1: ◆kcyZIFYucg 2014/07/12(土) 22:36:37.59 ID:EDr4MCsDO
「んっ…はふ…」
身体をよじらせる度に、ぎちり、ぎちり、と組まれた腕から音がします。
「はむっ…ちゅ…」
なんだかむず痒い腿をこすりあわせると、束ねた足からギリ、ギリ、と音がなります。
「ふっ…ぷはっ…」
目の前には慈しみをこめて見つめてくれるプロデューサーが、倒れないように、私を優しく抱きとめてくれます。
「ぷろ、でゅ、さぁっ…」
その暖かさを胸一杯に吸い込んで…肩、鎖骨、首すじ、頬、鼻…ただ一つ自由な小さい舌で、私はプロデューサーに奉仕します。
「んんっ…ぷふ…」
涼しくなった月の夜、プロデューサーの小さなお部屋の、ベッドの上に転がって…
手と足を縛られた私は、精一杯、プロデューサーに尽くしています。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405172197
身体をよじらせる度に、ぎちり、ぎちり、と組まれた腕から音がします。
「はむっ…ちゅ…」
なんだかむず痒い腿をこすりあわせると、束ねた足からギリ、ギリ、と音がなります。
「ふっ…ぷはっ…」
目の前には慈しみをこめて見つめてくれるプロデューサーが、倒れないように、私を優しく抱きとめてくれます。
「ぷろ、でゅ、さぁっ…」
その暖かさを胸一杯に吸い込んで…肩、鎖骨、首すじ、頬、鼻…ただ一つ自由な小さい舌で、私はプロデューサーに奉仕します。
「んんっ…ぷふ…」
涼しくなった月の夜、プロデューサーの小さなお部屋の、ベッドの上に転がって…
手と足を縛られた私は、精一杯、プロデューサーに尽くしています。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405172197
6: ◆kcyZIFYucg 2014/07/12(土) 22:47:52.19 ID:EDr4MCsDO
○月×日。
私の単独ライブは、なんとか成功に終わり、ファンの皆も満足させることが出来ました。
楽屋に戻ると皆が待っていて、すごかったよ、頑張ったね、と、たくさんの笑顔と一緒に褒めてくれました。
私を見てくれたファンの皆の歓声。
応援に来てくれた真ちゃんや春香ちゃん達の、心の底から嬉しそうな笑顔。
そして、優しく頭を撫でてくれるプロデューサー。
今日のライブも、私はまだまだだけど、とても楽しくて幸せなものになってくれました。
こうやってライブが終わるとーーーーープロデューサーはいつも、私にご褒美をくれるのです。
私の単独ライブは、なんとか成功に終わり、ファンの皆も満足させることが出来ました。
楽屋に戻ると皆が待っていて、すごかったよ、頑張ったね、と、たくさんの笑顔と一緒に褒めてくれました。
私を見てくれたファンの皆の歓声。
応援に来てくれた真ちゃんや春香ちゃん達の、心の底から嬉しそうな笑顔。
そして、優しく頭を撫でてくれるプロデューサー。
今日のライブも、私はまだまだだけど、とても楽しくて幸せなものになってくれました。
こうやってライブが終わるとーーーーープロデューサーはいつも、私にご褒美をくれるのです。
7: >>4 あの人に影響を受けたスリーピングシリーズです。 ◆kcyZIFYucg 2014/07/12(土) 22:54:21.65 ID:EDr4MCsDO
ご褒美の合図は、皆が帰宅して、プロデューサーと二人きりになったとき………プロデューサーが淹れてきてくれるお茶。
2回目からはずっと同じ始まりかただから、そのお茶を見ると、またご褒美をくれると分かって、ちょっと嬉しくなります。
コトンと置かれたお茶をゆっくりと口に注ぎ…そして、じっくりと味わいます。
それはかすかに感じるお茶の甘味とーーーーー少し粉っぽさが残る苦味。
これはこれでクセになるなあ…と思い始めたその味と共に、私の意識は薄れていきました。
2回目からはずっと同じ始まりかただから、そのお茶を見ると、またご褒美をくれると分かって、ちょっと嬉しくなります。
コトンと置かれたお茶をゆっくりと口に注ぎ…そして、じっくりと味わいます。
それはかすかに感じるお茶の甘味とーーーーー少し粉っぽさが残る苦味。
これはこれでクセになるなあ…と思い始めたその味と共に、私の意識は薄れていきました。
10: ◆kcyZIFYucg 2014/07/12(土) 23:08:41.88 ID:EDr4MCsDO
ぼんやりと意識が戻っていったのは、プロデューサーの車の中。
私は助手席に座っていて、プロデューサーは事務所までの道を運転してくれていました。
赤信号で車をとめて、私が起きたことに気付き、また頭を撫でてくれます。
ねぼけた頭にゆるく感じる、暖かくて少したくましくて、それでいて優しいプロデューサーの手。
夢見心地の身体に触れる、寒くないように被せてくれた、ほのかに香るプロデューサーのコート。
そしてコートの下でタオルに巻かれ、そこからゆるく締め付ける、私の両手を後ろに縛ったぎしりと軋む、強い縄。
車が進むまで頭をプロデューサーに摺り寄せながら……まずは両手の不自由を、心行くまで楽しみました。
私は助手席に座っていて、プロデューサーは事務所までの道を運転してくれていました。
赤信号で車をとめて、私が起きたことに気付き、また頭を撫でてくれます。
ねぼけた頭にゆるく感じる、暖かくて少したくましくて、それでいて優しいプロデューサーの手。
夢見心地の身体に触れる、寒くないように被せてくれた、ほのかに香るプロデューサーのコート。
そしてコートの下でタオルに巻かれ、そこからゆるく締め付ける、私の両手を後ろに縛ったぎしりと軋む、強い縄。
車が進むまで頭をプロデューサーに摺り寄せながら……まずは両手の不自由を、心行くまで楽しみました。
11: ◆kcyZIFYucg 2014/07/12(土) 23:17:41.11 ID:EDr4MCsDO
そして車は事務所につき、プロデューサーと一緒に荷物をとりに入ります。
もう遅い時間だし、お祝いは翌日がいいなとお願いしたので、
皆はもう帰っていて、事務所には小鳥さんと律子さんだけが残っています。
プロデューサーが荷物の整理をしている間、私は小鳥さんと律子さんと、ちょっとだけお話をします。
今日はすごかったわ、明日はゆっくり休みなさい、明日は何か食べたいものはある?……
向こうでもたくさん褒められたのに、ここでもそんなに褒められちゃうと…なんだか顔が熱くなってしまいます。
…顔が熱くなるのは、他にも理由があって、ドキドキしてしまうからでもあるんですけど…
もう遅い時間だし、お祝いは翌日がいいなとお願いしたので、
皆はもう帰っていて、事務所には小鳥さんと律子さんだけが残っています。
プロデューサーが荷物の整理をしている間、私は小鳥さんと律子さんと、ちょっとだけお話をします。
今日はすごかったわ、明日はゆっくり休みなさい、明日は何か食べたいものはある?……
向こうでもたくさん褒められたのに、ここでもそんなに褒められちゃうと…なんだか顔が熱くなってしまいます。
…顔が熱くなるのは、他にも理由があって、ドキドキしてしまうからでもあるんですけど…
12: ◆kcyZIFYucg 2014/07/12(土) 23:26:14.53 ID:EDr4MCsDO
だって、コートの上からじゃ一目では分からないけど…私は今、両手を縛られているのですから。
律子さんも小鳥さんも、その事には気付いていません。
いや…小鳥さんは気付いているのかな。
さっきからお茶を出さないでいてくれるのは、小鳥さんなりに気を遣ってくれているからかも知れません。
今の私は、一人じゃお茶も飲めないから。
もしも律子さんに、今私が縛られていることがバレたら…私はとんでもない変態だって、軽蔑されちゃうのかな。
それとも、一緒になって私をいじめてくれるのかな。
自分の世界に浸かり始めていると、突然律子さんに名前を呼ばれてしまいました。
顔が赤くて、目が虚ろで、少しだけ息も荒くて……体調が悪いんじゃないかって、少し心配させてしまったみたいです。
律子さんも小鳥さんも、その事には気付いていません。
いや…小鳥さんは気付いているのかな。
さっきからお茶を出さないでいてくれるのは、小鳥さんなりに気を遣ってくれているからかも知れません。
今の私は、一人じゃお茶も飲めないから。
もしも律子さんに、今私が縛られていることがバレたら…私はとんでもない変態だって、軽蔑されちゃうのかな。
それとも、一緒になって私をいじめてくれるのかな。
自分の世界に浸かり始めていると、突然律子さんに名前を呼ばれてしまいました。
顔が赤くて、目が虚ろで、少しだけ息も荒くて……体調が悪いんじゃないかって、少し心配させてしまったみたいです。
20: ◆kcyZIFYucg 2014/07/13(日) 08:23:23.54 ID:yCWmDRHDO
ライブが終わったあとはいつも、事務所からプロデューサーの家まで、歩いて送ってもらうことにしています。
「夜風を浴びて帰りたい」と言うと、皆納得してくれました。
お父さんとお母さんには、真ちゃんか春香ちゃんの家に泊まると、いつもウソをついています。
事務所からプロデューサーの家まではほとんど一本道で、距離もそんなにありません。
ただ…その道の途中には少しきつい坂道があって、上がりきる頃には少し息があがってます。
でも、ほんの少し滴った汗を拭うことも、膝に手をついて休むことも、今の私にはできません。
だって私は、縛られているから。
「夜風を浴びて帰りたい」と言うと、皆納得してくれました。
お父さんとお母さんには、真ちゃんか春香ちゃんの家に泊まると、いつもウソをついています。
事務所からプロデューサーの家まではほとんど一本道で、距離もそんなにありません。
ただ…その道の途中には少しきつい坂道があって、上がりきる頃には少し息があがってます。
でも、ほんの少し滴った汗を拭うことも、膝に手をついて休むことも、今の私にはできません。
だって私は、縛られているから。
21: ◆kcyZIFYucg 2014/07/13(日) 08:33:09.08 ID:yCWmDRHDO
そんな私を気遣って、プロデューサーはハンカチを差し出してくれます。
私の頭を左手で支えて、ぽんぽんと叩くように、汗を拭ってくれます。
髪の生え際、うなじ、耳の周り…ほかに気持ち悪いところはないかと聞きながら、汗で濡れた私の顔を、一通り綺麗にしてくれました。
「……んっ…!」
一瞬、首筋に、じゅん、とむず痒さを感じました。プロデューサーが、息を吹き掛けたのです。
これはいつもの事ではなく完全に不意討ちだったので、つい変な声を出してしまいました。だって首筋弱いんですぅ…
…プロデューサーの …
私の頭を左手で支えて、ぽんぽんと叩くように、汗を拭ってくれます。
髪の生え際、うなじ、耳の周り…ほかに気持ち悪いところはないかと聞きながら、汗で濡れた私の顔を、一通り綺麗にしてくれました。
「……んっ…!」
一瞬、首筋に、じゅん、とむず痒さを感じました。プロデューサーが、息を吹き掛けたのです。
これはいつもの事ではなく完全に不意討ちだったので、つい変な声を出してしまいました。だって首筋弱いんですぅ…
…プロデューサーの …
23: ◆kcyZIFYucg 2014/07/13(日) 20:33:53.98 ID:yCWmDRHDO
…坂を上り終わると道の端に自動販売機があって、プロデューサーはそこで私に水を買ってくれます。
キチッ、となる音と一緒に、ペットボトルのフタを開け、私に飲み口を向けてくれます。
私が吸い付くと、ちょっとだけ傾けてくれて、んく、んく、と飲めるようにしてくれます。
…でもプロデューサーはいじわるです。ひと口ふた口飲んだら十分なのに、ボトルをもとに戻してくれなくて、さらに傾けてしまうのです。
ぎしぎしと身体を揺らして抵抗しても、手は後ろに縛られているから自分でボトルを戻せません。
ボトルの中身を息継ぎなしで、一度に飲みきることも私には出来ません。
キチッ、となる音と一緒に、ペットボトルのフタを開け、私に飲み口を向けてくれます。
私が吸い付くと、ちょっとだけ傾けてくれて、んく、んく、と飲めるようにしてくれます。
…でもプロデューサーはいじわるです。ひと口ふた口飲んだら十分なのに、ボトルをもとに戻してくれなくて、さらに傾けてしまうのです。
ぎしぎしと身体を揺らして抵抗しても、手は後ろに縛られているから自分でボトルを戻せません。
ボトルの中身を息継ぎなしで、一度に飲みきることも私には出来ません。
24: ◆kcyZIFYucg 2014/07/13(日) 20:34:32.59 ID:yCWmDRHDO
だから途中で口を離して、水をちょっと溢してしまいます。こぼれた水は喉を伝い、ちょっとだけ胸元を濡らしてしまうのです。
こうなって水が服の中に垂れて、むずむずしてしまうことも、
私がむくれてそっぽを向いて、プロデューサーがごめんごめんと言って頭を撫でてくれることも、
それだけで許してしまうことも、いつも通りの大好きなやりとりです。
でも…これがお茶だったら、さすがに許しませんからね?
こうなって水が服の中に垂れて、むずむずしてしまうことも、
私がむくれてそっぽを向いて、プロデューサーがごめんごめんと言って頭を撫でてくれることも、
それだけで許してしまうことも、いつも通りの大好きなやりとりです。
でも…これがお茶だったら、さすがに許しませんからね?
25: ◆kcyZIFYucg 2014/07/13(日) 20:38:49.76 ID:yCWmDRHDO
そんなプロデューサーのイタズラや、ほかにも色々なお話をしながら、二人でプロデューサーの家まで歩いていきます。
今日も誰にも会わずに済んだけど、もしも途中で怖い男の人に会ったら、今の私は何も抵抗できないから…
…なにかされちゃうかも知れません。
だからプロデューサー。その時は私を、ちゃんと守ってくださいね?
今日も誰にも会わずに済んだけど、もしも途中で怖い男の人に会ったら、今の私は何も抵抗できないから…
…なにかされちゃうかも知れません。
だからプロデューサー。その時は私を、ちゃんと守ってくださいね?
26: ◆kcyZIFYucg 2014/07/13(日) 20:54:20.30 ID:yCWmDRHDO
プロデューサーの住むマンション。玄関に上がると、途端に足を拘束されてしまいます。
優しく抱きしめてくれたかと思うと、ゆるく床に押し倒して、慣れた手つきで私の足を、足首と腿を締めるのです。
「跡がつかないように」と持ってたみたいで、白いタオルを足に巻き、その上から丁寧に丁寧に縄で縛って……これで私は、完全に逃げられなくなりました。
地べたに転がって、芋虫かヘビみたいに地面を這いずる事しか出来ないのです。
プロデューサーはそんな私を慈しむように見つめてくれます。
少しごつごつした腕で私を抱き起こし、正面に座って向き合って、優しい顔で微笑んでくれるのです。
背中にまわった左手が、私をより近くに抱き寄せて右手が私の髪をかき上げて…
プロデューサーの身体の温もりと、心地いい吐息を目の前に感じて…
誰もみていない夜の部屋で、私とプロデューサーは、唇を交わしたのです。
優しく抱きしめてくれたかと思うと、ゆるく床に押し倒して、慣れた手つきで私の足を、足首と腿を締めるのです。
「跡がつかないように」と持ってたみたいで、白いタオルを足に巻き、その上から丁寧に丁寧に縄で縛って……これで私は、完全に逃げられなくなりました。
地べたに転がって、芋虫かヘビみたいに地面を這いずる事しか出来ないのです。
プロデューサーはそんな私を慈しむように見つめてくれます。
少しごつごつした腕で私を抱き起こし、正面に座って向き合って、優しい顔で微笑んでくれるのです。
背中にまわった左手が、私をより近くに抱き寄せて右手が私の髪をかき上げて…
プロデューサーの身体の温もりと、心地いい吐息を目の前に感じて…
誰もみていない夜の部屋で、私とプロデューサーは、唇を交わしたのです。
36: 雪歩の服装はアニマス特別編カラオケ回のものです。 ◆kcyZIFYucg 2014/07/14(月) 20:15:21.81 ID:DDRE7iODO
玄関で思う存分いちゃいちゃしたら、コートを脱がしてもらって、遅めの晩ご飯に入ります。
今日のメニューはご飯とお味噌汁、そしてポテトサラダと豚肉の生姜焼き。
お味噌汁とサラダは今朝作り置きしてくれていたもので、生姜焼きはタレを下ごしらえしてお肉を浸けてくれていたもの。
だから、温めればすぐに食べられます。
それまで居間に寝転がりながら、じゅうじゅうとお肉が焼ける音、そして香ばしさを楽しみました。
やがてプロデューサーがお皿を持ってきてくれて、晩ご飯の時間が始まります。
もうお腹がペコペコです。それでは、いただきます♪
今日のメニューはご飯とお味噌汁、そしてポテトサラダと豚肉の生姜焼き。
お味噌汁とサラダは今朝作り置きしてくれていたもので、生姜焼きはタレを下ごしらえしてお肉を浸けてくれていたもの。
だから、温めればすぐに食べられます。
それまで居間に寝転がりながら、じゅうじゅうとお肉が焼ける音、そして香ばしさを楽しみました。
やがてプロデューサーがお皿を持ってきてくれて、晩ご飯の時間が始まります。
もうお腹がペコペコです。それでは、いただきます♪
37: ◆kcyZIFYucg 2014/07/14(月) 20:26:17.37 ID:DDRE7iODO
縛られている私はプロデューサーに、あーんってしてもらって、ご飯を食べさせてもらいます。
口から抜いたときにご飯やおかずが溢れないよう、舌をうまく使って念入りにお箸を舐めて、きれいにこそぎ取ります。
お味噌汁は、プロデューサーのお口から。
プロデューサーにお味噌汁を口に含んでもらって、キスと一緒に飲ませてもらうのです。
ただ流すだけじゃ口の端から溢しちゃうから、甘えるようにちゅうちゅうと吸い出して。
ご飯を巻いたお肉をもらって、サラダをもらってまたお肉。
そしたら次はお味噌汁を、プロデューサーの唾液ごと吸いだします。
ぷはっ、と口を離すたびに、顔や身体が火照っていって…
なんだか酔ったような、くらくらしたおかしな気分になりながら、私は満腹になりました。
口から抜いたときにご飯やおかずが溢れないよう、舌をうまく使って念入りにお箸を舐めて、きれいにこそぎ取ります。
お味噌汁は、プロデューサーのお口から。
プロデューサーにお味噌汁を口に含んでもらって、キスと一緒に飲ませてもらうのです。
ただ流すだけじゃ口の端から溢しちゃうから、甘えるようにちゅうちゅうと吸い出して。
ご飯を巻いたお肉をもらって、サラダをもらってまたお肉。
そしたら次はお味噌汁を、プロデューサーの唾液ごと吸いだします。
ぷはっ、と口を離すたびに、顔や身体が火照っていって…
なんだか酔ったような、くらくらしたおかしな気分になりながら、私は満腹になりました。
38: ◆kcyZIFYucg 2014/07/14(月) 20:40:11.18 ID:DDRE7iODO
私の食事が終わったら、次はプロデューサーの番。次は私が吸い出される番です。
満腹になった私は、次にいれてもらったご飯をゆっくり咀嚼して、そしたら目を閉じて唇を差し出して、キスを待つようなポーズで合図します。
すると今度はプロデューサーが、私の口に吸い付いて、私の口の中のご飯を飲み干します。
米粒を舌でかきだして、いつの間にか私を押し倒している事にも気付かないで、プロデューサーは一心不乱に私の口をいじり回しました。
その姿は、私の苦手な犬みたいだったけれど、私の口に夢中になったプロデューサーは、なんだか小さな子犬みたい。
私にはその姿が、とてもいとおしく見えて…つい、にやにやしてしまいました。
うう…でも重いですよぅ……気付いてないのかもしれないけれど、手も胸にあたってますよぅ……
満腹になった私は、次にいれてもらったご飯をゆっくり咀嚼して、そしたら目を閉じて唇を差し出して、キスを待つようなポーズで合図します。
すると今度はプロデューサーが、私の口に吸い付いて、私の口の中のご飯を飲み干します。
米粒を舌でかきだして、いつの間にか私を押し倒している事にも気付かないで、プロデューサーは一心不乱に私の口をいじり回しました。
その姿は、私の苦手な犬みたいだったけれど、私の口に夢中になったプロデューサーは、なんだか小さな子犬みたい。
私にはその姿が、とてもいとおしく見えて…つい、にやにやしてしまいました。
うう…でも重いですよぅ……気付いてないのかもしれないけれど、手も胸にあたってますよぅ……
39: ◆kcyZIFYucg 2014/07/14(月) 20:50:37.76 ID:DDRE7iODO
食器を片付けてもらった後は、真夜中のデザートタイム。…うう……太っちゃいますぅ……。
今日のデザートは、一切れの抹茶ケーキ。今日のお祝い用に、昨日買っておいてくれた物らしいです。
晩ご飯は普通のお皿を使いましたが、ケーキ用のお皿はプロデューサーの手のひら。
一欠片つまんで差し出してくれた抹茶ケーキ。それを舌ですくって、指についてしまったクリームも、まるごと全部舐めとります。
一本ずつ、くわえてしゃぶってきれいにして…最初はケーキだけを味わっていたのに…
…いつの間にか、プロデューサーの指の味にも虜にされちゃったみたいです。
今日のデザートは、一切れの抹茶ケーキ。今日のお祝い用に、昨日買っておいてくれた物らしいです。
晩ご飯は普通のお皿を使いましたが、ケーキ用のお皿はプロデューサーの手のひら。
一欠片つまんで差し出してくれた抹茶ケーキ。それを舌ですくって、指についてしまったクリームも、まるごと全部舐めとります。
一本ずつ、くわえてしゃぶってきれいにして…最初はケーキだけを味わっていたのに…
…いつの間にか、プロデューサーの指の味にも虜にされちゃったみたいです。
40: ◆kcyZIFYucg 2014/07/14(月) 20:59:03.34 ID:DDRE7iODO
しばらく指を舐めていると…プロデューサーは次の一欠片をすくった後、その指についたクリームを自分の頬につけてしまいました。
おっと、変なところにクリームをつけてしまったと、わざとらしく笑って、プロデューサーは頬を私の目の前に突きだします。
…もう。そんな回りくどい事しなくても、私は手も足も縛られてるから、なすがままに出来ちゃうのに。
ムリヤリ言うことを聞かせて、好き放題に出来ちゃうんですよ?
でも付いちゃった物は仕方ありません。プロデューサーの頬に顔を近付けて、あなたの望むとおり、クリームを舐めて綺麗にします。
くすぐったくないですか?
おっと、変なところにクリームをつけてしまったと、わざとらしく笑って、プロデューサーは頬を私の目の前に突きだします。
…もう。そんな回りくどい事しなくても、私は手も足も縛られてるから、なすがままに出来ちゃうのに。
ムリヤリ言うことを聞かせて、好き放題に出来ちゃうんですよ?
でも付いちゃった物は仕方ありません。プロデューサーの頬に顔を近付けて、あなたの望むとおり、クリームを舐めて綺麗にします。
くすぐったくないですか?
41: ◆kcyZIFYucg 2014/07/14(月) 21:28:57.25 ID:DDRE7iODO
僅かに動く足で摺りよって、プロデューサーの頬にキスをします。
そしたら舌を出して、無駄に唾液が付かないように、ちろちろと先だけで舐めとります。
この時、胸を張って背筋を伸ばさなきゃ、舌が頬まで届きません。
だから、胸がプロデューサーに当たっても、どうしようもないんですぅ…
…あれ?よく見ると、プロデューサーの首筋や胸元にも、同じようにクリームがついています。
やっぱり、そこも舐めてきれいにしなきゃいけませんよね。
頬から顎、顎から首筋、首筋から鎖骨、そして胸元…
かがみこむように、もしくは頭を垂れるように身体を折り畳みながら、クリームのついたところをきれいになるよう舐めとっていきました。
そしたら舌を出して、無駄に唾液が付かないように、ちろちろと先だけで舐めとります。
この時、胸を張って背筋を伸ばさなきゃ、舌が頬まで届きません。
だから、胸がプロデューサーに当たっても、どうしようもないんですぅ…
…あれ?よく見ると、プロデューサーの首筋や胸元にも、同じようにクリームがついています。
やっぱり、そこも舐めてきれいにしなきゃいけませんよね。
頬から顎、顎から首筋、首筋から鎖骨、そして胸元…
かがみこむように、もしくは頭を垂れるように身体を折り畳みながら、クリームのついたところをきれいになるよう舐めとっていきました。
42: ◆kcyZIFYucg 2014/07/14(月) 21:50:06.15 ID:DDRE7iODO
お掃除に夢中になってる内に、今度は私が上になって、二人で床に寝そべってしまっていたようです。
ぎゅっと抱き締めてくれるプロデューサーの腕のなかで、私はやっとクリームを舐め終わり…
最後に首筋にひとつ、小さくキスをして、デザートの時間は終わりを告げました。
ごちそうさまでした。ご飯もケーキもプロデューサーも、とっても美味しかったですぅ…♪
ぎゅっと抱き締めてくれるプロデューサーの腕のなかで、私はやっとクリームを舐め終わり…
最後に首筋にひとつ、小さくキスをして、デザートの時間は終わりを告げました。
ごちそうさまでした。ご飯もケーキもプロデューサーも、とっても美味しかったですぅ…♪
45: ◆kcyZIFYucg 2014/07/15(火) 20:19:33.61 ID:lyJm/x8DO
それから歯を磨いてもらって、しばらくお話をして、じゃれあって、また なイタズラをされて、またお話をして。
ライブの前のちょっとした事件や、新しいお茶などの話をして、夜はまた更けていきます。
ちょっと、うとうとしてしまったのを見て、プロデューサーが布団を敷いてくれます。1つのお布団の中で、また私を抱き締めてくれるのです。
なんだか、抱き枕になった気分。
頭を優しく撫でて貰いながら、私はゆっくりと夢の中にーーーーーきゃあっ!?
ぷ、プロ、ふふっ、プロ、デュ、さ、ふふっ、くふふふっ♪
いきなりくすぐらないで、ふふ、くすぐったくね、眠れないじゃないですかぁ…♪
ライブの前のちょっとした事件や、新しいお茶などの話をして、夜はまた更けていきます。
ちょっと、うとうとしてしまったのを見て、プロデューサーが布団を敷いてくれます。1つのお布団の中で、また私を抱き締めてくれるのです。
なんだか、抱き枕になった気分。
頭を優しく撫でて貰いながら、私はゆっくりと夢の中にーーーーーきゃあっ!?
ぷ、プロ、ふふっ、プロ、デュ、さ、ふふっ、くふふふっ♪
いきなりくすぐらないで、ふふ、くすぐったくね、眠れないじゃないですかぁ…♪
46: ◆kcyZIFYucg 2014/07/15(火) 20:28:17.41 ID:lyJm/x8DO
縛られた身体をよじって、プルプル震えながら笑う私に満足したみたいで、プロデューサーはまた、手を頭の上に戻してくれました。
あんまり突然の事だったから、私もちょっと仕返しします。隙をついて首筋を甘噛みして、思いっきりビックリさせてあぐました。
片頬を膨らませて、いけないプロデューサーを見つめて……二人同時に吹き出して、また優しく抱き締めてくれて。
いい匂いのするプロデューサーの胸元に、甘えるように頬ずりをしながら…
今度こそ、私は夢の中に落ちていきました。
今日もお疲れさまです。そして、今回も素敵なご褒美をありがとうございます♪
あんまり突然の事だったから、私もちょっと仕返しします。隙をついて首筋を甘噛みして、思いっきりビックリさせてあぐました。
片頬を膨らませて、いけないプロデューサーを見つめて……二人同時に吹き出して、また優しく抱き締めてくれて。
いい匂いのするプロデューサーの胸元に、甘えるように頬ずりをしながら…
今度こそ、私は夢の中に落ちていきました。
今日もお疲れさまです。そして、今回も素敵なご褒美をありがとうございます♪
47: ◆kcyZIFYucg 2014/07/15(火) 20:37:16.33 ID:lyJm/x8DO
始まりは、たしか小鳥さんの同人誌。
私も765プロの皆も売れてきた時の、とあるお仕事のあと。
楽屋に戻ってきたときに、プロデューサーが置いていったかばんから、何か本がはみ出ているのを見つけたんです。
いけないと思いつつ読んでしまったその本には、縄や手錠や包帯で、手足の自由を奪われた女の子達が。小鳥さんから借りたものだと、後からプロデューサーに聞きました。
そして、読み終わってかばんに戻す前に、プロデューサーが戻ってきちゃって………
違うんだ、おいてくる暇が無かっただけなんだ、こんなものを仕事場まで持ってくるつもりは無かったんだ、誰かに試そうなんて考えていないんだ。
慌てふためいて一生懸命弁明していたプロデューサーは、なんだか可愛かったなあ…
私も765プロの皆も売れてきた時の、とあるお仕事のあと。
楽屋に戻ってきたときに、プロデューサーが置いていったかばんから、何か本がはみ出ているのを見つけたんです。
いけないと思いつつ読んでしまったその本には、縄や手錠や包帯で、手足の自由を奪われた女の子達が。小鳥さんから借りたものだと、後からプロデューサーに聞きました。
そして、読み終わってかばんに戻す前に、プロデューサーが戻ってきちゃって………
違うんだ、おいてくる暇が無かっただけなんだ、こんなものを仕事場まで持ってくるつもりは無かったんだ、誰かに試そうなんて考えていないんだ。
慌てふためいて一生懸命弁明していたプロデューサーは、なんだか可愛かったなあ…
48: ◆kcyZIFYucg 2014/07/15(火) 20:40:18.41 ID:lyJm/x8DO
それから何日か経っても、私の頭はあの本のことで一杯で……気が付いたら、プロデューサーに言っちゃっていたんです。
私なんかで良かったら、縛ってくれませんかって。
私なんかで良かったら、縛ってくれませんかって。
49: ◆kcyZIFYucg 2014/07/15(火) 20:50:20.86 ID:lyJm/x8DO
初めて手足を縛られた時、やっぱり不安はありました。
男の人でも、プロデューサーだけは平気になったけど……ほとんど腕が動かせなくなって、抵抗することも逃げることも出来ないって改めて理解したとき、ちょっと怖くなったんです。
でも、不安で震えていた私のことを、プロデューサーはそっと撫でてくれて…
…今では、私の方がおねだりする立場になってしまいました。
「雪歩はアイドルだから、プロデューサーとして一線は越えない」。目の前で私の胸に、顔を埋めて眠っている人は、そう約束してくれました。それは今でも続いています。
…ちょっとだけ、残念とは思っちゃうんですけどね。
美希ちゃんや春香ちゃんにバレたら、怒られちゃうかなあ…?
男の人でも、プロデューサーだけは平気になったけど……ほとんど腕が動かせなくなって、抵抗することも逃げることも出来ないって改めて理解したとき、ちょっと怖くなったんです。
でも、不安で震えていた私のことを、プロデューサーはそっと撫でてくれて…
…今では、私の方がおねだりする立場になってしまいました。
「雪歩はアイドルだから、プロデューサーとして一線は越えない」。目の前で私の胸に、顔を埋めて眠っている人は、そう約束してくれました。それは今でも続いています。
…ちょっとだけ、残念とは思っちゃうんですけどね。
美希ちゃんや春香ちゃんにバレたら、怒られちゃうかなあ…?
50: ◆kcyZIFYucg 2014/07/15(火) 21:02:17.31 ID:lyJm/x8DO
次の日の朝…朝日の暖かさを感じて、私は目を覚まします。まだ縄はほどかれていません。
ちらっと時計を見ると、もう7時を過ぎていました。でも、プロデューサーはまだ眠っています。
私もプロデューサーもオフとはいえ、あんまり寝過ぎるのも良くないですよね。だから今度は目元を舐めて、ビックリさせて飛び起きさせます。
私は慌てた様子を笑いながら、まだ布団の中にあるプロデューサーの身体に、私の身体を摺りよせます。
ちょっと恥ずかしかったけど、ちんちくりんな私の胸も、ほんの少しだけ押し付けて。
その…プロデューサー。
今日は真ちゃんとお出掛けする日なんですけど、それは午後からの事なんです。
だから午前中は、特にすることがないからーー
ーーーもうちょっとだけ、私をいぢめてくれませんか?
おしまいですぅ
ちらっと時計を見ると、もう7時を過ぎていました。でも、プロデューサーはまだ眠っています。
私もプロデューサーもオフとはいえ、あんまり寝過ぎるのも良くないですよね。だから今度は目元を舐めて、ビックリさせて飛び起きさせます。
私は慌てた様子を笑いながら、まだ布団の中にあるプロデューサーの身体に、私の身体を摺りよせます。
ちょっと恥ずかしかったけど、ちんちくりんな私の胸も、ほんの少しだけ押し付けて。
その…プロデューサー。
今日は真ちゃんとお出掛けする日なんですけど、それは午後からの事なんです。
だから午前中は、特にすることがないからーー
ーーーもうちょっとだけ、私をいぢめてくれませんか?
おしまいですぅ
引用元: ・雪歩「ご褒美に縛られて」
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