1: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 19:12:08 ID:???Sd
栞子「……」パラパラ
栞子「あはははは!!」バンバン
栞子「ウ◯ジマくん面白いですね。私も金貸をやってみたいです」
栞子「そうと決まればお母さんに相談です」prrrrrrrr
栞子ママ『なぁに、栞子』
栞子「1億貸してくれませんか?」
栞子ママ『何に使うの?』
栞子「世のため人のためにです!」
栞子ママ『しょうがないわね。口座に振り込んでおくわよ』
栞子「ありがとうございます」
栞子「あはははは!!」バンバン
栞子「ウ◯ジマくん面白いですね。私も金貸をやってみたいです」
栞子「そうと決まればお母さんに相談です」prrrrrrrr
栞子ママ『なぁに、栞子』
栞子「1億貸してくれませんか?」
栞子ママ『何に使うの?』
栞子「世のため人のためにです!」
栞子ママ『しょうがないわね。口座に振り込んでおくわよ』
栞子「ありがとうございます」
2: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 19:12:38 ID:???Sd
栞子「さぁて、今日から闇金シオシオファイナンス開始です!」
栞子「校内で事務所を作りましたがお客さん来るかな~」ワクワク
~2時間後
栞子「来ない………」
栞子「校内にチラシを1万枚も貼ったのですから知らないはずは無い。何故……」
栞子「仕方ない……債務者はなければ作るのみです」prrrrrr
「はい」
栞子「私です。近江彼方の母の乗る車に当たり屋をしてきなさい。」
「かしこまりました」
栞子「これで楽しいことになりますよ~!」
栞子「校内で事務所を作りましたがお客さん来るかな~」ワクワク
~2時間後
栞子「来ない………」
栞子「校内にチラシを1万枚も貼ったのですから知らないはずは無い。何故……」
栞子「仕方ない……債務者はなければ作るのみです」prrrrrr
「はい」
栞子「私です。近江彼方の母の乗る車に当たり屋をしてきなさい。」
「かしこまりました」
栞子「これで楽しいことになりますよ~!」
3: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 19:13:00 ID:???Sd
~次の日~
彼方「ただいまお母さん」
彼方ママ「……」
彼方「俯いてどうしたの?」
彼方ママ「彼方……ごめんなさい」ポロポロ
彼方「え、ど、どうしたの!?」
彼方ママ「人を轢いちゃった……」
彼方「は……?」
彼方ママ「治療費と慰謝料で200万円を請求されてるのよ。もうこの家はおしまいよ」
彼方「そ、そんな………」
彼方「ただいまお母さん」
彼方ママ「……」
彼方「俯いてどうしたの?」
彼方ママ「彼方……ごめんなさい」ポロポロ
彼方「え、ど、どうしたの!?」
彼方ママ「人を轢いちゃった……」
彼方「は……?」
彼方ママ「治療費と慰謝料で200万円を請求されてるのよ。もうこの家はおしまいよ」
彼方「そ、そんな………」
4: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 19:13:25 ID:???Sd
~部室~
栞子「………」ワクワク
ランジュ「楽しそうね栞子」
栞子「そう見えますか」
ガララ
彼方「……おはよう」
ランジュ「彼方!ずいぶん元気ないみたいだけど大丈夫?」
彼方「う……う…………」ポロポロ
ランジュ「ちょっと、どうしたのよ!?」
栞子「~~~!」ゾクゾク
彼方「実はかくかくしかじかで……」
ランジュ「そんな…お母さんが人を轢いて200万円請求されているですって!?」
栞子「(頼れ…シオシオファイナンスを……頼れ)」
ランジュ「200万円くらいあげるわよ」ポンッ
彼方「へ?」
栞子「は?」
栞子「………」ワクワク
ランジュ「楽しそうね栞子」
栞子「そう見えますか」
ガララ
彼方「……おはよう」
ランジュ「彼方!ずいぶん元気ないみたいだけど大丈夫?」
彼方「う……う…………」ポロポロ
ランジュ「ちょっと、どうしたのよ!?」
栞子「~~~!」ゾクゾク
彼方「実はかくかくしかじかで……」
ランジュ「そんな…お母さんが人を轢いて200万円請求されているですって!?」
栞子「(頼れ…シオシオファイナンスを……頼れ)」
ランジュ「200万円くらいあげるわよ」ポンッ
彼方「へ?」
栞子「は?」
7: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 20:10:11 ID:???Sd
彼方「ランジュちゃん…これって」
ランジュ「使っていいわよ!返さなくてもいいし。友達なんだからこのくらい当然よ」
彼方「そ、そんな、でも……」
ランジュ「ほら、このお金持ってお母さんの所へ行ってあげて!」
彼方「う、う……ありがとうランジュちゃん!」
ランジュ「不客气!!」
栞子「お、おのれ~~!!!」
~しお子の部屋~
栞子「今度はかすみさんの家を焼いて来なさい!」
「はい!」
ランジュ「使っていいわよ!返さなくてもいいし。友達なんだからこのくらい当然よ」
彼方「そ、そんな、でも……」
ランジュ「ほら、このお金持ってお母さんの所へ行ってあげて!」
彼方「う、う……ありがとうランジュちゃん!」
ランジュ「不客气!!」
栞子「お、おのれ~~!!!」
~しお子の部屋~
栞子「今度はかすみさんの家を焼いて来なさい!」
「はい!」
8: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 20:12:11 ID:???Sd
ボォォォォ…………
かすみ母「まだローンが残っているのよぉ!?」
かすみ「そ、そんな……かすみんハウスが……」
~部室~
かすみ「うわーーん!!!」
しずく「よしよし」
果林「あまりに運が悪いわね」
かすみ「お家がなくなっただけじゃなくて隣の家にも燃え広がって…そこの人が輩で1300万円も請求されてるんだよ……」ポロポロ
侑「そんな!」
栞子「(シオシオファイナンス来い……来い……!!金を借りるのですかすみさん)」
かすみ母「まだローンが残っているのよぉ!?」
かすみ「そ、そんな……かすみんハウスが……」
~部室~
かすみ「うわーーん!!!」
しずく「よしよし」
果林「あまりに運が悪いわね」
かすみ「お家がなくなっただけじゃなくて隣の家にも燃え広がって…そこの人が輩で1300万円も請求されてるんだよ……」ポロポロ
侑「そんな!」
栞子「(シオシオファイナンス来い……来い……!!金を借りるのですかすみさん)」
9: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 20:12:55 ID:???Sd
ランジュ「えぇ…えぇ。大丈夫よかすみ!ママに言ったらお金立て替えてくれるって!」
かすみ「え゛っ!?」
ランジュ「もちろん返さなくていいわよ!」
かすみ「い、いいんですか?」
ランジュ「友達だもの!当然ラ!」
かすみ「う~!!!ありがとうございますぅぅ!!!」ダキ
ランジュ「きゃあ!可愛いわね!」ナデナデ
果林「さすがランジュね……」
ミア「ふん、僕が建て替える予定だったのに先を越されたか」
栞子「(こ、コイツら~~~!!!)」ピキピキ
栞子「(だ、ダメです!同好会のメンバーをカタに嵌めるのは難易度が高すぎます!)」
かすみ「え゛っ!?」
ランジュ「もちろん返さなくていいわよ!」
かすみ「い、いいんですか?」
ランジュ「友達だもの!当然ラ!」
かすみ「う~!!!ありがとうございますぅぅ!!!」ダキ
ランジュ「きゃあ!可愛いわね!」ナデナデ
果林「さすがランジュね……」
ミア「ふん、僕が建て替える予定だったのに先を越されたか」
栞子「(こ、コイツら~~~!!!)」ピキピキ
栞子「(だ、ダメです!同好会のメンバーをカタに嵌めるのは難易度が高すぎます!)」
10: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 20:17:10 ID:???Sd
prrrrrrrr
栞子「お母さんからだ…なんでしょう」
栞子「もしもし?」
栞子ママ『栞子、前貸した1億の返済できそう?」
栞子「返済?なんのことですか」
栞子ママ『惚けないで。アナタまさか1億あげたとでも思ってるの?』
栞子「え……」
栞子ママ『期限は10日後だけど返せるのかなと思って』
栞子「幸いまだ手はつけていません。私は金貸しに向いてないようです。1億円は返しますよ」
栞子「お母さんからだ…なんでしょう」
栞子「もしもし?」
栞子ママ『栞子、前貸した1億の返済できそう?」
栞子「返済?なんのことですか」
栞子ママ『惚けないで。アナタまさか1億あげたとでも思ってるの?』
栞子「え……」
栞子ママ『期限は10日後だけど返せるのかなと思って』
栞子「幸いまだ手はつけていません。私は金貸しに向いてないようです。1億円は返しますよ」
11: 名無しで叶える物語◆cI0mQvU2★ 2024/11/08(金) 20:18:33 ID:???Sd
栞子ママ『何寝言ってるの。お金には利子が発生するのよ』
栞子「利子?」
栞子ママ『トトで貸しているから10日後に2億円返しなさいよ』
栞子「んな金私が持ってるわけないでしょう!三船財閥なら2億程度小銭でしょう!?」
栞子ママ『それとこれとは話が別よ。払えないなら小原家にパーティ用のおもちゃとして売るだけよ』
栞子「」
栞子ママ『払えそうにないわね。先方とは話をつけておくから残りわずかな高校生活を楽しんでおきなさい』
栞子「ら、」
ランジュ「どうしたの栞子。ずいぶん深刻そうな話だったけど」
栞子「ランジュしゃま~!お金くだしゃい~!!」ポロポロ
ランジュ「」
栞子はことの経緯を皆に説明した。
ランジュは一億くれたがかすみはまともに話してくれなくなったそうだ。
終わり
栞子「利子?」
栞子ママ『トトで貸しているから10日後に2億円返しなさいよ』
栞子「んな金私が持ってるわけないでしょう!三船財閥なら2億程度小銭でしょう!?」
栞子ママ『それとこれとは話が別よ。払えないなら小原家にパーティ用のおもちゃとして売るだけよ』
栞子「」
栞子ママ『払えそうにないわね。先方とは話をつけておくから残りわずかな高校生活を楽しんでおきなさい』
栞子「ら、」
ランジュ「どうしたの栞子。ずいぶん深刻そうな話だったけど」
栞子「ランジュしゃま~!お金くだしゃい~!!」ポロポロ
ランジュ「」
栞子はことの経緯を皆に説明した。
ランジュは一億くれたがかすみはまともに話してくれなくなったそうだ。
終わり
引用元: ・【SS】金貸し栞子ちゃん
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