1: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:27:23 ID:???00
~璃奈の部屋~

かすみ「ねぇりな子ー」

璃奈「なに?かすみちゃん」

かすみ「りな子のベッドの下を覗いてたら、古そうなスイッチを見つけたんだけど」

かすみ「これ何?」

璃奈「その前になんで人の部屋のベッドの下を勝手に覗いてるの?」

かすみ「いやー、なにか恥ずかしい本とかないかなーと思って」

かすみ「例えばりな子の大大大好きな金髪お姉さんの   な写真集とか」

璃奈「そんなのない。私、電子書籍派だし」

かすみ「ちぇっ。つまんないのー」


かすみ「……電子書籍だったら持ってるの?   な本」

璃奈「あ、このスイッチこんなところにあったんだ。懐かしいなぁ」シミジミ

かすみ「持ってるの?りな子?」

2: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:29:15 ID:???00
璃奈「これはね。ずっとむかし、小学生の時に作ったスイッチなの」

かすみ「そんな頃からこんなの作ってたんだ……。言われてみればたしかに見た目チープかも」

璃奈「むかしはノウハウも何もなくて、全部手探りだったから」

璃奈「何個も作っているうちに、いまみたいに素晴らしい発明をいっぱい作れるようになったんだ」


かすみ「たしかに素晴らしいのかもしれないけど」

かすみ「その発明のせいでかすみんたち、しょっちゅう大変な目にも遭ってるってこと忘れないでね?」ジト目

璃奈「むっ。そんなことはない。私の発明はいつも誰かの助けになっている」

璃奈「適当なことを言わないでほしい。璃奈ちゃんボード『プンプン』」プンプン


かすみ「この前、女の人を見ると無差別にムラムラしちゃうドリンクを」

かすみ「部室でかすみんにぶちまけてくれたのって、どこの誰だったっけ?」

3: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:31:39 ID:???00
璃奈「………………」

璃奈「璃奈ちゃんボード『てへぺろ』」

かすみ「てへぺろっ♡じゃない!!」

かすみ「すぐりな子が直す薬を取りに行ってくれたけど、かすみんその状態で外に出るわけにはいかないし!!」

かすみ「恥ずかしすぎて後から来たみんなに事情話せないし!!」

かすみ「でもしず子は何か察した顔で、やたらスキンシップしようとしてくるし!! ギリギリ耐え切ったけど!!」

璃奈「察した上でその行動に出るしずくちゃんも、耐え切ったかすみちゃんもすごい」

かすみ「効果なくなった後も、しばらくみんなの顔まともに見れなかったんだよ!? 本当に大変だったんだからね!!?」

璃奈「非常に申し訳ない」


かすみ「ハァ……まったく」

かすみ「で、聞くのは怖い気もするけど」

かすみ「押すとどうなるの? これ」

璃奈「結局好奇心には勝てないかすみちゃん、嫌いじゃないよ」

4: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:33:33 ID:???00
璃奈「実際に押してみるのが早いかな」スッ

かすみ「へっ? ちょっとりな子?」

璃奈「というわけでポチッとな」ポチッ

かすみ「待って!! 先に説明をっ――!!!」



ッッッパァァァァァァァン!!!!!



かすみ「っっっわあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」




かすみ「……………………」

かすみ「あれ?」


ヒラヒラヒラヒラ

6: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:35:14 ID:???00
かすみ「なにこれ、紙吹雪?」

璃奈「………………」


かすみ(……りな子の持ってるスイッチ、いつの間にか穴が空いてる?)

かすみ(そこから紙吹雪と、あと紙テープが出てて……)


かすみ「もしかして、これ」




かすみ「ただのクラッカー?」

璃奈「正解」

かすみ「これだけ?」

璃奈「これだけ」

7: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:37:03 ID:???00
璃奈「ビックリした?」

かすみ「……ビックリしたのはしたけど……正直、拍子抜けって言うか……」

璃奈「そっか……璃奈ちゃんボード『ショボン』」

かすみ「だってりな子の発明だよ!? また何かヤバい事が起きると思うじゃん!!」

璃奈「私の発明の風評被害がすごい」

かすみ「あと、ここお高いマンションでしょ? こんな大きい音させて大丈夫なの?」

璃奈「大丈夫。ここ防音しっかりしてるから」

かすみ「……なら、いい?のかなぁ……」


かすみ「それで? 昔のりな子はなんでこんなの作ったの?」

璃奈「それなんだけど……」

璃奈「昔の私としては、これはただのクラッカーじゃなくて」

璃奈「もっと特別なスイッチのつもりだった」

かすみ「特別?」

8: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:38:31 ID:???00
璃奈「うん。一言で例えるとしたら――」




璃奈「“みんなと友達になれるスイッチ”かな」




かすみ「みんなと、友達になれる……?」

かすみ「はっ! まさか洗脳――」

璃奈「違う。そうじゃない」

9: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:40:06 ID:???00
璃奈「むかしの私はずっと独りだった」

璃奈「いつも周りから、何を考えてるかわからない子って思われて。時には怖がられて」

璃奈「……寂しかった。私だって、みんなと一緒に遊びたかった」


璃奈「だから考えたの。みんなと仲良くなるためには、どうしたらいいか」

璃奈「私なりにいっぱいいっぱい考えて――そして思いついた」

璃奈「みんなを楽しませるスゴいものを作って、ビックリさせることができたら」

璃奈「みんな、私と友達になってくれるんじゃないかって」

10: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:42:11 ID:???00
璃奈「それから、どんなものを作ろうか考えて」

璃奈「当時の私でも作れそうな、みんなを驚かせて楽しませられる――クラッカーみたいなものにしようって決めた」


璃奈「あとはネットとかで情報を集めて、材料を買い込んで」

璃奈「一番キレイに紙吹雪を飛びださせるにはどうしたらいいか、何回も実験して」

璃奈「何日も何日も、夢中になって取り組んで――」

璃奈「そうしてできあがったのが、このスイッチ」


璃奈「だから私にとってこれは、ただのクラッカーじゃなくて」

璃奈「“みんなと友達になれるスイッチ”なの」

13: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:44:25 ID:???00
かすみ「ふぅん……そっか」

かすみ「で、このスイッチを使ってどうなったの?」

璃奈「使わなかった」

かすみ「えっ?」

璃奈「使わなかったの、このスイッチ」

璃奈「使えなかったと言った方が正しいかな」


璃奈「その時の私の作戦はね。まずクラスメイトを家に呼んで」

璃奈「来てくれたみんなに一発このスイッチをオミマイして、ビックリしてもらう」

璃奈「それから自分で作ったって説明して、スゴいと思ってもらえれば」

璃奈「きっと友達になれる――そんな作戦だった」

14: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:46:26 ID:???00
璃奈「でもかすみちゃん、その頃の――周りから怖がられてすらいた私が」

璃奈「いきなり家にクラスメイトを呼べるなんて思う?」

璃奈「昔の私に、それができる勇気があったって思う?」


かすみ「……それは」

璃奈「とうてい無理な話だよね。だからこの作戦は最初から破綻していたの」

15: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:48:30 ID:???00
璃奈「仮に来てもらえたとしても」

璃奈「いきなりビックリさせたら、逃げ帰られちゃってたかもしれないし……」

璃奈「今になって振り返ると、いろいろ杜撰すぎたなって思う」


璃奈「そうして小学校……中学校でも、私はひとりぼっちのままだった」

璃奈「何も変わらなかった。変えられなかった」

かすみ「………………」


璃奈「――だから結局、このスイッチは一度も押されることはなかった」

16: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:50:55 ID:???00
璃奈「でも今日、かすみちゃんが見つけてくれて、ようやく日の目を見ることができた」

璃奈「ある意味これで、このスイッチの供養になったのかな。数年越しで」


かすみ「……供養かぁ」

かすみ「ま、このスイッチは役目を果たせなかったのかもしれないけど」


かすみ「今のりな子にはかすみんって言うとーってもカワイイお友達や、同好会の仲間だっているわけだし?」

かすみ「さっきはいろいろ言ったけど」

かすみ「かすみんもりな子といると楽しいし、いっぱい助けられてるから」

かすみ「だからきっとこのスイッチも、りな子の成長を喜んでるんじゃない?」

17: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:52:52 ID:???00
璃奈「うん。私、同好会のみんなと友達になれて――とっても嬉しい」

璃奈「ありがとう、かすみちゃん。こんな私と友達になってくれて」

かすみ「えへへっ。改めて言われると照れちゃうなぁ」




璃奈(――そう)

璃奈(“みんなと友達になれるスイッチ”を使うことはなかったけど)

璃奈(かすみちゃんの言う通り、いまの私にはたくさんの友達がいる)


璃奈(高校生になる前は、こんな風に話せる友達ができるなんて、思いもしなかった)

璃奈(こんなにたくさんの人と出会えるなんて、思ってもみなかった)

19: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:55:04 ID:???00
璃奈(自分でも、むかしの私から変われたんだって実感してる)

璃奈(そんな私になれたのは、やっぱり――)




璃奈「あっ。ちなみにこのスイッチね」

璃奈「補充しなくても押せば無限に紙吹雪を出せるんだよ。ほらほら」パァン! パァン!

かすみ「それもうただのクラッカーじゃなくない? やっぱり昔から人智超えてるじゃん」

璃奈「璃奈ちゃんボード『ドヤッ』」


――――――

――――

――

20: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 19:57:29 ID:???00
~後日 部室~

璃奈「――っていう事があったんだ」

愛「あははっ! さすがりなりー! 昔っからスゴい物作ってるじゃん!」

璃奈「璃奈ちゃんボード『テレテレ』///」

璃奈「それでね。今日は愛さんに、改めてお礼を言いたいって思ったの」

愛「へ? なんで?」


璃奈「今の私があるのは、愛さんのおかげだから」

21: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:00:52 ID:???00
璃奈「ずっと独りだった私に、愛さんが声をかけてくれたから」

璃奈「愛さんと一緒に同好会に入ったから、こんなにたくさんの友達を作ることができた」

璃奈「いっぱいいっぱい、たくさんの人と繋がることができた」


璃奈「昔の私にはこんなこと考えられなかった」

璃奈「愛さんがいたから、私は変わることができた」

璃奈「だから……だから本当に」

璃奈「ありがとう。愛さん」

22: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:03:53 ID:???00
愛「ふふっ。どういたしまして、りなりー」


愛「でもね、愛さん思うんだ」

愛「りなりーを変えたのは。今のりなりーがあるのは」

愛「きっと愛さんなんかよりも、りなりー自身のおかげなんじゃないかなって」




璃奈「……えっ?」

璃奈「どうして? だって今までの私なんて」

璃奈「自分だけじゃ何もできなくて、変えられなくて――」

23: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:06:06 ID:???00
愛「だってさ。あの日、せっつーのライブを見たあの時」


愛「同好会に入りたい、ってアタシに言ってくれたのは」


愛「他の誰でもないりなりーじゃん」




璃奈「……あっ」

25: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:08:54 ID:???00
愛「あのライブを見てスクールアイドルになりたいって、変わりたいって思ったんだよね?」

愛「それはアタシが誘ったからとかじゃなくて、正真正銘りなりーが自分から思ったことでしょ?」


璃奈「でもその時は、愛さんもいるなら心強いって思ったから」

愛「だとしても全然知らない世界に飛び込むなんて、そう簡単にはできないって思うな」

愛「アタシだって、りなりーも一緒に入ってくれるならココロ強い!って思ったくらいだし」

璃奈「……そういう風に思ってくれてたの? 私のことを」

愛「もちろん!」

愛「りなりーが本当はスゴい子なんだって、アタシよーく知ってたんだから!!」

26: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:11:29 ID:???00
愛「だからさ」

愛「最初の一歩を踏み出したのは、紛れなくりなりー自身の力で」

愛「その勇気があったからこそ、今のりなりーがあるんじゃないかな」

愛「――って、愛さんは思うんだ」


璃奈「私の、勇気……」

璃奈「…………そっか。そうだったんだ」

27: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:15:24 ID:???00
璃奈「――ありがとう、愛さん」

璃奈「私、また少し自分に自信を持てた気がする」

愛「うんうん! だからこれからも一緒にがんばろうね!りなりー!」

愛「友達として、そしてスクールアイドルのライバルとして!」

璃奈「うん! 愛さんにも負けない――いや、愛さんも越えちゃうくらい!」

璃奈「私、もっともっとがんばる! すごいスクールアイドルになる!」

愛「おっ!言ってくれるじゃん!その意気だぞりなりー!」

璃奈「璃奈ちゃんボード『ムンッ!』」




璃奈(――ずっと、私なんて誰も友達になってくれないって思ってた)

璃奈(誤解されて、失敗して、傷ついて)

28: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:17:51 ID:???00
璃奈(そんな私を愛さんが連れ出してくれたから)

璃奈(みんなが私を受け入れてくれたから、こんな楽しい日々が過ごせるんだって思ってた)


璃奈(でも、本当は――)




ズダダダダダ ガラッ


かすみ「助けてーーー!!!りなえもーーーーーん!!!!」

29: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:20:11 ID:???00
璃奈「……どうしたんだい、かす太くん。今とってもいいところだったのに」

愛「やっほーかすかすー!」

かすみ「かす太でもかすかすでもなくて、かすみんですぅ!!」

かすみ「明後日のテスト全然勉強できてなくて、このままじゃ補習まっしぐらなの!」

かすみ「だからお願い!! 一晩でめちゃくちゃ頭よくなるスイッチでもドリンクでもいいから出してぇ!!」


璃奈「率直に言うと、とりあえず勉強したら? 璃奈ちゃんボード『レッツ一夜漬け』」

愛「そうだぞかすかす。ドーピングは一発退場だぞ?」

かすみ「そこをなんとかぁ!! 次のイベントも近いし、このままじゃアイドル活動にも支障が……」


栞子「学業とアイドル活動を両立するのが、真のスクールアイドルではないのですか?かすみさん?」ヌッ

かすみ「げぇ゛っ!!しお子ぉ!!いつからそこに!?」

30: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:23:00 ID:???00
しずく「そうだよかすみさん。これからもずっと璃奈さんに頼るつもり?」ヌヌヌッ

かすみ「しず子までぇ!! 今回だけ!今回だけだからぁ!!」

栞子「ダメです」キッパリ

栞子「一夜漬けを推奨するわけではありませんが、今からでも勉強しましょう? 私が教えてあげますから」

かすみ「いやだぁぁぁ!!! しお子の教え方めちゃくちゃ厳しいもぉぉぉん!!!」


しずく「それじゃ私たちは練習始めよっか、璃奈さん」

璃奈「うん」テクテク

かすみ「あぁぁぁぁ!!!行かないでりな子ぉぉぉぉ!!!!」ダッ

栞子「あっ!!かすみさんが逃げます!!取り押さえてください!!」

愛「よし来た!!!」ダッ ガシッ

かすみ「き゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!」ジタバタジタバタ

31: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:26:08 ID:???00
璃奈「………………」

しずく「どうしたの? 璃奈さん」


璃奈「……いや、本当に楽しい毎日だな、って思っただけ」

璃奈「璃奈ちゃんボード『にっこりん!』」

しずく「…………?」




しずく「はっ! あの状態のかすみさんを見てそう思うなんて、まさか璃奈さんにそういう趣味が――」

< ギャーギャー ズルズルズルズル

璃奈「違う。そうじゃない」

32: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:31:18 ID:???00
璃奈(そう)

璃奈(本当は――私が気づいていなかっただけで)




璃奈(自分が変わるためのきっかけは)

璃奈(始まりの一歩を、踏み出す勇気は)


璃奈(私にとっての)

璃奈(本当の“みんなと友達になれるスイッチ”は――)

33: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:33:10 ID:???00
璃奈(最初からずっと、私の心の中に眠っていて)


璃奈(押されるその時を、ただ待っていただけなのかもしれない)



34: 名無しで叶える物語◆AXM1kg38★ 2024/11/13(水) 20:34:15 ID:???00
~おまけ~

璃奈「はい、かすみちゃん。頭がめちゃくちゃよくなるドリンク。栞子ちゃん達には内緒だよ」

かすみ「本当に作ってくれた!!? ありがとうりな子ぉぉぉぉ!!!」

かすみ「お礼に今度りな子が気に入りそうな金髪お姉さんの写真集あげるね!水着のやつ!」

璃奈「別にいらないけど。本当は興味ないけど。どうしてもと言うなら貰うのもやぶさかではない」


璃奈「あ、ちなみにそのドリンク、効果は1日程度だけど」

かすみ「うんうん!」ニコニコ

璃奈「反動でその後1週間くらい想像を絶するアホになるから気を付けてね。ぬとねの区別がつかなくなるくらい。璃奈ちゃんボード『あびゃー』」

かすみ「やっぱ自分で勉強する!!!」

※補習はギリギリ免れました。


今度こそ終

引用元: 【SS】璃奈「みんなと友達になれるスイッチ」🆓