海未「……あら？」

穂乃果「どしたの？」

海未「私の水がありません」

穂乃果「いろ〇す？」

海未「いえ、ボル〇ックです」

にこ「えークリスタル〇イザーにしときなさいよ」

花陽「別にどれでいいんじゃ……」

凛「絵理ちゃんは？」

絵里「ローソ〇セレクトの水よ。安いから」

ｶﾞﾁｬ

希「ただいまー」

にこ「あんたどこ行ってたのよ」

希「飲み物なくなったから買いに」

海未「希、私の水を知りませんか？」

希「ええ？知らんけど」

海未「はて……」

花陽「あれ、これ希ちゃんの水じゃない？」

希「あれ、ホントや」

穂乃果「海未ちゃんのと間違って飲んだじゃないの？」

希「あちゃーそうかも。ごめんな」

海未「いえ、いいですよ」

絵里「貴女い〇はすじゃない……なんで間違えたのよ」

希「いやー暑いからなぁ」

希「お詫びにこれあげる」

海未「いいんですか？」

希「うん。ウチ新しいの買ってくるし」

海未「ありがとうございます」ｺﾞｸｯ

海未「ぶばばばっ！！」ﾌﾞｰｰｰ!!

希「炭酸水やけどね」

穂乃果「口と鼻からナイアガラが」

希「あっはっは！」

にこ「あんたねぇ……」

海未「もう……自分で買ってきます」

ことり「海未ちゃん、まだ鼻水出てるよ」

凛「凛も行くー」ﾊﾟｼｬｯ

海未「写メ撮りましたね？」

凛「撮ってないよ」

真姫「私も行くわ」

希「じゃあ待ってる間実験しようか」

にこ「実験？」

希「ここにコーラとメントスがあるんやけど」

にこ「パス」

希「まだ何も言ってないやんか」

絵里「？何するの？」

希「あのな、えりち。まず飲み口に顔をめいいっぱい近づけてな……」

にこ「やめなさいバカ」

穂乃果「ねーねーこれって口の中でやったらどうなるのかな」

ことり「やめた方がいいと思うけど……」

穂乃果「意外とどうもないかもよ？唾液によってカガクハンノーが起きて溢れないかも」

にこ「オチが見えてて面白くもないからやめときなさい」

穂乃果「笑わせるためにやってるんじゃないよ！馬鹿にしないで！！この矢澤！」

にこ「バカにしてんのはあんたでしょ！！」

絵里「メントスをコーラに入れるどうなるの？」

花陽「えっとね……」

穂乃果「あむっ」

穂乃果「んぐんぐ」

穂乃果「がぼぼぼぼ！！」ｼｭﾜｼｭﾜｼｭﾜ

希「おーすごいすごい」

ことり「穂乃果ちゃーん、生きてるー？」

絵里「……」ﾎﾟﾁｬﾝ

ｼｭﾜｰｰｰ

絵里「ハラショー！ホントに吹き出すのね！」

花陽「凄いよねぇ」

にこ「あそこで体張ってやってる奴がいるからせめて見てあげなさいよ、あんた達」

穂乃果「はー……げほっ！鼻に入った……げほっ！げほっ！」

希「最高の実験ありがとう穂乃果ちゃん。お陰でにこっちが鼻からメントスコーラしなくて済んだよ」

にこ「何やらせる気だったのよ」

絵里「コーラ少し残ってるわね。もったいないから飲みましょうか」

花陽「美味しくないからやめた方がいいよ」

絵里「……！甘……」

ことり「砂糖の塊みたいなものだからねぇ」

海未「騒がしいですけどちゃんと休憩していましたか？」

ことり「あ、おかえりー」

凛「なになに？なにしてたの？」

希「穂乃果ちゃんのコーラマーライオンショー」

真姫「はぁ？」

海未「ちょっと、なんですかこれは。ベタベタしますけど」

希「穂乃果ちゃんが吹き出したコーラ」

穂乃果「掃除しろって怒られた」

希「ウチ何もしてないのに……」

絵里「なんで私も……」

穂乃果「絵里ちゃんはやってたでしょ」

希「モップちゃんとバケツちゃんはどこ～？」

絵里「あった」ｶﾞﾁｬ

希「……」ﾄﾞﾝ

絵里「わっ！」

ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ

希「よし、行こうか」

穂乃果「なんで閉じ込めたの？」

希「何となく」

絵里「ちょっと」ｶﾞﾁｬ

ｼﾞｬｰ

穂乃果「ひゃー気持ちいー！」ｼﾞｬｰ

絵里「私はバケツに水を汲んでって言ったんだけど」

希「ひゃー気持ちいー！」ｼﾞｬｰ

絵里「もう！」

穂乃果「ふっふ……」ﾌﾞｼｬｰ!

絵里「あばばばば！」

絵里「何すんのよ！」ﾌﾞｼｬｰ!

穂乃果「おぼぼぼ！」

希（水入りバケツ持ってる）「ふっふっふ……おりゃ！」


ﾊﾞｯｼｬｰｰ!!!


絵里「……希」

穂乃果「やったねー！」

希「よっしかかってこーい！」

穂乃果「……めっちゃ濡れた」ｸﾞｯｼｮﾘ

絵里「……何してんのよ私たち」ｸﾞｯｼｮﾘ

希「……うわっ」

穂乃果「どしたの？」

希「ポケットにチーかま入ったままだった」

絵里「なんで入れてるのよ」

希「食べる？」

穂乃果「いらない」

海未「……」

ほののぞえり「……」

海未「早く掃除をしなさい」

ほののぞえり「はい」

海未「終わったら校内を走ってきなさい」

ほののぞえり「はい」

海未「私がいいと言うまで」

ほののぞえり「はい」

ことり「あら～……」

花陽「3人ともずぶ濡れだね」

凛「えー穂乃果ちゃんたちだけずるいなー！凛も水遊びしたかったー！」

海未「走りたければどうぞ」

凛「遠慮しときます」

穂乃果「……」ｺﾞｼ……ｺﾞｼ……

絵里「……」ｺﾞｼ……ｺﾞｼ……

希「……」ｺﾞｼ……ｺﾞｼ……

海未「早く掃除を終わらせなければ明日の朝まで走らせます」

ほののぞえり「すみません」ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ

ﾀｯﾀｯﾀｯ

穂乃果「暑い～……」ﾀｯﾀｯﾀｯ

絵里「もう、暑いって言ったら余計暑くなるじゃない」ﾀｯﾀｯﾀｯ

希「次から暑いって言ったらチーかま鼻に突っ込もうか」ﾀｯﾀｯﾀｯ

穂乃果「何で？」

海未「喋らない！！」

ほののぞえり「はい」

にこ「あんた水何飲むの？」

真姫「水じゃなくてこれ飲んでるわ」

にこ「なにこれ？」

真姫「経口補水液よ。熱中症対策にはこれが一番」

にこ「へー1口ちょうだい」

真姫「どうぞ」

にこ「……まずっ」

海未「何故鼻にチーかま突っ込んでるんですか！！ふざけてるんですか！？」

絵里「希が勝手に！」

希「だってえりちが暑いって言うから！」

海未「罰としてインターバルに腕立てしなさい！」

穂乃果「私関係ないじゃん！！」

海未「口ごたえしない！！早くする！！」

ほののぞえり「うぇーーーー！！」


ことり「暑いねぇ……」

花陽「そうだねぇ……」

凛「真姫ちゃん、凛にもちょうだい」

真姫「いいけど」

凛「……まず」

にこ「口直しのアクエリが美味しい」

ーFinー