仗助「へぇ～、アンタがジョナサンさんっすか」

仗助「俺は東方仗助。あんたの…ひ孫ってことになるかな」

ジョナサン「ああ、会えてうれしいよ仗助」

ジョナサン「…あれ？ジョセフの孫ならひ孫とは言わないんじゃ」

仗助「いやー俺はそこのじじいが浮気して生んだ子なんスよ」

仗助「承太郎さんが俺の甥っツーことになるとか言ってたかな確か」

ジョナサン「ジョセフッ！き、君は浮気なんてしたのか？」

ジョセフ「ヤベッ！おい仗助それは言うなって」

仗助「ホントのことだろォ～？隠すなんてセコいぜじじい」

ジョナサン（妻がいながら浮気をするなんて…これが僕の孫か）

仗助「せっかく来てくれたことだし町でも案内するッスよ」

ジョナサン「それは助かるよ」

ジョナサン（ホッ…彼はまともそうだな）

不良「おい一年～ッ！ずいぶん気合入った髪型してるじゃあねーか」

不良「調子こいてんじゃねーぞガキのくせによォ～！」

仗助「…はぁ、すいません」

ジョナサン「治安が悪い街だな…。おい君、そこまでに」

不良「ケッ、今時リーゼントなんてダセェんだよ」

仗助「いまテメー俺の髪型のことなんツった！？ああァ？」ﾎﾞｺｰ

ジョナサン「！？」

不良「ぐげぇえッ！」

仗助「この髪型を侮辱する奴は誰であろーと許せねぇ！ドララララー！」

ジョナサン「仗助ッ！確かに彼は無礼だったがやりすぎだ！」

仗助「うるせーぞコラァ！」ﾎﾞｺー

ジョナサン「くっ…！」

ジョナサン（彼は切れたら見境がつかないのか…？まともだと思っていたけど勘違いだったみたいだ）

ジョルノ「ジョルノ・ジョバァーナです」

承太郎「こいつはDIOの息子ってことになるらしいぜ。アンタの体で子を作ったからアンタの子ってことになるかもしれねーけどな」

ジョナサン「そうか、ディオが…」

ジョナサン（少し複雑な気分だけど彼自身に罪はない。仲良くしたいな）

ジョナサン「よろしく、ジョル…」

ジョルノ「あ、客が来ました。ちょっと待っててください」

ジョナサン「客…？」

観光客「市内まで1000円？」

ジョルノ「ええ。ただし荷物は前の座席に自分で積んでくださいよ」

観光客「こんな安くタクシー乗れるんだしそれくらい我慢するぜ。うおォラッキー！」

観光客「でもよォ、お前見たところガキだろ？ちゃんと送り届けられるのかよォ～？」

ジョルノ「ええ安全に送り届けます。…荷物だけね」ﾌﾞｵ～

観光客「あっ…！ま、待ちやがれ、俺の荷物と金ェ～！」

ジョナサン「タ、タクシー強盗…ひどすぎる」

　

ジョナサン「…」ﾌﾗﾌﾗ

エリナ「お帰りジョジョ。どうしたの？そんなに疲れきって」

ジョナサン「…エリナ、僕たちの子孫は…」

ジョナサン「いや、やめておこう」

エリナ「？」

おわり