1: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:27:48.10 ID:U8X+g9Fe.net
曜「天使かと思った」

善子「はっ!?///」

2: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:30:03.05 ID:U8X+g9Fe.net
曜「毎朝こんな可愛い後輩と登校できるなんて最高だよ」

善子「そ、そんなこと…///」ドキドキ

曜「…ねぇ、手、繋いでいい?」

善子「ふぇっ!?やっ…あ…あの…あ!ほ、ほら!バス!バス来たわよ!?」

曜「…そうだね」ニコッ

4: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:33:11.59 ID:U8X+g9Fe.net


バス

善子(よ、曜さん…今日はどうしたのかしら…///)

モブ「あの!わ、渡辺先輩っ!」

曜「ん?なに?」

善子(あれ?あの子って確か曜さんのファンの子…)

モブ「と、隣に座っても…」

曜「あーごめん、今、お姫様がいるからさ」グイッ

善子「っ!!?///」

曜「また今度ね?」イケメンヨウソロウィンク

モブ「はぅ!は、はい!///」

6: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:36:34.09 ID:U8X+g9Fe.net
善子(な、なによこんな…!こんなくさいセリフで騙されないんだから~///)

曜「…もしかして怒ってる?」

善子「え、え?」

曜「私、今は善子ちゃんしか見てないよ」

善子「や…あ、あの…あ…その…///」

曜「…あ、着いたよ、降りよ?」スッ

善子「はい…///」ギュッ…♡

グイッ

善子「ひゃっ!」

曜(また放課後に…ね?)

善子「…っ♡…はい…♡」キュンッ

7: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:38:48.96 ID:U8X+g9Fe.net


曜「さてと…おや?あれは…」

「梨子ちゃん!」

梨子「え?」

曜「おはよ!」

曜「今日も1番可愛いよ?」

梨子「っ!?///」

曜「もしかして…照れちゃった?」

梨子「も、もう…からかわないでよ…///」

曜「ふふ…かわいいな…」

梨子「…っ///」ドキッ♡

8: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:41:17.98 ID:U8X+g9Fe.net
曜「あっ!…聞こえちゃったかな?…あはは///」

梨子(本音で言ったの!?…も、もう…///)

曜「こんなに可愛い子と歩いてたら…誤解されちゃうね…」

梨子「えっ…」

曜「じゃあ…また放課後にね!」

梨子「あっ!」

梨子「……放課後に…か///」

11: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:45:28.41 ID:U8X+g9Fe.net


教室

千歌「おはよー…ん?曜ちゃん?」

曜「あ…おはよ、千歌ちゃん」

千歌「眠そうだね…」

曜「うん…千歌ちゃんの事考えてたら…夜更かししちゃった」

千歌「えっ…///」

曜「どうしたの?」

千歌「う、ううん!なんでもない!///」

曜「…千歌ちゃん」サワッ

千歌「ひゃっ!?よ、曜ちゃん!?///」

曜「……」ジッ

千歌「…っ///」ドキドキ

曜「よっ…と…はい!髪にみかんついてたよ?」

千歌「あっ…///」

曜「お家で、食べてね?」イケメンヨウソロォォ

千歌「……はい///」トゥンク

13: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:52:25.81 ID:U8X+g9Fe.net
私の名前は渡辺曜

曜「じゃあまた放課後にね?」

ひょんな事からスクールアイドルと水泳をやっている

困ったことにたくさんファンがいて

いつも大変だ

でも

モブ「きゃーっ!曜先輩が廊下をお歩きになられてるわーっ!!」

キャーキャー

曜(逆立ちで歩いたらあの子達心臓停止しちゃうね)

私は満足!困った子猫ちゃんにも瞬時に対応どっきゅんこ!

曜「お…あれは…」

15: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 16:56:22.07 ID:U8X+g9Fe.net
曜「ダイヤさん!」

ダイヤ「あら…曜さん」

曜「…あぁ、ごめん…こう呼ばれるのは嫌なんですよね」

ダイヤ「いえ、別にそういうわけでは__」

曜「ダイヤ」

ダイヤ「えっ」

曜「今日も可愛いね、ダイヤ」スッ

ダイヤ「あ……///」

ダイヤ「って曜さん!!?」

曜「あはは、ごめんね?ダイヤちゃん」

ダイヤ「も、もう!からかわないで!///」

曜「…可愛いなー」

ダイヤ「…っ///」

曜「ふふっ…じゃあまた放課後ね?」

ダイヤ「あっ…」

ダイヤ「…曜さん///」

17: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 17:02:33.47 ID:U8X+g9Fe.net


放課後


曜「さて…お姫様達の元へ行きますか」

ガラッ

ルビィ「……」

曜「あれ?ルビィちゃん?どうし」ザクッ

曜「………ぇ」

ルビィ「……あは…あはは」

ブシュッ!

ドロッ…ブシャッ…

曜「っ!!…ごふっ…!」イケメンヨウソロトケツゥゥ

曜「かはっ…!…なん…で…」ドサッ

ルビィ「……曜さん言ったじゃん」

曜「……?」

ルビィ「昨日…また放課後ねって」

ルビィ「なのに」

ルビィ「なのになのになのになのにっ!!!なんで!!どうして来てくれなかったのっ!!!!!他の女の子いっしょにいるの!!!」

曜「ぐふっ…き、昨日…」

曜(あっちゃ~昨日はしこって寝てた…)

曜(あぁ……血が足りない…渡辺ハーレム…これにて……おわ……)

ジリリリリ!!!!

曜「はっ!!」

曜「…はぁーっ…はぁーっ…」

曜「ゆ…夢……?」

21: 名無しで叶える物語 2017/11/15(水) 17:06:52.51 ID:U8X+g9Fe.net
曜「あ…あはは…!だよね…!」

曜「あーよかった!さーて、今日もお姫様達と」ビチャッ

曜「……え?」

曜「………あれ?私の手は?」

「あは♡おはよ、曜さん♡」

曜「……え?」

ルビィ「もう他の女の子にお触りできないように、曜さんのお手手はルビィが撮っちゃいました」

ルビィ「これからずーっとずーっと一緒ですね…♡」

曜「………うん、一緒だよ」イケメンヨウソロウィンクゥゥ



薄暗いどこかの地下室で

私は精一杯の笑顔を見せた

お姫様を悲しませないように。


おわりよ

引用元: 曜「あーなんだ善子ちゃんか」