1: 名無しで叶える物語 2017/12/03(日) 16:01:57.28 ID:CPODQxAM.net
理亞「で、ここの歌詞は……」

ルビィ「……」

理亞「そしてここの部分は…」


バン!!!


理亞「!?」ビクッ!

ルビィ「……」

理亞「な、何よいきなり……何か気に入らないことがあったら言いなさいよ!」


バンバン!!

ルビィ「……」

理亞「ひっ……!」ビク

ルビィ「……」


理亞「ご、ごめん……わ、私何かしちゃった…?それなら謝るから……バンバンしないで…」ウルウル

ルビィ「……♥︎」ゾクゾク

4: 名無しで叶える物語 2017/12/03(日) 16:09:12.27 ID:CPODQxAM.net
理亞「ごめん…なさい……もう姉様のことで張り合ったりあなたを馬鹿にしたりしないから怒らないで……」プルプル

ルビィ「……」

理亞「あなた……ルビィはやっとできたと、友達だから…嫌われたくない…」ポロポロ

ルビィ「ッ~~~!!」ユエツ

理亞「……><」ブルブル


ルビィ(あの理亞ちゃんがここまで脆いなんて……じゃあ次は…)

10: 名無しで叶える物語 2017/12/03(日) 16:21:31.37 ID:CPODQxAM.net
ルビィ「理亞ちゃん」

理亞「!」ビクッ

理亞「な……なに?」

ルビィ「……ごめんね」

ギュ

理亞「あ……///」

ルビィ「そうだよね、理亞ちゃんはルビィ の 大切なおともだちだもんね……」

理亞「ルビィ……」

ルビィ「ちょっと思い出しイライラしてただけなんだ、本当にごめんね?」

理亞「なんだ……(私が原因じゃない……よ、よかったー……)」

ルビィ「机叩いちゃってごめんね?」

理亞「フン!全く、自分の感情もコントロールできないなんてまだまだ甘いわね!そんなんで本当にスクールアイドルなんてでき––––––––––––

ドン!!!!!

理亞「!?!??!?」ビククッ!!

ルビィ「……」ギロ

20: 名無しで叶える物語 2017/12/03(日) 16:44:18.56 ID:CPODQxAM.net
理亞「ひっ……に、睨まないでよぅ……」ウルウル

ルビィ(あぁ~~♥︎この上げてから落とす感じ堪らないなぁ)

理亞(なに!?なんでルビィあんなに鋭い目で睨んでくるの!?)

ルビィ「理亞ちゃんさぁ……そのすぐ棘のある言い方するのやめた方がいいと思うんだけど」

理亞「え、でもルビィが怒ってるのは私が原因じゃないって……」

ルビィ「ただでさえイライラしてるのにそこに強く当たられたら余計イライラするってわからないかなー……」

理亞「うぅ……」

ルビィ「そういう人の気持ちがわからないからお友達が出来ないんじゃない?」

理亞「あっ……」ボロ

理亞「う、うう……うわああああん!!」ボロボロボロ

ルビィ(きた!あともうちょい!)

理亞「ごめん…ごめんなさい!私が人の気持ちのわからない悪い子だから……!!だから友達が……」ポロポロ

ルビィ「そう、理亞ちゃんは悪い子。すぐに人にキツくする。そんなんじゃ仮にお友達が出来てもすぐに離れていっちゃう」

理亞「……ヒック!…グスッ…」

ルビィ「でも……」


ギュ-ッ


理亞「え……」


ルビィ「ルビィだけは、離れないよ」

24: 名無しで叶える物語 2017/12/03(日) 16:54:05.44 ID:CPODQxAM.net
理亞「離れない……?」

ルビィ「うん。他の子はきっと理亞ちゃんを受け入れられない、友達になんかなれない。けどルビィは違う」

ルビィ「ルビィだけは理亞ちゃんの全てを受け入れて、離れることなんて絶対にしない」

理亞「…こんな、グスッ…私でも……?」

ルビィ「うん!ルビィはそんな理亞ちゃんが好きだから!」

理亞「す、好きってそんな……///馬鹿じゃないの…?」

理亞「あっ!?ご、ごめん!また……」オロオロ

ルビィ「クスクス–––––––––––♥︎いいんだよ?言ったでしょ、ルビィは全部受け入れるって」

ナデナデ

理亞「あっ––––––––––––」

ルビィ「理亞ちゃんはルビィの前だけ本当の姿を見せればいいんだよ♥︎それ以外の子は気にしないで」

理亞「他の子は、気にしないで…ルビィ、だけを……」

ルビィ「そう……」

カプ

理亞「あっ///み、耳噛まないで!」


ルビィ「理亞ちゃんはルビィだけを見ていればいいの––––––––」ボソ

~~~

32: 名無しで叶える物語 2017/12/03(日) 17:32:33.40 ID:CPODQxAM.net
翌朝

聖良「おはようございます……って」

理亞「あ、姉様。おはよう」

ルビィ「おはようございます、聖良さん」

聖良「……なんで理亞の膝に向かい合わせでルビィさんが乗ってるんです?」

理亞「?なにかおかしいの?……ちょっとルビィ!ちゃんと口開けて!」

ルビィ「ごめんごめん、はいっ♥︎あーん」

理亞「全く、ルビィは仕方ないんだから……///」テレテレ


聖良「あの、よく状況が理解できないのですが……」

善子「それがヨハネたちにもさっぱり」

花丸「マルたちが朝起きたらもうこんな感じに……」

聖良「昨晩なにが……」

善子「おまけに理亞、私や花丸とは目も合わせようともしないし完全にルビィとしか喋らないの」

聖良「理亞……」


ルビィ(まだまだ理亞ちゃんで楽しみたいことはあるけど、とりあえず今回の遠征じゃここまでかな?こうなったらもう理亞ちゃんは友達も作れずルビィだけに依存するようになる……♥︎)

理亞「ルビィ……」ポ-

ルビィ(ふふ、やっぱり可愛いな~理亞ちゃん♥︎)

33: 名無しで叶える物語 2017/12/03(日) 17:32:59.16 ID:CPODQxAM.net
机バン終わり

引用元: ルビィ(今理亞ちゃんの前で思い切り机叩いたらどうなるかな?)