1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 00:32:23.10 ID:VJ16gs/y0
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 00:33:57.27 ID:VJ16gs/y0
ユーリ「こんな所にポツンと扉があるね」
チト「いやおかしいでしょ」
ユーリ「何で?」
チト「普通扉ってのは向こう側に部屋があって成立するもんだ、でも・・・」
ユーリ「向こう側に何もないね~」
チト「いやおかしいでしょ」
ユーリ「何で?」
チト「普通扉ってのは向こう側に部屋があって成立するもんだ、でも・・・」
ユーリ「向こう側に何もないね~」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 00:37:46.50 ID:VJ16gs/y0
チト「つまりこれは・・・捨てられた扉か」
ユーリ「何で扉なんて捨てんの?」
チト「さぁ、わかんないよ」
ユーリ「でもさぁ・・・」スンスン
チト「ん?」
ユーリ「何かこの扉からいいにおいがするんだよね」
ユーリ「何で扉なんて捨てんの?」
チト「さぁ、わかんないよ」
ユーリ「でもさぁ・・・」スンスン
チト「ん?」
ユーリ「何かこの扉からいいにおいがするんだよね」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 00:42:23.42 ID:VJ16gs/y0
チト「・・・は?」
ユーリ「ほら、ちーちゃんもかいでみなよ」
チト「まさかそん・・・」スンスン
チト「・・・本当だ」
ユーリ「でしょー」
チト「何で・・・あ、扉に何か書いてある」
チト「えっと・・・ヨーショクのネコヤ、かな」
ユーリ「ほら、ちーちゃんもかいでみなよ」
チト「まさかそん・・・」スンスン
チト「・・・本当だ」
ユーリ「でしょー」
チト「何で・・・あ、扉に何か書いてある」
チト「えっと・・・ヨーショクのネコヤ、かな」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 08:22:53.59 ID:VJ16gs/y0
ユーリ「ヨーショク?って何?」
チト「そういえば本で読んだことがある・・・昔はご飯を作る店があって、そこに食べに行く人たちがいたって」
ユーリ「何でわざわざそんなことすんの?家で食べればいいじゃん」
チト「そんなのわかんないよ・・・素人には作れないもの・・・ってのがあるんじゃない?」
ユーリ「ふーん・・・それにしてもいいにおいだね」
ユーリ「ちょっとドア開けてみよっか」
チト「え?」
チト「そういえば本で読んだことがある・・・昔はご飯を作る店があって、そこに食べに行く人たちがいたって」
ユーリ「何でわざわざそんなことすんの?家で食べればいいじゃん」
チト「そんなのわかんないよ・・・素人には作れないもの・・・ってのがあるんじゃない?」
ユーリ「ふーん・・・それにしてもいいにおいだね」
ユーリ「ちょっとドア開けてみよっか」
チト「え?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 10:17:05.80 ID:VJ16gs/y0
ユーリ「いやなーんか気になるじゃん?」
チト「やめとけって、どーせ何もないから」
ユーリ「でもにおいはするじゃん」
チト「まぁ、確かに・・・」
ユーリ「じゃあ私銃構えてるからちーちゃん開けてね」チャキ
チト「私かよ!」
チト「やめとけって、どーせ何もないから」
ユーリ「でもにおいはするじゃん」
チト「まぁ、確かに・・・」
ユーリ「じゃあ私銃構えてるからちーちゃん開けてね」チャキ
チト「私かよ!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 12:21:00.26 ID:VJ16gs/y0
ユーリ「ほら早く早く」
チト「しょーがないなー、じゃあ開けるぞ」グッ
ガチャ・・チリン
チト「な・・・」
ユーリ「おおう・・・」
チト「何だこれ・・・こんな部屋さっきまでなかったぞ・・・」
チト「しょーがないなー、じゃあ開けるぞ」グッ
ガチャ・・チリン
チト「な・・・」
ユーリ「おおう・・・」
チト「何だこれ・・・こんな部屋さっきまでなかったぞ・・・」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 13:04:19.44 ID:VJ16gs/y0
チト「どうなってんだ一体・・・」
ユーリ「おおう・・・いいにおいが更に強く・・・」クンカクンカ
チト「おい少しは緊張感を・・・」
タタタ・・・
アレッタ「いらっしゃいませ!ようこそヨーショクのネコヤへ!」
チト「む!?」
ユーリ「何だお前?」チョキ
アレッタ「ふぇっ!?」ビク
ユーリ「おおう・・・いいにおいが更に強く・・・」クンカクンカ
チト「おい少しは緊張感を・・・」
タタタ・・・
アレッタ「いらっしゃいませ!ようこそヨーショクのネコヤへ!」
チト「む!?」
ユーリ「何だお前?」チョキ
アレッタ「ふぇっ!?」ビク
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 15:07:32.71 ID:VJ16gs/y0
アレッタ(何か筒みたいな武器向けられた・・・)
店主「いらっしゃい」
アレッタ「あ、マスター・・・」
ユーリ「もう1人・・・」
店主「そんな物騒なモノ下ろして、どうです?何か食べていきませんか?」
チト「食べる?やっぱりここは・・・」
店主「ええ、見ての通り、『料理屋』ですよ」
店主「いらっしゃい」
アレッタ「あ、マスター・・・」
ユーリ「もう1人・・・」
店主「そんな物騒なモノ下ろして、どうです?何か食べていきませんか?」
チト「食べる?やっぱりここは・・・」
店主「ええ、見ての通り、『料理屋』ですよ」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 16:15:24.48 ID:VJ16gs/y0
チト「料理屋・・・じゃあ本当にここで料理が食べられるの?」
店主「ええ」
チト「どうしてこんな所で・・・」
店主「お嬢ちゃん達がどの扉から来たかは知らないけど・・・」
店主「この店は、7日に1度、別の世界のいろんな場所に繋がるんだ」
チト「マジで・・・」
アレッタ「本当ですよ」
ユーリ「不思議なこともあるもんだね~」
店主「ええ」
チト「どうしてこんな所で・・・」
店主「お嬢ちゃん達がどの扉から来たかは知らないけど・・・」
店主「この店は、7日に1度、別の世界のいろんな場所に繋がるんだ」
チト「マジで・・・」
アレッタ「本当ですよ」
ユーリ「不思議なこともあるもんだね~」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 19:05:21.40 ID:VJ16gs/y0
チト「で、どうする?」ヒソヒソ
ユーリ「折角だから食べていこうよ、レーションも底を尽きかけてるし」ヒソヒソ
チト「そうだなぁ・・・」ヒソヒソ
グウウ・・・
ユーリ「ほら、ちーちゃんもお腹減ってるし」ヒソヒソ
チト「・・・///」
ユーリ「とゆうわけだから、食べてくよ」
店主「わかりました」
アレッタ「お好きな席にどうぞ」
ユーリ「折角だから食べていこうよ、レーションも底を尽きかけてるし」ヒソヒソ
チト「そうだなぁ・・・」ヒソヒソ
グウウ・・・
ユーリ「ほら、ちーちゃんもお腹減ってるし」ヒソヒソ
チト「・・・///」
ユーリ「とゆうわけだから、食べてくよ」
店主「わかりました」
アレッタ「お好きな席にどうぞ」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 20:16:00.93 ID:VJ16gs/y0
アレッタ「こちらメニューになります、東大陸語は読めますか?」
ユーリ「字ならちーちゃんが読めるよ」
チト「おい」
アレッタ「わかりました、こちらのお冷はご自由にお飲みください」
ユーリ「おお!綺麗な水だ!」
ユーリ「字ならちーちゃんが読めるよ」
チト「おい」
アレッタ「わかりました、こちらのお冷はご自由にお飲みください」
ユーリ「おお!綺麗な水だ!」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 20:43:27.44 ID:VJ16gs/y0
アレッタ「それではご注文が決まりましたらお呼びください」
ユーリ「美味い!この水美味しいよちーちゃん!」ゴクゴクプハー
チト「うるせぇ黙ってろ」ムムム
ユーリ「どったの?」
チト「やっぱり読めないなぁ・・・絵は描いてあるけど」
ユーリ「ん~じゃあ美味しそうなのを適当に指させばいいじゃん、おーい!」
チト「いいのかそれで・・・」
ユーリ「美味い!この水美味しいよちーちゃん!」ゴクゴクプハー
チト「うるせぇ黙ってろ」ムムム
ユーリ「どったの?」
チト「やっぱり読めないなぁ・・・絵は描いてあるけど」
ユーリ「ん~じゃあ美味しそうなのを適当に指させばいいじゃん、おーい!」
チト「いいのかそれで・・・」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 20:54:28.27 ID:VJ16gs/y0
アレッタ「ご注文はお決まりですか?」タタタ・・・
ユーリ「えっと・・・私はこれで、ちーちゃんはこれ」
チト「あ、おい・・・」
アレッタ「かしこまりました、少々お待ちください」タタタ・・・
ユーリ「楽しみだね~」
チト「大丈夫かな・・・」
ユーリ「えっと・・・私はこれで、ちーちゃんはこれ」
チト「あ、おい・・・」
アレッタ「かしこまりました、少々お待ちください」タタタ・・・
ユーリ「楽しみだね~」
チト「大丈夫かな・・・」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:12:57.30 ID:VJ16gs/y0
アレッタ「お待たせしました、『チキンカレー』と『メンチカツ』です!」
ユーリ「おお来たね!」
チト「・・・・・」ゴクリ
アレッタ「それではごゆっくりどうぞ」
ユーリ「さーて食うぞ~!!!」
チト「う、うん・・・」
ユーリ「おお来たね!」
チト「・・・・・」ゴクリ
アレッタ「それではごゆっくりどうぞ」
ユーリ「さーて食うぞ~!!!」
チト「う、うん・・・」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 21:46:50.21 ID:VJ16gs/y0
チト「これって・・・肉やら芋やらをすり潰して高温の油で揚げる奴だよね、本で読んだな」
ユーリ「あれ?絵と違うな・・・もっとドロっとしてると思ったんだけど」
ユーリ「まぁいいや、いただきまーす」パク
モグモグ・・・
ユーリ「うまい!この白いのうまいよちーちゃん!」
チト「・・・・・」
ユーリ「あれ?絵と違うな・・・もっとドロっとしてると思ったんだけど」
ユーリ「まぁいいや、いただきまーす」パク
モグモグ・・・
ユーリ「うまい!この白いのうまいよちーちゃん!」
チト「・・・・・」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:18:01.43 ID:VJ16gs/y0
チト「・・・なぁユー、それって隣のやつかけるんじゃないのか?」
ユーリ「え?ああこれか、どれどれ・・・」トプトプ
ユーリ「おお!絵で見た通りになった!では・・・」パク
ユーリ「!!!!!!!!???????」ビクン
チト「ユー!?」
ユーリ「え?ああこれか、どれどれ・・・」トプトプ
ユーリ「おお!絵で見た通りになった!では・・・」パク
ユーリ「!!!!!!!!???????」ビクン
チト「ユー!?」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 22:32:41.47 ID:VJ16gs/y0
ユーリ「ひ、ひたが・・・舌が焼ける・・・水!!!」ゴクゴク
ユーリ「ハァハァ・・・」
チト「大丈夫?」
ユーリ「体が熱い・・・喉がヒリヒリする・・・」
ユーリ「でも・・・うまい!」
ユーリ「ハァハァ・・・」
チト「大丈夫?」
ユーリ「体が熱い・・・喉がヒリヒリする・・・」
ユーリ「でも・・・うまい!」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 23:05:02.42 ID:VJ16gs/y0
ユーリ「この刺激の後から来る美味さ!ヤバすぎる!」
ユーリ「いくらでも食べれそうだよ!」ムシャムシャ
チト「ああそう・・・」
ユーリ「この何かの肉も美味い!何の肉だろ?」
チト「チキン・・・確か鳥っていう空飛ぶ生き物じゃなかったっけ」
店主「・・・・・」フッ
ユーリ「いくらでも食べれそうだよ!」ムシャムシャ
チト「ああそう・・・」
ユーリ「この何かの肉も美味い!何の肉だろ?」
チト「チキン・・・確か鳥っていう空飛ぶ生き物じゃなかったっけ」
店主「・・・・・」フッ
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/06(土) 23:38:33.24 ID:VJ16gs/y0
チト「ハァ・・・私も食べよ」パク
チト「!」ビクン
チト(これは・・・噛めば噛むほど旨味を凝縮したような汁が口の中に広がって・・・)
チト「・・・!」ガッ
チト(一緒に出されたパンが無性に食べたくなるッ・・・!)モグモグ
ガチャ
アレッタ「あ、いらっしゃいませー」
ガヤガヤ・・・
チト「!」ビクン
チト(これは・・・噛めば噛むほど旨味を凝縮したような汁が口の中に広がって・・・)
チト「・・・!」ガッ
チト(一緒に出されたパンが無性に食べたくなるッ・・・!)モグモグ
ガチャ
アレッタ「あ、いらっしゃいませー」
ガヤガヤ・・・
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 00:22:34.44 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「ふぃ~食った食った」
チト「こんなのはじめてだよ・・・」
ユーリ「でも、な~んか物足りないよね」
チト「うん・・・」
ユーリ「どうすれば・・・お」チラ
ライオネル「カツ丼おかわりィ!!!」
チト「いつの間にか結構人が・・・」
ユーリ「おかわりか・・・」
チト「こんなのはじめてだよ・・・」
ユーリ「でも、な~んか物足りないよね」
チト「うん・・・」
ユーリ「どうすれば・・・お」チラ
ライオネル「カツ丼おかわりィ!!!」
チト「いつの間にか結構人が・・・」
ユーリ「おかわりか・・・」
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 00:44:57.77 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「おーい!」フリフリ
黒『・・・はい、何か?』
ユーリ「ん?あれれ?」
チト(この人、口動かさずに喋ってる・・・)
ユーリ「・・・あの、チキンカレーとメンチカツのおかわりを」
黒『かしこまりました、少々お待ちください』
黒『・・・はい、何か?』
ユーリ「ん?あれれ?」
チト(この人、口動かさずに喋ってる・・・)
ユーリ「・・・あの、チキンカレーとメンチカツのおかわりを」
黒『かしこまりました、少々お待ちください』
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 08:15:34.30 ID:KA3u6Goq0
黒『・・・ねぇ』
ユーリ「ん~?」
黒『チキンカレー、美味しい?』
ユーリ「うん!」
黒『そう・・・』
黒『私も、そう思う』ニコ
ユーリ「ん~?」
黒『チキンカレー、美味しい?』
ユーリ「うん!」
黒『そう・・・』
黒『私も、そう思う』ニコ
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 10:25:51.00 ID:KA3u6Goq0
黒『お待たせしました、チキンカレーとメンチカツです』
ユーリ「おお来た来た!」ガツガツ
ユーリ「うんめー!!!」
チト「待てよ・・・このメンチカツをパンに挟んで・・・」パク
チト「おお!2つの味が同時に・・・」
アルフォンス「ほう、初めて見る顔だが、チキンカレーを食すとはわかっている」
サラ「ほら!あの子メンチカツ食べてるわよ!やっぱりこっちの方が美味しいのよ!」
ハインリヒ「偶然だ、やはりエビフライこそ至高!」
ユーリ「おお来た来た!」ガツガツ
ユーリ「うんめー!!!」
チト「待てよ・・・このメンチカツをパンに挟んで・・・」パク
チト「おお!2つの味が同時に・・・」
アルフォンス「ほう、初めて見る顔だが、チキンカレーを食すとはわかっている」
サラ「ほら!あの子メンチカツ食べてるわよ!やっぱりこっちの方が美味しいのよ!」
ハインリヒ「偶然だ、やはりエビフライこそ至高!」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 15:03:37.10 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「ふぅ・・・」ゲップ
チト「食いすぎだろ・・・何皿食ったんだ・・・」
ユーリ「ちーちゃんもでしょ」
チト「う~ん・・・でもな~んか足らないなぁ・・・」チラ
アーデルハイド「♪~」パクパク
ヴィクトリア「・・・・・」モグモグ
チト「食いすぎだろ・・・何皿食ったんだ・・・」
ユーリ「ちーちゃんもでしょ」
チト「う~ん・・・でもな~んか足らないなぁ・・・」チラ
アーデルハイド「♪~」パクパク
ヴィクトリア「・・・・・」モグモグ
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 16:03:57.97 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「あれだ!おーい!」
アレッタ「はい!ご注文ですか?」
ユーリ「えっと・・・これと・・・これ!」
アレッタ「かしこまりました、少々お待ちください」タタタ・・・
チト「そういえば本で読んだな・・・昔はスイーツっていう主に女子が愛した食べ物があるって」
ユーリ「ほほう・・・」
アレッタ「はい!ご注文ですか?」
ユーリ「えっと・・・これと・・・これ!」
アレッタ「かしこまりました、少々お待ちください」タタタ・・・
チト「そういえば本で読んだな・・・昔はスイーツっていう主に女子が愛した食べ物があるって」
ユーリ「ほほう・・・」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 18:20:33.92 ID:KA3u6Goq0
アレッタ「お待たせしました、『チョコレートパフェ』と『プリンアラモード』です」
チト「おお・・・」
ユーリ「こっちもうまそー!」
チト「それでは・・・」
ユーリ「いただきまーす!」
パクッ
チト「おお・・・」
ユーリ「こっちもうまそー!」
チト「それでは・・・」
ユーリ「いただきまーす!」
パクッ
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 19:04:12.24 ID:KA3u6Goq0
チト「ほおお・・・」パアア
ユーリ「あまーい!」
ユーリ「これってアレだよね!砂糖って奴が入ってるんだよねちーちゃん!」
チト「んんん~~~~パルフェ!!!」
ユーリ「はい?」
チト「ゴメン、ちょっと言いたくなった」
ユーリ「あまーい!」
ユーリ「これってアレだよね!砂糖って奴が入ってるんだよねちーちゃん!」
チト「んんん~~~~パルフェ!!!」
ユーリ「はい?」
チト「ゴメン、ちょっと言いたくなった」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 21:04:07.66 ID:KA3u6Goq0
チト「この雲みたいなフワフワした白いの最高~」
ユーリ「こっちの黄色くてプルンとしたのもいいよ!」
ユーリ「ふぅ・・・お?」
アルトリウス「・・・・・」グビグビ
ユーリ「あれは・・・おーい!
アレッタ「はい、ご注文ですか?」
ユーリ「こっちの黄色くてプルンとしたのもいいよ!」
ユーリ「ふぅ・・・お?」
アルトリウス「・・・・・」グビグビ
ユーリ「あれは・・・おーい!
アレッタ「はい、ご注文ですか?」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 21:20:40.58 ID:KA3u6Goq0
アレッタ「お待たせしました、『ビール』と『コーヒー』です」
ユーリ「待ってましたー!!!」
チト「おま・・・それ『びう』じゃん!」
ユーリ「うん、あっちのじいさんが飲んでるの見えたからね、ちーちゃんはいいの?」
チト「あれはちょっと・・・」
ユーリ「あっそ」グビグビ
ユーリ「待ってましたー!!!」
チト「おま・・・それ『びう』じゃん!」
ユーリ「うん、あっちのじいさんが飲んでるの見えたからね、ちーちゃんはいいの?」
チト「あれはちょっと・・・」
ユーリ「あっそ」グビグビ
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 21:30:03.24 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「うめー!!!」プハー
チト「・・・・・」ゴクゴク
チト「う・・・ちょっと濃いかも・・・」
チト「これ・・・砂糖かな?ちょっと足そう・・・」サラサラ
チト「あ、飲みやすくなった」ゴクゴク
チト「・・・・・」ゴクゴク
チト「う・・・ちょっと濃いかも・・・」
チト「これ・・・砂糖かな?ちょっと足そう・・・」サラサラ
チト「あ、飲みやすくなった」ゴクゴク
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 21:43:04.16 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「うぃ~」グデー
チト「流石にもう一杯かな・・・そろそろ戻ろう」
ユーリ「ん~」
ガガンボ「カエル、コレ、イツモノ」ジャラ
店主「確かに、ありがとうございました」
チト「・・・・・」
チト「流石にもう一杯かな・・・そろそろ戻ろう」
ユーリ「ん~」
ガガンボ「カエル、コレ、イツモノ」ジャラ
店主「確かに、ありがとうございました」
チト「・・・・・」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 21:58:55.05 ID:KA3u6Goq0
チト「なぁ、ユー」
ユーリ「ん~?」
チト「そういえばこういう所って飯食う代わりに何かしら代価をもらうって本で読んだことがあるんだが・・・」
ユーリ「え~でも何も持って・・・あ」ゴソゴソ
ユーリ「これでどうにかなるかな?」
ユーリ「ん~?」
チト「そういえばこういう所って飯食う代わりに何かしら代価をもらうって本で読んだことがあるんだが・・・」
ユーリ「え~でも何も持って・・・あ」ゴソゴソ
ユーリ「これでどうにかなるかな?」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 22:09:49.92 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「おーい!もう帰るんだけどー!」
アレッタ「あ、はいー!」
店主「ありがとうございました、それで、お勘定は・・・」
ユーリ「これでどうにかなんない?」ゴト
店主「!」
アレッタ「これって・・・」
黒『?』
店主(金の・・・延べ棒・・・?)
アレッタ「あ、はいー!」
店主「ありがとうございました、それで、お勘定は・・・」
ユーリ「これでどうにかなんない?」ゴト
店主「!」
アレッタ「これって・・・」
黒『?』
店主(金の・・・延べ棒・・・?)
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 22:24:11.30 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「この間ガラクタ漁ってたら見つけたんだけどさ、結構食べちゃったしたりないかな~?」
店主「あ、いえ・・・十分です」
ユーリ「そっか、よかった、じゃあね~」
チト「ごちそうさまでした」
バタン
アレッタ「またのお越しをお待ちしておりま~す」
店主「あ、チキンカレー残りが少ないな・・・」
黒『え・・・』
店主「あ、いえ・・・十分です」
ユーリ「そっか、よかった、じゃあね~」
チト「ごちそうさまでした」
バタン
アレッタ「またのお越しをお待ちしておりま~す」
店主「あ、チキンカレー残りが少ないな・・・」
黒『え・・・』
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 22:32:16.63 ID:KA3u6Goq0
チト「お、元の場所に戻ってきたな」
ユーリ「また行きたいね~」
チト「いや、いつまでもここにいるわけには・・・」
ユーリ「あ!」
チト「どうした?」
ユーリ「あの店に銃忘れてきた・・・」
ユーリ「また行きたいね~」
チト「いや、いつまでもここにいるわけには・・・」
ユーリ「あ!」
チト「どうした?」
ユーリ「あの店に銃忘れてきた・・・」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 22:43:43.69 ID:KA3u6Goq0
チト「おいおい・・・」
ユーリ「取りに戻らなきゃ・・・って!?」
チト「扉が・・・ない!?」
ユーリ「そんな~」ガク
チト「まぁいいじゃん銃なんて」
ユーリ「うう~」
ユーリ「取りに戻らなきゃ・・・って!?」
チト「扉が・・・ない!?」
ユーリ「そんな~」ガク
チト「まぁいいじゃん銃なんて」
ユーリ「うう~」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 22:48:36.36 ID:KA3u6Goq0
~それから7日後~
ユーリ「ええ・・・」
チト「嘘だろ・・・何で・・・」
ユーリ「あの時の扉だ!」
チト「何でこんな所に・・・いやでもあの店主7日に1度がどうとか言ってたな・・・」
ユーリ「ええ・・・」
チト「嘘だろ・・・何で・・・」
ユーリ「あの時の扉だ!」
チト「何でこんな所に・・・いやでもあの店主7日に1度がどうとか言ってたな・・・」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 22:55:38.37 ID:KA3u6Goq0
ユーリ「どゆこと?」
チト「つまり、私たちのいるこことは別の世界があって・・・あの店はそこにあるんだよ」
チト「そことここは7日に1度だけあの扉を通じて繋がるってことじゃないのかな」
ユーリ「ふ~ん、よくわかんない」
チト「まぁ私もそういう可能性があるって前本で読んだだけだし・・・」
チト「つまり、私たちのいるこことは別の世界があって・・・あの店はそこにあるんだよ」
チト「そことここは7日に1度だけあの扉を通じて繋がるってことじゃないのかな」
ユーリ「ふ~ん、よくわかんない」
チト「まぁ私もそういう可能性があるって前本で読んだだけだし・・・」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 22:58:08.25 ID:KA3u6Goq0
チト「で、どうする?」
ユーリ「行くに決まってんじゃん!銃取り返さなくちゃいけないし、またあそこの飯食べたいしね」
チト「実は私も・・・また食べたかったんだ」
ユーリ「決まりだね、それじゃ・・・」
ガチャ
ユーリ「行くに決まってんじゃん!銃取り返さなくちゃいけないし、またあそこの飯食べたいしね」
チト「実は私も・・・また食べたかったんだ」
ユーリ「決まりだね、それじゃ・・・」
ガチャ
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/07(日) 22:59:55.77 ID:KA3u6Goq0
店主「お?」
黒『あ・・・』
ユーリ「よーっす!!!」
チト「また来たよ」
アレッタ「いやっしゃいませ!」
アレッタ「ようこそ、ヨーショクのネコヤへ!」
~おしまい~
黒『あ・・・』
ユーリ「よーっす!!!」
チト「また来たよ」
アレッタ「いやっしゃいませ!」
アレッタ「ようこそ、ヨーショクのネコヤへ!」
~おしまい~
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