1: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)18:22:49 ID:u7l
輝子「し、親友の……家って、結構広いんだな……」

輝子「ちひろさんに教えてもらった時……本当にここかと思ったぞ…」

P「あぁ……そうか」

P「(なんで輝子が俺の家に泊まりに来たかというと……)」

P「(それは数時間前の出来事が原因だった……)」

・・・・・

P「なぁ、そういや輝子ってどこに住んでるんだ?」

輝子「フヒッ!?ま……まさか…親友……押しかけてくるのか…?」

輝子「そ、そういうの……まだ……早いと思うんだ…」

P「何を勘違いしてるんだ」

P「ほら、前に親御さんに挨拶した時あったじゃないか」

P「この前 、見に行ったら引っ越されていてなぁ……」

輝子「し……親友……私の家に来たのか……」

輝子「親友の言う通り……引っ越した……でも…私はその引っ越し先にいない…」

P「え?なんで?」

輝子「親に…キノコの数を減らせって言われて………嫌だって言ったら、追い出された……」

P「追い出されるって……まだ中学生の娘相手に何やってるんだ」ワシャワシャ

輝子「そ、それで……行く当てもないから……ここに泊まってた」

P「ここって、事務所?」

輝子「事務所っていうか……ここ」

P「………俺の机の下か……通りで、どんなに早く会社に来ても輝子がいると思ったよ」

輝子「フ、フヒ……親友に、1番目におはようが言えるし……結構快適だし、辛くはないぞ…」

2: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)18:27:58 ID:u7l
P「でも、流石にアイドルに机の下で寝泊りはさせたくないな…」

ちひろ「じゃあ、プロデューサーさんの家に泊まらせればいいんじゃないですか?」ニコッ

P「(ヒィィィィ!?いつの間に隣に!?)」

P「え、いや駄目ですよ!」

輝子「し、親友は……私のこと…嫌いなのか……?」

P「いや、そういうわけじゃなくて……」

ちひろ「あらあらぁ?プロデューサーさんがアイドルを悲しませていいんですかぁ?」

P「ちょっと黙っとれ!スタドリの悪魔ァ!」

P「確かに、俺の家でよければ泊まってもいいが」

P「机の下よりはいいと思うしな?でも、アイドルを男の家に泊まらせるのはなぁ……俺、監禁罪とかで捕まるだろ…」

ちひろ「アイドルとプロデューサーですし、そんなんで捕まりませんってば!」

P「………輝子はいいのか?俺の家で」

輝子「フ、フヒ……親友の家なら……大歓迎」

4: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)18:33:05 ID:u7l
15歳って微妙だよね(遠い目)

・・・・・

P「と、いうことだ」

輝子「し、親友……このキノコどこにおけばいい?」

P「ああ、適当においてくれって、量多くないか!?」

輝子「そ、そうか?」

P「(親御さんが嫌がる理由も少しわかるな…)」

P「それで……今日はもう遅いし、男の料理で悪いが何か作るけど、何かリクエストある?」

輝子「つ、作ってくれるのか……!?」

P「ん?嫌なら冷凍食品やカップ麺があるからいいぞ」

輝子「じ、じゃあ……キノコのバター炒めを…」

P「(何のキノコ使えばいいんだ)」

6: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)18:37:45 ID:u7l
P「(と、まぁ、輝子のリクエスト通りキノコのバター炒めを作ってるわけだが)」トントン

P「(なんか知らない間に冷蔵庫にキノコがめっちゃあったんだけど、誰の仕業ですか)」トントン

P「(ちひろさんですか?んん?不法侵入ですよ?)」カチャカチャ

輝子「親友……トイレってどこ……だ?」

P「ああ、そこの扉を開ければあるよ」トントン

輝子「あ、ありがとう……」

P「(そういや輝子、服の着替えは持ってきてるのか…?)」

トイレの中……

輝子「し、親友の家……緊張する……」

輝子「し、親友………」

輝子「フヒ……フヒヒヒ」

輝子「ヒャッハァァァァァァ!!」ガツンッ

輝子「ト、トイレットペーパーがっ!!」ズドドドドドッ

親友ーーーー!!

P「ハッ!輝子の身に危険がっ!?」バッ

P「今行くぞぉぉ!輝子ぉぉぉ!!」ガチャ

7: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)18:43:32 ID:u7l
P「うぉぉぉ!扉を開けたらトイレットペーパーの波があああ!!」

輝子「フヒッ………ご、ごめん、親友」

P「ああ……大丈夫だ、輝子が無事だったなら」ガサゴソ

P「(昨日トイレットペーパータワーだーー!!いえーーい!なんてやるんじゃなかった…)」

輝子「親友……フライパンが……」

P「ああああ!!バター炒めがぁぁぁぁぁ!!」

・・・・・

P「すまん……少し焦げた」

輝子「だ、大丈夫……私が悪いし……それに……美味しい」

P「そうか…、ありがとな輝子」ゴシゴシ

輝子「よ、よせよ…親友……頭を撫でらないで……照れるじゃないか…」

P「ハハハハハハ」ゴシゴシゴシゴシ

輝子「し、親友……!?」

P「HAHAHAHAHAHA!!」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

輝子「親友!?痛い…痛いぞ……!?」

P「ハッ!すまん…輝子……久しぶりに料理を褒められたから、少しおかしくなってた」

輝子「少しどころじゃなかったぞ……」

8: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)18:47:38 ID:u7l
輝子「それにしても親友は料理もできるし……仕事もできるし」

輝子「部屋を見ると片付いてるし…私と違って何でもできるんだな……」

P「プロデューサーたるもの、そこらへんはちゃんとしておかないとな」キリッ

輝子「そ、そうなのか……」

P「さてと、風呂もできたと思うし、入ろうと思うんだが…輝子、入るか?」

輝子「フヒ!?一緒にか……?それは…プロデューサーのキノコが……」///

P「ん!?何を勘違いしてるんだ!?先に入るか?ってことだぞ!?」

輝子「………………」ボンッ

輝子「フヒ………恥ずかしい……」///

9: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)18:51:50 ID:u7l
P「(あらやだこの子すごく可愛い)」

P「それで先に入るのか?」

輝子「い、いいのか……?」

P「俺が入った後の風呂なんて嫌だろ?一番風呂入ってこーい!」

輝子「じ、じゃあ……行ってくるよ……親友」ガサゴソ

P「(ああ、やっぱり服は持って………)」

P「輝子違うだろおおおお!!」

輝子「フヒッ!?」

P「なんで服からキノコ生えてるんだ!?いつから洗ってない!?その服!」

輝子「い、一週間……?汗かいてないしいいかなって……」

P「」

P「……今日は俺の服着て寝てくれ」サッ

輝子「い、いいのか?」

P「輝子の服、全部洗っとくから」

輝子「すまん……親友、何から何でも」

P「大丈夫さ、プロデューサーだもの」キリッ

10: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)18:56:29 ID:u7l
輝子「~~♪」マッシュアップゥゥゥ!

輝子「(久しぶりにまともにお風呂に入ったな……ずっと、事務所のシャワーだったから……フヒ、気持ちいい」

輝子「いつも……親友はここの風呂に入っているのか……」

輝子「フヒヒ……」

P「(なんか良からぬこと考えていそうだなぁ)」ピッピッ

P「(てか、よく服からキノコなんて生えるな……後処理どうしよ)」ブチッ

キノコ「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

P「ここにもキノコが……って、服の柄か」ポイッ

P「………輝子の服か」

P「スゥゥゥゥゥハァァァァァァ」

P「……キノコの匂いしかしねぇ!」

キノコの匂いしかしねぇ!!

輝子「!」ビクッ

輝子「そ、そこにいるのか……親友」

P「あ、すまん、輝子、今上がるなよ」

12: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:02:58 ID:u7l
輝子「し、親友……シャープーはどっちだ?」

P「あーー緑のキャップの方」

輝子「ありがとう……」サッ ゴシゴシ

P「一扉先に輝子がいるのか……落ち着け、俺のキノコ」

P「あっちはアイドル、俺はプロデューサーok?」

P「ほらほら、俺のpちゃん落ち着いて~」

P「…………」ギロッ

輝子のパンツ

P「……」

P「ハッ!何をしようとしてるんだ俺は……」

P「我慢…我慢……」スゥッ

P「あぁぁぁぁ!!この手がいけないんだな!今すぐ切り落としてやる!」

P「煩悩退散!煩悩退散!」

輝子「(な、何か聞こえる……)」

輝子「(目をつむってるから何かよくわからない……)」ワシャワシャ

輝子「(そういえば…この前、小梅ちゃんが……)」

小梅『シャープーしてる時に何か視線を感じるときあるよね……』

小梅『でも、後ろ見ても誰もいないよね、そういう時はね……』

輝子『……ゴクリ』

小梅『上にいるんだよ』

幸子『ひぎゃあああああああ!!!!』

P『うっるせえええええ!!!!』

14: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:06:33 ID:u7l
シャープー→シャンプー

輝子「う、後ろ見ても……誰もいないよね…」チラッ

ぼやけるガラスに包丁持ってるPの姿

輝子「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」

P「!? どうした輝子おおお!!」ガチャ

P「あ」

輝子「あ」

輝子「……」///

P「………自殺しよう」スゥッ

輝子「待って!親友待って!」

P「うるさい!!アイドルの裸を見るなんてプロデューサー失格だ!」

輝子「親友ううううう!!」ズルッ

P「えっ?」ズルッ

ゴチーーーーン

15: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:11:37 ID:u7l
P「………ん」

P「ここは……風呂場?」

P「何か……ある?」

自分の上で気絶している裸の輝子

P「ナニガアッタノ」

輝子「フヒ………親友……?」チラッ

輝子「…………(風呂場で裸……)」

輝子「…………」スゥッ

P「待って!やめて!自殺しようとしないで!!」

輝子「恥さらしだああああ!!」

P「やめてええええええ!!!」

・・・・・・

P「それで……輝子はベットの上で寝てくれ」

P「俺は布団敷いて寝るからさ」

輝子「そ、そんな…親友に悪いじゃないか……」

P「いや、だって一緒に寝たらそれはそれでまずい……じゃん?」

輝子「……私は…嫌じゃないけど…」

輝子「…………」///

P「………よし、一緒に寝よう」キリッ

16: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:14:15 ID:u7l
輝子「親友………」

P「んあ?どうした輝子」

輝子「う、腕枕してくれ……ないか?」

P「どうぞどうぞ」スッ

輝子「あ、ありがとう………フヒヒ」

輝子「(親友の…腕枕……)」ドキドキ

P「あの…輝子さん、近いです」

輝子「フ、フヒッ!?ご、ごめん……すぐ離れる」

P「いや、いいんだけどね!?」

輝子「……フヒヒ」ズイズイ

P「(スッゲェ近づいてくる!!)」

19: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:17:49 ID:u7l
キノコ好きでもそれ種類が違う()


輝子「…………スゥ…スゥ…」

P「寝たか……」

P「こう見ると、こんな華奢な体でよく頑張ってくれてたな…」

P「トレーナーさんに少し優しくしてもらおうかな」プニプニ

輝子「フヒ………しん……ゆう」

P「お?俺の夢みてるのか?嬉しいなぁ」

輝子「キノコになった……親友……フヒヒ」

P「」

20: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:27:47 ID:u7l
オーネガイシンデレラ~♪

P「んあっ」ピッ

P「はい……Pですけど」ふわぁぁ

まゆ「プロデューサーさぁん……朝ですよぉ…」

P「………なんで俺の電話番号知ってるんだ…」

まゆ「まゆはずっといつまでも一緒ですよぉ……」

ピッ

P「………怖い」

オーネガイシンデレラ~♪

P「はいはい」ピッ

ちひろ「プロデューサーさ~ん、輝子ちゃんはどうですか~?」

P「ああ……大丈夫ですよ」

ちひろ「えっなことしちゃダメですよ~」

P「えっ」

ちひろ「えっ」

ピッ


P「さて…そろそろ輝子を起こすか…」

オーネガイシンデレラ~♪

P「………」イラァ

P「はいもしもし」

幸子「プロデューサーさん!可愛い僕からのおはよう電話ですよ!どうです!?こんなことしてもらえるのプロデューサーさんくらいですよ!!
ほら!早くおはよう言ってくださいよ~!!あっ!もしかして僕が可愛すぎておはようも言えないくらい眩しいっつことですか!?
やだな~プロデューサーさん!!照れちゃうじゃないですか!まぁ、僕が可愛いのは初めから分かってましたけど!!」

P「…………」

幸子「プ、プロデューサーさん?」

21: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:29:51 ID:u7l
P「…………」

幸子「どうしたんです?」

P「…………」

幸子「プ、プロデューサーさん?寝落ちですか?」

P「…………」

幸子「ダメですよ!?二度目は!」

P「…………」

幸子「…………うっ」

P「!?」

幸子「プロデューサーさん……ごめんなさい……だから返事して……」ポロポロ

P「幸子おおおおお!!!」おはよううううう!!」

幸子「プロデューサーさぁぁぁん!!!」パァァァァァ

P「電話越しでも分かるこの可愛さ」

23: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:33:33 ID:u7l
輝子「ん……おはよう、親友」

P「おお、おはよう輝子」

幸子「ん?なんで電話の向こうから輝子ちゃんの声が…?どういうことですプロデュ ポチッ

輝子「……途中で切ってよかったのか?」

P「あっやべ、切っちゃった……」

オーネガイシンデレラ~♪

幸子「プロデューサーさああああんんん!!」

P「ごめんんんんんんん!!!」

輝子「フヒッ!?」

26: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:40:37 ID:u7l
輝子「親友……事務所…行こ?」

P「ああ、待ってろ、今着替える」ヌギヌギ

輝子「フ、フヒッ!?」

P「あ」

P「……すまん、一人でいるのに慣れすぎて」ダッ

輝子「………親友の腹筋……すごい」

ピンポーーン

輝子「フ…フヒ?こんな朝早くに……」トットッ

P「あっ、輝子待って」

輝子「?」

P「輝子が泊まったなんてばれたら面倒くさいだろ……って、やっぱり」

まゆ「プロデューサーさぁん、一緒に事務所いきましょう?」

P「まゆ~、少し待ってな~」

P「輝子、幸い、ベランダから気をつけていけばすぐに事務所に着くようになっている」

輝子「べ、便利な設計…」

P「落ちるなよ…?」

P「申し訳ないが……そうしないと、まゆと輝子は仲がいいけど、もしも、のことを考えてだ」

P「さあ!早く行くんだ!まゆにバレる前に!」

輝子「フ、フヒッ!」ダッ

27: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:42:06 ID:u7l
まゆ「プロデューサーさぁん……いつもより3分21秒遅いですよぉ」

P「怖い、怖いよ」

まゆ「あれぇ…キノコの匂いがしますねぇ……輝子ちゃん?」

P「何言ってるんだ?輝子がいるわけないだろ」

親友ー!!助けてーー!!

P「…………」

まゆ「…………」

まゆ「……助けに行きましょう」

P「……そうだな」ガチャ

28: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:45:13 ID:u7l
輝子「フ、フヒッ………高いよ……こわいよお……」ピクピク

輝子「こ、こんなところを……遅刻ギリギリの親友は通っているのか……」

おーい!!輝子ーーー!!

輝子「フヒッ!?親友!?なんで!?」

P「今すぐベランダに戻っていいぞーー!」

輝子「で、でも、まゆさんが……」

まゆ「(輝子ちゃんなら、私だって許しますよ)」

まゆ「輝子ちゃーーん!早く戻ってくださいー!」

輝子「フヒ………」ピクピク

輝子「……親友、怖くて動けない」

P「………行ってくる」バッ

まゆ「気をつけてぇ…」

30: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:50:56 ID:u7l
事務所………

まゆ「へぇ……なるほどです……」

P「ああ、だから俺はやましいことも一切していない、うん、絶対にだ」

輝子「フヒ………」コクコク

まゆ「まぁ、輝子ちゃんもこう言ってるようですし……今回は許しますよぉ」

まゆ「ああ……輝子ちゃんは明日からまゆの家に泊まってください」

輝子「え?」

P「ん?」

まゆ「女同士なら大丈夫ですよぉ……それに、プロデューサーさんはまゆのものって…決まってるんです♪」

輝子「そ、そうだな……親友、ありがとな」

P「え?(ちょっと、このままだったらこのss終わっちゃうよ?いいの??)」

まゆ「うふふ……」

33: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:54:11 ID:u7l
ちひろ「あっ、まゆちゃん」

まゆ「あ、どうしたんですか?ちひろさん」

ちひろ「あの…さっきの話だけど、多分、輝子ちゃんをまゆちゃんの家に泊まらすことは無理だと思いますよ」

まゆ「どういう…ことです?」

ちひろ「ほら、今日からまゆちゃん、旅行ロケですよ?」

まゆ「あ」

輝子「ふえ?」

P「(今、ふえって言ったな!ふえって言ったろ!!)」

ちひろ「なので、輝子ちゃんは引き続きプロデューサーさんに、ね」ニコッ

P「ちひろさん」

ちひろ「はい?」

P「スタドリ10本ください」

ちひろ「まいどあり」

34: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:58:07 ID:u7l
夕方……

P「んーー!!今日の仕事終わりぃ!」

ちひろ「え?あんなにあったのを?は?は?」

P「あれ?ちひろさん、まだ半分なんですか?」

ちひろ「(手伝ってくれるのかな!?)」ドキッ

P「輝子~帰るぞ」

輝子「フ、フヒッ………待ってくれ親友…い、今出るから」ゴチン

輝子「い、いたい……」

P「ハハッ可愛いなぁ」ナデナデ

輝子「フ……フヒヒヒ……頭打った甲斐があった……フヒヒ」

ちひろ「オラ、目の前でイチャイチャすんじゃねぇよ、早く帰りやがれ」

P「ちひろさん」

ちひろ「あ?」

P「残りの仕事……やっときましたよ」タッーン!

ちひろ「いつの間に!?!?!?」ビクゥ

35: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)19:59:45 ID:u7l
輝子「………」ボーーッ

P「ん?輝子、どうした?」

輝子「……フヒ!?な、なんでもないぞ…」

P「………」ピトッ

輝子「フヒィッ!?」

P「……あーこれ熱引いてるわ」

38: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:04:55 ID:u7l
風邪とゴッチャになった

Pの家………

P「ほら、おかゆだ」

輝子「キ、キノコも添えてある……フヒヒ」

輝子「っっ!!あつい!!」

P「ああ!すまん!水だ!」

輝子「…~~!!」ゴクゴク

輝子「………口火傷した…」

P「すまん、熱いままだったな……ほら」フーフー あーん

輝子「フヒ!?!?」

P「あーん」

輝子「………ん」パクッ

輝子「おいしい……フヒヒ、親友にあーんしてもらった……フヒ」

ピピピピッピピピピッ

P「37.5度か………随分下がったな」

P「最初は38度超えてたからビックリしたぞ」

39: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:07:40 ID:u7l
P「おかゆも少しは冷えたし、自分でたべれるか?」

輝子「………」フルフル

P「……分かったよ、あーん」

輝子「………」パクッ

輝子「親友……このキノコ…何のキノコ?」

P「輝子も知らないのか…?」

輝子「み、見たことない……新種……どこで…手に入れたの?」

P「れ、冷蔵庫と中に入ってあったんだハハハ!」

P「(やべぇ、服についてたやつなんて言えない)」

 

43: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:13:35 ID:u7l
ok

P「(病気って言うほどじゃないが……人を看病するのって初めてだな)」カチャカチャ

P「(初めてにしてはうまくできた方だな、俺)」キリッ

P「輝子は……寝たか」

P「っ!!」ガシャーン

P「うわあ…皿割っちまった……てか、指切ったし」

P「いいや、消毒は…風呂行こう」ポタポタ

輝子「……ん」

44: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:16:01 ID:u7l
輝子「親友……?」

輝子「親友、どこ?」

輝子「………ヒッ!血?」

輝子「………風呂場に続いてる……」

輝子「親友、大丈夫……か…?」

P「やべぇ!血とまらねぇ!!」

45: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:18:35 ID:u7l
P「血止まらねぇ………」ザッパァーン

P「これ、髪洗うと泡染みるやつだろ……」

P「ふっ」ザッパァーン

P「髪洗うかっておわっ!!」ズルッ

P「(き、気が………遠のいて……てか、昨日の包丁……まだここに…)」ピクピク

輝子「し、親友~大丈夫か~?」

輝子「……返事がない」

輝子「し、親友?」ガチャ

46: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:22:52 ID:u7l
血だらけの包丁(指からの)に血の池(指からの)の近くに倒れているPの姿

輝子「ひ……ひいいいい!!」

輝子「親友うううう!!大丈夫かあああ!?!?」

輝子「し、死なないで……!!親友!」

輝子「親友……なんで……親友……うぅ」

P「んあ?」

輝子「親友ぅ………」ポロポロ

P「し…輝子?」

輝子「親友ぅ……」ポロポロ

48: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:26:20 ID:u7l
輝子「し……んゆう?」

P「どうした…輝子……って、今俺裸…」

輝子「親友ううううう!!」ダキッ

P「うぼわぁぁぁぁぁ!!」

輝子「よかった…親友…生きててよかった」

P「一体何が………」

P「あっ(察し)」

P「………よしよし」ナデナデ

P「ごめんな、熱なのに驚かしちまって」

P「大丈夫だよ……俺は、輝子をトップアイドルにするまでは……死なないさ」

輝子「親友……」

P「(かっこいいこと言ってるけど、今俺裸なんだよなぁ)」

49: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:28:07 ID:u7l
P「(あ、輝子が抱きついてるから俺のpちゃんがPちゃんに)」

輝子「えへへ…親友……親友ぅ」スリスリ

P「(これ、輝子離れないわ…)」

P「(幸い、  してることには気づいてないけど……)」

輝子「(親友………大好きだよ)「スリスリ

50: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:30:42 ID:u7l
ちひろ「それでその後何もしなかったんですか?」

ちひろ「意気地なしですねぇ…やっぱりプロデューサーさん、  でしょ」

P「なんで知ってるんですか、誰にも言ってないんですけど」

ちひろ「それはあなたが  だからですよ」

P「  じゃないですよ?」

ちひろ「えっ」

P「えっ」

ちひろ「えっ」

P「どどど、  ちゃうわ!!」

ちひろ「あ…はい」

P「何ですかそのノリ!?合わせてあげたんですけど!?」

51: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:32:37 ID:u7l
訂正

ちひろ「それでその後何もしなかったんですか?」

ちひろ「意気地なしですねぇ…やっぱりプロデューサーさん、  でしょ」

P「なんで知ってるんですか、誰にも言ってないんですけど」

ちひろ「それはあなたが  だからですよ」

P「  じゃないですよ?」

ちひろ「えっ」

P「えっ」

ちひろ「えっ」

P「どどど、  ちゃうわ!!」

ちひろ「あ…はい」

P「何ですかそのノリ!?合わせてあげたんですけど!?」ガーーン!

ちひろ「ふふ…分かってますよ」

P「わかってないですよね」

ちひろ「わかってますよ、プロデューサーさんが  ということ」

P「いや、そこ!?」

52: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:36:34 ID:u7l
ちひろ「それで、どうするんですか?」

P「え?」

P「  のことですか…?ったく、しつこいですよ」

ちひろ「えっ、違います」

ちひろ「その子のことです」

P「ああ、輝子ですか」

輝子「親友~♪」スリスリ

P「机の下で足日しがみついて離れないんですよ、可愛いから許してますけど」

P「ほら、輝子、机の下になんかいないで膝の上においで」

輝子「フヒッ!?」

輝子「しょ、しょうがないなぁ……親友は……フヒヒ」ヨチヨチ

P「………可愛いなぁ!!もう!!」ナデナデ

輝子「フヒヒヒヒヒ!!」

53: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:40:46 ID:u7l
足日→足に


ちひろ「で、輝子ちゃんは親御さんと仲直りしたようですね」

P「ええ、いつまでも家に泊まってほしいのですが、仲直りしたらしいので俺はもう無用ですね」

輝子「し、親友……」

P「ん?」

輝子「ま、また……またいつか、泊まっていいか?」

P「………ちひろさん」

ちひろ「はい」

P「輝子にキスしていいですか?」

輝子「フヒィィ!?」ドキドキ

ちひろ「ダメです」

P「はい」

輝子「フ………フヒヒ」

輝子「親友」

P「んお?」

輝子「んっ」チュッ

ちひろ「あっ」

P「……フヒヒヒ……フヒヒヒヒ!!」

ちひろ「写った……?」

54: 名無しさん@おーぷん 2016/06/29(水)20:42:16 ID:u7l
幸子「あの…プロデューサーさん」

P「ん?どうした幸子」

幸子「あの……家、追い出されました……ハハ」

幸子「…プロデューサーさん、家に泊めてください」ポロポロ

P「」



~The end~

引用元: 輝子「フヒッ……し、親友、家に泊めてくれ…」 P「」