1: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 00:41:06 ID:???Sd
桜坂家

しずく「大変! 璃奈さんの誕生日だったのにプレゼントどうするか考えてるうちに日付変わっちゃった!」

しずく「こうなったら同好会メンバーの百合SSを執筆して償うしか無い……!」

2: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 00:44:02 ID:???Sd
しずく「璃奈さんの誕プレとして安価で百合SSを書きます」

しずく「みなさん協力してください!」

しずく「>>3>>4の百合にします!」

しずく「無効な安価の場合は安価下にスライドしていきます!」

4: 名無しで叶える物語◆eZXb9OhK★ 2024/11/14(木) 00:51:18 ID:???00
やっぱりなりー

5: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 00:53:57 ID:???Sd
しずく「栞子さんと璃奈さんの百合SSですね!」

しずく「インスピレーションが高まってきました……!」

しずく「明日から本格的な執筆をしていきましょう。今日は遅いのでおやすみなさい♪」

6: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 00:55:29 ID:???Sd
しずく「そうだ、この百合SSのタイトルだけ先に決めておきましょう」

しずく「タイトルは>>6

19: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 08:19:40 ID:???Sd
   
~真面目な生徒会長は私のペット~


放課後 生徒会室

栞子「……」カタカタ

璃奈「……」

栞子「……」カタカタ

璃奈「……」

栞子「……ふう、ようやく一段落です」

璃奈「お疲れ様」

栞子「りっ璃奈さん!?」ビクッ

20: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 08:22:09 ID:???Sd
璃奈「そんなに驚かれるとこっちが逆に驚く」

璃奈ちゃんボード『びっくり』

栞子「いつからそこにいらしたんですか?」

璃奈「10分くらい前」

栞子「そうでしたか……申し訳ありません。仕事に集中していて気が付きませんでした」

栞子「それで、何故こちらに?」

21: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 08:29:46 ID:???Sd
璃奈「かすみちゃんとしずくちゃんと、新しく出来たシュークリームのお店に食べに行こうって話になって」

璃奈「栞子ちゃんも誘おうと1年生のグループチャットでメッセージ送ったんだけど返事が無かったから様子を見に来た」

栞子「なるほど……スマートフォンもチェックできていませんでした」

栞子「お誘いして頂いて恐縮なのですが、生徒会の他のメンバーが今日は不在なので業務が溜まっていまして」

璃奈「大丈夫。明らかに忙しそうだったから今回はふたりで行くように言っておいた」

栞子「ありがとうございます……って、璃奈さんは行かなくて良いのですか?」

22: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 08:43:52 ID:???Sd
璃奈「うん。栞子ちゃんの仕事、手伝えたらいいなって」

栞子「璃奈さん……!」ジーン

璃奈「それに、かすみちゃんも何だかんだでしずくちゃんとふたりっきりになって嬉しいと思う」

璃奈ちゃんボード『ニヤニヤ』

璃奈「かすみちゃん、しずくちゃんのこと大好きだから」

栞子「そうですね。しかもしずくさんはそれをわかってて色々な態度をとってかすみさんの反応を楽しんでますよね」

璃奈「しずくちゃんは名女優だから」

栞子「はい。稀代の大女優として歴史に名を残すことは間違いないでしょうね。今後の演劇史の教科書ではしずく前、しずく後で時代が区分されると言われています」

28: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 11:14:39 ID:???Sd
璃奈「というわけで、私にできそうなことあったら手伝わせて」

璃奈ちゃんボード『フンス!』

栞子「ありがとうございます。ではあちらのPCで入力作業をお願いできますか」

璃奈「了解」

栞子「この、生徒の皆さんから来た生徒会への意見書を分類しつつEXCELに入力してください」

ドサッ

璃奈「すごい量だね」

栞子「恥ずかしながら、中々手が回らず……」

29: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 11:23:14 ID:???Sd
璃奈「……」カタカタ

璃奈(この量なら、自分で入力するよりプログラム組んだほうが早いかな)

璃奈「栞子ちゃん、スキャナーって使える
?」

栞子「はい。そこのコピー機でスキャンすればPCの共有フォルダに入ります」

璃奈「使わせてもらうね。書類をスキャンして全部自動で入力するプログラムを作ればすぐ終わりそうだから」

栞子「そんなことが可能なのですね。さすが璃奈さんです」

30: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 11:24:37 ID:???Sd
璃奈「まずはテストで1枚スキャン」ピラッ

ピッ ウィーン

璃奈「スキャンされたデータが入るのは、このフォルダだね」カチカチ


璃奈「!?」

璃奈「このフォルダに入ってる画像って……」

璃奈(   な本と思われる画像が大量にスキャンされてる)

璃奈ちゃんボード『赤面//』

38: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 22:09:57 ID:???00
栞子「璃奈さん、もしよろしければ業務効率化のためにそのプログラムについて教えて頂きた……」ヒョコッ

璃奈「あ」カチッ

スッ

栞子「!」

璃奈「……」

栞子「璃奈さん、今何かの画像が写ってるウインドウをとっさに消しましたが……」

璃奈ちゃんボード『(^_^;)』

栞子「み、見ましたね……!」

39: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 22:13:22 ID:???00
璃奈「うん」

栞子「申し訳ありません!! 許してください!!!」ドゲザッ!

璃奈「栞子ちゃん、そんな土下座しないで。許すも何も私はこの   が画像がなんでフォルダに入ってるのかよくわかってない」

栞子「違うんです!」

璃奈「違うって?」

栞子「あれは、生徒が持ち込んでいるのを見つけて校則違反で没収した成人向け書籍のスキャン画像です」

栞子「雑誌はもう処分しましたし、私は決して成人向け雑誌を買ったわけではありません!」

40: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/14(木) 22:17:26 ID:???00
璃奈「なんで没収してスキャンしたの?」

栞子「そ、それは風紀の乱れを正すために、どのようなものか念の為記録しておこうと……」

璃奈「……」

璃奈ちゃんボード『ジト目』

栞子「わ、かりました。正直に言います」

栞子「個人的に興味を持ってつい出来心でスキャンしてしまいました! そして使ったあと共有フォルダに入れっぱなしにしているのを忘れていました!」

栞子「生徒会長である私がこのようなことをしたと皆に知られてはもう生きていけません……!」

栞子「璃奈さん、どうかこのことは内密にしてください! 何でもしますから!」

璃奈「なんでも?」

48: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/15(金) 22:58:24 ID:???00
栞子「はい、何でもしますから……どうか」ウルウル

璃奈「……!」ゾクゾクッ

璃奈(なんだろうこの感覚……栞子ちゃんが怯える小動物のように見えてなんだかゾクゾクした)

璃奈「えーっと……」

栞子「言ってください! どうすれば内密にしていてくださいますか!?」

璃奈「>>49して」

璃奈「あと>>50もしてもらおうかな」

53: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/15(金) 23:25:10 ID:???00
璃奈「じゃあこの栞子ちゃんがスキャンして保存していた   な雑誌の1シーンを歩夢さんの前で朗読して」

栞子「そ、それだけはっ勘弁してくださいっ! 歩夢さんにバレてしまうじゃないですか!」

璃奈「そうだね。冗談だよ」

栞子(真顔で言われると冗談に聞こえません……)

璃奈「私の前で朗読してくれればいいよ」

栞子「わかりました……それで許していただけるなら朗読します」

璃奈「あ、あと朗読しながらそのシチュエーション再現もしてもらおうかな」

栞子「はい!?//」

54: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/15(金) 23:28:08 ID:???00
璃奈「嫌なの?」

栞子「い、嫌というか……この書籍のその、破廉恥なシーンの登場人物はだいたい二人いるので……」

栞子「私ひとりで再現するのは……」

璃奈「私も協力するから」

栞子「璃奈さんとですかっ!?//」

璃奈「うん」

58: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/17(日) 21:46:46 ID:???00
栞子「ではどのシーンを朗読して再現すればよいでしょうか」

璃奈「じゃあこの、友達に首輪をつけてペット化する百合漫画を」

栞子「!?」

璃奈「首輪は持ってる?」

栞子「そんなもの持っていません!」

璃奈「じゃあ首輪がついてる気分で演技してね……」ジワッ

栞子「う、うう……」

璃奈(この表情、好き)ゾクゾク

61: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 21:57:50 ID:???00
璃奈「はい、セリフ読んで」

栞子「うう……// わ、私はあなたの犬です。なんなりと命令してくださいワン//」

璃奈「……全然ダメ。もっと臨場感のある演技してね」

璃奈ちゃんボード『ぷんぷん』

栞子「そんな、私は大女優で名女優のしずくさんと違って演技は得意では……」

璃奈「犬は二足歩行しないよね」

栞子「はい?」

璃奈「四つん這いになって」

62: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 21:59:55 ID:???00
栞子「ぐぅ、生徒会長の私が四つん這いになるなんて……」グググ

ペタッペタ

栞子「よ、四つん這いになりました」

璃奈「えらいえらい」ナデナデ

栞子「あぅ//」カァァ

璃奈「じゃあ例のセリフを読んでね」

栞子「はい……///」

栞子「私はあなたの犬ですぅ!! なんなりと命令してくださいワンッ!!!」

63: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 22:02:26 ID:???00
璃奈「……っ」ゾクゾクゾクッ

栞子「うぅ//」カァ

璃奈「じゃあ命令させてもらおうかな」

璃奈「>>64して」

※これはプレゼントするための健全なSSなので過激すぎる場合は作者判断で調整します💙

66: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 22:17:40 ID:???00
璃奈「私を気持ち良くして」

栞子「気持ちよく……ですか?」

璃奈「うん」

栞子「具体的にはどのように?」

璃奈「そのくらい自分で考えて。愛さんなら私が何も言わなくても察してくれるのに」

栞子「なぜ今愛さんの話をするのですか」ムッ

栞子(璃奈さんのペットは私だけなのに!)

栞子(え? 私今、何を考えて……)

69: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 22:36:07 ID:???00
栞子(いえ、そんなことより御主人様である璃奈さんをどのように気持ちよくさせるか決めなくては)

栞子「っ!!」ブンブン

栞子(違います、私は決してペットになりたいわけではありません! で、ですが役割を与えられた以上は全うするべきです)

璃奈「まだ?」

璃奈ちゃんボード『そわそわ』

栞子(こうなったら、璃奈さんを気持ちよくするために)

栞子(>>70します)

71: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 22:45:44 ID:???00
栞子「失礼します!」ガバッ

璃奈「どうしたの? 私の足元に這いつくばって」

栞子「がぶっ!」

璃奈(ローファーに噛みついた!?)

栞子「はふっはふっ」ギュッグイッ

璃奈(脱がそうとしてる?)

栞子「はっむぐぐっ、ぷっ!」

コロンコロン

璃奈(靴が脱がされて……)

栞子「はむっ!」

璃奈(今度はソックスに噛みついてきた)

栞子(ここで手を使ってはいけません……私は犬なのですから)

72: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 22:47:51 ID:???00
栞子「はむっ、むしゃっ!」ハアハア

璃奈(膝上まであるから脱がすのに苦労してる……)

璃奈(でも私の足に必死で縋り付いてくる栞子ちゃん、可愛い)ゾクゾクゾクッ

栞子「はぁ、はあ、はむっ!」グイッ ズルッ

ポイッツ

璃奈(ソックスも脱がされた)

栞子(さて、ここからが本番ですよ)

栞子「ぺろっ!」ペロッ

璃奈「っ!!///」ビクッ

73: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 23:00:31 ID:???00
栞子「んっ………れろっ// ちゅっ//」ペロペロ

璃奈「しっ// 栞子ちゃ……っんっ//」ゾクッ

璃奈(あ、足を舐められっ……くすぐったっ、いや、何か妙な感覚///)

璃奈ちゃんボード『ドキドキ』

栞子「ぺろっ……ぺろっ……」チュッチュッ

栞子(璃奈さんの足、味も香りも……すごい……舐めても舐めても止まりませんッ//)

璃奈「あっんんっ!!//」ビクンッ

74: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 23:03:53 ID:???00
栞子「ちゅぱっ……」ハアハア

栞子「り、璃奈さんの……そんな大声を聞くのは初めてですね//」

璃奈「//」

璃奈ちゃんボード『/////』

璃奈「もっと……いろんなところ舐めても良いよ?」

栞子「はい、私は璃奈さんのペットなので……どこでも舐めます//」



こうして、真面目な生徒会長は私のペットになった

あの日から毎日放課後の生徒会室で楽しんでるよ

75: 名無しで叶える物語◆dJ34yaFK★ 2024/11/18(月) 23:10:43 ID:???00
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

しずく「くぅー疲れました! これにて完結です!」

しずく「さて、璃奈さんの誕生日は過ぎたけどこのSSを今からメールしてプレゼントします。喜んでくれるかな♪」

しずく「皆さん、安価の協力ありがとうございました。おかげで素晴らしい作品ができました」

しずく「では、おやすみなさい。良い夢を」ニコッ



追伸

璃奈さんにSSを送ったら何者かに私のPCがハッキングされてデータを全部破壊されました。



終わり

引用元: しずく「璃奈さんの誕プレとして安価で百合SSを書きます」🆓