1: |c||^.-^|| 2018/01/17(水) 17:27:20.95 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「こうやって間近で見ると・・・結構可愛い顔してるのね♥」

鞠莉「ほっぺたとか やわらかそうだし・・・」

鞠莉「はぁ・・・触っても大丈夫かしら」


|c||˘.-˘|| Zzz

3: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 17:36:51.85 ID:qYV3TAUj.net
ワン!ワン!

鞠莉「・・・! こらっ、ライラプス・・・! ダイヤがおきたらどうするよっ・・・!」

|c||・.-・|| !

鞠莉「あっ・・・目が覚めた?」

鞠莉「もぉ・・・マリーを待たせるなんて、失礼にもほどがあるわよ?」

鞠莉「はぁ・・・ほっぺたプニプニしたかったわ・・・」ボソッ

鞠莉「でも、寝顔がたっぷり見られたし・・・良しとしまショー・・・♥」ボソッ

|c||・.-・|| ?

鞠莉「なっ、何も言ってないわよ? 気のせいよ、気のせい」

鞠莉「うん! ダイヤは良く聞き間違いとかするじゃない」


|c||・.-・||

|c||^.-^||

4: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 17:41:55.04 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「・・・え? 膝枕・・・?」

鞠莉「あぁっ///!!」スクッ

|c||>.-<|| ドサッ ゴロンゴロン

鞠莉「庶民のクセに、マリーの膝枕を堪能するなんて、分不相応にも程がありマース!」

鞠莉「恥を知りなさい、恥を」


|c||;.-;||

5: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 17:47:05.88 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「あ・・・痛かった・・・?」

鞠莉「誰か!!」パンパン

ガチャ! ギィ

ザッザッザッザ

メイドA「・・・」

メイドB「・・・」

メイドC「・・・」

鞠莉「ダイヤの頭に以上が無いかチェックしなさい!」

鞠莉「精密検査も怠らないように・・・万一異常があれば・・・貴女達、みんなクビだから」

メイドABC「!?」


|c||;^.-^||

9: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 17:57:02.51 ID:qYV3TAUj.net
|c||^.-^||

サワサワ… ジロジロ…

メイドA「かたい」

メイドB「かたい」

メイドC「硬度10」

|c||´.-`||

鞠莉「・・・」

鞠莉(頭を床にぶつけた時・・・ハデな音してた・・・この程度の安物カーペットでは危険ね)

鞠莉(ダイヤが精密検査を受けている間に、張り替えさせた方がいいかしら・・・)

パンパン!パンパン!

ガチャ

ガチャ! ギィ

ザッザッザッザ

メイドD「・・・」

メイドE「・・・」

メイドF「・・・」

鞠莉「カーペットを新調しなさい。安全性を配慮したものにね」

鞠莉「分かったらさっさと行きなさい!!」

メイドDEF「!!」

タッタッタッタ


|c||;^.-^||

13: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 18:14:56.57 ID:qYV3TAUj.net
~~~~ |c||^.-^||ヘッド精密検査中デース☆~~~~

ガチャ

鞠莉「あっ!シャイニー! 大丈夫だった?」

鞠莉「ま、まぁ・・・さっき主治医から異常は無いと聞いたから、心配はしてなかったけど」

鞠莉「ほ、本当だから! 微塵も、これっぽっちも、ぜーんぜん心配なんかしてないんだから!」

|c||^.-^||

鞠莉「・・・その顔、全然信用してないわね」

鞠莉「いいわヨ べつにもうっ・・・ダイヤっていつもそんな感じなんだから・・・」

鞠莉「まぁ・・・他の奴らと違ってマリーを前にしても態度を変えないのが、ダイヤの良い所なんだけど・・・」ボソッ


✌ |c||^.-^||✌

15: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 18:22:15.80 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「えっ・・・また声に出てるって・・・?」

鞠莉「なっ・・・///」

鞠莉「何も言ってないわよ! 言ってないったら言ってないんだってばぁ///!!」

|c||^.-^||

鞠莉「はぁ・・・はぁ・・・まあいいわ」

鞠莉「初日から何かあったりしたら・・・マリーとしても、管理能力を問われるだろうし」

|c||^.-^|| ?

16: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 18:25:07.34 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「あぁ・・そういえば説明してなかったわね」

鞠莉「ダイヤは今日からここで生活するの」

鞠莉「ほんの二十畳くらいしかないから・・・生活に困るかもしれないけど・・・」

鞠莉「少しくらいは我慢してよね☆」


|c||^.-^||

|c||;^.-^|| !?

18: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 18:37:20.93 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「どうしてって・・・そんなの決まってるじゃない☆」

鞠莉「マリーがいつでもダイヤに会えるようによ」

|c||^.-^||

鞠莉「『毎日学校で会ってる』ですってぇ!?」

鞠莉「そんなのほんの一握りの時間じゃない!!」

鞠莉「一日は24時間しかないのよ!? 学校に居るのはその内 多く見積もっても8時間!」

鞠莉「授業で5時間取られたら3時間しかなじゃない!」

鞠莉「その3時間だって・・・ ダイヤは他の女の子と話したり、トイレに行ったり、休み時間にスクフェスしてたり・・・全然マリーの相手をしてくれないじゃない!!」

鞠莉「昨日だってそうよ・・・!  ダイヤと話をしたのは、『シャイニー☆』と『ぶっぶーですわ!』の一言だけ・・・そんなの会話したうちにはいらないデース!!」

鞠莉「一昨日もそう・・・その前だって!」

鞠莉「ダイヤはマリーがこんなに話しかけてるのに・・・いつも他の女の子(主にハグ魔)と話してたじゃない!!!」


|c||;^.-^||

19: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 18:44:56.12 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「えっ・・・ぁ・・・そ、それは・・・」

鞠莉「恥ずかしくて声に出せなかったから・・・///」ボソボソ

鞠莉「・・・じゃなくてぇッッッ!!!!」

|c||;゚.- ゚||

鞠莉「マリーが ダイヤに用事があるって思ってるんだから・・・ダイヤから話しかけなさいよ!」

鞠莉「これだから庶民は気が利かないって言うのヨ」


|c||;・.-・||

|c||;^.-^||

21: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 18:53:12.85 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「・・・いいわ。 そのあたりも含めて、ダイヤにはマリーがこれからたっぷり教育してあげる」

鞠莉「どう? 嬉しいデショ?」

|c||;´.-`||

鞠莉「訳が分からないって・・・もぅ! どうして分からないのよぉ・・・!!」

鞠莉「・・・いいわ、もう一度言ってあげる」

鞠莉「あなたは」

鞠莉「今日から」

鞠莉「ここに住むの」

鞠莉「永遠にここから出られないの!」


|c||^.-^|| …

|c||;.-;|| !?

26: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 19:15:01.33 ID:qYV3TAUj.net
ツカツカツカ・・・

鞠莉「今日からここがダイヤの住処・・・ダイヤの世界!」

鞠莉「ダイヤは、一生この部屋で暮らすのヨ。分かった?」

|c||;´.-`||

鞠莉「もぅ・・・っ! さっきから質問ばっかり・・・!」

鞠莉「マリーが好きな時にダイヤに会えるようにするために決まってるデショ!?」

鞠莉「大事な物は一番近くに置いておくの・・・当たり前じゃない」

|c||^.-^||

鞠莉「えっ・・・ぅんなっ・・・そ・・・ななっ・・・///」

鞠莉「す、すすっ好きかって、素で言われたら恥ずかしいじゃない///!」

鞠莉(こんな面と向かって言われると、破壊力バツグンね・・・///)

鞠莉(体温が2℃くらい上がった気分よ・・・///)

27: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 19:26:56.58 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「ま、まあ?  ダイヤがマリーに好意を持つのは百歩譲って許してあげるわ。ありがたく思いなさい///」

✌ |c||^.-^||✌

|c||^.-^||

鞠莉「ぇっ・・・? え、ぅ・・・ぁ・・・///」

鞠莉「マリーがっ・・・ダイヤのこと・・・す、きっ・・・///」

鞠莉「・・・そんなわけ無いじゃない///!!」

|c||´.-`||

鞠莉「っ・・・」

鞠莉(・・・ダメよマリー・・・今こそダイヤに告白する時)

鞠莉(永遠のLOVEを不動のものにするのよ・・・!)

鞠莉(そうしたら・・・ダイヤに言い寄ってくる邪魔なあいつらも・・・)

鞠莉(きっと諦めるに違いないわ・・・そうに決まってる)

鞠莉「んっ・・・んんっ・・・」

鞠莉「一度しか言わないからよく聞いてよ?」


|c||・.-・|| ?

28: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 19:34:40.87 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「私・・・小原鞠莉は・・・」

鞠莉「ダイヤのことがすっ・・・す・・・」

|c||^.-^|| !

鞠莉「・・・嫌いじゃないわ」


|c||^.-^|| ・・・

|c||´.-`|| =3

31: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 19:47:01.39 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「なーにーよ! 人がせっかく一大告白したのに!!」

鞠莉「・・・もしかして、今ので通じなかった?」

鞠莉「し、仕方ないわね・・・」

鞠莉「庶民にも分かりやすいように言い換えてあげる」

鞠莉「私は・・・ダイヤのことが、だっ・・・」

鞠莉「だ・・・だ・・・」

|c||^.-^||

鞠莉「だいっ嫌いでもないわ!」

|c||^.-^|| ・・・

|c||˘.-˘|| =3

鞠莉「ちょ、ちょっとぉ! マリーが間違ってるみたいじゃない!」

鞠莉「嫌いでも、だいっ嫌いでも無いのよ? 分かるデショ!?」

|c||^.-^||☞

鞠莉「ま・・・まっ・・・また好きって言ったぁ///! 好きって///!!」

鞠莉「好きって・・・マリーに向かって・・・///! 好きって・・・///!」

鞠莉「はっ・・・はぁーっはぁ、はぁーはぁっ///」ミモダエ


|c||^.-^||

33: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 20:03:16.24 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「ダイヤ・・・マリーを萌え殺す気///!?」

鞠莉「そうね・・・そうに違いないわ///!」

鞠莉「危なかったわ・・・気が付かなかったら、危うく命を奪われるところデース!」

|c||;・.-・||

鞠莉「でも残念ね・・・この程度でマリーを倒そうなんて百年早いわ!」

鞠莉「 ダイヤはもうマリーのモノ・・・」

鞠莉「マリーに歯向かうことは一生できないんだから!」

|c||;゚.- ゚||

タタタッ! ガチッガチャガチャ!

ワン!ワンワン!

|c||;>.-<|| !!

鞠莉「逃げようとしても無駄よ・・・」ツカツカ

鞠莉「部屋にはこのライラプスが居るんだから・・・」

鞠莉「マリーの自慢の軍用犬よ☆」

鞠莉「ダイヤが大人しくこの部屋に居る限り・・・ライラプスも危害を加えたりしないわ」

鞠莉「でも、ダイヤが少しでも逃げるような素振りを見せたら・・・」

グルルウウウゥゥ


|c||;.-;||

34: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 20:21:59.09 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「分かってるデショ? 訓練された軍用犬には、人間は勝てないわよ?」

鞠莉「逃げようとさえしなければ、この子は全然危険じゃないから・・・可愛がってあげてね☆」

バウッバウッ

|c||;´.-`||

鞠莉「・・・学校? そんなもの必要ないわ」

鞠莉「必要な教育は、家庭教師を呼びマース」

鞠莉「マリーと一緒にマンツーマンで・・・♥」

鞠莉「うふふっ♪ 想像するだけで嬉しくなってくるわぁ~・・・♥」

|c||^.-^||

鞠莉「・・・」

鞠莉「とっ・・・とにかく! ダイヤはこれからずっと私と一緒なの!」


|c||;^.-^||

37: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 20:44:50.68 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「ここなら他の女共に惑わされること無く、マリーだけを見ていられるデショ?」

ジリリリリリ!!

鞠莉「もぅ、うるさいわね・・・今取り込み中なのに・・・!」

ガチャ

鞠莉「・・・なんですって? 侵入者?」

鞠莉「モニターに映しなさい」

ブゥーン

鞠莉「なんだ、雌犬共ね・・・もう嗅ぎつけてくるなんて」

鞠莉「丁重にもてなしてあげなさい・・・殺しちゃだめよ? 国内は面倒だから」

鞠莉「そうね・・・  パーティーをやると言って、梨子を呼んで。あとは、同じ密室に一晩閉じ込めておきなさい」

ガチャン

鞠莉「あ~あぁ~、どんな可哀相な目に遭っちゃうのかしら~♪」

鞠莉「自業自得とはいえ同情しちゃうわぁ~・・・♪」

鞠莉「フフフッ♪ フフッ・・・アハハッアハハッウフッアハハッウフッウフッウフフッ↑ウフッウフフッ↓」


((|c||;゚.w ゚||))

39: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 20:57:26.71 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「あの2人・・・ダイヤの知り合いなのよね・・・?」

鞠莉「確か・・・どっかの旅館の娘とその幼馴染だっけ?」

|c||;^.-^||

鞠莉「さしずめ・・・ダイヤを取り返しに来たってとこかしら」

鞠莉「いちいち相手するのも面倒なんだけど・・・とりあえず、旅館と幼馴染の親族を買収しておけばいいかしら」

鞠莉「庶民なんてすぐに買収できるわ♪」

鞠莉「どーせああいう人種は・・・本人にダメージを与えても上手くいかないでしょうしね・・・」

鞠莉「それよりは社会的に抹殺しちゃうのが一番ね♪」


|c||;´.-`||

42: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 21:12:31.52 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「ろくにお金も無いくせに・・・ダイヤに言い寄った上、このマリーに盾突こうなんていい根性してるわ」

鞠莉「ま、身の程知らずには違いないけど」

|c||#・.-・||

鞠莉「・・・『お金で何でも解決するのですか』・・・ですって?」

鞠莉「はぁ・・・ダイヤもお金の価値が分かって無いのねぇ」

鞠莉「お金で買えないものなんて無いの・・・お金で人生だって帰るのヨ♪」

鞠莉「例えば・・・ダイヤの・・・ふふっ♪」

鞠莉「いいわ! これからダイヤには、マリーの思いと・・・お金の力を存分に教えてアゲル♥」

鞠莉「そして・・・毎日♥毎日♥毎日♥毎日♥毎日♥毎日♥私の相手をしてぇ・・・♥」

鞠莉「身も心も私のトリコリコになるのヨ♥」

鞠莉「ウフフッ♥ 考えただけで楽しくなってきたわぁ~♥」


|c||;.-;||

45: 名無しで叶える物語 2018/01/17(水) 21:28:33.49 ID:qYV3TAUj.net
鞠莉「ウフフッ♥ 今日はもう遅いから・・・明日からにしまショ♪」

鞠莉「ウフッ♥ それじゃあ・・・ゆっくりおやすみなさい♥」

ツカツカツカ

ガチャ バタン

|c||;.-;||

|c||;.-;|| ・・・

|c||・.-・|| !

|c||^.-^||

タタタタ! ガチャガチャ!!

バウ! バウバウバウ!!

|c||;>.-<|| !!

ガチャガチャ!! ガチャガチャ!!

|c||;>.-<||

ワンワン!! ワ・・・キシャアアアァァァァ!!

|c|| ロ || ゚.゚

ダダダダッ

((|c||;゚.w ゚||))

キシャアアァアァ…ワン

|c||;゚.ロ ゚|| ・・・

ワン・・・クゥーン

|c||;゚.- ゚|| ・・・

|c||;´.-`|| ・・・

|c||;・.-・|| ・・・

|c||・.-・|| ・・・

|c||ー.-ー|| ・・・

|c||˘.-˘|| Zzz



|c||^.-^|| 終わりですわ

引用元: 鞠莉「えへへ・・・無邪気な寝顔・・・このまま、ずっと一緒に居られたらいいのに・・・」  |c||˘.-˘|| Zzz