1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 22:30:44.815 ID:0r8QHBTs0.net
士郎「それじゃあセイバー、学校に行ってる間、留守は頼むぞ!」

セイバー「はいっ、任せてください!」

士郎「それじゃ、いってきまーす」

凜「ついでに私もいってきまーす」

桜「さらに私もいってきまーす」

ライダー「……いってきます」

セイバー「いってらっしゃい」フリフリ

バタン

セイバー「……………………」

セイバー「さて、皆が留守の間>>2でもしてましょうか」

5: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 22:34:32.817 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「んっ……ふっ……はぁ……!」

セイバー「自分の姿で  をするなど……この……変態……め……!」

セイバー「ふぅ……ふぅ……ふぅ……!」

セイバー「っ!」ビクッ

セイバー「……………………」

セイバー「はぁぁぁぁ……」

セイバー「……床を拭きましょう」

7: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 22:37:52.835 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「こんなこと……シロウ達が学校に行っている時くらいしかできませんからね……」

セイバー「もしもこんなところを皆に見つかったら……」

セイバー「……寒気がしますね」

セイバー「……………………」

セイバー「……運動したら少し小腹が空きました」

セイバー「冷蔵庫でも漁りましょうか」スタスタ

9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 22:42:08.924 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「えーっと……」ガサガサ

セイバー「魚肉ソーセージ、これは良いですね……一本頂きましょう」

セイバー「あとは……ハム……クリームチーズ! これもありがたく頂きましょう」

セイバー「ヨーグルトと……シュークリーム……エクレアもありました!」

セイバー「飲み物はコーラっと……我ながら完璧な布陣ですね!」

セイバー「さっそく食べましょう!」

12: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 22:44:43.049 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「…………」モグモグ

セイバー「…………」モグモグ

セイバー「…………」モグモグ

セイバー「…………」ゴキュゴキュ

セイバー「ぷはぁぁ……!」

セイバー「…………」

セイバー「あれだけあったのに……もう全て無くなってしまいました……」

セイバー「………………」

セイバー「暇ですね……」

セイバー「>>13でもしますか」
 

13: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 22:45:21.570 ID:PplrE6fJ0.net
凛をインターネットでネガキャン

14: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 22:51:49.092 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「シロウ達が使っているパソコンとやらで暇を潰しますか」

セイバー「前にリンがパソコンの前でお腹を抱えて笑っていたのを目にしました」

セイバー「よく分かりませんが……きっとパソコンとはとっても愉快な道具なはず」

セイバー「では、私も……!」ストン

セイバー「………………」

セイバー「……………………?」

セイバー「これは何処をどうすれば起動するのでしょうか……?」

セイバー「分かりません……色々といじくってもし壊したりしてしまったらシロウに悪いですし……」

セイバー「困りました……」

15: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 22:58:25.960 ID:0r8QHBTs0.net
アーチャー「何をしてるのだセイバー」スタスタ

セイバー「アーチャー、調度良かった……このパソコンとやらの起動方法が分からないのです」

アーチャー「ふむ、君がパソコンに興味を持つとは珍しいな……何をする気だ?」

セイバー「いえ、前にリンが腹を抱えて笑っていたのを見たので……私もこのパソコンに笑わせてもらおうかと……」

アーチャー(全く……常に優雅たれは何処へやら……だ……)

アーチャー「なるほど、パソコンの起動は簡単だ……ここのスイッチを……」ポチッ

セイバー「あ、つきました! ありがとうございます、アーチャー」

アーチャー「何、礼には及ばんさ」

17: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:03:05.509 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「アーチャー、もし良ければパソコンをどう使うのか教えて欲しいのですが……」

アーチャー「ああ、構わんよ」


─教え中─


セイバー「なるほど! このキーボードで文字を打ち! このマウスでカチカチするのですね、分かりました」

アーチャー「お役にたてて何よりだ」

アーチャー「さて、私は用事があるので失礼する」

セイバー「お出掛けですか?」

アーチャー「ああ……少し野暮用があってね」

セイバー「分かりました、いってらっしゃい」

アーチャー「いってくる」スタスタ

18: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:07:20.450 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「さて、何をしましょうか……」

セイバー「…………」

セイバー「………………」

セイバー「アー……サー……王……」カタカタ

セイバー「………………」カチッ

セイバー「ほお、こんなにも映画が……書籍も多数あります……」

セイバー「フフフ……悪い気はしませんね」


カチッ カチッ カチッ

19: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:12:20.876 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「ふぅ……次は……」

セイバー「そうです、知人の名前を書いたらどうなるのか試してみましょう」

セイバー「えーっと……え……みや……し……ろう……」 カタカタ

セイバー「…………」カチッ

セイバー「……流石に出ませんか」

セイバー「なら……とお……さか……りん……」カタカタ

セイバー「………………」カチッ


遠坂凜を語るスレ part14


セイバー「で、出ました……えっと……遠坂凜を……語るスレ……?」

セイバー「何ですかこれは……」カチッ

20: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:19:50.809 ID:0r8QHBTs0.net
139:遠坂はマジで可愛い

140:あいつ最近男とよく歩いてるよな

141:ついに彼氏ができちまったのか……

142:何であんなに人気なのかマジ分からない

143: >>142 俺も! あいつうざいよねー

144:まあ一部の奴からはめっちゃ嫌われてるよなー、遠坂は

145:間桐桜って子の方が可愛いです


セイバー「な、何ですか……ここは……」

セイバー「どうやら皆でリンのことを話しているようです……」

セイバー「穂群原……学園……掲示板……」

セイバー「シロウ達が通っている学校の名前ですね……どうやらここは穂群原学園の生徒達がネットで話し合う場のようです」

セイバー「リンは……もしかして学校で有名人なのでしょうか?」

セイバー「………………」

21: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:30:39.778 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー『シロウ! あそこに美味しそうなレストランが!』

凜『士郎~あの服どう? 私に似合うと思う?』

士郎『ああ、多分似合うんじゃないかな』

凜『ホント? じゃあ今から着たげるからあの服! 士郎の奢りね!』グイッ

士郎『わっ、ちょっ! 遠坂!』

セイバー『あ……』


セイバー「…………………………」

セイバー「リン……は……いびきが……ちょっと……うるさい……」カタカタ

セイバー「パソコンの……前で……笑い転げている……」カタカタ

セイバー「貧…… ……」カタカタ

セイバー「……………………」カチッ

セイバー「……………………」

セイバー「何をしているのだ……私は……もうパソコンはやめよう……」

22: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:34:48.348 ID:0r8QHBTs0.net
セイバー「……………………」ゴロゴロゴロ

セイバー「……………………」ゴロゴロゴロ

セイバー「……………………」ピタッ

セイバー「180度止まり! 得点80点!」

セイバー「わー! 80点なんて凄い! 流石セイバーさん!」

セイバー「……………………」

セイバー「暇です……シロウはまだ帰ってこないんですか……」

セイバー「うわぁぁぁぁ! シロウシロウシロウシロウシロウ!!」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

アーチャー「何をやってるんだ君は」

セイバー「あ、アーチャー……」 

25: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:43:09.923 ID:0r8QHBTs0.net
アーチャー「なるほど、事情は分かった」

セイバー「……」カァァ

アーチャー「……マスターの名を連呼しながら地べたを転がり回るほど暇なら……君もどうだ?」スッ

セイバー「それは……何です?」

アーチャー「ゲームだ、最近ハマってね……マスターが帰ってくるまでの暇潰しには持ってこいだろう」

アーチャー「ただし、これは対戦ゲームだ……腕に自信がないのなら……やらないのが身のためだろうが……どうする?」

セイバー「アーチャー……あまり私を舐めてもらっては困る……対戦ゲームだろうと……私が最優であることに変わりはない」

アーチャー「いいだろう、セッティングをするから少し待っていたまえ」

26: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:47:35.963 ID:0r8QHBTs0.net
アーチャー「スイッチ……オン……」

スマァァァシュブラザァァァズ!

アーチャー「さっ、始めようか」

セイバー「スマッシュブラザーズ……?」

アーチャー「ああ、巷で話題のアクション対戦ゲームだ……操作が簡単だから初心者の君でも楽しめるだろう」

アーチャー「同じスマッシュブラザーズの名を冠してもバージョンが色々とあって……」

アーチャー「これは>>27と呼ばれている」

64 DX X Uの中からひとつ

27: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/12(火) 23:58:03.191 ID:p46FWaDq0.net
ニンテンドウオールスター

29: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 00:11:43.671 ID:5YKuHxks0.net
アーチャー「これはスマッシュブラザーズ64と呼ばれている……スマッシュブラザーズの中で一番最初に発売された物だ、発売年は1999年……少し古いと思うかもしれんがそのクオリティは」

セイバー「なるほど! そうなんですか! さあ! 早くやりましょう! 早く!」ウズウズ

アーチャー(聞いちゃいない……余程暇だったのだな……)

アーチャー「よし、さっそく始めようか」ピコピコ

セイバー「おー! おー! おおっー!」

アーチャー(モード選択をしてるだけでこの反応か……)

アーチャー「セイバー、ここがキャラ選択画面だ、プレイヤーはこの中から一人キャラクターを選んで対戦をする」

セイバー「なるほど……キャラを選ぶのですね! 分かりました!」

30: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 00:19:54.448 ID:5YKuHxks0.net
セイバー(ハッ! この者の鋭い眼差し……!)

セイバー(黄色の髪……そして剣……!)

セイバー「アーチャー! 私はこのキャラにします!」

アーチャー「ほう、リンクか……では私はキャプテン・ファルコンを使おう」

アーチャー「肝心の操作方法だが……」

セイバー「さあ! 勝負です! アーチャー!」ピッピッピッ

アーチャー「あー、こら! 勝手に操作を……」

GO!

アーチャー「始まってしまったか……どうなっても知らんぞ……」ピコピコ

セイバー「サー・リンク! 私に勝利を!」ピコピコ

31: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 00:25:16.022 ID:5YKuHxks0.net
セイバー「……ま、まけた」

アーチャー「だから操作方法を教えると言ったのだ……」

セイバー「も、もう一戦です! アーチャー! もう一戦勝負を!」

アーチャー「いや、だから操作方法を……」

セイバー「情けなど不要!! さあっ!! このままもう一戦勝負です!!」クワッ

アーチャー「いいだろう……ではもう一戦だ」

セイバー「次こそは……次こそは……」ゴゴゴゴゴ

アーチャー(このまま負け続けて機嫌を損なわれては色々と面倒だ……少し手を抜くことにしよう……)

33: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 00:33:38.669 ID:5YKuHxks0.net
LINK WIN!

アーチャー「見事だセイバー、操作方法も知らずよくここまで……」

セイバー「………………」

アーチャー「……どうした?」

セイバー「アーチャー、私は貴方に手を抜いてくれと頼んだ覚えは無いですよ……」

アーチャー「手を抜く? まさか、私は本気で……」

セイバー「…………」ギロッ

アーチャー「……すまない、悪気はなかったのだが……」

セイバー「ハァ……もうスマブラはいいです……アーチャー、他の対戦ゲームは無いんですか……」

アーチャー「で、ではセイバー……この対戦ゲームはどうだ、>>34というゲームなのだが」

35: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 00:59:48.293 ID:5YKuHxks0.net
アーチャー「ガンダム・エクストリームバーサス・フルブーストというゲームだ」

アーチャー「ガンダムシリーズを題材にしたゲームで……様々な機体に乗って戦う対戦ゲームだ」

セイバー「機体に……乗って……?」

アーチャー「まあ、実際にやってみた方が良いだろう」

アーチャー「今セッティングをするからな」カチャカチャ

36: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 01:11:19.743 ID:5YKuHxks0.net
アーチャー「セッティング完了、さっそく始めよう」ピコピコ

セイバー「おー……何だか最新! って感じがします!」

アーチャー(機嫌も少しは直ったようだ)

アーチャー「ここで乗る機体を選ぶ、まあ気に入った機体を選ぶといい」

セイバー「では……そうですね……」

セイバー「!」

セイバー「ではアーチャー! 私はこのアッガイという機体にします!」

アーチャー「セイバー、何故君はその機体を?」

セイバー「いえ、そんな大それた理由はないのですが……何だか見た目が愛らしいので」

アーチャー「そ、そうか……」

セイバー「アーチャー、くれぐれも言っておきますが……」ギロッ

アーチャー「分かっている……もう勝ちを譲ろうとは思わんよ、全力でお相手しよう」

セイバー「それで良いのです、真剣勝負に手加減は不要……」

アーチャー「ちなみに操作方法の説明は……」

セイバー「不要だっ!」

アーチャー「そうか、ではゲームスタートといこう」

37: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 01:21:02.103 ID:5YKuHxks0.net
ドッカーン

セイバー「あ、アッガーーイッ!!」

セイバー「くっ……」ガクッ

アーチャー「私の勝ちのようだ」

セイバー「まさか……一発も当てられないなんて……」プルプル

アーチャー「どうするセイバー、機体を変えるか? 私のおすすめはガンダムDXやユニコーンガンダム……」

セイバー「アーチャー! 貴方は私に……アッガイを捨てろというのかっ!?」クワッ

アーチャー「いや、そこまでは言ってないのだが……」

セイバー「機体のアドバイスなんて余計なお世話ですっ! 私はこのアッガイでっ! 貴方に勝つ!」

セイバー「全力で来てください! アーチャー!」

アーチャー「良いだろう……では私は遠慮なく機体を変えて……ターンXでお相手するとしようか」

38: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 01:31:01.675 ID:5YKuHxks0.net
セイバー「…………………」チーン

アーチャー「32戦中……0勝……32敗か、散々なものだ」

セイバー「…………………」

アーチャー「さてと、まだやるかね? 私は一向に構わな……」

セイバー「…………………」プルプル

アーチャー「セイバー?」

セイバー「あ、アーチャーなんて……」プルプル

アーチャー「……?」

セイバー「大嫌いですっ!!」

アーチャー「なっ……!」ガーン

セイバー「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」ダッ

アーチャー「ちょっ! 待つんだセイバー! 俺はそんなつもりじゃ……」

アーチャー「セイバァァァァァァッ!」

40: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 01:37:41.922 ID:5YKuHxks0.net
セイバー「うわぁぁぁぁぁぁっ!」ダッダッダッ

ドンッ

セイバー「って……す、すいま……」

士郎「セイバー? どうしたんだ、そんなに急いで……というかお留守は……」

セイバー「し、シロウ……! 私は……私はアッガイに酷いことを……!」プルプル

士郎「あ、アッガイ……?」

セイバー「私に……私にもっとアッガイを動かす力があれば……! そうです……私がこんなに不甲斐ないから……きっと祖国も滅びを……不甲斐ない……不甲斐ないです……!」プルプル

士郎「せ、セイバー……?」

セイバー「うっ……うわぁぁぁぁぁぁん!」

士郎「よ、よく分からないけど……泣くなよセイバー……よしよし……」

41: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 01:44:06.437 ID:5YKuHxks0.net
士郎「落ち着いたか?」

セイバー「はい……すいませんシロウ……情けないところを……」

士郎「気にしてないよ、逆に……セイバーが素直に気持ちをぶつけてくれて……何か嬉しいよ」ニコッ

セイバー「し、シロウ……」カァァ

士郎「で……詳しいことは言えないんだな?」

セイバー「すいません……これは私とアッガイの問題なので……」

士郎「何かよく分からないけど……分かった、もう詮索はしない」

士郎「とりあえず……早く家に帰ろう、今日はお鍋だぞ! セイバー!」

セイバー「ほ、本当ですか! 早く! 早く帰りましょう! シロウ!」グイッグイッ

士郎「ハハハ、あんまり引っ張るなよセイバー」

セイバー「えへへ……お鍋楽しみです!」

43: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 01:52:29.188 ID:5YKuHxks0.net
アーチャー「………………」

凜「ねえアーチャー……今日ね、生徒達からの視線が凄かったんだけど……何か知らない?」

アーチャー「………………」

凜「アーチャー?」

アーチャー「………………」

アーチャー「凜、もしも女の子を怒らせてしまった時は……どうしたら良いんだったかな」

凜「女の子を怒らせてしまった時……? 何、アンタもしかしてナンパでもして失敗しちゃったの?」クスクス

アーチャー「………………」

凜「…………そうね、とりあえず優しくしてあげたらいいんじゃない?」

凜「後は……もしもその女の子が困っていたら優しく手を貸してあげるとか……!」

凜「そうし続けていれば……女の子の方から貴方を許してくれるわよ、きっと」

アーチャー「……そうか」

凜「まあ、頑張りなさい」スタスタ

アーチャー「………………」
 

44: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 01:59:28.755 ID:5YKuHxks0.net
セイバー「………………」ピコピコ

ライダー「セイバー、最近ずっとやっているそれは……」

セイバー「オンラインマッチングです、今アッガイと共に……世界中の猛者と……戦って……います!」ピコピコ

ライダー「そうですか……」

ライダー「たまには……士郎の手伝いをしてあげてくださいね」

セイバー「はいっ! 分かって……! ああっ! またやられたっ!」ピコピコピコピコ

ライダー「……仕事に行ってきます」スタスタ

セイバー「くっ! また負けた……! 無念です……!」ピコピコ

アーチャー「どうだセイバー、そろそろ機体を変える気は」

セイバー「アッガイ! 次は頑張りましょう! 私も頑張ります!」ピコピコ

アーチャー「流石セイバー、凄まじいガッツだな」

45: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 02:06:27.360 ID:5YKuHxks0.net
士郎「セイバー、ちょっとこれ抑えててくれないか?」

セイバー「申し訳ないです、シロウ……今最高に熱い場面なんです」ピコピコ

士郎「そっか……」


士郎「セイバー、一緒に買い出しへ……」

セイバー「ごめんなさいシロウ……今手が離せないのです……」ピコピコ

士郎「だよな……」


士郎「セイバー、机を拭いてくれないか?」

セイバー「あと5分……いえ、10分待ってください……何だか調子が出てきたんです!」ピコピコ

士郎「分かった……」

46: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 02:18:33.147 ID:5YKuHxks0.net
─そして何日か過ぎた頃─

セイバー「……んっ」ムクリ

セイバー「ふぁぁ……今日もいい天気ですね……」スタスタ

セイバー「おはようございます、シロウ」ガラッ

セイバー「あれ……?」

セイバー「おかしいですね……いつもならもう起きているのですが……もしかしてまだ部屋に……?」スタスタ

凜「あいつが意地になると面倒だとは思ってたけど……まさかここまでとは……」ハァ

ライダー「無理矢理連れ出そうにも……機嫌をさらに損なわれるかもしれませんし……弱りましたね」

セイバー「あっ、リンではないですか! それにタイガやサクラ……ライダーまで……」

桜「あっ、セイバーさん……おはようございます……」

セイバー「おはようございます……それで……皆揃ってどうしたんですか? それもシロウの部屋の前で……」

大河「いや、士郎がね……部屋から出てこなくなっちゃったのよ……」

セイバー「………………」

セイバー「えっ……?」

47: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2017/12/13(水) 02:20:30.193 ID:5YKuHxks0.net
おしまい

セイバー「士郎! お腹がすきました!」 士郎「……」

に続く……

引用元: セイバー「どうにも暇です……」