1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:00:42.940 ID:d8tbXUTk01010.net
タプリス「…………」ドキドキドキドキ
タプリス「き、今日はついに月乃瀬先輩と……」
タプリス「髪、ちゃんとセットできてますよね?服、おかしくないですよね??」パタパタ
タプリス「うう、緊張します……」
ガチャッ
ヴィーネ「タプちゃんおまたせ!準備できたから、行きましょうか!」
タプリス「あっ、あの、はいっ!」
ヴィーネ「遊園地デート……ね!」
タプリス「は、はいっ!よろしくお願いしますっ///」テレテレ
タプリス「き、今日はついに月乃瀬先輩と……」
タプリス「髪、ちゃんとセットできてますよね?服、おかしくないですよね??」パタパタ
タプリス「うう、緊張します……」
ガチャッ
ヴィーネ「タプちゃんおまたせ!準備できたから、行きましょうか!」
タプリス「あっ、あの、はいっ!」
ヴィーネ「遊園地デート……ね!」
タプリス「は、はいっ!よろしくお願いしますっ///」テレテレ
2: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:06:45.426 ID:d8tbXUTk01010.net
ヴィーネ「た、タプちゃんが言い出したんだから、そんなに照れないでよ……」
タプリス「あ、そ、そうでしたね……えへへ」
タプリス(この前お家にお邪魔した時、勢いと冗談半分で言ってしまいましたが、まさか受け入れてくれるなんて思ってませんでした……)
タプリス(月乃瀬先輩と、で、デート……)ポワワワワ
ヴィーネ「タプちゃん?ぼーっとして大丈夫?……デートって言い方はおかしいかしら、お出かけって言いましょうか」
タプリス「へ、平気です!さあ、でででデートに行きましょう!」ダッ
ヴィーネ「あっ、タプちゃんそんなに急いだら……」
タプリス「あ、そ、そうでしたね……えへへ」
タプリス(この前お家にお邪魔した時、勢いと冗談半分で言ってしまいましたが、まさか受け入れてくれるなんて思ってませんでした……)
タプリス(月乃瀬先輩と、で、デート……)ポワワワワ
ヴィーネ「タプちゃん?ぼーっとして大丈夫?……デートって言い方はおかしいかしら、お出かけって言いましょうか」
タプリス「へ、平気です!さあ、でででデートに行きましょう!」ダッ
ヴィーネ「あっ、タプちゃんそんなに急いだら……」
3: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:07:52.979 ID:d8tbXUTk01010.net
ガッ
タプリス「わわっ、足がっ」
トサッ ギュッ
ヴィーネ「もう、転んじゃうところだったじゃない。怪我はない?」
タプリス「あっ、あぅ、だいじょうぶです……」
タプリス(とっさに抱き抱えてくれるなんて、優しい……ていうか、早速迷惑かけちゃいました)
タプリス「すみません月乃瀬先輩!気をつけます!」バッ
ヴィーネ(……ちょっと危なっかしいかも……そうだ!)
ヴィーネ「ねえタプちゃん、手を繋いで歩かない?」
タプリス「ええっ!?そ、そんな小学生みたいな……流石に恥ずかしいですよ!」
タプリス(月乃瀬先輩と手を繋げるなんて、めったにないチャンスですけど……)
ヴィーネ「そう、じゃあいいのね」プイッ
タプリス「ああっ……」
ヴィーネ「ん?どうしたの?」ニヤニヤ
タプリス「あ、あのっ……今日はデートですからね!私がエスコートします!」ギュッ
ヴィーネ「ふふっ、ありがと♪」ギュッ
タプリス「わわっ、足がっ」
トサッ ギュッ
ヴィーネ「もう、転んじゃうところだったじゃない。怪我はない?」
タプリス「あっ、あぅ、だいじょうぶです……」
タプリス(とっさに抱き抱えてくれるなんて、優しい……ていうか、早速迷惑かけちゃいました)
タプリス「すみません月乃瀬先輩!気をつけます!」バッ
ヴィーネ(……ちょっと危なっかしいかも……そうだ!)
ヴィーネ「ねえタプちゃん、手を繋いで歩かない?」
タプリス「ええっ!?そ、そんな小学生みたいな……流石に恥ずかしいですよ!」
タプリス(月乃瀬先輩と手を繋げるなんて、めったにないチャンスですけど……)
ヴィーネ「そう、じゃあいいのね」プイッ
タプリス「ああっ……」
ヴィーネ「ん?どうしたの?」ニヤニヤ
タプリス「あ、あのっ……今日はデートですからね!私がエスコートします!」ギュッ
ヴィーネ「ふふっ、ありがと♪」ギュッ
4: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:09:37.554 ID:d8tbXUTk01010.net
タプリス「えっと、遊園地までの切符は……これですね」ポチ
ヴィーネ「タプちゃん、すっかり下界にも慣れてきたわねー」
タプリス「えへへ、そうですかね?まだまだわからないことばっかりですけど」
タプリス「あ、電車来ましたよ!月乃瀬先輩、こっちです!」タタタッ
ヴィーネ「わわっ、そんなに急がなくても大丈夫よ!」
「見て見てあの子たち手を繋いでるー」キャ-カワイイ!
タプリス「……ちょっと目立っちゃうかもですね///」
ヴィーネ「タプちゃんが気にするなら、手を離すけど」
タプリス「い、いえっ!このまま!このままでいいです!」
ヴィーネ「そう?わかったわ」ギュッ
タプリス(月乃瀬先輩、なんだか私をからかってるような……)
ヴィーネ(ちょっとやりすぎたかしら? でもタプちゃん可愛いんだもの、ついからかいたくなっちゃう)キュン
ヴィーネ「タプちゃん、すっかり下界にも慣れてきたわねー」
タプリス「えへへ、そうですかね?まだまだわからないことばっかりですけど」
タプリス「あ、電車来ましたよ!月乃瀬先輩、こっちです!」タタタッ
ヴィーネ「わわっ、そんなに急がなくても大丈夫よ!」
「見て見てあの子たち手を繋いでるー」キャ-カワイイ!
タプリス「……ちょっと目立っちゃうかもですね///」
ヴィーネ「タプちゃんが気にするなら、手を離すけど」
タプリス「い、いえっ!このまま!このままでいいです!」
ヴィーネ「そう?わかったわ」ギュッ
タプリス(月乃瀬先輩、なんだか私をからかってるような……)
ヴィーネ(ちょっとやりすぎたかしら? でもタプちゃん可愛いんだもの、ついからかいたくなっちゃう)キュン
6: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:14:01.236 ID:d8tbXUTk01010.net
〜遊園地〜
タプリス「着きましたー!見てください、こんなに人がいっぱいです!」
ヴィーネ「これはますますはぐれないようにしないとね」
タプリス「そっ、そうですね!しっかり手を繋いでおきましょう!」
ヴィーネ「これなら迷子の呼び出しのお世話になることもないし♪」
タプリス「だから子供扱いはやめてください〜〜っ!」
ヴィーネ「ごめんごめん……さて、まずはどこに行くの?」
タプリス「そうですね、一番人気のジェットコースターに乗りましょう!」
ヴィーネ「タプちゃんはこういうの得意なのかしら」
タプリス「うっ、正直そんなに……ですが、せっかく来たんですから乗らなくては!」ウキウキ
ヴィーネ「……タプちゃんも意外とイベント好きよね……」
タプリス「そ、そうですかね? えへへ……月乃瀬先輩といっしょ……」テレテレ
ヴィーネ(かわいい)
タプリス「着きましたー!見てください、こんなに人がいっぱいです!」
ヴィーネ「これはますますはぐれないようにしないとね」
タプリス「そっ、そうですね!しっかり手を繋いでおきましょう!」
ヴィーネ「これなら迷子の呼び出しのお世話になることもないし♪」
タプリス「だから子供扱いはやめてください〜〜っ!」
ヴィーネ「ごめんごめん……さて、まずはどこに行くの?」
タプリス「そうですね、一番人気のジェットコースターに乗りましょう!」
ヴィーネ「タプちゃんはこういうの得意なのかしら」
タプリス「うっ、正直そんなに……ですが、せっかく来たんですから乗らなくては!」ウキウキ
ヴィーネ「……タプちゃんも意外とイベント好きよね……」
タプリス「そ、そうですかね? えへへ……月乃瀬先輩といっしょ……」テレテレ
ヴィーネ(かわいい)
9: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:18:51.325 ID:d8tbXUTk01010.net
〜ジェットコースター〜
タプリス「うう〜っ、ドキドキしますねっ」
ヴィーネ「もう少しで回って来るっていう待ち時間が一番緊張するわね」
タプリス「はい……でも先輩と二人ならきっと大丈夫、安心です!」キラキラ
ヴィーネ「そこまで頼りにされると照れるわね……あっ、そうこうしてるうちにもう私たちの番よ!」
タプリス「ほんとですっ!じゃあ行きましょうっ!」ワクワク
ガチャンッ
ヴィーネ「シートベルトをしてっと……うう、緊張してきた」
タプリス「…………」ブルブル
ヴィーネ「タプちゃん、大丈夫? さっきから無言だけど」
タプリス「じぇっ、ジェットコースターなんて、じぇんじぇんへいきですぅっ」
ヴィーネ「噛み噛みじゃない……そんなに苦手なのね」
タプリス「うう〜っ、ドキドキしますねっ」
ヴィーネ「もう少しで回って来るっていう待ち時間が一番緊張するわね」
タプリス「はい……でも先輩と二人ならきっと大丈夫、安心です!」キラキラ
ヴィーネ「そこまで頼りにされると照れるわね……あっ、そうこうしてるうちにもう私たちの番よ!」
タプリス「ほんとですっ!じゃあ行きましょうっ!」ワクワク
ガチャンッ
ヴィーネ「シートベルトをしてっと……うう、緊張してきた」
タプリス「…………」ブルブル
ヴィーネ「タプちゃん、大丈夫? さっきから無言だけど」
タプリス「じぇっ、ジェットコースターなんて、じぇんじぇんへいきですぅっ」
ヴィーネ「噛み噛みじゃない……そんなに苦手なのね」
11: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:19:50.765 ID:d8tbXUTk01010.net
タプリス「うう、見栄はってましたけど、実はすごく怖いです……」ガタガタ
ヴィーネ(すごく震えてる……ここは私が先輩らしく!)グッ
ヴィーネ「タプちゃん、ほら」ギュッ
タプリス「! あっ……」
ヴィーネ「こうして手を握っていれば、ちょっとはマシになるかしら?」ニコッ
タプリス「は、はいっ! ありがとうございます!」ニコニコ
ヴィーネ(タプちゃんの手、ちっちゃくてあったかい……)
タプリス(月乃瀬先輩の柔らかい手に包まれて、不安が和らぐ気がします……)
ヴィーネ(すごく震えてる……ここは私が先輩らしく!)グッ
ヴィーネ「タプちゃん、ほら」ギュッ
タプリス「! あっ……」
ヴィーネ「こうして手を握っていれば、ちょっとはマシになるかしら?」ニコッ
タプリス「は、はいっ! ありがとうございます!」ニコニコ
ヴィーネ(タプちゃんの手、ちっちゃくてあったかい……)
タプリス(月乃瀬先輩の柔らかい手に包まれて、不安が和らぐ気がします……)
13: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:21:45.412 ID:d8tbXUTk01010.net
ガタンッ!!
タプリス「! う、動き出しましたね」
ヴィーネ「うん……だんだん高度が上がって……結構高いかも」
タプリス「わあっ、高い……人がアリさんみたいにあんなにちっちゃく見えます」
ヴィーネ「よ、よく下を見られるわね……でも、空が近くていい景色ね」
タプリス「……考えてみれば私たち、羽で飛べるのにどうして怖がってるんでしょう」
ヴィーネ「こらっ!人前であんまりそういうこと言わないの!」
タプリス「そ、そうでした! すみませんっ」アタフタ
ヴィーネ「あ、そうこう言ってるうちにそろそろ……」
タプリス「あっ……! 先輩っ、手をっ」ギュゥゥッ
ガタンッ
ゴオォォォッ!!
ヴィーネ「きゃあああああっ!!」
タプリス「ひゃあぁぁぁぁ!!」
タプリス「! う、動き出しましたね」
ヴィーネ「うん……だんだん高度が上がって……結構高いかも」
タプリス「わあっ、高い……人がアリさんみたいにあんなにちっちゃく見えます」
ヴィーネ「よ、よく下を見られるわね……でも、空が近くていい景色ね」
タプリス「……考えてみれば私たち、羽で飛べるのにどうして怖がってるんでしょう」
ヴィーネ「こらっ!人前であんまりそういうこと言わないの!」
タプリス「そ、そうでした! すみませんっ」アタフタ
ヴィーネ「あ、そうこう言ってるうちにそろそろ……」
タプリス「あっ……! 先輩っ、手をっ」ギュゥゥッ
ガタンッ
ゴオォォォッ!!
ヴィーネ「きゃあああああっ!!」
タプリス「ひゃあぁぁぁぁ!!」
14: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:23:09.061 ID:d8tbXUTk01010.net
ヴィーネ(思ったより怖いっ、でも……)
タプリス「ひぃぃぃんっ!!」ギュウウッ
ヴィーネ(タプちゃんがすごくつよく握ってくれた手、離さないようにしないと!)
ヒュウウウウウ…
ガタンッ
タプリス「や、やっと終わりました……怖かったけど、楽しかったですね!!」
ヴィーネ「そ、そうね……」ダラダラ
タプリス「だ、大丈夫ですか? 汗が吹き出してますよっ」フキフキ
ヴィーネ「あ、ありがとう……」
ヴィーネ(タプちゃんの前でちゃんとしてないといけない緊張と、強く握られてたから手が……)ヒリヒリ
タプリス「あっ、ごめんなさい! 手、痛かったですよね? えっと、どうすれば……」
タプリス「ひぃぃぃんっ!!」ギュウウッ
ヴィーネ(タプちゃんがすごくつよく握ってくれた手、離さないようにしないと!)
ヒュウウウウウ…
ガタンッ
タプリス「や、やっと終わりました……怖かったけど、楽しかったですね!!」
ヴィーネ「そ、そうね……」ダラダラ
タプリス「だ、大丈夫ですか? 汗が吹き出してますよっ」フキフキ
ヴィーネ「あ、ありがとう……」
ヴィーネ(タプちゃんの前でちゃんとしてないといけない緊張と、強く握られてたから手が……)ヒリヒリ
タプリス「あっ、ごめんなさい! 手、痛かったですよね? えっと、どうすれば……」
15: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:24:03.973 ID:d8tbXUTk01010.net
タプリス「いたいのいたいの、とんでけー!」スリスリ
ヴィーネ「……」ポワポワ
タプリス「……なんて、こんなのじゃダメですよね……」
ヴィーネ「タプちゃん、もう一回お願いできる? こんどは反対の手を」スッ
タプリス「えっ、でもこっちは握ってなかったような」
ヴィーネ「お願い♪」
タプリス「わ、わかりました! じゃあ……いたいのいたいの、とんでけーっ!」スリスリスリ
ヴィーネ(かわいい、かわいい!)ポワポワ
タプリス「どう、でしょうか……?」オズオズ
ヴィーネ「うん、とっても癒されたわ。ありがとう、タプちゃん!」ツヤツヤ
タプリス「それは良かったですー!」ホッ
ヴィーネ「……」ポワポワ
タプリス「……なんて、こんなのじゃダメですよね……」
ヴィーネ「タプちゃん、もう一回お願いできる? こんどは反対の手を」スッ
タプリス「えっ、でもこっちは握ってなかったような」
ヴィーネ「お願い♪」
タプリス「わ、わかりました! じゃあ……いたいのいたいの、とんでけーっ!」スリスリスリ
ヴィーネ(かわいい、かわいい!)ポワポワ
タプリス「どう、でしょうか……?」オズオズ
ヴィーネ「うん、とっても癒されたわ。ありがとう、タプちゃん!」ツヤツヤ
タプリス「それは良かったですー!」ホッ
17: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:30:10.091 ID:d8tbXUTk01010.net
ヴィーネ「さてと、次はどこに行く?」
タプリス「そうですね、お化け屋敷なんてどうですか? ここのはちょっと有名らしいですよ」
ヴィーネ「う……お化け屋敷」ビクッ
タプリス「あっ、怖いのダメでしたっけ! 別のにしましょう!」
ヴィーネ「いいえ、ここで逃げたら負けた気がするわ……それに、タプちゃんがいるから平気よっ」
タプリス「そうですか? 無理そうだったらすぐ言ってくださいね?」
ヴィーネ「お化けがなによ、私だって一応悪魔なのよ!」フンス
タプリス「そ、そうですよね! 月乃瀬先輩は立派な悪魔です!……って天使の私が言っていいのかな」
ヴィーネ「……」ガクガク
タプリス(月乃瀬先輩、すごく震えてます……ここは私が頼れるところを見せないと!)
タプリス「月乃瀬先輩、しっかり手を握っていてください。怖かったら肩でも腰でも掴んでもらって構わないです!」
ヴィーネ「タプちゃん……ごめんね、情けない先輩で」ギュッ
タプリス「大丈夫です、私についてきてください! いざ、出発ですっ!」
タプリス「そうですね、お化け屋敷なんてどうですか? ここのはちょっと有名らしいですよ」
ヴィーネ「う……お化け屋敷」ビクッ
タプリス「あっ、怖いのダメでしたっけ! 別のにしましょう!」
ヴィーネ「いいえ、ここで逃げたら負けた気がするわ……それに、タプちゃんがいるから平気よっ」
タプリス「そうですか? 無理そうだったらすぐ言ってくださいね?」
ヴィーネ「お化けがなによ、私だって一応悪魔なのよ!」フンス
タプリス「そ、そうですよね! 月乃瀬先輩は立派な悪魔です!……って天使の私が言っていいのかな」
ヴィーネ「……」ガクガク
タプリス(月乃瀬先輩、すごく震えてます……ここは私が頼れるところを見せないと!)
タプリス「月乃瀬先輩、しっかり手を握っていてください。怖かったら肩でも腰でも掴んでもらって構わないです!」
ヴィーネ「タプちゃん……ごめんね、情けない先輩で」ギュッ
タプリス「大丈夫です、私についてきてください! いざ、出発ですっ!」
18: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:31:45.395 ID:d8tbXUTk01010.net
キャ-!!
ギャァァッ!!
タプリス「あわあわっ、あんなに怖いものだとは……」
タプリス「でもヒヤヒヤして楽しかったですねっ、先輩っ!」クルッ
ヴィーネ「はぁっ、はぁっ……」ゲッソリ
タプリス「だ、大丈夫ですか!? やっぱりやめといたほうが……」
ヴィーネ「ううん、タプちゃんがいたから全然平気だったわ! ありがとうね」ニコッ
タプリス(気丈に振る舞ってますけど、全然大丈夫に見えません!)
タプリス「ちょ、ちょっと休憩しましょうか! それと、次は月乃瀬先輩が行きたいところにしましょう!」
ヴィーネ「私が決めていいのっ?」キラキラ
タプリス「はい!」
ヴィーネ「うーん、メリーゴーランドにも乗ってみたいし、美味しそうなお菓子屋さんもあるし、お土産も買いたいし……迷っちゃう!」
タプリス「それじゃあ順番に全部行きましょうよ! 時間はたっぷりあります!」
ヴィーネ「そうね、目一杯楽しみましょ」ニコッ
ギャァァッ!!
タプリス「あわあわっ、あんなに怖いものだとは……」
タプリス「でもヒヤヒヤして楽しかったですねっ、先輩っ!」クルッ
ヴィーネ「はぁっ、はぁっ……」ゲッソリ
タプリス「だ、大丈夫ですか!? やっぱりやめといたほうが……」
ヴィーネ「ううん、タプちゃんがいたから全然平気だったわ! ありがとうね」ニコッ
タプリス(気丈に振る舞ってますけど、全然大丈夫に見えません!)
タプリス「ちょ、ちょっと休憩しましょうか! それと、次は月乃瀬先輩が行きたいところにしましょう!」
ヴィーネ「私が決めていいのっ?」キラキラ
タプリス「はい!」
ヴィーネ「うーん、メリーゴーランドにも乗ってみたいし、美味しそうなお菓子屋さんもあるし、お土産も買いたいし……迷っちゃう!」
タプリス「それじゃあ順番に全部行きましょうよ! 時間はたっぷりあります!」
ヴィーネ「そうね、目一杯楽しみましょ」ニコッ
19: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:33:40.240 ID:d8tbXUTk01010.net
ヴィーネ「ふう、いっぱいアトラクションに乗ったわねー」
タプリス「それにいっぱい買っちゃいました! 可愛いキャラクターのぬいぐるみに、お土産のお菓子も!」
ヴィーネ「もうちょっと時間があるけど、最後はどこに行く?」
タプリス「あ、最後に乗るのは決めていたんです……あれです」
ヴィーネ「あれは……観覧車ね! なるほど、締めに相応しいかもね」
タプリス「はい、行きましょう!」
~観覧車~
タプリス「ゆっくり高度を上げていって……すごく遠くまで見えますね」
ヴィーネ「ええ、いまにも夕日が沈みそうで、綺麗な景色……」
タプリス「先輩、今日はありがとうございました」ペコリ
ヴィーネ「ううん、私だってタプちゃんと出かけたかったし、誘ってもらえて嬉しかったわ」
タプリス「そう言ってもらえると嬉しいです、私なんかが一緒で退屈じゃないか不安で……」
ヴィーネ「そんなわけないじゃない! 元気いっぱいのタプちゃんと一緒にいると、こっちまで楽しくなっちゃうわ!」
ヴィーネ「メリーゴーランドですごく楽しそうに笑ってる顔も、ちゃんと写真に撮っちゃってるからね♪」
タプリス「それにいっぱい買っちゃいました! 可愛いキャラクターのぬいぐるみに、お土産のお菓子も!」
ヴィーネ「もうちょっと時間があるけど、最後はどこに行く?」
タプリス「あ、最後に乗るのは決めていたんです……あれです」
ヴィーネ「あれは……観覧車ね! なるほど、締めに相応しいかもね」
タプリス「はい、行きましょう!」
~観覧車~
タプリス「ゆっくり高度を上げていって……すごく遠くまで見えますね」
ヴィーネ「ええ、いまにも夕日が沈みそうで、綺麗な景色……」
タプリス「先輩、今日はありがとうございました」ペコリ
ヴィーネ「ううん、私だってタプちゃんと出かけたかったし、誘ってもらえて嬉しかったわ」
タプリス「そう言ってもらえると嬉しいです、私なんかが一緒で退屈じゃないか不安で……」
ヴィーネ「そんなわけないじゃない! 元気いっぱいのタプちゃんと一緒にいると、こっちまで楽しくなっちゃうわ!」
ヴィーネ「メリーゴーランドですごく楽しそうに笑ってる顔も、ちゃんと写真に撮っちゃってるからね♪」
20: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:34:31.083 ID:d8tbXUTk01010.net
タプリス「そういうヴィーネさんも、お化け屋敷でぴったりくっついてきて可愛かったです〜〜」ニヤニヤ
ヴィーネ「ちょっと、それは忘れてよ〜っ!」アセアセ
タプリス「だって、月乃瀬先輩っていつも先輩らしくしっかりと振る舞ってるでしょ? でも、怖がってる素の姿もとっても可愛かったんですからね!」
ヴィーネ「か、かわいい? ……もう、先輩を困らせないのっ!」
タプリス「えへ、ごめんなさい……えっと、その、良かったらまた一緒にお出かけしてもらえますか……?」ドキドキ
ヴィーネ「もちろんいいけど、お出かけじゃなくて……デート、でしょ?」
タプリス「でーと……! そ、そうですね、デート! デートかあ……私いま、月乃瀬先輩とデートしてるんですね…… 」ポワポワ
ヴィーネ「あらたまって言われると恥ずかしいわね……やっぱりお出かけってことにしましょ?」
タプリス「あっ、ずるいです! ちゃんとデートじゃないとダメですからねっ」プク-ッ
ヴィーネ「……ふふっ」
タプリス「え、えへへっ」
ヴィーネ「ちょっと、それは忘れてよ〜っ!」アセアセ
タプリス「だって、月乃瀬先輩っていつも先輩らしくしっかりと振る舞ってるでしょ? でも、怖がってる素の姿もとっても可愛かったんですからね!」
ヴィーネ「か、かわいい? ……もう、先輩を困らせないのっ!」
タプリス「えへ、ごめんなさい……えっと、その、良かったらまた一緒にお出かけしてもらえますか……?」ドキドキ
ヴィーネ「もちろんいいけど、お出かけじゃなくて……デート、でしょ?」
タプリス「でーと……! そ、そうですね、デート! デートかあ……私いま、月乃瀬先輩とデートしてるんですね…… 」ポワポワ
ヴィーネ「あらたまって言われると恥ずかしいわね……やっぱりお出かけってことにしましょ?」
タプリス「あっ、ずるいです! ちゃんとデートじゃないとダメですからねっ」プク-ッ
ヴィーネ「……ふふっ」
タプリス「え、えへへっ」
21: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:35:45.617 ID:d8tbXUTk01010.net
~帰りの電車~
ガタンゴトン…
タプリス「ふわあ……いっぱい歩いて疲れちゃいましたね」
ヴィーネ「タプちゃんたらおっきなあくび……眠くなっちゃった?」
タプリス「そんな、ことは……ないれふよ?」ウトウト
ヴィーネ「いやいや、だいぶ呂律が回ってないわよ? ……ほら」ポンポン
タプリス「ふぇ!? も、もしかして膝枕……?」
ヴィーネ「乗ってる人も少ないし、迷惑にはならないと思うから……ちょっとだけ、ね?」
タプリス「……いいんですか? じゃあ、お言葉に甘えて……」トサッ
ヴィーネ「降りるときに起こしてあげるから、寝てていいからね?」ナデナデ
タプリス「ひゃいっ……ありがとうございまふ……」テレテレ
ヴィーネ(はぁんっ、膝に頭を乗せて眠るタプちゃん、赤ちゃんみたいですっごくカワイイっ!!)
タプリス(さ、さすがに恥ずかしくて眠れませんよ〜〜っ! ……むにゃむにゃ)
ガタンゴトン…
タプリス「ふわあ……いっぱい歩いて疲れちゃいましたね」
ヴィーネ「タプちゃんたらおっきなあくび……眠くなっちゃった?」
タプリス「そんな、ことは……ないれふよ?」ウトウト
ヴィーネ「いやいや、だいぶ呂律が回ってないわよ? ……ほら」ポンポン
タプリス「ふぇ!? も、もしかして膝枕……?」
ヴィーネ「乗ってる人も少ないし、迷惑にはならないと思うから……ちょっとだけ、ね?」
タプリス「……いいんですか? じゃあ、お言葉に甘えて……」トサッ
ヴィーネ「降りるときに起こしてあげるから、寝てていいからね?」ナデナデ
タプリス「ひゃいっ……ありがとうございまふ……」テレテレ
ヴィーネ(はぁんっ、膝に頭を乗せて眠るタプちゃん、赤ちゃんみたいですっごくカワイイっ!!)
タプリス(さ、さすがに恥ずかしくて眠れませんよ〜〜っ! ……むにゃむにゃ)
23: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:38:14.892 ID:d8tbXUTk01010.net
ヴィーネ「ふふっ、もう寝ちゃった」
ヴィーネ「タプちゃんといると先輩らしくしなきゃって思ってたけど……そのままの私も可愛いなんて言ってくれて、嬉しかったな」
ヴィーネ「先輩だとか後輩だとか、悪魔だとか天使だとか、余計なこと考えなくていいのかもね」
タプリス「んん……しぇんぱい……」ムニャムニャ
ヴィーネ「はあい、タプちゃん」
ヴィーネ「今日はありがとうね♪」ナデナデ
…………
ヴィーネ「タプちゃん、タプちゃん! そろそろ降りる駅よ!」ユサユサ
タプリス「んん〜〜? ……はっ!!すみません、たっぷり寝ちゃってました!」ガバッ
ヴィーネ「いいのいいの、降りる準備してね?」
タプリス「は、はいっ!」アセアセ
ヴィーネ(寝言で何回も私の名前を呼んでたけど、どんな夢だったのかしら?)
タプリス(ううっ、さすがにあんな夢を見てたなんて言えませんっ!///)
ヴィーネ「タプちゃんといると先輩らしくしなきゃって思ってたけど……そのままの私も可愛いなんて言ってくれて、嬉しかったな」
ヴィーネ「先輩だとか後輩だとか、悪魔だとか天使だとか、余計なこと考えなくていいのかもね」
タプリス「んん……しぇんぱい……」ムニャムニャ
ヴィーネ「はあい、タプちゃん」
ヴィーネ「今日はありがとうね♪」ナデナデ
…………
ヴィーネ「タプちゃん、タプちゃん! そろそろ降りる駅よ!」ユサユサ
タプリス「んん〜〜? ……はっ!!すみません、たっぷり寝ちゃってました!」ガバッ
ヴィーネ「いいのいいの、降りる準備してね?」
タプリス「は、はいっ!」アセアセ
ヴィーネ(寝言で何回も私の名前を呼んでたけど、どんな夢だったのかしら?)
タプリス(ううっ、さすがにあんな夢を見てたなんて言えませんっ!///)
24: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/10(火) 21:40:02.929 ID:d8tbXUTk01010.net
~帰り道~
ヴィーネ「じゃあ私はこっちだから……タプちゃんももう帰る?」
タプリス「はい、明日も学校なので準備しないとですね!」
ヴィーネ「そうね……」
タプリス「? どうかしました?」
ヴィーネ「……ねぇ、お泊まりデート、なんて楽しそうじゃない?」
タプリス「お、おとまりでーと!? な、な、なんですかその甘美な響きは!」
ヴィーネ「ふふっ、さすがに今日すぐには出来ないけど……次に遊ぶ時はお泊まりするのもいいかもね♪」
タプリス「月乃瀬先輩と、お、お泊まり……」プシュ-
ヴィーネ「じゃあまたね、また今度遊ぶ時には誘ってね! ばいばいっ!」
タプリス「あっ、も、もちろんですっ! ありがとうございました、また今度ですっ!」ブンブン
タプリス(月乃瀬先輩とお泊まりデート!? そ、そんなの緊張しちゃって今からドキドキです〜っ!///)
ヴィーネ(お泊まりかあ……楽しそうでいいかも、次に遊ぶ時はちゃんと準備しとかなくちゃね!)
おしまい!
ヴィーネ「じゃあ私はこっちだから……タプちゃんももう帰る?」
タプリス「はい、明日も学校なので準備しないとですね!」
ヴィーネ「そうね……」
タプリス「? どうかしました?」
ヴィーネ「……ねぇ、お泊まりデート、なんて楽しそうじゃない?」
タプリス「お、おとまりでーと!? な、な、なんですかその甘美な響きは!」
ヴィーネ「ふふっ、さすがに今日すぐには出来ないけど……次に遊ぶ時はお泊まりするのもいいかもね♪」
タプリス「月乃瀬先輩と、お、お泊まり……」プシュ-
ヴィーネ「じゃあまたね、また今度遊ぶ時には誘ってね! ばいばいっ!」
タプリス「あっ、も、もちろんですっ! ありがとうございました、また今度ですっ!」ブンブン
タプリス(月乃瀬先輩とお泊まりデート!? そ、そんなの緊張しちゃって今からドキドキです〜っ!///)
ヴィーネ(お泊まりかあ……楽しそうでいいかも、次に遊ぶ時はちゃんと準備しとかなくちゃね!)
おしまい!
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