1: 名無しで叶える物語(こんにゃく) 2018/05/04(金) 21:27:15.70 ID:TkHYtU/a
ダイヤ「お邪魔します…」

彼女が泊りに来た。

ダイヤ「今日は…その…っ」

ダイヤ「よ、よろしくお願いしますわっ!」

彼女とは1ヶ月前に知り合った

ステージの上でキラキラ輝きながら踊っていたダイヤちゃんが今、__の部屋に…!

ダイヤ(靴がうまく脱げな…いっ!)ヨロッ…

ダイヤ「あっ…!」

!!

ギュッ!

ダイヤ「……ご、ごめんなさい…///」ドキドキ

とてつもなくいい匂いが__の身体を包んだ

外は暗く、もう押し倒してもいい気がする…。

1.押し倒す
2.がまんする

>>3

3: 名無しで叶える物語(庭) 2018/05/04(金) 21:32:59.09 ID:VBwE2Hu9
|c||´.- `||

5: 名無しで叶える物語(こんにゃく) 2018/05/04(金) 21:38:22.05 ID:TkHYtU/a
百合にする


__ _

ダイヤ「ど、どうしたの?」

果南「…」

壁ドンしてしまった。

ダイヤ「…っ///」

果南「ど…どうしたんだろ?」

ダイヤ「は?」

果南「あっ、ま、まって?多分…えっとー…あれ!ほら!ファンサービスの練習!」

起点が効かなすぎて泣けて来そう

ダイヤ「……まぁ…そういう事でしたら」

果南「!?」

ダイヤ「……///」

果南「あっ……うん///」

放課後の教室、誰もいない教室

私達以外、誰も___。

6: 名無しで叶える物語(こんにゃく) 2018/05/04(金) 21:44:25.22 ID:TkHYtU/a
ダイヤ「それで?果南さん」

果南「…なに?」

ダイヤ「勇気を出した果南さん」

果南「…なに」

ダイヤ「この後、私をどうするおつもりですの?」

果南「…どうするって」

ダイヤ「あら…もしかしてこれで終わり?」

果南「…っ」ムッ

ダイヤ「でしたら早くどいてください、まだ仕事が残ってますので」

果南「……」

ダイヤ「…ほら、果南さん」

ギュッ…

果南「……やだ」

ダイヤ「……もう…仕方ない人…」

そういいながらダイヤも私の腰に手を回してくれた

本当…仕方ないやつ

9: 名無しで叶える物語(こんにゃく) 2018/05/04(金) 22:02:32.90 ID:TkHYtU/a
果南「……」

ダイヤ「……」

果南「……」

ダイヤ「…あの、果南さん」

果南「…」

ダイヤ「果南さん、そろそろ、果南さん」ペシペシ

果南「…ダイヤ」

ダイヤ「なんですか」

果南「このまま寝てもいい?」

ダイヤ「ダメ」

果南「…」ギュッ…

ダイヤ「ほら、果南さんてば」

果南「…~っ…ぅ~…はなしたくなぁ~ぃやだぁ~…はなさなぃぃぃぃ…」ギュー!

ダイヤ「…けど…もう真っ暗ですわ」

果南「じゃあここで泊まろ」

ダイヤ「学校ですが」

果南「大丈夫でしょ」

ダイヤ「見回りの人来ますが」

果南「倒すから」

ダイヤ「ダメ」

10: 名無しで叶える物語(こんにゃく) 2018/05/04(金) 22:06:51.86 ID:TkHYtU/a
果南「…っ…ダイヤは嫌なの?」

ダイヤ「はぁ?」

果南「えっ」ビクッ

ダイヤ「嫌なわけないでしょ?」

果南「あっ…ならいいじゃん?よくない?」

ダイヤ「だ、か、ら、時と場所を考えろと言っていますの」

果南「…ちっ」

ダイヤ「…」イラッ

果南「…わかったよ、もう帰ろ」

ダイヤ「まだ仕事がありますが…まぁいいですわ」

果南「…」ギュッ…

ダイヤ「…果南さん?」

果南「はいっ離しますっ」ササッ

14: 名無しで叶える物語(こんにゃく) 2018/05/04(金) 22:11:24.04 ID:TkHYtU/a
__ _

ダイヤ「本当にうちまで付いてきますの?」

果南「うん、付き添うよ」

ダイヤ「はぁ…変なところで律儀ですわね」

果南「うーん…ダイヤが心配なだけ」

ダイヤ「私の事より、ご自分の心配をしなさい!この前のテストだって__」

果南「あー!やめてやめてっ!ほら!お家ついたよ!」

ダイヤ「…まったく」

15: 名無しで叶える物語(こんにゃく) 2018/05/04(金) 22:20:17.43 ID:TkHYtU/a


ダイヤ「ただいま帰りました」

果南「あれ、真っ暗だね」

ダイヤ「誰もいない…みたいですわ」

果南「へー珍しいね」

ダイヤ「…そうですわね」

果南「っと…じゃあ私はもう帰るね!また明日学校で__」

ギュッ!

果南「……え?」

ダイヤ「……///」

果南「…あの、ダイヤ?」

ダイヤ「……なんですか」

果南「腰に引っ付かれてると動けない…事もないけど、帰れないんだけど」

ダイヤ「ではここにいれば?」

果南「すっごい返事が返ってきたよ」

ダイヤ「…冗談ですわ」パッ

果南「!」

16: 名無しで叶える物語(こんにゃく) 2018/05/04(金) 22:28:14.24 ID:TkHYtU/a
ダイヤ「さぁ、早く帰りなさい」

果南「…ダイヤ」

ダイヤ「お気をつけて」

果南「ダイヤ」

ダイヤ「あぁ、なるべく明るい場所を探して帰るのですよ」

果南「ハグする?」

ダイヤ「す…」

ダイヤ「…」

ダイヤ「しない」

果南「…」

ダイヤ「…」

果南「おいで?」

ダイヤ「いきません」

果南「…なんで」

ダイヤ「…だって…帰りが遅くなってしまうでしょ……」

果南「…」

ドンッ…

果南「じゃあ泊めてよ…」スッ…

ダイヤ「…ちょっと…果南さ……ん…っ」

ダイヤからのおねだりを見極めるのを最近ようやく慣れてきた気がする

そんな事を思いながら私はダイヤに574回目のキスをした

今夜はきっと、熱い夜になりそうだ…。


おわりよ

引用元: 【ss】お泊りダイヤちゃん