2: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:32:38.60 ID:Ad41GWxt.net
【スイートポテト】
部室
千歌「わー!スイートポテトがたっくさんある!」
梨子「美味しそう…!曜ちゃん、こんなに沢山どうしたの?」
曜「花丸ちゃんの焼き芋を使って、私と鞠莉ちゃんで作ったんだー」
曜「たくさん持って来たから、どんどん食べてね!」
ルビィ「すごーい!ありがとう、曜ちゃん、鞠莉ちゃん、花丸ちゃん!」
花丸「マルはお芋を焼いただけだから。曜ちゃんと鞠莉ちゃんに感謝ずらっ」
善子「さすが我が精鋭のリトルデーモンたちね…くっくっく」
花丸「素直に嬉しいって言えば良いずらー」
善子「…で、マリーはなんで黙ってモジモジしてるの?」
鞠莉「あぅ…」モジモジ
部室
千歌「わー!スイートポテトがたっくさんある!」
梨子「美味しそう…!曜ちゃん、こんなに沢山どうしたの?」
曜「花丸ちゃんの焼き芋を使って、私と鞠莉ちゃんで作ったんだー」
曜「たくさん持って来たから、どんどん食べてね!」
ルビィ「すごーい!ありがとう、曜ちゃん、鞠莉ちゃん、花丸ちゃん!」
花丸「マルはお芋を焼いただけだから。曜ちゃんと鞠莉ちゃんに感謝ずらっ」
善子「さすが我が精鋭のリトルデーモンたちね…くっくっく」
花丸「素直に嬉しいって言えば良いずらー」
善子「…で、マリーはなんで黙ってモジモジしてるの?」
鞠莉「あぅ…」モジモジ
3: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:33:31.38 ID:Ad41GWxt.net
千歌「本当だ。いつもの鞠莉ちゃんっぽくないね」
梨子「曜ちゃん、鞠莉ちゃんと一緒に作ったんでしょ。何かあったの?」
曜「いや…何も?」メソラシ
ちかりこ「んー?」
ルビィ「お姉ちゃんは、何か知ってる?」
ダイヤ「いえ…何も?」ホクロポリポリ
ルビまる「んー?」
果南「まぁまぁ。ほら美味しそうだよ、早速食べよう。ね、鞠莉」
鞠莉「うん…」モジモジ
ちかりこよしルビまる「んー??」
梨子「曜ちゃん、鞠莉ちゃんと一緒に作ったんでしょ。何かあったの?」
曜「いや…何も?」メソラシ
ちかりこ「んー?」
ルビィ「お姉ちゃんは、何か知ってる?」
ダイヤ「いえ…何も?」ホクロポリポリ
ルビまる「んー?」
果南「まぁまぁ。ほら美味しそうだよ、早速食べよう。ね、鞠莉」
鞠莉「うん…」モジモジ
ちかりこよしルビまる「んー??」
4: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:34:24.60 ID:Ad41GWxt.net
鞠莉『曜もあついんだぁ。ならさ』
鞠莉『一緒に、ぬご?』
曜『ダメだよ!何言ってるの、こんなところで!』
鞠莉『あー、もしかして脱げないの?』
鞠莉『脱げないんだぁ、曜はお子ちゃまねー』アハハ
鞠莉『もう、しょうがないなぁ』スッ
鞠莉『マリーお姉ちゃんが手伝ってあげるね…』グイッ
曜『わっ、ちょお!?』
鞠莉『動いちゃダーメ、いい子にしてて…』シュル
曜『あ、ああ、あああっ…』
鞠莉(うう、酔っていたとはいえ、曜にあんなことしちゃうなんて…)
鞠莉(それもこれも、ダイヤが甘酒なんて持ってくるからよ…)カァァ
鞠莉『一緒に、ぬご?』
曜『ダメだよ!何言ってるの、こんなところで!』
鞠莉『あー、もしかして脱げないの?』
鞠莉『脱げないんだぁ、曜はお子ちゃまねー』アハハ
鞠莉『もう、しょうがないなぁ』スッ
鞠莉『マリーお姉ちゃんが手伝ってあげるね…』グイッ
曜『わっ、ちょお!?』
鞠莉『動いちゃダーメ、いい子にしてて…』シュル
曜『あ、ああ、あああっ…』
鞠莉(うう、酔っていたとはいえ、曜にあんなことしちゃうなんて…)
鞠莉(それもこれも、ダイヤが甘酒なんて持ってくるからよ…)カァァ
5: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:35:39.79 ID:Ad41GWxt.net
…………………
千歌「美味しかったぁ!季節の味覚スイートポテト、さいこーだね!」
梨子「沢山あるから、美味しすぎてつい食べすぎちゃった」
善子「くっくっく…感じます。力が体内を駆け巡り、満たされていく…!」ギラン
ダイヤ「さ、ご馳走になったところで、練習を始めますわよ」
曜「後片付けは私と果南ちゃんでしておくから、みんなは先に行ってて。鞠莉ちゃんも」
鞠莉「うん…」モジモジ
曜(むぅ、なかなか切り替わらないなあ)
千歌「美味しかったぁ!季節の味覚スイートポテト、さいこーだね!」
梨子「沢山あるから、美味しすぎてつい食べすぎちゃった」
善子「くっくっく…感じます。力が体内を駆け巡り、満たされていく…!」ギラン
ダイヤ「さ、ご馳走になったところで、練習を始めますわよ」
曜「後片付けは私と果南ちゃんでしておくから、みんなは先に行ってて。鞠莉ちゃんも」
鞠莉「うん…」モジモジ
曜(むぅ、なかなか切り替わらないなあ)
6: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:36:38.93 ID:Ad41GWxt.net
梨子「ご馳走さま。先に行って、身体動かしてるね!」
ダイヤ「ライブも近いですから、ビシバシ行きますわよ!」
千歌「げっ、何卒お手柔らかに…」
ルビィ「沢山食べたし、練習、頑張ルビィだね!」
花丸「ずら!お腹周りが気になる、どこぞの堕天使様は特にね」ニマニマ
善子「だから、それを言うなーっ!」
ガヤガヤ
ダイヤ「ライブも近いですから、ビシバシ行きますわよ!」
千歌「げっ、何卒お手柔らかに…」
ルビィ「沢山食べたし、練習、頑張ルビィだね!」
花丸「ずら!お腹周りが気になる、どこぞの堕天使様は特にね」ニマニマ
善子「だから、それを言うなーっ!」
ガヤガヤ
7: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:37:55.23 ID:Ad41GWxt.net
曜「…ふう、ありがとう果南ちゃん。サポートしてくれて」
果南「誤魔化すの大変だったね。結局鞠莉は大人しいままだったし」クスクス
曜「原因はわかってるから心配はしてないけど、なんか調子狂っちゃうね」
果南「原因、ねー」ニマニマ
曜「あ、意地悪な顔してる」
果南「そんなことないよ、私は元からこんな顔でーす」
曜「すぐからかう…ずっと気にしてるみたいなんだ。あ、あの時のこと」カァァ
果南「誤魔化すの大変だったね。結局鞠莉は大人しいままだったし」クスクス
曜「原因はわかってるから心配はしてないけど、なんか調子狂っちゃうね」
果南「原因、ねー」ニマニマ
曜「あ、意地悪な顔してる」
果南「そんなことないよ、私は元からこんな顔でーす」
曜「すぐからかう…ずっと気にしてるみたいなんだ。あ、あの時のこと」カァァ
8: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:40:18.98 ID:Ad41GWxt.net
果南「鞠莉って意外と純情なんだよね。多分、恥ずかしいことしちゃったって思ってるんだよ」
曜「甘酒で酔うとは思わないしね。鞠莉ちゃんもだろうけど、私もびっくりしちゃったよ」
果南「ふふ。その後、ダイヤに見つかって止められたんでしょ」
曜「あはは。止められたと言うか、ものすごーく怒られました」
果南「よく許してもらえたね」
曜「んー、ダイヤさんもご多分に漏れなかったってことかな」
果南「ご多聞って?」
曜「私のセオリーだよ。お芋が嫌いな女子はいないっていう、ね」
果南「ああ!だからスイートポテトなんだね」
曜「甘酒で酔うとは思わないしね。鞠莉ちゃんもだろうけど、私もびっくりしちゃったよ」
果南「ふふ。その後、ダイヤに見つかって止められたんでしょ」
曜「あはは。止められたと言うか、ものすごーく怒られました」
果南「よく許してもらえたね」
曜「んー、ダイヤさんもご多分に漏れなかったってことかな」
果南「ご多聞って?」
曜「私のセオリーだよ。お芋が嫌いな女子はいないっていう、ね」
果南「ああ!だからスイートポテトなんだね」
9: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:41:15.66 ID:Ad41GWxt.net
【即席ラーメン】
渡辺家
曜「えーっと、確かストックがこの辺に…」ゴソゴソ
鞠莉「夜も更けて、後はもう寝るだけだっていうのに。キッチンでなに始めたの?」
曜「なんだか小腹空いたなーって思ってね。今日は夕御飯早かったし」
鞠莉「今から食べるつもり?寝る前の食事って身体に悪いんじゃ」
曜「まあまあ、細かいこと言わずに…お、あった!」
鞠莉「お目当、見つけたの?」
曜「うんっ。夜食といえば、これ!」バーン
鞠莉「それは…即席ラーメン?」
曜「へへ、食べる?」
渡辺家
曜「えーっと、確かストックがこの辺に…」ゴソゴソ
鞠莉「夜も更けて、後はもう寝るだけだっていうのに。キッチンでなに始めたの?」
曜「なんだか小腹空いたなーって思ってね。今日は夕御飯早かったし」
鞠莉「今から食べるつもり?寝る前の食事って身体に悪いんじゃ」
曜「まあまあ、細かいこと言わずに…お、あった!」
鞠莉「お目当、見つけたの?」
曜「うんっ。夜食といえば、これ!」バーン
鞠莉「それは…即席ラーメン?」
曜「へへ、食べる?」
10: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:42:07.26 ID:Ad41GWxt.net
コポコポ…
曜「ふたを開けて、お湯を注ぐだけで美味しいラーメンの出来上がり」
曜「いやあ、人類が誇る大発明だよねー」
鞠莉「相変わらず、オーバーな表現ね」
曜「いやいや。これに関しては、あながちオーバーとは言えないと思うよ」フタヲシテ
鞠莉「まぁ、凄いことなのは間違いないわね」
曜「ふたを開けて、お湯を注ぐだけで美味しいラーメンの出来上がり」
曜「いやあ、人類が誇る大発明だよねー」
鞠莉「相変わらず、オーバーな表現ね」
曜「いやいや。これに関しては、あながちオーバーとは言えないと思うよ」フタヲシテ
鞠莉「まぁ、凄いことなのは間違いないわね」
11: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:43:44.99 ID:Ad41GWxt.net
曜「鞠莉ちゃんはカップラーメンって食べたことあるの?」タイマーセット
鞠莉「前にね。果南のところでご馳走になったことがあるわ」
曜「ふむふむ。最近は?」
鞠莉「無いわ。留学してたこともあって、ずっとご無沙汰って感じね」
曜「ほう。となると、2年ぶぅりですかー」クスクス
鞠莉「イエス!2年ぶぅりデスネー」クスクス
鞠莉「前にね。果南のところでご馳走になったことがあるわ」
曜「ふむふむ。最近は?」
鞠莉「無いわ。留学してたこともあって、ずっとご無沙汰って感じね」
曜「ほう。となると、2年ぶぅりですかー」クスクス
鞠莉「イエス!2年ぶぅりデスネー」クスクス
12: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:44:12.05 ID:Ad41GWxt.net
鞠莉「…」ワクワク
曜「この3分が待ち遠しいよねー」
鞠莉「ウルトラマンで言えば、地球を救って宇宙に帰ってるところね」
曜「おっと、すごい例えが出てきたぞ」
鞠莉「短いようで長い時間だってことよ」
曜「ふふ、そうだね。あ、お箸とか用意しとかなきゃ」
鞠莉「私はお茶淹れるね。ちょうどお湯はあるし」
曜「おねがーい」
曜「この3分が待ち遠しいよねー」
鞠莉「ウルトラマンで言えば、地球を救って宇宙に帰ってるところね」
曜「おっと、すごい例えが出てきたぞ」
鞠莉「短いようで長い時間だってことよ」
曜「ふふ、そうだね。あ、お箸とか用意しとかなきゃ」
鞠莉「私はお茶淹れるね。ちょうどお湯はあるし」
曜「おねがーい」
13: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:45:11.27 ID:Ad41GWxt.net
鞠莉「えっと、ティーカップはこの中だったよね。茶葉は確か…」ゴソゴソ
曜「…ふふっ」
鞠莉「ん、どうかした?」
曜「いーえ、なんでも」クスクス
鞠莉「気になるじゃない、そういうのはナシよ」
曜「なんでもないって。こういうの、なんか良いなって思っただけで」
鞠莉「なんでもなくないじゃない。大事なことは、ちゃんと伝えなさい」チョップ
曜「あてっ。はーい」
曜「…ふふっ」
鞠莉「ん、どうかした?」
曜「いーえ、なんでも」クスクス
鞠莉「気になるじゃない、そういうのはナシよ」
曜「なんでもないって。こういうの、なんか良いなって思っただけで」
鞠莉「なんでもなくないじゃない。大事なことは、ちゃんと伝えなさい」チョップ
曜「あてっ。はーい」
14: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:45:47.94 ID:Ad41GWxt.net
曜「…」
鞠莉「…」
ピピピッ
鞠莉「!」
曜「鳴った!」ペリペリ
鞠莉「どれどれ…」ペリペリ
ふわっ
鞠莉「わお…!」
曜「よく混ぜて、っと。よし、食べよう!」
鞠莉「…」
ピピピッ
鞠莉「!」
曜「鳴った!」ペリペリ
鞠莉「どれどれ…」ペリペリ
ふわっ
鞠莉「わお…!」
曜「よく混ぜて、っと。よし、食べよう!」
15: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:47:28.08 ID:Ad41GWxt.net
鞠莉「んっ、懐かしい味」
曜「うーん、美味しい!やっぱりカレー味は最高ですなぁ」ツルツル
鞠莉「知らないよ、夜にこんなに食べちゃって」ツルツル
曜「夜に食べる背徳感。これもまた、即席ラーメンの美味しさを際立たせるのであります」
鞠莉「あらら、絶好調ね」
曜「空腹は人を詩人にさせるんだよー」
鞠莉「ふふ、その意見には賛成かな」
鞠莉(確かに美味しい…でも…)チラ
曜「うーん、美味しい!やっぱりカレー味は最高ですなぁ」ツルツル
鞠莉「知らないよ、夜にこんなに食べちゃって」ツルツル
曜「夜に食べる背徳感。これもまた、即席ラーメンの美味しさを際立たせるのであります」
鞠莉「あらら、絶好調ね」
曜「空腹は人を詩人にさせるんだよー」
鞠莉「ふふ、その意見には賛成かな」
鞠莉(確かに美味しい…でも…)チラ
16: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:48:55.41 ID:Ad41GWxt.net
鞠莉「…」ジー
曜「あれ、箸が進まないね。お腹減ってなかった?」
鞠莉「あ、そういう訳じゃ…」
曜「もしかして、口に合わないとか?」
鞠莉「いえ、美味しいよ?美味しいんだけど…」
曜「けど?」
鞠莉「その、凄く良い匂いがするから…曜のカレー味」
曜「あれ、箸が進まないね。お腹減ってなかった?」
鞠莉「あ、そういう訳じゃ…」
曜「もしかして、口に合わないとか?」
鞠莉「いえ、美味しいよ?美味しいんだけど…」
曜「けど?」
鞠莉「その、凄く良い匂いがするから…曜のカレー味」
17: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:50:15.66 ID:Ad41GWxt.net
曜「ああ、そういうこと!」
鞠莉「そういうこと」
曜「言ってくれればいいのに。ならさ、交換しよう」
鞠莉「いいの?」
曜「もちろん!美味しさを分かち合いたいからね」
鞠莉「ありがと。でも、やっぱり曜って食べることとなると大げさだね?」
曜「へへ、幸せな証拠かな?」
鞠莉「わかる気がする。わあ、美味しい…!」
曜「美味しすぎて、油断するとすぐ食べ切っちゃうから気をつけてね」
鞠莉「前科があるからね。心配せずとも、ちゃんと曜の分は残しておくよ」
曜「ふふ…明日の朝ごはん、軽めのものにしないとね」
鞠莉「そういうこと」
曜「言ってくれればいいのに。ならさ、交換しよう」
鞠莉「いいの?」
曜「もちろん!美味しさを分かち合いたいからね」
鞠莉「ありがと。でも、やっぱり曜って食べることとなると大げさだね?」
曜「へへ、幸せな証拠かな?」
鞠莉「わかる気がする。わあ、美味しい…!」
曜「美味しすぎて、油断するとすぐ食べ切っちゃうから気をつけてね」
鞠莉「前科があるからね。心配せずとも、ちゃんと曜の分は残しておくよ」
曜「ふふ…明日の朝ごはん、軽めのものにしないとね」
18: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:51:33.81 ID:Ad41GWxt.net
【キャラメル】
理事長室
鞠莉「もぐもぐ…んー…」
コンコン
鞠莉「ん…ふぁーい」モゴモゴ
「私です、曜です」
鞠莉「ふぁいってー」
ガチャ
曜「失礼しまーす」
鞠莉「どうぞ、すわって」
理事長室
鞠莉「もぐもぐ…んー…」
コンコン
鞠莉「ん…ふぁーい」モゴモゴ
「私です、曜です」
鞠莉「ふぁいってー」
ガチャ
曜「失礼しまーす」
鞠莉「どうぞ、すわって」
19: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:52:46.24 ID:Ad41GWxt.net
曜「うん…鞠莉ちゃん?」
鞠莉「ん?」
曜「どうかしたの?なんか喋りが変だよ」
鞠莉「ごめんね、実はいま歯が…」
曜「虫歯?」
鞠莉「じゃなくて、コレよ」スッ
曜「それは?」
鞠莉「キャラメル。テーマパークのお土産で頂いてね。食べる?」ヒョイ
曜「あ、うん。ありがと」
鞠莉「ん?」
曜「どうかしたの?なんか喋りが変だよ」
鞠莉「ごめんね、実はいま歯が…」
曜「虫歯?」
鞠莉「じゃなくて、コレよ」スッ
曜「それは?」
鞠莉「キャラメル。テーマパークのお土産で頂いてね。食べる?」ヒョイ
曜「あ、うん。ありがと」
20: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:53:13.12 ID:Ad41GWxt.net
曜「でも、何でキャラメルで歯が?」
鞠莉「食べればわかるわ」
曜「?」パクッ
曜「あ、美味しい…おっ」
鞠莉「わかった?」
曜「歯にくっついた」モゴモゴ
鞠莉「正解」
鞠莉「食べればわかるわ」
曜「?」パクッ
曜「あ、美味しい…おっ」
鞠莉「わかった?」
曜「歯にくっついた」モゴモゴ
鞠莉「正解」
21: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:54:53.86 ID:Ad41GWxt.net
曜「これは…対処が難しいね」
鞠莉「口の中から無くなるのを待つしかないしね。あ、やっと取れた」
曜「んん…もどかしい」
鞠莉「取ってあげようか?」
曜「やめとく、もったいないし」
鞠莉「だよねぇ。となると、しばらくキャラメルとお付き合いだよ」クスクス
曜「んー…」モゴモゴ
鞠莉(見てる分には、楽しいけどね)ニコ
鞠莉「口の中から無くなるのを待つしかないしね。あ、やっと取れた」
曜「んん…もどかしい」
鞠莉「取ってあげようか?」
曜「やめとく、もったいないし」
鞠莉「だよねぇ。となると、しばらくキャラメルとお付き合いだよ」クスクス
曜「んー…」モゴモゴ
鞠莉(見てる分には、楽しいけどね)ニコ
22: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:56:01.34 ID:Ad41GWxt.net
【朝メニュー】
鞠莉「朝ごはん、どこで食べよっか」
曜「私の希望でいいなら、ハンバーガーが食べたいな」
鞠莉「まだ朝よ?本当に好きねぇ」
曜「美味しいものは、食べる時間を選ばないんだよ。さ、行こう!」
鞠莉「はいはいっ」
鞠莉「朝ごはん、どこで食べよっか」
曜「私の希望でいいなら、ハンバーガーが食べたいな」
鞠莉「まだ朝よ?本当に好きねぇ」
曜「美味しいものは、食べる時間を選ばないんだよ。さ、行こう!」
鞠莉「はいはいっ」
23: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:56:38.63 ID:Ad41GWxt.net
…………………
オマタセシマシター
鞠莉「はーい、ありがとうございまーす」
曜「むー…」
鞠莉「まだ唸ってるの?料理来たわよ、食べましょう」
曜「…なんでハンバーガー屋さんに来たのに、ハンバーガーが注文できないのさ」ムスー
鞠莉「さっきも見たでしょ。この時間はマフィンだけの朝メニューだって」
曜「私はハンバーガーが食べたかったんだよー」
オマタセシマシター
鞠莉「はーい、ありがとうございまーす」
曜「むー…」
鞠莉「まだ唸ってるの?料理来たわよ、食べましょう」
曜「…なんでハンバーガー屋さんに来たのに、ハンバーガーが注文できないのさ」ムスー
鞠莉「さっきも見たでしょ。この時間はマフィンだけの朝メニューだって」
曜「私はハンバーガーが食べたかったんだよー」
24: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:57:38.16 ID:Ad41GWxt.net
鞠莉「マフィンも美味しいと思うけど」
曜「美味しいのは知ってるけど、それじゃ私のハンバーガー欲は満たされないんだもん」
鞠莉「なるほど、面倒なパターンね」
曜「ひどい!」
鞠莉「だって面倒じゃない。美味しく食べれば、一日ハッピーな気分になれるのに」
鞠莉「マフィンはイヤだ、ハンバーガーが良いって駄々をこねてさ」
曜「う…」
鞠莉「それも、これから楽しくデートしようって矢先にだよ。面倒なこと、この上ないデース」モグモグ
曜「美味しいのは知ってるけど、それじゃ私のハンバーガー欲は満たされないんだもん」
鞠莉「なるほど、面倒なパターンね」
曜「ひどい!」
鞠莉「だって面倒じゃない。美味しく食べれば、一日ハッピーな気分になれるのに」
鞠莉「マフィンはイヤだ、ハンバーガーが良いって駄々をこねてさ」
曜「う…」
鞠莉「それも、これから楽しくデートしようって矢先にだよ。面倒なこと、この上ないデース」モグモグ
25: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 06:58:57.97 ID:Ad41GWxt.net
曜「ごめん…」
鞠莉「わかればいいよ。アテが外れたガッカリは私もわかるし」
鞠莉「でも、気分を変えないといけないから…」キョロキョロ
曜「ん、鞠莉ちゃん?」
鞠莉「よし、今ね」スッ
チュッ
曜「…」
曜「…!?」
鞠莉「今はこれで我慢して。ね?」
鞠莉「わかればいいよ。アテが外れたガッカリは私もわかるし」
鞠莉「でも、気分を変えないといけないから…」キョロキョロ
曜「ん、鞠莉ちゃん?」
鞠莉「よし、今ね」スッ
チュッ
曜「…」
曜「…!?」
鞠莉「今はこれで我慢して。ね?」
26: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 07:03:19.61 ID:Ad41GWxt.net
曜「あ、わあっ、ああっ…!」
鞠莉「こらこら、お店の中だよ。お静かに」
曜「お店の中だからだよ!なんで、いきなり…!」
鞠莉「楽しい一日にするためには、切り替えが必要かなって。スタートが悪いと、後に響くわ」
曜「だからって…」
鞠莉「誰も見てなかったのはちゃんと確認したから。大丈夫」
曜「…大胆になったね、私たち」カァァ
鞠莉「まぁ…この前、もっと大胆なことしちゃったし」カァァ
曜「鞠莉ちゃん…」
鞠莉「こらこら、お店の中だよ。お静かに」
曜「お店の中だからだよ!なんで、いきなり…!」
鞠莉「楽しい一日にするためには、切り替えが必要かなって。スタートが悪いと、後に響くわ」
曜「だからって…」
鞠莉「誰も見てなかったのはちゃんと確認したから。大丈夫」
曜「…大胆になったね、私たち」カァァ
鞠莉「まぁ…この前、もっと大胆なことしちゃったし」カァァ
曜「鞠莉ちゃん…」
27: 名無しで叶える物語 2018/01/21(日) 07:03:59.20 ID:Ad41GWxt.net
鞠莉「こほん…さ、食べて気持ちをスイッチしよう。楽しい2人の時間なんだから」
曜「そうだね、いただきまーす!」モグ
曜「あ、美味しい!」
鞠莉「ふふっ、でしょ?」
曜「うん!へへっ。あの時はびっくりしちゃったけど、悪いことばかりじゃないなー」
鞠莉「だから、思い出すのは無しデース!」カァァ
終わり
曜「そうだね、いただきまーす!」モグ
曜「あ、美味しい!」
鞠莉「ふふっ、でしょ?」
曜「うん!へへっ。あの時はびっくりしちゃったけど、悪いことばかりじゃないなー」
鞠莉「だから、思い出すのは無しデース!」カァァ
終わり
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