2: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 07:50:20.49 ID:xx/Ax/B1.net
【焼き芋】
パチパチ…
曜「わあ…!」
花丸「よしっ。もう少し火が落ち着いたら、お芋を入れていくからね」ガサ
鞠莉「慣れたものね」ワクワク
曜「ごめんね、いきなりお願いしちゃって」
曜「鞠莉ちゃんが、どうしても花丸ちゃんの焼き芋が食べたいって言うから」ニシシ
鞠莉「ちょ、それは内緒の約束でしょ!」
パチパチ…
曜「わあ…!」
花丸「よしっ。もう少し火が落ち着いたら、お芋を入れていくからね」ガサ
鞠莉「慣れたものね」ワクワク
曜「ごめんね、いきなりお願いしちゃって」
曜「鞠莉ちゃんが、どうしても花丸ちゃんの焼き芋が食べたいって言うから」ニシシ
鞠莉「ちょ、それは内緒の約束でしょ!」
3: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 07:51:57.16 ID:xx/Ax/B1.net
花丸「えっ、それ本当?」
曜「本当だよ。ね、鞠莉ちゃん」
鞠莉「まあ、うん…」
花丸「わあっ!マル、鞠莉ちゃんに食べたいって言ってもらえて嬉しいずら!」
鞠莉「えっ?」
花丸「マル、ずっと思ってたんだ。鞠莉ちゃん、いつもみんなのために頑張ってくれてるから、何かお礼がしたいなって」
鞠莉「花丸…」
花丸「いつも助けてもらってばかりなのに、マルにはこんなことくらいしかできないけど…」
花丸「待ってて、とびっきり美味しい焼き芋をご馳走するずら!」
鞠莉「…!」
曜「ふふっ。だってさ、鞠莉ちゃん」
鞠莉「もう…お世話になります、焼き芋マイスター」
曜「本当だよ。ね、鞠莉ちゃん」
鞠莉「まあ、うん…」
花丸「わあっ!マル、鞠莉ちゃんに食べたいって言ってもらえて嬉しいずら!」
鞠莉「えっ?」
花丸「マル、ずっと思ってたんだ。鞠莉ちゃん、いつもみんなのために頑張ってくれてるから、何かお礼がしたいなって」
鞠莉「花丸…」
花丸「いつも助けてもらってばかりなのに、マルにはこんなことくらいしかできないけど…」
花丸「待ってて、とびっきり美味しい焼き芋をご馳走するずら!」
鞠莉「…!」
曜「ふふっ。だってさ、鞠莉ちゃん」
鞠莉「もう…お世話になります、焼き芋マイスター」
4: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 07:52:50.16 ID:xx/Ax/B1.net
パチ…パチ…
花丸「うん、火加減はこんなものかな。それじゃあ、お芋を入れていこうね」
曜「へへっ、待ってました!」
鞠莉「お芋は、焚き火の中に押し込んだほうがいい?」
花丸「無理に入れなくて大丈夫だよ、調整はマルがやるから」
鞠莉「マイスターにお任せってわけね。頼もしいわ」
花丸「うん、火加減はこんなものかな。それじゃあ、お芋を入れていこうね」
曜「へへっ、待ってました!」
鞠莉「お芋は、焚き火の中に押し込んだほうがいい?」
花丸「無理に入れなくて大丈夫だよ、調整はマルがやるから」
鞠莉「マイスターにお任せってわけね。頼もしいわ」
5: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 07:53:59.71 ID:xx/Ax/B1.net
花丸「ほいっと」ガサ
鞠莉「えいっ」ガサ
曜「それっ。美味しくなるんだぞー」ガサ
鞠莉「なんだか夢を詰め込んでる気分ね」ワクワク
花丸「ふふ、素敵な言い方。今度から使わせてもらうね」
鞠莉「その時には呼んでね。曜と食べに来るから」
曜「へへ、だね!」
鞠莉「えいっ」ガサ
曜「それっ。美味しくなるんだぞー」ガサ
鞠莉「なんだか夢を詰め込んでる気分ね」ワクワク
花丸「ふふ、素敵な言い方。今度から使わせてもらうね」
鞠莉「その時には呼んでね。曜と食べに来るから」
曜「へへ、だね!」
6: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 07:59:15.62 ID:xx/Ax/B1.net
花丸「さてさて、具合はどうかな」ガサガサ
花丸「ん…」ジー
曜「どんな感じ?」
鞠莉(プロの判定待ち…不思議な緊張感があるわ)ワクワク
花丸「…うん!もう少ししたら食べごろだよ」
曜「待ちに待った時が近づいてきたね」
鞠莉「ええ、胸がときめくわ」
花丸「ん…」ジー
曜「どんな感じ?」
鞠莉(プロの判定待ち…不思議な緊張感があるわ)ワクワク
花丸「…うん!もう少ししたら食べごろだよ」
曜「待ちに待った時が近づいてきたね」
鞠莉「ええ、胸がときめくわ」
7: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:00:48.13 ID:xx/Ax/B1.net
花丸「よし、完成ずら!」
ようまり「おおー!」パチパチ
花丸「じゃあ、一つ割ってみるね」ヒョイ
曜「火傷に気をつけてね!」
花丸「ふふ、手袋してるし、準備は万端ずら…ほっ!」
パカッ
ようまり「わぁ…!」
ようまり「おおー!」パチパチ
花丸「じゃあ、一つ割ってみるね」ヒョイ
曜「火傷に気をつけてね!」
花丸「ふふ、手袋してるし、準備は万端ずら…ほっ!」
パカッ
ようまり「わぁ…!」
8: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:04:26.26 ID:xx/Ax/B1.net
花丸「うん、よく焼けてる!」
鞠莉「立ち昇る湯気、きらめくお芋、美味しそうな匂い…!」
曜「美少女と焼き芋…本日のハイライトはこれに決まりだね!」
花丸「ふふっ、なにそれ」クスクス
鞠莉(花丸にこんな一面があったなんて、知らなかったな)ニコ
花丸「さ、食べよう!」
曜「うん!せーの」
ようまりまる「いただきまーす!」
鞠莉「立ち昇る湯気、きらめくお芋、美味しそうな匂い…!」
曜「美少女と焼き芋…本日のハイライトはこれに決まりだね!」
花丸「ふふっ、なにそれ」クスクス
鞠莉(花丸にこんな一面があったなんて、知らなかったな)ニコ
花丸「さ、食べよう!」
曜「うん!せーの」
ようまりまる「いただきまーす!」
9: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:05:37.08 ID:xx/Ax/B1.net
鞠莉(ああ、夢にまで見たお芋…きらめく湯気を纏い、金色に輝いて…)ウットリ
鞠莉(それがついに、ついに…!)モグッ
花丸「あ、持てるようになっても中はアツアツだから注意――」
鞠莉「ん゛ん゛っ!?」
花丸「遅かった!?」
曜「はい、水筒!」
鞠莉「んむーっ!」ゴクゴク
鞠莉(それがついに、ついに…!)モグッ
花丸「あ、持てるようになっても中はアツアツだから注意――」
鞠莉「ん゛ん゛っ!?」
花丸「遅かった!?」
曜「はい、水筒!」
鞠莉「んむーっ!」ゴクゴク
11: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:06:48.85 ID:xx/Ax/B1.net
鞠莉「ふぁ…ありがとう、危うく口を火傷するところだったわ…」
曜「もう、飲み物も用意しないで慌てて食べるからだよ?」
鞠莉「だってぇ…」
花丸「ふふっ。待ちきれないほど楽しみにしてくれたんだね」
曜「そうみたいだね。ま、私もだけど」ニシシ
鞠莉「うー…」
花丸「お芋は逃げないから。ゆっくり食べよう、ね?」
鞠莉「はぁい…」
曜(かわいい)
花丸(かわいい)
曜「もう、飲み物も用意しないで慌てて食べるからだよ?」
鞠莉「だってぇ…」
花丸「ふふっ。待ちきれないほど楽しみにしてくれたんだね」
曜「そうみたいだね。ま、私もだけど」ニシシ
鞠莉「うー…」
花丸「お芋は逃げないから。ゆっくり食べよう、ね?」
鞠莉「はぁい…」
曜(かわいい)
花丸(かわいい)
12: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:12:20.11 ID:xx/Ax/B1.net
曜「それじゃ、気を取り直して…はむっ」
鞠莉「ふー、ふー…はむっ…」
ようまり「!」
曜「美味しい!なにこれ、焼き芋ってこんなに美味しくなるの!?」
鞠莉「極上のスイーツを味わってるみたい!こんなお芋、今まで食べたことないよ!」
花丸「よかった!」
曜「すごい。すごいよ花丸ちゃん!」ハフハフ
鞠莉「読書に焼き芋。秋は花丸の季節と言っても良いくらいね」ハフハフ
花丸「えへへ、それは褒めすぎずら♪」ハフハフ
鞠莉「ふー、ふー…はむっ…」
ようまり「!」
曜「美味しい!なにこれ、焼き芋ってこんなに美味しくなるの!?」
鞠莉「極上のスイーツを味わってるみたい!こんなお芋、今まで食べたことないよ!」
花丸「よかった!」
曜「すごい。すごいよ花丸ちゃん!」ハフハフ
鞠莉「読書に焼き芋。秋は花丸の季節と言っても良いくらいね」ハフハフ
花丸「えへへ、それは褒めすぎずら♪」ハフハフ
13: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:18:14.36 ID:xx/Ax/B1.net
花丸「沢山あるから、どんどん食べてね」
曜「ありがと!でも、本当に沢山焼いちゃったよね、3人じゃ食べきれないかも」
鞠莉「焼いちゃったら保存がきかないよね、どうしよう」
花丸「ふっふっふ。こんなこともあろうかと。はい、これ」ガサ
鞠莉「これは、紙袋?」
曜「もしかして、お持ち帰り用ってこと?」
花丸「うん!おうちに帰ってからも楽しんでもらおうと思って、用意しておいたんだ」
曜「完璧な気配りと段取り…!」
鞠莉「マイスターは伊達じゃないわ…!」
花丸「お芋はね、温めなおしてもいいし、スイートポテトとかにするのもオススメなの!」
曜「わぁ、それいい!」
鞠莉「ファンタスティック!さすが焼き芋マイスター!」
曜「なら、貰ったお芋はスイートポテトにして、明日練習に持っていくね!みんなで食べよう!」
曜「ありがと!でも、本当に沢山焼いちゃったよね、3人じゃ食べきれないかも」
鞠莉「焼いちゃったら保存がきかないよね、どうしよう」
花丸「ふっふっふ。こんなこともあろうかと。はい、これ」ガサ
鞠莉「これは、紙袋?」
曜「もしかして、お持ち帰り用ってこと?」
花丸「うん!おうちに帰ってからも楽しんでもらおうと思って、用意しておいたんだ」
曜「完璧な気配りと段取り…!」
鞠莉「マイスターは伊達じゃないわ…!」
花丸「お芋はね、温めなおしてもいいし、スイートポテトとかにするのもオススメなの!」
曜「わぁ、それいい!」
鞠莉「ファンタスティック!さすが焼き芋マイスター!」
曜「なら、貰ったお芋はスイートポテトにして、明日練習に持っていくね!みんなで食べよう!」
14: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:25:41.32 ID:xx/Ax/B1.net
【コーヒー】
鞠莉「結構歩いたし、ここのカフェで一休みしない?」
曜「賛成!」
イラッシャイマセー
鞠莉「んー、いい香りが満ちてる」
曜「少し待ちそうだね」
鞠莉「待つのもコーヒーの楽しみよ」
曜「流石コーヒー通!コメントに深みがあるね、なんちゃって」
鞠莉「ほう?」
曜「…そういえば気になってたんだけどさ」
鞠莉(あ、話題変えた)
曜「こういうチェーンのお店って、コーヒー好きの人から見てどうなの?」
鞠莉「そうねぇ。評価は人それぞれだろうけど、私は好きだな」
鞠莉「大衆的だけど、本格的なカフェの雰囲気と味が堪能できる。お店の数も多いからアクセスしやすいしね」
曜「ふむふむ、なるほどねー」
鞠莉「結構歩いたし、ここのカフェで一休みしない?」
曜「賛成!」
イラッシャイマセー
鞠莉「んー、いい香りが満ちてる」
曜「少し待ちそうだね」
鞠莉「待つのもコーヒーの楽しみよ」
曜「流石コーヒー通!コメントに深みがあるね、なんちゃって」
鞠莉「ほう?」
曜「…そういえば気になってたんだけどさ」
鞠莉(あ、話題変えた)
曜「こういうチェーンのお店って、コーヒー好きの人から見てどうなの?」
鞠莉「そうねぇ。評価は人それぞれだろうけど、私は好きだな」
鞠莉「大衆的だけど、本格的なカフェの雰囲気と味が堪能できる。お店の数も多いからアクセスしやすいしね」
曜「ふむふむ、なるほどねー」
15: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:26:59.37 ID:xx/Ax/B1.net
鞠莉「私はブレンドコーヒーにするわ。あ、クッキーも頼もうかな」
曜「じゃあ、私もブレンドにする!」
鞠莉「無理して合わせなくていいのよ。紅茶系やココアだってあるんだし」
曜「鞠莉ちゃんと同じものがいいの」
鞠莉「でも、それじゃ交換できないよ?」
曜「む…」
鞠莉(悩んでる)クスッ
曜「やっぱり、私はほうじ茶ラテにしようかな!」
鞠莉「ふふ、そういうことにしましょう」
曜「じゃあ、私もブレンドにする!」
鞠莉「無理して合わせなくていいのよ。紅茶系やココアだってあるんだし」
曜「鞠莉ちゃんと同じものがいいの」
鞠莉「でも、それじゃ交換できないよ?」
曜「む…」
鞠莉(悩んでる)クスッ
曜「やっぱり、私はほうじ茶ラテにしようかな!」
鞠莉「ふふ、そういうことにしましょう」
16: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:28:27.37 ID:xx/Ax/B1.net
曜(さてさて。交換することを見込んだものの…)
鞠莉「んー、やっぱりコーヒーは素敵ね」
曜(コーヒーまだ慣れないし…にがい!ってならずに飲めるかな…)ジー
鞠莉「あ、そろそろ交換かな。砂糖とミルクは入れてあるけど、行けそう?」
曜「ありがと、試してみるね…」
鞠莉(おやおや、恐る恐るじゃない)クスッ
鞠莉「んー、やっぱりコーヒーは素敵ね」
曜(コーヒーまだ慣れないし…にがい!ってならずに飲めるかな…)ジー
鞠莉「あ、そろそろ交換かな。砂糖とミルクは入れてあるけど、行けそう?」
曜「ありがと、試してみるね…」
鞠莉(おやおや、恐る恐るじゃない)クスッ
18: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:29:28.88 ID:xx/Ax/B1.net
曜「んっ…うん、美味しいね…」
鞠莉「果たしてそうかしら。我慢が顔に出てるよ?」
曜「う…ごめんね。せっかくだから美味しく飲みたかったのに…」シュン
鞠莉「なーんてね。はい、忘れ物」
曜「あ…クッキー!」
鞠莉「クッキーと一緒に飲むことを考慮して、少しお砂糖控えめにしたの。意地悪してごめんね?」
曜「そういう大事なことは先に言ってよぉ」モグモグ
鞠莉「ごめんって」クスクス
鞠莉「果たしてそうかしら。我慢が顔に出てるよ?」
曜「う…ごめんね。せっかくだから美味しく飲みたかったのに…」シュン
鞠莉「なーんてね。はい、忘れ物」
曜「あ…クッキー!」
鞠莉「クッキーと一緒に飲むことを考慮して、少しお砂糖控えめにしたの。意地悪してごめんね?」
曜「そういう大事なことは先に言ってよぉ」モグモグ
鞠莉「ごめんって」クスクス
19: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:30:57.95 ID:xx/Ax/B1.net
鞠莉「まあそんなわけで、そっちも一口ちょうだい」
曜「あ、ごめんね気付かなくって。はい」
鞠莉「ありがとう。ん、美味しい」
曜「すっかり定着してるけどさ、ほうじ茶をおしゃれなラテにしちゃうって、凄いアイデアだよね」
鞠莉「これもまた、和と洋のハイブリッドってわけね」
曜「なるほどね。なら、次来た時は抹茶ラテにしようかなー」モグモグ
鞠莉「ちょ、クッキー食べ過ぎよ!?」
曜「あ、ごめんね気付かなくって。はい」
鞠莉「ありがとう。ん、美味しい」
曜「すっかり定着してるけどさ、ほうじ茶をおしゃれなラテにしちゃうって、凄いアイデアだよね」
鞠莉「これもまた、和と洋のハイブリッドってわけね」
曜「なるほどね。なら、次来た時は抹茶ラテにしようかなー」モグモグ
鞠莉「ちょ、クッキー食べ過ぎよ!?」
20: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:32:20.56 ID:xx/Ax/B1.net
【冬のアイス】
アリガトウゴザイマシター
曜「ふふ、買っちゃった♪クッキーにサンドされたアイス、前から気になってたんだー!」
鞠莉「この寒いのにアイスだなんて。曜も物好きねぇ」
曜「見かけたら、どうにも食べたくなっちゃってねー」
曜「鞠莉ちゃんにもあるでしょ、冬場のアイスが恋しくなること」
鞠莉「ないではないけど…」
曜「絶対あるよ!」
曜「あるでしょ、寒い時に冷たいものが、暑い時に熱いものが食べたくなることって!」ズイッ
鞠莉「わ、わかったから、少しクールダウンしよう?」
アリガトウゴザイマシター
曜「ふふ、買っちゃった♪クッキーにサンドされたアイス、前から気になってたんだー!」
鞠莉「この寒いのにアイスだなんて。曜も物好きねぇ」
曜「見かけたら、どうにも食べたくなっちゃってねー」
曜「鞠莉ちゃんにもあるでしょ、冬場のアイスが恋しくなること」
鞠莉「ないではないけど…」
曜「絶対あるよ!」
曜「あるでしょ、寒い時に冷たいものが、暑い時に熱いものが食べたくなることって!」ズイッ
鞠莉「わ、わかったから、少しクールダウンしよう?」
21: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:33:40.28 ID:xx/Ax/B1.net
曜「さてさて、いただきますか!」モグ
曜「ん、期待通りの美味しさ!」
鞠莉「それは結構だけど、曜って寒がりでしょ。体冷やしても知らないよ?」
曜「その時は、鞠莉ちゃんに温めてもらうから大丈夫!」
鞠莉「まあ!このマリーをカイロがわりに使おうだなんて、大胆なことを思い付くわね」
曜「だって、あっためてくれるでしょ?」
鞠莉「ま、風邪をひかれたら困るからね」
曜「えへへ…あ、一口食べる?」
鞠莉「もちろんデース!」
曜「ん、期待通りの美味しさ!」
鞠莉「それは結構だけど、曜って寒がりでしょ。体冷やしても知らないよ?」
曜「その時は、鞠莉ちゃんに温めてもらうから大丈夫!」
鞠莉「まあ!このマリーをカイロがわりに使おうだなんて、大胆なことを思い付くわね」
曜「だって、あっためてくれるでしょ?」
鞠莉「ま、風邪をひかれたら困るからね」
曜「えへへ…あ、一口食べる?」
鞠莉「もちろんデース!」
22: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:34:58.97 ID:xx/Ax/B1.net
【甘酒】
理事長室
鞠莉「はい、どうぞ」コト
曜「ありがと!甘酒なんて珍しいね」
鞠莉「さっきね、ダイヤが振舞ってくれたの」
鞠莉「頂き物だけど、家だと飲みきれないからどうぞって」
曜「へー。ダイヤさんからってことは、結構いいやつだったり?」
鞠莉「みたいね。詳しくは聞いてないけど、そんな気がする」
曜「期待大だね!」
理事長室
鞠莉「はい、どうぞ」コト
曜「ありがと!甘酒なんて珍しいね」
鞠莉「さっきね、ダイヤが振舞ってくれたの」
鞠莉「頂き物だけど、家だと飲みきれないからどうぞって」
曜「へー。ダイヤさんからってことは、結構いいやつだったり?」
鞠莉「みたいね。詳しくは聞いてないけど、そんな気がする」
曜「期待大だね!」
23: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:36:59.23 ID:xx/Ax/B1.net
曜「それじゃ、いただきまーす」
鞠莉「いただきまーす」
曜「おおっ!」
鞠莉「ん…!」
曜「おいしー!なんか甘酒を飲むと、冬が来たって感じがするね!」
鞠莉「これは体が温まりそうね」
曜「うんっ!」
曜(でも、なんだろう、美味しいんだけど、飲んだことない感じ…何が違うんだろう)ウーム
鞠莉「ふふ、なんだかぽかぽかしてきた」
曜「えへへ、早速あったまってきたんじゃない?」
鞠莉「そうなのかなぁ…おいしい…」ポー
鞠莉「いただきまーす」
曜「おおっ!」
鞠莉「ん…!」
曜「おいしー!なんか甘酒を飲むと、冬が来たって感じがするね!」
鞠莉「これは体が温まりそうね」
曜「うんっ!」
曜(でも、なんだろう、美味しいんだけど、飲んだことない感じ…何が違うんだろう)ウーム
鞠莉「ふふ、なんだかぽかぽかしてきた」
曜「えへへ、早速あったまってきたんじゃない?」
鞠莉「そうなのかなぁ…おいしい…」ポー
24: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:38:08.13 ID:xx/Ax/B1.net
曜「ふぅ、ごちそうさま!」
鞠莉「美味しかったね…」ポー
曜「ね!」
曜(違和感の正体は分からずじまいだったけど…きっと、高級だからだよね)
鞠莉「うふふ…」フラフラ
曜「あれ、鞠莉ちゃん。どうかしたの?」
鞠莉「なんだか、あついね…」
曜「え、そう?」
鞠莉「体が火照っちゃった…」
曜「確かに少しぽかぽかするけど、そこまでは…」
鞠莉「美味しかったね…」ポー
曜「ね!」
曜(違和感の正体は分からずじまいだったけど…きっと、高級だからだよね)
鞠莉「うふふ…」フラフラ
曜「あれ、鞠莉ちゃん。どうかしたの?」
鞠莉「なんだか、あついね…」
曜「え、そう?」
鞠莉「体が火照っちゃった…」
曜「確かに少しぽかぽかするけど、そこまでは…」
27: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:43:01.20 ID:xx/Ax/B1.net
鞠莉「曜…はぐぅ~!」ハグッ
曜「わあっ!?」
鞠莉「ふふ、曜はかわいいなぁ」ムギュー
曜「ま、鞠莉ちゃん!?」
鞠莉「なんかすっごくかわいいよ。なんでー?」
曜「な、なんでって言われても」アセアセ
鞠莉「あーわかった、今日はかわいい日なんだぁ」ナデナデ
曜「かわいいの日!?」
鞠莉「いつもキュートだけど、今日は飛びっきりなんだもん」ムギュ
曜「え、えええっ!?」
鞠莉「んふふ」ニコニコ
曜「わあっ!?」
鞠莉「ふふ、曜はかわいいなぁ」ムギュー
曜「ま、鞠莉ちゃん!?」
鞠莉「なんかすっごくかわいいよ。なんでー?」
曜「な、なんでって言われても」アセアセ
鞠莉「あーわかった、今日はかわいい日なんだぁ」ナデナデ
曜「かわいいの日!?」
鞠莉「いつもキュートだけど、今日は飛びっきりなんだもん」ムギュ
曜「え、えええっ!?」
鞠莉「んふふ」ニコニコ
28: >>27修正します 2018/01/08(月) 08:44:40.74 ID:xx/Ax/B1.net
鞠莉「曜…はぐぅ~!」ハグッ
曜「わあっ!?」
鞠莉「ふふ、曜はかわいいなぁ」ムギュー
曜「ま、鞠莉ちゃん!?」
鞠莉「なんかすっごくかわいいよ。なんでー?」
曜「な、なんでって言われても」アセアセ
鞠莉「あーわかった、今日はかわいいの日なんだぁ」ナデナデ
曜「かわいいの日!?」
鞠莉「いつもキュートだけど、今日は飛びっきりなんだもん」ムギュ
曜「え、えええっ!?」
鞠莉「んふふ」ニコニコ
曜「わあっ!?」
鞠莉「ふふ、曜はかわいいなぁ」ムギュー
曜「ま、鞠莉ちゃん!?」
鞠莉「なんかすっごくかわいいよ。なんでー?」
曜「な、なんでって言われても」アセアセ
鞠莉「あーわかった、今日はかわいいの日なんだぁ」ナデナデ
曜「かわいいの日!?」
鞠莉「いつもキュートだけど、今日は飛びっきりなんだもん」ムギュ
曜「え、えええっ!?」
鞠莉「んふふ」ニコニコ
29: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:46:57.57 ID:xx/Ax/B1.net
ピロン ブッブー
曜「ま、鞠莉ちゃん!スマホ鳴ったよ!?」
鞠莉「もー、なによぉ…」モゾモゾ
曜(ど、どうしたんだろう。なんだか様子がおかしいぞ…)
鞠莉「うー、なんか読めない…曜やってー」スッ
曜「え、それって大丈夫なの?」
鞠莉「はやくやってー、読んでー」ズイッ
曜「わ、わかったよ…ライン、ダイヤさんから?」
曜「ま、鞠莉ちゃん!スマホ鳴ったよ!?」
鞠莉「もー、なによぉ…」モゾモゾ
曜(ど、どうしたんだろう。なんだか様子がおかしいぞ…)
鞠莉「うー、なんか読めない…曜やってー」スッ
曜「え、それって大丈夫なの?」
鞠莉「はやくやってー、読んでー」ズイッ
曜「わ、わかったよ…ライン、ダイヤさんから?」
30: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:49:42.93 ID:xx/Ax/B1.net
ダイヤ『言い忘れましたが、先ほどの甘酒は酒粕で作られていますので、微量のアルコールを含んでいます』
ダイヤ『微量ですから大丈夫だと思いますが、念のためお知らせします』
曜「アルコール…ま、まさか」
鞠莉「ようー」ハグッ
曜「ひゃあ!?」ポフッ
曜(ソファに押し倒された!?)
鞠莉「からだがあついよぉ…なんで…?」
曜「酔ってるー!?」
ダイヤ『微量ですから大丈夫だと思いますが、念のためお知らせします』
曜「アルコール…ま、まさか」
鞠莉「ようー」ハグッ
曜「ひゃあ!?」ポフッ
曜(ソファに押し倒された!?)
鞠莉「からだがあついよぉ…なんで…?」
曜「酔ってるー!?」
31: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:51:27.52 ID:xx/Ax/B1.net
曜「嘘でしょ、いくらなんでも弱すぎだよ!」
鞠莉「よう、あついー…」ムギュー
曜「そ、それは鞠莉ちゃんがくっついてくるからじゃないかなあ!?」
鞠莉「あ、そっかぁ」ヌギヌギ
曜「って、なんで脱いでるの!?」
鞠莉「だって、あついんだもぉん…」パサ
曜「待って!ノー、ストップ!」
鞠莉「あ、顔が赤くなってるー」クスクス
曜「へっ!?」
鞠莉「曜もあついんだぁ。ならさ」
鞠莉「一緒に、ぬご?」
鞠莉「よう、あついー…」ムギュー
曜「そ、それは鞠莉ちゃんがくっついてくるからじゃないかなあ!?」
鞠莉「あ、そっかぁ」ヌギヌギ
曜「って、なんで脱いでるの!?」
鞠莉「だって、あついんだもぉん…」パサ
曜「待って!ノー、ストップ!」
鞠莉「あ、顔が赤くなってるー」クスクス
曜「へっ!?」
鞠莉「曜もあついんだぁ。ならさ」
鞠莉「一緒に、ぬご?」
33: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:58:29.23 ID:xx/Ax/B1.net
曜「ダメだよ!何言ってるの、こんなところで!」
鞠莉「あー、もしかして脱げないの?」クスクス
曜「脱げるよ!?違った、そうじゃなくて!」
鞠莉「脱げないんだぁ、曜はお子ちゃまねー」アハハ
曜「だから、そういうことじゃなくてー!」
鞠莉「もう、しょうがないなぁ」スッ
曜「へっ?」
鞠莉「マリーお姉ちゃんが手伝ってあげるね…」グイッ
曜「わっ、ちょお!?」
曜(近い近い近い!色々と近い!)
鞠莉「動いちゃダーメ、いい子にしてて…」シュル
曜「あ、ああ、あああっ…」
ダイヤ「失礼します、お代わりはいかが――」ガチャ
曜「あ」脱がされてる
鞠莉「うふふっ♡」脱がしてる
鞠莉「あー、もしかして脱げないの?」クスクス
曜「脱げるよ!?違った、そうじゃなくて!」
鞠莉「脱げないんだぁ、曜はお子ちゃまねー」アハハ
曜「だから、そういうことじゃなくてー!」
鞠莉「もう、しょうがないなぁ」スッ
曜「へっ?」
鞠莉「マリーお姉ちゃんが手伝ってあげるね…」グイッ
曜「わっ、ちょお!?」
曜(近い近い近い!色々と近い!)
鞠莉「動いちゃダーメ、いい子にしてて…」シュル
曜「あ、ああ、あああっ…」
ダイヤ「失礼します、お代わりはいかが――」ガチャ
曜「あ」脱がされてる
鞠莉「うふふっ♡」脱がしてる
34: 名無しで叶える物語 2018/01/08(月) 08:59:31.16 ID:xx/Ax/B1.net
ダイヤ「こ、これはどういうことですの…!?」
曜「ダイヤさん!た、助かっ――」
ダイヤ「あ、あなたたちは…!」ワナワナ
曜「――ってない!いや、違うんですこれは!」
鞠莉「あ、ダイヤだぁ。はぁ~い♪」フリフリ
ダイヤ「神聖な学び舎を、なんと心得ているんですかあああああああ!」
終わり
曜「ダイヤさん!た、助かっ――」
ダイヤ「あ、あなたたちは…!」ワナワナ
曜「――ってない!いや、違うんですこれは!」
鞠莉「あ、ダイヤだぁ。はぁ~い♪」フリフリ
ダイヤ「神聖な学び舎を、なんと心得ているんですかあああああああ!」
終わり
引用元: ・鞠莉「焚き火に夢を詰め込んで」
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