1: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 12:08:48.41 ID:S2iGgiT0.net
ダイヤ「今なんと……」
曜「? おはよう?」
ダイヤ「いえ、そこではなくて……」
ダイヤ「今、わたくしのこと……」
曜「あぁ、ダイヤちゃんの方?」
ダイヤ「」キュン
曜「嫌でした?」
ダイヤ「嫌とかそんなことはありませんわ」
ダイヤ「ですがその……無理に呼ばなくても平気ですからね? 昨日も言いましたがわたくしはどっちでもーー」
曜「私が呼びたいんですよ」
ダイヤ「」キュン
曜「ダイヤちゃんはもう呼んでくれないのかな?」
ダイヤ「え?」
曜「曜ちゃんって」
|c||^.- ^||曜ちゃん!!
曜「? おはよう?」
ダイヤ「いえ、そこではなくて……」
ダイヤ「今、わたくしのこと……」
曜「あぁ、ダイヤちゃんの方?」
ダイヤ「」キュン
曜「嫌でした?」
ダイヤ「嫌とかそんなことはありませんわ」
ダイヤ「ですがその……無理に呼ばなくても平気ですからね? 昨日も言いましたがわたくしはどっちでもーー」
曜「私が呼びたいんですよ」
ダイヤ「」キュン
曜「ダイヤちゃんはもう呼んでくれないのかな?」
ダイヤ「え?」
曜「曜ちゃんって」
|c||^.- ^||曜ちゃん!!
9: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 12:29:08.54 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「よ、曜……ちゃん」
曜「なぁに? ダイヤちゃん!」ニコッ
ダイヤ「っ……///」
ダイヤ「は……ハレンチですわ……///」
はよ
曜「なぁに? ダイヤちゃん!」ニコッ
ダイヤ「っ……///」
ダイヤ「は……ハレンチですわ……///」
はよ
11: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 12:41:46.59 ID:Pa8uu8vK.net
曜「あのね、ダイヤちゃん」
ダイヤ「は、はいぃ……///」
曜「次のライブの衣装なんだけど、まだ全然考えてなくて……」
ダイヤ「ああ、衣装ですか。それならなんでも相談に乗りますわ」
曜「本当っ!? ありがとう、ダイヤちゃん!」パアッ
ダイヤ「っ! ……ど、どういたしまして……///」
ダイヤ(か、かわいいですわ……!)
ダイヤ「は、はいぃ……///」
曜「次のライブの衣装なんだけど、まだ全然考えてなくて……」
ダイヤ「ああ、衣装ですか。それならなんでも相談に乗りますわ」
曜「本当っ!? ありがとう、ダイヤちゃん!」パアッ
ダイヤ「っ! ……ど、どういたしまして……///」
ダイヤ(か、かわいいですわ……!)
12: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 12:42:12.48 ID:Pa8uu8vK.net
曜「私、ダイヤちゃんの家に行ってみたいな!」
ダイヤ「わっ、私の家!??」
曜「うん、きっと着物とか浴衣とか、たくさんあるだろうし」
ダイヤ「でも……いきなりお家で……というのは……」
曜「ダメ……かな?」シュン…
ダイヤ「わっ、私の家!??」
曜「うん、きっと着物とか浴衣とか、たくさんあるだろうし」
ダイヤ「でも……いきなりお家で……というのは……」
曜「ダメ……かな?」シュン…
13: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 12:42:30.31 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「はっ! そ、そんなことないですわ!」
ダイヤ「私にできることなら、なんでも致します!」
曜「わあ! ありがとう、ダイヤちゃん!」
曜「それじゃ、ダイヤちゃんの家に向かって、全速前進……ヨーソロー!」(*> ᴗ •*)ゞ
ダイヤ「は、はい……よーそろー……///」
ダイヤ「私にできることなら、なんでも致します!」
曜「わあ! ありがとう、ダイヤちゃん!」
曜「それじゃ、ダイヤちゃんの家に向かって、全速前進……ヨーソロー!」(*> ᴗ •*)ゞ
ダイヤ「は、はい……よーそろー……///」
14: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 12:43:18.74 ID:Pa8uu8vK.net
はよ……(切実)
19: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 12:52:30.87 ID:Pa8uu8vK.net
~~~
曜「私がダイヤちゃんの家に来たのって、二度目だね!」
ダイヤ「そうですわね……以前は、まだ私たち三年生は加入してなくて……」
曜「すっごく緊張してたような気がする」
曜「私がダイヤちゃんの家に来たのって、二度目だね!」
ダイヤ「そうですわね……以前は、まだ私たち三年生は加入してなくて……」
曜「すっごく緊張してたような気がする」
20: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 12:55:18.94 ID:Pa8uu8vK.net
曜「……でもね」ニコッ
ダイヤ「?」
曜「……」ダキツキー
ダイヤ「よっ、曜さん!??」
ダイヤ(曜さん……突然ハグしてくるなんて、どういうつもりですの……!)
曜「コラ、ダイヤちゃん。『曜ちゃん』でしょ?(上目遣い)」
ダイヤ「っ……///」
曜「あのね……この間と違って、今日はすっごく気持ちが落ち着くんだ」
曜「なんでだろうね……ねえ、ダイヤちゃん」ギュッ
ダイヤ「それは……その……うぅ……///」
ダイヤ「?」
曜「……」ダキツキー
ダイヤ「よっ、曜さん!??」
ダイヤ(曜さん……突然ハグしてくるなんて、どういうつもりですの……!)
曜「コラ、ダイヤちゃん。『曜ちゃん』でしょ?(上目遣い)」
ダイヤ「っ……///」
曜「あのね……この間と違って、今日はすっごく気持ちが落ち着くんだ」
曜「なんでだろうね……ねえ、ダイヤちゃん」ギュッ
ダイヤ「それは……その……うぅ……///」
22: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:01:27.32 ID:Pa8uu8vK.net
曜「ダイヤちゃん……」ウットリ
曜「私……私ね……」
ダイヤ「ーーそ、そういえば!」
ダイヤ「衣装の相談でしたわよね……次のライブの!」
曜「っ……」
曜「そう……だね」
曜「私……私ね……」
ダイヤ「ーーそ、そういえば!」
ダイヤ「衣装の相談でしたわよね……次のライブの!」
曜「っ……」
曜「そう……だね」
24: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:01:59.46 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「私、今衣装を持ってきますので!」スッ
曜「あっ……」
ダイヤ「今、お茶を入れてきます」スタスタ
曜「……」
曜「はぁ……」
曜「すっごく、頑張ったのに……」
曜「ダイヤさんの、バカ……」
曜「あっ……」
ダイヤ「今、お茶を入れてきます」スタスタ
曜「……」
曜「はぁ……」
曜「すっごく、頑張ったのに……」
曜「ダイヤさんの、バカ……」
29: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:16:03.03 ID:Pa8uu8vK.net
~~~
ダイヤ「お茶を持ってきましたわ」
曜「……」フン
ダイヤ「曜……さん?」
曜「……また戻ってるし」
ダイヤ「……これは、その……違うのです」
ダイヤ「まだ呼び慣れていないというか……」
ダイヤ「お茶を持ってきましたわ」
曜「……」フン
ダイヤ「曜……さん?」
曜「……また戻ってるし」
ダイヤ「……これは、その……違うのです」
ダイヤ「まだ呼び慣れていないというか……」
30: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:16:49.65 ID:Pa8uu8vK.net
曜「もういいよっ!」ズズッ
ダイヤ「あっ、いきなり飲んだら……!」
曜「熱っ!」ガタンッ
ダイヤ「危ないっ!」
曜「ーー!」
ダイヤ「あっ、いきなり飲んだら……!」
曜「熱っ!」ガタンッ
ダイヤ「危ないっ!」
曜「ーー!」
31: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:17:24.53 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「……曜さんっ! 大丈夫ですか!?」
曜「う……うん」
曜「ちょっと服にかかっただけで、熱くは……ない」
ダイヤ「本当ですか!? どこか火傷は……」
曜「だ、大丈夫だって……」
曜「う……うん」
曜「ちょっと服にかかっただけで、熱くは……ない」
ダイヤ「本当ですか!? どこか火傷は……」
曜「だ、大丈夫だって……」
32: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:18:08.44 ID:Pa8uu8vK.net
曜「強いて言うなら、舌がちょっといたぃ……かな」
ダイヤ「……それなら良かったですわ」ホッ
曜「あのぉ……ダイヤさん……///」
ダイヤ「はっ!」
ダイヤ(咄嗟に庇ったから、まるで私が曜さんを押し倒したかのように……!)
ダイヤ「……それなら良かったですわ」ホッ
曜「あのぉ……ダイヤさん……///」
ダイヤ「はっ!」
ダイヤ(咄嗟に庇ったから、まるで私が曜さんを押し倒したかのように……!)
33: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:21:10.93 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「……」
曜「……///」
ダイヤ「……っ」カァァァァ
ダイヤ「ごっ、ごめんなさい!」スッ
曜「えっと……その……大丈夫」
ダイヤ「今、拭くものを持ってきますわ……///」
曜「……///」
ダイヤ「……っ」カァァァァ
ダイヤ「ごっ、ごめんなさい!」スッ
曜「えっと……その……大丈夫」
ダイヤ「今、拭くものを持ってきますわ……///」
35: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:29:21.53 ID:Pa8uu8vK.net
~~~
台所
ダイヤ「拭くもの……雑巾……」アセアセ
ダイヤ「ああもう……どうして私はあんなことを……!」
ダイヤ「他に、いくらでもやりようはありましたのに……」
ダイヤ「……きっと、嫌われてしまいましたわね」シュン…
台所
ダイヤ「拭くもの……雑巾……」アセアセ
ダイヤ「ああもう……どうして私はあんなことを……!」
ダイヤ「他に、いくらでもやりようはありましたのに……」
ダイヤ「……きっと、嫌われてしまいましたわね」シュン…
36: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:29:49.32 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「私はいつも、何をしても裏目に出てしまうのですわ」
ダイヤ「こんな私が……誰かと仲良く……なんて……」
ダイヤ「できるわけが……」ウルウル
曜「そんなことないよ」
ダイヤ「こんな私が……誰かと仲良く……なんて……」
ダイヤ「できるわけが……」ウルウル
曜「そんなことないよ」
37: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:30:28.69 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「よ、曜さん……」
曜「傍にティッシュ箱があったし、それで全部拭いちゃった」
ダイヤ「ごめんなさい、そんなことまでさせてしまって……」
曜「ううん、元々私が零したからこんなことになっちゃったんだ」
曜「ごめんね……ダイヤさん」
ダイヤ「……いえ」
曜「傍にティッシュ箱があったし、それで全部拭いちゃった」
ダイヤ「ごめんなさい、そんなことまでさせてしまって……」
曜「ううん、元々私が零したからこんなことになっちゃったんだ」
曜「ごめんね……ダイヤさん」
ダイヤ「……いえ」
38: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:30:47.04 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ(結局……戻ってしまいましたわね)
ダイヤ(これで良かったのですわ)
ダイヤ(私はいつも、皆さんからは一線を引いていた方がいい)
ダイヤ(だって、私は私でしかないんですもの)
ダイヤ「……」ウルウル
ダイヤ(これで良かったのですわ)
ダイヤ(私はいつも、皆さんからは一線を引いていた方がいい)
ダイヤ(だって、私は私でしかないんですもの)
ダイヤ「……」ウルウル
39: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:39:57.90 ID:Pa8uu8vK.net
曜「……ダイヤさん?」
ダイヤ「いえっ……ごめんなさい」フリムキ
ダイヤ「これは、なんでもないのです」
ダイヤ「時間が経てば、またいつも通りに戻ります」
ダイヤ「いつも通りの……ダイヤに戻ります」
ダイヤ「ですから……少しの間だけ、放っておいてください」
ダイヤ「いえっ……ごめんなさい」フリムキ
ダイヤ「これは、なんでもないのです」
ダイヤ「時間が経てば、またいつも通りに戻ります」
ダイヤ「いつも通りの……ダイヤに戻ります」
ダイヤ「ですから……少しの間だけ、放っておいてください」
41: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:40:21.08 ID:Pa8uu8vK.net
曜「……」スッ
曜「……」ギュウッ
ダイヤ「えっ……」
ダイヤ「曜さん……!」
ダイヤ(今度は後ろからハグだなんて、どうして……)
曜「……」ギュウッ
ダイヤ「えっ……」
ダイヤ「曜さん……!」
ダイヤ(今度は後ろからハグだなんて、どうして……)
42: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:41:10.56 ID:dLdPa3wC.net
曜「あのね、ダイヤさん」
曜「私も同じなんだ」
曜「私、ダイヤさんと距離を縮めたくて……でも、何をしていいか分からなくて」
曜「そんな時、ダイヤさんが頑張ってくれたから」
曜「だから、私も頑張ろうって」
ダイヤ「曜さん……」
曜「えへへ……でも、全然上手くいかなかった」
曜「今日の私、ずっと変だったよね」
曜「私も同じなんだ」
曜「私、ダイヤさんと距離を縮めたくて……でも、何をしていいか分からなくて」
曜「そんな時、ダイヤさんが頑張ってくれたから」
曜「だから、私も頑張ろうって」
ダイヤ「曜さん……」
曜「えへへ……でも、全然上手くいかなかった」
曜「今日の私、ずっと変だったよね」
43: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:45:55.43 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「っ……!」
ダイヤ「そんなことありませんわ」
ダイヤ「今日の曜さんは、いつもよりもずっと可愛らしくて」
ダイヤ「まるで妹が増えたかのような、そんな気持ちになりましたの」
曜「ダイヤさんの妹……かぁ……」ギュー
ダイヤ「ええ……ルビィとはまた違った、頼もしい妹です」
曜「それも……いいかもね」
ダイヤ「そんなことありませんわ」
ダイヤ「今日の曜さんは、いつもよりもずっと可愛らしくて」
ダイヤ「まるで妹が増えたかのような、そんな気持ちになりましたの」
曜「ダイヤさんの妹……かぁ……」ギュー
ダイヤ「ええ……ルビィとはまた違った、頼もしい妹です」
曜「それも……いいかもね」
44: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:47:09.48 ID:Pa8uu8vK.net
曜「でも……でもね、ダイヤさん」
曜「私、ダイヤさんの妹はやだ」
ダイヤ「えっ……」
ダイヤ「そう……ですよね」
ダイヤ「私なんかの妹は……嫌ですわよね」
曜「ううん、そうじゃない」
曜「ダイヤさんの妹、すっごくいい。すっごく楽しそう」
曜「でも……それだけじゃ嫌なんだ」
曜「私、ダイヤさんの妹はやだ」
ダイヤ「えっ……」
ダイヤ「そう……ですよね」
ダイヤ「私なんかの妹は……嫌ですわよね」
曜「ううん、そうじゃない」
曜「ダイヤさんの妹、すっごくいい。すっごく楽しそう」
曜「でも……それだけじゃ嫌なんだ」
46: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:51:09.14 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「それだけ……?」
曜「うん……それだけなんて、やだ」ギュウッ
曜「ダイヤさん……好きです」
曜「大好き」
曜「うん……それだけなんて、やだ」ギュウッ
曜「ダイヤさん……好きです」
曜「大好き」
47: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:51:33.09 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「……好き……って……え?」
曜「フフッ」スッ
ダイヤ「それは……一体……」フリカエリ
曜「……///」
曜「今日はもう、帰るね」
ダイヤ「あ……」
曜「またね、ダイヤさん」
曜「フフッ」スッ
ダイヤ「それは……一体……」フリカエリ
曜「……///」
曜「今日はもう、帰るね」
ダイヤ「あ……」
曜「またね、ダイヤさん」
48: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 13:55:31.24 ID:Pa8uu8vK.net
~~~
ダイヤ「好き……好きって……」
ダイヤ「っ……友達的な意味で、ですわよね!」
ダイヤ「うん、きっとそうですわ!」
ダイヤ「だって……だって……」
ダイヤ「でも……もし」
ダイヤ「もしも……その……恋人的な意味で……だったら……」
ダイヤ「あ……あ……はわぁぁぁあああぁぁぁぁぁ!!」カァァァァ
ダイヤ「ダメですわ!ハレンチですわ!」
ダイヤ「ぁぁぁ……///」
ダイヤ「曜……さん」
ダイヤ「好き……好きって……」
ダイヤ「っ……友達的な意味で、ですわよね!」
ダイヤ「うん、きっとそうですわ!」
ダイヤ「だって……だって……」
ダイヤ「でも……もし」
ダイヤ「もしも……その……恋人的な意味で……だったら……」
ダイヤ「あ……あ……はわぁぁぁあああぁぁぁぁぁ!!」カァァァァ
ダイヤ「ダメですわ!ハレンチですわ!」
ダイヤ「ぁぁぁ……///」
ダイヤ「曜……さん」
49: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:08:05.93 ID:Pa8uu8vK.net
~~~
翌日の練習後
ダイヤ(……結局、何も変わったことはありませんでしたわね)
ダイヤ(曜さんはいつも通りで、ダイヤちゃん……なんて呼ばれることもありませんでした)
ダイヤ(時々果南さんや鞠莉さん、千歌さんがおふざけで呼んでくることはありましたけど)
ダイヤ「……はぁ」
翌日の練習後
ダイヤ(……結局、何も変わったことはありませんでしたわね)
ダイヤ(曜さんはいつも通りで、ダイヤちゃん……なんて呼ばれることもありませんでした)
ダイヤ(時々果南さんや鞠莉さん、千歌さんがおふざけで呼んでくることはありましたけど)
ダイヤ「……はぁ」
50: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:08:54.17 ID:Pa8uu8vK.net
ルビィ「お姉ちゃん」
ダイヤ「ん、ルビィ……なんですの?」
ルビィ「今日は、花丸ちゃんのお家に行ってくるね」
ダイヤ「わかりましたわ、あまり遅くならないように」
ルビィ「はーい」
ダイヤ「ん、ルビィ……なんですの?」
ルビィ「今日は、花丸ちゃんのお家に行ってくるね」
ダイヤ「わかりましたわ、あまり遅くならないように」
ルビィ「はーい」
51: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:09:19.00 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「今日の帰り道は1人ですか」
ダイヤ「頭を冷やすには、調度いいかもしれませんわね」
曜「ダイヤさん」
ダイヤ「あ、曜さん……」
曜「今日も、ダイヤさんの家にお邪魔してもいいですか?」
ダイヤ「いいですけれど……」
曜「やった! ありがと、ダイヤさん!」ニコッ
ダイヤ「っ……!」
ダイヤ「頭を冷やすには、調度いいかもしれませんわね」
曜「ダイヤさん」
ダイヤ「あ、曜さん……」
曜「今日も、ダイヤさんの家にお邪魔してもいいですか?」
ダイヤ「いいですけれど……」
曜「やった! ありがと、ダイヤさん!」ニコッ
ダイヤ「っ……!」
52: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:09:57.63 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ(この子はまた……どれだけ私の心を揺さぶれば気が済むんですの……///)
ダイヤ「でも……こんな時間ですし、ちょっとだけですわよ?」
曜「はーい、わかってまーす」
曜「それじゃ、ダイヤちゃんの家に向かってー……」
ダイヤ「ええっ!?」
曜「全速前進ー……」
ダイヤ「でも……こんな時間ですし、ちょっとだけですわよ?」
曜「はーい、わかってまーす」
曜「それじゃ、ダイヤちゃんの家に向かってー……」
ダイヤ「ええっ!?」
曜「全速前進ー……」
53: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:10:39.16 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「ちょちょ、ちょっと待ってください!」
曜「えー? もう……なに?」
ダイヤ「今……ダイヤちゃんって……///」
曜「うん、呼んだよ? ダイヤちゃん!」ニコッ
ダイヤ「よ、呼ばないんじゃなかったんですの!?」
曜「だって、この呼び方したときのダイヤさんの反応、可愛いし!」
ダイヤ「かっ、かわ……」
曜「えー? もう……なに?」
ダイヤ「今……ダイヤちゃんって……///」
曜「うん、呼んだよ? ダイヤちゃん!」ニコッ
ダイヤ「よ、呼ばないんじゃなかったんですの!?」
曜「だって、この呼び方したときのダイヤさんの反応、可愛いし!」
ダイヤ「かっ、かわ……」
54: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:14:50.71 ID:Pa8uu8vK.net
曜「よーし、ダイヤちゃん!」
ダイヤ「は……はい、曜ちゃん……///」
曜「っ……」
曜「い、一緒に……」ギュウッ
ダイヤ「はぅっ……」
ダイヤ(曜さんが、私の腕に抱きついていますわ……!)
ダイヤ(こんなのまるで……恋人みたい……///)
ダイヤ「は……はい、曜ちゃん……///」
曜「っ……」
曜「い、一緒に……」ギュウッ
ダイヤ「はぅっ……」
ダイヤ(曜さんが、私の腕に抱きついていますわ……!)
ダイヤ(こんなのまるで……恋人みたい……///)
55: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:15:58.21 ID:Pa8uu8vK.net
曜「ダイヤちゃん……一緒に、ね?(上目遣い)」
ダイヤ「~~~~~~~~~~~~!!」
ダイヤ「わ……わかりましたわ……」ポー
曜「せーの……///」
曜「全速前進、ヨーソロー!」(*> ᴗ •*)ゞ
ダイヤ「よ……よーそろー……///」
ダイヤ「~~~~~~~~~~~~!!」
ダイヤ「わ……わかりましたわ……」ポー
曜「せーの……///」
曜「全速前進、ヨーソロー!」(*> ᴗ •*)ゞ
ダイヤ「よ……よーそろー……///」
56: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:16:34.70 ID:Pa8uu8vK.net
おしまい
62: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 14:39:11.61 ID:Pa8uu8vK.net
~~~
ダイヤの家
曜「ダイヤちゃん」ニコニコ
ダイヤ「……な、なんですの」
曜「ウフフ、なんでもなーい」
ダイヤ「も、もうっ……///」
ダイヤ「よ……曜ちゃんのバカ……」
曜「ーーっ!」ズキュゥゥゥン
曜「はぁぁぁぁ……///」ポワーン
ダイヤ「さあ、衣装について考えますわよ」
曜「うん……」コクリ
ダイヤの家
曜「ダイヤちゃん」ニコニコ
ダイヤ「……な、なんですの」
曜「ウフフ、なんでもなーい」
ダイヤ「も、もうっ……///」
ダイヤ「よ……曜ちゃんのバカ……」
曜「ーーっ!」ズキュゥゥゥン
曜「はぁぁぁぁ……///」ポワーン
ダイヤ「さあ、衣装について考えますわよ」
曜「うん……」コクリ
69: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 16:07:22.36 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「そういえば、着物や浴衣が見てみたいと言ってましたわね」
ダイヤ「次の衣装のテーマも、和風でいいのですか?」
曜「……あー、うん……ちょっと悩んでる」
曜(ホントは、ダイヤさんの家に行くための口実だったり……)
ダイヤ「その……着てみますか?」
曜「えっ、いいの!?」パアッ
ダイヤ(……かわいい)
ダイヤ「次の衣装のテーマも、和風でいいのですか?」
曜「……あー、うん……ちょっと悩んでる」
曜(ホントは、ダイヤさんの家に行くための口実だったり……)
ダイヤ「その……着てみますか?」
曜「えっ、いいの!?」パアッ
ダイヤ(……かわいい)
70: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 16:09:42.98 ID:Pa8uu8vK.net
ダイヤ「ええ……衣装のアイディアに役立つのでしたら、是非」
曜「やったぁ! 私、一度着物とか着てみたかったんだよね~」
曜「それに、ダイヤさんちの着物ってすっごく高そう!」
ダイヤ(あ……素に戻ってますわ)
曜「私なんて一生着る機会ないと思ってたからさー!」
曜「やったぁ! 私、一度着物とか着てみたかったんだよね~」
曜「それに、ダイヤさんちの着物ってすっごく高そう!」
ダイヤ(あ……素に戻ってますわ)
曜「私なんて一生着る機会ないと思ってたからさー!」
71: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 16:10:42.43 ID:CLV47Erf.net
ダイヤ「では、衣装部屋へ参りましょう」
曜「わー! 衣装部屋なんてあるんだ!」
曜「ダイヤさんのお家って、ほんっとうにお金持ちなんだねっ!」
ダイヤ「あはは……代々伝わる網元の家系ですから」
曜「いいなあ~、私もダイヤさんのお家に生まれたかっ……はっ!」
ダイヤ「……?」
曜「だ……ダイヤちゃんの妹として、生まれたかったなあ」
曜「ルビィちゃんがちょっぴり羨ましいよ」
ダイヤ(結局……今日はそっちですのね……///)
曜「わー! 衣装部屋なんてあるんだ!」
曜「ダイヤさんのお家って、ほんっとうにお金持ちなんだねっ!」
ダイヤ「あはは……代々伝わる網元の家系ですから」
曜「いいなあ~、私もダイヤさんのお家に生まれたかっ……はっ!」
ダイヤ「……?」
曜「だ……ダイヤちゃんの妹として、生まれたかったなあ」
曜「ルビィちゃんがちょっぴり羨ましいよ」
ダイヤ(結局……今日はそっちですのね……///)
77: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 16:28:50.66 ID:Y84m6ZJA.net
~~~
衣装部屋
曜「うっわー! ここ、すっごく広いよ!」
ダイヤ「こら、曜ちゃん! 走らないでください!」
曜「はーい……///」
ダイヤ「ここにあるもの全部、私の着物ですから」
ダイヤ「どれでも自由に選んでください」
衣装部屋
曜「うっわー! ここ、すっごく広いよ!」
ダイヤ「こら、曜ちゃん! 走らないでください!」
曜「はーい……///」
ダイヤ「ここにあるもの全部、私の着物ですから」
ダイヤ「どれでも自由に選んでください」
78: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 16:29:13.37 ID:Y84m6ZJA.net
曜「ええっ! これ全部ダイヤちゃんの着物!?」
ダイヤ「そ、そうですわ……私のものというよりは、家族全員のものと言った方が正しいですわね」
曜「いいなー、どれも可愛いなー!」
曜「あっ、見てみてダイヤちゃん! これ、曜ちゃんカラーだよ!」
ダイヤ「それは浴衣ですわね。花模様も素敵で、私のお気に入りですの」
ダイヤ「そ、そうですわ……私のものというよりは、家族全員のものと言った方が正しいですわね」
曜「いいなー、どれも可愛いなー!」
曜「あっ、見てみてダイヤちゃん! これ、曜ちゃんカラーだよ!」
ダイヤ「それは浴衣ですわね。花模様も素敵で、私のお気に入りですの」
79: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 16:42:34.53 ID:Y84m6ZJA.net
曜「ダイヤちゃんのお気に入りかぁ……じゃあ私、これ着るっ!」
ダイヤ「わかりましたわ、着付けて差し上げます」
曜「ありがとう、ダイヤちゃん!」ニコッ
ダイヤ「もう……///」
ダイヤ「浴衣を着る前に、スリップを着なければいけませんわ」
曜「スリップ?」
ダイヤ「浴衣用の下着のことです」
曜「へえ~、なんだか難しいね」
ダイヤ「わかりましたわ、着付けて差し上げます」
曜「ありがとう、ダイヤちゃん!」ニコッ
ダイヤ「もう……///」
ダイヤ「浴衣を着る前に、スリップを着なければいけませんわ」
曜「スリップ?」
ダイヤ「浴衣用の下着のことです」
曜「へえ~、なんだか難しいね」
80: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 16:43:08.25 ID:Y84m6ZJA.net
ダイヤ「その前に、髪を結いましょうか」
曜「ええっ……いいよ、そこまでしなくても」
ダイヤ「ダメですわ。折角着るのですから、一番綺麗な姿を収めましょう」
曜「収めるって、まるで写真撮るみたいだねー」
ダイヤ「? 当然でしょう」
曜「ええっ! そ、それは曜ちゃん想定してなかったかも……」
ダイヤ「問題ないですわ。私がしっかり着付けて差し上げますので」
曜「ええっ……いいよ、そこまでしなくても」
ダイヤ「ダメですわ。折角着るのですから、一番綺麗な姿を収めましょう」
曜「収めるって、まるで写真撮るみたいだねー」
ダイヤ「? 当然でしょう」
曜「ええっ! そ、それは曜ちゃん想定してなかったかも……」
ダイヤ「問題ないですわ。私がしっかり着付けて差し上げますので」
81: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:07:47.04 ID:Y84m6ZJA.net
曜「う……うん。じゃあ、お願いします……///」
ダイヤ「ここに座りなさい」
曜「ヨーソロー! 了解であります!」(*> ᴗ •*)ゞ
曜「イヒヒ……どんな髪型にしてくれるの?」
ダイヤ「どんなって……普通ですわよ」
ダイヤ「思っていたよりも地味で、ガッカリさせてしまうかも……」
曜「そんなことないよ! ダイヤちゃんの和服姿、とっても綺麗だったし」
曜「私、すっごく楽しみ!」
ダイヤ「そうですか……」
ダイヤ「ここに座りなさい」
曜「ヨーソロー! 了解であります!」(*> ᴗ •*)ゞ
曜「イヒヒ……どんな髪型にしてくれるの?」
ダイヤ「どんなって……普通ですわよ」
ダイヤ「思っていたよりも地味で、ガッカリさせてしまうかも……」
曜「そんなことないよ! ダイヤちゃんの和服姿、とっても綺麗だったし」
曜「私、すっごく楽しみ!」
ダイヤ「そうですか……」
82: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:09:22.23 ID:Y84m6ZJA.net
曜「……なんか、全然痛くないね」
ダイヤ「痛くない、とは?」
曜「小さい頃、お母さんに無理やり浴衣を着せられた時があって」
曜「髪結う時とかめっちゃ引っぱられて、すごく痛かった記憶があるんだ」
曜「でも……ダイヤちゃんのは、上手っていうか、とっても優しい」
ダイヤ「フフッ……そう言ってもらえると嬉しいですわ」
ダイヤ「痛くない、とは?」
曜「小さい頃、お母さんに無理やり浴衣を着せられた時があって」
曜「髪結う時とかめっちゃ引っぱられて、すごく痛かった記憶があるんだ」
曜「でも……ダイヤちゃんのは、上手っていうか、とっても優しい」
ダイヤ「フフッ……そう言ってもらえると嬉しいですわ」
83: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:09:58.67 ID:Y84m6ZJA.net
ダイヤ「……はい、出来ました」
曜「わっ……これが、私……?」
曜「……なんだか、自分じゃないみたい」
ダイヤ「とっても綺麗。毎日結ってあげたいくらいです」
曜「……///」
曜「わっ……これが、私……?」
曜「……なんだか、自分じゃないみたい」
ダイヤ「とっても綺麗。毎日結ってあげたいくらいです」
曜「……///」
84: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:10:34.46 ID:Y84m6ZJA.net
ダイヤ「次はスリップですわね。上着を脱いでください」
曜「ええっ!? ……こ、ここで?」
ダイヤ「そんなの当然……あっ」
ダイヤ「いえっ……その……」
ダイヤ「す、スリップの着方は分かりますか?」
曜「う、うん……旅館とかにある浴衣みたいに着ればいいんだよね?」
ダイヤ「そうです……では、私は後ろを向いていますので……///」フリムキ
曜「……///」
曜「ええっ!? ……こ、ここで?」
ダイヤ「そんなの当然……あっ」
ダイヤ「いえっ……その……」
ダイヤ「す、スリップの着方は分かりますか?」
曜「う、うん……旅館とかにある浴衣みたいに着ればいいんだよね?」
ダイヤ「そうです……では、私は後ろを向いていますので……///」フリムキ
曜「……///」
85: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:11:06.82 ID:Y84m6ZJA.net
浴衣の着方とかサッパリ分からん
こんな感じでいいのか?
こんな感じでいいのか?
86: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:11:33.86 ID:Y84m6ZJA.net
曜「……」カサカサ
曜「……」パサッ
曜「ふぅ……さ、流石に寒いね……」
ダイヤ「ご、ごめんなさいっ……ストーブが弱かったのかしら……」アセアセ
曜「ううん……そりゃあ上着を脱げば、寒いに決まってるよね」
ダイヤ「そ、そうですわね……」
ダイヤ(……今、振り向けば)
ダイヤ(曜ちゃんの下着姿が、すぐ傍に……)
曜「……」パサッ
曜「ふぅ……さ、流石に寒いね……」
ダイヤ「ご、ごめんなさいっ……ストーブが弱かったのかしら……」アセアセ
曜「ううん……そりゃあ上着を脱げば、寒いに決まってるよね」
ダイヤ「そ、そうですわね……」
ダイヤ(……今、振り向けば)
ダイヤ(曜ちゃんの下着姿が、すぐ傍に……)
88: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:42:47.53 ID:Y84m6ZJA.net
曜「……じゃあ、スリップ着るね?」
ダイヤ「はっ……ええ、わかりました」
ダイヤ(何を考えているの、黒澤ダイヤ!)
ダイヤ(網元の血筋の者が、そんなはしたないコトを考えてはいけませんっ!)
曜「ダイヤちゃん、できたよー」
曜「こんな感じー?」フリフリ
ダイヤ「はっ……ええ、わかりました」
ダイヤ(何を考えているの、黒澤ダイヤ!)
ダイヤ(網元の血筋の者が、そんなはしたないコトを考えてはいけませんっ!)
曜「ダイヤちゃん、できたよー」
曜「こんな感じー?」フリフリ
89: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:43:22.51 ID:Y84m6ZJA.net
ダイヤ「み、見ますわよ?」フリカエリ
ダイヤ「……なっ!」
ダイヤ(し、下着が……透けてますわ……///)
曜「? どうしたの、ダイヤちゃん」
ダイヤ「い、いえ……なんでもありません」
曜「ねえ、どうして目線逸らしてるの? ちゃんと見てよ。私、着方とか自信ないし」
ダイヤ「そ……そうですわね……///」
ダイヤ(ちゃんとしませんと)キリッ
ダイヤ「……なっ!」
ダイヤ(し、下着が……透けてますわ……///)
曜「? どうしたの、ダイヤちゃん」
ダイヤ「い、いえ……なんでもありません」
曜「ねえ、どうして目線逸らしてるの? ちゃんと見てよ。私、着方とか自信ないし」
ダイヤ「そ……そうですわね……///」
ダイヤ(ちゃんとしませんと)キリッ
90: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 17:43:57.47 ID:Y84m6ZJA.net
曜(わっ、すっごく緩んでたダイヤさんの顔が、いきなり引き締まったよ)
ダイヤ「……少し緩いですわね」
曜「ひゃっ!」
ダイヤ「っ! なんですの、そんな声出して……」
曜「だ、だってぇ……ダイヤちゃんが変なとこ触るから……///」
ダイヤ「な……私は普通にしているだけですわっ!///」
曜「そ、そうかなー……さっきは変な顔してたような気がするんだけど」ジトー
ダイヤ「……気のせいですわ」テキパキ
ダイヤ「……少し緩いですわね」
曜「ひゃっ!」
ダイヤ「っ! なんですの、そんな声出して……」
曜「だ、だってぇ……ダイヤちゃんが変なとこ触るから……///」
ダイヤ「な……私は普通にしているだけですわっ!///」
曜「そ、そうかなー……さっきは変な顔してたような気がするんだけど」ジトー
ダイヤ「……気のせいですわ」テキパキ
102: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:15:55.18 ID:grSq1QEa.net
ダイヤ「では、浴衣を羽織りましょう」
曜「はぁ~、ここまで随分長かった気がするよ~」
ダイヤ「そ……そうですわね」
ダイヤ(意識しないようにと考えれば考えるほど逆に意識してしまって……)
ダイヤ(いつもより、かなり時間がかかってしまいましたわ)
曜「はぁ~、ここまで随分長かった気がするよ~」
ダイヤ「そ……そうですわね」
ダイヤ(意識しないようにと考えれば考えるほど逆に意識してしまって……)
ダイヤ(いつもより、かなり時間がかかってしまいましたわ)
104: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:18:24.52 ID:grSq1QEa.net
曜「えーっと……ここはどうすればいいんだろう」
ダイヤ「ああ、違いますわ。そこをこうして……いえ、そうではなく……」
曜「ごめん、わかんなーい」
曜「ダイヤちゃん、お願い?(上目遣い)」
ダイヤ「しっ、仕方ないですわね……///」
ダイヤ「私が全部やってさしあげますわ」
曜(チョロいなあ……心配になっちゃうくらいだよ)
曜(そんなダイヤちゃんも、好きなんだけど)
ダイヤ「ああ、違いますわ。そこをこうして……いえ、そうではなく……」
曜「ごめん、わかんなーい」
曜「ダイヤちゃん、お願い?(上目遣い)」
ダイヤ「しっ、仕方ないですわね……///」
ダイヤ「私が全部やってさしあげますわ」
曜(チョロいなあ……心配になっちゃうくらいだよ)
曜(そんなダイヤちゃんも、好きなんだけど)
105: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:19:28.90 ID:grSq1QEa.net
ダイヤ「動かないでくださいね」テキパキ
曜「わわっ、ダイヤちゃん! 近いって!///」
ダイヤ「我慢してください、仕方ないでしょう……///」
曜「わっ……ん……腰に手……回さないでよぉ……」カァァァ
ダイヤ「へ……変な声を出さないでくださいまし!///」
曜「わわっ、ダイヤちゃん! 近いって!///」
ダイヤ「我慢してください、仕方ないでしょう……///」
曜「わっ……ん……腰に手……回さないでよぉ……」カァァァ
ダイヤ「へ……変な声を出さないでくださいまし!///」
106: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:20:16.52 ID:grSq1QEa.net
ダイヤ「できましたわ!」
曜「ハァ……代わりに色々なものを失ったような気がするよ」
ダイヤ「どうか気を取り直して……ほら、あの姿見を見て? ……綺麗でしょう?」
曜「……!」
曜「わぁぁ……!」パァッ
曜「……///」フリフリ
ダイヤ「とっても可愛いわ……曜ちゃん」
曜「ーーっ!」
曜(このタイミングでそれは……反則だって……///)
曜「ハァ……代わりに色々なものを失ったような気がするよ」
ダイヤ「どうか気を取り直して……ほら、あの姿見を見て? ……綺麗でしょう?」
曜「……!」
曜「わぁぁ……!」パァッ
曜「……///」フリフリ
ダイヤ「とっても可愛いわ……曜ちゃん」
曜「ーーっ!」
曜(このタイミングでそれは……反則だって……///)
107: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:21:33.32 ID:grSq1QEa.net
曜「……なんだか、踊りたくなっちゃうよねぇ」ソワソワ
ダイヤ「踊る?」
曜「私、ダンスとか大好きだから! こんなに綺麗な衣装を着ると、テンションが上がって踊りたくなっちゃう!」クルクル
ダイヤ「ウフフ……曜ちゃんらしいですわね」
曜「まぁでも、踊れないんだけどね。折角の着物がダメになっちゃうかもだし」
ダイヤ「踊れますわよ」
曜「え?」キョトン
ダイヤ「踊る?」
曜「私、ダンスとか大好きだから! こんなに綺麗な衣装を着ると、テンションが上がって踊りたくなっちゃう!」クルクル
ダイヤ「ウフフ……曜ちゃんらしいですわね」
曜「まぁでも、踊れないんだけどね。折角の着物がダメになっちゃうかもだし」
ダイヤ「踊れますわよ」
曜「え?」キョトン
108: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:23:15.63 ID:grSq1QEa.net
ダイヤ「いつものダンスほど激しいものはできませんが……日本舞踊なら、当然踊れますわ」
ダイヤ「そもそも日本舞踊は着物で踊るものですし……夏祭りでよく目にする踊りも、日本舞踊ですのよ」
曜「へえ~、そうなんだ~」
曜「そういえばダイヤちゃん、そういうの得意なんだっけ」
ダイヤ「ええ、小さい頃から一通り稽古してきましたので」
ダイヤ「踊ってみますか? きっと曜ちゃんなら、すぐに上手に踊れますわ」
曜「うんっ、やるやる!」
ダイヤ「そもそも日本舞踊は着物で踊るものですし……夏祭りでよく目にする踊りも、日本舞踊ですのよ」
曜「へえ~、そうなんだ~」
曜「そういえばダイヤちゃん、そういうの得意なんだっけ」
ダイヤ「ええ、小さい頃から一通り稽古してきましたので」
ダイヤ「踊ってみますか? きっと曜ちゃんなら、すぐに上手に踊れますわ」
曜「うんっ、やるやる!」
109: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:37:57.49 ID:grSq1QEa.net
ダイヤ「では、少し簡単なものから」
ダイヤ「私の真似をしてくださいね?」
曜「お易い御用だよ!」
ダイヤ「……と、その前に」
ダイヤ「一度、写真を撮りましょうか」
ダイヤ「私の真似をしてくださいね?」
曜「お易い御用だよ!」
ダイヤ「……と、その前に」
ダイヤ「一度、写真を撮りましょうか」
110: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:39:24.47 ID:grSq1QEa.net
~~~
ダイヤ「素晴らしいですわ……こと踊りに関しては、天才と呼んでも過言ではないかもしれません」
曜「そ、そんなことないよ~」テレテレ
曜「あまり褒められると、曜ちゃん、調子に乗っちゃうって……///」
ダイヤ「いえ、そんなことありますわ!」
ダイヤ「曜ちゃんは、後世に日本舞踊を伝える後継者に相応しいかもしれません!」
ダイヤ「私が1からご指導して……いえ、そうしてしまうとAqoursのレッスンが……うぅ、勿体無いことこの上ないですわ」
ダイヤ「折角の逸材ですのに……」
ダイヤ「素晴らしいですわ……こと踊りに関しては、天才と呼んでも過言ではないかもしれません」
曜「そ、そんなことないよ~」テレテレ
曜「あまり褒められると、曜ちゃん、調子に乗っちゃうって……///」
ダイヤ「いえ、そんなことありますわ!」
ダイヤ「曜ちゃんは、後世に日本舞踊を伝える後継者に相応しいかもしれません!」
ダイヤ「私が1からご指導して……いえ、そうしてしまうとAqoursのレッスンが……うぅ、勿体無いことこの上ないですわ」
ダイヤ「折角の逸材ですのに……」
111: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:41:36.57 ID:grSq1QEa.net
曜「そんなことないって。ダイヤちゃんの方が、私なんかよりよっぽど凄いよ!」
曜「真似しなきゃいけないのに、つい見蕩れちゃったもん……」
ダイヤ「そ、そうでしたか……///」
曜「……あっ、もうこんな時間」
曜「そろそろ帰らないと……」シュン…
ダイヤ「本当ですわ……急いで着替えましょう」
曜「真似しなきゃいけないのに、つい見蕩れちゃったもん……」
ダイヤ「そ、そうでしたか……///」
曜「……あっ、もうこんな時間」
曜「そろそろ帰らないと……」シュン…
ダイヤ「本当ですわ……急いで着替えましょう」
112: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 22:42:52.36 ID:grSq1QEa.net
~~~
曜「ーー今日は本当に楽しかったよ!」
ダイヤ「私もですわ。いつまでもそうしていたいくらいに……楽しかった」
曜「あの……ダイヤちゃん」
ダイヤ「ーーええ」
ダイヤ(いつの間にか、お互い当たり前のように呼んでいましたわね)
ダイヤ「曜ちゃん……また、いつでもいらしてください」
曜「っ……!」
曜「うん!」
曜「ーー今日は本当に楽しかったよ!」
ダイヤ「私もですわ。いつまでもそうしていたいくらいに……楽しかった」
曜「あの……ダイヤちゃん」
ダイヤ「ーーええ」
ダイヤ(いつの間にか、お互い当たり前のように呼んでいましたわね)
ダイヤ「曜ちゃん……また、いつでもいらしてください」
曜「っ……!」
曜「うん!」
121: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 23:14:32.16 ID:grSq1QEa.net
~~~
夜
ルビィ「お姉ちゃん、おやす……何見てるの?」
ダイヤ「ああ、ルビィ……なんでもありませんわ」
ルビィ「えぇ……だって、すっごくニヤニヤしてたよ?」
ダイヤ「いえっ……あの……」
夜
ルビィ「お姉ちゃん、おやす……何見てるの?」
ダイヤ「ああ、ルビィ……なんでもありませんわ」
ルビィ「えぇ……だって、すっごくニヤニヤしてたよ?」
ダイヤ「いえっ……あの……」
122: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 23:18:45.52 ID:grSq1QEa.net
ダイヤ「……今日、曜ちゃんがいらしたのですわ」
ルビィ「……え? 曜……ちゃん?」
ダイヤ「ーーはっ!」
ダイヤ「よよ、曜さんがいらしたのです! それで、次のライブの衣装のご相談に乗ってさしあげたのですわ!」
ルビィ「お衣装の……そっかー」
ルビィ「そしたら、次のお衣装も和風なのかな?」
ダイヤ「それは……わかりませんが……」
ルビィ「……え? 曜……ちゃん?」
ダイヤ「ーーはっ!」
ダイヤ「よよ、曜さんがいらしたのです! それで、次のライブの衣装のご相談に乗ってさしあげたのですわ!」
ルビィ「お衣装の……そっかー」
ルビィ「そしたら、次のお衣装も和風なのかな?」
ダイヤ「それは……わかりませんが……」
123: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 23:20:29.80 ID:grSq1QEa.net
ルビィ「それにしても曜さん……踊り、とっても上手だね」
ルビィ「お姉ちゃんみたいに、小さい頃からお稽古してたのかなぁ?」
ダイヤ「……してませんわ。全くの初心者です」
ルビィ「ええっ! さ……流石曜さん……」
ルビィ「お姉ちゃんみたいに、小さい頃からお稽古してたのかなぁ?」
ダイヤ「……してませんわ。全くの初心者です」
ルビィ「ええっ! さ……流石曜さん……」
124: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 23:20:55.74 ID:grSq1QEa.net
ダイヤ「そうですわね……ところで、ルビィは何か用があったのでしょう?」
ルビィ「ああ、うん。もう寝るから、おやすみって」
ダイヤ「そうですか……では、もう寝なさい」
ルビィ「はーい……おやすみ、お姉ちゃん」
ダイヤ「ええ。……おやすみ、ルビィ」
ルビィ「ああ、うん。もう寝るから、おやすみって」
ダイヤ「そうですか……では、もう寝なさい」
ルビィ「はーい……おやすみ、お姉ちゃん」
ダイヤ「ええ。……おやすみ、ルビィ」
127: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 23:50:57.36 ID:grSq1QEa.net
~~~
翌日部室
ダイヤ「……まだ誰も来てませんわね」
ダイヤ「……では」サッ
ダイヤ(曜ちゃんの動画を、スマホに入れておいたかいがありましたわ)
ダイヤ(何度見たって飽きません)
ダイヤ(……曜ちゃんの舞っている姿は美しくて、かっこいい)
ダイヤ(その上、可愛らしい面も持ち合わせているだなんて……)
翌日部室
ダイヤ「……まだ誰も来てませんわね」
ダイヤ「……では」サッ
ダイヤ(曜ちゃんの動画を、スマホに入れておいたかいがありましたわ)
ダイヤ(何度見たって飽きません)
ダイヤ(……曜ちゃんの舞っている姿は美しくて、かっこいい)
ダイヤ(その上、可愛らしい面も持ち合わせているだなんて……)
128: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 23:51:48.36 ID:grSq1QEa.net
千歌(……お、部室にダイヤさんがいる!)
千歌(スマホばっかり見てて、こっちには気づいてない)
千歌(……よし、驚かせてみよう)
千歌(フフン……今日もダイヤちゃんって言ってあげるのだ!)
千歌(照れて顔が赤くなったダイヤさん、何度見ても可愛いし!)
千歌(スマホばっかり見てて、こっちには気づいてない)
千歌(……よし、驚かせてみよう)
千歌(フフン……今日もダイヤちゃんって言ってあげるのだ!)
千歌(照れて顔が赤くなったダイヤさん、何度見ても可愛いし!)
129: 名無しで叶える物語 2017/10/30(月) 23:52:46.45 ID:grSq1QEa.net
千歌「……」コソコソ
ダイヤ「……曜ちゃん」
千歌「……」ピタッ
ダイヤ「曜ちゃん……好きよ」
千歌「……はい?」
千歌(今……なんて?)
千歌(よ……よ……曜……ちゃん?)
千歌(だってあれは、恥ずかしすぎて、全然言わなくなってたのに……)
千歌(しかもしかも、好きって……曜ちゃんのこと、好きって!///)
千歌(一体全体、これはどういうことなのだっ!?)
ダイヤ「……曜ちゃん」
千歌「……」ピタッ
ダイヤ「曜ちゃん……好きよ」
千歌「……はい?」
千歌(今……なんて?)
千歌(よ……よ……曜……ちゃん?)
千歌(だってあれは、恥ずかしすぎて、全然言わなくなってたのに……)
千歌(しかもしかも、好きって……曜ちゃんのこと、好きって!///)
千歌(一体全体、これはどういうことなのだっ!?)
136: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 00:44:24.04 ID:f5se87hX.net
~~~
練習後
果南「今日のレッスンはここまでかなん?」
鞠莉「ベリーグッドよ、果南」
ダイヤ「皆さん、お疲れ様でした」
花丸「ふぃ~~~、つかれたずらぁ……」
善子「情けないわね、花丸」ゼエッ
花丸「善子ちゃんだって、息が上がってるずらよ」
善子「善子じゃなくて、ヨ・ハ・ネ!」
練習後
果南「今日のレッスンはここまでかなん?」
鞠莉「ベリーグッドよ、果南」
ダイヤ「皆さん、お疲れ様でした」
花丸「ふぃ~~~、つかれたずらぁ……」
善子「情けないわね、花丸」ゼエッ
花丸「善子ちゃんだって、息が上がってるずらよ」
善子「善子じゃなくて、ヨ・ハ・ネ!」
137: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 00:44:50.84 ID:f5se87hX.net
梨子「今日も練習キツかったわね……」
曜「そうだねー……でも、みんな新しい練習着になってたから! 私、渡辺曜! テンションMAXであります!」
千歌「曜ちゃん、私の服どう? 結構頑張ったんだけど」
曜「うん! ボーイッシュで、いい感じだよ!」
千歌「ボーイッシュでいうなら、曜ちゃんはとってもかっこいいよ!」
曜「ええっ! そ……そうかなー……えへへ///」
千歌「うんうん、そうだよそうだよ!」
曜「そうだねー……でも、みんな新しい練習着になってたから! 私、渡辺曜! テンションMAXであります!」
千歌「曜ちゃん、私の服どう? 結構頑張ったんだけど」
曜「うん! ボーイッシュで、いい感じだよ!」
千歌「ボーイッシュでいうなら、曜ちゃんはとってもかっこいいよ!」
曜「ええっ! そ……そうかなー……えへへ///」
千歌「うんうん、そうだよそうだよ!」
138: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 00:48:34.25 ID:f5se87hX.net
千歌「……ところで」
千歌「ダイヤさんはどう? 白いスカートとか、可愛らしいと思わない?」
曜「ダイヤさん? うんっ、とっても可愛いよね!」
千歌「ふーん、そっかぁ」
千歌(うーん……全然いつもと変わらないなあ)
千歌(ダイヤさんも、曜ちゃんと話す頻度が増えたわけでも、減ったわけでもないし)
千歌(でもでも……ダイヤさんのあの様子からすると、絶対何かあったと思うんだけどな~)
千歌「ダイヤさんはどう? 白いスカートとか、可愛らしいと思わない?」
曜「ダイヤさん? うんっ、とっても可愛いよね!」
千歌「ふーん、そっかぁ」
千歌(うーん……全然いつもと変わらないなあ)
千歌(ダイヤさんも、曜ちゃんと話す頻度が増えたわけでも、減ったわけでもないし)
千歌(でもでも……ダイヤさんのあの様子からすると、絶対何かあったと思うんだけどな~)
140: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:08:58.28 ID:f5se87hX.net
曜「おかえり! ダイヤちゃん!」
ダイヤ「ただいま帰りましたわ、曜ちゃん」
曜「ご飯にする? お風呂にする? それとも……」
ダイヤ「そ、それとも……?」
曜「……よ、よーそろー……///」
ダイヤ「ただいま帰りましたわ、曜ちゃん」
曜「ご飯にする? お風呂にする? それとも……」
ダイヤ「そ、それとも……?」
曜「……よ、よーそろー……///」
141: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:10:00.54 ID:f5se87hX.net
↑ssとなんの関係もないです、しゅかしゅー曜ちゃん可愛いです
142: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:14:34.41 ID:f5se87hX.net
ルビィって曜のことどう呼んでるんだっけ……まあいいか
143: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:21:39.90 ID:f5se87hX.net
梨子「千歌ちゃん? ……どうしちゃったんですかー」
曜「おーい、千歌ちゃーん」
千歌「はっ……ううん、何でもないんだよ!」
ルビィ「……あの、曜ちゃん」(←G's参考)
曜「ん? どうしたの、ルビィちゃん」
ルビィ「今日のダンスで、わからなかったところがあって……」
曜「どこ?」
ルビィ「えっと……この歌の――」
曜「――オッケー、任せて! 曜ちゃんが何でも教えて――って痛ぁっ!」
曜「おーい、千歌ちゃーん」
千歌「はっ……ううん、何でもないんだよ!」
ルビィ「……あの、曜ちゃん」(←G's参考)
曜「ん? どうしたの、ルビィちゃん」
ルビィ「今日のダンスで、わからなかったところがあって……」
曜「どこ?」
ルビィ「えっと……この歌の――」
曜「――オッケー、任せて! 曜ちゃんが何でも教えて――って痛ぁっ!」
144: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:22:09.45 ID:f5se87hX.net
ダイヤ「ルビィ、私が教えて差し上げますわ」
ルビィ「えっ、いいの?」
ダイヤ「勿論です。妹のためなら、なんだって教えてあげますわ」
ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん……あ、でも曜ちゃんが……」
ダイヤ「ああ、曜ちゃんなら……」
曜「ちょっと! 今私のお尻つねったの、千歌ちゃんでしょ!」
千歌「えぇっ! 知らないよそんなの!」
曜「じゃあ、梨子ちゃん……?」ジー
梨子「えっ、私!? 違う違う!」
曜「じゃあ誰? もう、意味わかんないよ!」
ルビィ「えっ、いいの?」
ダイヤ「勿論です。妹のためなら、なんだって教えてあげますわ」
ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん……あ、でも曜ちゃんが……」
ダイヤ「ああ、曜ちゃんなら……」
曜「ちょっと! 今私のお尻つねったの、千歌ちゃんでしょ!」
千歌「えぇっ! 知らないよそんなの!」
曜「じゃあ、梨子ちゃん……?」ジー
梨子「えっ、私!? 違う違う!」
曜「じゃあ誰? もう、意味わかんないよ!」
145: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:22:41.75 ID:f5se87hX.net
ルビィ「あぁ……」
ダイヤ「分かりましたか?」
ルビィ「うん」
梨子(ち、千歌ちゃんは見てなかったみたいだけど……)
梨子(私は見てしまった)
梨子(曜ちゃんのお尻をつねった犯人は……ダイヤさん!)
ダイヤ「分かりましたか?」
ルビィ「うん」
梨子(ち、千歌ちゃんは見てなかったみたいだけど……)
梨子(私は見てしまった)
梨子(曜ちゃんのお尻をつねった犯人は……ダイヤさん!)
146: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:28:19.24 ID:f5se87hX.net
梨子(でも……どうして?)
梨子(普通に考えれば……曜ちゃんに嫉妬した……んだよね)
梨子(妹のルビィちゃんが何かを聞く時は、真っ先に姉である自分に聞いて欲しいっていう)
梨子(うーん……でも、釈然としない)
梨子(ダイヤさんだったら、ルビィちゃんの姉離れを寧ろ喜ぶはずよ)
梨子(普通に考えれば……曜ちゃんに嫉妬した……んだよね)
梨子(妹のルビィちゃんが何かを聞く時は、真っ先に姉である自分に聞いて欲しいっていう)
梨子(うーん……でも、釈然としない)
梨子(ダイヤさんだったら、ルビィちゃんの姉離れを寧ろ喜ぶはずよ)
147: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:28:54.14 ID:f5se87hX.net
千歌「――だから、今のは曜ちゃんが絶対悪いよ!」
曜「なっ……そもそも千歌ちゃんが!」
千歌「だから、千歌は何もしてないって!」
千歌「ねえ梨子ちゃん! 絶対曜ちゃんが悪いよね!?」
梨子「……え?」
千歌「って、聞いてないし!」
曜「梨子ちゃんは、私の味方だよね! ねっ!?」グイグイ
梨子「う……うん、多分……」
千歌「ああっ! 曜ちゃんズルイ!」
曜「なっ……そもそも千歌ちゃんが!」
千歌「だから、千歌は何もしてないって!」
千歌「ねえ梨子ちゃん! 絶対曜ちゃんが悪いよね!?」
梨子「……え?」
千歌「って、聞いてないし!」
曜「梨子ちゃんは、私の味方だよね! ねっ!?」グイグイ
梨子「う……うん、多分……」
千歌「ああっ! 曜ちゃんズルイ!」
149: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:38:46.69 ID:f5se87hX.net
曜「千歌ちゃんが悪いっ!」
千歌「曜ちゃんが悪いっ!」
梨子「もうっ、どっちでもいいからぁー……喧嘩しないで~……」アセアセ
~~~
曜「……」ツーン
千歌「……」ツーン
梨子「……」
梨子(ど、どうしてこうなってるの……)
梨子(今日は休日で、練習は午前で終わるから、このあとみんなで遊びに行こうって話だったのに……)
千歌「曜ちゃんが悪いっ!」
梨子「もうっ、どっちでもいいからぁー……喧嘩しないで~……」アセアセ
~~~
曜「……」ツーン
千歌「……」ツーン
梨子「……」
梨子(ど、どうしてこうなってるの……)
梨子(今日は休日で、練習は午前で終わるから、このあとみんなで遊びに行こうって話だったのに……)
150: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:41:45.60 ID:f5se87hX.net
曜「――あ! そうだ、今日は用事あるんだった!」
梨子「え? でも、今日は遊びに行こうって、さっき……」
曜「ごめーん、すっかり忘れてたんだ! また今度ね!」パタパタ
梨子「……いっちゃった」
千歌「フンだ、曜ちゃんなんて知らないもん!」
梨子「……でも、曜ちゃんが私たちとの予定を断ってまで……なんて、珍しいね」
千歌「ホント、薄情だよね!」
梨子「落ち着いてよ……悪気があったわけじゃないだろうし……」
千歌「もうっ、千歌、あったまきた! 尾行してやる!」
梨子「え……誰の?」
千歌「そんなの、曜ちゃんにきまってるじゃん!」
梨子「び、尾行って……ええ~~~!」
梨子「え? でも、今日は遊びに行こうって、さっき……」
曜「ごめーん、すっかり忘れてたんだ! また今度ね!」パタパタ
梨子「……いっちゃった」
千歌「フンだ、曜ちゃんなんて知らないもん!」
梨子「……でも、曜ちゃんが私たちとの予定を断ってまで……なんて、珍しいね」
千歌「ホント、薄情だよね!」
梨子「落ち着いてよ……悪気があったわけじゃないだろうし……」
千歌「もうっ、千歌、あったまきた! 尾行してやる!」
梨子「え……誰の?」
千歌「そんなの、曜ちゃんにきまってるじゃん!」
梨子「び、尾行って……ええ~~~!」
152: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 01:52:06.85 ID:f5se87hX.net
~~~
梨子「千歌ちゃーん……もうやめようよー……」
千歌「やだ! もう沼津まで来ちゃったもん!」
梨子「も、もう~」メイ*,> _ <,リ
千歌「曜ちゃん走ってるから、急がないと!」パタパタ
梨子(はぁ……こんなことになるなんて)
梨子(二人で曜ちゃんの後をついてったら、バス停にいて――)
千歌『梨子ちゃん! 乗るよ!』
梨子『えぇっ! 絶対バレちゃうよ! やめようよ~!』
千歌『平気平気! 千歌に任せて!』
梨子「千歌ちゃーん……もうやめようよー……」
千歌「やだ! もう沼津まで来ちゃったもん!」
梨子「も、もう~」メイ*,> _ <,リ
千歌「曜ちゃん走ってるから、急がないと!」パタパタ
梨子(はぁ……こんなことになるなんて)
梨子(二人で曜ちゃんの後をついてったら、バス停にいて――)
千歌『梨子ちゃん! 乗るよ!』
梨子『えぇっ! 絶対バレちゃうよ! やめようよ~!』
千歌『平気平気! 千歌に任せて!』
153: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 02:06:23.48 ID:f5se87hX.net
梨子(結局押し切られて、バスに乗っちゃったけど……)
梨子(曜ちゃん、スマホばっかり見てて、全然私たちに気づいてなかった)
梨子(一体どうしちゃったんだろう……)
千歌「千歌ね……今日ずっと気になってることがあるんだ」
梨子「気になってること?」
千歌「うん……実は、ダイヤさんのことなんだけど……」
梨子「ええっ! 千歌ちゃんも!?」
千歌「え、梨子ちゃんもそうなの?」
梨子「うん……その、さっき練習が終わった後、曜ちゃんが、お尻つねられたって言ってたじゃない」
千歌「ああ……酷いよね! 千歌、何もしてないのに!」
梨子「あの犯人は、実はダイヤさんなの」
梨子(曜ちゃん、スマホばっかり見てて、全然私たちに気づいてなかった)
梨子(一体どうしちゃったんだろう……)
千歌「千歌ね……今日ずっと気になってることがあるんだ」
梨子「気になってること?」
千歌「うん……実は、ダイヤさんのことなんだけど……」
梨子「ええっ! 千歌ちゃんも!?」
千歌「え、梨子ちゃんもそうなの?」
梨子「うん……その、さっき練習が終わった後、曜ちゃんが、お尻つねられたって言ってたじゃない」
千歌「ああ……酷いよね! 千歌、何もしてないのに!」
梨子「あの犯人は、実はダイヤさんなの」
154: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 02:06:51.05 ID:f5se87hX.net
千歌「え……ええ! そうだったんだ……って、やっぱり千歌関係ないじゃん!」
梨子「もしかして……そのことで喧嘩してたの?」
千歌「そうだよっ……もう、梨子ちゃん全然話聞いてなかったんだね、酷いよ」シュン…
梨子「ごめんごめん」
千歌「……でも、どうしてダイヤさん、そんなことしたんだろう」
梨子「うーん……千歌ちゃんは、どうしてダイヤさんのことが気になってるの?」
千歌「ああ、私はね――」
梨子「もしかして……そのことで喧嘩してたの?」
千歌「そうだよっ……もう、梨子ちゃん全然話聞いてなかったんだね、酷いよ」シュン…
梨子「ごめんごめん」
千歌「……でも、どうしてダイヤさん、そんなことしたんだろう」
梨子「うーん……千歌ちゃんは、どうしてダイヤさんのことが気になってるの?」
千歌「ああ、私はね――」
155: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 02:07:37.02 ID:f5se87hX.net
千歌「――ってわけなんだ」
梨子「ダイヤさんが……曜ちゃんって……しかも、好きって……」
千歌「あれ? もしかして……」
梨子「ダイヤさんと曜ちゃんって……」
千歌「っていうか、今日の曜ちゃんの用事って」
梨子「沼津の繁華街に来るってことは……」
梨子「ダイヤさんが……曜ちゃんって……しかも、好きって……」
千歌「あれ? もしかして……」
梨子「ダイヤさんと曜ちゃんって……」
千歌「っていうか、今日の曜ちゃんの用事って」
梨子「沼津の繁華街に来るってことは……」
156: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 02:08:32.26 ID:f5se87hX.net
曜「お待たせ―!」
ダイヤ「よ、曜ちゃ……ゴホン! 全く、5分遅刻ですわよ!」
曜「ご、ごめーん、アハハ……もうちょっと早く思い出してれば間に合ってたんだけど……」
ダイヤ「思い出して……?」
曜「いや、なんでもないんだ……ところで、ダイヤちゃんはどれくらい待ってたの?」
ダイヤ「そんなの、1時間前からに決まって……」
曜「……は?」
ダイヤ「はっ……いえ、1時間前から行動していたので、余裕を持って間に合っていたのです。大体10分くらいですわね……」
曜「そっかー、遅れてホントごめんね!」
ダイヤ「いえ……無事に来てくださったのならいいのです。さあ、行きましょうか」
ダイヤ「よ、曜ちゃ……ゴホン! 全く、5分遅刻ですわよ!」
曜「ご、ごめーん、アハハ……もうちょっと早く思い出してれば間に合ってたんだけど……」
ダイヤ「思い出して……?」
曜「いや、なんでもないんだ……ところで、ダイヤちゃんはどれくらい待ってたの?」
ダイヤ「そんなの、1時間前からに決まって……」
曜「……は?」
ダイヤ「はっ……いえ、1時間前から行動していたので、余裕を持って間に合っていたのです。大体10分くらいですわね……」
曜「そっかー、遅れてホントごめんね!」
ダイヤ「いえ……無事に来てくださったのならいいのです。さあ、行きましょうか」
157: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 02:15:38.96 ID:f5se87hX.net
ちかりこ「……」
千歌「なんだか私、見てはいけないものを見てしまったような気がするよ」
梨子「奇遇ね……私もよ」
梨子「……ねえ、千歌ちゃん……今日はもう、帰った方が――」
果南「千歌」
鞠莉「梨子」
千歌「えっ……ええ! 果南ちゃん、どうしてここに!?」
梨子「ま、鞠莉さんまで……!」
果南「どうしてって……こっちが聞きたいくらいだよ」
千歌「なんだか私、見てはいけないものを見てしまったような気がするよ」
梨子「奇遇ね……私もよ」
梨子「……ねえ、千歌ちゃん……今日はもう、帰った方が――」
果南「千歌」
鞠莉「梨子」
千歌「えっ……ええ! 果南ちゃん、どうしてここに!?」
梨子「ま、鞠莉さんまで……!」
果南「どうしてって……こっちが聞きたいくらいだよ」
158: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 02:18:01.83 ID:f5se87hX.net
梨子「私たちは……そのぉ……」
鞠莉「フフッ、分かるわ梨子。あなたたち、曜を追ってきたんでしょ?」
ちかりこ「――っ!」
鞠莉「隠してても、マリーにはお見通しなんだから!」シャイニー
果南「なーんだ、千歌たちも私たちと同じかー」
千歌「え……果南ちゃんたちも?」
果南「うん。だってダイヤ、前からしてた約束をすっぽかしちゃうんだもん。気になってさぁ」
鞠莉「そしたら、待ち合わせ場所に現れたのは曜!」
鞠莉「びっくりだよね~。まさか、Aqoursの中でも特に奥手の2人が、あんな関係になってたなんて♪」
果南「ちょっと、まだ確定したわけじゃないでしょ?」
鞠莉「フフッ、分かるわ梨子。あなたたち、曜を追ってきたんでしょ?」
ちかりこ「――っ!」
鞠莉「隠してても、マリーにはお見通しなんだから!」シャイニー
果南「なーんだ、千歌たちも私たちと同じかー」
千歌「え……果南ちゃんたちも?」
果南「うん。だってダイヤ、前からしてた約束をすっぽかしちゃうんだもん。気になってさぁ」
鞠莉「そしたら、待ち合わせ場所に現れたのは曜!」
鞠莉「びっくりだよね~。まさか、Aqoursの中でも特に奥手の2人が、あんな関係になってたなんて♪」
果南「ちょっと、まだ確定したわけじゃないでしょ?」
159: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 02:23:37.66 ID:f5se87hX.net
ルビィ「あのぉ……」
千歌「る、ルビィちゃん!?」
ルビィ「お、お姉ちゃんの様子が、なんだか最近おかしかったから……そしたら、果南さんと鞠莉さんに見つかっちゃって……」
梨子「ああ、なるほど……」
果南「ルビィは赤髪で特徴的だから、すぐにわかっちゃったよ」
鞠莉「マリーはなんだってお見通しなんだから!」
梨子「ま、まさか……この調子で、Aqours全員集まったりなんて……しないよね、流石に……」
梨子「……うん?」
善子「……」コソコソ
花丸「こら、善子ちゃん……見つかっちゃうずらよ」
善子「善子じゃなくて、ヨ・ハ・ネ!」
梨子「……Aqoursって、一体……」
千歌「る、ルビィちゃん!?」
ルビィ「お、お姉ちゃんの様子が、なんだか最近おかしかったから……そしたら、果南さんと鞠莉さんに見つかっちゃって……」
梨子「ああ、なるほど……」
果南「ルビィは赤髪で特徴的だから、すぐにわかっちゃったよ」
鞠莉「マリーはなんだってお見通しなんだから!」
梨子「ま、まさか……この調子で、Aqours全員集まったりなんて……しないよね、流石に……」
梨子「……うん?」
善子「……」コソコソ
花丸「こら、善子ちゃん……見つかっちゃうずらよ」
善子「善子じゃなくて、ヨ・ハ・ネ!」
梨子「……Aqoursって、一体……」
160: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 02:29:23.82 ID:f5se87hX.net
善子「違うのよ! ルビィの様子がおかしいって花丸がしつこいから、しかたな~く……」
花丸「一番心配してたのは善子ちゃんだったずら」
花丸「『ルビィ、どうしちゃったのかしら……心配ね』って、すごく真剣な表情だったずら」
善子「それはっ……うぅ……」
千歌「ともあれ、Aqours全員集合したということで! 早速……」
梨子「……早速? 早速今、何をしようとしたの? 千歌ちゃん」
千歌「それはー……そのー……」
千歌「曜ちゃんの尾行だよ!」ニコニコ
梨子「できるわけないでしょ! こんな大人数で!」
花丸「一番心配してたのは善子ちゃんだったずら」
花丸「『ルビィ、どうしちゃったのかしら……心配ね』って、すごく真剣な表情だったずら」
善子「それはっ……うぅ……」
千歌「ともあれ、Aqours全員集合したということで! 早速……」
梨子「……早速? 早速今、何をしようとしたの? 千歌ちゃん」
千歌「それはー……そのー……」
千歌「曜ちゃんの尾行だよ!」ニコニコ
梨子「できるわけないでしょ! こんな大人数で!」
169: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 12:57:37.43 ID:f5se87hX.net
千歌「うぅ~、だってー……」ウルウル
果南「まあまあ。こうなったら、3つに分かれて追えばいいんじゃない?」
鞠莉「Oh! それはナイスなアイディアね!」
梨子「だからそういう問題じゃ……」メイ*σ _ σリ
善子「具体的にはどうするのよ?」
果南「うーん……私と行きたい人は?」
ちかまり「はい!」
果南「千歌の方が一瞬早かったね。じゃあ千歌、一緒に行こうか」
鞠莉「Shit! まあいいわ、マリーは浮気に寛容なのよ♪」
果南「浮気って……もう、鞠莉ってば、一々そういう方向にもっていきたがるんだから~」
千歌「そうそう! 果南ちゃんは千歌の幼馴染なんだから、千歌のものなのだ!」
果南「千歌のものになった覚えもないんだけど……」
果南「まあまあ。こうなったら、3つに分かれて追えばいいんじゃない?」
鞠莉「Oh! それはナイスなアイディアね!」
梨子「だからそういう問題じゃ……」メイ*σ _ σリ
善子「具体的にはどうするのよ?」
果南「うーん……私と行きたい人は?」
ちかまり「はい!」
果南「千歌の方が一瞬早かったね。じゃあ千歌、一緒に行こうか」
鞠莉「Shit! まあいいわ、マリーは浮気に寛容なのよ♪」
果南「浮気って……もう、鞠莉ってば、一々そういう方向にもっていきたがるんだから~」
千歌「そうそう! 果南ちゃんは千歌の幼馴染なんだから、千歌のものなのだ!」
果南「千歌のものになった覚えもないんだけど……」
170: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 12:58:23.77 ID:f5se87hX.net
花丸「ルビィちゃん、まると一緒に行こう?」
ルビィ「うん! ルビィも、花丸ちゃんと一緒だったらいいのにって思ってた!」
花丸「そっかー、おそろいずらね!」
ルビィ「うん! えへへ♪」
鞠莉「……やっぱりダメ!」
果南「ええ?」
千歌「どうしたの、鞠莉ちゃん」
鞠莉「果南と千歌っちは、別行動よ!」
果南「なんで?」
鞠莉「私がいやだから!」
果南「んー……まあ、鞠莉がそう言うなら……」
千歌「もぅ……鞠莉ちゃん、ワガママだなぁ」
ルビィ「うん! ルビィも、花丸ちゃんと一緒だったらいいのにって思ってた!」
花丸「そっかー、おそろいずらね!」
ルビィ「うん! えへへ♪」
鞠莉「……やっぱりダメ!」
果南「ええ?」
千歌「どうしたの、鞠莉ちゃん」
鞠莉「果南と千歌っちは、別行動よ!」
果南「なんで?」
鞠莉「私がいやだから!」
果南「んー……まあ、鞠莉がそう言うなら……」
千歌「もぅ……鞠莉ちゃん、ワガママだなぁ」
171: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 12:59:56.10 ID:f5se87hX.net
果南「じゃあ花丸、一緒に行こうか」
花丸「ええっ! でもまるは、ルビィちゃんと……」
果南「たまには私と行動しよ? ね、まる♪」
花丸「……仕方ないずらね。果南ちゃんに免じて、一緒に行動してあげるずら」
ルビィ「えぇ……花丸ちゃん、果南さんと一緒に行くのぉ……」
ルビィ「ならルビィは、誰と一緒に……」
千歌「ルビィちゃん! 千歌と一緒に行こう!」ギュー
ルビィ「あっ、千歌ちゃん! って、苦しいよぉ……」
千歌「なんだか、妹ができたみたい!」ノξソ>ω<ハ6
ルビィ「千歌ちゃんがルビィのお姉ちゃん……それもなんだかいいかも♪」
花丸「ええっ! でもまるは、ルビィちゃんと……」
果南「たまには私と行動しよ? ね、まる♪」
花丸「……仕方ないずらね。果南ちゃんに免じて、一緒に行動してあげるずら」
ルビィ「えぇ……花丸ちゃん、果南さんと一緒に行くのぉ……」
ルビィ「ならルビィは、誰と一緒に……」
千歌「ルビィちゃん! 千歌と一緒に行こう!」ギュー
ルビィ「あっ、千歌ちゃん! って、苦しいよぉ……」
千歌「なんだか、妹ができたみたい!」ノξソ>ω<ハ6
ルビィ「千歌ちゃんがルビィのお姉ちゃん……それもなんだかいいかも♪」
172: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 13:00:53.68 ID:f5se87hX.net
梨子「えーっと……善子ちゃん、一緒に行く?」
善子「善子じゃなくて――はぁ……ええ、リリーと行くわ」
鞠莉「梨子! 善子! 私たちで、ダイヤと曜のギルティなキスをスクープしましょう!」
善子「きききききキスぅっっっ!??」
梨子「キスって……そんな……するわけないでしょう!///」
鞠莉「うーん……そうね、余りにも奥手すぎて、キスどころか手をつなぐこともできないかも……」
善子「善子じゃなくて――はぁ……ええ、リリーと行くわ」
鞠莉「梨子! 善子! 私たちで、ダイヤと曜のギルティなキスをスクープしましょう!」
善子「きききききキスぅっっっ!??」
梨子「キスって……そんな……するわけないでしょう!///」
鞠莉「うーん……そうね、余りにも奥手すぎて、キスどころか手をつなぐこともできないかも……」
173: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 13:03:35.21 ID:f5se87hX.net
~~~
曜「……」ソワソワ
ダイヤ「曜ちゃん? どうしたんですの」
曜「ううん、なんでもないんだけど……ただ……」
ダイヤ「ただ?」
曜「誰かに見られているような……いや、やっぱり気のせいだよね!」
ダイヤ「……そんなことより、私を見てくださいな」
曜「えっ……うん、もちろん見てるって……///」
ダイヤ「実はこの服、昨日2時間もかけて……はっ!」
曜「2時間?」
ダイヤ「な、なんでもありませんのよ。それよりもどうです、今日の私は……か、可愛いですか?」
曜「うえぇっ!? う、うん……可愛いと……思います……」
ダイヤ「そ、そうですか……ならいいのですわ……」
ようダイ「……///」カァァァ
曜「……」ソワソワ
ダイヤ「曜ちゃん? どうしたんですの」
曜「ううん、なんでもないんだけど……ただ……」
ダイヤ「ただ?」
曜「誰かに見られているような……いや、やっぱり気のせいだよね!」
ダイヤ「……そんなことより、私を見てくださいな」
曜「えっ……うん、もちろん見てるって……///」
ダイヤ「実はこの服、昨日2時間もかけて……はっ!」
曜「2時間?」
ダイヤ「な、なんでもありませんのよ。それよりもどうです、今日の私は……か、可愛いですか?」
曜「うえぇっ!? う、うん……可愛いと……思います……」
ダイヤ「そ、そうですか……ならいいのですわ……」
ようダイ「……///」カァァァ
174: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 13:04:30.46 ID:f5se87hX.net
ルビィ「……だから昨日、あんなに遅くまで起きてたんだね」
千歌「こらルビィちゃん! 隠れないと気づかれちゃうって……」
ダイヤ「?」フリカエリ
曜「うん? どうしたの、ダイヤちゃん」
ダイヤ「今、ルビィの声が聞こえたような……いえ、気のせいですわね。こんな所にあの子がいるはずがありませんもの」
曜「私も、なんか千歌ちゃんの声が聞こえたような気がしたんだけど……まあ、気のせいだよね!」
ダイヤ「全く、曜ちゃんったら何を言っているのかしら」
曜「ごめーん……その代わりに……」ギュー
ダイヤ「っ……曜ちゃん……///」
ダイヤ「こんな……公衆の面前で腕を組むなんて、恥ずかしいですわ……」
曜「えへへ……私もちょっぴり恥ずかしぃ……///」
千歌「こらルビィちゃん! 隠れないと気づかれちゃうって……」
ダイヤ「?」フリカエリ
曜「うん? どうしたの、ダイヤちゃん」
ダイヤ「今、ルビィの声が聞こえたような……いえ、気のせいですわね。こんな所にあの子がいるはずがありませんもの」
曜「私も、なんか千歌ちゃんの声が聞こえたような気がしたんだけど……まあ、気のせいだよね!」
ダイヤ「全く、曜ちゃんったら何を言っているのかしら」
曜「ごめーん……その代わりに……」ギュー
ダイヤ「っ……曜ちゃん……///」
ダイヤ「こんな……公衆の面前で腕を組むなんて、恥ずかしいですわ……」
曜「えへへ……私もちょっぴり恥ずかしぃ……///」
175: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 13:10:02.27 ID:f5se87hX.net
バゴンッ
花丸「? なんだか今、壁が破壊されるような音が聞こえたけど……気のせいかな?」
果南「もぅ、まるったら何言ってるの?」
果南「自分の役を奪われた腹いせで近くの壁をぶん殴るなんて、そんなことあるわけないってー」
花丸「そうずらね、そんなわけなかったずら」
果南「そうそう、欲求不満で所かまわずハグするなんて、そんなわけないよ~」
花丸「そうずらそうずら……だからその、獲物を見るような目、やめてくれると助かるんだけど……」
果南「……私もハグする!」ハグゥ…
花丸「わわっ、果南ちゃん!」
「わわっ、あの子たち、女の子同士でハグしてるよ!」
「仲良すぎるっていうか……そういう関係なのかな……///」
花丸「……もう、仕方ないずらね」
花丸「? なんだか今、壁が破壊されるような音が聞こえたけど……気のせいかな?」
果南「もぅ、まるったら何言ってるの?」
果南「自分の役を奪われた腹いせで近くの壁をぶん殴るなんて、そんなことあるわけないってー」
花丸「そうずらね、そんなわけなかったずら」
果南「そうそう、欲求不満で所かまわずハグするなんて、そんなわけないよ~」
花丸「そうずらそうずら……だからその、獲物を見るような目、やめてくれると助かるんだけど……」
果南「……私もハグする!」ハグゥ…
花丸「わわっ、果南ちゃん!」
「わわっ、あの子たち、女の子同士でハグしてるよ!」
「仲良すぎるっていうか……そういう関係なのかな……///」
花丸「……もう、仕方ないずらね」
176: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 13:19:17.83 ID:f5se87hX.net
~~~
曜「色んな所歩いたら、お腹すいちゃった!」
曜「そういえば、お昼ご飯食べてなかったし……」
ダイヤ「あの……実は、お弁当を作ったのですわ」
曜「え? お弁当!?」
ダイヤ「ええ……今朝、少しだけ早く起きて、軽めのものを作ってきたのですけれど……」
曜「ダイヤちゃんが作ったものなら、何だって嬉しいよ! ありがとう!」ニコッ
ダイヤ「……どこかに座って、食べましょう……?(上目遣い)」
曜「うっ……た、食べる……///」
曜(ヤバイヤバイヤバイ! 今日のダイヤちゃん、可愛すぎるってー!///)
曜「色んな所歩いたら、お腹すいちゃった!」
曜「そういえば、お昼ご飯食べてなかったし……」
ダイヤ「あの……実は、お弁当を作ったのですわ」
曜「え? お弁当!?」
ダイヤ「ええ……今朝、少しだけ早く起きて、軽めのものを作ってきたのですけれど……」
曜「ダイヤちゃんが作ったものなら、何だって嬉しいよ! ありがとう!」ニコッ
ダイヤ「……どこかに座って、食べましょう……?(上目遣い)」
曜「うっ……た、食べる……///」
曜(ヤバイヤバイヤバイ! 今日のダイヤちゃん、可愛すぎるってー!///)
178: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 13:35:15.29 ID:f5se87hX.net
~~~
鞠莉「……曜もダイヤも、案外積極的ね」
梨子「積極的って……///」
善子「でも、お互いにライフを削りながらやってるようにも見えるわ」
善子「フッ……所詮人間風情には、その程度の事しかできないってことね」
善子「下等生物ごときに、ヨハネを超えることなんてできないってわけよ!」
鞠莉「あら? 善子は恋愛経験豊富なのね♪」
善子「れっ、恋愛経験なんて……ふ、フン……当然よ、そんなこと!///」
梨子「善子ちゃん……目が思いっきり泳いでるんだけど」
善子「泳いでなんかないわっ! あと、善子じゃなくてヨハネ!!」
鞠莉「……曜もダイヤも、案外積極的ね」
梨子「積極的って……///」
善子「でも、お互いにライフを削りながらやってるようにも見えるわ」
善子「フッ……所詮人間風情には、その程度の事しかできないってことね」
善子「下等生物ごときに、ヨハネを超えることなんてできないってわけよ!」
鞠莉「あら? 善子は恋愛経験豊富なのね♪」
善子「れっ、恋愛経験なんて……ふ、フン……当然よ、そんなこと!///」
梨子「善子ちゃん……目が思いっきり泳いでるんだけど」
善子「泳いでなんかないわっ! あと、善子じゃなくてヨハネ!!」
179: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 13:35:47.94 ID:f5se87hX.net
鞠莉「ところで、マリーもお腹すいてきちゃったわ」
梨子「じゃあ、すぐそこのコンビニで……」
鞠莉「……あ、もしもーし、今空いてるかしら? 3人よ……Oh! センキューベリーマッチ♪」
梨子「え……鞠莉……さん?」
善子「マリー、一体何を……はっ、まさか……闇の眷属を召喚!?」
鞠莉「イエース♪ この商店街には、小原家の傘下のレストランがあるのデース!」
梨子「だからって……名前も言ってないのに席を取れるなんて……」
善子「フン! これだから金持ちは……そういえば、3人って言ってなかった?」
鞠莉「当然、この3人よ?」
梨子「むっ、無理ですよ! 私、今日はあんまりお金持ってきてないし!」アセアセ
鞠莉「そんなのプライスレスに決まってるじゃない! さあ、レッツゴー♪」
善子「くっ……今日の所は、リトルデーモンの策に乗ってあげようじゃない!」
梨子「い、いいのかなあー、こんなことしてて……」
梨子「じゃあ、すぐそこのコンビニで……」
鞠莉「……あ、もしもーし、今空いてるかしら? 3人よ……Oh! センキューベリーマッチ♪」
梨子「え……鞠莉……さん?」
善子「マリー、一体何を……はっ、まさか……闇の眷属を召喚!?」
鞠莉「イエース♪ この商店街には、小原家の傘下のレストランがあるのデース!」
梨子「だからって……名前も言ってないのに席を取れるなんて……」
善子「フン! これだから金持ちは……そういえば、3人って言ってなかった?」
鞠莉「当然、この3人よ?」
梨子「むっ、無理ですよ! 私、今日はあんまりお金持ってきてないし!」アセアセ
鞠莉「そんなのプライスレスに決まってるじゃない! さあ、レッツゴー♪」
善子「くっ……今日の所は、リトルデーモンの策に乗ってあげようじゃない!」
梨子「い、いいのかなあー、こんなことしてて……」
182: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 14:12:15.84 ID:f5se87hX.net
>>180
番外編
梨子「あの……果南さん」
果南「ん? どうしたの、梨子ちゃん」
梨子「作曲のことで、少し相談があって……」
果南「相談は構わないけど……力になれるか分からないよ?」
果南「私が作曲って言っても、所詮素人レベルだし……」
梨子「いえ、そんなことはないですよ」
梨子「前に果南さんが作った曲を聴いたんですけど、とっても心が安らぐような曲でしたし!」
果南「そ、それほどでも……あるかな……/// へへ、褒めても何もでないよ?」
梨子「思ったことをそのまま言っただけです」
番外編
梨子「あの……果南さん」
果南「ん? どうしたの、梨子ちゃん」
梨子「作曲のことで、少し相談があって……」
果南「相談は構わないけど……力になれるか分からないよ?」
果南「私が作曲って言っても、所詮素人レベルだし……」
梨子「いえ、そんなことはないですよ」
梨子「前に果南さんが作った曲を聴いたんですけど、とっても心が安らぐような曲でしたし!」
果南「そ、それほどでも……あるかな……/// へへ、褒めても何もでないよ?」
梨子「思ったことをそのまま言っただけです」
184: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 14:14:01.92 ID:f5se87hX.net
梨子「それで、ここのメロディーなんですけど……」グイグイ
果南「う、うん……」
果南(梨子ちゃんの髪が、ほっぺたに……)
果南(すっごくいい匂い……)
梨子「――それでですね……って、聞いてます?」
果南「あっ……うんうん、聞いてるよ」
梨子「もぉー! 真面目に言ってるのに!」
梨子「今何を考えていたんですか!? 白状してください!」プンスカ
果南「白状って……そのぉ……」
果南「梨子ちゃんの髪……綺麗だなって……」
梨子「え……?」
梨子「……///」カァァァ
梨子「か……か……果南さんのばかぁ~~~~~~~!!///」パタパタ
果南「あ……行っちゃった」
果南「う、うん……」
果南(梨子ちゃんの髪が、ほっぺたに……)
果南(すっごくいい匂い……)
梨子「――それでですね……って、聞いてます?」
果南「あっ……うんうん、聞いてるよ」
梨子「もぉー! 真面目に言ってるのに!」
梨子「今何を考えていたんですか!? 白状してください!」プンスカ
果南「白状って……そのぉ……」
果南「梨子ちゃんの髪……綺麗だなって……」
梨子「え……?」
梨子「……///」カァァァ
梨子「か……か……果南さんのばかぁ~~~~~~~!!///」パタパタ
果南「あ……行っちゃった」
185: 名無しで叶える物語 2017/10/31(火) 14:14:33.07 ID:f5se87hX.net
番外編終わり
192: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:07:03.28 ID:FX1Nvlo/.net
|c||^.- ^||<ようダイはネタが少すぎて難しいですわね……
193: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:07:49.06 ID:FX1Nvlo/.net
~~~
曜「はぁ~、おいしかったー! お腹いっぱいだよぉ!」
曜「ダイヤちゃんが水筒をもってきてくれたおかげで、喉詰まりすることもなかったし!」
ダイヤ「喜んでいただけたみたいで、なによりですわ」
曜「ふわぁ~……」トローン
ダイヤ「もう、曜ちゃんったら、あくびなんかして……はしたないですわ」
曜「ごめーん……でもなんか眠くってさ」
曜「私、練習終わった後は帰ってすぐ寝てるから……アハハ」ポリポリ
ダイヤ「折角こうして2人でいるのに、眠いのでは仕方がありませんわね」ハァ…
曜「はぁ~、おいしかったー! お腹いっぱいだよぉ!」
曜「ダイヤちゃんが水筒をもってきてくれたおかげで、喉詰まりすることもなかったし!」
ダイヤ「喜んでいただけたみたいで、なによりですわ」
曜「ふわぁ~……」トローン
ダイヤ「もう、曜ちゃんったら、あくびなんかして……はしたないですわ」
曜「ごめーん……でもなんか眠くってさ」
曜「私、練習終わった後は帰ってすぐ寝てるから……アハハ」ポリポリ
ダイヤ「折角こうして2人でいるのに、眠いのでは仕方がありませんわね」ハァ…
194: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:08:56.86 ID:FX1Nvlo/.net
曜「コーヒー飲むと目が覚めるっていうけど……私、コーヒーとかあんま飲まないし」
ダイヤ「……ざまくら……しましょうか?」
曜「え?」
ダイヤ「だからっ……その……」
ダイヤ「膝枕っ……して差し上げますわ!///」
曜「膝枕……って……え~~~~~!??///」
曜「い、いいよ! こんな……よりにもよって外でなんて……」
ダイヤ「……問題ないですわ。この公園は、人通りも少ないですし」
ダイヤ「その……ちょっとだけなら……ね?」
ダイヤ「……ざまくら……しましょうか?」
曜「え?」
ダイヤ「だからっ……その……」
ダイヤ「膝枕っ……して差し上げますわ!///」
曜「膝枕……って……え~~~~~!??///」
曜「い、いいよ! こんな……よりにもよって外でなんて……」
ダイヤ「……問題ないですわ。この公園は、人通りも少ないですし」
ダイヤ「その……ちょっとだけなら……ね?」
195: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:09:32.62 ID:FX1Nvlo/.net
曜「~~~~~~~~~~~~!!」
曜「うぅ……えっと……」
ダイヤ「嫌……ですの?」
曜「ううん! そんなことなくて……でもぉ……!///」
曜「ダイヤちゃんは、恥ずかしくないの!?」
ダイヤ「もちろん恥ずかしいですわっ!」
ダイヤ「恥ずかしくて、穴があったら入りたい気分です……」
ダイヤ「でも……曜ちゃんだから、大丈夫……///」カァァァ
曜「うぅ……えっと……」
ダイヤ「嫌……ですの?」
曜「ううん! そんなことなくて……でもぉ……!///」
曜「ダイヤちゃんは、恥ずかしくないの!?」
ダイヤ「もちろん恥ずかしいですわっ!」
ダイヤ「恥ずかしくて、穴があったら入りたい気分です……」
ダイヤ「でも……曜ちゃんだから、大丈夫……///」カァァァ
196: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:10:17.27 ID:FX1Nvlo/.net
曜「――し、仕方ないなぁ!」
曜「渡辺曜、了解でありますっ///」(*> ᴗ •*)ゞ
ダイヤ「了解してくださったのなら、これ以上待たせないでくださいまし!///」
曜「う、うん……じゃあ……失礼します……」ポフッ
ダイヤ「ん……」
曜「へっ……変な声出さないでよぉ……///」
ダイヤ「申し訳ありません……慣れていないもので……」
ダイヤ(よ……曜ちゃんの顔が、とっても近いですわ……)ジー
曜「渡辺曜、了解でありますっ///」(*> ᴗ •*)ゞ
ダイヤ「了解してくださったのなら、これ以上待たせないでくださいまし!///」
曜「う、うん……じゃあ……失礼します……」ポフッ
ダイヤ「ん……」
曜「へっ……変な声出さないでよぉ……///」
ダイヤ「申し訳ありません……慣れていないもので……」
ダイヤ(よ……曜ちゃんの顔が、とっても近いですわ……)ジー
197: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:12:03.31 ID:FX1Nvlo/.net
曜「……ダイヤちゃん」
ダイヤ「なっ、なんですの?」
曜「顔が……ちかぃ……///」
ダイヤ「ごご、ごめんなさいっ!」カァァァ
曜「あっ、違うんだよ……膝枕してるし、仕方ないっていうか……」
曜「えへへ……それでもやっぱり、緊張するんだよね……///」ウルウル
ダイヤ「うぅ……!」ズキュゥゥゥン
ダイヤ(頬が紅潮して、目が宝石のように潤んでいて)
ダイヤ(曜ちゃんも、私と同じように、恥ずかしいと思ってるのかしら……)
ダイヤ(もしもそうなら……とても嬉しい)
ダイヤ「なっ、なんですの?」
曜「顔が……ちかぃ……///」
ダイヤ「ごご、ごめんなさいっ!」カァァァ
曜「あっ、違うんだよ……膝枕してるし、仕方ないっていうか……」
曜「えへへ……それでもやっぱり、緊張するんだよね……///」ウルウル
ダイヤ「うぅ……!」ズキュゥゥゥン
ダイヤ(頬が紅潮して、目が宝石のように潤んでいて)
ダイヤ(曜ちゃんも、私と同じように、恥ずかしいと思ってるのかしら……)
ダイヤ(もしもそうなら……とても嬉しい)
198: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:13:21.99 ID:FX1Nvlo/.net
曜「でもさ……不思議と安心するんだ」
曜「ダイヤさんに包まれてるって感じがして、落ち着くのかも……」
ダイヤ「そ、それなら……よかったです」
ダイヤ(頭がクラクラして……真っ白になって……何を言っていいのかわかりません)
曜「……」ウトウト
ダイヤ(いつか……ルビィに膝枕してあげた時のことを思い出しましたわ)
ダイヤ(ルビィの頭を撫でてあげると……すぐに眠ってしまったものです)
曜「ダイヤさんに包まれてるって感じがして、落ち着くのかも……」
ダイヤ「そ、それなら……よかったです」
ダイヤ(頭がクラクラして……真っ白になって……何を言っていいのかわかりません)
曜「……」ウトウト
ダイヤ(いつか……ルビィに膝枕してあげた時のことを思い出しましたわ)
ダイヤ(ルビィの頭を撫でてあげると……すぐに眠ってしまったものです)
199: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:14:35.91 ID:FX1Nvlo/.net
ダイヤ「……」ナデナデ
曜「う……ん……ダイヤ……ちゃん……」
ダイヤ(柔らかくて、滑らかで……綺麗な髪……伸ばせば、きっと印象も変わるでしょうに)
曜「スー……スー……」
ダイヤ(練習の時は、あんなにキレの良いパフォーマンスを披露するというのに)
ダイヤ(眠っている時の曜ちゃんは、ルビィよりも幼く見えますわね)
ダイヤ「……」ナデナデ
ダイヤ(確かに曜ちゃんは……容姿も、実力も、無限大の可能性を持っています)
ダイヤ(それでも……私は……)
ダイヤ「今の曜ちゃんが……好きよ……」
チュッ
曜「う……ん……ダイヤ……ちゃん……」
ダイヤ(柔らかくて、滑らかで……綺麗な髪……伸ばせば、きっと印象も変わるでしょうに)
曜「スー……スー……」
ダイヤ(練習の時は、あんなにキレの良いパフォーマンスを披露するというのに)
ダイヤ(眠っている時の曜ちゃんは、ルビィよりも幼く見えますわね)
ダイヤ「……」ナデナデ
ダイヤ(確かに曜ちゃんは……容姿も、実力も、無限大の可能性を持っています)
ダイヤ(それでも……私は……)
ダイヤ「今の曜ちゃんが……好きよ……」
チュッ
201: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:17:41.34 ID:FX1Nvlo/.net
~~~
千歌「ルビィちゃん! 今度はあのお店行ってみよう!」
ルビィ「え? ……わぁっ、かわいいお洋服ですね!」パァッ
千歌「ほら、これとか絶対ルビィちゃんに似合うよ! 着てみて!」
ルビィ「で、でも……ルビィ、お小遣い少ないし……」
千歌「買わなくてもいいんだよ、ウインドウショッピングなんだから」ニコッ
ルビィ「いいのかなぁ……ルビィが、こんなにお洒落な服を着ても……」
千歌「いいからいいから♪ バックとか持っててあげるね」ゴソゴソ
ルビィ「あっ……うゅ……わかりましたぁ……」
千歌「ルビィちゃん! 今度はあのお店行ってみよう!」
ルビィ「え? ……わぁっ、かわいいお洋服ですね!」パァッ
千歌「ほら、これとか絶対ルビィちゃんに似合うよ! 着てみて!」
ルビィ「で、でも……ルビィ、お小遣い少ないし……」
千歌「買わなくてもいいんだよ、ウインドウショッピングなんだから」ニコッ
ルビィ「いいのかなぁ……ルビィが、こんなにお洒落な服を着ても……」
千歌「いいからいいから♪ バックとか持っててあげるね」ゴソゴソ
ルビィ「あっ……うゅ……わかりましたぁ……」
203: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:18:14.63 ID:FX1Nvlo/.net
ルビィ「ーーどうですか?」フリフリ
千歌「うん、すっごく可愛い! あっ、ルビィちゃん、あそこに姿見があるよ!」
ルビィ「はい……わああ……!」
千歌「ねっ? ねっ? 可愛いでしょ?」
ルビィ「うん……可愛い……かも……♪」
千歌「これはもう買うしかないね! さあ、お値段はーー」
ルビィ「……」
千歌「これはー……ちょっと高いねぇ……」
ルビィ「桁が……思ってたよりも1つ多いよぉ……」
千歌「うん、すっごく可愛い! あっ、ルビィちゃん、あそこに姿見があるよ!」
ルビィ「はい……わああ……!」
千歌「ねっ? ねっ? 可愛いでしょ?」
ルビィ「うん……可愛い……かも……♪」
千歌「これはもう買うしかないね! さあ、お値段はーー」
ルビィ「……」
千歌「これはー……ちょっと高いねぇ……」
ルビィ「桁が……思ってたよりも1つ多いよぉ……」
204: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:18:52.10 ID:FX1Nvlo/.net
千歌「あはっ……あはは……まあ、こんなこともあるよ!」
ルビィ「う……うぇぇ……」ウルウル
千歌「あわわ……もう、今日はお家に帰ろう? ね?」
ルビィ「うん……」
千歌「……あれ? そういえば千歌たち、どうして沼津にいるんだっけ?」
ルビィ「え? えっと……お姉ちゃんと曜ちゃんの、デートを尾行するため?」
千歌「……あれぇ?」
ルビィ「お姉ちゃん……うゅ……」ウルウル
千歌「こうしちゃいられないよ、ルビィちゃん! 急いで探しに行かないとっ!」
ルビィ「う、うん……!」
ルビィ「う……うぇぇ……」ウルウル
千歌「あわわ……もう、今日はお家に帰ろう? ね?」
ルビィ「うん……」
千歌「……あれ? そういえば千歌たち、どうして沼津にいるんだっけ?」
ルビィ「え? えっと……お姉ちゃんと曜ちゃんの、デートを尾行するため?」
千歌「……あれぇ?」
ルビィ「お姉ちゃん……うゅ……」ウルウル
千歌「こうしちゃいられないよ、ルビィちゃん! 急いで探しに行かないとっ!」
ルビィ「う、うん……!」
205: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:19:18.01 ID:FX1Nvlo/.net
~~~
千歌「ハァ……ハァ……ダイヤさんと曜ちゃん、どこにいるんだろう……」パタパタ
ルビィ「ハァ……商店街には、いないみたい……」
千歌「もお~、曜ちゃんったら、目を離した隙にあちこち行っちゃうんだから! もうっ!」プンプン
ルビィ(どちらかというと、目を離した私たちの自業自得……っていうか、目を離してる方が普通なんだけどなぁ……)
ピロリン
千歌「ん? 果南ちゃんからだ……」
果南『ダイヤと曜発見、至急〇△公園に集合』
千歌「わわっ、ルビィちゃん! 2人とも見つかったって!」
ルビィ「本当!?」
千歌「〇△公園までダッシュだよ!」
ルビィ「うゆ! 分かったよ、千歌ちゃん!」
千歌「ハァ……ハァ……ダイヤさんと曜ちゃん、どこにいるんだろう……」パタパタ
ルビィ「ハァ……商店街には、いないみたい……」
千歌「もお~、曜ちゃんったら、目を離した隙にあちこち行っちゃうんだから! もうっ!」プンプン
ルビィ(どちらかというと、目を離した私たちの自業自得……っていうか、目を離してる方が普通なんだけどなぁ……)
ピロリン
千歌「ん? 果南ちゃんからだ……」
果南『ダイヤと曜発見、至急〇△公園に集合』
千歌「わわっ、ルビィちゃん! 2人とも見つかったって!」
ルビィ「本当!?」
千歌「〇△公園までダッシュだよ!」
ルビィ「うゆ! 分かったよ、千歌ちゃん!」
206: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:19:48.62 ID:FX1Nvlo/.net
~~~
数分後
果南「ーーあっ……おーい、千歌ー……」
千歌「あっ、果南ちゃん! 花丸ちゃん!」
花丸「しー……近くにいるから、静かにするずら」
ルビィ「う、うん……どこにいるの?」
果南「ほら……あそこのベンチに……」
千歌「うわー……曜ちゃん、ダイヤさんに膝枕してもらってるよ……」
数分後
果南「ーーあっ……おーい、千歌ー……」
千歌「あっ、果南ちゃん! 花丸ちゃん!」
花丸「しー……近くにいるから、静かにするずら」
ルビィ「う、うん……どこにいるの?」
果南「ほら……あそこのベンチに……」
千歌「うわー……曜ちゃん、ダイヤさんに膝枕してもらってるよ……」
207: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:20:37.82 ID:FX1Nvlo/.net
花丸「2人とも、今は寝てるみたい。……それにしても、ダイヤさんがあんなに大胆なことをしてるなんて……今でも信じられないずら」
ルビィ「いいなぁ曜ちゃん……私、高校生になってから、一度もしてもらってないのに……」
千歌「じゃあ、千歌がしてあげようか?」ニコニコ
ルビィ「えっ! いいの!?」
千歌「うん! ルビィちゃんは千歌の妹だからね!」
果南「妹になっちゃったんだ……」
花丸「まるも、膝枕してあげるずらよ?」
ルビィ「花丸ちゃんも?」
花丸「うん! ルビィちゃんが言ってくれれば、いつでもしてあげる!」
ルビィ「わあぁぁ……ありがとう」
果南「もう……そんなに甘やかしちゃ、ダイヤに怒られちゃうよ?」
ルビィ「いいなぁ曜ちゃん……私、高校生になってから、一度もしてもらってないのに……」
千歌「じゃあ、千歌がしてあげようか?」ニコニコ
ルビィ「えっ! いいの!?」
千歌「うん! ルビィちゃんは千歌の妹だからね!」
果南「妹になっちゃったんだ……」
花丸「まるも、膝枕してあげるずらよ?」
ルビィ「花丸ちゃんも?」
花丸「うん! ルビィちゃんが言ってくれれば、いつでもしてあげる!」
ルビィ「わあぁぁ……ありがとう」
果南「もう……そんなに甘やかしちゃ、ダイヤに怒られちゃうよ?」
212: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:26:20.84 ID:FX1Nvlo/.net
鞠莉「かなーん……」
果南「あっ、遅いよ鞠莉」
果南「あっ、遅いよ鞠莉」
208: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:22:09.79 ID:FX1Nvlo/.net
鞠莉「だってぇ……マリーたちはランチタイムだったのよ? フラストレーションが溜まって仕方がないわ!」
梨子「千歌ちゃん」
千歌「あっ、梨子ちゃん! 善子ちゃんも!」
梨子「はぁ……あんなにおいしそうな料理、この先食べられるのかな……」
善子「折角の高級ランチを食べ損ねるなんて……ヨハネの暗黒の波動が、あなたたちに襲いかかるわよ?」
果南「ごめんってば、よっちゃん。まさか、ご飯食べてたなんて思わなくて」
善子「よーーよっちゃん!?」カァァァ
梨子「千歌ちゃん」
千歌「あっ、梨子ちゃん! 善子ちゃんも!」
梨子「はぁ……あんなにおいしそうな料理、この先食べられるのかな……」
善子「折角の高級ランチを食べ損ねるなんて……ヨハネの暗黒の波動が、あなたたちに襲いかかるわよ?」
果南「ごめんってば、よっちゃん。まさか、ご飯食べてたなんて思わなくて」
善子「よーーよっちゃん!?」カァァァ
209: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 00:22:37.38 ID:FX1Nvlo/.net
善子「……ちょっと、リリー!」
梨子「あ、あはは……みんなの前でよっちゃんって呼んでたら、不思議と広まってた……みたいな……ゴメンね、よっちゃん!」
千歌「よっちゃんかぁ~、いいねぇ、千歌も採用するのだ!」
ルビィ「善子ちゃん、これからはよっちゃんって呼んであげるね♪」
花丸「よっちゃんって呼び方、すっごく可愛らしいずら!」
鞠莉「よっちゃんイカ?」
善子「も……もぉぉぉ!!/// みんな知らないっ///」プイッ
梨子「あ、あはは……みんなの前でよっちゃんって呼んでたら、不思議と広まってた……みたいな……ゴメンね、よっちゃん!」
千歌「よっちゃんかぁ~、いいねぇ、千歌も採用するのだ!」
ルビィ「善子ちゃん、これからはよっちゃんって呼んであげるね♪」
花丸「よっちゃんって呼び方、すっごく可愛らしいずら!」
鞠莉「よっちゃんイカ?」
善子「も……もぉぉぉ!!/// みんな知らないっ///」プイッ
214: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 01:11:43.93 ID:FX1Nvlo/.net
~~~
曜「ムニャムニャ……うーん……くしゅっ……」
曜「うーん? なんか、顔がモゾモゾするーーって、ええっ!!」
曜(ここっ……これはっ……一体全体、どういう状況でありますかっ!?)
ダイヤ「スー……スー……」
曜(ダイヤちゃんの顔が……目と鼻の先にっ!///)
曜「だ……ダイヤちゃーん……」
ダイヤ「スー……」
曜「……ダメだ、完全に寝てる」
曜「ムニャムニャ……うーん……くしゅっ……」
曜「うーん? なんか、顔がモゾモゾするーーって、ええっ!!」
曜(ここっ……これはっ……一体全体、どういう状況でありますかっ!?)
ダイヤ「スー……スー……」
曜(ダイヤちゃんの顔が……目と鼻の先にっ!///)
曜「だ……ダイヤちゃーん……」
ダイヤ「スー……」
曜「……ダメだ、完全に寝てる」
215: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 01:12:34.04 ID:FX1Nvlo/.net
曜(ダイヤちゃんの髪の毛が垂れ下がって、私の顔にかかってる……モゾモゾしてたのはこれかぁ……///)
曜(艶々してて、綺麗な髪……ダイヤちゃんの白くてキメ細やかな肌と調和してて……まさにお嬢様って感じ)
曜(清楚で、真面目で、頼もしくて……実はとっても優しくて……私とは、まるで正反対のタイプ)
曜(そんなダイヤちゃんに、私は憧れて……気がついたら、好きになってた)
曜(誰も寄せ付けない雰囲気も、ツンツンしてる性格も、唇の横にある小さなホクロも……全部が可愛い)
曜(艶々してて、綺麗な髪……ダイヤちゃんの白くてキメ細やかな肌と調和してて……まさにお嬢様って感じ)
曜(清楚で、真面目で、頼もしくて……実はとっても優しくて……私とは、まるで正反対のタイプ)
曜(そんなダイヤちゃんに、私は憧れて……気がついたら、好きになってた)
曜(誰も寄せ付けない雰囲気も、ツンツンしてる性格も、唇の横にある小さなホクロも……全部が可愛い)
216: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 01:13:06.65 ID:FX1Nvlo/.net
曜(ダイヤちゃんの唇……艶々してて、柔らかそう)
曜(スヤスヤ寝てるから……きっと何をしても気づかれない)
曜(いい……よね?)
チュッ
曜「……///」
曜「えへへ……しちゃった」
曜(スヤスヤ寝てるから……きっと何をしても気づかれない)
曜(いい……よね?)
チュッ
曜「……///」
曜「えへへ……しちゃった」
223: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 23:06:23.51 ID:qXnQy/C6.net
梨子「何をしちゃったのかな、曜ちゃん?」
曜「へっ? え……ええぇっ!??」トビオキッ
ゴツン
曜「あいたっ!」
ダイヤ「ぐはっ……」
曜「うぅ……ごめーん、ダイヤちゃん( 涙目 )」
ダイヤ「いたた……曜ちゃん? 一体なんですの……?」クラクラ
曜「それが、私にもよく分からなくて……みんな、どうしてここにいるの?」
千歌「どうしてって……ねえ」ニヤニヤ
曜「へっ? え……ええぇっ!??」トビオキッ
ゴツン
曜「あいたっ!」
ダイヤ「ぐはっ……」
曜「うぅ……ごめーん、ダイヤちゃん( 涙目 )」
ダイヤ「いたた……曜ちゃん? 一体なんですの……?」クラクラ
曜「それが、私にもよく分からなくて……みんな、どうしてここにいるの?」
千歌「どうしてって……ねえ」ニヤニヤ
224: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 23:06:54.45 ID:qXnQy/C6.net
曜「えっとぉ……どこから見てた?」
果南「私たちが見つけた時にはもう、ダイヤが曜に膝枕してるとこだったよ。2人とも寝てるみたいだったけどね」
梨子「曜ちゃんが起きて、ダイヤさんとの距離に焦ってる所とか、とっても可愛かったなぁ///」
曜「わ、わ、わわわ……///」カァァァ
曜「お願いだから、それ以上言わないで~!!///」アセアセ
果南「私たちが見つけた時にはもう、ダイヤが曜に膝枕してるとこだったよ。2人とも寝てるみたいだったけどね」
梨子「曜ちゃんが起きて、ダイヤさんとの距離に焦ってる所とか、とっても可愛かったなぁ///」
曜「わ、わ、わわわ……///」カァァァ
曜「お願いだから、それ以上言わないで~!!///」アセアセ
225: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 23:07:28.73 ID:qXnQy/C6.net
ダイヤ「皆さん……こんにちは……」
鞠莉「ダイヤ、サイレントモードはもう終わりよ?」
ダイヤ「ーーって、どうして皆さんがここにいるんですの!?」
ルビィ「ようやく目が覚めたんだね、お姉ちゃん」
ダイヤ「ルビィ!? どうしてあなたまで……どころか、Aqours全員揃っているではありませんかっ!」
善子「気づくのが遅すぎよ……」
鞠莉「ダイヤ、サイレントモードはもう終わりよ?」
ダイヤ「ーーって、どうして皆さんがここにいるんですの!?」
ルビィ「ようやく目が覚めたんだね、お姉ちゃん」
ダイヤ「ルビィ!? どうしてあなたまで……どころか、Aqours全員揃っているではありませんかっ!」
善子「気づくのが遅すぎよ……」
226: 名無しで叶える物語 2017/11/01(水) 23:08:18.14 ID:qXnQy/C6.net
花丸「ところでダイヤさん。こんな所で曜さんと、一体何をしていたんずら?」ニヤニヤ
ダイヤ「ーーそれはっ……その……えっと……///」
ダイヤ「たっ、他人のプライベートを覗くなんてブッブーですわ!!」
果南「あ、開き直った」
ダイヤ「さあ、帰りますわよ! 公園とはいえ、9人も同じ場所にたむろしていてはみっともないですわ!」
「「はーい」」
ダイヤ「ーーそれはっ……その……えっと……///」
ダイヤ「たっ、他人のプライベートを覗くなんてブッブーですわ!!」
果南「あ、開き直った」
ダイヤ「さあ、帰りますわよ! 公園とはいえ、9人も同じ場所にたむろしていてはみっともないですわ!」
「「はーい」」
227: 名無しで叶える物語 2017/11/02(木) 00:27:31.93 ID:KspZ5KDL.net
~~~
帰り道
果南「それにしてもダイヤ、曜のこと『曜ちゃん』って呼んでるんだね」ニヤニヤ
ダイヤ「なっ……///」
鞠莉「私たちのことは呼び捨てなのに……ダイヤはもう昔みたいに、『鞠莉ちゃん』とは呼んでくれないのかしら?」ウフフ
果南「私のことも、果南ちゃんって呼んで欲しいな~」
ダイヤ「よ、呼びませんわよ……そのことは忘れてください!///」カァァァ
帰り道
果南「それにしてもダイヤ、曜のこと『曜ちゃん』って呼んでるんだね」ニヤニヤ
ダイヤ「なっ……///」
鞠莉「私たちのことは呼び捨てなのに……ダイヤはもう昔みたいに、『鞠莉ちゃん』とは呼んでくれないのかしら?」ウフフ
果南「私のことも、果南ちゃんって呼んで欲しいな~」
ダイヤ「よ、呼びませんわよ……そのことは忘れてください!///」カァァァ
228: 名無しで叶える物語 2017/11/02(木) 00:28:48.24 ID:KspZ5KDL.net
千歌「いいないいな~、私も曜ちゃんみたいに、ダイヤさんに『千歌ちゃん』って呼ばれたい!」
梨子「『梨子ちゃん』かぁ……呼ばれてみたいかも」
曜「もう、千歌ちゃん! 梨子ちゃん! からかわないでよ!///」
善子「でもホント、意外だったわね……硬度10の生徒会長が、曜とあんな関係だったなんて」
花丸「善子ちゃんも、梨子さんに『よっちゃん』なんて呼ばれてたなんて意外だったずら」
ルビィ「よっちゃん、硬度10なんて言ったらお姉ちゃんに怒られちゃうよ?」
善子「だから、よっちゃんって呼ばないでってばぁ!///」
梨子「『梨子ちゃん』かぁ……呼ばれてみたいかも」
曜「もう、千歌ちゃん! 梨子ちゃん! からかわないでよ!///」
善子「でもホント、意外だったわね……硬度10の生徒会長が、曜とあんな関係だったなんて」
花丸「善子ちゃんも、梨子さんに『よっちゃん』なんて呼ばれてたなんて意外だったずら」
ルビィ「よっちゃん、硬度10なんて言ったらお姉ちゃんに怒られちゃうよ?」
善子「だから、よっちゃんって呼ばないでってばぁ!///」
229: 名無しで叶える物語 2017/11/02(木) 00:59:25.21 ID:o4eh9SWV.net
~~~
ダイヤの家
ダイヤ「ふぅ……ようやく帰ってきましたわ」
ルビィ「ルビィ、もう眠いよぉ……」
ダイヤ「寝てはダメですよ。まだ夜ご飯たって食べてないでしょう」
ルビィ「うゅ……お風呂入ってくるね」
ダイヤの家
ダイヤ「ふぅ……ようやく帰ってきましたわ」
ルビィ「ルビィ、もう眠いよぉ……」
ダイヤ「寝てはダメですよ。まだ夜ご飯たって食べてないでしょう」
ルビィ「うゅ……お風呂入ってくるね」
230: 名無しで叶える物語 2017/11/02(木) 01:00:46.61 ID:o4eh9SWV.net
プルル……
ダイヤ「……あら? こんな時間に着信が……」
ダイヤ「……って、曜ちゃん!?」
ダイヤ「……はい」
曜『ヨーソロー! ただいま帰りましたでありますっ!』
ダイヤ「無事に帰ったのですね……ところで、何か用でもありますの?」
曜『いやぁ……今日のデート、中途半端に終わっちゃったからさ……』
ダイヤ「あ……その、気にしていませんわ。あの場で眠ってしまった私にも非はあります」
曜『ううん、そんなことないよ』
ダイヤ「……あら? こんな時間に着信が……」
ダイヤ「……って、曜ちゃん!?」
ダイヤ「……はい」
曜『ヨーソロー! ただいま帰りましたでありますっ!』
ダイヤ「無事に帰ったのですね……ところで、何か用でもありますの?」
曜『いやぁ……今日のデート、中途半端に終わっちゃったからさ……』
ダイヤ「あ……その、気にしていませんわ。あの場で眠ってしまった私にも非はあります」
曜『ううん、そんなことないよ』
231: 名無しで叶える物語 2017/11/02(木) 01:01:05.82 ID:o4eh9SWV.net
曜『……あのね、ダイヤちゃん。近いうちに、この埋め合わせとか出来ないかな?』
ダイヤ「埋め合わせ……ですか。私は構いませんが」
曜『じゃあ、来週の日曜日は? 丁度、その日も午前で終わる予定だったよね』
ダイヤ「わかりました。その日の予定は空けておきます」
曜『よかった~、じゃあ約束!』
ダイヤ「ええ、約束ですわ」
曜『フフ、楽しみだなぁ……じゃあ、ご飯食べなきゃだから、切るね』
ダイヤ「はい……また明日」
曜『うん……またね、ダイヤちゃん』
ダイヤ「埋め合わせ……ですか。私は構いませんが」
曜『じゃあ、来週の日曜日は? 丁度、その日も午前で終わる予定だったよね』
ダイヤ「わかりました。その日の予定は空けておきます」
曜『よかった~、じゃあ約束!』
ダイヤ「ええ、約束ですわ」
曜『フフ、楽しみだなぁ……じゃあ、ご飯食べなきゃだから、切るね』
ダイヤ「はい……また明日」
曜『うん……またね、ダイヤちゃん』
232: 名無しで叶える物語 2017/11/02(木) 01:02:18.67 ID:o4eh9SWV.net
プッ(電話を切る音)
ダイヤ「……もう、『ダイヤちゃん』と呼ばれても、恥ずかしくなくなってしまいましたわね」
ダイヤ「来週の日曜日……って、これはもしかして……」
ダイヤ「で……デートの約束……ですわよね……?///」
ダイヤ「はぁぁぁ……///」カァァァ
ダイヤ「……早く来週にならないかしら」
ダイヤ「……もう、『ダイヤちゃん』と呼ばれても、恥ずかしくなくなってしまいましたわね」
ダイヤ「来週の日曜日……って、これはもしかして……」
ダイヤ「で……デートの約束……ですわよね……?///」
ダイヤ「はぁぁぁ……///」カァァァ
ダイヤ「……早く来週にならないかしら」
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