1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/01/24(火) 19:44:53.780 ID:j1eZYd+l0.net
少女 「マッチョはいかがですか...とても力持ちです...」

マッチョ 「ボク、チカラモチ!」

ババアA 「このご時世にマッチョなんて...」

ババアB 「ほんとよねぇ。今は全自動マッチョがいるのに」

少女 「誰もマッチョを買ってくれない...」

マッチョ 「maccho....」

少女 「慰めてくれてるの?マッチョはほんとに優しいね...!」

マッチョ 「macho!macho!」キャッキャッ

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/01/24(火) 19:46:49.604 ID:j1eZYd+l0.net
少女 「ここでたって売ってても仕方ないし、誰かマッチョを必要そうとしてる人を探そう!」

マッチョ 「マッチョ!」 グッ

少女 「え!肩車してくれるの!?マッチョは本当にマッチョだね!」

マッチョ 「/////」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/01/24(火) 19:50:10.505 ID:j1eZYd+l0.net
引越し屋A 「いそがしーいそがしー」

引越し屋B 「このシーズンは忙しいよほんと」

少女 「あ、マッチョ!あそこにマッチョを必要としてくれそうな人がいるよ!」

マッチョ 「ボク、チカラモチ!!」

少女 「あの、もしよかったらマッチョいかがですか?彼、若いしきっとお役に立てます」

引越し屋A 「え?ああ...でもうちにはもう全自動マッチョがいるから遠慮するよ」

少女 「そうですか...」

マッチョ 「macho....」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/01/24(火) 19:54:52.843 ID:j1eZYd+l0.net
少女 「やっぱ今はどこも全自動マッチョがいるんだ...」

少女 「どうしよう、このままじゃまたお父さんに怒られちゃう...」

少女 「もう夜も遅いし今日は帰ろっか」

マッチョ 「ボク、チカラモチ!」




少女 「お父さんただいま」

父 「少女...それにマッチョも!また売れなかったのか!!!」

少女 「ごめんなさい...」

少女 「今はどこも全自動マッチョがいるみたいでなかなか売れないの」

父 「そんなの関係ない!もう1回売ってこい!売れるまで帰ってくるな!」

少女 「わかりました...。マッチョ、行こう」

マッチョ「macho....」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/01/24(火) 19:59:18.264 ID:j1eZYd+l0.net
近くの公園

少女 「誰もマッチョを買ってくれない...家にも帰れないしどうしよう...」

マッチョ 「ボク、チカラモチ!」


ガサガサ

少女 「!?」

少女 「だ、誰かいるの!?」

少年 「!」

少女 「こんな遅い時間までこんなところで何してるの?しかも怪我してるじゃない!」

少年 「う、うるさい!!!」

マッチョ 「ボク、チカラモチ」

少年 「!? な、なんだこいつ!」

少女 「彼はマッチョよ。今は全自動が主流だから見たことない人もいるけど」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/01/24(火) 20:00:19.615 ID:j1eZYd+l0.net
少年 「ねえ、マッチョさん!!!」

マッチョ「!?」

少年 「僕もマッチョにしてください!!!」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/01/24(火) 20:02:53.342 ID:j1eZYd+l0.net
少女 「今はマッチョになってもなかなか仕事につけないわよ。むしろリストラされてるマッチョで街は溢れかえっているのに」

少年 「でも...。ぼくいじめられてて...マッチョになって、あいつらをギャフンと言わせたいんだ!!!」

マッチョ 「その目、本気と見た。マッチョへの道のりは厳しいが耐えられるか」

少女 「マッチョ!?」

少年 「うん!どんなことだってやるよ!!」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/01/24(火) 20:04:49.493 ID:j1eZYd+l0.net
それから少年とマッチョは日々辛い特訓をし
無事マッチョとなった。

その後、失業マッチョを集め新たなるマッチョカンパニーを立ち上げ世界中のマッチョを救った



引用元: マッチョ売りの少女「マッチョは...マッチョはいかがですか...」