言えちゃったね」モグモグ
善子「師匠超えるの早かったわね」モグモグ
7: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 20:05:07.89 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「甘いッ!」クワッ
曜「うわ!?」
鞠莉「果南やクッキーの力を借りてのマリー呼び…あなたはそれで満足なの?」
果南「なんか始まった」
鞠莉「これがあなた自身の力だと、胸を張って言えるのかしら?」
曜「師匠…そうだ、私は自分の力で、師匠を超えてみせるよ!」
鞠莉「曜!」
曜「師匠!」
善子「無駄に熱いわね」モグモグ
千歌「まあまあ、たまにはこういうのもいいじゃない」モグモグ
曜「うわ!?」
鞠莉「果南やクッキーの力を借りてのマリー呼び…あなたはそれで満足なの?」
果南「なんか始まった」
鞠莉「これがあなた自身の力だと、胸を張って言えるのかしら?」
曜「師匠…そうだ、私は自分の力で、師匠を超えてみせるよ!」
鞠莉「曜!」
曜「師匠!」
善子「無駄に熱いわね」モグモグ
千歌「まあまあ、たまにはこういうのもいいじゃない」モグモグ
8: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 20:11:05.83 ID:3l3n7S1P.net
果南「こうして、鞠莉と曜の修行の日々が始まった」
鞠莉「まずは写真相手にあだ名で呼ぶ練習よ!」
曜「はい、師匠!」
鞠莉「これは?」つ善子
曜「よ、ヨハネ!」
鞠莉「これは?」つ梨子
曜「り、リリー!」
鞠莉「じゃあ私は?」
曜「ま…くっ、ダメだ!」
鞠莉「覚悟が足りないわ!もう一度!!」
鞠莉「まずは写真相手にあだ名で呼ぶ練習よ!」
曜「はい、師匠!」
鞠莉「これは?」つ善子
曜「よ、ヨハネ!」
鞠莉「これは?」つ梨子
曜「り、リリー!」
鞠莉「じゃあ私は?」
曜「ま…くっ、ダメだ!」
鞠莉「覚悟が足りないわ!もう一度!!」
9: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 20:19:54.67 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「今日からは実戦的トレーニングよ」
鞠莉「あそこにいる一年生トリオをあだ名で呼んでくるの」
曜「しかし、今の私にできるでしょうか…」
鞠莉「甘い!弱気になったらその時点で負けよ!」
曜「師匠…!」
鞠莉「修行の中で得たものがあるというのなら、この試練、見事突破してみせなさい!」
曜「はいっ!」
善子「呼び出されたのはそういうわけなのね…」
花丸「曜さんにあだ名で呼ばれるんだ」
ルビィ「なんだかドキドキするね」
鞠莉「あそこにいる一年生トリオをあだ名で呼んでくるの」
曜「しかし、今の私にできるでしょうか…」
鞠莉「甘い!弱気になったらその時点で負けよ!」
曜「師匠…!」
鞠莉「修行の中で得たものがあるというのなら、この試練、見事突破してみせなさい!」
曜「はいっ!」
善子「呼び出されたのはそういうわけなのね…」
花丸「曜さんにあだ名で呼ばれるんだ」
ルビィ「なんだかドキドキするね」
10: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 20:44:10.87 ID:3l3n7S1P.net
曜「いくよ…」スッ
曜「まずは、ヨハネちゃん!」
善子「ふっ、我が名を呼んだかしら、リトルデーモン」ギラン
鞠莉「いいわ、その調子よ!次!」
曜「次は、マルちゃん!」
花丸「はいっ!へへ、なんだか新鮮ずら~」
鞠莉「次はラスト!」
曜「ラストは、えっと」
ルビィ「ん…」ドキドキ
曜「…ルビィちゃんって、ルビィちゃん以外になんて呼べばいいの?」
ルビィ「えっ」
曜「まずは、ヨハネちゃん!」
善子「ふっ、我が名を呼んだかしら、リトルデーモン」ギラン
鞠莉「いいわ、その調子よ!次!」
曜「次は、マルちゃん!」
花丸「はいっ!へへ、なんだか新鮮ずら~」
鞠莉「次はラスト!」
曜「ラストは、えっと」
ルビィ「ん…」ドキドキ
曜「…ルビィちゃんって、ルビィちゃん以外になんて呼べばいいの?」
ルビィ「えっ」
11: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 21:09:20.16 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「今日も実戦的なトレーニングだけど、私直々に稽古をつけてあげるわ」
曜「ありがとうございます、師匠!」
鞠莉「今度は私を含むギルキスのメンバーが相手よ」
鞠莉「この試練を通じて、今のあなたの実力を見極めさせてもらうわ」
善子「私だけまた呼ばれたのはそういう理由だったのね…」
梨子「最近楽しそうにしてたのは、そういう…」
曜「ありがとうございます、師匠!」
鞠莉「今度は私を含むギルキスのメンバーが相手よ」
鞠莉「この試練を通じて、今のあなたの実力を見極めさせてもらうわ」
善子「私だけまた呼ばれたのはそういう理由だったのね…」
梨子「最近楽しそうにしてたのは、そういう…」
12: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 21:30:20.61 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「始めッ!」
曜「まずは、ヨハネちゃん!」
善子「ふっ、我が名を呼んだかしら…」
善子(っていうかこの前もやったし、そもそも私は初めからヨハネだし、練習になるのかしら)
鞠莉「修行の成果が出ているわ!次よ!」
曜「次は、リリーちゃん!」
梨子「は、はいっ」
梨子(うぅ、いつもと違う呼び方にドキっとしちゃった…)
鞠莉「流れが来てるわ!ラストは私よ!」
曜「ラスト!ま、ま…ぐううっ…!」
鞠莉「未熟千万!!」
曜「まずは、ヨハネちゃん!」
善子「ふっ、我が名を呼んだかしら…」
善子(っていうかこの前もやったし、そもそも私は初めからヨハネだし、練習になるのかしら)
鞠莉「修行の成果が出ているわ!次よ!」
曜「次は、リリーちゃん!」
梨子「は、はいっ」
梨子(うぅ、いつもと違う呼び方にドキっとしちゃった…)
鞠莉「流れが来てるわ!ラストは私よ!」
曜「ラスト!ま、ま…ぐううっ…!」
鞠莉「未熟千万!!」
13: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 21:36:13.69 ID:3l3n7S1P.net
果南「こうして、過酷な修行の日々は続く」
鞠莉「いよいよ大詰めね。今日は私たち三年生トリオが相手よ」
曜「後輩、同学年ときてついに先輩…!」
曜「これまでとは段違いの難しさだ!」
鞠莉「闘いとは勝ち負けのみにあらず。今の曜の全てをぶつけてきなさい!」
ダイヤ「はぁ…」
果南「いよいよ私もかぁ」
鞠莉「いよいよ大詰めね。今日は私たち三年生トリオが相手よ」
曜「後輩、同学年ときてついに先輩…!」
曜「これまでとは段違いの難しさだ!」
鞠莉「闘いとは勝ち負けのみにあらず。今の曜の全てをぶつけてきなさい!」
ダイヤ「はぁ…」
果南「いよいよ私もかぁ」
14: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 21:39:14.07 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「始めッ!」
曜(一人目は果南ちゃん…!)
果南(さあ、なんて呼んでくれるのかなん)
曜「いくよ…」
果南 ワクワク
曜「…!」クワッ
曜「かっな~ん♡」
果南 ブフォ!
曜(一人目は果南ちゃん…!)
果南(さあ、なんて呼んでくれるのかなん)
曜「いくよ…」
果南 ワクワク
曜「…!」クワッ
曜「かっな~ん♡」
果南 ブフォ!
15: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 21:49:57.83 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「見事!」
曜「やった!これも全て師匠の教えのおかげです!」
果南「ちょ、ちょうちょう!今のは鞠莉の真似であって、あだ名じゃないでしょ!?」
曜「だって、他に呼び方が思いつかなくて…」
果南「かなちゃんとかなんちゃんとか、なんかあるじゃん!」
曜「やった!これも全て師匠の教えのおかげです!」
果南「ちょ、ちょうちょう!今のは鞠莉の真似であって、あだ名じゃないでしょ!?」
曜「だって、他に呼び方が思いつかなくて…」
果南「かなちゃんとかなんちゃんとか、なんかあるじゃん!」
17: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 21:55:05.35 ID:3l3n7S1P.net
鞠莉「果南、そこまでよ」
果南「鞠莉!」
鞠莉「勝負は決したわ。潔く受け入れなさい」
果南「勝負ってなに!?私のモヤモヤした気持ちはどこにいくの!?」
鞠莉「安心なさい、私が呼んであげるわ…」
鞠莉「かなちゃん♡」ニコッ
果南「うへぇ」
果南「鞠莉!」
鞠莉「勝負は決したわ。潔く受け入れなさい」
果南「勝負ってなに!?私のモヤモヤした気持ちはどこにいくの!?」
鞠莉「安心なさい、私が呼んであげるわ…」
鞠莉「かなちゃん♡」ニコッ
果南「うへぇ」
18: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 22:04:30.63 ID:3l3n7S1P.net
かなまり ギャーギャー
曜「師匠が果南ちゃんの相手をしている間に、続けてダイヤさんと手合わせするよ!」
ダイヤ「はぁぁ…」タメイキ
曜「いくよ、いざ尋常に――」
ダイヤ「お待ちなさい」
曜「――なんのつもり。これは真剣勝負だよ」
ダイヤ「私は巻き込まれただけとか、そもそもこんな事になんの意味があるのかとか、言いたいことは沢山ありますが…」
ダイヤ「一番の懸念はこの後の展開です。先ほどの果南さんとのやりとりを見ていて、嫌な予感が湧き上がってきました」
曜「む…?」
ダイヤ「あなた、もしかして私のことを『おばさん』って呼ぼうとしてませんか?」
曜「師匠が果南ちゃんの相手をしている間に、続けてダイヤさんと手合わせするよ!」
ダイヤ「はぁぁ…」タメイキ
曜「いくよ、いざ尋常に――」
ダイヤ「お待ちなさい」
曜「――なんのつもり。これは真剣勝負だよ」
ダイヤ「私は巻き込まれただけとか、そもそもこんな事になんの意味があるのかとか、言いたいことは沢山ありますが…」
ダイヤ「一番の懸念はこの後の展開です。先ほどの果南さんとのやりとりを見ていて、嫌な予感が湧き上がってきました」
曜「む…?」
ダイヤ「あなた、もしかして私のことを『おばさん』って呼ぼうとしてませんか?」
20: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 22:14:19.96 ID:3l3n7S1P.net
曜「なっ…!?」ガーン
ダイヤ「いや、ガーンってそんなショック受けるような事じゃ。むしろショックなのは私ですよ」
曜「くっ、師匠と私の策を見抜いていたなんて…さすがは生徒会長…っ!」グヌヌ
ダイヤ(いや、早々に外野にも見抜かれてたみたいですけど)
果南(外野ってなに?)
ダイヤ(口に出すのは野暮というものです…っていうかナチュラルに精神感応しないでください)
鞠莉(口に出さないのなら、この方法しかないじゃない。レッツテレパシー♡)
ダイヤ(はい、遮断)
鞠莉「ちょっと」
ダイヤ「いや、ガーンってそんなショック受けるような事じゃ。むしろショックなのは私ですよ」
曜「くっ、師匠と私の策を見抜いていたなんて…さすがは生徒会長…っ!」グヌヌ
ダイヤ(いや、早々に外野にも見抜かれてたみたいですけど)
果南(外野ってなに?)
ダイヤ(口に出すのは野暮というものです…っていうかナチュラルに精神感応しないでください)
鞠莉(口に出さないのなら、この方法しかないじゃない。レッツテレパシー♡)
ダイヤ(はい、遮断)
鞠莉「ちょっと」
21: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 22:37:53.86 ID:EDeAg32h.net
果南「そして、いよいよ炎の最終対決の時が来た」
鞠莉「よくぞここまで付いて来たわね、曜」
曜「師匠」
鞠莉「今までの修行は、全てこの日、この時の為…さあ、曜。行きなさい」
鞠莉「そして、その手で未来を切り開くのよ」
曜「はいっ!必ずや、勝利を掴みとって参ります!」
善子「まだやってたのね、あの2人」
果南「かなちゃん、かあ。ふふっ♪」
梨子「リリーちゃんって。きゃっ♪」
善子「ああもう、変な影響受けちゃってるし」
鞠莉「よくぞここまで付いて来たわね、曜」
曜「師匠」
鞠莉「今までの修行は、全てこの日、この時の為…さあ、曜。行きなさい」
鞠莉「そして、その手で未来を切り開くのよ」
曜「はいっ!必ずや、勝利を掴みとって参ります!」
善子「まだやってたのね、あの2人」
果南「かなちゃん、かあ。ふふっ♪」
梨子「リリーちゃんって。きゃっ♪」
善子「ああもう、変な影響受けちゃってるし」
22: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 22:42:19.31 ID:EDeAg32h.net
曜「泣いても笑ってもこれが最後。この一撃に全てを賭ける!」
千歌「こいっ、曜ちゃん!」
曜「いくよ、千歌ちゃん!いや…」
曜「千歌っち!!」
千歌「こいっ、曜ちゃん!」
曜「いくよ、千歌ちゃん!いや…」
曜「千歌っち!!」
23: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 22:56:18.48 ID:EDeAg32h.net
果南「こうして、闘いは終わった」
千歌「いやー、たまには違う呼び方で呼ばれるのもいいね!」
花丸「新鮮で、なんか嬉しくなるよね!」
果南「ちょっとくすぐったいけど、素敵な気持ちになれたね」
梨子「ふふっ。果南さん、ナレーション兼務お疲れ様でした」
ルビィ「うぅ…なんか羨ましいよぉ、おねぇちゃん」
ダイヤ「気にすることは無くてよ」
善子(ヨハネはヨハネであってヨハネ以外の何物でもないけど、なんか複雑な気分)
曜「あっ、師匠!やった、やりましたよ!」
鞠莉「…」
曜「…師匠?」
鞠莉「ふふふ…」ニヤ
千歌「いやー、たまには違う呼び方で呼ばれるのもいいね!」
花丸「新鮮で、なんか嬉しくなるよね!」
果南「ちょっとくすぐったいけど、素敵な気持ちになれたね」
梨子「ふふっ。果南さん、ナレーション兼務お疲れ様でした」
ルビィ「うぅ…なんか羨ましいよぉ、おねぇちゃん」
ダイヤ「気にすることは無くてよ」
善子(ヨハネはヨハネであってヨハネ以外の何物でもないけど、なんか複雑な気分)
曜「あっ、師匠!やった、やりましたよ!」
鞠莉「…」
曜「…師匠?」
鞠莉「ふふふ…」ニヤ
24: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 23:17:05.05 ID:EDeAg32h.net
鞠莉「見事よ、曜。よくぞ成し遂げたわね」
鞠莉「私の用意した数々の試練を乗り越え、遂に千歌っちをあだ名で呼ぶことにも成功した」
曜「師匠…」
鞠莉「あのオドオドしていた頃が嘘のよう。あなたは自慢の弟子…いえ、立派な一人の戦士よ」
曜「…」グッ
鞠莉「だからね、曜。師弟の関係を超えた一人の戦士として――あなたに決闘を申し込むわ」
鞠莉「私の用意した数々の試練を乗り越え、遂に千歌っちをあだ名で呼ぶことにも成功した」
曜「師匠…」
鞠莉「あのオドオドしていた頃が嘘のよう。あなたは自慢の弟子…いえ、立派な一人の戦士よ」
曜「…」グッ
鞠莉「だからね、曜。師弟の関係を超えた一人の戦士として――あなたに決闘を申し込むわ」
25: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 23:32:52.68 ID:EDeAg32h.net
曜「師匠!」
鞠莉「曜。これまでの闘いを通じて、あなたにも理解できたはず」
鞠莉「名前を呼ぶということは、相手の存在を認めるということ」
鞠莉「呼び方が変わるということは、自分にとっての相手の立ち位置や関係性が変わるということ」
曜「…はい」
鞠莉「あなたには――いえ、私たちにはやり残した事がある。それを終わらせなければ、私たちの関係も変わらない。わかるわね?」
曜「師匠…いや、鞠莉ちゃん…!」
鞠莉「そう、それでいい。私たちはもう師匠と弟子じゃない。そして――」スッ
鞠莉「さあ、曜。始めましょう。私たちの相互理解を」
鞠莉「曜。これまでの闘いを通じて、あなたにも理解できたはず」
鞠莉「名前を呼ぶということは、相手の存在を認めるということ」
鞠莉「呼び方が変わるということは、自分にとっての相手の立ち位置や関係性が変わるということ」
曜「…はい」
鞠莉「あなたには――いえ、私たちにはやり残した事がある。それを終わらせなければ、私たちの関係も変わらない。わかるわね?」
曜「師匠…いや、鞠莉ちゃん…!」
鞠莉「そう、それでいい。私たちはもう師匠と弟子じゃない。そして――」スッ
鞠莉「さあ、曜。始めましょう。私たちの相互理解を」
26: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 23:48:32.15 ID:EDeAg32h.net
曜「いくよ、鞠莉ちゃん!」
鞠莉「あなたの全力、受け止めてみせる!」
曜「今の私があるのは、鞠莉ちゃんのおかげ…今ここで、鞠莉ちゃんからもらった全てをぶつける!」
曜「鞠莉ちゃんと過ごした日々で掴み取った、全てを!」
曜「…マリーーーーっ!!」
鞠莉「はい♡」
曜「えへへ、遂に言えたよ!」
鞠莉「あなたの全力、受け止めてみせる!」
曜「今の私があるのは、鞠莉ちゃんのおかげ…今ここで、鞠莉ちゃんからもらった全てをぶつける!」
曜「鞠莉ちゃんと過ごした日々で掴み取った、全てを!」
曜「…マリーーーーっ!!」
鞠莉「はい♡」
曜「えへへ、遂に言えたよ!」
27: 名無しで叶える物語 2017/09/13(水) 23:57:52.69 ID:EDeAg32h.net
果南「こうして曜はAqoursのみんなとさらに仲良くなって、特に鞠莉とは悪ふざけしたり、ボケにボケを重ねて収集つかなったりと、騒がしくも楽しい日々が増えましたとさ」
果南「めでたしめでたし」カナチャン、カァ…
善子「今更だけどさ、千歌さんも鞠莉さんも私も、自分からあだ名で呼んでって言ってなかった?あ、私はヨハネだから、あだ名とかそういうんじゃないけど…」
果南「めでたしめでたし」カナチャン、カァ…
善子「今更だけどさ、千歌さんも鞠莉さんも私も、自分からあだ名で呼んでって言ってなかった?あ、私はヨハネだから、あだ名とかそういうんじゃないけど…」
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