1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/21(土) 01:15:12.559 ID:01Tffvmr0.net
軍師「どうせ一時の気の迷いさ。そんなことで、今後一生を棒に振ることはない。」

軍師「キミにはきっと、もっと素敵な女性がいるはずだから。だからそれまで、こんなおばさんで遊んでちゃいけないよ。」

軍師「だから今日のところは、帰って休むといいよ。大丈夫、このことは二人だけの秘密にしておくから、キミはなんの心配もしなくていいよ。」

軍師「…………困ったな。私の言うことが、聞けないみたいだね…。……ははは、まさか。別に怒っているわけじゃないよ。」

軍師「ただ…………私は、キミが思っているような人間では、決してないということだ。」

軍師「……ただのたちの悪い冗談だってことにしておけばよかったのに……そこまでしつこいと、いよいよ笑い話では済まなくなってくるよ…?」

軍師「…………食い散らかしてあげようか……。」

軍師「…………ふふふ、冗談冗談。さあさ、明日もはやいんだし、今日のところはこれくらいにしよう。」

軍師「もしまだ続けたいというなら、明日はしっかり聞いてあげるから。」

軍師「うん、おやすみ。寒くなってきたからね、きちんと暖かくして眠るように。分かったね?」

14: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/21(土) 01:22:12.751 ID:01Tffvmr0.net
軍師「やあ、今日も大変だったね。でも、キミのおかげでまた、こうしてお酒を楽しむことが出来ているよ。ありがとう。」

軍師「……それで……昨日の続き、しにきたのかな?」

軍師「……よしておけばいいのに…。こんなおばさんにちょっかいを出している暇があるなら、もっと可愛くて若い子をひっかけに行ったらどうだい?。」

軍師「ははは、熱烈だね。まさかキミの口からそんな歯の浮くようなセリフを聞くことになるとは、少し前までなら思いもよらなかっただろうね。」

軍師「……でもね、もうあまり挑発しないでほしいな…。私としても、キミとは今まで通りの友好的な関係でいたかったのに…。」

軍師「うん、今は少し怒っているよ。いい加減にしてほしいと、そう思っている。……ははは、まあそう縮こまらなくていいよ。でも、少しばかり独り言を言うね。」

軍師「まったく、まったく困った子だよ……こっちの気も知らないで、薄いことことをベラベラとしつこく並べて…。」

軍師「おかげでこっちは近頃イライラして仕方がないんだ……ガキのくせに、知ったふうな口ばかりきく…。」

軍師「…………せっかく殺しておいたのに……また、湧き上がるじゃないか…っ。」

19: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/21(土) 01:30:49.966 ID:01Tffvmr0.net
軍師「……ふぅ、独り言終了。ここからは、キミに語りかけるから、反応を返してくれて構わないよ。」

軍師「うん、それでね…。……キミの気持ちは、とても嬉しいよ。女性として、男性に求められるのは……うん、嬉しい。」

軍師「それに、キミのことも好きだよ。でも好きだからこそ、若い、未来のあるキミだからこそ、私はその気持ちには答えられない。」

軍師「キミは私みたいなのではなくて、もっと若くて素敵な子と結ばれるべきなんだ。それは女性としてではなく、キミの教育係的立場から言わせてもらう。」

軍師「だから……頭を冷やして、考え直してくれないかな。冷静に、十年後、二十年後のことを視野に入れて、しっかり考えなさい。」

軍師「私から言えることは、それだけ……かな。うん、それじゃあそのまま、回れ右っ。……子供は寝る時間だよ。おやすみ。」

軍師「………………。」

軍師「……チッ…。…………どうやら、私の忠告が聞こえなかったとみえる。……耳掃除、してあげようか?はははっ。」

軍師「でなければ……こんな襲うように、後ろから抱きついてくるなんて真似、しないだろうからね。…………はぁ…。」

軍師「…………あーあ…………このガキが……っ。」

30: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/21(土) 01:40:04.199 ID:01Tffvmr0.net
軍師「……あまり調子に乗るなよ……。」

軍師「あのまま引き下がっていれば、今まで通り優しい私でいてあげられたのに……ふふ、もう流石に……はぁぁぁ…………我慢の、限界かなぁ……はは…。」

軍師「……そんなに私のことが欲しいのかい?私と愛を育みたい?私と共に過ごしたい?それとも私を支配したいのかい?逆に私に征服されたいとか?」

軍師「いいよ……もうなにも隠さなくても……いいから…。どうせもう、もう止まってあげられないんだから、全部吐き出すといいよ。」

軍師「うん…………はは、うん……そうか……。……ふふ……あはは、はは……!」

軍師「……参ったな…。こんなに食い下がるから、邪ななにかを抱えているかと思ったけど……そんな純粋な愛情だけだったとはね…。」

軍師「…………食い散らかして……汚してあげるよ……やーっぱり……。」

32: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/10/21(土) 01:51:12.995 ID:01Tffvmr0.net
軍師「……今まで、かわいい教え子として扱わなくちゃいけないと……愛しいから、間違った道を歩ませてはいけないと、そう思ってキミと接してきた…。」

軍師「……せっかく……キミのことを考えてあげたのに…。せっかくキミの未来を明るくしてあげようとしていたのに…。それを踏みにじるっていうのなら……」

軍師「…………愛してあげるよ……イヤになるほど……悲鳴をあげたって、助けなんて来ないほど……。」

軍師「私も、私もキミを愛している。大好きだ。本当に、もうキミのことだけ考えて生きてきた。嘘じゃないよ、本当だ。キミのことしか、もう見えないくらいに、キミのことを想って生きてきた。」

軍師「でも、それは許されないじゃないか。だって私は、教師で、キミは教え子なんだから。自らの教え子に手を出すなんて、そんなことあってはならない。」

軍師「だからせめて、キミを健全に育てることで、この湧き出る愛情を処分しようと思っていたのに……ははは……誤算だったなぁ……まさか、キミがその“仮面”に惚れるなんて……!!」

軍師「もうこの仮面は、私の顔から外せない。でもこの仮面を被ったままでは、キミに口付けは出来ない。キミがどれほど望んでも、出来ないことなんだ。」

軍師「だったら……外せないなら、砕いてしまうよ…もう…。叩き割って、本当の素顔をキミに見せる……この、醜い化け物のような素顔を、ね……。」

軍師「さあ、どうしたのかな……私の唇はもうすぐここにあるよ…?キミの追い求めた柔らかな唇が、もう……もうすぐ触れそうな位置まで…。」

軍師「でも唇に触れた途端、私はあんぐりと口を開けて、牙だらけの口で、キミのことを食べてしまうよ……?ふふ……それでも………それでも……ねぇ……。」

軍師「それでも、キミは私を愛せると……言うのかな……?」

引用元: 軍師(♀)「ははは……あんまりおばさんをからかうものじゃないよ。」