2: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:13:51 ID:XkuxDlX200
栞子「ど、どうすれば…」
歩夢「まあまあ、栞子ちゃん。落ち着いて」
栞子「落ち着ける状況じゃないでしょう！？」
歩夢「あ、おにぎり作ってきたんだ」ｶｻ
栞子「こんな時におにぎりなんて」
歩夢「栞子ちゃんの分もあるよ」
歩夢「まあまあ、栞子ちゃん。落ち着いて」
栞子「落ち着ける状況じゃないでしょう！？」
歩夢「あ、おにぎり作ってきたんだ」ｶｻ
栞子「こんな時におにぎりなんて」
歩夢「栞子ちゃんの分もあるよ」
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3: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:14:09 ID:XkuxDlX200
歩夢「とりあえず食べよ？はい、あ～ん」
栞子「あむ」
栞子「おいしい…！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
栞子「中は…玉子焼きですか？」
歩夢「うん♪」
栞子「玉子焼きのおにぎりは初めてです」
栞子「あむ」
栞子「おいしい…！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
栞子「中は…玉子焼きですか？」
歩夢「うん♪」
栞子「玉子焼きのおにぎりは初めてです」
4: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:14:42 ID:XkuxDlX200
栞子「…ではなくて」
栞子「歩夢さんはどうしてそんな落ち着いているんですか！？」
栞子「気づいたらこんな変なところにいるのに！」
歩夢「う～ん…なんでだろう？」
歩夢「よくわからないけど、危ないところじゃない気がするんだ」
栞子「なぜそれが…」
栞子「歩夢さんはどうしてそんな落ち着いているんですか！？」
栞子「気づいたらこんな変なところにいるのに！」
歩夢「う～ん…なんでだろう？」
歩夢「よくわからないけど、危ないところじゃない気がするんだ」
栞子「なぜそれが…」
5: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:15:05 ID:XkuxDlX200
歩夢「栞子ちゃんも目を閉じて感じてみて？」
栞子「目を…」
歩夢「そのままゆっくり深呼吸…」
栞子「すー…」
栞子「はー…」
栞子「目を…」
歩夢「そのままゆっくり深呼吸…」
栞子「すー…」
栞子「はー…」
6: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:15:37 ID:XkuxDlX200
栞子「…なんでしょう。何か優しく包まれているような…」
歩夢「でしょ？」
栞子「さっきまで慌ててたのがバカらしくなってきます」
栞子「ここならずっといてもいいような…」
歩夢「だよね～」
歩夢「でしょ？」
栞子「さっきまで慌ててたのがバカらしくなってきます」
栞子「ここならずっといてもいいような…」
歩夢「だよね～」
7: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:15:51 ID:XkuxDlX200
栞子「…とは言っていられません」
歩夢「言わないの？」
栞子「さすがにこのままというわけにはいかないでしょう」
栞子「…歩夢さんは順応しすぎじゃないですか？」
歩夢「そうかな？」
歩夢「あ、おにぎりもう1個食べる？」ﾎﾟﾝ
栞子「…いただきます」
歩夢「言わないの？」
栞子「さすがにこのままというわけにはいかないでしょう」
栞子「…歩夢さんは順応しすぎじゃないですか？」
歩夢「そうかな？」
歩夢「あ、おにぎりもう1個食べる？」ﾎﾟﾝ
栞子「…いただきます」
8: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:16:10 ID:XkuxDlX200
栞子「ありがとうございます。おいしかったです」
栞子「これなら毎日でも食べたいですね」
歩夢「栞子ちゃんが欲しいなら毎日でも作るよ？」
栞子「いえ、それは歩夢さんに申し訳ありません」
歩夢「じゃあさ、お互いに作って交換こしようよ！」
栞子「いいんですか？」
歩夢「もちろん！楽しみだなぁ、栞子ちゃんのおにぎり」
栞子「これなら毎日でも食べたいですね」
歩夢「栞子ちゃんが欲しいなら毎日でも作るよ？」
栞子「いえ、それは歩夢さんに申し訳ありません」
歩夢「じゃあさ、お互いに作って交換こしようよ！」
栞子「いいんですか？」
歩夢「もちろん！楽しみだなぁ、栞子ちゃんのおにぎり」
9: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:16:23 ID:XkuxDlX200
栞子「とりあえず状況を整理しましょう」
歩夢「うん」
栞子「いま私たちがいるところはベージュっぽい柔らかい地面です」
歩夢「ぽかぽか温かいよね」
栞子「上下に少し動いているのが気になりますが…」
歩夢「でも怖くはないよね」
歩夢「うん」
栞子「いま私たちがいるところはベージュっぽい柔らかい地面です」
歩夢「ぽかぽか温かいよね」
栞子「上下に少し動いているのが気になりますが…」
歩夢「でも怖くはないよね」
10: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:16:45 ID:XkuxDlX200
歩夢「そこにある穴はなんだろう？」
栞子「そこまで深くはないですが、私たちが入れちゃいますね」
栞子「落ちても大けがはしないでしょうけど、登るのが大変そうです…」
歩夢「あんまり近づかないようにしようか」
栞子「そうですね」
栞子「そこまで深くはないですが、私たちが入れちゃいますね」
栞子「落ちても大けがはしないでしょうけど、登るのが大変そうです…」
歩夢「あんまり近づかないようにしようか」
栞子「そうですね」
11: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:17:08 ID:XkuxDlX200
歩夢「あっちの方には黒っぽい茂みがあるね」
栞子「その両脇から道が続いてそうですが…」
歩夢「先の方は遠くてちょっと見えないね」
栞子「あの先も気になりますが、その前に…」
歩夢「こっち側だよね」
栞子「その両脇から道が続いてそうですが…」
歩夢「先の方は遠くてちょっと見えないね」
栞子「あの先も気になりますが、その前に…」
歩夢「こっち側だよね」
12: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:17:39 ID:XkuxDlX200
栞子「こちらには、山が2つ…」
歩夢「山の間を通り抜けた先にも何かありそうだけど…」
栞子「やはり、あそこに登ってみるのがいいんじゃないでしょうか？」
栞子「高いところから見ればもっとわかるかもしれません」
歩夢「うん、そうだよね！」
歩夢「山の間を通り抜けた先にも何かありそうだけど…」
栞子「やはり、あそこに登ってみるのがいいんじゃないでしょうか？」
栞子「高いところから見ればもっとわかるかもしれません」
歩夢「うん、そうだよね！」
13: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:18:02 ID:XkuxDlX200
栞子「山肌はこれまでよりもさらに柔らかいですね」
歩夢「すごいぷよぷよしてる！」
栞子「あまり高くはありませんが、結構急ですね…」
歩夢「でもこれだけ柔らかかったら登れるかも」
栞子「つかまれるようなところもないので、気を付けていきましょう」
歩夢「すごいぷよぷよしてる！」
栞子「あまり高くはありませんが、結構急ですね…」
歩夢「でもこれだけ柔らかかったら登れるかも」
栞子「つかまれるようなところもないので、気を付けていきましょう」
14: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:18:41 ID:XkuxDlX200
栞子「なんとか、登りきれました…」
歩夢「てっぺんはピンクっぽい色なんだね」
栞子「ここからなら遠くまで見えそうですね」
栞子「え！？」
歩夢「どうしたの？」
栞子「あそこを見てください！」
歩夢「あれは…人の顔！？」
栞子「そんなまさか…私たちがいるのが巨大な人の上なんて…」
歩夢「ってことは、ここは胸の上？」
歩夢「てっぺんはピンクっぽい色なんだね」
栞子「ここからなら遠くまで見えそうですね」
栞子「え！？」
歩夢「どうしたの？」
栞子「あそこを見てください！」
歩夢「あれは…人の顔！？」
栞子「そんなまさか…私たちがいるのが巨大な人の上なんて…」
歩夢「ってことは、ここは胸の上？」
15: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:19:05 ID:XkuxDlX200
栞子「そしてあの顔は…！」
歩夢「彼方さん！？」
歩夢「あっ…」ｸﾞﾗ
栞子「歩夢さん！？」ｷﾞｭ
歩夢「きゃああっ」ｽﾞﾙｯ
栞子「きゃぁっ！」ｽﾞﾙﾙ
歩夢「彼方さん！？」
歩夢「あっ…」ｸﾞﾗ
栞子「歩夢さん！？」ｷﾞｭ
歩夢「きゃああっ」ｽﾞﾙｯ
栞子「きゃぁっ！」ｽﾞﾙﾙ
16: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:19:25 ID:XkuxDlX200
歩夢「いたた…栞子ちゃん大丈夫？」
栞子「はい、歩夢さんこそ…」
歩夢「ごめんね、私がびっくりしてバランス崩したせいで胸の上から滑り落ちちゃって…」
栞子「いえ、彼方さんの胸が柔らかかったおかげで助かりました…」
歩夢「それにしても、ここは彼方さんの体の上だったんだね…」
栞子「どうりでゆったりした気分になれるはずです」
栞子「はい、歩夢さんこそ…」
歩夢「ごめんね、私がびっくりしてバランス崩したせいで胸の上から滑り落ちちゃって…」
栞子「いえ、彼方さんの胸が柔らかかったおかげで助かりました…」
歩夢「それにしても、ここは彼方さんの体の上だったんだね…」
栞子「どうりでゆったりした気分になれるはずです」
17: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:20:16 ID:XkuxDlX200
栞子「しかし谷間に落ちてしまいましたね…」
歩夢「ねえ、なんだか眠くなってきちゃった…」
栞子「そういえば、私も…」
歩夢「ここで寝ちゃっても、いいよね…？」
栞子「はい…彼方さんの上なら大丈夫、です…」
歩夢「…」ｽﾔ
栞子「…」ｽﾔ
歩夢「ねえ、なんだか眠くなってきちゃった…」
栞子「そういえば、私も…」
歩夢「ここで寝ちゃっても、いいよね…？」
栞子「はい…彼方さんの上なら大丈夫、です…」
歩夢「…」ｽﾔ
栞子「…」ｽﾔ
18: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:20:45 ID:XkuxDlX200
ﾉﾚcｲ ´ = ω = )
19: 名無しで叶える物語 (ﾜｯﾁｮｲ aae6-ddf5) 2024/10/01(火) 20:21:07 ID:XkuxDlX200
おしまい
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