1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:31:44.24 ID:0OZG2Z7H
千歌「黒澤ルビィこと、ルビィちゃんのプロフィールをー?」
ルビィ「変えルビィ!」
ダイヤ「その話し合いを録音し、後ほど文字に起こします……と」
千歌「がんばー?」
ちかルビ「ルビィ!」
千歌「いやー、やっぱりこれやると元気でるね♪」
ルビィ「うんっ♪」
ダイヤ「千歌さんぶっぶーですわ!腕の開き具合が甘い!」クワッ
千歌「えぇ……」
ルビィ「変えルビィ!」
ダイヤ「その話し合いを録音し、後ほど文字に起こします……と」
千歌「がんばー?」
ちかルビ「ルビィ!」
千歌「いやー、やっぱりこれやると元気でるね♪」
ルビィ「うんっ♪」
ダイヤ「千歌さんぶっぶーですわ!腕の開き具合が甘い!」クワッ
千歌「えぇ……」
2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:32:22.50 ID:0OZG2Z7H
―スクールアイドル部室―
ダイヤ「はいもう一度」
千歌「頑張ルビィ!」
ダイヤ「左手首が曲がってますわ。あと開くタイミングが0.8秒遅い、笑顔も少しぎこちなくてよ」
千歌「そんなのわかんないよぉ……ルビィちゃん。お手本見せてもらっていい?」
ルビィ「うっ、うん。がんばー……くしゅんっ。ぅゆびぃ!」
ダイヤ「免許皆伝ですわね」
千歌「くしゃみしたのに!?甘過ぎない!?」
ダイヤ「おだまり!姉が妹を甘やかして何が悪いというのですの!ほぉらルビィ♡お姉ちゃんがナデナデしてあげまちゅわねぇ♡」ナデナデ
ルビィ「えへへぇ♡」
千歌「ずるぅい」
ダイヤ「とまぁ鉄板姉妹コントはこの辺りにして」
ルビィ「そだね」
千歌「いつの間にかコント化してたんだね」
ルビィ「ファンの人たちからも、お姉ちゃんのでちゅわぁ♡を待ってるって声がすごくて。一日かけて流れを考えたんだっ」
千歌「何その聞きたくなかった裏のお話」
ダイヤ「そろそろ話を進めますわよ。ルビィはなぜ呼ばれたのかご存知で?」
ルビィ「ぷろふぃーる?を変えるとかなんとかって曜ちゃんから聞いたよ」
千歌「よーちゃん、楽しかったからって皆に言いふらしてるみたいだね」
ダイヤ「プロフィールの方にも、みかんに飛び込むなんて追加されていましたわね」
千歌「///」
ルビィ「どうして千歌ちゃんが照れるの?」
ダイヤ「かんかんみかんだからですわ」
ルビィ「?」
千歌「とっ、とにかく!まずはルビィちゃんのプロフィール確認からだよー!」
ダイヤ「誤魔化しちゃって……青春ですわね!」
ダイヤ「はいもう一度」
千歌「頑張ルビィ!」
ダイヤ「左手首が曲がってますわ。あと開くタイミングが0.8秒遅い、笑顔も少しぎこちなくてよ」
千歌「そんなのわかんないよぉ……ルビィちゃん。お手本見せてもらっていい?」
ルビィ「うっ、うん。がんばー……くしゅんっ。ぅゆびぃ!」
ダイヤ「免許皆伝ですわね」
千歌「くしゃみしたのに!?甘過ぎない!?」
ダイヤ「おだまり!姉が妹を甘やかして何が悪いというのですの!ほぉらルビィ♡お姉ちゃんがナデナデしてあげまちゅわねぇ♡」ナデナデ
ルビィ「えへへぇ♡」
千歌「ずるぅい」
ダイヤ「とまぁ鉄板姉妹コントはこの辺りにして」
ルビィ「そだね」
千歌「いつの間にかコント化してたんだね」
ルビィ「ファンの人たちからも、お姉ちゃんのでちゅわぁ♡を待ってるって声がすごくて。一日かけて流れを考えたんだっ」
千歌「何その聞きたくなかった裏のお話」
ダイヤ「そろそろ話を進めますわよ。ルビィはなぜ呼ばれたのかご存知で?」
ルビィ「ぷろふぃーる?を変えるとかなんとかって曜ちゃんから聞いたよ」
千歌「よーちゃん、楽しかったからって皆に言いふらしてるみたいだね」
ダイヤ「プロフィールの方にも、みかんに飛び込むなんて追加されていましたわね」
千歌「///」
ルビィ「どうして千歌ちゃんが照れるの?」
ダイヤ「かんかんみかんだからですわ」
ルビィ「?」
千歌「とっ、とにかく!まずはルビィちゃんのプロフィール確認からだよー!」
ダイヤ「誤魔化しちゃって……青春ですわね!」
3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:33:43.77 ID:0OZG2Z7H
【黒澤ルビィのプロフィール】
年齢:15歳(高校1年生)
誕生日:9月21日(乙女座)
血液型:A型
身長:154cm
3サイズ :B76/W56/H79
好きな食べ物:ポテトフライ、スイートポテト
嫌いな食べ物:わさび
趣味:お洋服、お裁縫
特技:衣装選び
年齢:15歳(高校1年生)
誕生日:9月21日(乙女座)
血液型:A型
身長:154cm
3サイズ :B76/W56/H79
好きな食べ物:ポテトフライ、スイートポテト
嫌いな食べ物:わさび
趣味:お洋服、お裁縫
特技:衣装選び
4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:34:07.88 ID:0OZG2Z7H
ダイヤ「可愛すぎて文句の付けようがありませんわ。これは変更なしでいいのでは?」
千歌「よくないよ!?」
ダイヤ「んまぁぁあ!?まさかうちのプリンセスのプロフィールにケチ付ける気ですの!?」
千歌「いやそうじゃなくて……」アセアセッ
ルビィ「お姉ちゃんっ。千歌ちゃんはルビィのことを想って言ってくれてるんだよ?怒っちゃダメだよ」
ダイヤ「たしかにそうですわね。すみませんでした」
千歌「ダイヤちゃん。弱み握られてるの?」
ダイヤ「ただの姉妹ですわ」
ルビィ「うんっ」
ダイルビ「ねー?」
千歌「なんかもうツッコむの疲れた……梨子ちゃんか善子ちゃん来ないかなぁ……」トオイメ
ダイヤ「こう見るとルビィ感がすごいですわね」
千歌「いきなり何言ってるの?」
ダイヤ「高校1年生から溢れ出る幼さ、乙女座から滲み出る可愛さ、A型から漂う健気さ、そして身長と3サイズから見てとれる妹感」
千歌「ちゅうしぃー!もうダメ!今日のダイヤちゃんおかしいよぉー!」
ルビィ「ご、ごめんね千歌ちゃん……お姉ちゃんはルビィのことになるとちょっとだけ暴走しちゃうんだ……」
千歌「これがちょっと!?」
ダイヤ「千歌ちゃんも妹感、お分かりになって?」
千歌「まぁ……わかるっちゃわかるよ?こんなに小さくて可愛いのに乙女座ってズルいよね」
ダイヤ「星たちに乙女認定されているということですからね。銀河認定女子ですわ」
千歌「小さいルビィちゃんのスケール大きくなっちゃった」
ルビィ「でもルビィも自分の星座好きなんだ。乙女座って、星座占いでちょっとだけ得した気分になれるの」
千歌「得?」
千歌「よくないよ!?」
ダイヤ「んまぁぁあ!?まさかうちのプリンセスのプロフィールにケチ付ける気ですの!?」
千歌「いやそうじゃなくて……」アセアセッ
ルビィ「お姉ちゃんっ。千歌ちゃんはルビィのことを想って言ってくれてるんだよ?怒っちゃダメだよ」
ダイヤ「たしかにそうですわね。すみませんでした」
千歌「ダイヤちゃん。弱み握られてるの?」
ダイヤ「ただの姉妹ですわ」
ルビィ「うんっ」
ダイルビ「ねー?」
千歌「なんかもうツッコむの疲れた……梨子ちゃんか善子ちゃん来ないかなぁ……」トオイメ
ダイヤ「こう見るとルビィ感がすごいですわね」
千歌「いきなり何言ってるの?」
ダイヤ「高校1年生から溢れ出る幼さ、乙女座から滲み出る可愛さ、A型から漂う健気さ、そして身長と3サイズから見てとれる妹感」
千歌「ちゅうしぃー!もうダメ!今日のダイヤちゃんおかしいよぉー!」
ルビィ「ご、ごめんね千歌ちゃん……お姉ちゃんはルビィのことになるとちょっとだけ暴走しちゃうんだ……」
千歌「これがちょっと!?」
ダイヤ「千歌ちゃんも妹感、お分かりになって?」
千歌「まぁ……わかるっちゃわかるよ?こんなに小さくて可愛いのに乙女座ってズルいよね」
ダイヤ「星たちに乙女認定されているということですからね。銀河認定女子ですわ」
千歌「小さいルビィちゃんのスケール大きくなっちゃった」
ルビィ「でもルビィも自分の星座好きなんだ。乙女座って、星座占いでちょっとだけ得した気分になれるの」
千歌「得?」
5: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:34:41.36 ID:0OZG2Z7H
ルビィ「うん。朝のニュース番組の星座占い見ていると、他の星座のラッキーアイテムはメガネとか食べ物が多いの」
ダイヤ「たしかに。私の今日のラッキーアイテムはピンクの黒澤ルビィでしたわ」
千歌「限定的過ぎない?」
ルビィ「でも乙女座はなぜか、淡いショーツとかオレンジのブラとか……可愛くて運も上がるから得したなぁって♪」
千歌「いいなぁ」
ルビィ「結構最下位多いけど」
千歌「あー、うーん。そこでバランス取っているのかな?」
ルビィ「かもねぇ」
ダイヤ「ルビィは真面目なので占いなどを結構気にしますわよね」
千歌「ルビィちゃんすっごく真面目だよね。ダンス練習の休憩中にも一人でやってるのよく見るし」
ルビィ「みっ、皆より下手っぴだから少しでも追いつかなきゃって……」
ダイヤ「向上心の強いところも素晴らしい。さすが黒澤家の女ですわね」ナデナデ
千歌「あとあとっ、善子ちゃんにリトルデーモン四号ってされた時、決めポーズまで考えてたもんね」
ルビィ「だ、だって決めポーズ考えといてって言われたんだもん……///」
ダイヤ「人のために努力を惜しまず尽くす。さすが私の妹ですわ」ナデナデナデナデナデナデナデナデ
千歌「それ摩擦熱で火出るよ」
ルビィ「お姉ちゃん痛いよぉ~♡」
ダイヤ「つ、つい♡」
千歌(これが黒澤ワールド……無理やりにでも話変えなきゃ)
千歌「……あれ、ルビィちゃんの身長154cmなんだね。たしか花丸ちゃんが……なんだっけ?」
ダイヤ「152cmですわ」
千歌「一番小さいと思ってたけど、そうでもないんだね」
ダイヤ「たしかに。私の今日のラッキーアイテムはピンクの黒澤ルビィでしたわ」
千歌「限定的過ぎない?」
ルビィ「でも乙女座はなぜか、淡いショーツとかオレンジのブラとか……可愛くて運も上がるから得したなぁって♪」
千歌「いいなぁ」
ルビィ「結構最下位多いけど」
千歌「あー、うーん。そこでバランス取っているのかな?」
ルビィ「かもねぇ」
ダイヤ「ルビィは真面目なので占いなどを結構気にしますわよね」
千歌「ルビィちゃんすっごく真面目だよね。ダンス練習の休憩中にも一人でやってるのよく見るし」
ルビィ「みっ、皆より下手っぴだから少しでも追いつかなきゃって……」
ダイヤ「向上心の強いところも素晴らしい。さすが黒澤家の女ですわね」ナデナデ
千歌「あとあとっ、善子ちゃんにリトルデーモン四号ってされた時、決めポーズまで考えてたもんね」
ルビィ「だ、だって決めポーズ考えといてって言われたんだもん……///」
ダイヤ「人のために努力を惜しまず尽くす。さすが私の妹ですわ」ナデナデナデナデナデナデナデナデ
千歌「それ摩擦熱で火出るよ」
ルビィ「お姉ちゃん痛いよぉ~♡」
ダイヤ「つ、つい♡」
千歌(これが黒澤ワールド……無理やりにでも話変えなきゃ)
千歌「……あれ、ルビィちゃんの身長154cmなんだね。たしか花丸ちゃんが……なんだっけ?」
ダイヤ「152cmですわ」
千歌「一番小さいと思ってたけど、そうでもないんだね」
6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:35:36.40 ID:0OZG2Z7H
ルビィ「小さいのはお胸だけで……うん」ショボン
ダイヤ「そこまで気に病むことありませんわ。とあるお姉ちゃんは言いました。『貧 は素晴らしいですわ』と」
千歌「それダイヤちゃんの名言だよね?」
ルビィ「でも心配……」
千歌「心配?」
ルビィ「うん……だってお胸小さいと……」モジモジ
ダイちか「?」
ルビィ「……赤ちゃんに あげられないもんっ///」
ダイちか「( ゚д゚)」
ルビィ「二人ともどうしたの?」
千歌「す、好きな食べ物いこっか」アセアセッ
ダイヤ「なんというか……姉妹でこういう話をするのは危険ですわね」アセアセッ
ルビィ「?」
ダイヤ「そこまで気に病むことありませんわ。とあるお姉ちゃんは言いました。『貧 は素晴らしいですわ』と」
千歌「それダイヤちゃんの名言だよね?」
ルビィ「でも心配……」
千歌「心配?」
ルビィ「うん……だってお胸小さいと……」モジモジ
ダイちか「?」
ルビィ「……赤ちゃんに あげられないもんっ///」
ダイちか「( ゚д゚)」
ルビィ「二人ともどうしたの?」
千歌「す、好きな食べ物いこっか」アセアセッ
ダイヤ「なんというか……姉妹でこういう話をするのは危険ですわね」アセアセッ
ルビィ「?」
7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:36:25.12 ID:0OZG2Z7H
―『好きな食べ物』―
千歌「き、気を取り直して元気にいこう!ふんばー?」
ルビィ「ルビィ!」
ダイヤ「なんとか持ち直しましたわ」
千歌「それでえっと……ここだけ可愛くないよね」
ダイヤ「は?」ギロリッ
千歌「ポテトが!ポテトが可愛いとは違うかなって意味! 睨まないで!」アセアセッ
ルビィ「ポテトさん可愛いよ?」
千歌「そう?」
ダイヤ「そうです」ギロリッ
千歌「まっ、負けないもん!ダイヤちゃん独特の圧力になんか負けないもんっ!」
ダイヤ「あとでお仕置きするとして。昔から芋系はよく食べていましたね。サツマイモにジャガイモ、ヤマイモ。これくらいしかありませんが」
千歌「そうなんだ」
ルビィ「特にフライドポテトが大好きなの。あのカリカリでホクホクでぴょぇ~っていうのがすっごい好き♡」
千歌「ぴょえ?」
ダイヤ「ぴょぇ~とは、りゅびぃ語で素材を生かした味という意味です」
千歌「いや絶対即興だよね!?」
ルビィ「さっすがお姉ちゃんっ♪」
ダイヤ「当たり前ですわ」エッヘン
千歌「ここに来る前に、一時間くらいがっつりミーティングしたでしょ?したよね?」
ダイヤ「言いがかりです。ルビィ、スイートポテトはどこがどう好きなんですの?」
ルビィ「スイートポテトはね、甘いところが好き♡」
ダイヤ「今のもりゅびぃ語で、舌触りの良いサツマイモが織りなす素材の甘みが口の中で踊ってやめられない止まらないという意味です」
ルビィ「お姉ちゃん嘘はダメだよ」
ダイヤ「あ、はい……」ショボン
千歌「き、気を取り直して元気にいこう!ふんばー?」
ルビィ「ルビィ!」
ダイヤ「なんとか持ち直しましたわ」
千歌「それでえっと……ここだけ可愛くないよね」
ダイヤ「は?」ギロリッ
千歌「ポテトが!ポテトが可愛いとは違うかなって意味! 睨まないで!」アセアセッ
ルビィ「ポテトさん可愛いよ?」
千歌「そう?」
ダイヤ「そうです」ギロリッ
千歌「まっ、負けないもん!ダイヤちゃん独特の圧力になんか負けないもんっ!」
ダイヤ「あとでお仕置きするとして。昔から芋系はよく食べていましたね。サツマイモにジャガイモ、ヤマイモ。これくらいしかありませんが」
千歌「そうなんだ」
ルビィ「特にフライドポテトが大好きなの。あのカリカリでホクホクでぴょぇ~っていうのがすっごい好き♡」
千歌「ぴょえ?」
ダイヤ「ぴょぇ~とは、りゅびぃ語で素材を生かした味という意味です」
千歌「いや絶対即興だよね!?」
ルビィ「さっすがお姉ちゃんっ♪」
ダイヤ「当たり前ですわ」エッヘン
千歌「ここに来る前に、一時間くらいがっつりミーティングしたでしょ?したよね?」
ダイヤ「言いがかりです。ルビィ、スイートポテトはどこがどう好きなんですの?」
ルビィ「スイートポテトはね、甘いところが好き♡」
ダイヤ「今のもりゅびぃ語で、舌触りの良いサツマイモが織りなす素材の甘みが口の中で踊ってやめられない止まらないという意味です」
ルビィ「お姉ちゃん嘘はダメだよ」
ダイヤ「あ、はい……」ショボン
8: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:37:24.30 ID:0OZG2Z7H
千歌「さっきのは本当だったんだ……他のお芋料理も好きなの?例えばマッシュポテトとかポテトサラダとか。ほとんどジャガイモだけど」
ルビィ「大好き♡」
千歌「そっかぁ。どういうところが好きなの?」
ルビィ「料理次第でいろいろ変わるところかなぁ。見た目は野菜なのに甘くなったり、ポテトフライにするとたくさん食べちゃうほど食べやすくなるもん」
千歌「たしかにね。いろんな料理に入ってるし」
ルビィ「そういうところって……なんだかルビィに似ている気がするんだ」
千歌「え?」
ルビィ「ポテトだけだと地味で、誰にも見向きもされない。でも揚げてもらったり煮込んでもらったりしたら輝ける。ルビィもたくさんの人に支えられてここまで来たから……だからルビィはポテトなの」
千歌「…………………………そっかぁ」
ダイヤ「なんですか今の間は。そこは感涙してルビィちゃんっ!と抱き着くシーンですよ」
千歌「ポテトで感動は無理だよね」
ルビィ「でっ、でもポテトはすっごい好きなの!ここは変えないで欲しいかな……」
ダイヤ「では次、嫌いな食べ物です」
千歌「いやだから早いって!ルビィちゃんっていつもアメ食べてるよね?あれはどうなの?」
ルビィ「千歌ちゃんにアメ貰った後は、あんまり食べてないよ?」
千歌「そうだっけ?」
ルビィ「そうだよぉ~」
ダイヤ「いつも食べているのはプリンですもんね」チラッ
ルビィ「うっ」アセアセッ
千歌「プリン好きなんだ。知らなかったよ」
ルビィ「えへへぇ……」
ダイヤ「それにアイスも好きですわね」
ルビィ「うっ」アセアセッ
ルビィ「大好き♡」
千歌「そっかぁ。どういうところが好きなの?」
ルビィ「料理次第でいろいろ変わるところかなぁ。見た目は野菜なのに甘くなったり、ポテトフライにするとたくさん食べちゃうほど食べやすくなるもん」
千歌「たしかにね。いろんな料理に入ってるし」
ルビィ「そういうところって……なんだかルビィに似ている気がするんだ」
千歌「え?」
ルビィ「ポテトだけだと地味で、誰にも見向きもされない。でも揚げてもらったり煮込んでもらったりしたら輝ける。ルビィもたくさんの人に支えられてここまで来たから……だからルビィはポテトなの」
千歌「…………………………そっかぁ」
ダイヤ「なんですか今の間は。そこは感涙してルビィちゃんっ!と抱き着くシーンですよ」
千歌「ポテトで感動は無理だよね」
ルビィ「でっ、でもポテトはすっごい好きなの!ここは変えないで欲しいかな……」
ダイヤ「では次、嫌いな食べ物です」
千歌「いやだから早いって!ルビィちゃんっていつもアメ食べてるよね?あれはどうなの?」
ルビィ「千歌ちゃんにアメ貰った後は、あんまり食べてないよ?」
千歌「そうだっけ?」
ルビィ「そうだよぉ~」
ダイヤ「いつも食べているのはプリンですもんね」チラッ
ルビィ「うっ」アセアセッ
千歌「プリン好きなんだ。知らなかったよ」
ルビィ「えへへぇ……」
ダイヤ「それにアイスも好きですわね」
ルビィ「うっ」アセアセッ
9: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:38:13.23 ID:0OZG2Z7H
千歌「へー。じゃあプロフィール変えてもいいんじゃない?」
ダイヤ「『お姉ちゃんのプリンとアイスが大好物』にしましょうか」
千歌「え……る、ルビィちゃん?」
ルビィ「……アイスは五回だけ」
ダイヤ「プリンの方は?」
ルビィ「……二十八回」
千歌「ダイヤちゃんの大好物を食べちゃうなんてやるねぇ」ニヤニヤ
ルビィ「だって、プリンさんが私を食べてって言うから……」ウルウル…
ダイヤ「まったく……次はありませんからね」ナデナデ
ルビィ「うんっ♪」
千歌「あっま」
ダイヤ「ん?」ニコニコ
千歌「ぷ、プリンってすっごく甘いよね!つつっ、次いこうか!」
ダイヤ「『お姉ちゃんのプリンとアイスが大好物』にしましょうか」
千歌「え……る、ルビィちゃん?」
ルビィ「……アイスは五回だけ」
ダイヤ「プリンの方は?」
ルビィ「……二十八回」
千歌「ダイヤちゃんの大好物を食べちゃうなんてやるねぇ」ニヤニヤ
ルビィ「だって、プリンさんが私を食べてって言うから……」ウルウル…
ダイヤ「まったく……次はありませんからね」ナデナデ
ルビィ「うんっ♪」
千歌「あっま」
ダイヤ「ん?」ニコニコ
千歌「ぷ、プリンってすっごく甘いよね!つつっ、次いこうか!」
10: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:39:13.72 ID:0OZG2Z7H
―『嫌いな食べ物』―
千歌「ぽいねー」
ダイヤ「そうでしょうそうでしょう。さすがルビィですわ」ナデナデ
ルビィ「褒められてるのかなぁ」
千歌「私もあんまり辛いのは苦手だなぁ。しおからとかダメだし」
ダイヤ「あれは辛いのですか…?どちらかというとしょっぱいような」
千歌「塩辛い」
ダイヤ「どっちもですか」
ルビィ「ワサビもだけどカラシもちょっと……タバスコなんて口から火を吐いちゃうもん」
千歌「善子ちゃんのたこ焼き食べて、すっごいことになってたね」
ルビィ「だってたこ焼き一つにタバスコを十滴垂らしたって言ってたんだよ?」
ダイヤ「善子さんは普段何を食べているのですか……今度おうちに伺って食生活を改善させないと」
千歌「改善……ルビィちゃん。ワサビを克服したいって思ったことはないの?」
ルビィ「回転寿司に行くたびに思ってるんだけど……上手くいかなくて」
ダイヤ「では好きなものと一緒に食べてみては?」
ルビィ「ポテトフライと?」
ダイヤ「えぇ。昨日、千歌さんと打ち合わせをした時に、嫌いな食べ物をどうにか変えようという話になりまして」
千歌「それで今日!ルビィちゃんの大好物を持ってきました~」スッ
『ポテトフライ』
ルビィ「ポテトっ!」キラキラッ
ダイヤ「これを温めて、ワサビにつけていただくのです」
ルビィ「ポテトにわさびって合うのかなぁ」
千歌「わさび味のポテトチップスはあるし、海外にはポテトフライに合うわさびソースが売ってるお店があるんだって」
ルビィ「ほぇ~」
ダイヤ「三人で克服しましょう。ね?」
ルビィ「……ちょっとだけ頑張ってみる」
千歌「その意気だよルビィちゃん!じゃあ早速家庭科室行ってくるねー!」タッタッタ…
ダイヤ「廊下は走るんじゃありませんよー!」
ルビィ「大丈夫かなぁ」
千歌「ぽいねー」
ダイヤ「そうでしょうそうでしょう。さすがルビィですわ」ナデナデ
ルビィ「褒められてるのかなぁ」
千歌「私もあんまり辛いのは苦手だなぁ。しおからとかダメだし」
ダイヤ「あれは辛いのですか…?どちらかというとしょっぱいような」
千歌「塩辛い」
ダイヤ「どっちもですか」
ルビィ「ワサビもだけどカラシもちょっと……タバスコなんて口から火を吐いちゃうもん」
千歌「善子ちゃんのたこ焼き食べて、すっごいことになってたね」
ルビィ「だってたこ焼き一つにタバスコを十滴垂らしたって言ってたんだよ?」
ダイヤ「善子さんは普段何を食べているのですか……今度おうちに伺って食生活を改善させないと」
千歌「改善……ルビィちゃん。ワサビを克服したいって思ったことはないの?」
ルビィ「回転寿司に行くたびに思ってるんだけど……上手くいかなくて」
ダイヤ「では好きなものと一緒に食べてみては?」
ルビィ「ポテトフライと?」
ダイヤ「えぇ。昨日、千歌さんと打ち合わせをした時に、嫌いな食べ物をどうにか変えようという話になりまして」
千歌「それで今日!ルビィちゃんの大好物を持ってきました~」スッ
『ポテトフライ』
ルビィ「ポテトっ!」キラキラッ
ダイヤ「これを温めて、ワサビにつけていただくのです」
ルビィ「ポテトにわさびって合うのかなぁ」
千歌「わさび味のポテトチップスはあるし、海外にはポテトフライに合うわさびソースが売ってるお店があるんだって」
ルビィ「ほぇ~」
ダイヤ「三人で克服しましょう。ね?」
ルビィ「……ちょっとだけ頑張ってみる」
千歌「その意気だよルビィちゃん!じゃあ早速家庭科室行ってくるねー!」タッタッタ…
ダイヤ「廊下は走るんじゃありませんよー!」
ルビィ「大丈夫かなぁ」
11: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:40:11.60 ID:0OZG2Z7H
―十五分後―
千歌「温めてきたよ!」スタスタ…ゴトッ
ダイヤ「そのミトンはあとで返しておくのですよ?では用意したチューブタイプのわさびを……」
ルビィ「そのままでも美味しいのになぁ」
千歌「物は試しってことで。美味しくなかったらあとは普通に食べようよ」
ダイヤ「千歌さんもわさびをかけてくださいね」スッ
千歌「どのくらいがいいのかな」
ダイヤ「少なめがいいのでは?」
千歌「そっか。じゃあこのくらいでっと」ブチュ-
ルビィ「ルビィのはちょびっとでいいよ?」
千歌「はいはーい」ブチュ-
ダイヤ「ではポテトを持ちまして……」
ちかルビ「……」
ダイヤ「……では」
ダイちかルビ「いただきますっ」パクッ
ダイヤ「ふむ……食べられないことはないですが、もう少し工夫がいりますわ」
千歌「私ちょっとかけすぎたかも……あっ、ツーンってきた」ウルウル…
ダイヤ「ルビィはどうですか?」チラッ
ガチャバタンッ…ピギィィィィイイイイイイッ!
ダイヤ「……お水用意してきますわ」
千歌「やっぱり簡単にはいかないかぁ」
千歌「温めてきたよ!」スタスタ…ゴトッ
ダイヤ「そのミトンはあとで返しておくのですよ?では用意したチューブタイプのわさびを……」
ルビィ「そのままでも美味しいのになぁ」
千歌「物は試しってことで。美味しくなかったらあとは普通に食べようよ」
ダイヤ「千歌さんもわさびをかけてくださいね」スッ
千歌「どのくらいがいいのかな」
ダイヤ「少なめがいいのでは?」
千歌「そっか。じゃあこのくらいでっと」ブチュ-
ルビィ「ルビィのはちょびっとでいいよ?」
千歌「はいはーい」ブチュ-
ダイヤ「ではポテトを持ちまして……」
ちかルビ「……」
ダイヤ「……では」
ダイちかルビ「いただきますっ」パクッ
ダイヤ「ふむ……食べられないことはないですが、もう少し工夫がいりますわ」
千歌「私ちょっとかけすぎたかも……あっ、ツーンってきた」ウルウル…
ダイヤ「ルビィはどうですか?」チラッ
ガチャバタンッ…ピギィィィィイイイイイイッ!
ダイヤ「……お水用意してきますわ」
千歌「やっぱり簡単にはいかないかぁ」
12: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:41:04.55 ID:0OZG2Z7H
―『趣味』―
ルビィ「んくっ、んっ……ぷはぁ」
ダイヤ「大丈夫ですか?」
ルビィ「まだヒリヒリすゆ……一年分くらい辛いの体験したからもういいや……」
千歌「ポテトの先っちょに、粒くらい小さく乗せたのにね」
ダイヤ「また次の機会にでもチャレンジしてみましょう」
ルビィ「もうこりごり……」
千歌「あはは……趣味は、お洋服とお裁縫なの?」
ルビィ「見たり着たり作ったり……全部好き♪」
ダイヤ「昔から可愛い洋服を身にまとい、アイドルのように踊り私を楽しませてくれましたわ」
千歌「ルビィちゃんって流行にも鋭そうだよね。今ってどういうのが流行りなの?」
ルビィ「今はねぇ、淡い色の柄モノがトレンドになるって言われてるよ」
千歌「どんな柄?」
ルビィ「花柄とかストライプとかチェックとか。色はパステルカラーとかが人気で、ピーチピンクやラベンダーがこの先くるって」
ダイヤ「カタカナのオンパレードですわね」
千歌「そ、そっか。なるほどなるほど」アセアセッ
ダイヤ「花柄しか理解できていないのでは?」
千歌「ストライプとチェックもわかるもーんっ」
ルビィ「梨子ちゃんがいつも着ているお洋服を参考にしたらいいんじゃないかな。淡い色で流行押さえてるし」
千歌「梨子ちゃんね。明日にでも聞いてみよっと」
ダイヤ「それにしてもルビィ。相変わらず好きなものになると止まりませんわね」
ルビィ「あっ……す、少しうるさかった?」
ダイヤ「いいえ。このくらいがちょうどいいですわ」ニコニコ
ルビィ「えへへぇ♡」
ルビィ「んくっ、んっ……ぷはぁ」
ダイヤ「大丈夫ですか?」
ルビィ「まだヒリヒリすゆ……一年分くらい辛いの体験したからもういいや……」
千歌「ポテトの先っちょに、粒くらい小さく乗せたのにね」
ダイヤ「また次の機会にでもチャレンジしてみましょう」
ルビィ「もうこりごり……」
千歌「あはは……趣味は、お洋服とお裁縫なの?」
ルビィ「見たり着たり作ったり……全部好き♪」
ダイヤ「昔から可愛い洋服を身にまとい、アイドルのように踊り私を楽しませてくれましたわ」
千歌「ルビィちゃんって流行にも鋭そうだよね。今ってどういうのが流行りなの?」
ルビィ「今はねぇ、淡い色の柄モノがトレンドになるって言われてるよ」
千歌「どんな柄?」
ルビィ「花柄とかストライプとかチェックとか。色はパステルカラーとかが人気で、ピーチピンクやラベンダーがこの先くるって」
ダイヤ「カタカナのオンパレードですわね」
千歌「そ、そっか。なるほどなるほど」アセアセッ
ダイヤ「花柄しか理解できていないのでは?」
千歌「ストライプとチェックもわかるもーんっ」
ルビィ「梨子ちゃんがいつも着ているお洋服を参考にしたらいいんじゃないかな。淡い色で流行押さえてるし」
千歌「梨子ちゃんね。明日にでも聞いてみよっと」
ダイヤ「それにしてもルビィ。相変わらず好きなものになると止まりませんわね」
ルビィ「あっ……す、少しうるさかった?」
ダイヤ「いいえ。このくらいがちょうどいいですわ」ニコニコ
ルビィ「えへへぇ♡」
13: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:42:02.06 ID:0OZG2Z7H
千歌「そういえばμ'sの衣装を手作りしたこともあったんだっけ?」
ルビィ「花陽ちゃんと絵里ちゃんの衣装を真似てお姉ちゃんと♪」
ダイヤ「あの時私は、完全にエリーチカでしたわ。ハラショーでしたチカ」
千歌「よくわかんないけど楽しかったんだね。衣装作れるなら、曜ちゃんのお手伝いすればよかったのに」
ルビィ「お裁縫は得意だけど、簡単なものしかできないから……花丸ちゃんのトートバッグとか、お姉ちゃんの衣装も軽く手伝っただけだし」
ダイヤ「例え声をかけても、曜さんが一人で無理してしまうタイプの人間なので、おそらく断られていたでしょうね」
千歌「大丈夫だよ♪とか言いそうだね……お裁縫が得意なのはわかったけど、ルビィちゃんのセンスって独特だよね」
ルビィ「そう?」
千歌「初めて東京に行った時、なんかすっごいピンクだったじゃん」
ルビィ「あ、あれはおのぼりさんになっちゃって///千歌ちゃんも有名人?みたいな変装してたよ?」
千歌「変装じゃないよ!勝負服だよ!」
ルビィ「えっ」
千歌「えっ」
ちかルビ「……」
ダイヤ「何の話かは知りませんが、二人で気まずくならないでください」
千歌「ま、まぁルビィちゃんがお洋服大好きなのはわかったよ。今度またお話聞かせてね♪」
ルビィ「うゅ!」
ダイヤ「家でもファッション誌を見たり小物を作っていますので変更なし……ですかね」
千歌「アイドル鑑賞とか、スクールアイドルに関係する趣味は?」
ルビィ「グッズ集めたりDVD見たり、曲をたくさん聞いてるね」
千歌「あ、それなら趣味の欄にスクールアイドルって書いちゃおうよ」
ダイヤ「それはいいですわね。二人目にしてようやく更新が、」
ルビィ「待って!」
ダイちか「っ?」
ルビィ「花陽ちゃんと絵里ちゃんの衣装を真似てお姉ちゃんと♪」
ダイヤ「あの時私は、完全にエリーチカでしたわ。ハラショーでしたチカ」
千歌「よくわかんないけど楽しかったんだね。衣装作れるなら、曜ちゃんのお手伝いすればよかったのに」
ルビィ「お裁縫は得意だけど、簡単なものしかできないから……花丸ちゃんのトートバッグとか、お姉ちゃんの衣装も軽く手伝っただけだし」
ダイヤ「例え声をかけても、曜さんが一人で無理してしまうタイプの人間なので、おそらく断られていたでしょうね」
千歌「大丈夫だよ♪とか言いそうだね……お裁縫が得意なのはわかったけど、ルビィちゃんのセンスって独特だよね」
ルビィ「そう?」
千歌「初めて東京に行った時、なんかすっごいピンクだったじゃん」
ルビィ「あ、あれはおのぼりさんになっちゃって///千歌ちゃんも有名人?みたいな変装してたよ?」
千歌「変装じゃないよ!勝負服だよ!」
ルビィ「えっ」
千歌「えっ」
ちかルビ「……」
ダイヤ「何の話かは知りませんが、二人で気まずくならないでください」
千歌「ま、まぁルビィちゃんがお洋服大好きなのはわかったよ。今度またお話聞かせてね♪」
ルビィ「うゅ!」
ダイヤ「家でもファッション誌を見たり小物を作っていますので変更なし……ですかね」
千歌「アイドル鑑賞とか、スクールアイドルに関係する趣味は?」
ルビィ「グッズ集めたりDVD見たり、曲をたくさん聞いてるね」
千歌「あ、それなら趣味の欄にスクールアイドルって書いちゃおうよ」
ダイヤ「それはいいですわね。二人目にしてようやく更新が、」
ルビィ「待って!」
ダイちか「っ?」
14: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:44:52.07 ID:0OZG2Z7H
ルビィ「ルビィにとってアイドルは……生きがいなの」
千歌「いやでも別に趣味でも、」
ルビィ「趣味にしないで!スクールアイドルは遊びじゃない!」
ダイちか「!?」
ルビィ「最高だとっ!言われたいよっ!」シャカシャカ
千歌「( ゚д゚)」
ルビィ「Dance now! Dance now!」シャカシャカ
千歌「そこめちゃくちゃ発音いいんだね。っていうか何これ」
ダイヤ「理亞さんに影響され過ぎて、何かと遊びじゃないを使いたがるのです。その後ダンスなうして落ち着くという、一連の流れが非常に気に入っているようで」
千歌「影響……?」
ルビィ「……ふぅ。だからね?趣味なんかで言い表せないくらい好きなの」
ダイヤ「ですが、」
ルビィ「スクールアイドルは遊、」
千歌「わかったわかった!わかったから!趣味の欄も変更なし!ルビィちゃんにとってスクールアイドルは生きがいだよね!」
ルビィ「うゅ」コクンッ
ダイヤ「妹ながら頑固ですわねぇ」
千歌「誰に似たのかな」
ダイヤ「お母様ですわね」
千歌「親子三人揃って頑固……大変そうだね」トオイメ
ダイヤ「なんですかその心配は。そろそろ次に……ふむ」
千歌「ダイヤちゃん?」
ダイヤ「さらっとここまできましたが、変更点がないというのはまずいですね。このままでは前回の二の舞ですわ」
ルビィ「前回って曜ちゃん?」
千歌「去年作ったプロフィールを、何一つ変更できなかったんだよね。追加はできたけど」
ルビィ「そうなんだ……」
ダイヤ「最悪、お姉ちゃん権限で好きな食べ物をプリンに……」
千歌「無理やりはやめよ?」
ダイヤ「最後の手段、ですわ。ここからは一つ一つ慎重に話し合っていきましょう」
ちかルビ「はーい」
千歌「いやでも別に趣味でも、」
ルビィ「趣味にしないで!スクールアイドルは遊びじゃない!」
ダイちか「!?」
ルビィ「最高だとっ!言われたいよっ!」シャカシャカ
千歌「( ゚д゚)」
ルビィ「Dance now! Dance now!」シャカシャカ
千歌「そこめちゃくちゃ発音いいんだね。っていうか何これ」
ダイヤ「理亞さんに影響され過ぎて、何かと遊びじゃないを使いたがるのです。その後ダンスなうして落ち着くという、一連の流れが非常に気に入っているようで」
千歌「影響……?」
ルビィ「……ふぅ。だからね?趣味なんかで言い表せないくらい好きなの」
ダイヤ「ですが、」
ルビィ「スクールアイドルは遊、」
千歌「わかったわかった!わかったから!趣味の欄も変更なし!ルビィちゃんにとってスクールアイドルは生きがいだよね!」
ルビィ「うゅ」コクンッ
ダイヤ「妹ながら頑固ですわねぇ」
千歌「誰に似たのかな」
ダイヤ「お母様ですわね」
千歌「親子三人揃って頑固……大変そうだね」トオイメ
ダイヤ「なんですかその心配は。そろそろ次に……ふむ」
千歌「ダイヤちゃん?」
ダイヤ「さらっとここまできましたが、変更点がないというのはまずいですね。このままでは前回の二の舞ですわ」
ルビィ「前回って曜ちゃん?」
千歌「去年作ったプロフィールを、何一つ変更できなかったんだよね。追加はできたけど」
ルビィ「そうなんだ……」
ダイヤ「最悪、お姉ちゃん権限で好きな食べ物をプリンに……」
千歌「無理やりはやめよ?」
ダイヤ「最後の手段、ですわ。ここからは一つ一つ慎重に話し合っていきましょう」
ちかルビ「はーい」
15: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:46:23.25 ID:0OZG2Z7H
―『特技』―
ダイヤ「『お姉ちゃんを惑わす小悪魔スマイル』に変えましょう」
千歌「ぶっぶー」
ダイヤ「それ私のセリフ……」ムスー
千歌「でも趣味の欄と被ってるような……衣装選びが特技ってどういうこと?」
ルビィ「み、皆にはどんな衣装が似合うかなって……想像して……楽しむ……」オロオロ
千歌「えぇ……?」
ルビィ「ルビィ、何にもできないから……特技もなくて……うっ、ごめんなしゃい……うぅ……」ウルウル…
ダイヤ「今から千歌さんの首をはねます」
千歌「なんで!?」
ダイヤ「ルビィを泣かせたことは極刑に値しますわ」
千歌「いやだって……じゃ、じゃあじゃあ!私たちでルビィちゃんの特技を見つけてあげようよ!」
ルビィ「うゅ……?」ウワメヅカイ
ダイヤ「執行猶予が欲しいと。わかりました。結果次第では延期も考えましょう」
千歌「何がなんでもはねる気じゃん……」
ルビィ「ルビィに特技なんてあるかなぁ」
ダイヤ「素晴らしい特技がありますわ」
ルビィ「ほんと?」
ダイヤ「…………………………………………………………………………顔が可愛い」
ルビィ「……」ドヨーン
千歌「あーあ」
ダイヤ「『お姉ちゃんを惑わす小悪魔スマイル』に変えましょう」
千歌「ぶっぶー」
ダイヤ「それ私のセリフ……」ムスー
千歌「でも趣味の欄と被ってるような……衣装選びが特技ってどういうこと?」
ルビィ「み、皆にはどんな衣装が似合うかなって……想像して……楽しむ……」オロオロ
千歌「えぇ……?」
ルビィ「ルビィ、何にもできないから……特技もなくて……うっ、ごめんなしゃい……うぅ……」ウルウル…
ダイヤ「今から千歌さんの首をはねます」
千歌「なんで!?」
ダイヤ「ルビィを泣かせたことは極刑に値しますわ」
千歌「いやだって……じゃ、じゃあじゃあ!私たちでルビィちゃんの特技を見つけてあげようよ!」
ルビィ「うゅ……?」ウワメヅカイ
ダイヤ「執行猶予が欲しいと。わかりました。結果次第では延期も考えましょう」
千歌「何がなんでもはねる気じゃん……」
ルビィ「ルビィに特技なんてあるかなぁ」
ダイヤ「素晴らしい特技がありますわ」
ルビィ「ほんと?」
ダイヤ「…………………………………………………………………………顔が可愛い」
ルビィ「……」ドヨーン
千歌「あーあ」
16: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:47:32.25 ID:0OZG2Z7H
ダイヤ「すっ、少し考える時間をください!えっと……」
千歌「ここも変えないでいいんじゃない?」
ダイヤ「それは、」
千歌「だって皆がみんな、誇れるような特技を持ってるわけじゃないよ。私だって特技のとこ、卓球、鉄棒、習字なんて書いたけどそこまで上手いわけじゃないし」
ダイヤ「そう言われると……私の和琴も唄も着付けも誇れるレベルではありませんね」
ルビィ「そっ、そんなことない!ルビィはお姉ちゃんの和琴好きだよ?」
ダイヤ「ルビィ……ありがとう。千歌さんの言うとおりですわ。特技なんて本人が好きだからやっている、それ以下でもそれ以上でもないのかもしれませんね」
千歌「好きでやってて、いつの間にか結果が付いてきて。そんな感じでいーんだよー」
ルビィ「ルビィ、衣装選びが特技でいいの?」
千歌「うんっ。そうだ、私に着せたい衣装とかあったら教えてよ!Aqoursの他の子の衣装でもいいし、他のスクールアイドルの衣装とかでもいいよ!」
ルビィ「いいの!?実はたっくさんあるのっ!」
ダイヤ「私も知りたいですわ。あとで聞いても?」
ルビィ「かっこいいお姉ちゃんに似合う衣装もあるよ♪」
千歌「じゃあ特技は仕方ないとして。次は……おぉ、追加のやつだよ!」
ダイヤ「早速参りましょうか」
千歌「ここも変えないでいいんじゃない?」
ダイヤ「それは、」
千歌「だって皆がみんな、誇れるような特技を持ってるわけじゃないよ。私だって特技のとこ、卓球、鉄棒、習字なんて書いたけどそこまで上手いわけじゃないし」
ダイヤ「そう言われると……私の和琴も唄も着付けも誇れるレベルではありませんね」
ルビィ「そっ、そんなことない!ルビィはお姉ちゃんの和琴好きだよ?」
ダイヤ「ルビィ……ありがとう。千歌さんの言うとおりですわ。特技なんて本人が好きだからやっている、それ以下でもそれ以上でもないのかもしれませんね」
千歌「好きでやってて、いつの間にか結果が付いてきて。そんな感じでいーんだよー」
ルビィ「ルビィ、衣装選びが特技でいいの?」
千歌「うんっ。そうだ、私に着せたい衣装とかあったら教えてよ!Aqoursの他の子の衣装でもいいし、他のスクールアイドルの衣装とかでもいいよ!」
ルビィ「いいの!?実はたっくさんあるのっ!」
ダイヤ「私も知りたいですわ。あとで聞いても?」
ルビィ「かっこいいお姉ちゃんに似合う衣装もあるよ♪」
千歌「じゃあ特技は仕方ないとして。次は……おぉ、追加のやつだよ!」
ダイヤ「早速参りましょうか」
18: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 22:59:20.80 ID:0OZG2Z7H
―『チャームポイント』―
ダイヤ「これは熱く語りたいですわ」
千歌「どうぞどうぞ」
ダイヤ「ルビィのチャームポイント……それは舌足らずなエンジェルボイスだと思うのです」
ルビィ「えんじぇう?」
ダイヤ「今のですわ今のっ!エンジェルではなくえんじぇう。うん、ではなくうゅ。お姉ちゃんではなくおねえてゃ。滑舌が悪いのではないのです。愛がある故になのです」
千歌「愛」
ダイヤ「お姉ちゃんなんて普通の言葉に愛を足し、おねえてゃという愛らしさと可愛さに満ち溢れた素敵なワードに変える。それがルビィのチャームポイントですわ」
千歌「おぉ……じゃあチャームポイントは、」
ダイヤ「そして次に、」
千歌「まだあるの!?」
ダイヤ「2000個ほど用意しておりますが」
ルビィ「おねえたゃ……///」
千歌「そんなにいらない……」
ダイヤ「は?」
千歌「こっ、今回は一つだけ!特に可愛いのを一つだけ!」アセアセッ
ダイヤ「そう言われましても……声、ツインテール、エメラルドの瞳、小ちゃい体に大きな愛、笑顔、お姉ちゃんが大好きなところなど多過ぎて選べませんわ」
千歌「じゃあルビィちゃんが一つ選んで」
ルビィ「え?えっとぉ……ツっ、ツインテール!」
ダイヤ「お姉ちゃんか大好きなところではなく!?」
ダイヤ「これは熱く語りたいですわ」
千歌「どうぞどうぞ」
ダイヤ「ルビィのチャームポイント……それは舌足らずなエンジェルボイスだと思うのです」
ルビィ「えんじぇう?」
ダイヤ「今のですわ今のっ!エンジェルではなくえんじぇう。うん、ではなくうゅ。お姉ちゃんではなくおねえてゃ。滑舌が悪いのではないのです。愛がある故になのです」
千歌「愛」
ダイヤ「お姉ちゃんなんて普通の言葉に愛を足し、おねえてゃという愛らしさと可愛さに満ち溢れた素敵なワードに変える。それがルビィのチャームポイントですわ」
千歌「おぉ……じゃあチャームポイントは、」
ダイヤ「そして次に、」
千歌「まだあるの!?」
ダイヤ「2000個ほど用意しておりますが」
ルビィ「おねえたゃ……///」
千歌「そんなにいらない……」
ダイヤ「は?」
千歌「こっ、今回は一つだけ!特に可愛いのを一つだけ!」アセアセッ
ダイヤ「そう言われましても……声、ツインテール、エメラルドの瞳、小ちゃい体に大きな愛、笑顔、お姉ちゃんが大好きなところなど多過ぎて選べませんわ」
千歌「じゃあルビィちゃんが一つ選んで」
ルビィ「え?えっとぉ……ツっ、ツインテール!」
ダイヤ「お姉ちゃんか大好きなところではなく!?」
19: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:00:38.18 ID:0OZG2Z7H
千歌「ダイヤちゃんうるさい」
ルビィ「PVのコメントでも、ツインテールがぴょこぴょこして可愛いってよく書かれてるから///」
千歌「あーわかる。ルビィちゃんの一生懸命さがよく伝わってくるもん」
ルビィ「なんだか照れちゃうね///」
ダイヤ「い、今ならまだ戻れますわよ?私のことが大好きだと、」
千歌「はい次ー」
ルビィ「はーい」
ダイヤ「そんなぁ……」
ルビィ「PVのコメントでも、ツインテールがぴょこぴょこして可愛いってよく書かれてるから///」
千歌「あーわかる。ルビィちゃんの一生懸命さがよく伝わってくるもん」
ルビィ「なんだか照れちゃうね///」
ダイヤ「い、今ならまだ戻れますわよ?私のことが大好きだと、」
千歌「はい次ー」
ルビィ「はーい」
ダイヤ「そんなぁ……」
20: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:01:54.78 ID:0OZG2Z7H
―『子どもの頃の夢』―
ダイヤ「私なんて……」ブツブツ…
千歌「ダイヤちゃん戻ってきてー……まぁいいや。ルビィちゃんの子どもの頃の夢って、絶対お花屋さんかケーキ屋さんでしょ」
ルビィ「ううん」
千歌「じゃあ看護師さんとか、幼稚園の先生とか?」
ルビィ「違うよぉ」
千歌「え、じゃあ何になりたかったの?」
ルビィ「お姉ちゃん」
ダイヤ「!?」ササッ
千歌「うをっ」
ダイヤ「い、今なんと?」
ルビィ「ルビィね、小さい頃はお姉ちゃんになりたかったんだ」
ダイヤ「ルビィ……!」ウルウル…
千歌「こんななのに?」
ダイヤ「こんなとは失礼ですわ」
ルビィ「小ちゃい頃からずっとルビィのそばにいてくれたんだもん。ルビィが泣いちゃったら励ましてくれて、怒られたら慰めてくれて、嬉しいことがあったら一緒に笑ってくれる。お姉ちゃんは今でもルビィの憧れなんだっ♪」
千歌「ルビィちゃん……!ダイヤちゃんよかったね」チラッ
ダイヤ「( ˘ω˘)」スヤァ
千歌「なんかすっごい穏やかに寝てる!?これ死んでないよね!?」
ダイヤ「私なんて……」ブツブツ…
千歌「ダイヤちゃん戻ってきてー……まぁいいや。ルビィちゃんの子どもの頃の夢って、絶対お花屋さんかケーキ屋さんでしょ」
ルビィ「ううん」
千歌「じゃあ看護師さんとか、幼稚園の先生とか?」
ルビィ「違うよぉ」
千歌「え、じゃあ何になりたかったの?」
ルビィ「お姉ちゃん」
ダイヤ「!?」ササッ
千歌「うをっ」
ダイヤ「い、今なんと?」
ルビィ「ルビィね、小さい頃はお姉ちゃんになりたかったんだ」
ダイヤ「ルビィ……!」ウルウル…
千歌「こんななのに?」
ダイヤ「こんなとは失礼ですわ」
ルビィ「小ちゃい頃からずっとルビィのそばにいてくれたんだもん。ルビィが泣いちゃったら励ましてくれて、怒られたら慰めてくれて、嬉しいことがあったら一緒に笑ってくれる。お姉ちゃんは今でもルビィの憧れなんだっ♪」
千歌「ルビィちゃん……!ダイヤちゃんよかったね」チラッ
ダイヤ「( ˘ω˘)」スヤァ
千歌「なんかすっごい穏やかに寝てる!?これ死んでないよね!?」
21: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:03:17.72 ID:0OZG2Z7H
ダイヤ「起きてますわ。ルビィの一言一句に全神経を集中させて聞いていました」
ルビィ「でもスクールアイドルに距離を置いてから、少し苦手になりかけたけど」
ダイヤ「危なかったですわ……!」アセアセッ
千歌「アイドルになりたいっては思わなかったの?」
ルビィ「うーん……おもちゃのマイクと可愛いお洋服を着れば、ルビィはもうアイドルなんだって思ってたから……本物になろうとは思わなかったかなぁ」
ダイヤ「いつも私とお母様が盛り上げていましたからね」
千歌「じゃあ子どもの頃の夢はお姉……ん?」
ルビィ「千歌ちゃん?」
千歌「お姉ちゃんって、ダイヤちゃんのこと?それとも姉になりたかったの?」
ダイヤ「そんなの聞かなくても、」
ルビィ「あ、姉妹でいうお姉ちゃんの方だよ」
ダイヤ「ルビィ!?」
ルビィ「ルビィにも妹ができたら、優しくしてあげたいなぁって思ってたの」
千歌「じゃあダイヤちゃんにはなりたくないの?」
ルビィ「うーん……ルビィはお姉ちゃんにはなれないから」
ダイヤ「?」
ルビィ「お姉ちゃんみたいにかっこよくないし、何でもできるわけじゃないから……でもルビィはいつか、お姉ちゃんとは違う、すっごいお姉ちゃんになるのっ!」
ダイヤ「ルビィ……いつの間に立派になって……」ポロポロ…
千歌「結婚式のお父さんみたいになってるよ」
ダイヤ「だってルビィが……ルビィがぁ……」
ルビィ「はい、ハンカチ♪」スッ
ダイヤ「ルビィ……!」ズズズ-ッ
ルビィ「ふふっ。よしよし」ナデナデ
千歌(これが黒澤家の姉の素質……!でももう一人妹ができない限り叶わないような……)
千歌「まいっか」
ルビィ「?」
ルビィ「でもスクールアイドルに距離を置いてから、少し苦手になりかけたけど」
ダイヤ「危なかったですわ……!」アセアセッ
千歌「アイドルになりたいっては思わなかったの?」
ルビィ「うーん……おもちゃのマイクと可愛いお洋服を着れば、ルビィはもうアイドルなんだって思ってたから……本物になろうとは思わなかったかなぁ」
ダイヤ「いつも私とお母様が盛り上げていましたからね」
千歌「じゃあ子どもの頃の夢はお姉……ん?」
ルビィ「千歌ちゃん?」
千歌「お姉ちゃんって、ダイヤちゃんのこと?それとも姉になりたかったの?」
ダイヤ「そんなの聞かなくても、」
ルビィ「あ、姉妹でいうお姉ちゃんの方だよ」
ダイヤ「ルビィ!?」
ルビィ「ルビィにも妹ができたら、優しくしてあげたいなぁって思ってたの」
千歌「じゃあダイヤちゃんにはなりたくないの?」
ルビィ「うーん……ルビィはお姉ちゃんにはなれないから」
ダイヤ「?」
ルビィ「お姉ちゃんみたいにかっこよくないし、何でもできるわけじゃないから……でもルビィはいつか、お姉ちゃんとは違う、すっごいお姉ちゃんになるのっ!」
ダイヤ「ルビィ……いつの間に立派になって……」ポロポロ…
千歌「結婚式のお父さんみたいになってるよ」
ダイヤ「だってルビィが……ルビィがぁ……」
ルビィ「はい、ハンカチ♪」スッ
ダイヤ「ルビィ……!」ズズズ-ッ
ルビィ「ふふっ。よしよし」ナデナデ
千歌(これが黒澤家の姉の素質……!でももう一人妹ができない限り叶わないような……)
千歌「まいっか」
ルビィ「?」
23: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:05:30.48 ID:0OZG2Z7H
―『得意料理』―
ダイヤ「……取り乱してしまいましたわ」
千歌「仕方ないって。気を取り直して最後いっちゃおっか」
ルビィ「もう最後?寂しいね……」
千歌「別にプロフィール変えるだけだから……これ終わったら、三人でどこか寄り道しよ?」
ルビィ「うゅっ!」
ダイヤ「こぉら。寄り道はいけませんわよ」
ルビィ「お姉ちゃん行かないの?」
ダイヤ「カフェでルビィと一緒に抹茶プリン食べますわ」
千歌「このやり取りに慣れちゃった自分が怖い……それで得意料理ってある?」
ルビィ「実はあるんだよ♪」
ダイヤ「ふふんっ♪」
千歌「なんでダイヤちゃんが胸張るの?」
ルビィ「お姉ちゃんに教えてもらった……バケツプリンなの!」
千歌「これまたピンポイントだね」
ルビィ「美味しいよ?」
千歌「美味しいだろうけど」
ダイヤ「ルビィが作るのと、私が作るのでは天と地の差がありますのよ。一度食べれば虜になるはずですわ」
千歌「そんなに美味しいなら食べてみたいかも。今度のお休みに遊びに行ってもいい?」
ルビィ「うんっ!花丸ちゃんや善子ちゃんにも大絶賛されてるんだよ!」
千歌「おぉ……!」
ルビィ「お姉ちゃんと作るから、きっと千歌ちゃんも好きになるはずだよ♪」
千歌「……ん?」
ダイヤ「……取り乱してしまいましたわ」
千歌「仕方ないって。気を取り直して最後いっちゃおっか」
ルビィ「もう最後?寂しいね……」
千歌「別にプロフィール変えるだけだから……これ終わったら、三人でどこか寄り道しよ?」
ルビィ「うゅっ!」
ダイヤ「こぉら。寄り道はいけませんわよ」
ルビィ「お姉ちゃん行かないの?」
ダイヤ「カフェでルビィと一緒に抹茶プリン食べますわ」
千歌「このやり取りに慣れちゃった自分が怖い……それで得意料理ってある?」
ルビィ「実はあるんだよ♪」
ダイヤ「ふふんっ♪」
千歌「なんでダイヤちゃんが胸張るの?」
ルビィ「お姉ちゃんに教えてもらった……バケツプリンなの!」
千歌「これまたピンポイントだね」
ルビィ「美味しいよ?」
千歌「美味しいだろうけど」
ダイヤ「ルビィが作るのと、私が作るのでは天と地の差がありますのよ。一度食べれば虜になるはずですわ」
千歌「そんなに美味しいなら食べてみたいかも。今度のお休みに遊びに行ってもいい?」
ルビィ「うんっ!花丸ちゃんや善子ちゃんにも大絶賛されてるんだよ!」
千歌「おぉ……!」
ルビィ「お姉ちゃんと作るから、きっと千歌ちゃんも好きになるはずだよ♪」
千歌「……ん?」
24: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:07:37.25 ID:0OZG2Z7H
ルビィ「ん?」
千歌「ちょっと待ってね。得意料理は?」
ルビィ「バケツプリン」
千歌「どう作るの?」
ルビィ「お姉ちゃんがお水を沸騰させてプリンの素を入れるの。そこに牛 を入れて冷やして完成」
千歌「ルビィちゃん何かした?」
ルビィ「食べる前にカラメルをそぉっとかけるの。これが一番大事で難しいってお姉ちゃんが」
ダイヤ「……」アセアセアセアセッ
千歌「却下で」
ダイヤ「千歌さんそこをなんとか!ルビィからバケツプリンを取ったら何も残りませんわ!」
ルビィ「( ゚д゚)」
千歌「さらっと本音出ちゃったね」
千歌「ちょっと待ってね。得意料理は?」
ルビィ「バケツプリン」
千歌「どう作るの?」
ルビィ「お姉ちゃんがお水を沸騰させてプリンの素を入れるの。そこに牛 を入れて冷やして完成」
千歌「ルビィちゃん何かした?」
ルビィ「食べる前にカラメルをそぉっとかけるの。これが一番大事で難しいってお姉ちゃんが」
ダイヤ「……」アセアセアセアセッ
千歌「却下で」
ダイヤ「千歌さんそこをなんとか!ルビィからバケツプリンを取ったら何も残りませんわ!」
ルビィ「( ゚д゚)」
千歌「さらっと本音出ちゃったね」
25: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:08:38.88 ID:0OZG2Z7H
ダイヤ「ルビィに包丁を持たせるなんて、できるとお思いで?まな板で突き指をするような子ですのよ!?」
千歌「何がどうなったら……」
ダイヤ「と、とにかくバケツプリンを通してください!お願いします!」
ルビィ「お願いしますっ」ペコッ
千歌「頭下げられても……じゃあルビィちゃん」
ルビィ「はっ、はいっ」
千歌「今度私が遊びに行く時、ダイヤちゃんが見ている前で一人で作ってみて」
ダイヤ「そんな……!台所が火の海ですわ!」
千歌「そうなりそうなら止めてあげて。だけどなるべく手伝っちゃダメだよ?」
ダイヤ「……はい」
ルビィ「ルビィ一人で……うぅ……」
千歌「大丈夫♪何事も挑戦だよ!失敗したらまた次頑張ろ?」
ルビィ「……お姉ちゃん」
ダイヤ「……」
ルビィ「ルビィ頑張ゅ!」
ダイヤ「……私は試食係に徹しますわね」ニコッ
ルビィ「うんっ!」
千歌「とりあえず得意料理はバケツプリンってことで。頑張ってね」
ルビィ「頑張ルビィ!」
ダイヤ「頑張ダイヤ!」
千歌「さてと、ルビィちゃんの最新プロフィールはっと」チラッ
ダイヤ「スルーですか」
千歌「何がどうなったら……」
ダイヤ「と、とにかくバケツプリンを通してください!お願いします!」
ルビィ「お願いしますっ」ペコッ
千歌「頭下げられても……じゃあルビィちゃん」
ルビィ「はっ、はいっ」
千歌「今度私が遊びに行く時、ダイヤちゃんが見ている前で一人で作ってみて」
ダイヤ「そんな……!台所が火の海ですわ!」
千歌「そうなりそうなら止めてあげて。だけどなるべく手伝っちゃダメだよ?」
ダイヤ「……はい」
ルビィ「ルビィ一人で……うぅ……」
千歌「大丈夫♪何事も挑戦だよ!失敗したらまた次頑張ろ?」
ルビィ「……お姉ちゃん」
ダイヤ「……」
ルビィ「ルビィ頑張ゅ!」
ダイヤ「……私は試食係に徹しますわね」ニコッ
ルビィ「うんっ!」
千歌「とりあえず得意料理はバケツプリンってことで。頑張ってね」
ルビィ「頑張ルビィ!」
ダイヤ「頑張ダイヤ!」
千歌「さてと、ルビィちゃんの最新プロフィールはっと」チラッ
ダイヤ「スルーですか」
26: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:10:10.75 ID:0OZG2Z7H
千歌「……なんかダイヤちゃんの相手をしていて忘れていたけど、今回も何も変わってないよ」
ダイヤ「我が妹は最高のスクールアイドルですからね。プロフィールも完璧ですわ」
ルビィ「えへへ」
千歌(ダイヤちゃんってば超シスコンだから嫌な予感はしたけど……仕方ないか)
ダイヤ「それではルビィ。早速今日から特訓ですわ!お皿洗いから頑張りましょうね」
ルビィ「うゅっ!」
千歌「やっぱり甘いなぁ」
ダイヤ「姉が妹を甘やかすのは至極当然のことです。千歌さんも甘やかされて育ったのでは?」
千歌「そーんなことないよ!志満姉は優しいけど、美渡姉なんかいっつも怒ってばっかり!私を見るたびにからかってくるんだもん」
ダイヤ「それも一つの姉の形。そうだ、今日帰ったらこう言ってみてください」
千歌「?」
ダイヤ「――」ボソボソッ
千歌「えぇっ!?」
ルビィ「?」
ダイヤ「たまにはいいではありませんか。明日、どういう反応だったか教えてくださいね。ルビィ。帰りますわよ」スタスタ…
ルビィ「はーい」トテトテ…
千歌「え、本当に……?えぇ……」
ダイヤ「我が妹は最高のスクールアイドルですからね。プロフィールも完璧ですわ」
ルビィ「えへへ」
千歌(ダイヤちゃんってば超シスコンだから嫌な予感はしたけど……仕方ないか)
ダイヤ「それではルビィ。早速今日から特訓ですわ!お皿洗いから頑張りましょうね」
ルビィ「うゅっ!」
千歌「やっぱり甘いなぁ」
ダイヤ「姉が妹を甘やかすのは至極当然のことです。千歌さんも甘やかされて育ったのでは?」
千歌「そーんなことないよ!志満姉は優しいけど、美渡姉なんかいっつも怒ってばっかり!私を見るたびにからかってくるんだもん」
ダイヤ「それも一つの姉の形。そうだ、今日帰ったらこう言ってみてください」
千歌「?」
ダイヤ「――」ボソボソッ
千歌「えぇっ!?」
ルビィ「?」
ダイヤ「たまにはいいではありませんか。明日、どういう反応だったか教えてくださいね。ルビィ。帰りますわよ」スタスタ…
ルビィ「はーい」トテトテ…
千歌「え、本当に……?えぇ……」
27: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:15:00.81 ID:0OZG2Z7H
―数時間後・十千万旅館―
千歌「ただいまー」ガチャ...テクテク…
美渡「遅ーい!今日の夕飯、手伝うって約束したでしょうが!」クワッ
千歌「うっ……」
志満「美渡怒らないで。千歌ちゃんもしばらくは遊びたいはずだから」ニコニコ
美渡「志満姉は甘過ぎなの。千歌が砂糖まみれのダメみかんになったらどーすんの?」
志満「それはそれで美味しそうよ?」
美渡「そういう話じゃなくてさ」
千歌「あっ、あのさ……」
美渡「何?言い訳なら、」
千歌「美渡姉……大好きだよ」
美渡「……は?」
千歌「いっつも私のこと怒ってばっかだけど、本当は優しいの知ってるから!初ライブの時もありがと!すっごく感謝してて、その……そっ、それだけだから!」タッタッタッタ…
志満「……だって♪」
美渡「何言ってんだか……ちょっと海行ってくる」
志満「ハンカチ忘れずにね……素直じゃないんだから。ふふっ」ニコニコ
千歌「ただいまー」ガチャ...テクテク…
美渡「遅ーい!今日の夕飯、手伝うって約束したでしょうが!」クワッ
千歌「うっ……」
志満「美渡怒らないで。千歌ちゃんもしばらくは遊びたいはずだから」ニコニコ
美渡「志満姉は甘過ぎなの。千歌が砂糖まみれのダメみかんになったらどーすんの?」
志満「それはそれで美味しそうよ?」
美渡「そういう話じゃなくてさ」
千歌「あっ、あのさ……」
美渡「何?言い訳なら、」
千歌「美渡姉……大好きだよ」
美渡「……は?」
千歌「いっつも私のこと怒ってばっかだけど、本当は優しいの知ってるから!初ライブの時もありがと!すっごく感謝してて、その……そっ、それだけだから!」タッタッタッタ…
志満「……だって♪」
美渡「何言ってんだか……ちょっと海行ってくる」
志満「ハンカチ忘れずにね……素直じゃないんだから。ふふっ」ニコニコ
28: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:16:24.15 ID:0OZG2Z7H
―黒澤家―
ルビィ「……」カチャカチャ
ダイヤ「上手ですわ。その調子でお願いしますね」
ルビィ「うん」
ダイヤ「……ルビィ」
ルビィ「?」
ダイヤ「……私が姉でよかったですか」
ルビィ「え?」
ダイヤ「私は自分のワガママと八つ当たりで、あなたから大切なものを奪ってしまった。それなのに何も代償を支払わず、アイドルに復帰してあなたと同じステージで……嫌われても仕方のないことをしましたわ」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「Aqoursに戻ってからずっと考えていましたわ……ルビィの姉としてこれでいいのかと。罪を背負い生きるだけでいいのかと」
ルビィ「……」
ダイヤ「終わった後だから聞ける弱いお姉ちゃんを許してください……あなたの姉は、私でよかったのですか?」
ルビィ「……わかんない」
ダイヤ「わからない、とは」
ルビィ「たまーにね、鞠莉ちゃんがお姉ちゃんだったらとか、花丸ちゃんと姉妹だったらなぁなんて考えるの。でもそれって、もしもでしかないの」
ダイヤ「え、えぇ。想像ですからね」
ルビィ「どんなに考えても想像しても、ルビィのお姉ちゃんは一人だけ。スクールアイドルが好きなのに挫けちゃって離れて、それでもまたゼロからやり直して一緒に頑張ってくれた……最高のお姉ちゃんただ一人だよ」ギュッ
ダイヤ「っ……!」
ルビィ「ルビィはお姉ちゃんがお姉ちゃんでよかった。だってルビィは黒澤ダイヤの妹、黒澤ルビィだもん。だから……これからもずっとお姉ちゃんでいてくれますか?」ウワメヅカイ
ダイヤ「もちろんですわ……ありがとうルビィ……」ウルウル…
ルビィ「えへへっ♡そうだ、お皿洗い終わったらスクールアイドルのDVD見ようよっ」
ダイヤ「いいですわね。今日は朝まで徹夜ですわー!」
ルビィ「おー♪」
ルビィ「……」カチャカチャ
ダイヤ「上手ですわ。その調子でお願いしますね」
ルビィ「うん」
ダイヤ「……ルビィ」
ルビィ「?」
ダイヤ「……私が姉でよかったですか」
ルビィ「え?」
ダイヤ「私は自分のワガママと八つ当たりで、あなたから大切なものを奪ってしまった。それなのに何も代償を支払わず、アイドルに復帰してあなたと同じステージで……嫌われても仕方のないことをしましたわ」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「Aqoursに戻ってからずっと考えていましたわ……ルビィの姉としてこれでいいのかと。罪を背負い生きるだけでいいのかと」
ルビィ「……」
ダイヤ「終わった後だから聞ける弱いお姉ちゃんを許してください……あなたの姉は、私でよかったのですか?」
ルビィ「……わかんない」
ダイヤ「わからない、とは」
ルビィ「たまーにね、鞠莉ちゃんがお姉ちゃんだったらとか、花丸ちゃんと姉妹だったらなぁなんて考えるの。でもそれって、もしもでしかないの」
ダイヤ「え、えぇ。想像ですからね」
ルビィ「どんなに考えても想像しても、ルビィのお姉ちゃんは一人だけ。スクールアイドルが好きなのに挫けちゃって離れて、それでもまたゼロからやり直して一緒に頑張ってくれた……最高のお姉ちゃんただ一人だよ」ギュッ
ダイヤ「っ……!」
ルビィ「ルビィはお姉ちゃんがお姉ちゃんでよかった。だってルビィは黒澤ダイヤの妹、黒澤ルビィだもん。だから……これからもずっとお姉ちゃんでいてくれますか?」ウワメヅカイ
ダイヤ「もちろんですわ……ありがとうルビィ……」ウルウル…
ルビィ「えへへっ♡そうだ、お皿洗い終わったらスクールアイドルのDVD見ようよっ」
ダイヤ「いいですわね。今日は朝まで徹夜ですわー!」
ルビィ「おー♪」
29: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:17:47.52 ID:0OZG2Z7H
【黒澤ルビィのプロフィール(最新)】
年齢:15歳(高校1年生)
誕生日:9月21日(乙女座)
血液型:A型
身長:154cm
3サイズ :B76/W56/H79
好きな食べ物:ポテトフライ、スイートポテト
嫌いな食べ物:わさび
趣味:お洋服、お裁縫
特技:衣装選び
チャームポイント:小さく頑張るツインテール♡
子どもの頃の夢:優しくて頼りになるお姉ちゃん!
得意料理:ルビィとお姉ちゃん特製バケツプリン♪
自慢できること:お姉ちゃんの妹であることですっ。お姉ちゃん、だーい好き♡
年齢:15歳(高校1年生)
誕生日:9月21日(乙女座)
血液型:A型
身長:154cm
3サイズ :B76/W56/H79
好きな食べ物:ポテトフライ、スイートポテト
嫌いな食べ物:わさび
趣味:お洋服、お裁縫
特技:衣装選び
チャームポイント:小さく頑張るツインテール♡
子どもの頃の夢:優しくて頼りになるお姉ちゃん!
得意料理:ルビィとお姉ちゃん特製バケツプリン♪
自慢できること:お姉ちゃんの妹であることですっ。お姉ちゃん、だーい好き♡
30: 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2018/05/14(月) 23:19:08.09 ID:0OZG2Z7H
数日後、千歌ちゃんがルビィちゃん特製バケツプリンをダイヤちゃんと一緒に食べるのはまた別の話。
完
完
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