2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:11:52.06 ID:FQqG0JxfO
茜「ぶるるるるん!」

のり子「よっと、おはよー!」

茜「鍵をガチャンリコ」

可奈「おっはよございまーす!」

まつり「おはようなのです、のり子ちゃん」

のり子「おはよ、可奈、まつり」

可奈「わ~」

のり子「ん、どしたの?」

可奈「やっぱりバイクってかっこいいなぁって、わたしも乗ってみたいなぁ~」

茜「陽の光を跳ね返し塗装がキラキラ!」

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:15:29.82 ID:FQqG0JxfO
のり子「はは、可奈も16になったら免許取るといいよ」

可奈「やっぱりバイクに乗ってると気持ち良かったりするんですか!? 風とか!」

のり子「もちろん風も気持ちいいし、何より自由だよ! この子さえ居ればあたしはどこにでも行けるって感じがね!」

茜「I'm so free!」

まつり「ほ? そう言えばのり子ちゃんはバイクに名前を付けてるのです?」

のり子「名前? 付けてるよ」

茜「その名も!」

のり子「『アカネ』って言うんだ!」

茜「アカネチャンダヨー!」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:16:12.00 ID:FQqG0JxfO
可奈「へぇ~、随分可愛い名前なんですね」

まつり「のり子ちゃんは意外と可愛いもの好きなのです」

茜「可愛い? 可愛い? 茜ちゃん可愛い?」

のり子「や、やめてよそういうの~!」

まつり「恥ずかしがることは無いのですよ?」

のり子「んー…… まぁこの子を誉めてもらえるのは嬉しいけどさー」

茜「もっと茜ちゃんを褒め称えるのだー!」

恵美「いっけない遅刻遅刻~!」

茜B「急いでいても公道では制限速度を守る茜ちゃん!」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:16:39.92 ID:FQqG0JxfO
可奈「わっ! 恵美さんもバイクですか!?」

恵美「んにゃ、これはバイクじゃなくてただの原チャだよ」

可奈「違うんですか?」

茜A「茜ちゃんAと茜ちゃんBくらい違うよ!」

恵美「まあね、でも自転車で来てた時より大分楽になったし、免許取って良かったな~」

茜B「偉い? 偉い? 茜ちゃん偉い???」

のり子「だけどさ~、この辺だと停めるとこ探すの苦労するよね~」

恵美「あ~わかる~、うちの劇場もさバイク泊めるとこくらい作って欲しいよね」

可奈「起動エレベーターはあるんですけどね~」

まつり「劇場が宇宙進出してから少し不便になったのです」

茜A「ちなみにどうやってバイクで宇宙に行ってるんだよ! って突っ込んだそこのプロちゃん!」

茜B「茜ちゃんにはないのだ限界が!」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:17:18.38 ID:FQqG0JxfO
可奈「そうだ! せっかくみんな集まったんだし、マリ◯ーやりませんか!?」

恵美「いいじゃん!」

のり子「あたし最後にやったのDSとかだなぁ~」

まつり「姫は64の頃やってたのです」


可奈「じゃあわたしはヨッシー選びますね」

茜C「アカネチャン!」

まつり「姫はもちろん姫を選ぶのです」

茜D「アカネチャン!」

恵美「ん~ じゃアタシしずえさんで」

茜E「アカネチャン!」

のり子「じゃああたしキノピコ」

茜F「アカネチャン!」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:17:45.10 ID:FQqG0JxfO
恵美「ちょ! 可奈アイテム取らないでよ!」

可奈「アイテム何可奈~ わたしのバイクとっても速い可奈~♪」

茜C「キノコだよ!」

のり子「えっ!? 何で後ろにバナナ付けてたのに赤コウラ当たんの!」

茜F「おんぎゃー!」

まつり「ふふふ、姫の高等テクニックなのです」

茜E「茜ちゃんは優秀なのだー!」

可奈「よし、ここでキノコダーッシュ!」

恵美「えっ! そこ行けんの!?」

茜C「ちょちょちょ! このショートカット難易度高いってヤバイヤバイほら落ちる落ち あぁ~」

可奈「失敗しちゃいましたぁ~……」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:18:16.73 ID:FQqG0JxfO
のり子「うぅ…… 本物のバイクなら負けないのに……」

茜F「んもー、のり子ちゃんってば茜ちゃんっていう最高クラスの厨キャラ使って負けるのは情けないよ~?」

恵美「てかまつり強すぎ! 何でそんな速いワケ!?」

まつり「まつりは普通にやってるだけなのです」

茜D「それもひとえに茜ちゃんが優秀だからなんだよね~」

可奈「もう一回やりましょ! もう一回!」

のり子「そうだよ! 次こそは負けないから!」

茜F「一度負けても不屈の精神で立ち上がるのが茜ちゃん!」

まつり「ふふん、姫は誰からの挑戦も受け付けるのです」

茜D「いや~人気者は辛いなぁ~」

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:18:48.13 ID:FQqG0JxfO
可奈「あー、楽しかった」

のり子「それじゃああたしはそろそろ帰るねー」

可奈「そうだ! 今度のり子さんのバイクの後ろ乗せてください!」

のり子「お、いいよ~」

恵美「まつりはバイクの免許取らないの?」

まつり「まつり、バイクになんて乗らないのです。 馬イクさんになら乗ってもいいのです」

恵美「ふふっ、なんだそりゃ」


おわ

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/01/27(土) 18:19:22.34 ID:FQqG0JxfO
茜A「ってちょいちょいちょい!」

茜B「そりゃないよプロちゃん!」

茜C「ここまで読んだプロちゃんは流石に気付いてるよね!?」

茜D「この話のタイトルは『茜ちゃんとバイク』だけど」

茜E「待って何か台詞言わせて」

茜F「これじゃあ」

茜「「「「「「茜ちゃんがバイクじゃん!」」」」」」


どっとはらい

引用元: 茜ちゃんとバイク