1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:01:59.057 ID://Cnd+on0.net
少女「君は見たところ旅をしているようだが私もパーティに入れてくれないかな?」

男「悪いな他を当たってくれ」

少女「なんでだい?」

男「特に理由はないさ全く知らない人と旅なんか面白くないだろ?7

6: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:04:34.559 ID://Cnd+on0.net
男「それにただの旅じゃないさ魔王討伐の旅をしているよ」

少女「ふっふっふそんなこと百も承知ですあなたが勇者だということもね」

男「なんで知ってんだよ」

少女「風の噂で」

男「なにそれ怖い」

7: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:06:32.450 ID://Cnd+on0.net
男「それじゃ」

少女「待ちなよ」ガシッ

男「なんだい?」

少女「仲間に入れてくれないかい?」

男「無理ですごめんなさい」

少女「ちゃんとした理由がないと私は諦めないよ」

8: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:09:18.871 ID://Cnd+on0.net
男「...わかったよ」

男「...君魔物だよね?それもただの魔物じゃない魔物の上位種魔族だ」

男「魔族の中でも高位のものは人間に近い見た目をしていると聞く」

少女「...なんでわかったんだい?」

男「魔力の質が違う」

男「それに尻尾見えてるし」

少女「...!?隠すの忘れてた!」

11: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:16:11.236 ID://Cnd+on0.net
男「なんで俺に接触して来たんだい?」

少女「正体がバレたら殺されると思ってたのに殺さないの?」

男「まあ魔物だって人間と同じようなものだしね」

男「ま、魔物人間関係なく敵意があるものは殺すけど」

少女「怖いぃ」

12: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:18:02.101 ID://Cnd+on0.net
男「ま、冗談はさておき本題に戻ろうか」

少女「わかったよ」

少女「私は魔王の娘なのさ」

男「わーお」

少女「そこもっと驚く」

男「わーお!」

少女「!つけただけじゃないか」

少女「まあいいや」

13: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:22:03.767 ID://Cnd+on0.net
少女「我が父は人間魔物関係なく全て私たち魔王族の支配下にしようとしてるんだ」

少女「つまり自分たちより下のものは全て奴隷扱いするってことさ」

少女「私やお母さんもそんなのおかしいって言ったらね」

少女「反逆者として追放されたのさ」

少女「訳わかんないよね」

男「訳ワカンねぇ」(話が)

14: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:26:07.120 ID://Cnd+on0.net
少女「父に反発したら魔物界から追放されてこのザマさ」

男「それで俺に?」

少女「うん君の姿は魔王城の超巨大水晶玉で見てたからね」

男「なにそれ怖い」

15: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/15(日) 23:27:32.631 ID://Cnd+on0.net
少女「それじゃあさ」

男「そうだな」

2人はこの後魔王を倒して幸せに暮らしましたとさめでたしめでたし

引用元: 少女「ちょっとそこのお兄さん」男「なんだい?」