1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2024/08/11(日) 23:45:40.50 ID:R5gzkGn+0
ざっと説明


・トレセンには障害レース専門のクラスが存在する。工業高校にある普通科みたいなイメージ

・平地を走っていたウマ娘が障害に来ることは障害落ちでネガティブな意味

・障害レースにはジュニア級などの区別がない

・障害レースの延長戦上に馬術がある。馬術は五輪競技になっている

・馬術は凄いがわざわざ目指すウマ娘はいない。ウマ娘にとって花形はトゥインクルシリーズ

・通常のトレーニング施設はトレセンのものを使用可能

・障害のトレーニングはグラウンドの隅かトレセンの外でやるしかない

・障害レースのウマ娘に専門のトレーナーがつくことは稀。ついたとしても普通のウマ娘の「ついで」であり専門ではない

・トレセン学園は障害レースにあまり力を入れていない



ざっと思いつくのはこんなもの。残りはまた本編中で出します

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2: ◆TC24MJNQio 2024/08/11(日) 23:56:41.16 ID:R5gzkGn+0
「主人公」には大きな野望があった。それは障害走を極め有名になろうというもの




走ることを選んだ多くのウマ娘はトゥインクルシリーズを目指す中で「主人公」はあえて障害走を選んだ




障害を走るウマ娘の多くは平地で結果が出ず障害落ちとなった者が多い




結果が出たとしてもウマ娘は喜ばずトゥインクルシリーズに出たいと天を仰ぐ




そんな状況がトレセンの中で当たり前となっている中で「主人公」があえて障害を選んだのは……




1五輪狙い
2平地レースで勝てない
3問題起こしたから
4憧れの人がいた
5実家で揉めた
6その他自由


人いるかわかんないから下2で

5: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 00:17:27.80 ID:hjdGKLGQ0
「主人公」は名家の出身でありウマ娘である彼女は当然のように走ることが義務付けられた




幼い頃からトゥインクルシリーズを目指すようにと言い続けられた「主人公」は嫌気がさしてしまった




トゥインクルシリーズを目指さないという「主人公」に実家の人間はため息をつくが速く走るだけがウマ娘の全てではない




そのことを「主人公」は結果をもって示しあの時ため息をついた実家の人間達を見返してやろうとしていた




「主人公」の出身は…


1メジロ
2華麗なる一族
3サトノ
4シンボリ
5その他自由



下2

8: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 00:56:48.80 ID:hjdGKLGQ0
「主人公」はメジロ家で生まれ育ち他のメジロのウマ娘と同じような活躍を期待された




脚に問題がない限りメジロのウマ娘はトゥインクルシリーズを目指すという使命から「主人公」は逃げた形となった




そのため障害走を選んだ「主人公」への風当たりは強くメジロで良い扱いはされていない




自らの扱いが悪いと実感すればするほど「主人公」のモチベーションは上がりついには障害走を極めるという決心にまで至った




メジロの人間とおばあさまを見返すため「主人公」は今日もトレーニングに励もうとしている




安価出して寝ます
下3まで「主人公」の見た目や性格。その他の情報などを

12: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 17:13:50.17 ID:HF6djqrfO
「よぉし、やってやるぞ」




「主人公」はやる気に満ちた様子でトレーニングに励んでいた




中等部の「主人公」は大人しい性格で押しに弱そうに見えるが自分の信念だけは絶対に曲げない





メジロらしく所作はお嬢様そのものであり平地を走っていれば一目置かれる存在であった





しかし「主人公」はあえて障害を選んだということでネガティブな意味で注目されてしまう




あらぬ噂話やメジロの面々との不仲が噂されるのも関係ないと「主人公」はトレーニングを続ける




次の行動下2

1マックイーンと会う
2トレーニングに熱中
3障害のトレーニングで外に
4不良ウマ娘に絡まれる
5自由安価

15: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 17:39:45.50 ID:HF6djqrfO
マックイーン「随分と張り切ってますわね」




「誰かと思ったらマックイーンかあ」




同じ中等部であるというのも関係しているが「主人公」はマックイーンと仲が良い




メジロのウマ娘との不仲が噂されている「主人公」にとってマックイーンと仲良くしている姿は異質に見られている





邪な視線に気付く「主人公」であったが気にすることなく今日もトレーニングに励んでいると会話を続ける




マックイーン「未勝利戦は勝てそうですの?」




「自信はないけどやるしかないよ」





障害走を極めると決めたのはいいが障害レースに出るには平地で未勝利戦を勝つ必要がある




障害レースの未勝利戦も存在しているが頻度が少なくチャンスも少ない。なので平地の未勝利戦を勝つのが早いという結論になる

16: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 17:45:41.51 ID:f4vLp0qWO
マックイーン「もし平地で勝てたらそのまま…」




「私は平地を走るつもりはないから」




マックイーンの言葉を遮り「主人公」はそう話す。彼女の決意は硬いとマックイーンは再確認する




「主人公」がメジロ家と良い関係を築けていないことを気にしており自分が仲介することでなんとかできないかと考えていた




だが「主人公」の想いが強いと知るとそれ以上なにも言うことはできない





「マックイーンも頑張って」




トゥインクルシリーズを否定するつもりはないと「主人公」はマックイーンにエールを送りトレーニングに戻った





翌日の行動下2

1障害のトレーニング
2未勝利戦に向けてトレーニング
3柔軟性を伸ばすトレーニング
4他のメジロと会う
5自由安価

19: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 20:39:07.12 ID:NV9oJZPKO
翌日、「主人公」はトレセンから離れ障害のトレーニングを始めようとしていた




フリースタイルのレース場のように「主人公」がトレーニングをしようとしている場所は野良の障害レースが行える場所である




レースができるということはトレーニングもできるということなので「主人公」はすぐにでも練習がしたかった




だが野良であっても障害レースはマイナーのため全く手入れがされていない恐れがある




運が良ければ整備されていてすぐにでもトレーニングを開始できるが現場に着いてみなくてはわからない




もし荒れたままならトレーニングの前にまず馬場を整備する所から始めなくてはならないが…




下2コンマで荒れ具合。数学が小さければ荒れていない。ゾロ目はボーナス

22: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 21:23:48.73 ID:sQtBi5oJ0
コンマ99全く手入れされていないプラスボーナス




「なにこれぇ……」




「主人公」が目的地に着くとそこはジャングルのようだった。とてもトレーニングができそうな場所ではない




障害で使われる竹柵は人工竹であり雑草のように生い茂る心配はない




「主人公」が期待していたのは障害の柵に適度に雑草が茂っている状態だったのだがこれは酷すぎる




柵の形も分からないくらいに草が生えまくっており更にコースの馬場も酷い




いくら障害走がマイナーだからとはいえここまで誰も使わないのかと「主人公」は膝から崩れ落ちた




トレセンにも竹柵はあるのだがトレーニングできるスペースが狭く満足にはできない




多少手間と時間がかかってもここを使うのが一番だと「主人公」はこの荒地の整備を決めた

24: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 21:31:20.68 ID:sQtBi5oJ0
ブゥゥゥウン




「……」




「主人公」は無言でトラクターを操作していた。馬場の整備はとても人力では無理だと判断しトレセンに機具の貸出を申請した




申請は運よく当日に通ったので「主人公」は死んだ表情のまま馬場を均していく





「……」




辺りが暗くなっても「主人公」はまだトラクターを操作している。申請が降りたのは今日だけだったのでなんとしてでも今日中に馬場を仕上げなければいけなかった




トレーニングもせずに何をやっているのかと思いつつも必要なことなのだと自分に言い聞かせて作業を続ける





寮の門限ギリギリまで作業を続けていたがとても終わる気配はなく「主人公」は大きなため息をつきながらトラクターと共にトレセンへと帰った

25: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 21:41:20.57 ID:sQtBi5oJ0
次の日もトレーニングの前にあの場所の整備が必要になると「主人公」は肩を落としながら現場に向かう




昨日のうちにレーンの一部の馬場の整備はできたのでその場所の柵を先に整えようと「主人公」は考えた




少ない時間でもトレーニングを行い残りの時間は馬場の整備に当てようと考えていたのだが目的地に着くと「主人公」は驚く




なんと馬場どころか柵まで完璧に整備されておりトレーニングどころかすぐにレースができる状態にまで仕上がっていた




一体誰がと狼狽えているとここを整備を指示したという人物が「主人公」に話しかけてくる




理事長「天晴っ!」




「理事長…?」





「主人公」がトラクターを借りたという話が偶然理事長の耳に入りどういうことなのだと現場を確認した





理事長は誰の手も借りずに「主人公」が黙々と作業をしている様子を見て感銘を受けた

26: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 21:50:03.62 ID:sQtBi5oJ0
学園に帰った理事長は平地からの障害落ちではなく「主人公」は最初から障害走を志望していたと知る





それだけを聞けば物好きなウマ娘もいると話が終わってしまうのだが「主人公」の行動を見ていた理事長はそうは思わない




「主人公」は本気で障害走をやろうとしてるのだと知った理事長は彼女を助けることに決めた




理事長の所持している機械をフル動員してあっという間に馬場を整えてしまったと聞き「主人公」は頭を下げてお礼を言う




「ありがとうございます。これでここで毎日トレーニングができます」





理事長「不便をかけてしまっている分、当然のことだ!」




そもそもトレセンで障害レースのトレーニングができればいいのだと障害走が冷遇されていることを理事長は謝る





更に本気で障害走をやるのなら結果次第でトレセンもサポートをするとの約束を取り付けた




次の行動
1障害トレーニングに励む
2未勝利戦に向けたトレーニング
3メジロの誰かが来る
4トレーナー探し
5自由安価

29: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 23:20:59.55 ID:hjdGKLGQ0
「トレーナーは絶対に必要だからどうにかして契約までこぎつけるしかない」




トレーニング場の問題が思ったより早く解決したことで「主人公」は次の段階に入ろうとしていた





未勝利戦への準備とこれから先のことを考えるとトレーナーは必須




しかし障害レースを走るウマ娘のトレーナーをわざわざやる人物が中央にいるとは思えない





有名チームのトレーナーに頼み込み「ついで」の指導を受けるのも選択肢に入ってくる





願わくば自分がメインのトレーナーが欲しい。どうしたものかと「主人公」は考えている




トレーナー探しのために下2

1有名チームを訪れる
2メジロを担当してるトレーナーに会う
3理事長の所へ
4お色気作戦
5自由安価

32: ◆TC24MJNQio 2024/08/12(月) 23:41:49.93 ID:hjdGKLGQ0
「変態トレーナーを釣ろう。それが一番早い」





トレーナーとの契約は運が絡む。自分の努力だけではどうにもならないことの一つにトレーナー問題がある




運命的な出会いはそうそうあるものではなくウマ娘からの逆スカウトも失敗することが多い




ならばと「主人公」はお色気作戦に引っかかったトレーナーに負い目を感じさせその弱みに漬け込む




こちらが優位に立てるうえに確実にトレーナーがゲットできると「主人公」は頷く




こんな完璧な作戦はないと「主人公」は作戦の準備を整える




作戦内容下2

1汗だく下着を放置
2下着姿で徘徊
3スカートの中身が見える状態でベンチで寝たフリ
4パパ活を装う
5物影で一人遊びをしているような声を出す
6自由安価

35: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 00:08:05.32 ID:S4kGpcHc0
「セット完了これでよしと」




学園内でも人通りの少ない場所かつトレーナー達がよく通る通路にブツをセットする




洗ったものではなくトレーニングを終えたあとの下着であることは触ればすぐにわかる




下着の落とし物だとなにも気にせず持っていくトレーナーが大半だが絶対に変態はいると「主人公」は確信している




「この位置からなら見つからない。じっと待っていよう」




下着を持ち去られる時のことも考えて「主人公」は遠くから様子を伺っている





作戦はどうなったか下2

1変態が釣れる
2変態(女)が釣れる
3失敗
4持ち去られる
5自由安価

38: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 00:36:49.73 ID:S4kGpcHc0
「……」




(周りをキョロキョロ見てる。これは絶対ヤる)




トラップを仕掛けてから数十分後。「主人公」の思惑通りにことが進もうとしていた




落ちている下着を拾おうとした彼だったがそのブツが汗だくであることに気付く




汗だくということは洗っていないということ。一人で楽しむには一晩では足りないようなクオリティを放つ下着




コンプライアンスを重視している中央のトレーナーでもやはり誘惑には勝てない。彼は「主人公」の罠に嵌り下着をポケットへとしまう




「よぉし!」




これで完全に弱味を握ったと物影から飛び出す「主人公」だったがなんと彼は既に姿を消してしまっていた

39: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 00:44:13.17 ID:S4kGpcHc0
夜になり部屋に戻ってきた「主人公」はトレーナーを現行犯で捕まえられなかったことを憂いていた




「顔が良かったのが意外だったかなあ」




自分の想定では変態とイケメンは繋がることはなかったのだが下着を持ち去った彼の顔は非常に良かった




誰も見ていないというシチュエーションなら男なら誰でもやってしまうのかと悩む




「弱味は握らせたからとりあえず成功にしよう」




あの下着には名前も書いておらず誰もいないことを確認して彼は拾っていた




普通から彼がそのまま持ち去っても問題になることはないがこれは罠




誰のものかわからない落とし物の保管場所に自分の下着がないことを確認した「主人公」は次の行動にでる

40: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 00:52:14.11 ID:S4kGpcHc0
「主人公」の下着を持ち去ったイケメントレーナーはその見た目から人気があるようでハッキリ言ってモテている




面食いのウマ娘が自分を担当してもらおうと逆スカウトが何件も来たらしい




自分には実力がないからとイケメントレーナーはその都度断っていたらしいのだが…




「きっと好みのウマ娘を探してたんだ」




黙っていても逆スカウトが来るのなら自分の好みのウマ娘を担当するに決まっている




変態の思考回路は単純だと自信満々に「主人公」はイケメントレーナーに話しかける




どうなったか下2


1イケメントレーナー土下座
2交渉成立
3契約を渋るので下着追加
4自首すると言い出し失敗
5自由安価

43: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 01:18:47.93 ID:S4kGpcHc0
イケトレ「君も僕に担当して欲しいのかな?」




まずは話でも聞くよと慣れた様子で進めようとした彼に「主人公」はいきなり核心をつく




「下着のことは黙ってるので契約してください」




彼女の言葉を聞いたイケメントレーナーは動じる様子は見せなかった




まさか作戦失敗かと「主人公」は焦る。場所を変えようと言う彼のあとを歩きながら次はどうすべきかと思考を巡らす




イケトレ「さてと」




使われていない部室(トレーナー室)に入った瞬間イケメントレーナーは「主人公」に土下座する

44: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 01:24:30.52 ID:S4kGpcHc0
土下座したままなにも言葉を発さない彼を見た「主人公」は作戦が成功したと安堵する




そして最初の目的の通り彼と契約するために土下座を続けるイケメントレーナーに話しかける




「あなたを責めることはしないので契約してください」




イケトレ「許してくれるんでしょうか……」




「許すから契約して欲しいです」




その言葉を聞いた彼もまた安堵するが「主人公」の詳細を聞き顔色が悪くなる




「主人公」はメジロのウマ娘であり更に障害をメインに走ろうとしているという事実は彼の想像を超えていた




これならいっそ下着を盗んだと自首しようかと悩む様子を見た「主人公」は次の手を打つ

45: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 01:30:50.61 ID:S4kGpcHc0
「私を担当してレースで結果が出たらまたあげますよ」




イケトレ「え、それって」




「あなたの想像している通りのものです」




トレーナーが手に入るのなら使用済みの下着などくれてやると「主人公」は思い切る




顔に似合わず変態なトレーナーはその申し出を断るはずもなく契約するという選択肢しかなかった




イケトレ「初めての担当が障害レースのウマ娘だなんて大丈夫なのかな……」




「これでヨシというやつですね」




暗い表情をしているトレーナーとは対照的に「主人公」は着実に階段を登れていると喜ぶ





下3まで「主人公」の名前の案を募集して寝ます。メジロの障害レースではメジロファラオがいるみたいだけどそれ以外にも何かあればどうぞ

49: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 15:35:45.88 ID:esfFbhrrO
イケトレ「トレーニングメニューを考えてきたよ」




「ありがとうございます」




トレーナーの考えたメニューを見て「主人公」は満足そうな表情を浮かべる




障害レースのことはまだ詳しく調べている最中ということでトレーニングメニューは全て平地のもの




しかし平地での未勝利戦が近いこともあり「主人公」はトレーナーの指示に従いトレーニングを始める




イケトレ「君のことをまだよく知らないからとりあえず無難なものを選んだよ」




「それで大丈夫ですので指導をお願いします」




半ば脅されて担当となったイケトレは「主人公」のことをよく知らない。練習の様子を見て平地での走りを見極めるようだ

50: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 15:48:09.84 ID:TrbpbwOVO
イケトレ「平地でも十分に通用しそうな走りなのに勿体ないな…」




「下着のこと理事長にチクリますよ」




イケトレ「うおおおごめんなさい!!」




トレーナーの独り言が聞こえてしまった「主人公」はそれは禁句だと注意する




自分は本気で障害だけを走るのだとトレーナーに再び宣言し平地のことは考えないようにと付け加える




イケトレ「それはわかったけど未勝利戦のことはちゃんと考えないと。作戦は考えてるの?」




「なにも考えてなかったので私にはトレーナーが必要だったんです」




平地では先行や差しなど作戦が肝になってくるが「主人公」にはそのノウハウがない




平地で未勝利戦を勝とうとするとトレーナーが必須。その必須条件を満たした「主人公」は自分の走りをどうすべきかの答えを得る




下2作戦

1先行
2逃げ
3大逃げ
4差し
5追込
6自由安価

53: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 16:22:06.77 ID:af8iMgeRO
イケトレ「トレーニングの様子を見てる限りは先行で走るべきだと思う。差しや追込はその脚なら向かないかな」




「主人公」の脚は障害を飛び越える為に鍛えていたものの差しや追込には向かないとトレーナーは判断




またスタミナも十分に鍛えているとはいえず逃げは打てないと結論付けた




「先行は先頭集団で走っていればいいんですよね?」




イケトレ「それだけかと思うけど難しいんだよ。逃げの子にペースを崩されることもあるんだから」




相手にペースを乱されることなく走りながら最後の直線で先頭を目指すのが先行。シンプルゆえに駆け引きも難しいのだとトレーナーはちゃんと説明する




障害のことか考えていなかった「主人公」は当たり前のことにもなるほどと納得し頷いている

54: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 16:28:56.26 ID:01UKUNLcO
「未勝利戦までは平地でのトレーニングばっかりなんですよね」




イケトレ「障害レースに出るには未勝利戦に勝たないといけないからそりゃそうだよ」




障害の練習がしたいのなら自主トレをするしかないかと「主人公」は考えていた




しかしそれを察知したトレーナーが「主人公」に自主トレは禁止だと付け加える




イケトレ「未勝利戦も立派なレースだからそれに向けて調整が必要なんだ体力は残しておかないと」




彼は変態であるがトレーナーとして信頼するしかないと「主人公」はその意見に同意する




未勝利戦までなにもなかったか。何かあったのなら行動安価。何もなかったら未勝利戦
下2

57: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 17:43:28.69 ID:33PzE9ycO
イケトレ「こんなつもりじゃなかったのに…」




自分の境遇を愚痴りながらトレーナーは障害レースの映像を見ていた




中央のトレーナーになれた時点で将来が安泰することがわかっており人生イージーモードだと心の中で笑っていた




運が良ければ重賞を狙えるようなウマ娘を担当してトレーナーとして名前を残せれば万々歳だと人生を設計していた




しかし彼は中央に来て気付いてしまう。自分の顔がそこそこ良く女性から人気があることを




中央に来るまでは必死で見た目に時間を割く余裕がなかったので自分の顔の良さに気付く暇がなかった




自分はモテるのだと知ってしまったトレーナーは人生設計から大きく外れウマ娘の選り好みをしてしまっていた

58: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 17:52:56.13 ID:SqbZGjQSO
そこそこ走れて見た目が自分好みのウマ娘を探すようになっていたトレーナー




そんな時に「主人公」の罠にかかってしまい名家でありつつ障害を走るという彼女の担当になってしまった




名家のウマ娘を担当してしまうと責任は重く最悪は中央をクビになってしまうので避けるのが無難




トレーナーは名家だけは避けるつもりでいたというのに「主人公」はメジロのウマ娘




自分の思い描いていた未来とは程遠いとため息をつくも仕方ない




イケトレ「はああ…」




ご丁寧に密封式のポリ袋に仕舞われている「主人公」の下着。トレーナーは散々楽しんだ後に密封保存を決めた




部屋に誰かを呼ぶ予定はないので椅子に座ったときに必ず目に入るよう下着を神棚の上に安置してある




こうすることで罪の意識を忘れないようにしつつご褒美を期待するという方法で彼はモチベーションが下がらないよう努力していた




未勝利戦へ下2

1仕上がった
2全然ダメ
3普通
4不安しかない
5自由安価

62: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 21:57:55.73 ID:j5NIOAWWO
イケトレ「調子はどうかな?」




「悪くありませんこれなら実力が出せそうです」




調整という概念を知らなかった「主人公」だったがトレーナーによる指導によりオーバーワークを防げた




未勝利戦に向けて調整は成功しあとはレースで結果を出すだけとなった




イケトレ「未勝利戦を勝たなければトゥインクルシリーズに出られるない。周りの子達も必死だから油断しないで」




「わかりました全力で頑張ります」




「主人公」は未勝利戦の舞台へと向かっていった




レース結果コンマ下2

調整に成功したのでボーナス
1~90一着
それ以外負け。ゾロ目はボーナス

65: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 22:54:51.51 ID:S4kGpcHc0
コンマ14勝利




「やったやった!勝てた!」




イケトレ「おめでとう。実力を発揮できたみたいだね」




「トレーナーを信じてよかったです!ありがとうございました!」




無事に未勝利戦を勝利した「主人公」。これで障害の重賞レースへの出走権を得た




グレードの低いレースから様子を見るのかどうかはまた考えるとして今は勝利を喜ぶ場面




「主人公」は未勝利戦で一年は勝てないかもしれないという不安もあった




その不安が消えたのは大きいと「主人公」はまだ喜びに浸っている

66: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 23:00:49.03 ID:S4kGpcHc0
「本当に嬉しいです!これは私の気持ちです!」




トレーナーに後ろを向かせている間に下着を脱いだ「主人公」




未勝利戦を勝たせてくれたお礼にとその場での脱ぎたてを彼に進呈する




イケトレ「おっほお…」




イケメンから聞こえたとは思えない気持ち悪い声を発しながらトレーナーはその下着を有難く受け取る





「これからも引き続きお願いします!」




変態であっても実力があれば問題ない。このまま彼を信じてやっていこうと「主人公」は決める




この次下2

1障害のトレーニング
2レース勝利を聞きつけたマックイーン
3メジロの誰かが来る
4取材の依頼がくる
5自由安価

69: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 23:30:07.53 ID:S4kGpcHc0
未勝利戦を勝ってから数日後。理事長に整備してもらった馬場で「主人公」は障害のトレーニングをしていた




イケトレ「もっとギリギリまで引きつけて飛んで!」




「はい!」




障害レースの研究を重ねたトレーナーは「主人公」に的確な指示を出している




障害落ちしたウマ娘とは違い「主人公」は誰よりも真剣に障害のトレーニングを行なっている




この調子ならいきなり重賞に挑戦してもいいのではないかと考えていたトレーナー。そこにメジロのウマ娘が姿を現した

70: ◆TC24MJNQio 2024/08/13(火) 23:36:38.41 ID:S4kGpcHc0
ラモーヌ「面白いわね」




イケトレ(メジロラモーヌ!なぜこんな所に?)




メジロの中でも大物のラモーヌ。結果もさることながら雰囲気から並のウマ娘ではない




そんな彼女が学園から離れていて障害のトレーニングしかできないこの場所に用事があるとは思えない




そうなるとラモーヌは自分か「主人公」に会いに来たのかとトレーナーは推測する




ラモーヌ「本当に面白いわ」




トレーナーの思考など知らずラモーヌはじっと「主人公」のトレーニングを見ていた




ラモーヌは…下2

1何も言わずに帰る
2平地で走るよう「主人公」を説得
3アドバイスを言う
4トレーナーに釘を刺して帰る
5自由安価

73: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 00:02:10.95 ID:XNdonZHM0
じっと「主人公」を見続けていたラモーヌだったがやがてトレーナーの方を向く




ラモーヌ「あの子はまだ中等部なのよ」




イケトレ「ええそうですね」




急に話しかけられたトレーナーはなにを言われるのかと身構える




ラモーヌはトレーナーをジロジロと観察した後にまた口を開く





ラモーヌ「わかっているでしょうね」




イケトレ「なにを…?」




ラモーヌ「知らないとでも思ってるの?」




まさかあのことを知っているのかとトレーナーは冷や汗をかく。「主人公」がラモーヌに話したのかと思考を巡らせる

74: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 00:12:48.66 ID:XNdonZHM0
「主人公」はメジロ家とうまくいっていないことは知っているがメジロのウマ娘とはどうなのか




マックイーンとは仲が良いが他のメジロとどうなのかまではトレーナーは知らない




ラモーヌ「いい趣味をしてるわね」 




褒めるのではなく嫌味を言うようにラモーヌは吐き捨てる。その態度を見たトレーナーは彼女は下着のことを知っているのだと確信した




ラモーヌ「あの子はメジロのウマ娘なのよ」




本人が望まなくとも危険がないよう安心を確保するためにメジロのウマ娘は監視されている




中等部なら尚更監視の目は厳しいのだとトレーナーはこの時初めて知った





ラモーヌ「あの子は知らないでしょうけどこっちは全て見てるのよ」




「主人公」の下着を既に二つも持っているトレーナーは危険人物でしかない




行動が目に余るようならメジロの力を使い地獄に葬り去るとラモーヌは警告し帰っていった




次の行動下2

1目標レース決め
2平地の模擬レースの誘い
3元気の無いトレーナーを励ます「主人公」
4マックイーンとの茶会
5自由安価

77: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 00:35:10.06 ID:XNdonZHM0
(負けてもいいから重賞に出たい)





目標レースを決める為にトレーナーとミーティングを行おうとしていた「主人公」




「主人公」はいきなり重賞に挑むのも悪くないという意見を言おうとしていた




イケトレ「ミーティングの前に少しいいかな?僕が間違っていたよ」




彼は真空パックされている下着を二つ取り出しそれを「主人公」に返すと言い出した




ラモーヌとのことがありこんな不純な気持ちを持ったまま「主人公」を担当していいわけがないと反省したトレーナー




これからはまともなトレーナーに戻るからと「主人公」に下着を受け取るように言う




「主人公」は…下2


1受け取る
2受け取らない
3メジロのことは気にしないでと答える
4タイミング悪くマックイーン登場
5自由安価

80: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 00:52:33.43 ID:XNdonZHM0
「私も間違ってたと思う。だからこれは受け取ります」




弱味を握るのはまだ許せても罠に嵌めるのは最善の方法ではなかった




自分こそ反省すべき点はあるからと「主人公」はトレーナーの差し出した下着を受け取った




下着を受け取ったあとで反省したのはいいことだが突然どうしたのかと「主人公」は疑問に思う




つい先日も汚い声を上げるほど自分の下着を嬉しそうに持って帰った人物が急に考えを改めるのか




少し考えたあと「主人公」は一つの答えに辿り着きトレーナーにそのことを伝える




「メジロのことは気にしなくていいですよ」




イケトレ「へ!?」




まさかラモーヌから「主人公」に話がいっていたのかとトレーナーは怯えるがどうやらそうではないらしい

81: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 01:03:57.10 ID:XNdonZHM0
「頼んでもないのに監視されるなんて本当に嫌なんですよ」




イケトレ「見られてるのを知っててあんなことをしたの!?」




なんと「主人公」は自分がメジロの人間から監視されているのを知っていたというのだ




監視されることに嫌悪しかないが実家(メジロ)のことを考えると仕方ないと「主人公」は納得はしている様子




だがトレーナーに言われハッとする「主人公」。下着の罠を設置した時は周りのことを考えている余裕はなかった




トレセン内でも勿論監視はされているわけであり、自分の行動は全て見られていた




それだけではなく先日は控え室で下着を脱ぎそれをトレーナーに渡す様子まで見られている




「うわあぁぁぁぁぁ!!」




嫌っている実家にとんでもない所を見られてしまったと今更気付いた「主人公」は頭を抱えながら悶える




精神に大きなダメージを負ってしまった「主人公」はこの日はミーティングどころではなく傷心のまま部屋に帰って行った




下3までもう一回主人公の名前の案の安価出して寝ます。このままだったらメジロファラオかなとは思ってます

82: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 01:47:03.90 ID:XNdonZHM0
ファラオじゃないアヌビスだった
引き続き安価は下3まで

87: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 21:12:45.38 ID:qVAy/goTO
「どうかアドバイスを下さいトレーナーさん…」





メジロ家の人物に下半身を見られたと「主人公」まだ落ち込んでいた




シャワーや浴場などで同級生達に見られるのも嫌なのかとトレーナーは尋ねる




「主人公」は友達に見られるのと親に見られるのは違うのだと項垂れながら話す




「まだ生え揃ってないとか報告されてると思うと元気なんか出ません……」




イケトレ「んんっふう」




心を入れ替える前の自分なら大喜びした情報であるが今はなんとか汚い声を出さずに耐える




そして本来の目的である「主人公」の次の目標をトレーナーは定める




目標レース下2

1重賞
2オープン
3平地
4まだ出ない
5自由安価

90: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 21:30:41.92 ID:lliAKRTOO
イケトレ「重賞を狙おうきっといいレースができる」




「わかりました…」




「主人公」の目標レースを重賞に決めそこに向けてトレーニングに励むことになった




目標が定まったのでいつまでも落ち込んではいられない。明日からは元気を出すと言いこの日は軽く体を動かすだけで終わる




「うん、うん…ちゃんと切り替えていこう」




今回のことは無事に飲み込めそうで「主人公」のメンタルは回復した

91: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 21:37:29.82 ID:PQmi128RO
翌日以降、「主人公」は重賞に向けて激しいトレーニングを行っていく




イケトレ「脚が上がってない!同じフォームで飛び続けて!」




「ぜえ、ぜえ、はい!」




障害レースの距離は平地よりも長いうえに障害を飛び越える脚力も必要となる




平地ほどの速さを求められない代わりに体力が必要となってくる




中等部の「主人公」にとって体力は辛い問題であるものの必死にトレーニングを続ける




走りが通用するのかもわかっていないがそれでも全力を尽くすと決めている



次の行動下2

1重賞レースへ
2メジロから呼び出されるトレーナー
3マックイーンと「主人公」
4体力作りの特別トレーニング
5自由安価

94: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 22:07:41.71 ID:XO9LerJqO
イケトレ「レースに向けてスタミナが不安だから重点的に鍛えよう」




体力があればジャンプも安定するからという意見に「主人公」も納得する




イケトレ「スタミナを鍛えるとは言ったんだけど実はまだトレーニングを決め兼ねてるんだ」




障害レースを学んでいる最中のトレーナーはどのトレーニングが体力をつけるのに最適か悩んでいるという




そこで「主人公」も一緒に考えてくれないかとトレーナーは意見を求めた




トレーニングの内容

1プール
2マラソン
3ひたすら走る
4ちょっとアレな方法
5自由安価

97: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 22:30:23.77 ID:XO9LerJqO
「スタミナといえばプールしかないですよね」




イケトレ「無難なのが一番ってことにしておこうか」




トレーニング用の水着に着替えた「主人公」はすぐさまトレーニングを開始する




通常であればプールトレーニングで問題ないのだが障害レースのことを思うと疑問が残る




しかしこれ以上良いトレーニングが思いつかないので疑問を感じつつも「主人公」はプールで泳ぎ続ける





イケトレ(今回はプールで乗り切るしかないけど障害用のスタミナトレーニングをきちんと考えておこう)




スタミナにやや不安が残るもののそれ以外のトレーニングはうまくいき「主人公」は重賞レースに挑むこととなる




レースに向けて下2

1調整に成功
2調整に失敗
3スタミナに不安
4トレーナーのモチベ上げる
5「主人公」のモチベ上げる
6自由安価

100: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 22:50:43.79 ID:6DzAVLh9O
レース当日




イケメン「今回も調整は上手くいったみたいだね。スタミナだけが心配だけどきっと大丈夫」





「いきなりの重賞でも勝ってみせます!」





不安を抱えてはいるがレースに向けて調整は完璧でその他の不安はない




プレッシャーもあるかと思われたがどうやらその心配はなく「主人公」はやる気に満ちている





イケトレ「障害レースにはジュニア級からシニア級までの区別がない。相手は全員上だから挑戦者の気持ちを忘れないで」




「よし!勝ってきますから見てて下さい!」




記念すべき一勝目をあげてくると「主人公」はターフにかけていく




レース結果下2コンマ
調整成功だが体力に不安。補正無し

1~50一着
それ以外負け。ゾロ目はボーナス

103: ◆TC24MJNQio 2024/08/14(水) 23:37:16.32 ID:XNdonZHM0
「ひい、ひい、ひい……」




スタートから序盤にかけて「主人公」の走りは悪くなかったが問題は終盤




緊張のせいなのかいつもより体力を消耗してしまった「主人公」は失速




最後はヘロヘロになりながらなんとかゴールするというレース結果となった




やはりスタミナが課題だと再確認するトレーナー。この負けは意味のあるものだと前向きに捉えている




下2重賞以上のレースで使用可能の目覚まし時計を使う?残りは5つ

107: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 13:22:34.61 ID:DNPPugyZO
イケトレ「負けはしたけど学ぶことが多かったレースだったね」




「はい……本番でこんなに体力を消耗するなんて想像以上でした」




勝たなければ意味がないと悔しがらず冷静に今回のレースを分析する「主人公」




二人の共通認識としてスタミナが課題ということを確認できた




並のステイヤー以上のスタミナを獲得するには普通のトレーニングではなく特別なものが必要になる




次の重賞はきっと勝つと二人は気持ちを入れ替えレース場から帰る




次の行動下2

1マックイーン来る
2トレーナーメジロから呼び出し
3ステイヤーにアドバイスを求む
4平地のレースに出てみる
5自由安価

110: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 14:15:28.92 ID:tzAoq2K9O
重賞レースに敗北してから数日後、トレーナーはメジロの人間に呼び出しをくらった




学園の会議室に入ってみるとそこにはメジロのウマ娘を担当しているトレーナーが勢揃いしていた




同じメジロのトレーナーとして仲良くしたいと安心させておき結果が出なければ意味がないと脅す




メジロのトレーナーにとって通過儀礼のようなものであるがトレーナーには全く効いていない




(コイツは肝が据わっているのか?)




メジロのトレーナーに囲まれたビクともしないトレーナーは只者ではないのかと警戒する





イケトレ(どうかあのことだけは触れないで下さいお願いしますお願いします……)




警戒されているとも知らずトレーナーは「主人公」の下着の件だけは触れないで欲しいと祈っていた




下着の件はもちろんメジロ家では共有されていたが幸いにも各トレーナーにはまだ伝わっていなかった

111: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 14:25:57.05 ID:7nUv9/y/O
囲まれても動じないトレーナーを気味悪がったメジロのトレーナー達はさっさと彼を解放してしまう




イケトレ「助かった…」




ラモーヌ「何がかしら?」




イケトレ「うげっ!?」




会議室から出てきたトレーナーを待ち受けていたのはラモーヌ率いるメジロのウマ娘達




マックイーンを除く全員が揃っていて尚且つトレーナーへの視線が厳しい




ラモーヌ「わかっているわね?」





イケトレ「はい……」




事情を知っているこっちはそう簡単に逃さないとトレーナーはメジロのウマ娘達に連行される




どうなったか下2

1去勢
2契約解除を迫る
3「主人公」が助ける
4マックイーンが助ける
5件を理事長に報告
6逃げるトレーナー
7自由安価

114: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 15:31:14.24 ID:aHNxg561O
ラモーヌ「中等部の子の下着をありがたがるなんてとんでもないわね」




イケトレ「すいません……」




メジロのウマ娘に責められ続けているトレーナーは正座して彼女らの説教を聞いていた




ドーベルは彼を去勢すべきとまで言いラモーヌはそれを否定しない




他のメジロの反応も鈍くはなかったがアルダンはそれは違うと待ったをかける




アルダン「現実的なのは契約解除ではないでしょうか」




いくらなんでも去勢はやり過ぎでありそれは「主人公」を守ることとは結びつかない




「主人公」を守るというのなら契約解除で十分であるとアルダンは正論で彼を責める

115: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 15:41:33.78 ID:aHNxg561O
イケトレ「僕が悪いのでもう勘弁してください…」




契約解除どころか学園を辞めるのと言い出したトレーナーにパーマーが怒りを露わにする




パーマー「アンタはそんな気持ちで担当をやってたの!?」




障害から平地に戻ったパーマーにとって障害を極めると言い出した「主人公」は大切な存在




そんな彼女と不純な理由で契約したことも許せなかったというのに学園を辞めるとまで言い出したのは何事だと怒る





イケトレ「そうでもしないと許してもらえないので…」




パーマー「甘ったれたこと言ってんな!」




とうとう彼に掴み掛かろうとしたパーマーをライアンが止める。このままでは埒があかないと思いきや突然部屋の扉が開く

116: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 15:50:03.59 ID:szpbAqROO
マックイーン「これは一体なんなんですの?」




「トレーナー!?」




扉を開けて入ってきたのはこの場に居ないはずのマックイーンと「主人公」




トレーナーを責め立てるのに二人は必要ないとラモーヌの判断で呼ばれていなかった




呼んでいない人物がなぜこの場にいるのかと考えるもらもはすぐに答えを出す





ラモーヌ「呼んだのは貴女ね」




ブライト「勝手に決めるのはダメですから~」




隙を見てスマホを操作し二人をここに呼んだのだとブライトは笑顔で応える




どうなったか下2

1呼ばれなかったことをマックイーン怒る
2自分の邪魔するなと「主人公」怒る
3「主人公」も責められる
4結局埒があかず解散
5自由安価

119: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 16:27:18.61 ID:3Zh9zexgO
本人が来たのならとラモーヌは中等部のウマ娘がやっていいことではないと「主人公」のことを責める




ラモーヌ「下着を使うなんて下品だわ。目の前で脱ぐなんてとんでもない」




トレーナーが悪いことに違いはなくとも「主人公」も悪い部分があるとラモーヌは話す




そこまでしなければいけないのならとラモーヌが言いかけたところで「主人公」が怒る




「私の邪魔をするのはやめて!!」




どうせ次に続く言葉は平地を走れということ。そこまでして平地を走らせたいのかと「主人公」は怒りを露わにする




ラモーヌ「貴女の実力ならそんな方法でトレーナーを見つけなくてもいいのよ」




変態を釣るという作戦をしなければいけなかったのは「主人公」が障害を走るからである




その結論ありきで話すラモーヌが「主人公」は許せないと譲るつもりがない

120: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 16:35:19.07 ID:7oNZGODGO
パーマー「その男は主人公のことを大切になんか思ってない!学園を辞めるって言ったんだよ!」




「ウマ娘に囲まれたらそうも言いますよ!」




学園を辞めるというのは本心ではなくそう言わなければ命の危険があったと「主人公」は反論する




障害を経験していたパーマーは勝手に「主人公」の味方だと考えていたが彼女はそう思っていなかった




トレーナーに手を出そうとしてしまったパーマーはそれ以上なにも口にできない




ラモーヌ「才能があるんだから説得して当たり前なのよ」




「私は障害を走りたいの!」




二度とこんなことはしないでくれと「主人公」はトレーナーを連れ強引にその場から飛び出す




次の展開下2

1謝るトレーナー
2寮には帰らないと「主人公」
3追いかけてくるマックイーン
4トレーナーのミーティング
5自由安価

123: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 17:37:06.09 ID:5QzQwwkjO
イケトレ「契約解除の方がいいと思うそれしかない」




「主人公」に引きずられながらトレーナーは契約を解除すべきと説得する




自分は「主人公」を支えられるほどの器もないのだと話し続けるも彼女は応えない




イケトレ「今は逃げれたとしても彼女達のプレッシャーに耐えられないよ……」




「それがあなたの本音ですね」




やはりメジロが邪魔なのだと納得した「主人公」はトレーナーを担ぎ学園から出ていく

124: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 17:46:20.81 ID:YkvKuRT8O
イケトレ「どこに行こうとしてるの?」




「あなたの部屋ですここから近いんでしたよね」




ここまで邪魔をしてくる実家(メジロ)に本気に嫌気が差したと「主人公」は話す




そんなことは許されないうえに全て自分が悪いのだとトレーナーは暴れるが「主人公」は冷静に返す




「確かに下着のことはあなたにも落ち度はあります。けど連中にとって理由なんかなんでも良いんです」




下着のことがなければ重賞レースで勝てなかったことを責めていた。それがメジロのやり方なのだという




「普通のトレーナーならあなたの家に行くなんか言いませんよ」




トレーナーは変態だが手を出すことはしない。下着をありがたがっていた彼だからこそ信用できるらしい




どうなるか下2

1トレーナー理事長に連絡
2メジロ家の者が止めに来る
3暫くトレーナーの部屋に泊まる「主人公」
4なぜ自分がいいのかと悩むトレーナー
5自由安価

127: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 18:23:32.83 ID:YE2tFTFRO
「今日のご飯はなんですかトレーナー」




イケトレ「栄養をつけて欲しいのとお腹が空いただろうからお肉と野菜を使った料理だよ」




寮には帰らないと言い出してから数日経つが「主人公」はまだトレーナーの部屋で過ごしていた




授業を学園で受けたあとトレセンの外でトレーニングを終えてトレーナーの部屋に帰る




このルーティンを数日は続けているものの今のところ目立った問題は起こっていない




問題があるとすればやはり中等部のウマ娘を部屋で泊まらせているトレーナーになるだろう

128: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 18:30:40.08 ID:UowMktBdO
なぜ寮を出てまで自分が良いのかとトレーナーが聞くと「主人公」は自分のことを笑わなかったからだという




「障害を走りたいというと笑ってくるトレーナーがいたんです。あなたは笑うことはしませんでした」




イケトレ「僕に落ち度があって仕方なかったから引き受けたんだよ?」




「否定されなかったことが私は嬉しかったんです」




最初から一流のトレーナーは存在せず優秀な人物の世話になるつもりもない「主人公」




共に成長していこうという彼女の強い意思をトレーナーは知った




このあと下2

1次のレースに向けて
2トレーナー理事長から呼び出し
3生活費代わりにとブツを渡す「主人公」
4マックイーン登場
5自由安価

131: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 19:21:40.49 ID:0zB+v445O
せっかく同じ部屋にいるのだからと次のレースに向けてのミーティングを始める




イケトレ「また重賞を目指すとしてもスタミナをどうにかしないといけない」




「なにか特別なトレーニングをするしかありませんよね」




この前の揉め事がなければパーマーに聞く手段はとれたがその方法は使えない




どうにかして自分達でトレーニングを思いつくしかない。ネットに転がっている情報も当てにはならないと「主人公」はスマホをいじりながら話す




「あ、これ…ううぅん」




ネット上で何かを見つけたらしいのだがそれは無いと判断しすぐにそのページを閉じる




だが完全には捨て切れない選択肢だったようで恐る恐るトレーナーに話す

132: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 19:30:57.02 ID:9liVnwDYO
「トレーナーって女性経験はありますか?」




イケトレ「ダメに決まってるでしょ!?!?」




「主人公」がどんな記事を見たのかを瞬時に理解したトレーナーは全力で拒否する




実はスタミナを鍛えるのにその行為は悪い手段ではないのだが中等部の「主人公」にそんなことをさせられるはずがない





「一人遊びという手があります。抱き枕と玩具を買ってくれたらなんとかします」




イケトレ「なんとかしないで!!」




寮を出ている以上もう手段を選んでいられないのだと「主人公」は必死になる




レースに向けて下2

1不安を感じながらもプール
2障害のトレーニング
3平地のレースへ
4まさかの枕セット購入
5自由安価

135: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 20:08:12.70 ID:ufvnQx1GO
イケトレ「僕はどんな顔して帰ればいいんだろう」




プールを超えるようなスタミナトレーニングを思いつけなかったトレーナー




効果があるのならやるしかないとまさかの抱き枕と玩具セットをネットで購入する自体に




トレーナーの部屋に荷物が届けられたと通知が来たと知ると「主人公」は早速試すからと一人で帰ってしまった





イケトレ「主人公は一人遊びを見られてもいいの?そもそも僕の部屋にいても彼女は監視はされてるの?」




トレーナーの疑問に答えは出ることはなく、遊びの最中に帰ることを避けるため彼はいつもより遅い時間に部屋へと帰ろうとしていた

136: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 20:13:24.48 ID:uXCQqTMCO
帰宅途中のトレーナーに「主人公」から連絡が来る。どうやらLANEからメッセージが来たようだ




イケトレ「そっかLANEで確かめたらよかったんだ」




何も遅い時間まで待つ必要はなく終わったかどうかをメッセージで確かめればよかったのだと気付く




だがしかし一人遊びは終わったのかとこちらから送ることはアレではないかと気付く




自分の部屋で遊ばせているのもそもそもアウトでありこの選択肢は合っていたのかとまた悩む




早くいいトレーニングを思いつかなければならない。これはトレーナーの中で最優先事項となった




「主人公」からのメッセージ内容。一言とかニュアンスだけでもいい

137: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 20:14:11.66 ID:UlgThNQKO
帰宅途中のトレーナーに「主人公」から連絡が来る。どうやらLANEからメッセージが来たようだ




イケトレ「そっかLANEで確かめたらよかったんだ」




何も遅い時間まで待つ必要はなく終わったかどうかをメッセージで確かめればよかったのだと気付く




だがしかし一人遊びは終わったのかとこちらから送ることはアレではないかと気付く




自分の部屋で遊ばせているのもそもそもアウトでありこの選択肢は合っていたのかとまた悩む




早くいいトレーニングを思いつかなければならない。これはトレーナーの中で最優先事項となった




「主人公」からのメッセージ内容下2。一言とかニュアンスだけでもいい

140: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 20:54:59.62 ID:9xOggE3eO
[ベッドの下からこんなの出てきましたよ]




イケトレ「はあああ!?なにしちゃってるの!?」




「主人公」から送られてきたのはメッセージ付きの写真。メッセージはともかく写真がおかしい




彼女が部屋に泊まるようになってから隠していた大人向けのビデオや本が丁寧に並べられていた




[いい趣味してます流石は変態ですね]




イケトレ「褒められても全く嬉しくない!」




帰って問題ないのならすぐにでも帰るとトレーナーは急ぎ足で部屋へと戻る

141: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 20:59:28.59 ID:9xOggE3eO
イケトレ「あのさあ…」




「気を使って私だけにしたのが災いでしたね。いや同じ空間に居ていいわけがないんですけど」




一人遊びで使うのは最悪よしとしても部屋を漁るのは勘弁して欲しい




項垂れながらそう言うトレーナーにそれは難しい相談だと「主人公」は返事をする




「これなんか良かったですからまた使います」




イケトレ「ほんとにやめて……」




ビデオを片手に持ちながらそう話す「主人公」にトレーナーはもう何も言えなかった




せめてもうこんなことはやめにしようと言いたかったが「主人公」の感想によってはこの日々か続いてしまう




下2コンマ。枕セットでのスタミナ伸び具合
高コンマほど効果あり。ゾロ目はボーナス

145: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 21:29:46.00 ID:Isb4Y5pJO
コンマ12あまり伸びず




一人遊びトレーニングはプールよりはマシという程度で大きくスタミナは伸びなかった




それなら毎日続ける意味はないという判断となるもののストレス発散にたまに行うことが決まった




「私だけが動くからそんなに鍛えられないんでしょうね」




イケトレ「だからって相手はしないからね!」




せめで高等部ならワンチャンあったかもしれないが中等部とは絶対に無理だと拒否するトレーナー





「主人公」も拒否することがわかっていてそんなことを言っているのでもちろん本気の誘いではなかった




次の展開下2


1重賞に向けて
2いい加減にとメジロから呼び出し
3マックイーンと会う
4閃きを求めるトレーナー
5自由安価

148: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 22:05:40.14 ID:tal7CwpKO
トゥインクルシリーズで素晴らしい活躍をしたウマ娘。そんな彼女達を支えてきたのはそれぞれのトレーナー




重賞を勝ち取るようなトレーナーにはトレーニングに秘密があるという噂がある




普通では思いつかないトレーニング。それを得るには閃きというものが必要




イケトレ「僕にも閃きがあれば主人公は勝てるんだ」




閃きはただの噂ではなく本当にあるもので自分にもそれがあれば「主人公」は更に強くなる




完全な閃きは手に入れられなくともせめてスタミナトレーニングに関してヒントが必須




あるかどうかすら怪しいものをどうやって手に入れればいいのかトレーナーは悩みに悩んでいる




閃きを得る為に下2

1滝行
2「主人公」に安全にぶん殴ってもらう
3変態らしくそちらを極める
4「主人公」と出掛けてみる
5自由安価

151: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 22:36:58.41 ID:DDHZg0QMO
イケトレ「ごめん主人公これしか方法はないんだ!」





閃きが何をキッカケにしているのかわからない。ならば思い当たるものを探るしかない




他人が自分を象徴するのならまず顔が良いと言われるだろうが本人はそう思っていない




自他共に認めるものはなにかと考えついた結果それは変態であるということ




中等部の下着に釣られ障害レースを走るウマ娘を担当することとなったトレーナー




 癖という意味と障害走を専門に走るウマ娘の担当という二つの意味で変態となったトレーナー




変態のレベルを上げ閃きに到達するにはより強い刺激が必要になる




女性経験はあったが変態とはそういうことではないのだと夜の店に行く選択はしなかった

152: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 22:40:21.10 ID:9JUWrBjwO
トレーナーは自分の部屋に隠しカメラを仕掛けた。目的は「主人公」の一人遊びを撮影する為である




無許可で盗撮など許されることではないがこの刺激で閃きが起こればきっと許される




もし閃かずただ一人遊びを盗み見たとなった時はその時は土下座以上のことをしようと覚悟を決めた




カメラの録画データはパソコンを通じてトレーナーのスマホの中にある




トレーナーは学園のトイレでその映像を確認し閃きを得ようと動画を再生する



下2コンマ。閃いたかどうか
1~50で成功その他で失敗。ゾロ目はボーナス

155: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 23:04:23.45 ID:w8xG7qIS0
コンマ19閃いた




イケトレ「ふぉぉぉぉぉーーーー!」




閃くか半信半疑だったトレーナーは過去の自分を責める。こんなことならもっと早く行動に移すべきだったと




イケトレ「中等部なのにそんな激しく!?玩具が壊れちゃうよ!!」




担当の一人遊びを盗み見るという変態行為は彼に閃きを与えるに充分だった




イケトレ「おおおおぉぉ!!」




「なにやってんだよアイツ」

「大丈夫か?」

「メジロに追い詰められてるらしいからな~」




トイレの個室で叫んでいるトレーナーは同僚達に心配されてしまったが閃きを得た代償と思えば軽い




こうしてトレーナーは無事に閃きを得るのだった




下2閃いたトレーニング内容。具体的でなくとも走ったや泳いだだけでも

158: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 23:39:48.26 ID:w8xG7qIS0
クリーク「ちゃんとついてこれてますか~?」




「問題ありません!」




トレーナーが思いついたのはスタミナ自慢のスーパークリークと共にプールトレーニングをするというもの




一人でトレーニングをするより効率がよく更にクリークのベースで鍛えることができる




トレーニングの度にクリークを呼ぶわけにはいかないもののコツさえ掴めばこっちもの




ステイヤーかつスタミナに自信のあるクリークと共にトレーニングを行ったことにより「主人公」のスタミナは大きく上がった

159: ◆TC24MJNQio 2024/08/15(木) 23:44:55.79 ID:w8xG7qIS0
閃きのお陰でクリークを選んだことに間違いはなかった。他にもスタミナ自慢は存在するが「主人公」がギリギリ耐えられるのがスーパークリークだったのだ




中等部の「主人公」が高等部のウマ娘と同じトレーニングをしてしまうとオーバーワークとなる




才能のある「主人公」でも高等部のトレーニングはキツかったがクリークのトレーニングならば耐えられた




「同じプールでもこんなに違うものなんですね、流石はトレーナーです!」




自分のことを笑わなかった彼を信じて良かったと「主人公」は大満足




一方でトレーナーは盗撮のことがあるので若干の後ろめたさを感じていた




この次下2

1重賞レース本番
2クリークから逆スカウト受ける
3トレーナー白状する
4障害のトレーニング
5自由安価

162: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 00:09:33.28 ID:2xwX2Ov+0
クリークとのトレーニングを数回終えたあと、トレーナーは彼女に呼び出された




メジロの件で呼び出しが若干トラウマになりつつあるトレーナーだったが応じないわけにはいかない




クリーク「わざわざありがとうございます。話というのは私のトレーナーになって欲しいというお願いなんです」




選り好みしている時期にはよく逆スカウトを受けていたが最近では滅多にない




しかも相手が永世三強の一人であるクリークなのだからトレーナーは驚く




トレーナー「どうして僕なの?」




クリーク「あなたの手腕が素晴らしいと思ったからです」




閃きにより「主人公」がギリギリ耐えられるトレーニング相手としてクリークを選んだ




選ばれたクリークはトレーナーの意図に気付き実際に「主人公」のスタミナが大きく成長したことを評価していた

163: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 00:14:28.63 ID:2xwX2Ov+0
「主人公」から障害レースに集中して欲しいと言われているので普通なら逆スカウトは断ることになるだろう




だが永世三強のクリークの申し出を断っていいものかとトレーナーは悩む




クリーク「答えは今すぐに聞かせてもらわなくてもいいですよ」




急な申し出なのでトレーナーの答えが出るまで待つとクリークは提案する




次のプールトレーニングの時に答えを出すとトレーナーは期限を決めた




下2コンマ「主人公」の胸のサイズ。大きければ大きい

168: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 00:31:19.82 ID:2xwX2Ov+0
コンマ98。ヤバいくらいデカい




イケトレ「大きく揺れる胸が四つ……素晴らしいだろうな……」




「主人公」の胸は中等部とは思えないほど大きい。メジロの中でも一番といえるだろう




普段のトレーニングではもう見慣れてしまったかと思いきやそうではない




障害を飛ぶ度に揺れる「主人公」の胸にトレーナーはそれはもう喜んでいた




今でも充分満足しているというのにここにクリークの大きな胸が追加されればどうだろう?




イケトレ「天国は近い」




逆スカウトは断るつもりだったトレーナーはいかにして「主人公」を説得するかに意識が180度変わった

169: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 00:36:03.35 ID:2xwX2Ov+0
クリークとのプールトレーニングの日。トレーナーの中ではもう答えは出てしまっているのであとは「主人公」を説得するだけ




まさか揺れる大きな胸が四つ見たいからなど言えるはずもないのでそれらしい理由は用意してある




あとは本人への説得だとトレーニングの前に話があるとトレーナーは「主人公」をトレーナー室へと呼んだ




イケトレ「きっとわかってくれるはず」




スタミナが伸びたのはクリークのお陰であることは間違いない。下手なことをしない限りはきっと認めてくれるはずとトレーナーは「主人公」を待っている




どう説得したか下2

1スタミナを伸ばせるから
2永世三強がチームメイトは心強い
3頼れる先輩が必要
4    
5自由安価

172: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 15:20:58.58 ID:1US48C890
イケトレ「実はクリークから逆スカウトを受けたんだ」




「クリークさんから……」




障害レースに集中してもらう為に「主人公」は自分以外の担当を持たないよう要望を出していた




当然逆スカウトは断って当たり前なのだが相手がクリークと知ると「主人公」は悩む




スタミナトレーニングでお世話になったことを考えると彼女がチームに居てくれると助かる




チームメイトは増えるがデメリットよりメリットが多いのではと「主人公」の思考は傾く

173: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 15:29:08.91 ID:1US48C890
イケトレ「永世三強のクリークがいれば心強いよ。スタミナも安定して伸ばせる」




トレーナーもクリークがチームにいることのメリットが大きいと考えているなと「主人公」は気付く




クリークほどの実力があるウマ娘なら平地を走っていても関係ない




イケトレ「クリークと君は似てるんだから悩みとかも聞けるんじゃないかな?」




「ん……?」




平地と障害で自分とクリークは何も似てないのにとトレーナーの台詞に疑問が浮かぶ




トレーナーをよく観察してみると目の奥がおかしい。これはアレだと「主人公」は見破る




「変態」




イケトレ「僕は変態なのは知ってるはずだよ!」




トレーナーの 癖にため息をつくがクリークがチームメイトという利点には変えられない




この次下2

1クリークと平地トレーニング
2クリークのトレーニングを「主人公」に活かす
3トレーナーが天国
4スタミナ更に強化
5自由安価

176: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 15:49:53.19 ID:1US48C890
クリークがチームメイトとなったことにより「主人公」のスタミナは安定して強化されていく




障害のトレーニングをトレーナーが見る機会は減ってしまうが体力の不安が無くなるのは大きい




週の半分は二人でトレーニングをするローテーションとなっており「主人公」の基礎能力は着実に上がっていく




イケトレ(うひょーー!!)




「見て下さいよトレーナーのあの表情」




クリーク「まあ、緩みきってしまってますね」




声には出ていないが表情には出まくっているトレーナー。揺れる大きな四つの胸に彼は天国を感じていた

180: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 16:19:23.42 ID:1US48C890
永世三強とまで言われる実力を持ちながら今のクリークにはトレーナーがいない




彼女を育て上げたのは以前のトレーナーであることに違いない




それなのになぜそのトレーナーと契約解除に至ったか。その理由を彼女は二人に既に語っている




クリーク「チームに入れてもらうのなら私のことを全てお話しします」




彼女がチームメイトとなった日、その理由をクリーク自身が話した




トレーナーと別れた理由下2

1 癖の不一致
2トレーナー大病
3トレーナー海外へ
4問題起こした
5自由安価

183: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 16:39:08.19 ID:1US48C890
溢れる母性が抑えられずクリークは同級生や下級生を赤ちゃんにすることがあった





頻繁に被害に遭っていたタマモクロスは死んだ目をしながらクリークにあやされていたそうだ




この時点で「主人公」はなにを言っているのかと突っ込みたかったが語るクリークの表情は真剣そのもの




トレーナーにいたっては自分はわかるとなぜか何度も頷いていた




クリーク「私が赤ちゃんにしていたのはウマ娘だけではありません」




自分のトレーナーも例外なく赤ちゃんにし甘えさせていたという




イケトレ「羨ましい……」




思わず心と声が漏れ出したトレーナーは無視しておき「主人公」はクリークの話の続きを聞く

184: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 16:41:55.54 ID:1US48C890
同じ変態であるトレーナーなら赤ちゃんにされるだけできっと満足しただろう




しかしクリークのトレーナーは何度も赤ちゃんにされた結果それ以上の行為を求めてしまった




クリーク「赤ちゃんはあんなこと言わないんです!」




イケトレ「その通りだよクリークは間違ってない!」




コスプレを謳っておきながら肝心な時に服を脱ぐのが許せないというトレーナーにクリークは同意する




 癖というものは犯されたくない神域のようなものだと二人は意気投合してしまった

185: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 16:45:34.19 ID:1US48C890
「変態同士なにを言ってるのかと思いましたけど私も変態に当てはまるんですよね」




平地での才能があると言われているのに「主人公」は障害に拘りバカにされることを嫌っている




これも捉えようによっては自分も変態になってしまうと「主人公」は納得してしまった




イケトレ「僕はどんな 癖でも受け入れる。クリークを傷付けたりなんかしない」




クリーク「私はあなたのようなトレーナーを求めていたんです!」




ガッチリと握手を交わしクリークは無事にチームメイトとなった




変態同士が結束するのは良くないことと思ったが「主人公」は受け入れるしかなかった




このあとどうなるか下3


ちょっと離脱なので自由安価

189: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 21:14:31.97 ID:RYDG0jRqO
イケトレ「まぁぁぁ~~」




クリーク「うふふふ可愛い赤ちゃんですね」




「……」




トレーナーはクリークから与えられるもの以上を欲しがらず赤ちゃんに徹する




成人男性をあやすという異常行為もクリークにとっては譲れない行為である




お互いに超えてはいけないラインをわかっていてのプレイなので二人の関係は良好そのもの




唯一の被害があるとするなら赤ちゃんプレイは毎回トレーナー室で行われるので「主人公」がドン引きすること




「主人公」のやる気も下がってしまうがその分トレーニングが充実するのでプラマイゼロとなる

190: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 21:22:30.13 ID:8zpSb1EhO
いくらなんでも変態すぎると「主人公」の方から契約解除を言い出してもおかしくはない状況




しかし意外にも「主人公」の中でトレーナーの好感度はあまり下がってはいない




その理由はプレイに付き合ってくれるお礼にとクリークは自分の下着を差し出したのだがトレーナーはそれを受け取らなかったからだ




イケトレ「それは僕が貰い過ぎてる。とても釣り合わないよ」




赤ちゃん役をやることもトレーナーにとってご褒美でありその上で下着までもらうのは得をし過ぎている




そう言われたクリークも納得し下着以外でなにかお返しをすると二人の間で約束された





「ルールを守る変態は安心できるってことです」




正直クリークとトレーナーは一線を越えそうであるが中等部の自分とは絶対になにもない




それが確認できるだけでいいのだと「主人公」の常識も麻痺してきている





この次の展開下2

1障害重賞レースへ
2チーム名決め
3また閃きを求めるトレーナー
4永世三強の誰か来る
5マックイーン来る
6自由安価

193: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 22:03:26.84 ID:2Crq8/faO
イケトレ「レースの登録書に不備があったって聞いた時は驚いたけどこの理由なら仕方ない」




「そんなルール初めて知りました」





「主人公」の重賞レース登録が弾かれたという書類を受け取ったトレーナー




まさか不備はないはずと書類を確認してみると登録にはチーム名が必須らしい




担当が一人だけならチーム名は免除されたがクリークが加わってしまったのでこのルールに弾かれた




幸いチーム名を記入して書類を送り返せば「主人公」は無事にレースに出れる




クリーク「どんなチーム名にしますか?」




イケトレ「適当なのはダメだよねきちんと考えよう」





下3までチーム名
自由安価。星の名前じゃなくても良い

197: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 22:46:18.45 ID:2xwX2Ov+0
イケトレ「プロキオンとかどうかな?」




クリーク「素敵だと思います」




「プロキオン……」




聞き覚えのある星座の名前だったなと思い「主人公」はスマホで検索する




すぐに検索結果は出てきてプロキオンは冬の大三角形の一つだったと思い出す




トレーナーにしてはそこそこいい名前をつけたと思っていたがプロキオンという言葉の検索欄に不穏な文字列を見つける




「精力剤?」




クリーク「主人公ちゃんは知らなくて大丈夫ですよ」



イケトレ「そうだよ知らなくていいんだよ~」




そうだこの二人が意気投合するのはそういうときだったと「主人公」は思い出す




若干気にはなるが名前に拘る必要はないのでチーム名の問題はこれで解決となった

198: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 22:52:15.24 ID:2xwX2Ov+0
チーム名を記入した書類は無事に届いたようで「主人公」は次の重賞レースにエントリーされた




「クリークさんのお陰で不安はありません。あとは私がどれだけ能力を伸ばせるかです」




クリーク「レースに向けて頑張って下さいね」




イケトレ「それじゃクリークは今日も一人でトレーニングね。ビデオ通話で様子は見てるから!」




「主人公」のレースが近いということでトレーナーは暫く彼女につきっきりとなる




クリークのことはオンラインで見ているとはいえやはりメインは「主人公」




今度の重賞は落とせないとトレーナーも指導に力が入る




レースに向けて下2

1調整成功
2調整失敗
3故障発覚
4自由安価

201: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 23:18:37.17 ID:2xwX2Ov+0
重賞レース当日。無事に調整も成功しスタミナの不安がなくなった「主人公」は自信に満ち溢れていた




「絶対に勝ってきます!」




クリーク「全力で応援してますね」




イケトレ「油断せず自分の走りをすれば勝てる。頑張ろう!」





障害走を極めるにはまずは一つ勝つこと。未勝利戦の平地ではなく障害での初勝利を目指す




コンマ判定下2。1~90で勝利その他敗北。ゾロ目ボーナス

204: ◆TC24MJNQio 2024/08/16(金) 23:54:35.15 ID:2xwX2Ov+0
コンマ89勝利




「やった勝った!私は障害レースで勝ったんだ!」




周りのウマ娘は障害落ちで二着でもそこまで喜んでいる様子は見られない




そんな中「主人公」は誰よりも勝利を喜び何度もガッツポーズをしている




「勝った!勝った!初めて勝った!」




平地のレースと比べ障害レースの歓声は殆どない。それでも「主人公」はその少ない歓声を喜んでいた




「ありがとうございました!」




お礼を言っても返ってくるのは疎な拍手だったが「主人公」は満面の笑顔を浮かべる

205: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 00:03:30.62 ID:kHAcNDET0
イケトレ「勝てたけど危ない勝利だった負けていてもおかしくはなかったね」




クリーク「それでも勝てたのは彼女のセンスですね」




余裕の勝利ではなく辛勝のレースだった。コースの位置取りを少しでも誤れば勝利はなかった




選択を失敗することなく走り終えたのは彼女の強さでありレースの素質がある




「主人公」には禁句だが平地でもいい結果を残していたはず。惜しいとは思うが同じチームなら彼女を応援するとクリークは言う




クリーク「次はG1を目指すんですよね?」




イケトレ「障害だから名称はJG1になるね。彼女ならきっといいレースができる」




この勝利はトレーナーにとっても大きな一勝となった




このあと下2

1メジロ来る
2クリークのレースに向けて
3主人公のトレーナーへのお礼
4マックイーン来る
5自由安価

208: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 00:27:44.92 ID:kHAcNDET0
「主人公」が初勝利を挙げた翌日。プロキオンのトレーナー室に三人が集まっていた




レースの疲労を取る為に「主人公」は休みと伝えていたが何故かトレーナー室に来ていた




イケトレ「今日はクリークのレースについてのミーティングだから主人公は休んでていいんだよ?」




「休みなのは知ってますけど今日はトレーナーへのお礼があるんです」




下着はもう受け取らないと言うトレーナーに対し「主人公」はもちろん知っていると頷く




クリーク「変態さんにはちゃんとお礼をあげないといけませんからね」




トレーナーは普通ではなく変態である。それならば結果に応じてご褒美が必要だとクリークは怪しい笑みを浮かべる

209: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 00:32:27.68 ID:kHAcNDET0
クリーク「私からのご褒美に期待してて下さいね」




イケトレ「期待していいの!?」




クリーク「ふふふふふふ」




(やっぱりこの二人は一線越えるだろうなあ)




もしクリークが勝てば恐らくご褒美は下着だろうが勝利を積み重ねればその先があるだろう




二人を否定しないので好きにやってて欲しい。それはそれとして今回の勝利のお礼に「主人公」は…




お礼の内容下3。自由安価

寝ます。主人公の名前はメジロメジェドになりそうです

213: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 14:59:19.15 ID:6+dlbzph0
これなら丁度いいと「主人公」がお礼として用意していたのは街中でのデート




過激でなくトレーナーに感謝が伝わればそれでいいのでデートが最適だろう




クリークのレースが近いのでまた別日にしようとトレーナーは提案するもお礼は早い方がいい




他でもなくクリーク本人がそう言うのでトレーナーは急遽「主人公」とのデートに出かけた




クリーク「しっかり楽しんできてくださいね」




レースの経験豊富なクリークなら一人でも調整には失敗することはない




ここは「主人公」とのデートを楽しもうとトレーナーは切り替えて街に向かった




デートの様子下2

1メジロに包囲される
2ゲーセンで楽しんだ
3それっぽいカフェへ
4ジロジロ見られる二人
5自由安価

216: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 17:35:31.70 ID:6+dlbzph0
デートということで普段なら行かないようなカフェに二人は来ていた




カップルが来るようなお洒落なカフェに爆 のウマ娘とイケメントレーナー




当人達が気付いていなくとも二人がカフェで座っている光景はいい画でしかなかった





「ねぇ見てアレ」


「ウマ娘の方はお嬢様かも」


「お似合いのカップルだね」




トレーナーと「主人公」はカップルどころか変態と変態を罠に嵌めたという関係




他人が羨ましがるようなものではないが見た目がいいので周りに間違った情報を与えてしまった

217: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 17:44:18.67 ID:6+dlbzph0
「こういう時ってなにを話せばいいんでしょうか」




イケトレ「気軽に話せばそれでいいよ。今日はレースのことは忘れよう」




トレーナーとの会話の殆どは障害走に関することなのでデートらしく雑談をしよう




だがしかし「主人公」は未だにトレーナーの部屋で寝泊まりしている




その度に雑談はしていたのでデートという特別な状況で話す話題がなかった




話題に困るという「主人公」に対しトレーナーはそれならばと話を振る




話す内容下2

1メジロについて
2改めて下着のお礼
3「主人公」の未来
4突然謝るトレーナー
5自由安価

221: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 18:21:43.08 ID:6+dlbzph0
イケトレ「ごめんなさい」




突然「主人公」に対し頭を下げるトレーナー。普通なら訳がわからないと混乱するが彼女は違った




どうせ変態絡みのことなのだろうと瞬時に理解する「主人公」。トレーナーがこういう所で話すことではないと付け加えた所で考えは合っていたと納得する




イケトレ「実は君の一人遊びを見たことあるんだ」




そんなはずないと「主人公」は笑いながら否定する。彼女が一人遊びトレーニングを行う時はトレーナーが部屋を出ていって近くに居ないことを確認していた




冗談でも言っているのかと思っていた「主人公」だがトレーナーが隠しカメラを用意していたと知りその認識は変わる




イケトレ「閃く為に必要なことだったんだ本当にごめん」




動画は既に削除し見たのはあの一回だけだからとトレーナーはもう一度頭を下げた




「主人公」の反応下2

1許す
2許さない
3顔面ストレート
4眼球アイスピック
5自由安価

224: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 18:36:42.82 ID:6+dlbzph0
「全く気にしてないので大丈夫ですよ」




イケトレ「気にしてないの……?」




あり得ないという表情でトレーナーは「主人公」を見る。彼女の言葉に嘘はなく本当に気にしてないようだ




「閃きの為という目的もハッキリしててデータも消したっていうならそれで大丈夫です」




これからのお礼として盗撮ではないちゃんとした一人遊びの映像は有りだとさえ「主人公」は言っている





「主人公」は変態であるが越えてはいけないラインを絶対に守るトレーナーを信頼している




「主人公」からしてみればトレーナーによる一人遊びの盗撮より得体の知れない人物に下着を持っていかれる方が嫌だったのだ

225: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 18:45:30.65 ID:6+dlbzph0
この件を許したところで調子に乗る人物でもないので「主人公」は許すという選択肢しかなかった




「主人公」の言葉を聞き安堵したトレーナー。これから盗撮するならきちんと報告するからとよくわからない宣言をし彼女もそれを了承してしまった




「私のことよりクリークさんですよ。ハッキリ言ってこのままだと一線越えますよね」




イケトレ「うん……」




ウマ娘のトレーナーなら全力で否定しなくてはいけないのだが彼はとても否定できない




クリークとトレーナーの間に恋愛感情が生まれるほど長い付き合いはないが二人の 癖は合致してしまっている




恐らく何度目かのご褒美で一戦を越えるだろうとトレーナーもそう思っていた

226: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 18:50:22.81 ID:6+dlbzph0
「変態二人に対してヤるなとは言いませんけど私の前では絶対にしないで下さいね」




イケトレ「全力で頑張ります…」




この二人なら自分に見せつけるというプレイでもするだろうと「主人公」は警戒する




なので超えて欲しくないラインを予め言っておけばいいと「主人公」は考えた




クリークとトレーナーは節度を守る変態。決められたラインは決して越えてこない




これでクリークとトレーナーの件は問題は無くなった。デートをしてよかったと「主人公」は満足していた




この次下2

1クリークのレース
2障害トレーニング
3メジロ来る
4合宿に向けて
5自由安価

229: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 19:25:13.75 ID:6+dlbzph0
「主人公」のレースから数日後。今度はクリークのレースがやってくる





このレースはクリークがチームに入ってくる前から出ると決めていたもの




なのでトレーナーがクリークを完璧に仕上げたとは言えないのだが本人は気にしていない





イケトレ「クリークの実力を出せればきっと勝てる。油断せずいつも通りの走りを意識して」




クリーク「トレーナーさんだけでなくこのチームの為に頑張ってきます」




「頑張って下さいクリークさん」





自分の勝利だけでなくチームに勢いをつける為にクリークはレースへと向かった




レース結果コンマ下2永世三強補正あり
1~75で勝利それ以外敗北。ゾロ目ボーナス

232: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 19:50:28.94 ID:6+dlbzph0
クリーク「申し訳ありませんでした…」




イケトレ「謝る必要なんかない僕のせいなんだ」




一番人気だったクリークの敗北に会場はざわつく。トレーナーがついていない期間も彼女はきちんと勝てていた




それだというのにチームに入った途端負けてしまいトレーナーの手腕に疑問の声も出てくるだろう




「ハッキリ言ってご褒美目当てだったから負けたんだと思います」




クリーク「それは……」




イケトレ「……」




レースに集中できていなかったのだからこの敗北は当然でないかと「主人公」は冷静に語る




クリークの目覚ましを使うかどうか下2
残り5つ

235: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 20:03:28.38 ID:6+dlbzph0
クリークの目覚まし残り4

レース結果コンマ下2。詳細は同じ

238: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 20:15:21.12 ID:6+dlbzph0
再コンマ40勝利




クリーク「トレーナーさんやりました!あなたのお陰で勝つことができました」





イケトレ「僕が手伝ったのはほんの少しだけだよやっぱり永世三強の走りは凄かった」





「邪念に満ち溢れていても勝つのは流石です」




勝てばご褒美という状況はマイナスに働きかけなかったがそこは節度を守る変態らしくレースには関係なかった




ウイニングライブに向かうクリークとそれを見守るトレーナー。二人の表情に妖しいものがある




もうご褒美のことしか考えていないということは「主人公」にもハッキリとわかる




ご褒美内容下2。詳細ではなく単語だけでも可能

241: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 21:21:46.15 ID:k38eewANO
ウイニングライブを終え控え室へと戻ったクリーク。「主人公」は既に退室している




控え室に残されているのはトレーナーとクリークの二人でありこれからご褒美が開始される




クリーク「うふふふふふふふ」




イケトレ「本当にいいんだよね…?」




クリーク「もうトレーナーさん。赤ちゃんはそんなこと言いませんよ?」




イケトレ「あぁぁ……」




どうぞ持ち帰って下さいと言わんばかりに机に置かれているのはクリークの下着。レースとライブを終えた下着はトレーナーの期待以上のクオリティである




ここで注目したいのはクリークの下着が机にあるということ。そしてこれから行われる二人によるプレイ




これからトレーナーは授 されるのに哺 瓶ではなくクリークのものを使われる




それが何を意味するのかは二人だけにしかわからない

242: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 21:25:11.29 ID:k38eewANO
トレーナーとクリークがそれはもう楽しんでいる時に「主人公」は次のレースのことを考えていた




「トレーナーができる人になってきたのは嬉しい。このままいけばJG1も勝てる!」




罠に嵌めた変態にしては基礎能力もありクリークを仲間に迎えたことで確実に成長もしている




障害レースを優先するという約束も守ってくれているので「主人公」は彼に不満がなかった




それどころかこれから先、自分が活躍する為には彼が必要であるとさえ考え初めていた




次の展開下2。自由安価

245: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 22:40:03.33 ID:kHAcNDET0
イナリ「ふーんコイツが新しいトレーナーってわけか」




プロキオンの元にイナリワンがやってくる。彼女はクリークと並ぶ永世三強の一人




イナリはクリークの前トレーナーの詳細を知っているだけに彼女の様子を心配していたようだ




トレーナーの見た目が良いことに警戒していたがクリークの表情を見て心配は杞憂だと判断する




イナリ「顔に似合わずスケベな香りがしやがるが実力はあるみたいだな」




一応はクリークを勝たせたトレーナーということでイナリ本人もトレーナーはある程度認めている

246: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 22:47:38.33 ID:kHAcNDET0
イナリ「そんでもってコイツがメジロのお嬢様だな。噂は聞いてるぜ」




イナリがクリークを心配した理由の一つとして「主人公」のことがあった




クリークから新しいチームに入ったが自分はサブで本命は障害を走る「主人公」だと聞かされていた




まさか障害落ちのウマ娘がメインかとイナリは驚くが「主人公」が本気で障害を走っていると聞かされる





イナリ「どんな面してんのかと思ったが悪くは無さそうだな」




ジロジロと自分を見てくるイナリに対し「主人公」は何も言わず彼女を見つめる




イナリと下2

1障害は粋じゃないと言われる
2併走を提案される
3トレーナーに釘を刺す
4ダートを走らないかと提案
5自由安価

249: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 23:01:20.85 ID:kHAcNDET0
イナリ「どれくらい本気で障害をやりたいのかアタシが判断してやる!」




「主人公」に併走を持ちかけるイナリ。突然すぎると動揺するトレーナーに対し彼女は冷静だった





「永世三強のイナリさんと走れるなら喜んでやらせてもらいます」




クリークと併走していても得るものは多いと感じていた「主人公」




イナリと走ってもきっと得るものはあるはずと「主人公」は二つ返事で併走を受け入れた




下2コンマ。高ければ高いほどイナリ喜び主人公の為になる

252: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 23:38:00.32 ID:kHAcNDET0
コンマ36微妙




イナリ「んーーーー」




イナリが期待していたほどの結果が出なかったようで彼女は唸っている




「主人公」の方も手応えがなかったようで口に出していないが不満は残っている




暫く唸っていたイナリだが彼女の中で違和感の答えが出たようで「主人公」に話しかけてくる




イナリ「お前の勝負服はちゃんとしてんのか?」




「勝負服はまだ作ってません」




平地と同じように勝負服を着るのはJG1だけであり自分はまだ持っていない




その答えを聞いたイナリはなにをやっているのかとトレーナーを注意する

253: ◆TC24MJNQio 2024/08/17(土) 23:47:31.77 ID:kHAcNDET0
イナリ「トレーナーならコイツの胸のサイズ考えてやれよ!明らかに邪魔だろ!」




イケトレ「そうだったのメジェド!?」




「主人公」の胸は大きすぎるのでトップスピードで走る際に邪魔になっているという




トレーナーは担当が走る姿をじっくり見るのも仕事だと揺れる大きな胸をこれまで何回も見てきた




しかしこれまで彼女が胸を邪魔そうにしている素振りがなかったのでトレーナーは驚く




「別に邪魔だと思ったことはありませんけど…」




イケトレ「そうだよね邪魔そうにはしてなかったよね」




イナリ「気付けよこのバカ!」




障害レースは平地ほどトップスピードで走ることは重要視されない。胸が大きくなり始めた頃から「主人公」は自己流で障害のトレーニングを行なっていた




その為に自分の胸が邪魔になっていると気付くことができなかったようだ




対策下2

1イナリ式サラシ
2現場維持
3専用のアンダーウェア作ってもらう
4勝負服を作って対策
5自由安価

256: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 00:18:48.21 ID:kKnPLawu0
イナリ「これでどうだ?」




「いつもより動きやすい気がします」




クリーク「こんな風になってるんですね~」




イナリの勝負服はサラシとセットになっているので彼女は自分で巻けるようサラシに独自の工夫をしている




そのサラシを「主人公」に伝授し試しに着けてみたがどうやら良いらしい




「普段の練習の時はサラシをして勝負服は胸のことを考えます」




自分では気付けなかった違和感を教えてくれて感謝しかないと頭を下げる




イナリは助けになったのならいいがもっと自分のことを良く知るべきだとアドバイスを送った

257: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 00:24:22.93 ID:kKnPLawu0
「イナリさんにも言われましたけどそろそろ勝負服を考えないといけませんね」




イケトレ「メジロの色を使うのかどうかも決めないと」





クリーク「メジェドちゃんは実家のことが好きではないんですよね?」




「そこもまだ決めれてなくて悩んでます」




勝負服はサラシのように胸を押さえつけるものでないといけないことは決まったが色やデザインはまだ未定




「主人公」は次のレースにJG1を候補に入れているがこのままでは勝負服なしで走ることになる




せっかく勝っても勝負服を着ていなければ勝った気がしないのではないか。クリークにそう指摘されその通りだと「主人公」は頷く





勝負服について下2

1一度実家に帰る
2汎用勝負服でいく
3チームで決める
4マックイーンを頼る
5自由安価

260: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 00:55:34.52 ID:kKnPLawu0
「やっぱり実家は頼りたくないのでチームで決めたいです」





クリーク「もしチームでメジロの色を使うって決まってもそれでいいんですか?」




「チームで決めたことなら大丈夫です」




まだ寮に戻る気のない「主人公」は勝負服のことでもメジロ家に頼ることを拒否した




クリークの経験によると大まかなデザインや色が決まればあとはデザイナーがなんとかしてくれるらしい




「主人公」は自分らしさ、トレーナー達はどういったものが彼女に似合うのか意見を出していく





下3くらいまで勝負服のアイデア。色とかデザイン。もし色々あったら下3より下でも採用で
寝ます

264: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 14:42:57.97 ID:FnVu0fKLO
イケトレ「メジェドっていうとファラオとかそっちをイメージするよね」




クリーク「メジロカラーのうち白か緑のどちらかを採用するのはどうでしょうか?」




メジロを嫌っていても白か緑のどちらかは入れてみてはどうかというクリークの意見




メインには使わず小さいマントなど小物の色に白を使うのはいいと頷く「主人公」




トレーナーの意見であるファラオをデザインに落とし込むのは難しいかもしれないが色は有りだという




「金と青をメインのカラーにするのはいいと思います」




デザインでいうならファラオよりクレオパトラのような方向も良案であると意見を出していく

265: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 14:49:04.42 ID:tWyfuRfIO
クリーク「金を使うのは悪くありませんけどジンクスは大丈夫ですか?」




勝負服のカラーは冠名を使うことが多い。その上で自分の好きな色を重ねていく




好きな色だけでなく縁起のいい色はよく選ばれる傾向にあり金色もその一つ




よく選ばれるということは多くのウマ娘がその色を背負って負けていると同じこと




そのため金色はかえって縁起が悪いというジンクスができてしまっていた




「そのジンクスは平地のものですし私にとって金は最終的に目指す色なんです」




金を目指すという意味がわからないというクリークにトレーナーが「主人公」に変わって彼女の計画を説明する

266: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 15:03:03.10 ID:SHTrLnJEO
イケトレ「メジェドは今年中にJG1で二勝以上。来年には海外の障害レースで勝つことを目標にしてる」




海外でも障害レースは行われており平地でいう凱旋門賞のようなレースがあるという




海外障害レースは体力的にキツく普通なら来年でなくとも二年後や三年後を待てばいいとなる




だが「主人公」は絶対に来年勝たなければいけなり理由がある。それは二年後の五輪である




「私は二年後の五輪に馬術で金メダルを取ることを最終目標にしています」




障害レースの上にあるのが馬術でありこれは速さだけではなく飛ぶ美しさも求められる




障害レースを走り出したばかりの「主人公」にはとても可能とは思えない目標だが彼女は本気である




この次下2自由安価

269: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 16:35:29.82 ID:8siWz75FO
ある日。部室に一人でいたトレーナーにラモーヌが再び現れた




ラモーヌ「少しは面白くなったみたいね」





「主人公」は重賞を勝ちクリークのトレーナーとして及第点を取っていることを彼女は認める




以前のように契約解除を迫ることはしないというがトレーナーは警戒している




イケトレ「メジェドは君達とメジロを頼るつもりないんだ」




その言葉にラモーヌはピクリと反応する。トレセンでの「主人公」の会話はもちろんメジロ家が監視している




なので数日前にクリークに話していた「主人公」の最終目標である馬術のこともメジロ家はこの時に知った

270: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 16:46:08.75 ID:8siWz75FO
イケトレ「やっぱり僕の部屋での会話は知らないみたいだね。彼女の言う通りだったよ」




「主人公」は自分が監視されるのはトレセンの中が主であり街中などは監視の目が緩む




これはメジロ家の力が及ぶ範囲を表しており公共の場ではいくらメジロでも完全に監視できない




イケトレ「僕のマンションの大家に接触したみたいだけどそれは逆効果だよ」




トレーナーと「主人公」の様子を監視するためにメジロ家は手を打った




しかしトレーナーの住んでいるマンションの大家は今時珍しい頑固者で金でどうにかしようとしたメジロ家を完全に閉め出した




イケトレ「メジェドが『使える』からって態度を変えるのはどうなんだろうね」




平地で活躍することが最大の誉れであるメジロ家から五輪出場者が出れば更に格が上がる




障害走を極めるという「主人公」を変わり者扱いしていたのに目標を知り態度を変えるのはどうなのかとわざとらしく首を傾げる




ラモーヌは下2

1無言で立ち去る
2怒りを露わにする
3プロキオンはメジロ家と全面抗争
4内心焦るラモーヌ
5自由安価

273: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 17:08:42.56 ID:+UYQnQoYO
ラモーヌ「もっと面白くなることを期待しているわ」




表情は変えずラモーヌはそう言い残しトレーナー室から去っていく




どうやら「主人公」が勝っているうちはメジロは干渉してくることは無さそうだ





メジロを避けるには「主人公」は常に勝ち続けなければいけなくなったが元々そのつもりである




二年後に五輪を目指すというのは無茶な計画でしかなくほぼ負けは許されない




「主人公」の目標を聞きそれを支えると決めたトレーナーは覚悟はできていた




イケトレ「全てのレースに勝てばいいだけなんだ」




メジロ家のことなど気にしている暇はないとトレーニングが始まるまで資料を読み込む




この次下2

1障害トレーニング
2スタミナトレーニング
3クリークと平地トレーニング
4雑誌の取材くる
5閃きを求めて
6自由安価

276: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 17:39:58.65 ID:MMXnZmxLO
「主人公」がJG1を目指すには更なるトレーニング、つまり閃きが必要となる




以前の閃きでは「主人公」を盗撮するというややアウト気味な方法をとったトレーナー




しかし盗撮された本人である「主人公」は閃きの為なら構わないという寛容な態度を見せた




ならばもう一度彼女を頼るのもいいが今はクリークもチームにいる




彼女とのプレイに自分の欲望を加えれば何かを閃く可能性がある




彼女らを頼らず正攻法に頼るのも選択肢に入ってくる。とにかく閃きが必要だとトレーナーは行動を起こす




閃きを得るために下2

1滝行
2安全にブン殴られる
3メジェド
4クリーク
5自由安価

279: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 18:24:25.47 ID:41biniR9O
イケトレ「閃きの為に二人の力を借りたいんだ」




トレーニング前にトレーナー室に集められた二人は彼から力を貸してほしいと頭を下げられる




「主人公」は一人遊びの動画を撮るとその話を受け入れるがクリークは疑問に思っている




クリーク「本当に閃きがあるんですか?」




クリークも閃きの話は知っていたが彼女の前トレーナーは閃いた様子がなかった




前トレーナーは問題を起こしたが実力は本物であったとクリークは認めている




何度も重賞を勝たせた前トレーナーが閃いていなかったのにとクリークは閃きの存在自体を疑っている

280: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 18:29:10.37 ID:6/259mskO
「トレーナーが閃いたからクリークさんとトレーニングをするようになったんですよ」





クリーク「その話は聞きましたけど閃きとは関係ないと思うんです」




信じられる材料がないのでクリークは閃きを否定する。だがトレーナーは閃きは間違いなくあると熱弁する




イケトレ「閃きは間違いなくある!だけどクリークで閃くとは限らない」




今回も自分の 癖を利用しようとしているが毎回それが正解かどうかはわからない




今は前回成功したこれが確実なのだとクリークをなんとか説得する




どんな風に閃こうとしたか下2。自由安価

283: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 19:08:22.73 ID:p+ibyeMDO
トレーナーがリクエストしたのはメジェドとクリークによるぱふぱふ




自分は動画ではないのかとメジェドは驚くがトレーナーは二人いるからこそこのリクエストなのだという




イケトレ「間違っても僕が手を出すことはないから」




嫌がることはしないので存分にぱふぱふして欲しいというトレーナー。クリークは半信半疑だがメジェドは既にやる気のようだ




メジェド「目はちゃんと瞑ってて下さいね」




イケトレ「もちろんわかってるよ」





胸を見たいのではなくぱふぱふされたいだけ。トレーナーは目を閉じ全身の神経を集中させた




コンマ判定下2。1~50で成功

286: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 19:51:27.32 ID:NmqpxU3/O
コンマ84失敗




クリーク「そこまで言うなら信用します。メジェドちゃんと二人でぱふぱふしますね」




クリークは二人の言葉を信じ服を脱ぎぱふぱふの準備に入った




とっくに準備はできていたメジェドと共にぱふぱふをしようとしたその瞬間トレーナー室のドアが乱暴にノックされる




パーマー「うちのメジェドになにさせようとしてんのさ!」




ドアの向こうから聞こえてきたのはパーマーの声。カーテンを閉めるなど対策をしていなかったのでぱふぱふのことを知られてしまったらしい




ラモーヌではなくパーマーが来た理由はわからないが自分が相手をするとメジェドは服を着てトレーナー室を出る

287: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 19:57:49.16 ID:NmqpxU3/O
パーマー「メジェドはアイツに騙されてるんだよ!」




やはり彼女はぱふぱふのことを知り全力で止めなければと慌てて駆けつけたようだ




中等部のウマ娘になんてことをやらせるのかとパーマーは怒りに震えるがメジェドは全く気にしていない




メジェド「邪魔なのはパーマーさんです」




パーマー「なに言ってんの!?アイツに洗脳されたの!?」




メジロ家にとってそして自分にとってもメジェドは大事な存在である




そんな彼女を傷付けさせまいとしているパーマーだがメジェドは助けを求めていない




むしろ閃きを邪魔されたことでパーマーの方がメジェドにとって障害である




このあと下2

1パーマーと喧嘩
2パーマーを拒絶
3クリークが止めに来る
4マックイーン止めに来る
5自由安価

290: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 20:54:33.77 ID:gM7xPvD7O
クリーク「喧嘩はやめて下さい!」




険悪なムードになりかけた所でクリークが間に入り更にトレーナーもやってくる




イケトレ「閃きのためとはいえ僕が間違ってた」




中等部の子にやらせることではなかったと頭を下げる。パーマーはぶつけようのない怒りをなんとか堪えている




メジェド「もういいですよねパーマーさん」




パーマー「アンタは……!」




おおごとにしたくはないとパーマーはぐっと堪え怒りを隠すことなくその場を後にする

291: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 20:59:19.63 ID:C/43cJ4QO
再びトレーナー室に戻ったトレーナーは二人に改めて謝罪する




イケトレ「本当にごめん。中等部の子にやらせることじゃなかったよ」




メジェド「私はオッケーだったので気にしてません」




むしろ閃いてもらわなけば困るので一人遊びの動画を送っておくとメジェドは約束する




クリーク「パーマーさんはメジェドちゃんのことを大切に思ってるんですね」




ラモーヌのように諭すのではなくパーマーは敵意を隠すことをしなかった




それはメジロの絆だと推察するクリークに対しメジェドは全く違うと否定する




メジェド「パーマーさんは障害落ちを経験してるから勝手に親近感を持ってるんです」




平地での才能があるから障害ではなく普通のG1に出てほしいというのがパーマーの願い




しかしそれは彼女の勝手な押し付けなのだとメジェドは言う

292: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 21:04:32.38 ID:LW9ZD/t2O
メジェド「私は障害を下に見てるパーマーさんが許せません」




パーマーは過去に障害「なんか」走らなくてもいいと発言しておりメジェドはそれが元で彼女を嫌悪している




パーマーにとって障害は辛く平地を走りたいという気持ちが強かったのでその発言をした




だが障害を極めようとしているメジェドにとってその発言は禁句でしかない




メジェド「動画で閃かなかったらトレーナーの家でぱふぱふします」




普通なら断るような要求も勝つ為なら全て受け入れる。もしトレーナーに悪意があれば彼女は既に傷物となっていた




メジェドは勝ちに拘るばかりに自分を犠牲にしつつある




この次下2

1障害レース
2クリークG1
3雑誌の取材
4合宿に向けて
5自由安価

295: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 21:32:23.86 ID:zBAtm0BjO
イケトレ「次のレースだけどメジェドはどうしたい?」




また重賞に出るのかそれともJG1に出場するのかをトレーナーは決め兼ねていた




メジェドの実力ならJG1に出てもきっといい勝負ができるが勝負服の問題が解決していない




走るだけなら汎用勝負服があるが初めてのJG1を自分の勝負服で走らなくていいのだろうか




勝ちのみに拘るのなら彼女は勝負服がなくとも構わないと言うだろう




ここは直接聞いてみるのが早いとトレーナーは彼女に連絡をとる




重賞かJG1か下2

298: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 21:50:27.39 ID:zBAtm0BjO
メジェド「その二択なら重賞を走りたいです」




イケトレ「それじゃ次のレースは重賞に決まりだね」





勝負服のことがやはり気になるのか次に出走するレースは重賞と決まった





クリークの方はG1を目指すのか永世三強との対決を選ぶのかでまだ迷っているらしい




クリークはどのレースに決まってもいいようにしつつメジェドは障害のトレーニングを引き続き行なっていく

299: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 21:59:39.81 ID:zBAtm0BjO
イケトレ「それだと引き付け過ぎてる!もう少し余裕を持って飛んで!」




メジェドの基礎能力が上がったことによりスピードも増し以前と同じタイミングでは障害を飛べなくなった




メジェド「トン、トン、ハイっ!」




自分のリズムで障害を飛び越えるというありふれた作戦で彼女は次のレースに挑むことになる





メジェド(まさか撮影に失敗してただなんて)





イケトレ(ごめんメジェドあれじゃ閃けなかった!)




トレーナーの元にメジェドから動画は届いていたのだが無音の暗い画面が永遠と流れるものだった




その為トレーナーは閃くことはなく今回のレースに挑むこととなる




レースに向けて下2

1調整成功
2調整失敗
3故障発覚
4出走回避
5自由安価


302: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 22:18:53.55 ID:kKnPLawu0
障害重賞レース当日。特別なトレーニングはできなかったがその分基礎の能力は上がっている




JG1に向け勢いをつけるためにもこのレースは勝利しておきたい




メジェド「やってきます!」




調整にも成功したメジェドはやる気も十分でいい結果に期待できそうだ




コンマ判定1~60で勝利。その他敗北ゾロ目ボーナス

305: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 22:58:11.37 ID:kKnPLawu0
コンマ40勝利




メジェド「よーーし勝ちました!!!」




前回と比べるとほんの少し不安はあったもののメジェドの勝利は揺るがなかった




この勝利により次の目標はJG1と確定し彼女は更なる高みを目指していく




イケトレ「勝っている限りメジロは何も言ってはこない。メジェドの邪魔はさせない」




このレースを見ていたであろうメジロの関係者も結果を出しているうちは沈黙している




メジロを干渉させない為にも海外レースまで無敗を維持していきたいとトレーナーは考えていた

306: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 23:04:23.10 ID:kKnPLawu0
イケトレ「もうすぐ夏合宿なんだけどメジェドは前半は不参加かなあ」




メジェド「仲間外れですか?それともクリークさん    なんですか?」




クリーク「それはまだ早いです!」




レースの翌日プロキオンは今年の夏合宿について話し合っていた




メジェドを夏合宿に最初から連れて行かないのは疲労を抜く為であり後半から参加しないかと提案される




メジェド「言いたいことはわかりましたけど体力をつけるなら合宿が最適ですよね?」




イケトレ「それなんだよ。体力のことはクリークがいるからいまのところ不安はないんだ」




無理はしないで疲労を抜きその分後半はしっかり走り込むという計画らしい




メジェドは下2

1最初から参加
2後半から参加
3不参加
4それよりクリークのレース
5自由安価

309: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 23:32:51.47 ID:kKnPLawu0
メジェド「クリークさんのお陰でスタミナに不安がないというのが大きいですね」




イケトレ「合宿の前半はオンラインで君のトレーニングをチェックするよ」




メジェド「前半は障害のトレーニングで後半は合宿所で走り込みという理想的な夏になりそうですね」




トレーナーの計画に納得いったメジェドは合宿の前半を学園で過ごすことに決めた




合宿に参加するまでにゆっくりと勝負服のことも考えられるので一石二鳥である




クリークのレースは下2

1合宿までにG1に出る
2合宿までに永世三強と勝負
3合宿に専念
4合宿中にG1
5合宿中に永世三強と勝負
6自由安価

312: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 23:46:38.19 ID:kKnPLawu0
クリーク「駆け込みで申し訳ないんですが合宿前にG1に出たいんです」




申し込み期限ギリギリになってクリークはG1のレースに出たいと言い出した




期限に間に合うのでレースは問題はないのだが合宿のことで問題が出てくる




イケトレ「クリークも疲労抜きで前半は不参加かな」




クリーク「申し訳ありません。けれど期間が開くのが嫌だったんです」




出場するレースを決められなかった優柔不断な自分が悪いとクリークは謝る




トレーナーとして適切なアドバイスをできなかった自分が悪いからと彼は急いでレース登録を行った

313: ◆TC24MJNQio 2024/08/18(日) 23:50:23.22 ID:kKnPLawu0
メジェド「調整は間に合いそうですか?」




クリーク「慣れてますから問題ありませんよ」




流石は永世三強のクリーク。調整期間が少なくともレースには関係ないと言い切った




クリーク「調整も慣れてくれば短期間で失敗せずにできるようになります」




メジェド「ギリギリまでトレーニングができるのは素晴らしいですよね」




調整のコツをクリークから教えてもらい思わぬ形でメジェドの成長にも繋がった




コンマ判定下2。クリークのレース結果
1~75で勝利。それ以外敗北ゾロ目ボーナス

316: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 00:06:32.71 ID:OiI5Jsm50
コンマ93敗北




イケトレ「いくらクリークでも準備不足だったのかもしれないね」




クリーク「それは言い訳にはなりません。そもそも私が早くレースを決めていればよかったんです」




合宿前のレースに敗れてしまいクリークにとってはマイナスが大きいものとなってしまった




メジェドは勝利しクリークは敗北という状況でプロキオンは合宿期間へと突入していく




目覚まし時計を使うかどうか下2
クリーク残り4つ

319: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 00:17:01.41 ID:OiI5Jsm50
目覚まし時計残り3つ
コンマ判定下2。詳細は同じ

322: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 00:26:15.00 ID:OiI5Jsm50
コンマ98結果変わらず
目覚まし時計を使うか下2

325: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 00:32:30.01 ID:OiI5Jsm50
合宿中や合宿直前で何があったかの自由安価下3まで

寝ます

329: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 12:47:18.91 ID:VxCJvpbb0
夏合宿が始まったがプロキオンは学園に残ったままで後半から参加する




疲労抜きが目的で合宿の前半は休むということでそこまで激しいトレーニングは行わない




平地でのストレッチや軽いトレーニングが中心となるが指導するトレーナーの表情は暗い




イケトレ「もっと僕に力があればクリークは負けなかったのに…」




自分がクリークを担当するには早かったのではないかと目に見えて落ち込んでいる




クリークが敗北は仕方ないとあっさり受け入れたのとは真逆の反応だった

330: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 12:54:59.85 ID:VxCJvpbb0
メジェド「レースに絶対なんかないんですよ。私だって一つ負けてるじゃないですか」




イケトレ「それはそうなんだけどね……」




ある程度実力があったクリークを担当したということで結果は出して当然だというプレッシャーがあった




メジェドとはそこが違うのだがトレーナーは全てを説明する気持ちにはなれなかった




メジェド(合宿の後半までには立ち直ってくれればいいけど)




いま行っている軽いトレーニングなら最悪トレーナーがいなくともなんとかなる




しかし合宿に参加した時にもこんな状態では困る。それまでの間に自信を取り戻してほしい




この次下2

1合宿中はトレセンの空気悪い
2勝負服のこと考えるメジェド
3トレーナーにクリーク当てがう
4プロキオンでお出かけ
5自由安価

333: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 13:33:59.19 ID:VxCJvpbb0
メジェド「二人でならこの前デートに行きましたけど三人では初めてですね」




イケトレ「ウマ娘二人とお出かけなんて僕も初めてだよ」




クリーク「何気にチームでどこかに出かけるのは今までなかったんですね」




レースの応援以外でプロキオンの三人で出かけたことはこれまでなかった




決して仲は悪くないがメジェドは休みにもレースの研究や自主トレをしていたので予定が合うことがなかった




仲を深める為とトレーナーを元気付ける為に三人はどこかに遊びにに行く




目的地下2

1テーマパーク
2テーマパーク(プール系)
3水族館
4いい感じのカフェ
5カラオケ
6カラオケ(完全個室)
7自由安価

336: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 13:56:44.27 ID:VxCJvpbb0
夏のお出かけスポットといえばここだと意見が一致し三人はウォーターパークへと来ていた





メジェド「お待たせしましたトレーナー」




イケトレ「うっわあ……!」




クリーク「あんまりジロジロ見ちゃダメですよ~」




メジェドとクリークと下着は学園仕様のものではなく少し過激なビキニ




夏合宿でトレーナーに披露しようとしていた水着で二人は事前にデザインを合わせていた




メジェド「ほらほら溢れそうですよね?」




クリーク「あんまり激しく動くと見えちゃうんです」




イケトレ「天国だ……」




素晴らしい景色が見れたとトレーナーは一瞬でご機嫌となった




プールでのイベントやその他に起こったこと下2自由安価

340: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 15:57:51.04 ID:qFKuBaVOO
メジェド「いきますよクリークさん」




クリーク「あーんちょっと高いですよメジェドちゃん」




イケトレ「そんなに飛び跳ねたら溢れちゃううう!」





ビーチボールで遊ぶ二人。メジェドはわざと高くボールを打ち上げ身体を上下に動かす




溢れはしないのだが今にも溢れそうな光景にトレーナーは興奮を隠せない




クリーク「私が後ろに座りますね」




メジェド「私が前に座るのでトレーナーはクリークさんとの間に座って下さい」




トレーナー「前後で堪能!?そんなことしていいの!?」




ウォータースライダーではトレーナーを挟む形で滑り彼は尻と胸の感覚を全身に浴び天国を感じていた

341: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 16:03:55.71 ID:qFKuBaVOO
すっかり元気になったトレーナーはクリークと二人で今回のレースについて話している




クリーク「負けたのはトレーナーさんのせいではありません」




前トレーナーとは違いトレーナーのことは好きなので負けても責めることはしない




もしトレーナーに不備があったのならその部分をちゃんと伝えるからと言うクリーク




クリーク「オグリちゃんやイナリちゃんに負けたわけじゃありません。これから長い付き合いになるんですから宜しくお願いします」




次はオグリかイナリと対戦したいとクリークは意気込んでいてトレーナーは次こそは勝つと彼女の手を握る




コンマ判定下2。75以上で<<338

344: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 16:25:59.84 ID:EUcGZnkvO
メジェド「ボールとか借りてた物は返してきました」




イケトレ「ありがとうメジェド。よしそれじゃ帰ろうか」




クリーク「今日はいいリフレッシュになりましたね。これで合宿も頑張れそうです」




メジェド「私もです今日はここに来てよかったですね」




トレーナーに元気付けるためのお出かけだったが久しぶりの遊びでクリークとメジェドの調子も上がった




ちゃんと疲労も抜けたことにより合宿ではかなり追い込んでも問題ないだろう




合宿直前か合宿中のイベント下2自由安価

347: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 18:06:00.54 ID:4QyF6O08O
合宿が後半に差し掛かったところでチームプロキオンは合流する




後半に入るということで複数のチームは休みに入っており遊んでいる様子が目に入る




イケトレ「……」




メジェド「担当じゃない子をジロジロ見ないで下さい」




トレーナーの耳を引っ張り担当じゃない水着のウマ娘に鼻を伸ばすなと注意する





イケトレ「いやいやそう意味じゃなくて君たちの方が凄かったなって思い出してただけ!」




遊んでいるウマ娘の水着は攻めておらずありふれたもの。それに比べメジェドとクリークの水着は凄かった




言い訳はしなくていいという態度のメジェドに対しクリークはその言葉を好意的に受け取っていた

348: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 18:11:59.66 ID:4QyF6O08O
合宿に来たということでまずは砂浜で走り込むプロキオン。クリークは慣れた様子で走っている




メジェド「ここれは、うわわ!?」




砂浜を全力疾走したことがないメジェドは戸惑い上手くいっていない様子




クリーク「メジェドちゃんはパワーが足りないみたいですね」




イケトレ「合宿中はそこを伸ばしていこう」




障害レースでもパワーは勿論必要であり伸ばしておいて損はない




クリークのアドバイスを参考にしつつメジェドはパワーを中心に伸ばしていく




合宿中のイベント下2

1みっちり平地トレーニング
2砂浜で障害トレーニング
3暑さにやられるメジェド
4閃こうとするトレーナー
5自由安価

351: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 18:36:09.06 ID:0Ppw2NsPO
イケトレ「ハードルが借りれたからこれを使おう。まずは低いのから試すよ」




海外のレースを視野に入れているなら砂浜での障害トレーニングはやっておいて損はない




全力で走るのにも苦労しているメジェドはなんとか一番低いハードルを飛び越える




メジェド「う!!着地が安定しません!!」




イケトレ「足首を捻らないよう気を付けて!」




障害レースの映像を見ていると着地の際に馬場が荒れていてそのせいで転倒するウマ娘が何人もいた




今は砂浜に裸足でトレーニングをしているので強く捻ることはないが転倒を防ぐ練習ができる




メジェドは障害を飛び込えるよりも着地に気を遣うことに意識を置いた

352: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 18:41:00.87 ID:0Ppw2NsPO
トレーナー「パワーがあれば他のウマ娘より遠くに飛べる。そうすれば荒れた馬場に着地しなくて済むね」




メジェド「クリークさんのアドバイス通りパワーも鍛えます!」




障害の着地地点の馬場は荒れる。内ラチを通らないようにすれば馬場は安定するがその分距離を多く走ることになる




一番安定するのは誰よりも遠くに飛び荒れていない馬場に着地をすること




重賞レースではそこまで馬場の荒れを感じていないがこれがJG1になれば話は違ってくるだろう




トレーナーが閃くことがなくとも得るものは大きいとメジェドは疲労を感じながらも満足している




合宿イベントか他のイベント下2。自由安価

355: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 19:25:13.33 ID:VxCJvpbb0
合宿中プロキオンはなぜか森の中に来ていた。すぐ後ろには滝がありロケーションは素晴らしい




イケトレ「あの水着は持ってきてるよね?あれを着てトレーニングをして欲しいんだ」




閃きの為に必要ならとメジェドはすぐに引き受けクリークも…といった所で更にトレーナーが続ける




イケトレ「君たちがトレーニングをしている時に僕は滝に打たれてみる」




煩悩を捨て去る気は全くないが自分の欲に勝てれば何かが閃くかもしれない




メジェドとクリークだけでなく自分の身も犠牲にするとトレーナーは滝で準備をしている




コンマ判定下2合宿ボーナス。1~65で閃く

358: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 20:00:00.49 ID:VxCJvpbb0
コンマ56閃いた





イケトレ「欲が滝で押さえつけられる!身体の中に欲望が入っていくよ!」




溢れ落ちそうな光景を目にしつつ滝に打たれる。矛盾した行動に見えるがそうではない




己の内に眠る欲に打ち勝つには矛盾が必要となる。トレーナーはそのことを身体をもって体現した




この滝行のお陰で普段のトレーニングでも欲を抑える方法を身につけた




これによりメジェドの行き過ぎた行動は抑止しクリークの要望には完璧に答えられる




プロキオンにとっても大きな閃きとなった




合宿トレーニングイベント下2。トレーニングの内容や鍛えられるイベント

361: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 21:11:56.23 ID:75LwOOBbO
ズゥゥン




メジェド「大きいタイヤですね重機のものでしょうか」





クリーク「ただ単にこれを使うんじゃなくてトレーナーさんは色々と考えてるみたいですよ」





巨大タイヤ引きでパワーを鍛える。これだけなら普通のトレーニングと変わらない





トレーナーはクリークの時のようにメジェドに対し最適なウマ娘に手伝ってもらうことを閃いた




イケトレ「合宿にきているウマ娘の中で最適なのは…」




最適なパワーウマ娘下2

364: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 21:43:26.35 ID:q/lfPpJiO
ブライアン「私は指導してやるつもりはない。コツは見て覚えろ」




メジェド「わかりました!」




クリークとは違い直接アドバイスはもらえないがブライアンのトレーニングはメジェドの大きな参考となった




トレーナーが閃いたことによりブライアンという最適なトレーニング相手を見つけることができた




合宿中でブライアンも忙しいというのに一緒にトレーニングをしてもらえたのは幸運だった




トレーナーはお礼を…下2

1ブライアンに
2ブライアンのトレーナーに
3ブライアンのトレーナー(女)に
4ハヤヒデに
5自由安価

367: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 22:07:22.00 ID:rceNEQDGO
イケトレ「わざわざありがとうナリタブライアン」




ブライアン「ああ」




ぶっきらぼうに返事だけすると彼女は自分のトレーニングへと戻っていった




ブライアンはトレーナーがついておらず殆ど自己流でG1で勝ち星をあげている




姉のビワハヤヒデからアドバイスをもらっているという噂はあるがトレーナーはいない





トレーナーがいなくとも活躍できるウマ娘は存在する。ブライアンもその一人なのだろう

368: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 22:11:47.03 ID:rceNEQDGO
イケトレ「合宿はどうだった?」




メジェド「思っていたより体力を使いました。前半はトレーニングしなくて正解です」





クリーク「トレーナーさんのお陰で今までで一番良い合宿になりました」




合宿では砂浜を使ったトレーニングとパワーが大きく成長したメジェド




クリークは全体的に鍛えつつメジェドに付き合いパワーが上昇した




後半から参加したことで前半の分は損失となるが疲労を抜く選択は間違っていない




プロキオンはこの合宿で大きな収穫があったといえる




この次下2

1JG1へ
2永世三強と対決
3雑誌の取材
4ブライアン来る
5自由安価

371: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 22:52:26.11 ID:OiI5Jsm50
合宿が終わりいよいよメジェドはJG1へ挑戦することとなる




平地のG1と同じで重賞とは違い最高峰のレースに違いなく今までとは勝手も違う




勝つどころかいい勝負ができるのかすら不安だがメジェドは最初から勝つ気でいる




スタミナは順調に成長しており合宿でパワーも育った。今の自分なら勝てるという自信がある




ちなみに勝負服は下2

1なんとかなった
2汎用勝負服
3突然変なデザイナーがやってくる
4あえての体操服
5自由安価

374: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 23:50:55.19 ID:OiI5Jsm50
「ボンジュ~~ル!」




メジェド「不審者が出ました!!」





勝負服のことは後回しにしJG1に向けトレーニングを優先していたメジェド




この日もトレーニングを行うとしていたところに一般的とはいえないファッションをした人物が話しかけてきた




学園内に出没する不審者と似ていたことでメジェドはすぐさま通報するが不審者が待ったをかける




ビューティー「ウマ娘ならミューズという単語に覚えがあるはずよ!この私は…」





メジェド「もしもしたづなさんですか?」





ビューティー「待ちなさーーい!」




平地のレースとライブに興味のないメジェドはミューズという単語の意味を知らなかった

375: ◆TC24MJNQio 2024/08/19(月) 23:59:51.92 ID:OiI5Jsm50
その後たづなより早くトレーナーとクリークが来たことによりメジェドは彼女が不審者とは違うと知った




メジェド「不審者ではないのはわかりましたけどデザイナーの貴女がどうしたんですか?」





ビューティー「アナタを見て確信したのよ!」




メジェドを見た瞬間に新作の勝負服のデザインが降りてきたのだという




普通なら喜んで受け入れるだろうがメジェドは首を横に振った




メジェド「私は障害しか走らないのでイメージと違うと思います」




自分はトゥインクルシリーズとは関係ないのでビューティーのイメージとは違うと断言する




ビューティー「そんなこと言われても私はもう止まらないのよ!」




平地だろうが障害だろうが関係ないとビューティーはメジェドのレース予定を聞き期日までに仕上げると宣言し姿を消した




この次下2

1レースに向けて
2不審者(安心沢)来る
3ブライアンとトレーニング
4取材の依頼
5自由安価

378: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 00:17:53.07 ID:+Dp79W9N0
クリークに調整のコツを教えてもらったメジェドはレースギリギリまでトレーニングを行う




メジェド「今日もお願いします」




ブライアン「私はお前にはなにもしない。勝手についてこい」




クリークのように手解きはしてくれないが一緒にトレーニングをすることを拒否しない




合宿を終えてからもブライアンはメジェドのトレーニングに付き合ってくれるようになった





メジェドはブライアンのトレーニングを直接見ながら自分のものにしようと努力している

379: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 00:22:38.29 ID:+Dp79W9N0
トレーニングの最中は雑談もなく淡々とトレーニングのみを行う




面白味には欠けてしまうがなぜかブライアンとのトレーニングは退屈しない




ブライアンとは波長が合うのだろうかと考えつつメジェドはパワートレーニングをやり切った




メジェド「今日もありがとうございました」




ブライアン「ああ」




いつものように一言だけ挨拶をしてブライアンは去っていった




この次の展開下3自由安価

寝ます

385: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 12:50:48.77 ID:yVUFHjpL0
ブライアンとのトレーニングが終わったとトレーナーに報告にいくメジェド




その際にブライアンをプロキオンに誘ってはどうかとトレーナーに提案した




メジェド「ブライアンさんにトレーナーはついていません。誘えばきっといい返事が聞けると思います」





イケトレ「確かに彼女がいると君だけじゃなくクリークの為にもなるからプラスは大きい」




イケトレ「だけど僕に自信がないんだ。三人も担当するなんてまだ早いと思う」




ここ最近のメジェドの成績は良いがクリークは合宿前に負けてしまっている




ブライアンという大物を担当するには時期尚早だという

386: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 12:59:30.93 ID:yVUFHjpL0
イケトレ「彼女は三冠ウマ娘で副会長。そしてビワハヤヒデの妹でもある」




イケトレ「ブライアンはたった一人で三冠という頂まで辿り着いた。彼女と僕じゃ釣り合ってない」




彼女をスカウトするにはメジェドはJG1を勝利しクリークは永世三強相手に勝つ




最低でもこの条件を満たさなければブライアンをスカウトしないという





イケトレ「こっちが声をかける前にどこかのチームに入るかもしれないけどその時は仕方ないよ」





メジェド「ちゃんと考えてたんですね」




強いウマ娘には絶対に入って欲しいということではなく自分の実力を考えて声をかける




きちんと自分のことを理解できているのだとメジェドのトレーナーへの評価がかなり上がった




ビューティーの勝負服は下2

1間に合った
2ギリギリ間に合う
3間に合わず
4謝罪電話くる
5自由安価

389: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 13:42:40.71 ID:yVUFHjpL0
レースまで時間がなかったという状況でもビューティー安心沢はきちんと勝負服を仕上げてきた




イケトレ「本当に間に合ったのが凄いよね」




クリーク「見た目は怪しいですけど流石ですね」




既に調整に入っていたのでメジェドはビューティーの作った勝負服を試着している




サイズは問題ないだろうがデザインがどうなっているかは未知である




イケトレ「思いっきりメジロカラーならメジェドは着るのかな?」




クリーク「作り直す時間はないので今回は着るしかないと思います」




気に入らなければ最悪は汎用勝負服がある。とりあえず試着したものを見てみようとメジェドの着替えを待つ





どんなデザインだったか下2。箇条書きでも

392: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 15:14:42.75 ID:yVUFHjpL0
メジェド「どうですかトレーナー」




イケトレ「あれ?これって確か僕達が話してたデザインだよね?」




出来上がったのは丈の短い白を基調とし金と青が使われているドレス




耳飾りや腰回りの装飾も金と青が使われており以前にトレーナー達から出てきた案が散りばめられていた




ビューティー「この子にはクレオパトラみたいな服装が似合うと思ったのよ!」




クリーク「似合ってますよメジェドちゃん」




丈が短いので脚の動きを邪魔せず障害レースを走るのにも最適な衣装といえる

393: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 15:22:59.05 ID:yVUFHjpL0
メジェド「これはマントですか?」




ビューティー「それは隠し機能よ!サービスでつけておいたわ!」




首元を触っていると白い布が収納されていた。位置的にマントかと思いきやどうやら違うらしい




クリーク「長くて大きいみたいですからパーカーではないですよね」




収納されていた布を開いていくとかなりの大きさとなった。ビューティーが言うにはこの布はレースには関係ないらしい




ビューティー「この布の使い方は両方の端を結んでこうするの!」




端を結んだ布でビューティーはメジェドを包む。彼女の見た目は白い布を被ったようにしか見えない




イケトレ「メジェドだ…」




クリーク「メジェド…」




彼女は壁画に描かれているような「メジェド」の見た目となった

394: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 15:29:17.07 ID:yVUFHjpL0
ビューティー「これはアナタの名前から連想したものなのよ!」




いつか可変式の勝負服を作りたいと考えていたビューティー。これはそのアイデアを取り込んだのだという




走っている最中には使えないが余興やファンサービスには使えると自慢げに話す




イケトレ「メジェドは前は見えてる?」




布で前を覆っているので前が見えないのではないかと心配するトレーナー




しかし彼女はそんなことは気にせずメジェドの状態のままビューティーに近付く




メジェド「メジェ~~」




ビューティー「へ?」




メジェド「メジェメジェ」




ビューティー「ひ!?なに!?怖いわよ!」




人語は話さずメジェメジェとだけ発音しビューティーに迫る




恐怖を感じたビューティーは勝負服は渡したからと逃げるように去っていった




レースに向けて下2

1調整成功
2調整失敗
3故障発覚
4メジェる
5自由安価

397: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 15:43:47.87 ID:yVUFHjpL0
イケトレ「緊張しないでなんか言わないよ。できるだけリラックスしていこう」




メジェド「はい……」




いよいよJG1の当日。勝負服は細かいところを修正し調整もバッチリ成功した




あとはメジェドが実力を出すだけなのだが流石の彼女もこれまでにないほど緊張していた




メジェド「観客が多い…人間が多い…」




イケトレ(これでも平地のG1に比べれば少ないんだけど余計なことは言わないでおこう)




平地でいえばG2ほどの観客しかいないのだが障害レースにとってこの観客数は多い




明らかに緊張しているがそれさえなんとかなればいいレースはできるとトレーナーは彼女を送り出した




コンマ判定下2。補正あり1~65で勝利それ以外敗北ゾロ目ボーナス

400: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 16:05:29.45 ID:yVUFHjpL0
コンマ95敗北。下2目覚まし時計を使うかどうか
メジェド残り5

403: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 16:17:08.21 ID:yVUFHjpL0
メジェド残り4
再安価コンマ下2。条件は同じ

406: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 16:56:22.77 ID:yVUFHjpL0
そうだ目覚まし使うと調子上がるわ。そのこと完全に頭から抜けてた
昨日のクリークはもし確率上げててもコンマ98だったからほぼ負けだけど目覚まし一個詫びで補充かも
とりあえずメジェドは勝利だけど目覚まし使ったときのこと少し考える

407: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 18:49:12.42 ID:yVUFHjpL0
コンマ02勝利




メジェド「勝、て、た……」




メジェドは勝てた喜びよりも驚きの方が優っていた。この勝利により今年度中にJG1を二勝する目標に大きく近づいた




JG1ともなれば障害レースを本気でやっているウマ娘が多い。その中で彼女は勝つことができた




メジェド「勝った!私勝ちましたよトレーナー!クリークさん!」




JG1のレースはG1と比べ扱いは小さく人気もない。ニュースにも一瞬取り上げられるかどうかのもの




人気もなく扱いが小さくともメジェドにとってこれ以上大きな勝利は他になかった




トレーナーへのご褒美下3自由安価

少し離脱

411: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 20:07:35.17 ID:yVUFHjpL0
まだ戻ってこれないので再安価というか追加安価。使わないかもしれないけど下2

414: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 21:15:12.99 ID:R6q/HvNHO
メジェド「無事に勝ったということでトレーナーにはこれを進呈します」




下着がダメならとメジェドは脱ぎたての靴下をトレーナーにプレゼントする




イケトレ「よしじゃあこれはトレーナー室に大事に飾っておこう!」




メジェド「ん?」




思っていたリアクションと違うとメジェドは首を傾げる。もしこれが下着ならば気持ち悪い声を出しながら喜んでいたはず




どうやらトレーナーは靴下を勝負服の一部と捉え初のJG1制覇の記念として残しておくという考えになったようだ




トロフィー以外に勝利の形が残るのは嬉しいのだがトレーナーへのお礼にはならない

415: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 21:18:16.45 ID:LIA4GJGCO
メジェド「じゃあこんなのはどうでしょうか」




イケトレ「うひよぉぉぉ!?」




メジロ家が見ている前提で許されるぱふぱふをしよう。メジェドは勝負服を着たままトレーナーに抱きついた




わざとらしく胸を押し付けトレーナーに堪能してもらう。トレーナーはとても喜んでいるようだ




イケトレ「汗の匂いとメジェドの匂いがたまらない!!」




メジェド「喜んでもらえてよかったです」




メジロが来る前に合法ぱふぱふは終わらせこれでトレーナーへのお礼も完了した




この次下2。自由安価

418: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 21:49:39.27 ID:JbSZ94whO
パーマー「いい加減にしなよ!!」




メジェド「あれくらいセーフですよパーマーさん」




やはりメジロ家が見ていたようで怒りながらパーマーがやってきた




控え室であまり騒ぐのはとクリークは抑えるようにとパーマー落ち着かせようとする




パーマー「怒ってるのはまた変なことさせたから。勝ったんだから文句は言わない」




パーマーの意思というよりメジロ家は勝っているうちは口を出さない方針のままのようだ

419: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 22:07:21.37 ID:kDhNTsjvO
イケトレ「相変わらず君はメジェドに平地を走ってほしいの?」




パーマー「だからそれは…!」




イケトレ「彼女は障害走で世界一になるんだ。僕はそれを最後まで支えるよ」




メジロ家の脅しはもう意味が無くなにがあってもトレーナーを辞めるつもりはないと言い切る




イケトレ「障害レースの研究も面白くなってきたし君たちに邪魔はしないで欲しい」




パーマー「はああ!?」




こちらはメジェドの為にと行動しているのに邪魔とは何かとパーマーは怒る




メジェド「私はなにも頼んでません」




パーマー「ぐ…」




そもそも自分は助けを求めておらず邪魔だというトレーナーの意見に賛同した




この次下2

1クリークのレース
2メジェド休養
3取材の依頼くる
4メジロ家会議
5自由安価

422: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 22:39:11.92 ID:+Dp79W9N0
メジェドの次はクリークの番ということでレースの日が近づく




今回もまたG1を選択したが今回はただ勝つのではなく相手は永世三強




このレースに勝てればクリークのトレーナーとして自信がつくはず




トレーナーはその想いも込めクリークのトレーニングを熱心に行う




メジェド「頑張ってくださいクリークさん」




クリーク「ええ絶対に勝つわメジェドちゃん」




疲労抜きのメジェドは休みを返上してクリークを手伝っている




プロキオン一体となってクリークは次のレースに挑む




相手は下2

1イナリ
2オグリ
3両方
4自由安価

425: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 22:57:26.89 ID:+Dp79W9N0
イケトレ「相手はイナリワンだから油断できない…いやいや永世三強を相手になにを言ってるんだろう」




クリーク「うふふ言いたいことは伝わりましたよトレーナーさん」




相手にとって不足がないどころかクリークにとって超強力なライバル




このレースに勝てばトレーナーが自信をつけることをクリークはわかっているので気合いも入る




クリーク「トレーナーさんの為にも勝ちます。見ていて下さいね」




永世三強のイナリを相手にクリークはどのような走りを見せるのだろうか




レース結果コンマ判定下2。相手がイナリなので1~50で勝利それ以外敗北ゾロ目ボーナス

428: ◆TC24MJNQio 2024/08/20(火) 23:41:03.12 ID:+Dp79W9N0
コンマ38勝利




クリーク「勝ちましたよトレーナーさん」





イケトレ「おめでとう…ありがとう…!」





トレーナーは勝った喜びと同じくらいクリークに感謝の気持ちを抱いていた




自分のやっていることは間違いないと永世三強のイナリに勝つことで証明できた




メジェド「トレーナーのレベルが上がるのは良いことです。これからも頑張って下さい」




平地でのトレーニングは障害にも活かせることはわかっているのでメジェドもトレーナーの成長に期待している




クリークのトレーナーへのご褒美下2

434: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 00:30:35.96 ID:OxlrqxXK0
クリーク「トレーナーさん今回の勝利は本当に嬉しかったんです」




イケトレ「僕も君が勝って嬉しいよクリーク」





クリーク「イナリちゃんにも勝てたのは全てトレーナーさんのお陰です。なので…」





イケトレ「あ……」





トレーナーへのご褒美タイム中は外で待っているメジェド。中の様子は見えないが音はバッチリと聞こえている




メジェド「音が   過ぎます。本気のキスってこんなのなんですね」




二人の熱い吐息と微かな  声は聞こえてくるが中で何をしているのかはわからない




メジェド「水音すご…うわあ……」




知識はあっても実際に見たり聞いたりしたことはない。盗み聞きするつもりはなくともついつい聞いてしまう




もう少し段階を踏む予定だったクリークだがイナリに勝った嬉しさでいくつかの階段を飛ばした




キスの次はもうアレしかないがそれでもいいとトレーナーとの時間を存分に楽しんだ




この次下3自由安価

寝ます

438: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 16:00:55.92 ID:1zqVdW/WO
イナリ「この前は負けちまったが次は負けねぇからな!」




クリーク「私も負けるつもりはありませんよイナリちゃん。またいい勝負をしましょうね」




レースから数日後にイナリはプロキオンの元を訪れるとクリークに戦線布告を行った




それだけでなくイナリはトレーナーにも用があると言いまずは彼に頭を下げた




イナリ「担当の胸のことも考えない無能な奴かと思ったが違ったみたいだな。次はお前にも勝つ!」




トレーナーの実力を認めてのことだったが肝心の彼はイナリの胸しか見ていなかった




イケトレ(ロリ巨 って夢があるよね)




メジェド(なにを考えてるかわかりますからね)




クリークとイナリは気付いてなさそうだったのでメジェドはことを荒げずただトレーナーを睨んでいた




この次下2

1感謝祭に参加するかどうか
2ブライアンのスカウトへ
3イベントの出演依頼
4取材の依頼
5自由安価

441: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 16:48:52.78 ID:1zqVdW/WO
メジェド「私もクリークさんも勝ちましたからブライアンさんのスカウトはどうですか?」




イケトレ「まだ三人は不安だからなあ…」




ブライアンをスカウトするのに最低限の条件は満たしたので彼女を誘ってはどうか




メジェドはそう言うのだがトレーナーはイマイチ乗り気ではない




不安という理由が大きいのならそこまで押すことはないがメジェドはトレーナーが乗り気でない理由を知っている




メジェド「ちなみにブライアンさんはご褒美制度を知ったらブチ切れると思います」




イケトレ「だよね……」




プロキオンの伝統となりつつある勝てばトレーナーにご褒美というシステムがブライアンのスカウトを邪魔していた

442: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 16:56:11.08 ID:1zqVdW/WO
メジェド「ぶっちゃけご褒美はもう無しでよくありませんか?そろそろクリークさんとやることやっちゃいますよね?」




イケトレ「それはそうなんだけどさ…」




自分の閃きは変態行為や 癖に関することであることはわかっている




閃きが必要な時には脱ぐ覚悟はあるのでそれで我慢してはどうかとメジェドは説得する




イケトレ「ブライアンがプロキオンに入ってくれれば理想的なチームになる。そのことを思えば…」




トレーナーは中々変態を捨てられないのかうんうん唸って悩んでいる




メジェドは下2

1最後に一回好きなことすると説得
2変態行為はキッパリ諦めろと説得
3クリークがいるからと説得
4話しを聞いていたブライアン来る
5自由安価

445: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 17:30:15.71 ID:yI/OFlGXO
ブライアン「面白そうな話をしているな」




メジェド「!?」




イケトレ「ブライアンかちょうど君の…ことを……」




ギギギ、とロボのように声がする方に顔を向けるとそこにはなぜかブライアンが立っていた




メジェドの仕業かと思いきや彼女も驚いているところを見ると全くの偶然なのだろう




イケトレ「どこから…」




ブライアン「最初から聞いていたぞ」




どこから聞いていたのかを聞く前に答えが返ってくる。流石は三冠ウマ娘だとトレーナーは混乱している




ブライアンは下2

1ブン殴る
2ご褒美システムは存在すると話す
3副会長として適切に対処
4受け入れる
5自由安価

448: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 18:01:18.04 ID:yI/OFlGXO
最初から聞かれていたのならもう諦めるしかないとトレーナーは余計は言い訳をしなかった




ブライアン「なんだ?」




全てを受け入れたような体勢をとるトレーナーをブライアンは変なものを見る目でみている




メジェドもブライアンによる制裁がくると心配半分好奇心半分で見ていたが彼女は動く様子がない





メジェド「ブライアンさんはいいというか…ご褒美は…」




ブライアン「よくある話だろう」




メジェド「えっ!?」




まさか本気で言っているのかとメジェドはブライアンの言葉を疑う




ブライアンは嘘をつくタイプではなく冗談とも考えにくかった

449: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 18:06:26.15 ID:yI/OFlGXO
ブライアン「行き過ぎた行動は問題だが本人達の間で合意があれば問題ない」




行き過ぎた行為と言われトレーナーは萎縮する。メジェドはまさかそんなと驚きを隠せない




ブライアン「男のトレーナー相手だけじゃなく女トレーナー相手にもご褒美はある」




イケトレ「百合だ!?」




百合という言葉を知らないわけがないブライアン。同性間の方が拗れる問題が多いという




ブライアン「ウマ娘のトレーナーとウマ娘の間で起こったトラブルは凄かったな」




メジェド「確かにそうかもしれません」




人間とウマ娘なら自制心が働くが相手が同じウマ娘なら手加減もせず事件にまで発展する恐れがある

450: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 18:09:14.10 ID:yI/OFlGXO
ブライアン「クリークとは同意がとれているようだがお前はどうだ?」




メジェド「私は問題ないんですけどメジロが邪魔をします」




ちゃんとしたご褒美をあげたいのにメジロの干渉を受けると愚痴るメジェド




ご褒美が嫌じゃないのならそれでいいとブライアンはトレーナーの方を向く




ブライアン「この私をスカウトしたいそうだな」




話を最初から聞いていたということはブライアンのスカウトのことも聞かれていた




トレーナーはそうだと正直に答えるしかなかった




トレーナーのブライアンへの台詞内容下2

453: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 18:59:52.74 ID:kUt0GdVo0
イケトレ「君みたいな三冠ウマ娘に僕がこんなことを言うのは烏滸がましいけど言わせてほしい」




イケトレ「僕の担当になってプロキオンに入ってほしい。君のパワーはこのチームに必要なんだ」




イケトレ「パワーだけじゃなくスピードも魅力的だけど君がいればプロキオンは理想のチームになるんだ」




イケトレ「君にとってもいい話だと思う。ブライアンにトレーナーがいればもっと伸びるはずなんだ」





イケトレ「あんな話をしてた直後だけどスカウトは受けてくれるかな?」




ブライアンの返事下2

1受ける
2保留
3ご褒美システムがないなら受ける
4断る
5私は怪物だと話す
6自由安価

456: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 20:19:32.98 ID:kUt0GdVo0
ブライアン「いいだろうスカウトは受けてやる」




メジェド「やったーー!」




ブライアンがチームに入ると決まりメジェドはトレーナーより喜ぶ




メジェドにとってブライアンはクリークよりもウマが合うのだろう




もしくは彼女がプロキオンに入ることでチームが完成するから喜んでいるのだろう




トレーナーはブライアンが入るのは良いがその分プレッシャーが重くのしかかっていた




この次下2

1ご褒美は有りかとトレーナー興奮
2ビワハヤヒデ来る
3会長来る
4早速トレーニング
5自由安価

459: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 21:20:51.97 ID:qfu4IJq3O
ハヤヒデ「君がブライアンを口説き落としたトレーナーか」





ブライアンがチームに加入したと聞きその翌日にハヤヒデが様子を見に来た





ハヤヒデはプロキオンのことを知らず友人から聞き興味を持ったようだ




ハヤヒデ「障害レースに特化したウマ娘と永世三強の一人を従えるトレーナーか。実力は充分といったところだな」




最近の成績も悪くなくブライアンを預けるには良い環境だろうというハヤヒデ




ハヤヒデ「しかしよくブライアンをスカウトできたな。姉の私だからこそ妹の難しさを知っている」




徹底的に野菜は食べないなどブライアンの好みはハッキリしている。そんな彼女がチームに入ったこと自体ハヤヒデは驚いている

460: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 21:23:46.26 ID:dpt3GpMtO
二人で話していると遠くの方からブライアンがやって来るのが見えた




ハヤヒデ「君は少しの間隠れてくれるか?ブライアンと話をしてみたい」




トレーナーがいては本心は聞き出せないと隠れてもらいハヤヒデがプロキオンに入った理由を聞くという




ブライアンがチームに入ってくれた理由は知っておいて損はないとトレーナーはハヤヒデの案に乗った





ブライアン「まだ誰も来ていないのか」




ハヤヒデ「チームメンバーはいないが私がいる。誰もいないことだしなぜこのチームを選んだのか理由を教えてくれないか?」




ブライアンの回答下2

463: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 22:15:31.76 ID:6zA7JqJ+O
ブライアン「三冠は取れたが私の限界はそこだった。これ以上の高みを目指すならトレーナーが必要だ」




ハヤヒデ「三冠以上となると凱旋門か?いずれにせよトレーナーが必要だと思ったのか」




ハヤヒデ「それはわかったがなぜ彼を選んだんだ?」




ブライアン「奴を選んだ理由か。正直わからないな」




大物になる予感があるなどそれらしい理由はいくらでも思いつくが決定打はない




ブライアン「なんとなくという言葉は使いたくない。私には奴が必要だったんだ」




ハヤヒデ「トレーナーとの出会いは偶然もある。理由は気にしなくてもいい」




トレーナーを選んだ理由はハッキリしなかったがハヤヒデは満足したようだ

464: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 22:24:54.11 ID:6zA7JqJ+O
イケトレ「ブライアンに期待されているならその分頑張らないと」




三冠の上を目指すというブライアンのトレーナーは生半可な覚悟では務まらない




最低でもG1を勝ち続ける必要がある厳しい道となるがトレーナーはその道を選んだ




イケトレ「障害走と永世三強に三冠ウマ娘。本当に凄いチームだ」




障害レースで世界一を目指すメジェドだけでも大変だというのにその上をいく




トレーナーが最初に思い描いていた未来とはかなり遠くなったが彼は満足そうな表情で資料を見ていた




この次下2

467: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 23:32:26.49 ID:OxlrqxXK0
イケトレ「想定と違うといえばルドルフとエアグルーヴにも認知されたことかな」




ブライアンが選んだトレーナーはどんな人物だとルドルフ達が会いに来ていた




ハヤヒデと同じようにエアグルーヴはなぜトレーナーを選んだのかが気になっていたようだ




ルドルフはというとブライアンがトレーナーを選んだ理由はわかると納得していた





ルドルフ「彼には不思議な力があるということさ」




エアグルーヴ「不思議な力というより変わり者ではないでしょうか」




障害を好んで走るメジロを担当している時点でトレーナーは変人でしかない

468: ◆TC24MJNQio 2024/08/21(水) 23:36:28.73 ID:OxlrqxXK0
変人なうえに大した実績もなかったはずなのにとエアグルーヴは最後までトレーナーを怪しんでいた




ルドルフ「私は君を信じているぞ」




メジェドの世界一などチームメンバー全員の目標をトレーナーなら達成できる




ルドルフは笑顔で去っていきエアグルーヴは下手なことはするなと釘を刺していった




イケトレ「もっと頑張らないと!」




ルドルフ達との話を思い出しながらトレーナーは仕事を続ける




この次下2

1ブライアンのレース
2クリークのレース
3メジェドのレース
4学園祭に参加依頼
5チームに取材依頼
6チームでトレーニング
7自由安価

471: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 00:11:40.94 ID:Gxz9RE4s0
ブライアンがプロキオンに入ったことによりトレーニングの質は最高のものとなっていた




クリークだけでは足りなかったパワーが鍛えられブライアンはスタミナを鍛えられる




全ての能力が発展途上のメジェドはバランスよく全てのステータスが上がっていく




平地でのトレーニングが増えてしまうがその分リターンが多くメジェドはトレセンでトレーニングを終えることが多くなった




メジェド(スピードもスタミナもパワーも全てが伸びるのがわかる!)




能力が上がったことはすぐに走りに作用し障害を飛び越える距離がかなり伸びていた

472: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 00:16:12.09 ID:Gxz9RE4s0
イケトレ(六つ揺れるのは凄い!すご過ぎる!)




彼女らが真面目にトレーニングをしている様子にトレーナーは感動していた




クリークとメジェドの四つでも素晴らしかったがブライアンが加わり六つ




三人とも大きな胸であることもトレーナーが感動する一因となっている




イケトレ(大きさはメジェド柔らかさはクリーク。ブライアンは……?)




三人を見ながからの妄想も捗りトレーナーは勝手に調子が上がる




この次下2

1ブライアンのレース
2クリークのレース
3メジェドのレース
4学園祭に参加依頼
5チームに取材依頼
6自由安価

479: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 19:17:13.33 ID:12cmFLBh0
通常であればメジェドがレースに出るローテーションなのだが彼女の次のレースが決まっていない




その理由は次に開催されるJG1は年末でありそれまでに重賞に出るのかレースを回避するのか方向性が定まっていない




なのでプロキオンからレースに出るのはブライアンとなったのだ




ブライアンに重きを置きトレーニングをやっているトレーナー。彼女は指示に従い淡々とトレーニングを熟す




イケトレ「このままいけば彼女の実力を発揮できる」




決してブライアンの邪魔はせず彼女の能力を伸ばせるようにと最新の注意を払いながらトレーニングを組み立てる

480: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 19:22:17.75 ID:12cmFLBh0
レースが近付き調整の期間へと入ったブライアン。トレーナーと話しをしながら軽く身体を動かしている





イケトレ「そういえば…いやいいよ」




ブライアン「言いかけたまま終わるな」




失礼になるかもしれないとトレーナーは口を閉じたがブライアンは最後まで言えと続きを促す




イケトレ「君が勝ったらご褒美はありなの?」




ブライアン「ふっ、そんなことか。結果次第だな」




ただ勝つのではなく勝ち方に満足できなければご褒美はない。逆に言えば彼女を満足させればご褒美がある




三冠ウマ娘であり怪物と呼ばれているブライアンからのご褒美がもらえるかもしれない




トレーナーのテンションは最高のものとなった




レース結果コンマ判定下2。補正あり1~70で勝利。その他敗北ゾロ目ボーナス

483: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 19:55:43.08 ID:12cmFLBh0
コンマ66勝ちプラスソロ目ボーナス




クリーク「凄い走りでしたね…」




思わず息を呑むクリーク。永世三強から見てもブライアンの走りは凄かった




今までの彼女も強かったが荒さもあった。その荒さがプラスに作用し勝ちを積み重ねてきていた




そのブライアンから荒さが取れ完璧に近い走りを目の前でやってみせた




メジェド「圧倒的な勝ちとはああいうものなんですね」




冷静に見えるメジェドだが身体が震えていた。衝撃を受けるほどブライアンの走りは圧倒だった

484: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 20:01:42.25 ID:12cmFLBh0
ブライアン「お前の力がこれほどとは思わなかった」




控え室へと戻ってきたブライアンは今回の勝利に衝撃を受けたという




今回のレースであればトレーナーがいなくとも勝っていたが勝ち方が違う




自分の中でも完璧といえる走りをトレーナーのお陰ですることができた




ブライアン「私の調子が良かったのもあるが、この走りができたのは間違いなくお前が居たからだ」




イケトレ「じゃ、じゃあ」




ブライアン「期待しろ」




ブライアンのご褒美下2まで

487: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 20:57:09.88 ID:PE3KBUbzO
ブライアン「あれだけ完璧なら抱かせてやってもよかったがそうはいかない」




ブライアン「二つ選択肢をやるから選べ。まずはそうだな、下着をやろう」




イケトレ「ブライアンの下着!?」




ブライアン「なんだそれだけでは不満か?なら私の背中を流させてやる」




イケトレ「ブライアンとお風呂!!」




ブライアン「もう一つはそうだな舐めてもいい」




イケトレ「舐めるっていうのは…?」




ブライアン「どこを舐めるのかはお前の自由だ。意味はわかるな?」




イケトレ「ひょおぉ!?」




トレーナーの選択下2

490: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 21:23:42.27 ID:Cwg1fJcnO
イケトレ「でででは失礼して…」




ブライアン「こんな所を舐めたがるとはお前は本物だな」




控え室でご褒美をもらっている様子をクリークとメジェドは部屋の外で聞いていた




クリーク「トレーナーさんはどこを舐めようとしているんですか」




メジェド「安心して下さい下半身じゃないですよ」




その言葉にクリークはホッとしメジェドは聞き耳をたてている




ブライアン「ふ、こんなのがいいのか?」




イケトレ「最高です……」




レース後の汗だくになった を    と舐めるトレーナー。その表情は悦に浸っている




こんなご褒美が待っているならトレーナーは更に頑張れるだろう

491: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 21:28:17.13 ID:dB2cc2+yO
ブライアンが勝利し次の目標に切り替えたいのだがまだ定まらない




メジェドをどうするかが優先度が高いのは知っているが選択肢が多すぎる




チームでミーティングをすべきかそれとも自分が決めてしまってもいいかとトレーナーは悩む




イケトレ「僕がトレーナーなんだからしっかりしないとなんだけど」




どれも一長一短で決め手に欠けるもの事実。今度ばかりは優柔不断でもいいはずとトレーナーは悩みに悩む




メジェドは下2

1年末までレース出ない
2重賞へ
3平地の重賞
4平地のG1
5自由安価

494: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 22:55:58.34 ID:Gxz9RE4s0
メジェド「年末のJG1までレースに出ないんですね」




イケトレ「重賞や平地のレースも考えたんだ。けどそこに向けてよりチームでトレーニングをした方が絶対にいい」




メジェド「私もそう思います」




メジェドは次のJG1までレースに出ないと決める。その理由はやはりプロキオンのトレーニング




理想的なメンバーでのトレーニングを積み重ねる方がメジェドやクリーク達にとっても最善と判断した




メジェドもブライアンの完璧な勝利を目の前で見ているのでトレーナーの意見に同意する

495: ◆TC24MJNQio 2024/08/22(木) 23:00:12.30 ID:Gxz9RE4s0
メジェド「ちなみに私がレースに出ないのは取材とは関係ないですよね?」




イケトレ「全然!むしろアピールする為には出走するからね」




メジェド「確かにその通りです」




ブライアンのレースの影響が大きかったのか学園を通じてプロキオンに取材の依頼があった




受けるかどうかはトレーナー次第と言われ悩んだ結果受けると決めた




イケトレ「君のこともちゃんと記事にしてもらわないとね」




メジェド「あまり取材され過ぎたら実家の悪口しか言いませんよ」




取材でのイベントや行動下2

498: ◆TC24MJNQio 2024/08/23(金) 00:04:36.69 ID:xaX7ojD70
記者「ではでは次の質問にいかせてもらいます!」




イケトレ「すいませんできれば質問攻めはやめてもらえませんか?」




記事「これは失礼しました…」




取材が始まった途端に記者はメジェド達に質問を浴びせまくった




メジェドに対してはなぜ障害に拘るのか。クリークには勝利の秘訣は何なのか。ブライアンにはこの前の完璧な走りはトレーナーのお陰なのか




記事はプロキオンのメンバーがダメならとトレーナーに対し質問をしだした




記者「G1を立て続けに勝ち続けている秘訣は何でしょうか!?」




イケトレ「秘訣ですか……」




トレーナーの台詞下2

1覚悟を決めている
2目標から考えれば必然
3ご褒美があるので
4理想的なチームだから
5自由安価

501: ◆TC24MJNQio 2024/08/23(金) 00:29:53.35 ID:xaX7ojD70
イケトレ「覚悟を決めてるからだと思います」




記者「覚悟ですか!?」




イケトレ「メジロ家の考えに背いている上に脅されもしました。それでも結局はメジェドのトレーナーを辞めませんでした」




イケトレ「障害走で世界一になるという彼女のトレーナーになったんですからG1もJG1も勝てなきゃいけません」




記者「それは勝利は必然必須ということですか!?」




イケトレ「そこまでは言いませんしそこまでの実力は僕にはありません」




イケトレ「けれど全てのレースに勝てるよう努力と覚悟をもっています」




記者「なるほどぉ!ありがとうございます!」




トレーナーやメジェド達のインタビューの結果に満足し記者は慌ただしく帰っていった

502: ◆TC24MJNQio 2024/08/23(金) 00:34:48.47 ID:xaX7ojD70
ブライアン「やれやれこんなものか」




クリーク「そうでしたね」




取材に慣れている二人は疲れた様子はないがトレーナーとメジェドには疲れが見える




メジェド「取材はもう嫌です…」




イケトレ「変なこと言わなかったよね僕?」




クリーク「大丈夫でしたよトレーナーさん」




ブライアン「あとは奴がどんな記事を書くかだな」




自分とクリークはいいがメジェドの扱いが少し気になるとブライアンは記事の出来を不安視している




記事は下2

1好評
2不評
3メジロ家からクレーム
4イケメントレーナー特集だった
5変態なのバレていた
6メジェドが注目された
7自由安価