1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:31:06.872 ID:jx283PTi00404.net
サターニャ「うぅ……魔界通販のせいで今月も財布がピンチだわ」

サターニャ「おのれ……魔界通販め……!」

サターニャ「こうなったら私もバイトを始めようかしら。でも自由な時間が減るとガヴリールの喫茶店でからかえなくなるし……難しいわね」

サターニャ「はぁー、楽してお金儲けができないかしらねぇ」

サターニャ「例えば手から石油が湧く能力とか、手から美味しい唐揚げを出す能力とか……あとは、手から和菓子を作る能力とか」

サターニャ「なんだかお腹がゴロゴロしてきたわね……トイレトイレっと」



ヴィーネ「サターニャからメールが届いてるわ」

サターニャ『助けてヴィネット! お尻から石油が噴き出して止まらないの!!』

ヴィーネ「…………は?」

2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:32:10.106 ID:jx283PTi00404.net
ガヴリール「どうしたんだ? ……え?」

ラフィエル「取り敢えずサターニャさんのお家へ行ってみましょう! 行きましょう! 行きたいです!」

ガヴリール「行くの三段活用だな」

ヴィーネ「どうせバカなことやって、取り返しがつかなくなったんでしょ……やれやれ」

ガヴリール「サターニャ? おーいサターニャー!」

ピンポン ピンポン ピンポン!

ヴィーネ「返事がないわね……」

ラフィエル「安心してください! そんなこともあろうかと……」

ヴィーネ「合鍵じゃないの!? まさかサターニャに黙って……」

ガヴリール「いやいや、それヴィーネが言うセリフじゃないだろ」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:33:21.661 ID:jx283PTi00404.net
ヴィーネ「あれ、ガヴは聞いてなかった? ガヴのお姉さんから貰ったのよ」

ガヴリール「ぜリエル姉さん……ま、まあ今のは忘れておこう。うんそうしよう」

ラフィエル「大丈夫ですか? サターニャさ――」 ガチャ

ガヴリール「うわっ! なんだこれ!?」

ヴィーネ「部屋の中が黒い液体で大洪水じゃない!」

ラフィエル「待ってくださいみなさん! ペロ……これは!?」

ガヴリール「なにか分かったのか!?」

ラフィエル「石油です! それも不純物の一切ない上質な石油です!」

ヴィーネ「なんで石油が……あ! あれを見て!」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:34:32.961 ID:jx283PTi00404.net
ガヴリール「噴水のように石油が噴き出している……まさか油田を掘り当てたのか!?」

ラフィエル「サターニャさんにしか使えない私の力……お見せします!」 カッ!

ヴィーネ「ラフィエルが双眸をカッと見開いた!」

ガヴリール「あれは……千里眼だ!」

ラフィエル「油田の中心部! そこにサターニャさんが居ます!」

ガヴリール「待ってろサターニャ! 今助けるからな!」

ヴィーネ「……って! うわ! サターニャのお尻から石油が噴き出してる!?」

ガヴリール「ええい、一か八か……塞がれ!」 ズボッ

ヴィーネ「ガヴリールの拳がサターニャの中に!?」

ラフィエル「だ、ダメです! 石油が腸内でパンパンになってお腹が破裂します!」

ガヴリール「くっ……」 ヌポッ

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:35:38.324 ID:jx283PTi00404.net
サターニャ「なーはっはっ! よく来たわねガヴリール!!」

ヴィーネ「拳でガバガバになったせいで石油の勢いが増した!?」

ガヴリール「石油が噴射する勢いで……浮いている……だと!?」

ラフィエル「なんておも……ゆか……ことでしょう……ぷぷぷ」

ヴィーネ「ラフィエルは笑ってないでなんとかしてあげてよ!」

ガヴリール「ホースでちゅわ!」 ズボッ

ヴィーネ「なにごと!?」

サターニャ「ちょーーっ! そこは出すところだから! 入れるところじゃないから!!」

ラフィエル「ホースにより噴射角度を調整……やりますねガヴちゃん!」

サターニャ「だからってホースを前に持ってくることないでしょ!」

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:37:08.389 ID:jx283PTi00404.net
ガヴリール「石油が出マクドウェルってな」

サターニャ「うまくないわよ!」

ラフィエル「ピポパ……もしもし宇宙ですか?」

ヴィーネ「まさかの石油会社!?」

サターニャ「石油王……この大悪魔さまに相応しいじゃない!」

ガヴリール「それより学校はどうするんだよ。ケツから石油出しながらじゃ学校行けないだろ」

サターニャ「学校? ふんっ! 石油王に授業など釈迦に説法ね」

ヴィーネ「それ意味違うわよ」

ラフィエル「まあ、退学したら魔界に強制送還ですけどね」

サターニャ「魔界で悠々自適な生活……それも悪くないわね」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:38:04.523 ID:jx283PTi00404.net
ヴィーネ「いやいや、魔界で石油は使わないわよ」

サターニャ「なにそれ!? 今すぐ行かないとヤバイじゃない!」

ガヴリール「今は冬休みだろ。学校は休みだよ」

サターニャ「うぐぐ……今のうちに対策を立てないといけないわね!」

ピンポーン

ラフィエル「あ、宇宙の人が来たので私は石油売ってきますね」

サターニャ「振り込み先は私の口座にしなさいよね!」

ヴィーネ「そう言う問題!?」

11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:39:16.623 ID:jx283PTi00404.net
【一週間後】

ラフィエル「ガヴちゃん! ヴィーネさん! 大変です!」

ガヴリール「またなにか起きたのか?」

ヴィーネ「――――!? これって……」


現役☆K♡ 十代のアソコを完全再現!
こんこんっ♡ 赤ちゃんのお部屋はヒ・ミ・ツなの♡♡
くるみちゃんの体液100%使用! 高感度LOVE♡ローションつき!


ガヴリール「目隠ししてあるけどサターニャじゃねえか!」

ヴィーネ「サターニャ……お金のためにそこまで……」

ガヴリール「いやいやいや、石油生活でお金がっぽりだろ!」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:40:21.721 ID:jx283PTi00404.net
ラフィエル「実は……ですね」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「……」

ラフィエル「原材料が石油系の素材なんです!」

ガヴリール「あー、なるー」

ヴィーネ「サターニャの石油をそんなことに使ってるの!?」

ガヴリール「そんなこととは失礼だろ。世界の独身男性を魅了して少子化問題大加速だぞ」

ラフィエル「まさに悪魔的行為……ぷぷぷ」

ヴィーネ「いやいや、結婚してても使う人居るからね!」

ラフィエル「さっそくサターニャさんに教えてあげなくては!」

ヴィーネ「やめろーーー!!!」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:41:29.335 ID:jx283PTi00404.net
ガヴリール「あいつ、サターニャのことになると速すぎだろ」

ヴィーネ「全く追いつけない……はぁ……はぁ……大丈夫かなサターニャ」

ピンポーン

ラフィエル「サターニャさーん!」

ヴィーネ「あ、やっと追いついたわ」

ガヴリール「なんで先に出発したラフィエルがまだ玄関前なんだよ」

ラフィエル「それが……サターニャさんからの返事がなくて」

ガヴリール「覗き穴……は、望遠鏡持ってきてないからダメか」

ヴィーネ「逆向けて当てたら中が見えたとしてもやったらダメでしょ」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:42:39.057 ID:jx283PTi00404.net
ラフィエル「カッ! 千里眼!!」

ヴィーネ「ラフィエルの眼窩から謎の光が!?」

ラフィエル「部屋の中で……痙攣してます?」

ガヴリール「サターニャが死んだら油田が枯れるだろ! 大丈夫かサターニャ! お邪魔します!」 ガチャ

ヴィーネ「なんでガヴまで合鍵作ってるのよ!」

ガヴリール「そんなこと言ってる場合じゃないだろ! 一刻を争う事態なんだよ!」

ラフィエル「みなさん見てください! サターニャさんが痙攣し続けています!」

ヴィーネ「なにこの状況!? なんか  いてるんだけど!」

サターニャ「――――!!」 ビクンビクンッ!!

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:44:20.963 ID:jx283PTi00404.net
ガヴリール「  続けている……のか?」

ヴィーネ「なんだか手足が攣ったときの肉みたいね」

ラフィエル「  肉  尻ンダーですね」

ヴィーネ「  肉  しり……ええ!? なにそれ!?」

ガヴリール「サターニャの体液から作った穴……つまりサターニャは今! 全国の男性と間接    をしているんだ!!」

ヴィーネ「いやいや! それがどうしてサターニャに繋がるのよ!」

ラフィエル「多感の感性を持つサターニャさんならではの能力ですね!」

ガヴリール「流石に万人    したらサターニャ壊れるんじゃないか?」

ヴィーネ「悪魔とか天使って意外と丈夫くてね……」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:45:42.103 ID:jx283PTi00404.net
ラフィエル「つまりですねガヴちゃん! サターニャさんは今、正気を保ったまま全国の男性に蜜壺を責められているんです!」

ヴィーネ「なんか悔しそうね」

ラフィエル「そうなんです! 売り切れてなければ私も使いましたのに!」

ガヴリール「それよりこれ……流石になんとかした方が良いだろ!」

ヴィーネ「なんとか……なんとか解決策を見つけないと!」

ラフィエル「ありますよ」

ヴィーネ「あんのかよ! さっさと教えなさいよ!」

ラフィエル「サターニャさんの腸内で石油を作る微生物が爆発的に活発化していまして、それが油田を作っているんですよ」

ガヴリール「なんだその微生物」

ラフィエル「本来なら微々たる量しか石油を作らないのですが、なぜかサターニャさんの中が良かったみたいですね」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:46:46.169 ID:jx283PTi00404.net
ヴィーネ「その微生物をなんとかすれば良いのね!」

ラフィエル「腸内の微生物を追い出せば良いんですよ」

ガヴリール「なるほど! バラムツを喰わせれば良いのか」

ヴィーネ「バラムツって凄く美味しいサーモンの味がして、でも脂が吸収されないからオナラのように漏れるってあれね!」

ラフィエル「なんとタイミングよくバラムツが!」

ヴィーネ「サターニャ! 新しいバラムツよ!」

サターニャ「んんーーーーー!!」 ゴクン

ガヴリール「石油の勢いが――」

ヴィーネ「止まった……わね」

ラフィエル「やりましたね! サターニャさん! みなさん!」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/04(火) 21:47:48.749 ID:jx283PTi00404.net
サターニャ「はぁ……はぁ……石油が出続けるだけでも凄かったのに、ナカ  までするとは……凄かったわ」

ガヴリール「油田が枯れたとは言え、だいぶ貯まってるんじゃないか?」

ラフィエル「それがですね……」

サターニャ「そうなのよ……」

ヴィーネ「石油でマンションがダメになったときの修繕費でプラマイゼロなのよ」

ガヴリール「そ、そんな……じゃあ私の石油王生活は!?」

サターニャ「そもそも私の石油だからね!」

ガヴリール「ええい! もう一回出せ!」

ヴィーネ「やめなさい!」

おわり

引用元: サターニャ「ケツから石油がインフェルノ」