1: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:08:54.17 ID:mq8+V1BI.net
曜「むーっ!」
鞠莉「むーっ!」
果南「ちょっとちょっと。何があったの、一体」
千歌「わかんない、私たちが来たときには既にこんな様子で…」
鞠莉「むーっ!」
果南「ちょっとちょっと。何があったの、一体」
千歌「わかんない、私たちが来たときには既にこんな様子で…」
2: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:10:09.64 ID:Lpp3Vqpx.net
鞠莉「大体曜はいつもそう!この前だって――」
曜「それは今関係ないでしょ!?鞠莉ちゃんの方こそ――」
鞠莉「言ったわねぇ!?」
千歌「ど、どうしよう」
ダイヤ「あのお二人が喧嘩なんて、珍しいですね」
梨子「というより、あんなに怒ってる二人を見るの初めてかも…」
果南「よっぽどのことがあったのかな…」
曜「それは今関係ないでしょ!?鞠莉ちゃんの方こそ――」
鞠莉「言ったわねぇ!?」
千歌「ど、どうしよう」
ダイヤ「あのお二人が喧嘩なんて、珍しいですね」
梨子「というより、あんなに怒ってる二人を見るの初めてかも…」
果南「よっぽどのことがあったのかな…」
3: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:11:21.50 ID:Lpp3Vqpx.net
曜「はいはい、わかりましたよ!私が悪うございました!小原家のご息女、いえ、理事長どの!」
鞠莉「曜!何よその言い方!」
曜「ふんっ」
鞠莉「こいつぅ…!」
梨子「わわ、収まる気配が見えないよ!」
果南「こうなったら仕方ない…千歌!」
千歌「了解!はぁぁぁぁぁ…!」
鞠莉「曜!何よその言い方!」
曜「ふんっ」
鞠莉「こいつぅ…!」
梨子「わわ、収まる気配が見えないよ!」
果南「こうなったら仕方ない…千歌!」
千歌「了解!はぁぁぁぁぁ…!」
4: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:12:32.99 ID:Lpp3Vqpx.net
梨子「えっ、千歌ちゃん?」
果南「梨子ちゃん、火線上から離れて!」
梨子「えっ、えっ」
千歌「はぁぁぁぁぁあ!」ゴゴゴゴゴ
ダイヤ「梨子さん、こちらへ!耳を塞いで!」
梨子「ええっ!?」
千歌「…充填完了!」
果南「よし、てーっ!」バッ
千歌「いい加減に、し――」
果南「梨子ちゃん、火線上から離れて!」
梨子「えっ、えっ」
千歌「はぁぁぁぁぁあ!」ゴゴゴゴゴ
ダイヤ「梨子さん、こちらへ!耳を塞いで!」
梨子「ええっ!?」
千歌「…充填完了!」
果南「よし、てーっ!」バッ
千歌「いい加減に、し――」
5: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:13:56.81 ID:Lpp3Vqpx.net
曜「!」シュッ
千歌「もごっ!?」
果南「なっ!?」
千歌「もごもご!」
梨子「千歌ちゃんの口にみかんが!」
ダイヤ「そんな、みかんで発射を封じたというのですか!?」
曜「ごめんね千歌ちゃん。今は静かにしてて」
千歌「もご!もごもごもご!」
果南(かつて私たちの乱闘に割って入り、その威力は校舎を揺らす程の、千歌の『いい加減にしろ砲』が…こんな方法で防がれるなんて!)
曜「この際だから言わせてもらうけどね!」
鞠莉「言わなくて結構デース!承認しませーん!」
梨子「あわわ…」
千歌「もごっ!?」
果南「なっ!?」
千歌「もごもご!」
梨子「千歌ちゃんの口にみかんが!」
ダイヤ「そんな、みかんで発射を封じたというのですか!?」
曜「ごめんね千歌ちゃん。今は静かにしてて」
千歌「もご!もごもごもご!」
果南(かつて私たちの乱闘に割って入り、その威力は校舎を揺らす程の、千歌の『いい加減にしろ砲』が…こんな方法で防がれるなんて!)
曜「この際だから言わせてもらうけどね!」
鞠莉「言わなくて結構デース!承認しませーん!」
梨子「あわわ…」
6: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:15:26.41 ID:Lpp3Vqpx.net
翌日
曜「…」ズーン
鞠莉「…」ズーン
果南「やれやれ。昨日は大荒れだったけど、今日は打って変わって曇り空」
梨子「普段明るい二人があんなだと、こっちまで元気がなくなってきちゃう…」
曜「…」ズーン
鞠莉「…」ズーン
果南「やれやれ。昨日は大荒れだったけど、今日は打って変わって曇り空」
梨子「普段明るい二人があんなだと、こっちまで元気がなくなってきちゃう…」
7: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:16:18.27 ID:Lpp3Vqpx.net
ダイヤ「一体、なにがあったんでしょう」
果南「ちょっと見当付かないけど、両方とも普段は辛いこととか隠しちゃうタイプだからね」
果南「ここまで表情や態度に出ちゃうのは、余程のことだと思う」
千歌「おお!さすが果南ちゃん、両方の幼馴染!」
ダイヤ「原因不明とはいえ、このまま放っておくわけにもいきませんわ。ルビィたちも数日中には函館から帰ってくる予定ですし」
梨子「うーん…」
果南「仲直りするにもきっかけが必要、か」
果南「ちょっと見当付かないけど、両方とも普段は辛いこととか隠しちゃうタイプだからね」
果南「ここまで表情や態度に出ちゃうのは、余程のことだと思う」
千歌「おお!さすが果南ちゃん、両方の幼馴染!」
ダイヤ「原因不明とはいえ、このまま放っておくわけにもいきませんわ。ルビィたちも数日中には函館から帰ってくる予定ですし」
梨子「うーん…」
果南「仲直りするにもきっかけが必要、か」
8: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:18:44.55 ID:Lpp3Vqpx.net
夜
曜『…明日?いいけど、随分急な話だね」
果南「急なのはご愛嬌、千歌の発案だからね。せっかくの休みだから遊びに行きたいーって」
曜『はは、千歌ちゃんらしいね』
果南「ダイヤと梨子ちゃんも、都合が合えば参加してくれるって」
曜『…鞠莉ちゃんは?』
果南「その場にいなかったから、声かけてないよ」
果南(そのときは、ね)
曜『そっか…』
果南「そういうわけで、また明日ね!おやすみ!」
曜『うん、ありがとね』
ピッ
果南「さてさて、次は鞠莉に電話っと」
曜『…明日?いいけど、随分急な話だね」
果南「急なのはご愛嬌、千歌の発案だからね。せっかくの休みだから遊びに行きたいーって」
曜『はは、千歌ちゃんらしいね』
果南「ダイヤと梨子ちゃんも、都合が合えば参加してくれるって」
曜『…鞠莉ちゃんは?』
果南「その場にいなかったから、声かけてないよ」
果南(そのときは、ね)
曜『そっか…』
果南「そういうわけで、また明日ね!おやすみ!」
曜『うん、ありがとね』
ピッ
果南「さてさて、次は鞠莉に電話っと」
9: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:20:08.14 ID:Lpp3Vqpx.net
翌日 沼津駅前
曜「…なんで鞠莉ちゃんがいるの?」
鞠莉「…どうして曜がいるの?」
果南「あれ、誘ったって言わなかったっけ?」
ようまり「言ってないよ(わよ)!」
ようまり「っ!」
果南「ありゃ、それはうっかりだったかなー。でも仲間はずれって良くないと思うし」
千歌「そうそう、みんな一緒が一番!きっと楽しいよ!」
曜「それはわかるけど、今は…」チラ
鞠莉「…」
曜「…なんで鞠莉ちゃんがいるの?」
鞠莉「…どうして曜がいるの?」
果南「あれ、誘ったって言わなかったっけ?」
ようまり「言ってないよ(わよ)!」
ようまり「っ!」
果南「ありゃ、それはうっかりだったかなー。でも仲間はずれって良くないと思うし」
千歌「そうそう、みんな一緒が一番!きっと楽しいよ!」
曜「それはわかるけど、今は…」チラ
鞠莉「…」
10: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:21:12.48 ID:Lpp3Vqpx.net
鞠莉「…いいわ。行きましょう、行きたくない人は置いて」
曜「だ、誰も行きたくないなんて言ってないじゃん!」
鞠莉「あら、別に曜のことを言ったわけじゃなかったんだけど。ひょっとして心当たりでもあるの?」
曜「ちょっと、なにその言い方!?」
果南「はいはい、そこまでそこまで」
梨子「もしかしたら、あの後仲直りしてるんじゃないかなって思ったけど、結局今日もこの調子…」
ダイヤ「まったく、困ったものです」
千歌「だからこそ、私たちがサポートしないと、ね!」
ダイヤ「ええ!」
梨子「うん!」
曜「だ、誰も行きたくないなんて言ってないじゃん!」
鞠莉「あら、別に曜のことを言ったわけじゃなかったんだけど。ひょっとして心当たりでもあるの?」
曜「ちょっと、なにその言い方!?」
果南「はいはい、そこまでそこまで」
梨子「もしかしたら、あの後仲直りしてるんじゃないかなって思ったけど、結局今日もこの調子…」
ダイヤ「まったく、困ったものです」
千歌「だからこそ、私たちがサポートしないと、ね!」
ダイヤ「ええ!」
梨子「うん!」
11: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:22:09.11 ID:Lpp3Vqpx.net
梨子(とは言ったものの…)
千歌「見て曜ちゃん、このスマホケース!すごいよ、可愛くて多機能な優れものだよ!」
曜「うん、いいね」
梨子(私たちのとりなしも虚しく、二人の仲は一向に回復する兆しが見られない)
ダイヤ「この猫さん、鞠莉さんみたいですわね」
鞠莉「そうかなぁ、同じなのは名前だけだと思うけど」
梨子(むしろ、朝のやりとりが火に油を注いだせいで、今や完全な冷戦状態に…)
果南「うーん…」
千歌「見て曜ちゃん、このスマホケース!すごいよ、可愛くて多機能な優れものだよ!」
曜「うん、いいね」
梨子(私たちのとりなしも虚しく、二人の仲は一向に回復する兆しが見られない)
ダイヤ「この猫さん、鞠莉さんみたいですわね」
鞠莉「そうかなぁ、同じなのは名前だけだと思うけど」
梨子(むしろ、朝のやりとりが火に油を注いだせいで、今や完全な冷戦状態に…)
果南「うーん…」
12: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:24:35.10 ID:Lpp3Vqpx.net
ダイヤ「そろそろお昼にしましょうか」
千歌「賛成!お腹空いちゃったよー。何食べよう?」
果南「オススメのお店があるんだけど、よければどうかな?メニューが豊富で、なにより美味しいんだ」
ダイヤ「では、おまかせします」
梨子「果南ちゃんのオススメ、興味あるなぁ」
千歌「千歌も賛成!ね、いいよね?」
ようまり「うん…」
ようまり「!」プィッ
ダイヤ「あらあら…」
果南(なかなか雪解けのチャンスは訪れなかったけど、ここらで決着つけたいところだね)
千歌「賛成!お腹空いちゃったよー。何食べよう?」
果南「オススメのお店があるんだけど、よければどうかな?メニューが豊富で、なにより美味しいんだ」
ダイヤ「では、おまかせします」
梨子「果南ちゃんのオススメ、興味あるなぁ」
千歌「千歌も賛成!ね、いいよね?」
ようまり「うん…」
ようまり「!」プィッ
ダイヤ「あらあら…」
果南(なかなか雪解けのチャンスは訪れなかったけど、ここらで決着つけたいところだね)
13: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:26:23.11 ID:Lpp3Vqpx.net
レストラン店内
梨子「和食にイタリアン、カレーに中華まで。本当にバリエーションが豊富だね」
果南「メニューが幅広いと、お客の好みを選ばないからね。家族や親戚と食事するときに便利なんだ」
ダイヤ「なるほど」
果南「それはさておき。ほらほら、お店が混む前に頼んじゃおうよ。私は和食ランチで」
千歌「私もそれにする!」
梨子「じゃあ私も同じで」
ダイヤ「私は、そうね…中華ランチにしましょう」
千歌「あ、じゃあやっぱり千歌も中華で!」
果南「ありゃ、じゃあ変更ね」
ダイヤ「いいんですか?」
千歌「うん!実はあんかけチャーハンが気になってて、誰かが頼んだら選び直そうって思ってたんだ!」
梨子「ふふっ、自由だね。鞠莉ちゃんは?」
鞠莉「私は、洋食ランチで」
曜「…私は和食ランチを」
鞠莉「!」
梨子「和食にイタリアン、カレーに中華まで。本当にバリエーションが豊富だね」
果南「メニューが幅広いと、お客の好みを選ばないからね。家族や親戚と食事するときに便利なんだ」
ダイヤ「なるほど」
果南「それはさておき。ほらほら、お店が混む前に頼んじゃおうよ。私は和食ランチで」
千歌「私もそれにする!」
梨子「じゃあ私も同じで」
ダイヤ「私は、そうね…中華ランチにしましょう」
千歌「あ、じゃあやっぱり千歌も中華で!」
果南「ありゃ、じゃあ変更ね」
ダイヤ「いいんですか?」
千歌「うん!実はあんかけチャーハンが気になってて、誰かが頼んだら選び直そうって思ってたんだ!」
梨子「ふふっ、自由だね。鞠莉ちゃんは?」
鞠莉「私は、洋食ランチで」
曜「…私は和食ランチを」
鞠莉「!」
15: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:27:30.77 ID:Lpp3Vqpx.net
千歌「いいの?洋食ランチはハンバーグ付きだよ?」
曜「うん、大丈夫。あと、納豆追加してもいいかな」
鞠莉「!!」
果南「いい、けど…」ウーム
梨子(鞠莉ちゃん、確か納豆が苦手なはず…曜ちゃんてば…)ハァ
千歌「でも、お出かけの途中なのに納豆っていうのも」
曜「歯磨きセット持ってきたから大丈夫だよ」
果南「へぇ、準備いいね?」
曜「…まあね」
鞠莉「…いいんじゃない、この際好きなものを食べれば」
千歌「ん…」
曜「うん、大丈夫。あと、納豆追加してもいいかな」
鞠莉「!!」
果南「いい、けど…」ウーム
梨子(鞠莉ちゃん、確か納豆が苦手なはず…曜ちゃんてば…)ハァ
千歌「でも、お出かけの途中なのに納豆っていうのも」
曜「歯磨きセット持ってきたから大丈夫だよ」
果南「へぇ、準備いいね?」
曜「…まあね」
鞠莉「…いいんじゃない、この際好きなものを食べれば」
千歌「ん…」
16: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:29:18.78 ID:Lpp3Vqpx.net
梨子(料理が到着しても、相変わらずな二人…)
曜「あー納豆って久々に食べると美味しいな。今まで気を遣って食べれなかったからなー」
千歌「よ、曜ちゃん」アセアセ
梨子(曜ちゃんに至っては子供みたいな挑発まで…こんなの曜ちゃんらしくないよ…)
鞠莉「カチン」
果南「ま、鞠莉?」
ダイヤ(カチンって言葉にしちゃう鞠莉さん可愛い)
鞠莉「すみませーん!追加注文いいですかー!」
店員「はい、伺います」
曜「あー納豆って久々に食べると美味しいな。今まで気を遣って食べれなかったからなー」
千歌「よ、曜ちゃん」アセアセ
梨子(曜ちゃんに至っては子供みたいな挑発まで…こんなの曜ちゃんらしくないよ…)
鞠莉「カチン」
果南「ま、鞠莉?」
ダイヤ(カチンって言葉にしちゃう鞠莉さん可愛い)
鞠莉「すみませーん!追加注文いいですかー!」
店員「はい、伺います」
17: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:31:12.16 ID:Lpp3Vqpx.net
鞠莉「デザートに、こだわりバームクーヘンを全員分お願いします!あ、セットで紅茶も!」
曜「!?」
ダイヤ「鞠莉さん、私たちの分まで頼まなくても」
鞠莉「私のおごりデース!どーぞ、遠慮せず食べてね!」チラッ
曜「くうっ!」
千歌「まずいよ、バームクーヘンは!」ヒソヒソ
梨子「え、美味しくないの?」ヒソヒソ
千歌「あ、今のは味が良くないって意味の『まずい』じゃなくて、状況が好ましくないことを指す『まずい』の方で…」
曜「!?」
ダイヤ「鞠莉さん、私たちの分まで頼まなくても」
鞠莉「私のおごりデース!どーぞ、遠慮せず食べてね!」チラッ
曜「くうっ!」
千歌「まずいよ、バームクーヘンは!」ヒソヒソ
梨子「え、美味しくないの?」ヒソヒソ
千歌「あ、今のは味が良くないって意味の『まずい』じゃなくて、状況が好ましくないことを指す『まずい』の方で…」
18: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:32:34.35 ID:Lpp3Vqpx.net
果南「ギャグを解説してる場合じゃないよ。曜はバームクーヘンが苦手なんだ」
ダイヤ「あら、そうでしたの?」
千歌「お口がパサパサになっちゃう系の食べ物だからね。最近ではしっとり系のもあるけど、曜ちゃんは昔から避けてたから」
梨子「じゃあ、鞠莉ちゃんはそれを分かってて…」
鞠莉「ふふん」
曜「ぐぬぬ」
ダイヤ「あら、そうでしたの?」
千歌「お口がパサパサになっちゃう系の食べ物だからね。最近ではしっとり系のもあるけど、曜ちゃんは昔から避けてたから」
梨子「じゃあ、鞠莉ちゃんはそれを分かってて…」
鞠莉「ふふん」
曜「ぐぬぬ」
19: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:33:16.21 ID:Lpp3Vqpx.net
店員「お待たせしました、こだわりバームクーヘンの紅茶セットです」
店員「お好みでメープルシロップをかけてお召し上がりください」
鞠莉「メープルシロップ…!?」
曜「…!」
果南「この展開、鞠莉にとっては誤算だったみたいだね」
梨子「確かに。シロップをかければ、お口のパサパサは軽減される」
千歌「鞠莉ちゃんは策に溺れたのだ!」
曜「へへ、たっぷりシロップかけちゃおーっと。いただきまーす!」
鞠莉「ぐぬぬ」
店員「お好みでメープルシロップをかけてお召し上がりください」
鞠莉「メープルシロップ…!?」
曜「…!」
果南「この展開、鞠莉にとっては誤算だったみたいだね」
梨子「確かに。シロップをかければ、お口のパサパサは軽減される」
千歌「鞠莉ちゃんは策に溺れたのだ!」
曜「へへ、たっぷりシロップかけちゃおーっと。いただきまーす!」
鞠莉「ぐぬぬ」
20: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:34:26.15 ID:Lpp3Vqpx.net
千歌「たださ…」
曜「…」モグモグ
千歌「納豆食べた後にバームクーヘンって。絶望的に合わなそう」
梨子「うん…」
果南「あ、美味しいねコレ!」
ダイヤ「本当ですわ、お上品な甘さが口の中に広がって。ね、鞠莉さん」
鞠莉「…」モグモグ
果南「ふくれっ面のまま、ほぼ一口で食べちゃってる」
ダイヤ「こんなに美味しいバームクーヘンなのに。なかなか手強いですわね」
曜「…」モグモグ
千歌「納豆食べた後にバームクーヘンって。絶望的に合わなそう」
梨子「うん…」
果南「あ、美味しいねコレ!」
ダイヤ「本当ですわ、お上品な甘さが口の中に広がって。ね、鞠莉さん」
鞠莉「…」モグモグ
果南「ふくれっ面のまま、ほぼ一口で食べちゃってる」
ダイヤ「こんなに美味しいバームクーヘンなのに。なかなか手強いですわね」
21: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:36:11.85 ID:Lpp3Vqpx.net
…………………
曜「ごちそうさま。歯磨いてくるから、待っててくれる?」
梨子「うん。ゆっくりしてるから大丈夫だよ」
曜「ごめんねー」スタスタ
鞠莉「私、お会計すませてくる」スッ
千歌「あ、じゃあみんなの分もまとめて…」
鞠莉「いいわ。デザートも含めて私が払うから。ゆっくりしてて」スタスタ
梨子「あっ、鞠莉ちゃん…」
ダイヤ「まったく、頑固なんですから」
果南「…ふむ」
曜「ごちそうさま。歯磨いてくるから、待っててくれる?」
梨子「うん。ゆっくりしてるから大丈夫だよ」
曜「ごめんねー」スタスタ
鞠莉「私、お会計すませてくる」スッ
千歌「あ、じゃあみんなの分もまとめて…」
鞠莉「いいわ。デザートも含めて私が払うから。ゆっくりしてて」スタスタ
梨子「あっ、鞠莉ちゃん…」
ダイヤ「まったく、頑固なんですから」
果南「…ふむ」
22: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:37:25.57 ID:Lpp3Vqpx.net
果南「ダイヤ」
ダイヤ「ええ。梨子さん、これをお願いします」スッ
梨子「えっ?これ、お金…」
果南「私も。鞠莉だけに良い格好させるわけにはいかないからね」スッ
梨子「果南ちゃん…」
果南「みんなの分は私たちが出すからさ。鞠莉に渡して来て」
梨子「うんっ!」タタッ
千歌「ありがとう、果南ちゃん、ダイヤさん」
果南「いえいえ。さて、私は歯磨きの様子でも見てこようかな」
千歌「お願いね?」
果南「任せなさいっ」
ダイヤ「ええ。梨子さん、これをお願いします」スッ
梨子「えっ?これ、お金…」
果南「私も。鞠莉だけに良い格好させるわけにはいかないからね」スッ
梨子「果南ちゃん…」
果南「みんなの分は私たちが出すからさ。鞠莉に渡して来て」
梨子「うんっ!」タタッ
千歌「ありがとう、果南ちゃん、ダイヤさん」
果南「いえいえ。さて、私は歯磨きの様子でも見てこようかな」
千歌「お願いね?」
果南「任せなさいっ」
23: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:39:00.01 ID:Lpp3Vqpx.net
…………………
曜「はぁ…」シャカシャカ
果南「失礼ー?」
曜「あ、果南ちゃん」
果南「歯磨きとはマメだねぇ。女の子の嗜みってやつ?」
曜「あはは、なんとなくね」
果南「昔みたいに仕上げ磨き、してあげよっか?」ニシシ
曜「ふふ、もう子供じゃないよー」シャカシャカ
果南「そうだね。なら、した方がいいよ。仲直り」
曜「…」シャカ…
曜「はぁ…」シャカシャカ
果南「失礼ー?」
曜「あ、果南ちゃん」
果南「歯磨きとはマメだねぇ。女の子の嗜みってやつ?」
曜「あはは、なんとなくね」
果南「昔みたいに仕上げ磨き、してあげよっか?」ニシシ
曜「ふふ、もう子供じゃないよー」シャカシャカ
果南「そうだね。なら、した方がいいよ。仲直り」
曜「…」シャカ…
24: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:40:22.31 ID:Lpp3Vqpx.net
果南「歯磨きセットなんて持ち歩くようになったの、鞠莉と仲良くなったからでしょ」
曜「…知ってたの?」ジャー
果南「知らなくてもわかるって。バレバレだよ」
曜「…」ブクブクブク
果南「鞠莉、食べ物の匂いとか敏感だからね」
曜「…」ジャー
曜「…知ってたの?」ジャー
果南「知らなくてもわかるって。バレバレだよ」
曜「…」ブクブクブク
果南「鞠莉、食べ物の匂いとか敏感だからね」
曜「…」ジャー
25: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:42:36.62 ID:Lpp3Vqpx.net
果南「2年もすれ違ってた私だから言わせてもらう。二人には早く仲直りしてほしいんだ」
曜「…どうして、色々してくれるの」
果南「放って置けないっていうか、危なっかしくてね。見ててじれったい」
曜「ん…」
果南「子供じゃないけど、謝れるほど大人でもない。今の気持ち、そういうことでしょ?」
曜「…うん」
果南「だけどさ、いつまでも『夜空はなんでも知ってるの』の1番をやってるわけにもいかないでしょ」
曜「!」
果南「いい加減、2番に進まなきゃ。だから、ね?」スッ
曜「果南ちゃん…私…!」ギュ
果南「そうそう。素直にならなくちゃ」ナデナデ
曜「う、ううっ…!」ギュー
曜「…どうして、色々してくれるの」
果南「放って置けないっていうか、危なっかしくてね。見ててじれったい」
曜「ん…」
果南「子供じゃないけど、謝れるほど大人でもない。今の気持ち、そういうことでしょ?」
曜「…うん」
果南「だけどさ、いつまでも『夜空はなんでも知ってるの』の1番をやってるわけにもいかないでしょ」
曜「!」
果南「いい加減、2番に進まなきゃ。だから、ね?」スッ
曜「果南ちゃん…私…!」ギュ
果南「そうそう。素直にならなくちゃ」ナデナデ
曜「う、ううっ…!」ギュー
27: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:43:45.21 ID:Lpp3Vqpx.net
…………………
鞠莉「お会計、お願いします」
店員「ありがとうございます。お会計は――」
梨子「鞠莉ちゃん!」
鞠莉「梨子…?あ、お金は良いって」
梨子「ダイヤさんと果南ちゃんが、鞠莉ちゃんだけに払わせるわけにいかないって」
鞠莉「…そっか、ありがと」
梨子「うん」
店員「ありがとうございましたー」
鞠莉「お会計、お願いします」
店員「ありがとうございます。お会計は――」
梨子「鞠莉ちゃん!」
鞠莉「梨子…?あ、お金は良いって」
梨子「ダイヤさんと果南ちゃんが、鞠莉ちゃんだけに払わせるわけにいかないって」
鞠莉「…そっか、ありがと」
梨子「うん」
店員「ありがとうございましたー」
28: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:45:48.47 ID:Lpp3Vqpx.net
鞠莉「さっ。支払いも済んだし、そろそろ…」
梨子「そろそろ、仲直りじゃないかな」
鞠莉「…梨子」
梨子「喧嘩してる二人を見るの、辛いよ…」
鞠莉「それは悪いと思ってる。けど…」
梨子「意地悪しちゃったの、気にしてるの?」
鞠莉「…」
梨子「引き返せないことなんてないよ」
鞠莉「!」
梨子「曜ちゃんに対抗してバームクーヘンを頼んだけど、紅茶セットにしたのは、本当は曜ちゃんを困らせたくなかったからでしょ」
梨子「そろそろ、仲直りじゃないかな」
鞠莉「…梨子」
梨子「喧嘩してる二人を見るの、辛いよ…」
鞠莉「それは悪いと思ってる。けど…」
梨子「意地悪しちゃったの、気にしてるの?」
鞠莉「…」
梨子「引き返せないことなんてないよ」
鞠莉「!」
梨子「曜ちゃんに対抗してバームクーヘンを頼んだけど、紅茶セットにしたのは、本当は曜ちゃんを困らせたくなかったからでしょ」
29: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:46:59.49 ID:Lpp3Vqpx.net
鞠莉「…すごいね。気付いたんだ」
梨子「きっと曜ちゃんも気付いてるよ」
鞠莉「曜…」
梨子「だからきっと大丈夫。曜ちゃんも、きっと大丈夫だよ」
鞠莉「…梨子、わたし…」
梨子「決まった?」
鞠莉「…うんっ」
梨子「きっと曜ちゃんも気付いてるよ」
鞠莉「曜…」
梨子「だからきっと大丈夫。曜ちゃんも、きっと大丈夫だよ」
鞠莉「…梨子、わたし…」
梨子「決まった?」
鞠莉「…うんっ」
31: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:48:40.93 ID:Lpp3Vqpx.net
…………………
曜「鞠莉ちゃん…!」ダキッ
鞠莉「曜っ!」ギュー
曜「ごめんね、私がいけなかったのに…意地悪なことまでして…!」
鞠莉「私の方こそ、ごめん。ごめんね…!」
梨子「ふふ、良かったね」
果南「これにて一件落着、かな」
ダイヤ「お二人ともお疲れ様でした」
千歌「ナイスアシスト!」グッ
曜「鞠莉ちゃん…!」ダキッ
鞠莉「曜っ!」ギュー
曜「ごめんね、私がいけなかったのに…意地悪なことまでして…!」
鞠莉「私の方こそ、ごめん。ごめんね…!」
梨子「ふふ、良かったね」
果南「これにて一件落着、かな」
ダイヤ「お二人ともお疲れ様でした」
千歌「ナイスアシスト!」グッ
32: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:49:48.62 ID:Lpp3Vqpx.net
曜「ごめんね、みんな。私たちのせいで迷惑かけちゃって」
鞠莉「ごめんなさい。そして、ありがとう」
ダイヤ「まったく。早くに仲直りしておけば、こんなに拗れることもなかったのに」
千歌「まあまあ。色々あったけど、二人ともやっと喧嘩できる仲になったってことで」
梨子「ふふっ、終わりよければ全て良しだね」
果南「結果オーライってね」
ようまり「えへへ…」
ダイヤ「ま、お二人はやはり笑顔の方がよくお似合いですわ」クス
千歌「うんうん!二人はこうじゃないと!」
鞠莉「ごめんなさい。そして、ありがとう」
ダイヤ「まったく。早くに仲直りしておけば、こんなに拗れることもなかったのに」
千歌「まあまあ。色々あったけど、二人ともやっと喧嘩できる仲になったってことで」
梨子「ふふっ、終わりよければ全て良しだね」
果南「結果オーライってね」
ようまり「えへへ…」
ダイヤ「ま、お二人はやはり笑顔の方がよくお似合いですわ」クス
千歌「うんうん!二人はこうじゃないと!」
33: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:51:03.83 ID:Lpp3Vqpx.net
果南「ところでさ、二人はどうして喧嘩しちゃったの?」
千歌「そうだ、ずっと気になってたんだよ」
曜「あー、それは…」
鞠莉「えっと…」
ダイヤ「こーら。喧嘩の原因は得てしてデリケートなものなのです。それを無理に聞き出すのは」
果南「いいじゃん。もう解決したことなんだし。最後にみんなで笑い飛ばせば」
千歌「そうそう!」
曜「…言う?」
鞠莉「ん…みんなには迷惑かけちゃったし、ね」
千歌「そうだ、ずっと気になってたんだよ」
曜「あー、それは…」
鞠莉「えっと…」
ダイヤ「こーら。喧嘩の原因は得てしてデリケートなものなのです。それを無理に聞き出すのは」
果南「いいじゃん。もう解決したことなんだし。最後にみんなで笑い飛ばせば」
千歌「そうそう!」
曜「…言う?」
鞠莉「ん…みんなには迷惑かけちゃったし、ね」
34: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:52:00.64 ID:Lpp3Vqpx.net
曜「じゃあ、私から言うね。えっと…」
鞠莉「ん…」
曜「喧嘩の理由は…」
ちかりこダイかな「理由は…?」
曜「私が、鞠莉ちゃんのお胸をわしわししたからなんだ」
ちかりこダイかな「…は?」
鞠莉「ん…」
曜「喧嘩の理由は…」
ちかりこダイかな「理由は…?」
曜「私が、鞠莉ちゃんのお胸をわしわししたからなんだ」
ちかりこダイかな「…は?」
35: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:52:57.18 ID:Lpp3Vqpx.net
鞠莉「…」カァァ
果南「えっと、えっ?」
千歌「よ、よくわからなかったから、もう一回言ってもらえる?」
曜「だからね、私が鞠莉ちゃんをわしわししたのが原因なの」
ダイヤ「…はあああ?」
梨子(反応に困る…)
果南「えっと、えっ?」
千歌「よ、よくわからなかったから、もう一回言ってもらえる?」
曜「だからね、私が鞠莉ちゃんをわしわししたのが原因なの」
ダイヤ「…はあああ?」
梨子(反応に困る…)
36: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:53:20.76 ID:Lpp3Vqpx.net
曜「ほら、鞠莉ちゃんってスキンシップ激しいって言うか、突発的にハグとかわしわしとかしてくるでしょ?」
果南「それは…」
ダイヤ「まぁ…」
千歌「うん…」
梨子(ってあれ!?被害無いの私だけなの!?)
曜「だからね、あの日は思い切ってやり返してみたんだよ」
…………………
曜「いた、鞠莉ちゃんだ!」
鞠莉「♪~」
果南「それは…」
ダイヤ「まぁ…」
千歌「うん…」
梨子(ってあれ!?被害無いの私だけなの!?)
曜「だからね、あの日は思い切ってやり返してみたんだよ」
…………………
曜「いた、鞠莉ちゃんだ!」
鞠莉「♪~」
37: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:54:47.17 ID:Lpp3Vqpx.net
曜「鞠莉ちゃんは一人!周囲に人影もなし!今が仕掛ける絶好のチャンス!」タッ
鞠莉「♪」
曜(気付かれないように背後から近づいて…!)スッ
曜「うりょっ!」わしっ
鞠莉「きゃ!?よ、曜!?」
曜「いっくぞー!」
曜「見よう見まね、わしわしMAX!!」
鞠莉「きゃああああああっ!?」
鞠莉「♪」
曜(気付かれないように背後から近づいて…!)スッ
曜「うりょっ!」わしっ
鞠莉「きゃ!?よ、曜!?」
曜「いっくぞー!」
曜「見よう見まね、わしわしMAX!!」
鞠莉「きゃああああああっ!?」
38: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:56:23.79 ID:Lpp3Vqpx.net
曜(わ、なにこれ!すごい感触!)
鞠莉「やあっ、んっ!」ジタバタ
曜(っと、逃げられないようにさらに密着しないと)ギュ
鞠莉「きゃっ!?」
曜(あ。鞠莉ちゃん、いい匂い。それに柔らかい)スンスン
鞠莉「ちょっ、んっ!ああっ!」
曜(この安心感、幸せな感じ…鞠莉ちゃんがスキンシップが好きな理由、わかった気がする)
鞠莉「あ、んんっ!」
曜(そうか。安らぎはここにあったんだ…)
鞠莉「んっ、あっ!やあああっ!!」
鞠莉「やあっ、んっ!」ジタバタ
曜(っと、逃げられないようにさらに密着しないと)ギュ
鞠莉「きゃっ!?」
曜(あ。鞠莉ちゃん、いい匂い。それに柔らかい)スンスン
鞠莉「ちょっ、んっ!ああっ!」
曜(この安心感、幸せな感じ…鞠莉ちゃんがスキンシップが好きな理由、わかった気がする)
鞠莉「あ、んんっ!」
曜(そうか。安らぎはここにあったんだ…)
鞠莉「んっ、あっ!やあああっ!!」
39: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 07:58:40.19 ID:Lpp3Vqpx.net
鞠莉「あ…ふぁ…」ヘタリ
曜「っと。へへ、びっくりした?」
鞠莉「よ、う…」ハァ…ハァ…
曜「いつものお返しだよ!される側の気持ちがわかったかー、なんてね!」
鞠莉「…」プルプル
曜「でも、凄いんだねわしわしって。初めてだから加減がわからなかったけど、大丈夫――」
鞠莉「っ!!」パシーン
曜「へぶっ!?」
曜「っと。へへ、びっくりした?」
鞠莉「よ、う…」ハァ…ハァ…
曜「いつものお返しだよ!される側の気持ちがわかったかー、なんてね!」
鞠莉「…」プルプル
曜「でも、凄いんだねわしわしって。初めてだから加減がわからなかったけど、大丈夫――」
鞠莉「っ!!」パシーン
曜「へぶっ!?」
40: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 08:01:25.89 ID:Lpp3Vqpx.net
…………………
曜「――というわけなんだ」
鞠莉「…」モジモジ
ちかりこダイかな「…」ポカーン
曜「私がやりすぎっちゃったせいで、びっくりさせちゃってごめんね」
鞠莉「もう、いきなりあんなハードなのはやめてね?」
曜「だったら、もっと練習が必要かなー。なんてね」
鞠莉「もう、おバカぁ♪」ハグッ
曜「ふふっ♪」ギュ
曜「――というわけなんだ」
鞠莉「…」モジモジ
ちかりこダイかな「…」ポカーン
曜「私がやりすぎっちゃったせいで、びっくりさせちゃってごめんね」
鞠莉「もう、いきなりあんなハードなのはやめてね?」
曜「だったら、もっと練習が必要かなー。なんてね」
鞠莉「もう、おバカぁ♪」ハグッ
曜「ふふっ♪」ギュ
41: 名無しで叶える物語 2018/03/11(日) 08:04:53.49 ID:Lpp3Vqpx.net
果南「はい、解散解散。おつかれー」
梨子「まったく、本当に人騒がせなんだから」
ダイヤ「解決してよかったです。こんな話、ルビィの耳に入れるわけにはいきませんもの!」
千歌「バカップルは放っておいて、ウチでご苦労様でしたの会やろっか」
果南「さんせー、さんせー」
曜「鞠莉ちゃん♪」
鞠莉「よ~う♪」
この後めちゃくちゃいちゃついた。
そして後日、この日のことを冷静に思い返して他の4人にめちゃくちゃお詫びする、ようまりであった。
終わり
梨子「まったく、本当に人騒がせなんだから」
ダイヤ「解決してよかったです。こんな話、ルビィの耳に入れるわけにはいきませんもの!」
千歌「バカップルは放っておいて、ウチでご苦労様でしたの会やろっか」
果南「さんせー、さんせー」
曜「鞠莉ちゃん♪」
鞠莉「よ~う♪」
この後めちゃくちゃいちゃついた。
そして後日、この日のことを冷静に思い返して他の4人にめちゃくちゃお詫びする、ようまりであった。
終わり
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