1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 00:34:59.66 ID:fwMLKo1E0

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 00:41:00.02 ID:fwMLKo1E0
俺は天空寺タケル!

18歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

それでも、俺の周りで不可思議現象がなくなることはない

その中で出会った5人の女の子を助け、その後も更に色々あった

戦場ヶ原さんの彼氏の妹を助けたり、2つの世界の崩壊を止めたりした

そして現在・・・

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 00:45:36.21 ID:fwMLKo1E0
俺は、荷物を抱えてある場所へ向かっていた、その途中・・・

タケル「お?」

真宵「おや」

あの事件で知り合った迷子の女の子、八九寺真宵ちゃんに会った

いや、今でも「迷っている」のか・・・

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 00:48:31.80 ID:fwMLKo1E0
真宵「てんきゅうじさんじゃないですか、久しいですね」

タケル「・・・・・もう突っ込まないよ」

真宵「失礼、噛みました、で?そんなラッピングされた荷物など持ってどちらへ?」

真宵「まさか、プロポーズですか?」ニヤニヤ

タケル「まさか、知り合いの子供の誕生日でね、お祝いに行くんだ」

真宵「子供?」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 06:24:52.94 ID:fwMLKo1E0
タケル「真宵ちゃんも知ってるでしょ?泊さん」

真宵「ああ、あの刑事さん・・・仮面ライダードライブさんですか」

タケル「そう、その人の子供」

真宵「捜査一課の刑事で美人の奥さんと子供もいて仮面ライダーですか・・・リア充の塊ですねぇ」

タケル「ホントだよね・・・俺なんてただ死んでただけだし」

真宵「それも十分凄いと思いますが」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 06:27:33.36 ID:fwMLKo1E0
真宵「ところで天空寺さん、私もついて行っていいですか?」

タケル「構わないけど・・・どうして?」




真宵「いえ、ただ単純に子供・・・家族に興味がありまして」

こうして俺達は泊さんの家に向かっていった、その途中・・・




タケル「あ」

剛「よっ、天空寺タケル、いや仮面ライダーゴースト」

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 19:13:30.90 ID:fwMLKo1E0
俺たちの前に、バイクに乗った青年がいた

タケル「お久しぶりです、剛さん」

剛「おう」

真宵「えっと・・・誰ですか?」

タケル「ああ、この人は詩島剛さん、泊さんの奥さんの弟さんだよ」

真宵「へぇ・・・」

剛「誰と話してんだ?お前」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 21:07:48.10 ID:fwMLKo1E0
ああそうか・・・剛さんは「あの一連の事件」には関与してないんだっけ・・・

タケル「あ、じゃあ・・・」ペカー

俺はクモランタンで真宵ちゃんを照らした




剛「な、なにもない所から女の子が・・・」

真宵「初めまして、八九寺真宵です、あなたの事が嫌いです」

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 22:38:41.90 ID:fwMLKo1E0
剛「何かいきなり嫌われたぞ・・・」

タケル「挨拶みたいなものだから気にしないでください」

剛「あっそ、俺は詩島剛、よろしくな嬢ちゃん」



剛「昔は仮面ライダーマッハなんてやってたけどな」

真宵「あなたも・・・仮面ライダー・・・」

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/15(木) 23:36:55.00 ID:fwMLKo1E0
剛「昔の話さ、今ではしがないカメラマンだからな」

真宵「そうですか・・・」

タケル「やっぱり誕生日のお祝いに?」

剛「おうよ、甥っ子の誕生日に顔出さねぇ叔父さんがどこにいる?」

そういう彼のバイクには、プレゼントの入った箱が積み込まれていた

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/16(金) 00:49:04.07 ID:PCnfllh10
剛「おっと、もうこんな時間か、行くぜ!」ブロロロロロロロ

そう言うと剛さんはバイクに乗って行ってしまった

タケル「あ!ちょっと!俺今日バイクじゃないんですから!」

真宵「ま、待ってくださ~い!」

タタタ・・・

俺達もその後を追って走っていった

18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/16(金) 06:25:38.33 ID:PCnfllh10
そして、俺達は泊さんと家に到着した

ピンポーン


ガチャ


進ノ介「はいはいどちらさ・・・あ」

タケル「こんにちは」

剛「元気そうだな、進兄さん」

進ノ介「いらっしゃい、タケル、剛、それに・・・」

真宵「・・・・・」ペコ

進ノ介「久しぶりだな、真宵ちゃん」

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/16(金) 19:23:36.14 ID:PCnfllh10
剛「何だ、進兄さんはこの子知ってたのか」

進ノ介「ああ、丁度この子の事件で駆り出されたからな・・・」

タケル「あの時はお世話になりました」

ガチャ

霧子「進ノ介?どちら様が来たんで・・・あ」

剛「よっ、姉ちゃん」

タケル「お邪魔します」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/16(金) 21:07:29.55 ID:PCnfllh10
霧子「剛、それにタケル君、いらっしゃい」

剛「あの子は?」

霧子「それが・・・騒ぎ疲れてお昼寝中で・・・」

剛「そっか、起こすわけにもいかねーしな、残念だ」

タケル「あ、これお祝いの品です」

進霧「ありがとう」

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/16(金) 22:35:05.64 ID:PCnfllh10
真宵「ほほう、これがお2人の子供ですか~」

気がつくと、真宵ちゃんが子供部屋に入り込んでいた

タケル「いつの間に・・・」

霧子「え・・・え?」

剛「そっか、姉ちゃんにも見えてねーのか」

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/16(金) 23:34:18.27 ID:PCnfllh10
真宵「・・・・・」ススッ

真宵ちゃんは寝ている泊さんの子供に手を伸ばした

タケル「あ・・・」

真宵「・・・いや、やめときましょう、どうせ触れませんし」

進ノ介「真宵ちゃん・・・」

剛「何だってんだよ」

霧子(皆誰と話してるんでしょう・・・)

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 00:52:00.81 ID:qCo4qUba0
その後、プレゼントだけ置いて俺と真宵ちゃんは帰路についていた

真宵「子供って・・・家族っていいですよね」

タケル「うん」

真宵「私には・・・もうないものですけど」

タケル「え?」

真宵「何でもありません!それじゃ私はここで」

タタタ・・・

そう言って彼女は立ち去っていった

タケル「何なんだ一体・・・」

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 08:00:40.42 ID:qCo4qUba0
真宵「はぁ・・・」

真宵「子供・・・家族・・・」

真宵「そんなのもう私には・・・」

真宵「あの時、別の道を行っていれば・・・」




??「あの頃に戻りたいかね?」


真宵「え?」

25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 10:10:14.38 ID:qCo4qUba0
??「あれがデネブ・アルタイル・ベガ、君が指さす夏の大三角、覚えて空を見る~♪」

真宵(突然歌いだしたよこのオジサン・・・変なの)

真宵「あの・・・あなたは・・・というか私が見える?」

??「何、怪しいものじゃない、ただの通りすがりの企業経営者だ」

真宵(十分怪しい・・・)

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 15:14:43.42 ID:qCo4qUba0
??「あの頃にもどってやり直したい、君はそう望んでいるのだね?」

真宵「え、いや・・・」

??「私もそうだ、また蘇り一からやり直して夢を・・・」

真宵「まさかあなたも・・・」

??「君のその思いが、我々を過去へと誘う、どうやら君には、商品価値があるようだ」ニヤリ

真宵「・・・・・」ゴクリ

??「自己紹介まだだったね、私は檀政宗」





政宗「仮面ライダークロノスだ」

リセット・・・

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 16:21:36.33 ID:qCo4qUba0
あれから数日、俺は街中を歩いていた、すると・・・

??「あの、すみません」

タケル「ん?」

1人の女性に声をかけられた

??「この辺に、大天空時というお寺はありますでしょうか」

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 19:06:12.61 ID:qCo4qUba0
タケル「え、それってウチなんですけど・・・」

??「え、じゃああなたが・・・てんきゅうじさん?」

タケル「その呼び方・・・それにそのリュック・・・」

そう、俺の目の前にいるのは・・・

大人真宵「ご無沙汰・・・っていうんですかね、てんきゅうじさん」ニコ

大人になった・・・真宵ちゃんだった

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 19:25:53.07 ID:qCo4qUba0
タケル「どうして・・・というか君はもう・・・」

真宵「ふっふっふ~実は何年も前にですね、もう1人の私が現れ、教えてくれたんです」

真宵「この道を行くと死ぬから引き返せ・・ってね」

タケル「え・・・」

真宵「最初は信じられませんでしたが、後にその道で事故があったと聞いて驚きました」

真宵「おかげでこうして、生きて会えましたね」

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 19:42:56.56 ID:qCo4qUba0
タケル「あれ?じゃあ何で俺と出会ったことになってるの?」

そうだ、歴史が変わったのなら俺との出会いもなかったことに・・・

真宵「ああ、それはですね・・・もう1人の私が行ってたんですよ」

真宵「○○年後大天空寺を探して天空寺タケルさんに会いに行けってね」

タケル「マジで・・・」

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 21:04:00.30 ID:qCo4qUba0
タケル「どうやって真宵ちゃんはタイムスリップを・・・」

真宵「ああ、それはですね・・・」

ブロロロロロロロ

タケル「ん?」

剛「大変だ!」

真宵ちゃんが話そうとした途端、剛さんがバイクに乗ってやってきた

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 22:33:18.06 ID:qCo4qUba0
タケル「剛さん?大変って何が・・・」

俺がそう言おうとした途端・・・

サアアアアアアアアア・・・

タケル「な・・・」

近くのビルが、砂のように崩れ落ちた

真宵「・・・・・」

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/17(土) 23:34:05.05 ID:qCo4qUba0
タケル「これは・・・」

剛「町中こんなんで大騒ぎなんだよ!」

真宵「あ、ああ・・・こんなはずじゃ・・・」ブルブル

剛「ん?誰だお嬢ちゃん」

タケル「大人になった真宵ちゃんです」

剛「ああこないだの・・・何でこうなってんだ?」

タケル「実は・・・」

俺は事のあらましを説明した

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 01:00:40.12 ID:0J3D7Y6t0
剛「おいおい・・・歴史改変はそんな甘いもんじゃねーぞ」

真宵「す、すみません・・・」

タケル「随分と詳しいですね」

剛「ま、俺や進兄さんはその手の事件で痛い目何度か見たしな」

タケル「そうなんですか・・・」

37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 08:04:56.84 ID:0J3D7Y6t0
剛「ともかくこのままじゃ俺達も消えちまう・・・」

タケル「どうすれば・・・」

剛「そうだな・・・ん?」

ドドドドドド・・・


ロイミュード軍団「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

眼魔軍団「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

気がつくと、怪人の集団に囲まれていた

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 10:35:09.16 ID:0J3D7Y6t0
タケル「こいつら・・・」

剛「倒した奴らが・・・これも歴史改変の影響か・・・」

タケル「剛さん、真宵ちゃんを頼みます」

剛「お前は・・・」

タケル「・・・・・」スッ

俺は懐から眼魂を取り出した

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 12:23:09.39 ID:0J3D7Y6t0
そして、腰に巻かれたベルト「ゴーストドライバー」にセットする

アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!

そして叫ぶ

タケル「変身!」

カイガン!オレ! レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!



仮面ライダーゴースト「命、燃やすぜ!」

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 13:03:50.35 ID:0J3D7Y6t0
ゴースト「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」タタタ・・・

俺はガンガンセイバーを構えて敵陣に乗り込んでいった


剛「・・・・・」

剛「俺も変身さえできれば・・・」

真宵「あの・・・」

剛「ん?」

真宵「腰に・・・ベルトありますよ?」

剛「!」

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 15:09:33.26 ID:0J3D7Y6t0
剛「こいつは・・・マッハドライバー炎・・・」

剛「これも歴史改変の影響なのか・・・」

剛「いいぜ、また俺に力を貸してくれ!」

剛「変身!」


シグナルバイク! ライダー! マッハ!!!

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 16:08:45.48 ID:0J3D7Y6t0
真宵「やっぱりあなたも・・・仮面ライダー・・・」

仮面ライダーマッハ「追跡!撲滅!いずれもマッハ!」

マッハ「仮面ライダー・・・マッハ!」

真宵「前口上長すぎません?」

マッハ「あ、そう?」

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 18:12:28.75 ID:0J3D7Y6t0
ダイカイガン!オメガブレイク!!!

眼魔「ギャアアアアアアアア!!!!!」

ドカーン!

ゴースト「ハァ・・・ハァ・・・」

怪人軍団「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

ゴースト「また増えた・・・これじゃキリがない・・・」

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 19:05:49.44 ID:0J3D7Y6t0
カクサーン!

ズガガガガガガ!!!!!

怪人軍団「ギャアアアアアアア!!!!!」

ドカーン!

ゴースト「え?」

突然空から無数の銃弾が降り注ぎ、怪人軍団を一層した

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 21:09:31.99 ID:0J3D7Y6t0
マッハ「よお」

ゴースト「剛さん!真宵ちゃんは?」

マッハ「残りのシグナルバイクに守らせてる、安心しろ」

怪人軍団「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

マッハ「さて、まだまだいるぞ、気ぃ抜くなよ」

ゴースト「はい!」




トマーレ「」ゴツン

キケーン「」ゴツン

真宵「・・・・・」

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 22:38:26.19 ID:0J3D7Y6t0
~一方その頃、泊家前~

進ノ介「霧子はウチの中へ入ってな、アイツを頼む」

霧子「は、はい!」

バタン

進ノ介「さてと・・・」

怪人軍団「・・・・・」

進ノ介「悪いが家族を守るためだ、ここは通さないぜ!」

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 23:40:21.11 ID:0J3D7Y6t0
オメガストライク!

キュウニ、マガール!

怪人軍団「ぐわあああああああ!!!!!」

ゴースト「くそっ、全然減らないぞ・・・」

剛「やっぱり原因を絶たねーと・・・」

ガタンゴトン・・・

ゴースト「ん?」

突然俺たちの前に線路が出現した

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 00:45:38.47 ID:8jna+fgo0
剛「な・・・」

ゴースト「これって・・・」

ガタンゴトン・・・プシュー

俺たちの前に電車がやってきた、そして・・・




モモタロス「俺!参上!」

中から鬼が出てきた

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 06:23:59.40 ID:8jna+fgo0
ゴースト「あなたは・・・電王さん?」

モモタロス「おうよ!この歴史・・・なんだっけ?」

ウラタロス「歴史改変だよ、センパイ」

モモタロス「そうそうそれ!その原因の1つがこの時代にあるってオーナーのおっさんが言っててな!」

ウラタロス「えーと・・・どうやらあの子みたいだね」

真宵「・・・・・」

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 19:03:58.60 ID:8jna+fgo0
ウラタロス「お嬢さん、ちょっと失礼」ピピッ

真宵「え?」

亀の怪人は真宵ちゃんにカードをかざした

ウラタロス「ふーん、この時代ね」

モモタロス「それじゃ行くぜ!」

ゴースト「俺も行きます!」

モモタロス「おう!着いてきな!」

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 21:06:29.42 ID:8jna+fgo0
怪人軍団「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

マッハ「こいつらは俺に任せろ!」

ゴースト「でも1人じゃ・・・」

??「私に任せろおおおおおおおおおお!!!!!」ニュッ

突然声が聞こえたと思ったら地面から土管が出てきた

ゴースト「これって・・・」



??「変身!グレードX0!!!」

デンジャラスゾンビ!!!

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 22:39:18.49 ID:8jna+fgo0
仮面ライダーゲンム(ゾンビゲーマーレベルX0)「ヴェアアアアアアアアアア!!!!!」

マッハ「な、何だコイツ・・・」

ゴースト「黎斗さん、どうして・・・」

ゲンム「檀黎斗神だぁ!!!どうやら私の身内が関わってるようだからな、好き勝手はさせたくないだけだ」

ゲンム「そして私が神であることを証明してやるのだーハハハハハハハハ!!!!!」


リュウタロス「ナニコイツキモイ」

キンタロス「それは言うな」

54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/19(月) 23:34:47.26 ID:8jna+fgo0
ゲンム「そういうわけだ、早く行きたまえ」

マッハ「頼んだぜ!」

ゴースト「はい!」

モモタロス「よっしゃー!いくぜいくぜいくぜー!!!」

俺は時を駆ける電車「デンライナー」乗って過去へと向かった

真宵「・・・・・」

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 00:47:54.72 ID:DDT25ZWi0
マッハ「とは言ったものの、2人じゃ心許ないな・・・」

ゲンム「フフフフフフ・・・」

マッハ「何だよ、気持ち悪い笑い方しやがって」

ゲンム「こんなこともあろうかと、エニグマを解析して作ったこの異世界ライダー召喚ガシャットがあるのだぁ!!!」

マッハ「え・・・」

ゲンム「さぁ!出でよ異世界の仮面ライダーよ!!!」ガッチャーン

57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 06:26:18.31 ID:DDT25ZWi0
~とある世界 壁の前~

??「・・・・・」パン

??「さて、墓参りも済んだし、みーたんの所へ・・・」

ギュオオオオオオオ・・・

??「え、空に穴が・・・うわああああああああ!!!!!」

58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 06:28:48.15 ID:DDT25ZWi0
~元の世界~

ヒュウウウウウ・・・ドサッ

??「いてて・・・」

マッハ「本当に人が降ってきた・・・」

ゲンム「どうやら成功のようだな」

??「ん?スカイウォールがない・・・ここはどこだ?」

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 19:03:46.67 ID:DDT25ZWi0
マッハ「あんたも仮面ライダー・・・ナニモンだ?」

??「俺は猿渡一海・・・お前らこそ・・・」


怪人軍団「・・・・・」

一海「まぁいいや、楽しい祭りの真っ最中みたいだし、代表選前の肩慣らしといくか!」

マッハ(あ、割とノリ良い奴だ)

61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 20:05:18.02 ID:DDT25ZWi0
一海「それじゃ始めるか」

ロボットゼリー!

一海「変身!」

潰れる! 流れる!! 溢れ出る!!!

ロボットイングリス!

ぶるああああああああ!!!!!



仮面ライダーグリス「心火を燃やして、ぶっ潰す!」

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 21:04:21.66 ID:DDT25ZWi0
マッハ「それじゃ・・・」

グリス「祭りといくか!」

ゲンム「神の力をみせてやるわああああああああああ!!!!!!」

怪人軍団「ガアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」


真宵(皆さん、お気をつけて・・・)

64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 22:32:32.44 ID:DDT25ZWi0
~数年前~

俺達はデンライナーでこの時代にやってきた

モモタロス「ほら、着いたぜ」

タケル「ここが過去・・・あ!」




真宵「・・・・・」トコトコ

俺の目の前にこの時代の真宵ちゃんがいた

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/20(火) 23:38:12.91 ID:DDT25ZWi0
タケル「真宵ちゃん・・・」

俺は話しかけようとしたが・・・」

タケル「いや、まだ会ってないことになってるんだ、わかるわけないよな・・・」

タケル「さてどうするか・・・」



正宗「まさかここまで追ってくるとはな・・・カイガンゴースト」

タケル「!」

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/21(水) 00:46:30.08 ID:AbFEWqXW0
タケル「お前は・・・」

永夢先生が戦った、時間を操る仮面ライダー・・・

タケル「クロノス・・・」

正宗「どうやら自己紹介はいらないようだ・・・変身」ガッチャーン

天を掴めライダー!刻めクロニクル!今こそ時は極まれり!!!





仮面ライダークロノス「涙があふれるのは~♪ 君がそばで微笑むから~♪」

68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/21(水) 19:20:27.09 ID:AbFEWqXW0
タケル「お前はもう消滅したはず・・・」

クロノス「何事もバックアップは必須なのだよ」

タケル「・・・目的はなんだ?」

クロノス「また一からやり直すためだ」

クロノス「この時間軸を絶版にしてな!」

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/21(水) 19:50:14.63 ID:AbFEWqXW0
タケル「何だと・・・」

クロノス「私が勝てないこの時間軸に商品価値はない・・・」

クロノス「だから全てをリセットするのだ!」

クロノス「そのために、彼女は大いに役に立ったよ」ポチ



真宵『てんきゅうじさん!』

クロノスのベルトの画面に、真宵ちゃんが映し出された

70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/21(水) 21:02:24.40 ID:AbFEWqXW0
タケル「真宵ちゃん!」

クロノス「彼女の想いが私をここに連れてきてくれたのだ」

真宵『すみません・・・』

タケル「くっ・・・」

クロノス「さて、後はこの時代の彼女と会わせるだけだ・・・」

タケル「そうはさせるか!」

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/21(水) 22:39:40.60 ID:AbFEWqXW0
モモタロス「おうおうおうっ!随分好き勝手してくれんじゃねーか!」

タケル「モモタロスさん・・・」

クロノス「君は・・・時空特急電王か」

モモタロス「俺を差し置いて時間のライダー名乗るなんておこまがしいぜ!」

ウラタロス「センパイ、それを言うならおこがましいでしょ」

キンタロス「大体、『俺達』やろうが」

リュウタロス「だよね~」

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/21(水) 23:36:07.92 ID:AbFEWqXW0
モモタロス「目にもの見せてやるぜ!」バッ

そう言うとモモタロスさんはベルトにパスをかざした

モモタロス「変身!」

ソードフォーム



仮面ライダー電王(ソードフォーム)「俺!参上!!!」

74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 00:52:59.90 ID:ePQbRfMl0
電王「さぁ、俺は最初からクライマッ・・・」

クロノス「おっと、君の相手はこっちだ」パチン

電王「へ?」



仮面ライダー牙王「俺はただ食らいつくすだけだ・・・」

電王「てめぇ・・・」

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 06:26:01.84 ID:ePQbRfMl0
クロノス「これも正式な取引なのでな」

ガオウ「うまいもん食わしてくれるっていうからな」

電王「仕方ねぇ・・・ゴースト!あの緑野郎は頼んだぜ!」

タケル「はい!」

俺はそう言うと白い眼魂を取り出した

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 19:16:12.32 ID:ePQbRfMl0
アーイ! バッチリミナァー バッチリミナァー

タケル「変身!」

チョーカイガン!ムゲン!

ゴ・ゴ・ゴ! ゴ・ゴ・ゴ! ゴ・ゴ・ゴ! ゴットゴースト!!!


ゴースト(ムゲン魂)「魂は・・・永遠に不滅だ!」

78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 19:46:08.31 ID:ePQbRfMl0
ゴースト「行くぞ!」ダッ

クロノス「フン・・・」ポチ

ポーズ!!!

ピタッ・・・


ゴースト「」

電王「」

ガオウ「」

クロノス「ハイパームテキのないこの時代で君に勝ち目はない・・・」

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 19:54:08.90 ID:ePQbRfMl0
真宵『てんきゅうじさん!?皆止まってる・・・』

クロノス「さて、審判の時間だ・・・」

真宵(私が・・・私が何とかしないと・・・)

真宵『この・・・』グググ

クロノス「ん?」

真宵『おんどりゃあああああああああああ!!!!!』スポーン

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 20:10:35.43 ID:ePQbRfMl0
クロノス「何!?」

真宵「よーし・・・これで!」ポチ

リスタート!

ゴースト「っと・・あれ?」

クロノス「しまった!」

81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 20:19:05.06 ID:ePQbRfMl0
真宵『てんきゅうじさん!今です!』

ゴースト「え・・・あ、ああ!」ジャキン

俺はガンガンセイバーをライフルモードにして構えた

クロノス「おのれえええええええ!!!」

ゴースト「くらええええええ!!!!!」

シンネンインパクト!!!

ズキュウウウウウウウウウウウン!!!!!

クロノス「ぐわあああああああ!!!!!」

ドカアアアアアアアアアアン!!!!!

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 20:30:21.42 ID:ePQbRfMl0
真宵「きゃっ!」

正宗「ぐわっ」ドサ

ゴースト「真宵ちゃん!」

真宵「てんきゅうじさん!!!」

正宗「くそ・・・まだ諦めてなるものか・・・」フラ・・・

ゴースト「な・・・」

正宗「こうなったらこの時代の八九寺真宵を亡き者に・・・」

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 20:46:28.72 ID:ePQbRfMl0
正宗「他の方法で死んでも歴史に影響を・・・」


真宵「いい加減にしろおおおおおおおおおお!!!」

カキーン


正宗「PさおFJふぁかあCままふじこ!!!!????」

タケル「あ・・・」

真宵ちゃんはあいつの大切な所を蹴り上げた

84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 20:56:02.22 ID:ePQbRfMl0
正宗「む、無念・・・」ガク

シュウウウウウウウ・・・

ゴースト「消えた・・・」

真宵「あーっすっきりしました」









電王「俺の必殺技!」ズバーン

ガオウ「また時間に食われるのか・・・」

ドカーン

電王「って俺の活躍こんだけかよ!」

85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:00:12.44 ID:ePQbRfMl0
~元の時代~

ヒッサツ!フルスロットル!

クリティカルフィニッシュ!

ツインフィニッシュ!

マッハ「はぁ・・・はぁ・・・まだいるのかよ・・・」

ゲンム「復活した私の残機もあと9・・・」

グリス「何で俺の所にはステンドグラスの怪人ばっか来るんだよ・・・」

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:04:54.14 ID:ePQbRfMl0
シュウウウウウウウ・・・

マッハ「な・・・・」

剛「怪人たちが・・・消えていく・・・」

黎斗「どうやうまくやったようだな」

一海「そうか・・・じゃあ俺は帰るわ」

黎斗「ご苦労だったな」ポチ

一海「またな」

シュウウウウウウウ・・・

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:08:07.14 ID:ePQbRfMl0
黎斗「さて、私も帰るか、ポッピーがうるさいからな」フッ

剛「おう、じゃあな」

剛「あの女の子は・・・消えた?歴史が元に戻ったからか」

剛「そんじゃ、後はうまくやれよ、タケル」

ブロロロロロロロ・・・

88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:10:19.23 ID:ePQbRfMl0
~過去~

タケル「真宵ちゃん、体が・・・」

真宵「・・・・・」シュウウウウウウウ・・・

彼女の体は消えかかっていた

真宵「どうやら、一旦お別れのようですね」

タケル「え・・・」

真宵「すぐに会えますよ、きっと」フッ

そう言って、彼女は消えていった

89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:12:36.29 ID:ePQbRfMl0
??「あの、すみません」

タケル「え・・・」

振り返ると、そこには・・・

真宵「この住所に行きたいんですけど・・・」

この時代の真宵ちゃんがいた

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:14:28.82 ID:ePQbRfMl0
タケル「・・・・・」

ここで俺が別の道を示せば、彼女は・・・

真宵「あの・・・」

タケル「ああ、うんそれはこの道を真っ直ぐだよ」

真宵「そうですか、ありがとうございます」ペコ

タタタ・・・

正しい道を教わった彼女は、立ち去っていった

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:16:33.07 ID:ePQbRfMl0
モモタロス「おーい帰るぞ~」

タケル「あ、は~い」

ウラタロス「いいのかい?」

タケル「はい、歴史はかえちゃいけませんし・・・それに」

リュウタロス「それに?」

タケル「死んでからの出会いも、悪くはありませんよ」

キンタロス「難儀やのう・・・」

92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:19:09.34 ID:ePQbRfMl0
~元の時代~

モモタロス「じゃあな~」

ガタンゴトン・・・

タケル「はい、色々ありがとうございました」

そして、電車は走っていった

タケル「真宵ちゃん・・・また会えるよね」

93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/22(木) 21:24:10.50 ID:ePQbRfMl0
~数日後~

??「あの~」

タケル「ん?」

??「天空寺さんのお宅はこちらでしょうか?」

タケル「ああ、そうだよ、って・・・」



??「何ですか、私だってそうなんども噛みませんよ、てんきゅうじさん」

タケル「・・・・・」

真宵「失礼・・・噛みました」

~おわり~

引用元: 仮面ライダーゴースト「まよいキョンシー?」